JPH0832303A - 高周波スイッチ - Google Patents

高周波スイッチ

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JPH0832303A
JPH0832303A JP16821494A JP16821494A JPH0832303A JP H0832303 A JPH0832303 A JP H0832303A JP 16821494 A JP16821494 A JP 16821494A JP 16821494 A JP16821494 A JP 16821494A JP H0832303 A JPH0832303 A JP H0832303A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】単一電源で駆動が可能な高周波スイッチを提供
する。 【構成】ポートP1とポートP2間に接続されるダイオ
ード2aと、ポートP2とポートP3間に接続されるダ
イオード2bと、ポートP1とアース間に接続されるス
トリップライン3aと、ポートP2とアース間に接続さ
れるストリップライン3bと、ポートP3とアース間に
接続されるストリップライン3cと、ストリップライン
3aとストリップライン3cのアース側間に直列に接続
される抵抗4a,4bとを備え、抵抗4a,4bの接続
点とストリップライン3bのアース側とに、コントロー
ル端子Vc1 ,Vc2 が設けられたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話機等の高周波
回路において、信号の経路の切り換えを行うための高周
波スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、高周波回路の信号経路を切り換
える電子回路を用いた高周波スイッチとして、図6に示
すように、回路を対称に構成することで切り換え方向に
よる特性差が出ないものが用いられている。図6におい
て、ポートP1は、コンデンサ31aを介してダイオー
ド32aのアノードに接続される。ダイオード32aの
アノードは、分布定数線路であるストリップライン33
a及びコンデンサ31bの直列回路を介してアースに接
続され、ストリップライン33aとコンデンサ31bと
の接続点は、抵抗34aを介してコントロール端子Vc
1 に接続される。一方、ダイオード32aのカソード
は、コンデンサ31cを介してポートP2に接続され
る。
【0003】また、ポートP2には、コンデンサ31c
を介してストリップライン33bがアースとの間に接続
され、コンデンサ31cとストリップライン33bとの
接続点には、ダイオード32bのカソードが接続され、
ダイオード32bのアノードは、コンデンサ31dを介
してポートP3に接続される。コンデンサ31dとダイ
オード32bのアノードとの接続点は、ストリップライ
ン33c及びコンデンサ31eの直列回路を介してアー
スに接続され、ストリップライン33cとコンデンサ3
1eとの接続点は、抵抗34bを介してコントロール端
子Vc2 に接続され、高周波スイッチ35が構成されて
いる。
【0004】このように構成された高周波スイッチ35
は、コントロール端子Vc1 に正の制御電圧が印加さ
れ、コントロール端子Vc2 に負の制御電圧が印加され
た場合、この制御電圧は、ダイオード32aに対しては
順方向のバイアス電圧となり、ダイオード32bに対し
ては逆方向のバイアス電圧となるため、ダイオード32
aはONになり、ダイオード32bはOFFになる。し
たがって、ポートP1とポートP2間に信号が流れ、ポ
ートP2とポートP3間には信号が流れない。
【0005】一方、コントロール端子Vc1 に負の制御
電圧が印加され、コントロール端子Vc2 に正の制御電
圧が印加された場合、この制御電圧は、ダイオード32
aに対しては逆方向のバイアス電圧となり、ダイオード
32bに対しては順方向のバイアス電圧となるため、ダ
イオード32aはOFFになり、ダイオード32bはO
Nになる。したがって、ポートP2とポートP3間に信
号が流れ、ポートP1とポートP2間には信号が流れな
い。
【0006】なお、ストリップライン33bは、直流的
には、コントロール端子Vc1 ,Vc2 に印加された制
御電圧により、ダイオード32a,32bに電流を流す
ための経路になるとともに、高周波では、ダイオード3
2aとダイオード32bの接続点から見たストリップラ
