JPH08322776A - 清掃ロボット - Google Patents

清掃ロボット

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JPH08322776A
JPH08322776A JP13453895A JP13453895A JPH08322776A JP H08322776 A JPH08322776 A JP H08322776A JP 13453895 A JP13453895 A JP 13453895A JP 13453895 A JP13453895 A JP 13453895A JP H08322776 A JPH08322776 A JP H08322776A
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JP
Japan
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cleaning
tank
sewage
cleaning liquid
liquid
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Withdrawn
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JP13453895A
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English (en)
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Tatsuya Renbutsu
達也 蓮仏
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄液タンクおよび汚水タンクの容量を大き
くすることなく、メンテナンス作業を実質的に排除し清
掃作業の自動化および清掃作業効率向上を図ることがで
きる清掃ロボットを提供する。 【構成】 洗浄液槽に貯留された洗浄液を床面に散布し
て洗浄を行いつつ、前記洗浄を行った床面上の汚水を吸
引して汚水槽20に貯留するものであって、汚水槽20
の汚水を浄化して浄化液を生成する浄化手段25,2
8,31,32,33と、浄化液を洗浄液槽に送液する
送液手段27とを設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床面の清掃処理を自動
的に行う清掃ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】床面の清掃処理を自動的に行う清掃ロボ
ットは、洗浄液タンクに貯留された洗浄液を床面に散布
して回転ブラシ等で洗浄を行い、その後洗浄液の汚水を
吸引して汚水タンクに貯留するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記清掃ロボットは、
一方で洗浄液を消費し他方で汚水を吸引貯留して清掃動
作を行うことになるため、洗浄液タンクの洗浄液がなく
なる毎に洗浄液の補充作業が必要となり、また汚水タン
クが満配になる毎に汚水の廃棄作業が必要となってしま
う。これらのメンテナンス作業は、清掃作業の自動化へ
の障害となり、また清掃作業効率低下の要因となってし
まう。このため、メンテナンス作業を減らすため、洗浄
液タンクおよび汚水タンクの容量を大きくすることも考
えられるが、かなりの容量増大を図らなければ効果がな
く、効果を得るほどの容量とすると清掃ロボット自体が
非常に大型のものになってしまい、狭い場所での清掃が
困難となりまた大きな保管場所が必要になるという問題
が生じる。したがって、本発明の目的は、洗浄液タンク
および汚水タンクの容量を大きくすることなく、メンテ
ナンス作業を実質的に排除し清掃作業の自動化および清
掃作業効率向上を図ることができる清掃ロボットを提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の清掃ロボットは、自律移動
しながら洗浄液槽に貯留された洗浄液を床面に散布して
洗浄を行いつつ、前記洗浄を行った床面上の汚水を吸引
して汚水槽に貯留するものであって、前記汚水槽に貯留
される汚液を浄化して浄化液を生成する浄化手段と、該
浄化手段により生成される浄化液を前記洗浄液槽に送液
する送液手段とを設けてなることを特徴としている。
【0005】本発明の請求項2記載の清掃ロボットは、
請求項1記載のものに関して、前記浄化手段は、汚液を
濾過する濾過手段を具備することを特徴としている。
【0006】本発明の請求項3記載の清掃ロボットは、
請求項1または2に記載のものに関して、前記浄化手段
は、汚液中に含有される油分を電気的に分離する電気分
離手段を具備することを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の請求項1記載の清掃ロボットによれ
ば、洗浄液槽に貯留された洗浄液を床面に散布して洗浄
を行いつつ、前記洗浄を行った床面上の汚水を吸引して
汚水槽に貯留し、さらに汚水槽の汚液を、浄化手段で浄
化して浄化液を生成し送液手段で洗浄液槽に送液する。
【0008】本発明の請求項2記載の清掃ロボットによ
れば、浄化手段が濾過手段を具備しているため、該濾過
手段により汚液が濾過される。
