JPH08326052A - 鉄筋コンクリート杭 - Google Patents

鉄筋コンクリート杭

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JPH08326052A
JPH08326052A JP15278595A JP15278595A JPH08326052A JP H08326052 A JPH08326052 A JP H08326052A JP 15278595 A JP15278595 A JP 15278595A JP 15278595 A JP15278595 A JP 15278595A JP H08326052 A JPH08326052 A JP H08326052A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 RC杭に比較して曲げモーメント耐力が優
れ、PHC杭に比較して破壊強度に対して著しく靱性の
高い鉄筋コンクリート杭の提供を目的とする。 【構成】 JIS規格G3112の鉄筋コンクリート用
鋼棒のうち、記号SD490として規定される鋼棒およ
びこれと同等の性能を有する鋼棒のように、少量の緊張
力の導入と溶接とが可能な高強度鉄筋を緊張材兼主筋1
として使用して鉄筋篭4を編成し、前記主筋1により杭
体コンクリート11に15乃至55Kg/cm2 の緊張力を与え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、靱性のある高強度鉄筋
を緊張材兼主筋として使用することで、PHC杭及びR
C杭の夫々の欠陥を補い、曲げモーメント及び水平力を
向上することのできる鉄筋コンクリート杭の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄筋コンクリート杭として
は、大別して、コンクリートとの付着性を良好にする異
形鉄筋を使用してコンクリートの引っ張り強度を補強す
RC杭と、主筋としての鋼棒に高い緊張力を与えてコン
クリートに圧縮力を与えるPHC杭とが広く知られてい
る。
【0003】
【発明が解決すべき課題】RC杭は、鉄筋に対する引っ
張り力がなく、コンクリートにストレスが与えられてい
ないので、鉛直力には耐久性があるが、曲げ性能、剪断
力に問題があり、スパンが大きくなるとひび割れが発生
し易く、このひび割れを防ぐために多量の鉄筋を使用す
ると、鉄筋量の多さがコンクリートの乾燥収縮によるひ
び割れを増大させるという問題がある。この場合、鉄筋
に比較的少量のプレストレスを導入して、ひび割れの性
状の改善させようとすることは、既に研究されている
が、鋼材の性質上ひび割れの性状を改善できる程度に大
きな緊張力を与えることはできないのが実情である。
【0004】一方、PHC杭は、PC鋼材に緊張力を与
えてコンクリートを圧縮するので、水平力には耐久性が
あるが、強力な曲げ変形が進とひび割れの制御が困難と
なり、PC鋼材が破断して緊張力が杭の破壊につながっ
てしまうという問題がある。このため、通常の鉄筋用鋼
棒とPC鋼棒と併用する構造も考えられているが、この
ような構造では異種の鋼材を使用するために、曲げ変形
が進むと伸びの少ないPC鋼棒が破断して、破壊には到
らないまでも、耐力が急に低下するという問題がある。
【0005】また、RC杭に使用される鋼棒は、前記の
ように引っ張り性能が少なく、杭自体の曲げ性能、剪断
力に問題があるが、カーボン量が少ないので溶接が可能
であり、杭の構成として螺旋筋との溶接等により構造面
での強度を補強することが可能である。これに対して、
PHC杭の主筋を構成するPC鋼棒は、引っ張り力に対
する復元力を要素として製作されているために、カーボ
ン量が多く溶接が不可能であり、鉄筋とPC鋼棒と併用
したとしても、PC鋼棒自体が溶接できないために杭の
構造面での強度補強を期待できないという問題を有して
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の鉄筋コンクリート杭における問題点に鑑み、主筋
として靱性に富んだ鉄筋鋼棒を使用することで、この主
筋に対してPHC杭のような大きな引っ張り力は与えら
れないとしても、ある程度の引っ張り力を与えること
で、RC杭はもとより、PHC杭に比較しても曲げ変形
に対して耐力のある鉄筋コンクリート杭を提供しようと
するものである。また、この主筋では、PC鋼棒では不
可能であった溶接が可能である性質を利用して、主筋に
所定間隔を置いて多数のカップリングジベルを設けてコ
ンクリートとの付着性を良好にし、従来のPHC杭に比
較して水平力、鉛直力、ひび割れ等の強度を向上できる
ことを目的としたものであり、以下、本発明の概要を実