イン33bのインピーダンスを高め、挿入損失及び反射
損失を少なくする働きを有する。
【0007】このように構成された高周波スイッチ35
は、コントロール端子Vc1 ,Vc2 に、正と負の制御
電圧が印加されることにより、ポートP2をポートP1
又はポートP3に接続切り換えすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
高周波スイッチ35においては、コントロール端子Vc
1 ,Vc2 に印加される制御電圧の電源に正負の2電源
が必要となるため、電源回路の設計に制約が生じ携帯電
話機等のコストが高くなっていた。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、単一電源で駆動が可能な高周波
スイッチを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、3つのポートを有し、該3つ
のポートのうち第一のポートと第二のポートとの接続及
び第二のポートと第三のポートとの接続を切り換えるた
めの高周波スイッチにおいて、前記第一のポートと第二
のポートとの間に、第一のダイオードを接続し、前記第
二のポートと第三のポートとの間に、第二のダイオード
を接続し、前記第一のポートとアースとの間に第一の分
布定数線路を接続し、前記第二のポートとアースとの間
に、第二の分布定数線路を接続し、前記第三のポートと
アースとの間に第三の分布定数線路を接続し、前記第一
の分布定数線路と第三の分布定数線路とのアース側間
に、第一の抵抗と第二の抵抗との直列回路を接続し、前
記第一の抵抗と第二の抵抗との接続点に、コントロール
端子の一方を設け、前記第二の分布定数線路のアース側
に、コントロール端子の他方を設け、前記第一のダイオ
ードと第二のダイオードとの接続点の、前記第一のダイ
オードと第二のダイオードの極性が異なることを特徴と
する高周波スイッチ。
【0011】また、前記第一乃至第三の分布定数線路と
前記第一及び第二のダイオードとの接続点と、アースと
の間にコンデンサを接続したことを特徴とするものであ
る。
【0012】また、前記第一及び第二のダイオードの両
端に、放電抵抗を接続したことを特徴とするものであ
る。
【0013】また、前記第一及び第二のダイオードの両
端に、分布定数線路とコンデンサとの直列回路を接続
し、前記第一及び第二のダイオードのOFF時の静電容
量と、前記分布定数線路のインダクタンス成分とによ
り、並列共振回路を構成したことを特徴とするものであ
る。
【0014】また、前記第一及び第二のダイオードの両
端に、分布定数線路と第一のコンデンサとの直列回路を
接続し、前記第一及び第二のダイオードの両端に、第二
のコンデンサを接続し、前記第一及び第二のダイオード
のOFF時の静電容量と前記第二のコンデンサとの合成
静電容量と、前記分布定数線路のインダクタンス成分と
により、並列共振回路を構成したことを特徴とするもの
である。
【0015】
【作用】上記の構成によれば、第一及び第三の分布定数
線路のアース側が抵抗を介して接続されているため、正
又は負の単一電源により駆動することができる。
【0016】また、分布定数線路とダイオードとの接続
点と、アースとの間にコンデンサを接続することによ
り、高周波スイッチの特性インピーダンスを調整し、接
続される線路や他の回路とのインピーダンス整合を行う
ことができる。
【0017】また、ダイオードの両端に放電抵抗を接続
することにより、ダイオードのOFF時に蓄積された電
荷が、ダイオードのONと同時に放電され、OFFから
ONのスイッチング動作をスムーズに行うことができ
る。
【0018】また、ダイオードの両端に分布定数線路と
コンデンサとの直列回路を接続し、ダイオードのOFF
時の静電容量と分布定数線路のインダクタンス成分とで
並列共振回路を構成することにより、ダイオードのOF
F時のインピーダンスを増加させ、第一のポートと第三
のポートとの間のアイソレーションを向上することがで
きる。
【0019】また、ダイオードの両端に、分布定数線路
と第一のコンデンサとの直列回路を接続するとともに、
第二のコンデンサを接続したものは、ダイオードのOF
F時の静電容量とコンデンサとの合成静電容量と、分布
定数線路のインダクタンス成分とで並列共振回路を構成
することにより、ダイオードのOFF時のインピーダン
スを増加させ、第一のポートと第三のポートとの間のア
