JPH0832544A - 画像符号化および復号化装置 - Google Patents

画像符号化および復号化装置

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JPH0832544A
JPH0832544A JP16196294A JP16196294A JPH0832544A JP H0832544 A JPH0832544 A JP H0832544A JP 16196294 A JP16196294 A JP 16196294A JP 16196294 A JP16196294 A JP 16196294A JP H0832544 A JPH0832544 A JP H0832544A
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幸男 遠藤
Sadaharu Hiratsuka
貞晴 平塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】リップシンクの取れたオーディオ・ビジュアル
通信を可能にする。 【構成】画像符号化装置1は画像符号化回路10で入力
された動画像信号に高能率符号化を施して得られた画像
信号を平滑化するバッファ回路11と、入力された音声
信号を符号化する音声符号化回路14と、伝送路フレー
ムを組み立て画像信号と音声信号とを多重して伝送路に
送出する多重化回路12とを備え、遅延されたフレーム
先頭識別フラグが伝送路300に送出される。画像復号
化装置2は伝送されてくる多重化された画像信号と音声
信号とを分離する多重分離回路20と、遅延回路24に
より遅延された音声信号を復号化する音声復号化回路2
5と、画像信号に復号化を施して且つフレーム先頭識別
フラグを検出する画像復号化回路22とを備え、多重分
離回路20のフレーム位置情報から動画像信号の符号化
および復号化遅延量を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像符号化および復号化
装置に関し、特にテレビ会議等に用いられる画像符号化
および復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の画像符号化および復号化
装置について図面を参照して説明する。
【0003】図5は従来の画像符号化装置の一例を示す
ブロック図、図6は従来の画像復号化装置の一例を示す
ブロック図である。
【0004】図5において、この従来の画像符号化装置
は、特開平4−257184号公報:「符号化装置」の
記載内容を示したもので、ディジタル画像データを受
け、該ディジタル画像データを符号化フレーム毎に高能
率符号化して符号化画像データとして出力する予測符号
化回路34と、該符号化画像データを書き込みクロック
に基づいて一旦記憶し、所定の読み出し速度でバッファ
画像データとして読み出すバッファメモリ35と、ディ
ジタル音声データを受け、該ディジタル音声データを遅
延させて、遅延音声データとして出力する遅延回路38
と、前記バッファ画像データと前記遅延音声データとを
多重化して多重化信号として送出する多重化回路39と
を有する符号化装置において、前記遅延回路38は遅延
量可変遅延回路であり、前記書き込みクロックに基づい
て予め定められたN(Nは2以上の整数)符号化フレー
ム毎に前記バッファ画像データの遅延量を平均遅延量と
して求める遅延量算出回路37と、該平均遅延量に基づ
きディジタル音声データの入力レベルに応じて前記遅延
回路38の遅延量を変化させる遅延制御回路37とを有
して構成している。ここでは、上記の遅延量制御回路3
7は、前記入力レベルに基づいて前記ディジタル音声デ
ータの有無を判定し、判定信号を送出する判定手段と、
該判定信号が音声無しを示している際、前記平均遅延量
に基づいて音声遅延量を示す遅延制御信号を生成する第
1の生成手段と、前記判定信号が音声有りを示している
際、遅延量保持を示す遅延保持信号を生成する第2の生
成手段とを有ており、前記遅延回路38は前記遅延保持
信号を受けた際、その遅延量を保持する。
【0005】図6において、この従来の画像復号化装置
は、特開平4−82433号公報:「画像符号化装置」
の記載内容を示し、受信信号aを入力してディジタル符
号化画像データbとディジタル音声データeとに分離す
る分離回路42と、ディジタル符号化画像データbを一
定速度で書き込んで一時記憶するバッファメモリ43
と、ディジタル音声データeを入力して遅延させる遅延
回路44と、バッファメモリ43から出力されるバッフ
ァメモリ出力データcを高能率復号化してディジタル画
像データdを出力する予測復号化回路45と、バッファ
メモリ43から復号化フレームに発生するバッファメモ