施例に対応する図面の符号を用いて説明する。
【0007】請求項1の鉄筋コンクリート杭は、JIS
規格G3112の鉄筋コンクリート用鋼棒のうち、記号
SD490として規定される鋼棒およびこれと同等の性
能を有する鋼棒のように、少量の緊張力の導入と溶接と
が可能な高強度鉄筋を緊張材兼主筋1として使用して鉄
筋篭4を編成し、前記主筋1により杭体コンクリート11
に15乃至55Kg/cm2 の緊張力を与えたことを特徴とす
る。
【0008】請求項2の鉄筋コンクリート杭は、前記鉄
筋篭4における夫々の主筋1の外周に所定間隔を置いて
複数個のカップリングジベル2を溶接固着し、前記各主
筋1に緊張力を与えることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の鉄筋コンクリート杭は、主筋1として
JIS規格G3112のSD490として規定される鋼
棒およびこれと同等の性能を有する鋼棒のように、少量
の緊張力の導入と溶接とが可能な高強度鉄筋を緊張材兼
主筋として使用するので、主筋1にプレストレスを与え
ることができ、RC杭に比較して水平力を大幅に増大す
ることができると共に、PHC杭と比較した場合には、
少量の緊張力で杭体にプレストレスを効率良く導入する
ことができるので、コンクリート11の圧縮量が少なく、
鉛直力に対して有効であり、変形性能があって靱性に富
んでいる杭とすることができる。
【0010】しかもこの主筋1は、PHC杭に使用され
るPC鋼棒に比較してカーボン量が少なく溶接が可能な
ため、この主筋1の外周に多数のカップリングジベル2
を間隔を置いて溶接固着した状態で緊張力を与えること
ができ、このような構成とした場合は、多数のカップリ
ングジベル2によって、主筋1とコンクリート11との付
着強度を大幅に向上することができて水平力に対する強
度が発揮でき、しかも、前記カップリングジベル2によ
って主筋1に与えられる緊張力を杭体の全長に対し効率
的に配分して受け持たせることできるので、破壊曲げモ
ーメント、ひび割れ曲げモーメント及び残留ひび割れ幅
を大幅に改善することができる。
【0011】また、PHC杭では、杭体にひび割れが発
生した場合、最初に発生したひび割れ部分に応力が集中
して、脆弱的な破壊を生じやすく、更に、応力が部分的
に集中するためにひび割れ幅が大きくなりやすいが、本
発明の鉄筋コンクリート杭では、主筋1の全長にわたっ
て多数のカップリングジベル2を間隔的に設けることが
できるので、杭の全長にわたってカップリングジベル2
とコンクリート11との付着強度を良好にして、ひび割れ
の発生を部分的に集中させずに杭全長に対して等しく誘
導し、ひび割れ性状を改善することができる。
【0012】
【実施例】次に本発明に係る鉄筋コンクリート杭の構成
を実施例により説明すると、図1はこの鉄筋コンクリー
ト杭の長さ方向に沿った断面図、第2図は図1のII−
II線による断面図であり、主筋1としてJIS規格G
3112の鉄筋コンクリート用鋼棒のうち、記号SD4
90として規定される鋼棒およびこれと同等の性能を有
する鋼棒のように、少量の緊張力の導入と溶接とが可能
な高強度鉄筋が使用される。
【0013】前記主筋1として使用される高強度鉄筋の
化学成分は、炭素C=0.320 以下,珪素Si=0.550 以
下, マンガンMn=1.800 以下, 燐P=0.040 以下, 硫
黄S=0.040 以下,C+Mn/6=0.600 以下であり、
また、機械的性質は、降伏点または0.2 %耐力(N/m
2 )=490 〜625 ,引張強さ(N/mm2 )=620以
上, 伸び(%)=12.0以上である。
【0014】前記高強度鉄筋からなる複数本の前記主筋
1の両端を、夫々型枠(図示すせず)に固定された端板
9に仮止めするすると共に、前記主筋1の外側に螺旋筋
10を巻装して主筋1と螺旋筋10との接点をスポット溶接
することにより鉄筋篭3を編成し、夫々の主筋1の両端
をジャッキにより引っ張って、主筋1に15乃至55Kg/cm
2 に相当するプレストレスを与えた状態で型枠を回転
し、遠心力によりコンクリート11を主筋1および螺旋筋
10と付着してコンクリート杭を形成する。
【0015】本発明の鉄筋コンクリート杭は、基本的に
上記の構成からなるが、前記鉄筋篭3を構成するプレス
トレスの主筋1は溶接が可能であるため、前記主筋1に
螺旋筋10を巻装して前記鉄筋篭3を形成した後、これら
の主筋1の外周に所定の間隔を置いて多数の鋼鉄製カッ
プリングジベル2を溶接することにより、主筋1とコン
クリート11との付着性をきわめて良好にすることができ
る。
【0016】前記カップリングジベル2は、例えば図3
に示すように、互いに組み合わすことでリングを形成す