イソレーションを向上することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明による高周波スイッチの実施例
を図面を用いて説明する。図1に本発明の第一の実施例
による高周波スイッチを示す。図1において、ポートP
1は、コンデンサ1aを介してダイオード2aのアノー
ドに接続される。ダイオード2aのアノードは、分布定
数線路であるストリップライン3a及びコンデンサ1b
の直列回路を介してアースに接続される。一方、ダイオ
ード2aのカソードは、コンデンサ1cを介してポート
P2に接続される。
【0021】また、コンデンサ1cとダイオード2aの
カソードとの接続点は、ストリップライン3b及びコン
デンサ1dの直列回路を介してアースに接続されるとと
もに、ダイオード2bのアノードに接続される。ダイオ
ード2bのカソードは、コンデンサ1eを介してポート
P3に接続されるとともに、ストリップライン3c及び
コンデンサ1fの直列回路を介してアースに接続され
る。
【0022】また、ストリップライン3aとコンデンサ
1bとの接続点と、ストリップライン3cとコンデンサ
1fとの接続点は、抵抗4aと抵抗4bとの直列回路で
接続される。そして、抵抗4aと抵抗4bとの接続点
と、ストリップライン3bとコンデンサ1dとの接続点
にコントロール端子Vc1 ,Vc2 が設けられて、高周
波スイッチ5が構成される。
【0023】なお、コンデンサ1a〜1fは、コントロ
ール端子Vc1 ,Vc2 に印加された制御電圧により流
れる電流が、ダイオード2a,2bを含む回路にのみ流
れるように電流経路を制限し、他の部分に影響を及ぼさ
ないようにするものである。また、ストリップライン3
a〜3cは、目的の周波数における信号の波長の1/4以
下の長さを有する90°位相シフタ又はハイインピーダ
ンス線路である。抵抗4a,4bはダイオード2a,2
bに一定の電流を流すためのものである。
【0024】次に、高周波スイッチ5の動作を説明す
る。まず、コントロール端子Vc1 に正の制御電圧が印
加され、コントロール端子Vc2 が接地された場合、又
は、コントロール端子Vc1 が接地され、コントロール
端子Vc2 に負の制御電圧が印加されされた場合、この
制御電圧は、ダイオード2aに対しては順方向のバイア
ス電圧となり、ダイオード2bに対しては逆方向のバイ
アス電圧となるため、ダイオード2aはONになり、ダ
イオード2bはOFFになる。したがって、ポートP1
とポートP2間に信号が流れ、ポートP2とポートP3
間には信号が流れない。この時、ストリップライン3
a,3bは、コンデンサ1b,1dにより接地されてい
るため、そのインピーダンスはほぼ無限大になり、信号
がアース側へ漏れることを防止している。
【0025】一方、コントロール端子Vc1 に負の制御
電圧が印加され、コントロール端子Vc2 が接地された
場合、又は、コントロール端子Vc1 が接地され、コン
トロール端子Vc2 に正の制御電圧が印加された場合、
この制御電圧は、ダイオード2aに対しては逆方向のバ
イアス電圧となり、ダイオード2bに対しては順方向の
バイアス電圧となるため、ダイオード2aはOFFにな
り、ダイオード2bはONになる。したがって、ポート
P2とポートP3間に信号が流れ、ポートP1とポート
P2間には信号が流れない。この時、ストリップライン
3b,3cは、コンデンサ1d,1fにより接地されて
いるため、そのインピーダンスはほぼ無限大になり、信
号がアース側へ漏れることを防止している。
【0026】このように構成された高周波スイッチ5
は、コントロール端子Vc1 ,Vc2に印加される制御
電圧の電源を、正又は負の単一電源で構成することがで
きる。また、抵抗4a,4bは、制御電圧の電源による
ポートP1,ポートP3間のアイソレーションの低下を
防止する効果も有しており、より高抵抗が好ましい。な
お、ポートP2から見たポートP1方向とポートP3方
向の回路の対称性は確保されており、切り換える方向に
より特性の変化は生じない。
【0027】また、ダイオード2a,2bの極性方向
は、図1に示した方向以外に、その反対の方向でも実施
可能である。この場合、コントロール端子Vc1 ,Vc
2 間に印加される制御電圧の極性と、ポートP1,P
2,P3間の接続関係は逆になる。
【0028】即ち、コントロール端子Vc1 に正の制御
電圧が印加され、コントロール端子Vc2 が接地された
場合、又は、コントロール端子Vc1 が接地され、コン
トロール端子Vc2 に負の制御電圧が印加された場合