リ読み出しクロックgを入力し前記ディジタル符号化画
像データの遅延量を算出して出力する遅延量算出回路4
6と、遅延量算出回路46から前記ディジタル符号化画
像データの遅延量iを入力し、復号化フレームN(N≧
1の整数)回ごとの平均遅延量を求めこの平均遅延量か
ら遅延回路44の遅延量を遅延制御信号jで制御する遅
延制御回路47とを有して構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来の画像符号化
および復号化装置では、符号化装置と復号化装置の両方
で画像及び音声の遅延補正を行う構成となっているの
で、それぞれの装置に音声遅延回路,遅延算出回路及び
遅延制御回路が必要であるという問題点がある。
【0007】また、この従来例では、画像信号を送信ま
たは受信するバッファの蓄積量と伝送速度の関係から可
変遅延時間を計算し、さらに固定的に存在する固定遅延
を加算した結果を元に遅延量を算出するもので、算出方
式が複雑でありハードウェアで実現する場合、回路規模
が大きくなるという問題点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像符号化装置
は、入力された動画像信号に高能率符号化を施して得ら
れた画像信号を平滑化するバッファを具備した符号化回
路と、入力された音声信号を符号化する音声符号化回路
と、伝送路フレームを組み立て前記画像信号と前記音声
信号とを多重して伝送路に送出する多重化回路とを備
え、符号化開始時点に前記多重化回路のフレーム位置を
サンプリングしてフレームの先頭である場合に前記動画
像信号にフレーム先頭識別フラグを挿入し、前記符号化
回路および前記多重化回路で遅延された前記フレーム先
頭識別フラグを前記伝送路に送出する。
【0009】本発明の画像復号化装置は、伝送路を介し
て伝送されてくるデータから伝送フレーム同期を確立し
多重された画像信号と音声信号とを分離する多重分離回
路と、遅延回路により遅延された前記音声信号を復号化
する音声復号化回路と、前記画像信号に復号化を施して
再生動画像信号を得るとともに請求項1記載の画像符号
化装置で挿入したフレーム先頭識別フラグを検出する画
像復号化回路とを備え、前記画像復号化回路が前記フレ
ーム先頭識別フラグを検出した時点で、前記多重分離回
路のフレーム位置情報より計算される時間から動画像信
号の符号化および復号化遅延量を求め、前記音声復号化
回路で復号された音声信号のレベルを検出し、予め定め
たしきい値より低い場合に無音と判定された時点で前記
遅延回路を制御し、前記動画像信号と前記音声信号との
遅延補正を行う。
【0010】本発明の画像符号化装置は、入力画像信号
を符号化し、画像符号化の開始を示すヘッダ部にフラグ
信号を付加して画像データを出力する画像符号化回路
と、この画像符号化回路からの符号化情報の量を平滑化
するバッファ回路と、入力音声信号の音声符号化を行い
音声データを出力する音声符号化回路と、前記画像デー
タと前記音声データとで伝送フレームを組み立て多重化
して伝送する多重化回路と、前記多重化回路からの伝送
フレーム番号を入力して伝送フレームの先頭を検出した
場合にフレーム先頭識別のフラグ信号を前記画像符号化
回路へ通知するフレーム先頭検出回路とを有している。
【0011】本発明の画像復号化装置は、伝送路を介し
て伝送されてくるデータから多重された画像データと音
声データとを分離する多重分離回路と、分離された画像
データを蓄え画像符号化の開始を示すヘッダが検出され
る毎に前記画像データを出力するバッファ回路と、前記
画像データを復号して再生画像を出力するとともにフレ
ーム先頭識別フラグを検出してフラグ検出通知を出力す
る画像復号化回路と、前記フラグ検出通知を受信したと
きに前記多重分離回路からのフレーム位置情報をサンプ
リングして遅延量を算出するとともに無音判定情報から
無音の場合の遅延量を算出する遅延量設定回路と、分離
された音声データを前記遅延量に従って遅延させる遅延
回路と、遅延後の音声データを復号化して再生音声を出
力すると共に予め定めたしきい値より低い再生音声を無
音と判定して前記無音判定情報を出力する音声復号化回
路とを有している。
【0012】
【作用】一般に、画像符号化及び復号化で生じる遅延量
は、入力画像の動き、被写体の大きさやきめ細かさ等の
性質、伝送速度によりダイナミックに変化して一意に定
まらない。従って、固定で画像信号と音声信号の遅延補
正方式や、定期的に画像と音声の通信を中断して遅延を
測定する方式では、正確に補正できない欠点がある。
【0013】本発明は、画像や音声を多重化して伝送す
るために不可欠であり、また送信および受信側で共通な
時間観測ができる多重化フレーム構造を利用して常時画
像と音声の遅延量を測定し、受信音声の遅延回路を制御
