JPH08322883A - 車椅子用防雨防寒装置 - Google Patents

車椅子用防雨防寒装置

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JPH08322883A
JPH08322883A JP7158761A JP15876195A JPH08322883A JP H08322883 A JPH08322883 A JP H08322883A JP 7158761 A JP7158761 A JP 7158761A JP 15876195 A JP15876195 A JP 15876195A JP H08322883 A JPH08322883 A JP H08322883A
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JP
Japan
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wheelchair
cover
rain
cold
user
Prior art date
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Pending
Application number
JP7158761A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Murakami
智昭 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車椅子利用者が、雨の日、雪の日或いは寒い
日に外出するとき、雨や雪或いは寒風に晒されないよう
にする車椅子用防雨防寒装置の提供。 【構成】 防雨防寒装置20は、車椅子26利用者を覆
う折畳み可能で透明なカバー21と、車椅子のフレーム
27の両側に回転可能に設けられて倒れた状態と立った
状態とに選択的に保持される伸縮可能な一対のカバー支
柱22と、各カバー支柱の遊端に車椅子の内側へ回転可
能に設けられて先端同士が互いに接続可能な一対の接続
体23とを具えている。カバー21は、接続体の先端同
士が接続された状態において伸ばされて立った状態に保
持された一対のカバー支柱によって内側から支持され
て、車椅子利用者を覆い、雨や雪或いは寒さから車椅子
利用者を守る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車椅子に乗った人(以
下、「車椅子利用者」と称する。)が、雨の日、雪の日
或いは寒い日に外出するとき、雨や雪或いは寒風に晒さ
れないようにするための、防雨防寒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車椅子利用者は、雨の日や雪の日
に外出したとき、介護者に傘をさしかけてもらうか、或
いは、合羽を着て雨や雪に濡れないようにする必要があ
る。又、寒い日には厚着をして寒さから身を守る必要が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
介護者が車椅子利用者に傘をさしかける方法は、風雨や
風雪の強い日には、車椅子利用者と介護者が雨や雪に濡
れる恐れがあるという問題点を有している。合羽を着る
方法は、車椅子利用者が不自由な体で合羽を着なければ
ならず、合羽を着るのに時間がかかるという問題点を有
している。又、合羽を着ても、雨や雪によって手が濡れ
るという問題点も有している。
【0004】同様に、車椅子利用者が厚着をする場合
も、不自由な体で服を着なければならず、服を着るのに
時間がかかるという問題点を有している。従って、雨の
日、雪の日或いは寒い日に車椅子利用者が外出する場合
の上記のような問題点は、車椅子利用者の社会的進出を
阻む原因の1つになっている。
【0005】従って、本発明の目的は、雨の日、雪の日
或いは寒い日に車椅子で外出する人を、透明なカバーで
防護し、雨や雪或いは寒さから守ることができる防雨防
寒装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、車椅子に乗っ
た人を覆う折畳み可能で透明なカバーと、車椅子のフレ
ームの両側に回転可能に設けられて倒れた状態と立った
状態とに選択的に保持される伸縮可能な一対のカバー支
柱と、前記各カバー支柱の遊端に前記車椅子の内側へ回
転可能に設けられて先端同士が互いに接続可能な一対の
接続体とを具え、前記カバーは前記接続体の先端同士が
接続された状態において伸ばされて立った状態に保持さ
れた前記一対のカバー支柱によって内側から支持される
ようになっている防雨防寒装置により、前記の課題を解
決した。
【0007】
【作用】車椅子利用者は、まず、接続体の先端同士を接
続し、カバーを広げてカバーの内側を接続体に引っ掛け
る。そして、カバー支柱を伸ばしてカバーを展開させな
がら倒れた状態から立った状態に起こす。かくして、カ
バーは、カバー支持体によって内側から車椅子の両側で
支持され、車椅子利用者と車椅子を覆って、車椅子利用
者を雨や雪或いは寒風から守ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図7に基づ
いて説明する。車椅子用防雨防寒装置20は、雨、雪、
寒風等から車椅子利用者を守るためのものであって、主
に、カバー21と、一対のカバー支柱22,22と、一
対の接続体23,24と、(必要に応じて設置される)
一対のカバー膨出スティック25,25とで構成されて
いる。
【0009】車椅子26は、主に、車31,31,3
2,32と、車31,31を回転させるリング33,3
