JPH08327692A - 基板冷却装置 - Google Patents

基板冷却装置

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JPH08327692A
JPH08327692A JP7132463A JP13246395A JPH08327692A JP H08327692 A JPH08327692 A JP H08327692A JP 7132463 A JP7132463 A JP 7132463A JP 13246395 A JP13246395 A JP 13246395A JP H08327692 A JPH08327692 A JP H08327692A
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cooling
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cooling pipe
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Tomiya Sasaki
富也 佐々木
Hideo Iwasaki
秀夫 岩崎
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各冷却管に流れる冷却水の流量をほぼ一定にす
ることにより、冷却効率を上げる基板冷却装置の提供を
目的とする。 【構成】テストヘッダ1は、マザーボード6により基板
収納部7と配線収納部8の2つの部屋に分けられてい
る。基板収納部7にある基板10は、顕微鏡筒9を取り
囲むように放射状に配列されている。そして、基板収納
部7内の各基板10の間にそれぞれ供給連通管13と回
収連通管14が設けられている。供給連通管13には、
温度コントロールされた冷却水15が供給されている。
供給連通管13に接続される冷却管16を通過した後、
冷却管16に繋がっている回収連通管14に流れる。冷
却水15は、回収連通管14とパイプ17、18で繋が
り、装置外部に流している。一部冷却管16の代わり
に、供給連通管13と回収連通管14を直接接続するよ
うに、冷却管16と断面積の異なる補助管19が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IC(集積回路)を用
いた半導体装置の試験装置に用いられる基板冷却装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】IC(集積回路:Integrated Circuit)
などの半導体装置に対して、製造途中や製造過程終了後
に、半導体の特性のチェックや動作試験などの機能試験
が実施されている。
【0003】このような試験に用いられる基板試験装置
は、基板上に複数のICを搭載して形成された半導体装
置の試験回路に、被試験半導体装置を接続して、基板冷
却装置を用いて行うことが通常である。
【0004】以下、従来の基板冷却装置の構成につい
て、図5の構成面を参照しながら説明していく。基板収
納部101の内部には、回路基板102が放射状に間隙
107(108)を持って複数配置されている。回路基
板102には、複数のIC回路が搭載されている。基板
収納部101の蓋上には、回路基板102の中央部分付
近にコンタクトボード103が設けられている。コンタ
クトボード103上には、例えばICなどの被試験半導
体装置104が装着されている。
【0005】回路基板102上のICとコンタクトボー
ド103とは、各々に対応する部位がリード線などによ
って電気的に接続されており、試験回路によってコンタ
クトボード103に装着された被試験半導体装置104
の入力端子にテスト信号を供給したり、被試験半導体装
置104の出力端子からの出力信号を測定したりするこ
とができるようになっている。
【0006】基板収納部101内部には、放射状に配置
された回路基板102を取り囲むように複数の送風機1
05、106が設置されている。このように構成された
半導体試験装置では、被試験半導体装置104をコンタ
クトボード103に装着して試験を実施する際、回路基
板102上に搭載されている複数のICなどから発熱が
生じてくる。送風機105の運転によって基板収納部1
01内の外周側から空気が通流し、流入した空気は回路
基板102間の間隙107に供給され基板収納部101
内の外周側からコンタクトボード103がある中央部分
に通流し、その後に別の回路基板102間の間隙108
を中央部分から外周側に通流して、送風機106により
基板収納部101から外に排出される。図中の矢印は、
空気の流れの一例を示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】IC(Integrated Circ
uit)テスタのテストヘッドの電子部品の冷却には、空冷
が採用されていた。しかし、ICテスタの多ピン化、高
速化、小型化にともない使用する電子部品の高密度化、