することにより、ダイナミックな遅延補正ができる。
【0014】また、受信音声の無音検出を行い、無音時
に受信音声の遅延回路を制御することにより遅延補正時
の音声異常を避けることが可能である。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0017】図1において、本実施例は画像符号化装置
1と画像復号化装置2とから成り、画像符号化装置1は
入力画像信号100を符号化し、画像符号化の開始を示
すヘッダ部にフラグ信号103を付加して画像データ1
02を出力する画像符号化回路10と、この画像符号化
回路10からの符号化情報の量を平滑化するバッファ回
路11と、入力音声信号105を音声符号化を行い音声
データ106を出力する音声符号化回路14と、画像デ
ータ102と音声データ106とで伝送フレームを組み
立て多重化して伝送する多重化回路12と、多重化回路
12からの伝送フレーム番号104を入力して伝送フレ
ームの先頭を検出した場合にフレーム先頭識別のフラグ
信号103を画像符号化回路10へ通知するフレーム先
頭検出回路13とを有し、画像符号化装置2は伝送路3
00を介して伝送されてくるデータから多重された画像
データ200と音声データ207とを分離する多重分離
回路20と、分離された画像データ200を蓄え画像符
号化の開始を示すヘッダが検出される毎に画像データ2
01を出力するバッファ回路21と、画像データ201
を復号して再生画像203を出力するとともにフレーム
先頭識別フラグを検出してフラグ検出通知202を出力
する画像復号化回路22と、フラグ検出通知202を受
信したときに多重分離回路20からのフレーム位置情報
204をサンプリングして遅延量を算出するとともに無
音判定情報206から無音の場合の遅延量205を算出
する遅延量設定回路23と、分離された音声データ20
7を遅延量205に従って遅延させる遅延回路24と、
遅延後の音声データ208を復号化して再生音声209
を出力すると共に予め定めたしきい値より低い再生音声
209を無音と判定して無音判定情報206を出力する
音声復号化回路25とを有している。
【0018】次に、本実施例の動作について説明する。
【0019】画像符号化回路10は、入力画像信号10
0を入力し、画像符号化の開始を示すヘッダ部に後述す
るフレーム先頭検出回路13からのフラグ信号103を
付加し、高能率符号化を施すものである。高能率符号化
は、例えばITU−T勧告H.261で採用されている
動き補償フレーム間符号化、DCT変換符号化、量子
化、可変長符号化を施し情報圧縮を行うものである。画
像符号化回路10で得られた画像データ101は、発生
情報量を平滑化するためのバッファ回路11に入力さ
れ、平滑後のデータ102を後述詳細に説明する多重化
回路12に入力する。
【0020】音声信号105を入力する音声符号化回路
14は、音声符号化を行い音声データ106を多重化回
路12に出力する。
【0021】多重化回路12は、伝送フレームを組み立
て画像データ102と音声データ106を多重化して伝
送する。フレーム先頭検出回路13は、多重化回路12
からの伝送フレーム番号104を入力し、伝送フレーム
の先頭を検出した場合、フレーム先頭識別フラグ103
を前述した画像符号化回路10に通知する。画像符号化
回路10は、フレーム先頭識別フラグ通知を受けた場合
のみ、前述したヘッダ部に挿入する。フレーム先頭識別
フラグは、画像符号化回路10やバッファ回路11およ
び多重化回路12で遅延され、画像信号と共に伝送され
る。
【0022】一方、多重分離回路20は、伝送路300
から伝送されてくるデータから伝送フレーム同期を確立
し、多重された画像データ200と音声データ207と
を分離する。バッファ回路21は、分離された画像デー
タ200を蓄え、画像符号化の開始を示すヘッダが検出
される毎に画像復号化回路22に画像データ201を出
力する。画像復号化回路22は、画像を復号して再生画
像203を出力するとともにヘッダに挿入されているフ
レーム先頭識別フラグを検出し、検出された場合に遅延
量設定回路23にフラグ検出通知202を出力する。
【0023】遅延量設定回路23は、フラグ検出通知2
02を受信した時に多重分離回路20から通知されるフ
レーム位置情報204をサンプリングして遅延量を計算
するとともに音声復号化回路25からの無音判定情報2
06を入力し、無音の場合に計算した遅延量205を遅
延回路24に出力する。遅延回路24は、多重分離回路
20で分離された音声データ207を遅延量205に従
って遅延させる回路であり、遅延後の音声データ208
を音声復号化回路25に出力する。音声復号化回路25
は、復号化を施して再生音声209を出力すると共に再