【0009】本発明の請求項3記載の清掃ロボットによ
れば、浄化手段が電気分離手段を具備しているため、該
電気分離手段により汚液中に含有される油分が電気的に
分離される。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1および図2を参照し
て以下に説明する。本実施例の清掃ロボットは、自律移
動するためのロボット部と、清掃作業を行う清掃部とで
大略構成されている。
【0011】ロボット部は、移動のための車輪11と、
該車輪11を駆動する駆動ユニット12と、障害物等を
検知するため清掃ロボットの周囲に配置された図示せぬ
センサ部と、清掃ロボットの全ての制御を行う制御部1
3とを有している。また、清掃部は、洗浄液を貯留する
洗浄液タンク(洗浄液槽)15と、該洗浄液タンク15
に貯留された洗浄液を床面に散布する洗浄液散布ノズル
16と、清掃ロボットの走行方向における洗浄液散布ノ
ズル16の後方に床面に接するよう設けられた、鉛直軸
回りに回転する回転ブラシ17と、清掃ロボットの走行
方向における回転ブラシ17の後方に床面に接するよう
設けられ床面の洗浄後の汚水を吸引する吸引部18と、
該吸引部18に連結された吸引ホース19と、吸引部1
8で吸引された汚水を貯留等する汚水浄化ユニット(汚
水槽)20と、すべてに電力を供給する電源部である図
示せぬバッテリとを有している。
【0012】そして、制御部13からの指令によって、
予め設定された走行ルートを自律移動するようロボット
部を作動させかつ予め設定された清掃動作を行うよう清
掃部を作動させる。このような動作中に、制御部13
は、センサ部からの入力を監視しており、走行ルートと
干渉する位置に障害物を検知すると、警告を発するとと
もに減速し停止する。ここで、清掃部は、洗浄液タンク
15から洗浄液を洗浄液散布ノズル16へ導き、該洗浄
液散布ノズル16から床面に散布する。そして、洗浄液
が散布された床面を回転ブラシ17で清掃し、清掃後の
汚水を吸引部18から吸引し汚水浄化ユニット20に入
れる。
【0013】そして、本実施例において、汚水浄化ユニ
ット20は、汚水を貯留するタンクを兼用するものとな
っている。汚水浄化ユニット20は、図2に示すよう
に、吸引部18に一端側が連結された吸引ホース19の
他端側が所定位置に連結されるとともに上部にファン2
2が設けられた第一槽部23と、その外側の第二槽部
(浄化手段)24とを有しており、該第一槽部23は、
吸引ホース19からファン22の吸引力で吸引された汚
水を貯留するとともに、底部近傍まで延在された仕切板
(浄化手段)25で比較的大きなゴミ等が除かれた第一
段階浄化後の汚水を第二槽部24に溢れ出させる。第二
槽部24には底部近傍に汚水導入路26が連通されてお
り、該汚水導入路26の途中にはポンプ(送液手段)2
7が設けられている。ポンプ27は、第二槽部24内の
汚水を吸入することで該汚水を汚水導入路26に設けら
れたフィルタ(浄化手段,濾過手段)28に通し、該フ
ィルタ28で粉塵等を除く第二段階の浄化を行った後、
汚水を第三槽部(浄化手段)29内へ吐出する。ここ
で、このフィルタ28による第二段階の浄化で、汚水か
らは汚水中に溶け込んだ油分以外の汚れすなわち固形分
が除去されることになる。
【0014】第三槽部29内はコロイドフィルタ31で
二室に仕切られており該コロイドフィルタ(浄化手段,
濾過手段)31を挟んで両側となる位置には電極(浄化
手段,電気分離手段)32,33が対向配置されてい
る。なお、汚水導入路26のポンプ27の吐出側は、第
三槽部29のコロイドフィルタ31と内側の電極32と
の間の下部に連通されている。そして、内側の電極32
が正電位となり外側の電極33が負電位となるよう電圧
をかけると、汚水に溶け込んだ状態、すなわち、エマル
ジョン状態にある油分は負電荷に帯電していることか
ら、該油分を正電位の電極32側に寄せることができ
る。そして、コロイドフィルタ31より正電位の電極3
2側には該電極32に近接して上部に第二槽部24に連
通する連通口(通路)35が形成されており、負電位の
電極33側には該電極33に近接して洗浄液タンク15
に連通する連通路36が設けられている。そして、これ
により、エマルジョン状態にある油分を含む汚水が連通
口35から第二槽部24に戻され、油分が除かれた浄化
水が連通路36から洗浄液タンク15へ送られ、洗浄液
として再利用される。ここで、上述したファン22、ポ
ンプ27、及び電極32,33は制御部13に接続され
ており、これらは制御部13からの指令によって作動す
る。
【0015】以上に述べたように、本実施例の清掃ロボ
ットによれば、洗浄液タンク15に貯留された洗浄液を
床面に散布して洗浄を行い、その後洗浄液の汚水を吸引
して汚水浄化ユニット20に貯留し、さらに汚水浄化ユ
ニット20で汚水を浄化して洗浄液タンク15に戻すこ
とができ、このように汚水を洗浄液として再利用でき
る。したがって、洗浄液タンク15および汚水タンク
(実施例では汚水浄化ユニット20)の容量を大きくす
ることなくとも、洗浄液タンク15の洗浄液の補充作業
および汚水タンクの汚水の廃棄作業すなわちメンテナン
ス作業が実質的に排除でき、清掃作業の自動化および清
掃作業効率向上を図ることができる。具体的には、第一
槽部23から第二槽部24へ至る際に仕切板25により
比較的大きなゴミが除かれ、第二槽部24から第三槽部