る一対の半円形の駒2a,2bからなり、夫々の駒2
a,2bは内側に前記主筋1に対する凹溝5を設けた半
円形胴部4と、この胴部4の中央に突出させたフランジ
部6とからなっていて、一方の駒2aのフランジ部6a
の下面には雄形アリ溝7、また他方の駒2bのフランジ
部6bの下面には雌形アリ溝8が設けられている。
【0017】夫々の駒2a,2bは、胴部4の凹溝5を
前記主筋1の外周に異なる位置へ嵌合したあと、互いに
同一位置方向へスライドして、フランジ部6a,6bの
下面の雄形アリ溝7と雌形アリ溝8とを嵌め合うことで
主筋1に取り付け、主筋1の所定位置で胴部3の両端と
主筋1外周面とを溶接することにより一体的に固着され
る。なお、前記カップリングジベル2の取り付け間隔と
しては、30乃至70cmであることが好ましい。
【0018】主筋1に取り付けるカップリングジベルと
しては、主筋1の外周に簡単に取り付けられてコンクリ
ートに対して大きな付着性を与えられるものであれば、
前記図3に示したようなリング状のものに限定されるこ
とはなく、例えば図4に示すように、針金を2乃至3回
コイルスプリング状に巻装したジベル20を主筋1に嵌め
込み、針金の両端21を主筋1の方向へ折り曲げて主筋1
へ溶接することで、主筋1がスプリング状ジベル20の中
心に位置するように取り付けられるようなものであって
もよい。
【0019】次に、上記の構成に係る鉄筋コンクリート
杭の性能を確認するために、表1に示すNo.1乃至No.3の
3本の供試体を作成して行った実験の結果を述べる。
【0020】
【表1】
【0021】なお、上記の構成に係る供試体の鉄筋コン
クリート杭としての規格値を表2に示し、また、前記供
試体の諸元を表3に示す。
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】前記供試体の実験は、図5に示すように、
供試体13を一対の台12の上に載置して、供試体13の中央
上部に配置した加圧体14により供試体13に短期許容曲げ
モーメントを生ずる荷重を繰り返し載荷し、その後、破
壊まで一方向に載荷する静曲げ試験方法による。なお、
供試体13の撓み量は、供試体13の中央部側面から垂れ下
げたワイヤ15を巻き取る変位計16により測定し、ひび割
れは測微鏡(図示せず)によった。
【0025】また、表2に示す本実験で測定した項目を
説明すると、A.実測ひび割れ曲げモーメントMcr は、
目視によるひび割れ発生時の荷重により算出した曲げモ
ーメントであり、B.実測短期許容曲げモーメントMa
は、ひび割れ幅0.2mm の時の荷重により算出した曲げモ
ーメントであり、C.実測破壊曲げモーメントMuは、圧
縮側コンクリートの圧壊が発生した時、もしくは前記主
筋1が破断した時の荷重により算出した曲げモーメント
である。
【0026】更に、表2の規格値の算定は、次の理論に
基づいて行った。ひび割れ曲げモーメントMcr は、コン
クリートの曲げ引張強度σbu=75Kg/cm ・プレストレス
σce=47.3Kg/cm2 のPC構造として算出した。なお、
プレストレスはPC鋼棒の付着でコンクリートに導入さ
れることと、ひび割れ曲げモーメントは、プレストレス
量とコンクリートの曲げ引張強度で左右されることが既
往の研究で明確にされている。
【0027】短期許容曲げモーメントMaは、便宜的にコ
ンクリートの引張り歪みを2500μと仮定し、PC構造と
して算出した。また、許容されるひび割れ幅(0.2mm )
は、土木学会の標準示方書で定められた値である。な
お、ひび割れ幅(0.2mm )時の短期許容曲げモーメント
の算出は、鉄筋の付着強度の評価で大きくことなること
が既往の研究で明確にされている。
【0028】破壊曲げモーメントMuは、コンクリートの
圧縮歪みを2500μ、高強度鉄筋の引張り強度を5000Kg/c
m2とし、PC構造として算出した。なお、PC構造は緊
張材の降伏強度で破壊曲げモーメントを算出している。
【0029】実験の結果を表4に示す。また、曲げモー
メント及びたわみ曲線図を図6に、ひび割れ状況図を図
7に示す。
【0030】
【表4】
【0031】また、本発明の鉄筋コンクリート杭の性能
と、PHC杭の性能とを比較するために、本発明の供試
体と同様な諸元のPHC杭との仕様を表5に示し、この
PHC杭によるNo.4の供試体と本発明のNo.1の供試体と
を比較した実験結果を表6として示すと共に、その曲げ
モーメント及びたわみ曲線図を図8に示す。
【0032】
【表5】
【0033】
【表6】
【0034】
【発明の効果】表4における実測曲げモーメントの項、
及び図6からも判るように、本発明のNo.1乃至No.3の供