高速実装化することにより、電子部品の高熱化が問題と
なり、従来の空冷では、冷却能力に限界が生じていた。
【0008】そこで、水冷により、冷却を行い冷却能力
を高める技術が用いられてきている。例えば、特開平3
−192747号公報に開示されているような装置があ
る。しかし、このような水冷により冷却能力を高めて
も、冷却管の供給口付近に設けられた供給冷却管に流れ
る冷却水には、流量差が生じる。基板の冷却能力は、冷
却水の流量に大きく依存する。つまり、冷却水が多い
程、冷却能力が大きく、逆に流量が少ないほど、冷却能
力が小さくなる。その結果、基板ごとに電気的な性能差
が生じるとICテスタの性能誤差が生じることになる。
【0009】この流量を制御するために、特開平6−2
58392号公報では、冷却管の流量を均一にするた
め、ヘッダと冷却管の接続部(供給部または回収部)に
絞りリングを設け冷却管に流れる流量を調整することを
行っている。しかし、このような方法だと、管径や流量
によってその都度絞りリングを取り替えなくてはなら
ず、調整に大変手間がかかり、大量生産に向かない。
【0010】そこで本発明は、上記のような欠点に鑑み
てなされたもので、高密度実装の回路基板において回路
基板を均一に、かつ効率良く冷却できる基板冷却装置を
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、集積回路を搭載した複数の基板と、前
記基板の間に設けられ、冷却材が流通可能な冷却管と、
前記冷却管の一端に接続され、前記冷却管に冷却材を供
給する供給冷却管と、前記冷却管の他端に接続され、流
通する冷却材を回収する回収冷却管と、前記供給冷却管
と前記回収冷却管を直接接続し、冷却材によって前記基
板を冷却する前記冷却管とは断面積が異なる補助管とか
ら構成される。
【0012】
【作用】以上述べたように本発明の構成によれば、供給
・回収用の冷却管に、例えば冷却管と太さの異なる補助
管を直接接続することによって、各冷却管に流れる冷却
材の流量をほぼ一定にすることができる基板冷却装置と
なる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明していく。図1は、基板冷却装置の透過斜視図で、
図2は、基板冷却装置の断面図で、図3は、基板冷却装
置の冷却管と補助管の第1の配置模式図で、図4は、基
板冷却装置の冷却管と補助管の第2の配置模式図であ
る。
【0014】まず、基板冷却装置の構成について説明し
ていく。テストヘッド1は、IC(集積回路:Integrat
ed Circuit)を搭載するウエハなどを検査するもので、
架台2に回転可能に支持されている。任意のIC3を取
り付ける場合には、テストヘッド1は図1のようにIC
3が装置の最上部に位置するように位置決めされてい
る。その際、ICコンタクトボード4がテストヘッド1
上面(ケース14の上蓋)から突き出しているポゴピン
5と電気的に接続されている。
【0015】そして、ICコンタクトボード4に付いて
いるICソケットに任意のIC3を取り付けて、基板1
0上に搭載される複数のIC20の特性をチェックす
る。ウエハをテストする場合は、図1の状態からテスト
ヘッド1を180゜回転して、ウエハが設置されている
測定台に重なるように裏返す。そして、ポゴピン5がウ
エハと電気的に接触するようにして使用する。
【0016】また、テストヘッド1は、マザーボード6
により基板収納部7と配線収納部8の2つの部屋に分け
られている。中央部には、IC20を観察するために設
けられる図示されない顕微鏡を通す穴である顕微鏡筒9
がある。基板収納部7にある基板10は、顕微鏡筒9を
取り囲むように放射状に配列されている。配線収納部8
には、マザーボード6へ各基板10からの配線11が複
数本出ており、テストヘッド1の側面の回収口12から
束ねて取り出されている。
【0017】そして、冷却系では、基板収納部7内に、
基板収納部7内の外周側に供給連通管(供給冷却管)1
3が、内周側に回収連通管(回収冷却管)14が設けら
れている。供給連通管13には、工場水やポンプから図
示されないフィルタ、減圧弁に設けた温度調整器によっ
て温度コントロールされた冷却水15が供給されてい
る。供給連通管13に冷却管16の一端が接続され、冷
却管16の他端は回収連通管14に繋がれている。そし
て、回収連通管14から基板収納部7の外部へとパイプ
17、18で繋がれている。また、基板10間に、供給
連通管13の入り口と回収連通管14の出口に一番遠い
箇所に補助管19を直接接続している。ここで、補助管
19の断面積は、冷却管16の断面積と異なるように、
特に冷却管16の断面積よりも大きく形成されている。
そして、冷却管16には、冷却板が固定されている。
【0018】具体的には、図3のように供給連通管13
の冷却水15の入り口と回収連通管14の冷却水15の
出口が1つである場合と、図4に示されるように供給連
通管13の入り口と回収連通管14の出口が二股に分か