3と、介護者が握る把手34,34とで構成されてい
る。カバー21は、車椅子26と車椅子利用者Mを覆
う、折畳み可能で透明なビニールで作られている。
【0010】カバー21は一対のカバー支柱22によっ
て支持されるようになっている。このため、一対のカバ
ー支柱22は、車椅子26のフレーム27の両側に回転
可能に設けられて、カバー21を支持するときには伸ば
されて略垂直に起こされ、使用しないときには邪魔にな
らないように縮められて略水平に倒されるようになって
いる。
【0011】カバー支柱22の立った状態は、図4に示
す、収納杆41に固定された弾性を有する保持金具28
を車椅子26のフレーム27に係合させることによって
保持される。カバー支柱22の倒れた状態は、フレーム
27に支持されて保持される。
【0012】一対のカバー支柱22は、図3に示すよう
に、伸び縮みできるように、一端がピン40(もう1本
のピンは図示省略)によって車椅子26のフレーム27
に回転可能に設けられた角筒状の収納杆41と、この収
納杆41を出入り可能な出入杆42とで構成されてい
る。収納杆41には、収納杆41から出入杆42が突出
した突出状態と、収納杆41に出入杆42が進入した進
入状態とに、出入杆42を収納杆41に固定するボルト
状の出入杆固定摘み43が設けられている。又、カバー
支柱22には、カバー支柱22の倒された状態で使用さ
れるアームレスト44が設けられている。
【0013】出入杆42の先端には、蝶番50によって
車椅子26の内側へ回転可能な接続体23,24が設け
られている。接続体23,24の先端には、接続体5
1,52の先端同士を接続する接続板51,52が設け
られている。図5、図6に示す一方の接続板51には連
結ボルト53が貫通する貫通孔54,54が形成され、
他方の接続板52には連結ボルト53を受け入れるU字
状の切り欠き55,55が形成されている。
【0014】一方の接続体23は、折り畳まれたカバー
21を収納できるように箱状に形成されている。又、こ
の一方の接続体23には、カバー21を外す際に使われ
る紐55を案内する一対のガイド56,56(図1参
照)が設けられている。カバー支柱22が立った状態に
おける一対のガイドの56,56上部は、紐55を着脱
できるように開口されている。紐55(図1参照)の一
端には車椅子利用者Mが紐55を引っ張り易いようにリ
ング57が設けられ、他端(図2参照)は車椅子利用者
の背に対向するカバー21の背の部分に接続されてい
る。
【0015】カバー支柱22が倒された状態におけるカ
バー支柱22の下方には、カバー21が車椅子利用者M
の邪魔にならないようにカバー21を外方へ膨出させた
い場合に備えて、カバー膨出スティック25が設けられ
ている。このカバー膨出スティック25は、車椅子26
のフレーム27に固定された円筒状のスティック収納筒
60と、このスティック収納筒60を出入り可能なステ
ィック61とで構成されている。
【0016】次に、車椅子利用者Mが、自分と車椅子2
6とにカバー21をかける手順について説明する。先
ず、車椅子利用者は、一対の接続体23,24を車椅子
26の内側に傾けて先端同士を対向させ、接続板51,
52を重ね合わせる。そして、貫通孔54に予め貫通さ
せてあるボルト53に切り欠き55を挿入させ、締め込
み摘み58をねじ込んで、接続板51,52同士を圧接
させ、接続板51,52同士が離れないようにする。な
お、図2、図6では、接続板51,52同士の間に隙間
があるが、これは、構造を理解し易くするためであっ
て、本来は互いに密着して隙間のない状態になってい
る。
【0017】次に、車椅子利用者は、畳まれたカバー2
1を接続体23から取り出して、カバー21の内側を接
続体23,24に引っ掛ける。このとき、カバー21に
付いている紐55をガイド56に引っ掛けておく。その
後、車椅子利用者は、出入杆42を収納杆41から引き
出してカバー支柱22を伸ばした状態にする。そして、
出入杆固定摘み43を締め込んで、出入杆42が収納杆
41内に進入しないようにしてから、カバー支柱22を
倒れた状態から略垂直な状態に起こす。このとき、畳ま
れているカバー21はカバー支柱22に持ち上げられて
広げられ、車椅子利用者Mと車椅子26とを覆うように
展開される。起こされたカバー支柱22は、保持金具2
8がフレーム27に係合することによって、立った状態
に保持される。
【0018】続いて、車椅子利用者は、スティック61
をスティック収納筒60から引き出して、カバー21が
車椅子利用者自身の邪魔にならないようにカバー21を
外方へ膨出させる。最後に、車椅子利用者は、カバー2
1全体を内側から軽く揺すって、カバー21を所定の位
置に落ち着かせ、車椅子26と車椅子利用者自身とがカ
バー21によって確実に覆われるようにする。
【0019】このようにして、カバー21は、カバー支
柱22によって内側から車椅子26の両側で支持され、
車椅子利用者Mと車椅子26を覆って、車椅子利用者M
を雨や雪或いは寒風から守ることができる。しかも、接
続体23,24同士は、図2に示すように左右に傾斜し
て接続されているため、降り注いだ雨がカバー21に溜
まるようなことがない。又、雪が積もるようなこともな
い。さらに、車椅子利用者の頭が接続体23,24にぶ
つかるようなことがない。
【0020】次に、カバー21を取り外す手順について
説明する。先ず、車椅子利用者は、紐55を引っ張っ
て、カバー21の背の部分を上方へ引き上げる。又、ス
ティック61をスティック収納筒60に押し込む。その
後、車椅子利用者は、カバー支柱22を前方に押し、保
持金具28をフレーム27から外して、前方へ倒す。こ