生音声209のレベルを観測して、予め定めたしきい値
より低い場合に無音と判定して無音判定情報206を出
力する。
【0024】図2は本実施例におけるフレームビット位
置を示す図、図3は本実施例における同期ワードとフレ
ーム/マルチフレームとを示す図、図4は本実施例にお
けるマルチフレーム番号の対応を示す図である。
【0025】次に、多重化回路12および多重分離回路
20に動作について図1,図2,図3及び図4を参照し
て詳細に説明する。
【0026】多重化回路12は、例えば以下に詳細を述
べるITU−T勧告H.221に採用されている80オ
クテットを1フレームとし、16フレームを1マルチフ
レームとする伝送フレームを組み立て、予め定められた
ビット位置に画像データと音声データ等を多重化して伝
送するものである。一方、多重分離回路20は、前述し
たITU−T勧告H.221フレーム同期を確立し、多
重された画像データと音声データ等を分離するものであ
る。
【0027】以下にITU−T勧告H.221多重化方
式の詳細説明と本方式を用いた場合の画像と音声の自動
遅延補正動作の一例について説明する。
【0028】図2は、H.221のフレームビット位置
を示す図であり、第8ビット目の第1から8オクテット
にフレームビット(FAS)が挿入され、80オクテッ
トで1フレームを構成している。従って、1フレームの
時間は、125μsec×80=10msecとなる。
【0029】図3は、H.221のフレームとマルチフ
レーム構成を示したものであり、16フレーム(0F〜
15F)で1マルチフレームを構成している。従って、
1マルチフレームの時間は、10msec×16=16
0msecとなる。また、N1からN4はマルチフレー
ム番号を表し、16マルチフレーム(0MF〜15M
F)の識別が可能である。マルチフレーム番号の対応を
図4に示す。
【0030】以上のフレーム構成により、10msec
ステップで最大2560msecの時間観測が可能とな
る。
【0031】本実施例の画像符号化装置1の多重化回路
12は、0から15のマルチフレーム番号(MF)と0
から15フレーム番号(F)をフレーム先頭検出回路1
3に出力し、0MFかつ0Fで時刻0とするフラグ10
3が画像符号化回路10に入力され、各処理後に画像復
号化装置2に伝送される。
【0032】一方、本実施例の画像復号化装置2の遅延
量設定回路23に画像符号化装置1で挿入した時刻0フ
ラグが通知された時点で多重分離回路20のマルチフレ
ーム番号(MF)とフレーム番号(F)を読み取ること
により、式(1)で画像の遅延時間D(MF,F)を計
算することができる。
【0033】 D(MF,F)=160msecxMF+10msecxF (1) 例えば、MF=3、F=12の場合、遅延時間D(3,
12)は D(3,12)=160msecx3+10msecx
12=600msec となる。
【0034】遅延量設定回路23は、遅延時間D(M
F,M)が得られた時に無音であることを確認して、遅
延回路24に遅延時間を設定する。無音状態が確認でき
るまでは、遅延時間設定を遅らせ、設定前に次の遅延時
間が得られた場合には新しい遅延量を設定する動作であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、画像符号
化装置が入力された動画像信号に高能率符号化を施して
得られた画像信号を平滑化するバッファを具備した符号
化回路と、入力された音声信号を符号化する音声符号化
回路と、伝送路フレームを組み立て画像信号と音声信号
とを多重して伝送路に送出する多重化回路とを備え、符
号化回路および多重化回路で遅延されたフレーム先頭識
別フラグを伝送器に送出し、画像復号化装置が伝送路を
介して伝送されてくるデータから伝送フレーム同期を確
立し多重された画像信号および音声信号を分離する多重
分離回路と、遅延回路により遅延された音声信号を復号
化する音声復号化回路と、画像信号に復号化を施して再
生動画像信号を得るとともに画像符号化装置で挿入した
フレーム先頭識別フラグを検出する画像復号化回路とを
備え、画像復号化回路がフレーム先頭識別フラグを検出
した時点で、多重分離回路のフレーム位置情報より計算
される時間から動画像信号の符号化および復号化遅延量
を求めることにより、入力画像の動き、被写体の大きさ
やきめ細かさ等の性質、伝送速度によりダイナミックに
変化する画像符号化及び復号化で生じる遅延量を画像お
よび音声を中断せずに求め、画像と音声の遅延を自動的
に補正することが可能となり、常にリップシンクの取れ
た画像通信が得られる効果がある。
【0036】また、受信音声の無音検出を行い、無音時
に受信音声遅延回路を制御することにより遅延補正時の