試体では、いずれも破壊曲げモーメントMuが、13乃至15
t・mから始まった後、緩やかに低下して行き、杭体と
して変形性能があって著しく靱性を有していることが判
る。
【0035】これに対して、本発明のNo.1供試体とPH
C杭によるNo.4供試体とを比較した場合、表6の実測曲
げモーメントの項、及び図8から判るように、No.4供試
体ではひび割れ曲げモーメントMcr 及び破壊曲げモーメ
ントMuは、No.1供試体の値よりも高いが、図8のよう
に、一度破壊が始まるとその後は急激に耐力が低下して
杭としての機能を失うことになるので、耐久性としては
本発明の杭の方が優れている。
【0036】また、本発明の供試体である主筋1にカッ
プリングジベル2を設けないNo.1供試体と、カップリン
グジベル2を50cmの間隔で設けたNo.2供試体と、カップ
リングジベル2を1m置きに設けたNo.3供試体とを相互
に比較した場合では、表4における実測曲げモーメント
の項、及び図6からも判るように、カップリングジベル
2を50cmの間隔で設けたNo.2供試体の場合では、実測ひ
び割れ曲げモーメントMcr が8.2 t ・m 、短期許容曲げ
モーメントMaが11.6t ・m 、破壊曲げモーメントMuが1
5.0t ・m と、カップリングジベル2を設けないNo.1供
試体及びカップリングジベル2の間隔を大きくしたNo.3
供試体に比較して数値が大きく耐久性のあることが判
る。
【0037】また、表4のひび割れ幅の項では、短期許
容時のひび割れ幅はNo.1乃至No.3の供試体とも0.2mm と
変化はないが、No.2供試体では載荷重を0に解除した場
合の残留ひび割れ幅が0.02mmと、No.1及びNo.3の供試体
よりも少ないことが判る。
【0038】更に、たわみ量の項でも、No.2供試体で
は、ひび割れ曲げモーメントMcr が、4.7mm 、短期許容
曲げモーメントMaが17.9mmと、No.1及びNo.3の供試体の
値よりも少なく、また、載荷重を0に解除した場合のた
わみ量も4.7mm とNo.1及びNo.3の供試体の値よりも少な
いので、カップリングジベル2を50cm程度の間隔で設け
た実施例の供試体が優れていることが判る。
【0039】No.1乃至No.3供試体のひび割れ状況を示す
図7からも判るように、No.1及びNo.3の供試体では、ひ
び割れが中央部分に集中しているのに対して、No.2供試
体では、ひび割れが中央部分に限らず杭体の全長にわた
って発生しており、このことから、主筋1における多数
のカップリングジベル2が杭の全長にわたってコンクリ
ート3との付着強度を高めて、ひび割れの発生を部分的
に集中させずに杭全長に対して等しく誘導し、ひび割れ
性状を改善していることが判る。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の鉄筋コンクリート杭の構成を示す長さ方
向に沿った断面図。図2は図1のII−II線に沿った
断面図。図3はカップリングジベルの形状を示す斜視
図。図4はカップリングジベルの別の形状を示す斜視
図。図5は本発明の鉄筋コンクリート杭供試体の載荷試
験の概要を示す側面図。図6は同供試体とPHC杭の曲
げモーメント強度を比較した曲線図。図7は各供試体の
ひび割れ状況を示す側面図。図8は本発明の供試体とP
HC杭との曲げモーメント強度を比較した曲線図。
【符号の説明】
1:主筋 2:カップリングジベル 3:鉄筋篭 4:半円形胴部 5:凹溝 6:フランジ部 7:雄型アリ溝 8:雌型アリ溝 9:端板 10:螺旋筋 11:コンクリート 12:台 13:供試体 14:加圧体 15:ワイヤ 16:変位計 20:ジベル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 JIS規格G3112の鉄筋コンクリー
    ト用鋼棒のうち、記号SD490として規定される鋼棒
    およびこれと同等の性能を有する鋼棒のように、少量の
    緊張力の導入と溶接とが可能な高強度鉄筋を緊張材兼主
    筋1として使用して鉄筋篭4を編成し、前記主筋1によ
    り杭体コンクリート11に15乃至55Kg/cm2 の緊張力を与
    えたことを特徴とする鉄筋コンクリート杭。
  2. 【請求項2】 前記鉄筋篭4における夫々の主筋1の外
    周に所定間隔を置いて複数個のカップリングジベル2を
    溶接固着し、前記各主筋1に緊張力を与える請求項1の
    鉄筋コンクリート杭。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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