のとき、カバー21も前方に畳み込まれる。そして、車
椅子利用者は、締め込み摘み58を緩めて、一対の接続
板51,52を分離し、接続体23,24を車椅子26
の外方へ回転させ、出入杆42と一直線の状態にする。
締め込み摘み53と連結ボルト53とは、貫通孔54に
係合したままになっており、紛失されるようなことがな
い。
【0021】次に、車椅子利用者は、出入杆固定摘み4
3を緩めて、出入杆42を収納杆41に押し込む。これ
によって、カバー21は車椅子利用者の膝に手繰り寄せ
られる。収納杆41に押し込まれた出入杆42は、不用
意に突出しないように、出入杆固定摘み43の締め込み
によって収納杆41に固定される。最後に、車椅子利用
者は、カバー21をカバー支柱22から外し、折り畳ん
で一方の接続体23に収納する。
【0022】
【発明の効果】本発明の車椅子防雨防寒装置によると、
次の効果を奏する。カバーによって車椅子利用者を覆う
ため、車椅子利用者を雨や雪或いは寒風から保護するこ
とができる。カバーによって車椅子利用者を雨や雪或い
は寒風から保護することによって、車椅子利用者が、雨
の日や雪の日或いは寒い日であっても、容易に外出し易
くなって、車椅子利用者の社会への進出を促進すること
ができる。
【0023】カバーによって車椅子利用者を覆うため、
介護者が車椅子利用者に対して雨や雪に濡れないように
気を配りながら傘をさす必要がなくなるとともに、介護
者自身も雨や雪に濡れなくてすむようになる。カバーに
よって車椅子利用者を覆うため、車椅子利用者が合羽を
着用しなくてもすむようになる。又、今まで程、厚着を
しなくてもすむようにもなる。また、カバー支柱を起こ
すことによってカバーが車椅子利用者を覆うようになっ
ているため、体の不自由な車椅子利用者であっても簡単
に取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の車椅子用防雨防寒装置の正
面図である。
【図2】 図1の右側面図である。
【図3】 車椅子用防雨防寒装置の部分斜視図である。
【図4】 カバー支柱を立った状態に保持する保持金具
の斜視図である。
【図5】 接続板の平面図である。
【図6】 図2において、接続板同士を連結した詳細図
である。
【図7】 車椅子用防雨防寒装置が取付けられた車椅子
で利用者が、雨の日に外出した様子を示す図である。
【符号の説明】
M 車椅子利用者 20 車椅子用防雨
防寒装置 21 カバー 22 カバー支柱 23,24 接続体 26 車椅子 27 フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車椅子利用者を覆う折畳み可能で透明な
    カバーと、車椅子のフレームの両側に回転可能に設けら
    れて倒れた状態と立った状態とに選択的に保持される伸
    縮可能な一対のカバー支柱と、前記各カバー支柱の遊端
    に前記車椅子の内側へ回転可能に設けられて先端同士が
    互いに接続可能な一対の接続体とを具え、前記カバーは
    前記接続体の先端同士が接続された状態において伸ばさ
    れて立った状態に保持された前記一対のカバー支柱によ
    って内側から支持されることを特徴とする、車椅子用防
    雨防寒装置。
JP7158761A 1995-06-02 1995-06-02 車椅子用防雨防寒装置 Pending JPH08322883A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7158761A JPH08322883A (ja) 1995-06-02 1995-06-02 車椅子用防雨防寒装置

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JPH08322883A true JPH08322883A (ja) 1996-12-10

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ID=15678771

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JP7158761A Pending JPH08322883A (ja) 1995-06-02 1995-06-02 車椅子用防雨防寒装置

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JP (1) JPH08322883A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100380032B1 (ko) * 2000-03-28 2003-04-16 고영희 덮개가 있는 휠체어
JP2012183176A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk 院内感染防止用具
JP2012231891A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk 院内感染防止用具
CN107647979A (zh) * 2017-10-11 2018-02-02 江阴市新盛医疗器材设备有限公司 腿部防风轮椅

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KR100380032B1 (ko) * 2000-03-28 2003-04-16 고영희 덮개가 있는 휠체어
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