は、ポートP2とポートP3間に信号が流れ、ポートP
1とポートP2間には信号が流れない。また、コントロ
ール端子Vc1 に負の制御電圧が印加され、コントロー
ル端子Vc2 が接地された場合、又は、コントロール端
子Vc1 が接地され、コントロール端子Vc2 に正の制
御電圧が印加された場合は、ポートP1とポートP2間
に信号が流れ、ポートP2とポートP3間には信号が流
れない。但し、ダイオード2aとダイオード2bとの接
続点において、ダイオード2aとダイオード2bとの極
性が異なることが必要である。
【0029】図2に本発明の第二の実施例による高周波
スイッチを示す。図2において、高周波スイッチ15
は、高周波スイッチ5の、コンデンサ1aとストリップ
ライン3aとの接続点、コンデンサ1cとストリップラ
イン3bとの接続点、及び、コンデンサ1eとストリッ
プライン3cとの接続点とアースとの間に、コンデンサ
11a,11b,11cが接続されて構成される。
【0030】このように構成された高周波スイッチ15
は、高周波スイッチ5と同一の作用、効果を有するとと
もに、コンデンサ11a〜11cにより特性インピーダ
ンスを調整することで、挿入損失や反射損失が低減され
る。また、ストリップライン3a〜3cの長さを短縮す
ることができ、高周波スイッチの小型化に寄与すること
ができる。
【0031】図3乃至図5に本発明の第三乃至第五の実
施例による高周波スイッチの部分回路図を示す。これら
は、高周波スイッチ5,15のダイオード2a,2b
に、放電抵抗が接続されたもの、又は分布定数線路であ
るストリップラインとコンデンサとの直列回路が接続さ
れたもの、又はストリップラインとコンデンサとの直列
回路及びコンデンサが接続されたものである。したがっ
て、その要部のみを示し他の部分は省略する。
【0032】図3に示すように、ダイオード2a,2b
の両端に放電抵抗21が接続される。この回路は、ダイ
オード2a,2bのOFF時の静電容量に蓄積された電
荷がダイオード2a,2bのONと同時に放電抵抗21
に放電され、ダイオード2a,2bのOFFからONの
スイッチング動作をスムーズに行うことができるもので
ある。
【0033】また、図4に示すように、ダイオード2
a,2bの両端にストリップライン22とコンデンサ2
3との直列回路が接続され、ダイオード2a,2bのO
FF時の静電容量と、ストリップライン22のインダク
タンス成分とで並列共振回路が形成される。そして、共
振周波数を信号の周波数と一致させることにより、ダイ
オード2a,2bのOFF時のインピーダンスが増加
し、ポートP1,P2間のアイソレーションが向上す
る。なお、コンデンサ23はストリップライン22によ
り直流がバイパスするのを防止するためのものである。
【0034】また、ダイオードダイオード2a,2bの
OFF時の静電容量が小さく、所望の共振周波数が得ら
れない場合は、図5に示すように、ダイオード2a,2
bの両端に、ストリップライン22とコンデンサ23の
直列回路が接続されたものに、さらに、コンデンサ24
が接続され、ダイオード2a,2bのOFF時の静電容
量とコンデンサ24との合成静電容量と、ストリップラ
イン22のインダクタンス成分とで並列共振回路が形成
され、所望の共振周波数を得ることができる。
【0035】なお、制御電圧の電源側からの交流的な干
渉を除去するため、コントロール端子Vc1 ,Vc2
アースとの間にデカップリングコンデンサを接続するこ
とも可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる高
周波スイッチによれば、コントロール端子に印加される
制御電圧の電源は、正又は負の単一電源で構成すること
ができるため、電源回路の設計に制約がなくなり携帯電
話機等のコストを低減することができる。
【0037】また、分布定数線路とダイオードとの接続
点と、アースとの間にコンデンサを接続し、高周波スイ
ッチの特性インピーダンスを調整することで、挿入損失
や反射損失を低減することができるとともに、分布定数
線路の長さを短縮して高周波スイッチの小型化に寄与す
ることができる。
【0038】また、ダイオードの両端に放電抵抗を接続
することにより、ダイオードのスイッチング動作をスム
ーズに行うことができる。
【0039】また、ダイオードの両端に分布定数線路と
コンデンサとの直列回路を接続し、ダイオードのOFF
時の静電容量と分布定数線路のインダクタンス成分とで
並列共振回路を構成することにより、第一のポートと第