23へ至る際にフィルタ28で粉塵が除かれる。そし
て、このようにして油分のみが残された汚水が第三槽部
29において、電極32,33による電気的な分離でエ
マルジョン状態の油分が除かれて、洗浄液タンク15に
戻され洗浄液として再利用されることになる。
【0016】しかも、第三槽部29においては、負電位
となる側の電極33および連通路36と、正電位となる
側の電極32および汚水導入路26とを仕切るようにコ
ロイドフィルタ31が設けられているため、さらに確実
に汚水を浄化することができる。加えて、第三槽部29
内で、正電位となる側の電極32に引き寄せられたエマ
ルジョン状態の油分は、正電位となる側の電極32に近
接して設けられた連通口35から第二槽部24に戻され
るため、電極32,33が設けられた第三槽部29内に
エマルジョン状態の油分が充満してこれが連通路36か
ら溢れ出してしまうことが防止できる。なお、実施例に
おいて、ポンプ27及び電極32,33は汚水浄化ユニ
ット20として回転ブラシ17やファン22と同時に作
動するものとしたが、これに限ることなく、例えば、第
三槽部29内に液位センサを設けて所定上限液位に達し
たときにポンプ27を駆動し電極32,33に電気を供
給し、所定下限液位に達したときにポンプ27の駆動を
停止し電極32,33への電気の供給を遮断する構成と
してもよく、このような構成とした場合には、無駄な電
力消費がなくなって、清掃ロボットの長時間駆動が可能
となり、バッテリーの充電サイクルが長くなることによ
り、メンテナンス作業を減らすことができる。また、本
実施例においては、ポンプ27を汚水導入路26の途中
に設ける構成としたが、浄化水を洗浄液タンク15へ送
る構成であればこれに限ることなく、例えば、ポンプ2
7を連通路36の途中や第3槽部29内に設ける構成と
してもよい。さらに、本実施例においては、送液手段と
してポンプ27を設けたが、浄化水を洗浄液タンク15
へ送る構成であればこれに限ることなく、例えば、汚水
浄化ユニット20を洗浄液タンク15よりも上部に配置
して重力落下により浄化水を洗浄液タンク15へ送るよ
うにしてもよく、このように構成した場合には、ポンプ
27を駆動する電気供給をなくすことができるので、電
力消費が少なくなって、清掃ロボットの長時間駆動が可
能となり、バッテリーの充電サイクルが長くなることに
より、メンテナンス作業を減らすことができる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の清掃ロボットによれば、洗浄液槽に貯留された洗
浄液を床面に散布して洗浄を行いつつ、前記洗浄を行っ
た床面上の汚水を吸引して汚水槽に貯留し、さらに汚水
槽の汚液を、浄化手段で浄化して浄化液を生成し送液手
段で洗浄液槽に送液する。したがって、洗浄液槽および
汚水槽の容量を大きくすることなくとも、洗浄液槽の洗
浄液の補充作業および汚水槽の汚水の廃棄作業すなわち
メンテナンス作業が実質的に排除でき、清掃作業の自動
化および清掃作業効率向上を図ることができる。
【0018】本発明の請求項2記載の清掃ロボットによ
れば、浄化手段が濾過手段を具備しているため、該濾過
手段により汚液を濾過して浄化することができる。
【0019】本発明の請求項3記載の清掃ロボットによ
れば、浄化手段が電気分離手段を具備しているため、該
電気分離手段により汚液中に含有される油分を電気的に
分離して取り除き、浄化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による清掃ロボットの側断面
図である。
【図2】本発明の一実施例による清掃ロボットの汚水浄
化ユニットを示す断面図である。
【符号の説明】
15 洗浄液タンク 20 汚水浄化ユニット 24 第二槽部(浄化手段,濾過手段) 25 仕切板(浄化手段,濾過手段) 26 汚水導入路 29 第三槽部(浄化手段,濾過手段) 31 コロイドフィルタ(浄化手段,濾過手段) 32,33 電極(浄化手段,濾過手段,電気分離手
段) 35 連通口(通路) 36 連通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E01H 1/10 E01H 1/10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自律移動しながら洗浄液槽に貯留された
    洗浄液を床面に散布して洗浄を行いつつ、前記洗浄を行
    った床面上の汚水を吸引して汚水槽に貯留する清掃ロボ
    ットにおいて、 前記汚水槽に貯留される汚液を浄化して浄化液を生成す
    る浄化手段と、該浄化手段により生成される浄化液を前
    記洗浄液槽に送液する送液手段とを設けてなることを特
    徴とする清掃ロボット。
  2. 【請求項2】 前記浄化手段は、汚液を濾過する濾過手
    段を具備することを特徴とする請求項1記載の清掃ロボ
    ット。
  3. 【請求項3】 前記浄化手段は、汚液中に含有される油
    分を電気的に分離する電気分離手段を具備することを特
    徴とする請求項1または2に記載の清掃ロボット。
JP13453895A 1995-05-31 1995-05-31 清掃ロボット Withdrawn JPH08322776A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806