れる場合とがある。そして、冷却管16が15本互いに
並列関係に、冷却管16の一端が供給連通管13に、他
端が回収連通管14に接続されている。そして、冷却管
16と断面積の異なる1本の補助管19を供給連通管1
3と回収連通管14の出入り口から一番遠い位置に直接
接続している。
【0019】このような構成をした基板冷却装置の動作
は、基板10に実装されたIC20から発熱した熱は、
このIC20に熱的に密着された冷却板に熱を伝える。
冷却板23は、冷却管16と接続されているので、冷却
管16の内部を流れる冷却水15によって、外部の熱交
換器により装置外部へと排熱される。つまり、冷却水1
5は供給連通管13の入口から流され、各冷却管16お
よび補助管19を流れ、回収連通管14を通って外部に
排出される。
【0020】そして、IC3を搭載したウエハをテスト
する場合には、図1の状態から、テストヘッド1を18
0度回転させ、ウエハが設置されている図示されていな
い測定台にIC3を重なるように裏返しする。そして、
ポゴピン5がウエハと電気的に接触するように配置し、
IC3のテストを開始する。
【0021】このように動作する基板冷却装置では、冷
却管16は、冷却板を介し基板10に熱的に密着するよ
うに取り付けられていることから、基板10の冷却能力
は、冷却水15の流量に大きく依存する。つまり、冷却
水15が多いほど、冷却能力が大きく、流量が少ないほ
ど、冷却能力が小さい。従来は、冷却管に流れる流量が
場所によって異なっていたが、断面積が冷却管16より
大きな補助管19を設けることによって、各冷却管16
に流れる冷却水15の流量をほぼ一定にすることができ
る。このため、各冷却管16の流量が均一になることか
ら、基板10に実装されているどのIC20も均一に冷
却でき、温度差による各IC20の性能のばらつきを抑
えることができる。
【0022】また、テストヘッド1にファンなどがない
ため、テストヘッド1の大型化を招くなく回路基板の高
密度実装が可能となる。また、液体による冷却のため騒
音が小さく、振動が小さいため、作業者に対する不快感
を与えることなく、また、ICにも振動などの悪影響を
与えない。また、本発明は上記実施例に限定されず、冷
却管および補助管の形状や個数は、冷却効果があれば、
どのようなものでも良い。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、冷却管と断面積の異な
る補助管を設けることで各冷却管に流れる冷却水の量を
ほぼ一定にし、各ICの性能のばらつきを抑えることが
できる基板冷却装置が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基板冷却装置の透過斜視図
【図2】 本発明の基板冷却装置の断面図
【図3】 本発明の基板冷却装置に係る冷却管と補助管
の第1の配置の模式図
【図4】 本発明の基板冷却装置に係る別の冷却管と補
助管の第2の配置の模式図
【図5】 従来の基板冷却装置の構成図
【符号の説明】
1 テストヘッダ 2 架台 3 IC 4 ICコンタクトボード 5 ポゴピン 6 マザーボード 7 基板収納部 8 配線収納部 9 顕微鏡筒 10 基板 11 配線 12 回収口 13 供給冷却管 14 回収冷却管 15 冷却水 16 冷却管 17、18 パイプ 19 補助管 20 IC(集積回路)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集積回路を搭載した複数の基板と、前記基
    板の間に設けられ、冷却材が流通可能な冷却管と、前記
    冷却管の一端に接続され、前記冷却管に冷却材を供給す
    る供給冷却管と、前記冷却管の他端に接続され、流通す
    る冷却材を回収する回収冷却管と、前記供給冷却管と前
    記回収冷却管を接続し、冷却材によって前記基板を冷却
    する前記冷却管とは断面積が異なる補助管とから構成さ
    れることを特徴とする基板冷却装置。
  2. 【請求項2】上記補助管の断面積は、前記冷却管の断面
    積よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の基板冷
    却装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180128821A (ko) * 2017-05-24 2018-12-04 와이아이케이 주식회사 웨이퍼 테스트 장치
KR20220025365A (ko) * 2020-08-24 2022-03-03 와이아이케이 주식회사 테스트 헤드 및 이를 포함하는 웨이퍼 테스트 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180128821A (ko) * 2017-05-24 2018-12-04 와이아이케이 주식회사 웨이퍼 테스트 장치
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