三のポートとの間のアイソレーションを向上することが
できる。
【0040】また、ダイオードの両端に、分布定数線路
と第一のコンデンサとの直列回路を接続するとともに第
二のコンデンサを接続し、ダイオードのOFF時の静電
容量と第二のコンデンサとの合成静電容量と、分布定数
線路のインダクタンス成分とで並列共振回路を構成する
ことにより、第一のポートと第三のポートとの間のアイ
ソレーションを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例による高周波スイッチの
回路図である。
【図2】本発明の第二の実施例による高周波スイッチの
回路図である。
【図3】本発明の第三の実施例の高周波スイッチにおけ
る、ダイオードに放電抵抗を接続した部分回路図であ
る。
【図4】本発明の第四の実施例の高周波スイッチにおけ
る、ダイオードにストリップラインとコンデンサとの直
列回路を接続した部分回路図である。
【図5】本発明の第五の実施例の高周波スイッチにおけ
る、ダイオードにストリップラインとコンデンサとの直
列回路及びコンデンサを接続した部分回路図である。
【図6】従来例の高周波スイッチの回路図である。
【符号の説明】
2a,2b ダイオード 3a〜3c,22 ストリップライン 4a,4b 抵抗 5,15 高周波スイッチ 11a〜11c コンデンサ 23,24 コンデンサ 21 放電抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3つのポートを有し、該3つのポートの
    うち第一のポートと第二のポートとの接続及び第二のポ
    ートと第三のポートとの接続を切り換えるための高周波
    スイッチにおいて、 前記第一のポートと第二のポートとの間に、第一のダイ
    オードを接続し、前記第二のポートと第三のポートとの
    間に、第二のダイオードを接続し、 前記第一のポートとアースとの間に第一の分布定数線路
    を接続し、前記第二のポートとアースとの間に、第二の
    分布定数線路を接続し、前記第三のポートとアースとの
    間に第三の分布定数線路を接続し、 前記第一の分布定数線路と第三の分布定数線路とのアー
    ス側間に、第一の抵抗と第二の抵抗との直列回路を接続
    し、 前記第一の抵抗と第二の抵抗との接続点に、コントロー
    ル端子の一方を設け、前記第二の分布定数線路のアース
    側に、コントロール端子の他方を設け、 前記第一のダイオードと第二のダイオードとの接続点
    の、前記第一のダイオードと第二のダイオードの極性が
    異なることを特徴とする高周波スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記第一乃至第三の分布定数線路と前記
    第一及び第二のダイオードとの接続点と、アースとの間
    にコンデンサを接続したことを特徴とする請求項1に記
    載の高周波スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記第一及び第二のダイオードの両端
    に、放電抵抗を接続したことを特徴とする請求項1又は
    請求項2のいずれかに記載の高周波スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記第一及び第二のダイオードの両端
    に、分布定数線路とコンデンサとの直列回路を接続し、
    前記第一及び第二のダイオードのOFF時の静電容量
    と、前記分布定数線路のインダクタンス成分とにより、
    並列共振回路を構成したことを特徴とする請求項1又は
    請求項2のいずれかに記載の高周波スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記第一及び第二のダイオードの両端
    に、分布定数線路と第一のコンデンサとの直列回路を接
    続し、前記第一及び第二のダイオードの両端に、第二の
    コンデンサを接続し、前記第一及び第二のダイオードの
    OFF時の静電容量と前記第二のコンデンサとの合成静
    電容量と、前記分布定数線路のインダクタンス成分とに
    より、並列共振回路を構成したことを特徴とする請求項
    1又は請求項2のいずれかに記載の高周波スイッチ。
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