音声異常を避けることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるフレームビット位置を示す図
である。
【図3】本実施例における同期ワードとフレーム/マル
チフレームとを示す図である。
【図4】本実施例におけるマルチフレーム番号の対応を
示す図である。
【図5】従来の画像符号化装置の一例を示すブロック図
である。
【図6】従来の画像復号化装置の一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 画像符号化装置 2 画像復号化装置 10 画像符号化回路 11 バッファ回路 12 多重化回路 13 フレーム先頭検出回路 14 音声符号化回路 20 多重分離回路 21 バッファ回路 22 画像復号化回路 23 遅延量設定回路 24 遅延回路 25 音声復号化回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された動画像信号に高能率符号化を
    施して得られた画像信号を平滑化するバッファを具備し
    た符号化回路と、入力された音声信号を符号化する音声
    符号化回路と、伝送路フレームを組み立て前記画像信号
    と前記音声信号とを多重して伝送路に送出する多重化回
    路とを備え、符号化開始時点に前記多重化回路のフレー
    ム位置をサンプリングしてフレームの先頭である場合に
    前記動画像信号にフレーム先頭識別フラグを挿入し、前
    記符号化回路および前記多重化回路で遅延された前記フ
    レーム先頭識別フラグを前記伝送路に送出することを特
    徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 伝送路を介して伝送されてくるデータか
    ら伝送フレーム同期を確立し多重された画像信号と音声
    信号とを分離する多重分離回路と、遅延回路により遅延
    された前記音声信号を復号化する音声復号化回路と、前
    記画像信号に復号化を施して再生動画像信号を得るとと
    もに請求項1記載の画像符号化装置で挿入したフレーム
    先頭識別フラグを検出する画像復号化回路とを備え、前
    記画像復号化回路が前記フレーム先頭識別フラグを検出
    した時点で、前記多重分離回路のフレーム位置情報より
    計算される時間から動画像信号の符号化および復号化遅
    延量を求めることを特徴とする画像復号化装置。
  3. 【請求項3】 前記音声復号化回路で復号された音声信
    号のレベルを検出し、予め定めたしきい値より低い場合
    に無音と判定された時点で前記遅延回路を制御し、前記
    動画像信号と前記音声信号との遅延補正を行うことを特
    徴とする請求項2記載の画像復号化装置。
  4. 【請求項4】 入力画像信号を符号化し、画像符号化の
    開始を示すヘッダ部にフラグ信号を付加して画像データ
    を出力する画像符号化回路と、この画像符号化回路から
    の符号化情報の量を平滑化するバッファ回路と、入力音
    声信号の音声符号化を行い音声データを出力する音声符
    号化回路と、前記画像データと前記音声データとで伝送
    フレームを組み立て多重化して伝送する多重化回路と、
    前記多重化回路からの伝送フレーム番号を入力して伝送
    フレームの先頭を検出した場合にフレーム先頭識別のフ
    ラグ信号を前記画像符号化回路へ通知するフレーム先頭
    検出回路とを有することを特徴とする画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 伝送路を介して伝送されてくるデータか
    ら多重化された画像データと音声データとを分離する多
    重分離回路と、分離された画像データを蓄え画像符号化
    の開始を示すヘッダが検出される毎に前記画像データを
    出力するバッファ回路と、前記画像データを復号して再
    生画像を出力するとともにフレーム先頭識別フラグを検
    出してフラグ検出通知を出力する画像復号化回路と、前
    記フラグ検出通知を受信したときに前記多重分離回路か
    らのフレーム位置情報をサンプリングして遅延量を算出
    するとともに無音判定情報から無音の場合の遅延量を算
    出する遅延量設定回路と、分離された音声データを前記
    遅延量に従って遅延させる遅延回路と、遅延後の音声デ
    ータを復号化して再生音声を出力すると共に予め定めた
    しきい値より低い再生音声を無音と判定して前記無音判
    定情報を出力する音声復号化回路とを有することを特徴
    とする画像復号化装置。
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