JPH08322552A - 培養庫の換気装置 - Google Patents
培養庫の換気装置Info
- Publication number
- JPH08322552A JPH08322552A JP12832495A JP12832495A JPH08322552A JP H08322552 A JPH08322552 A JP H08322552A JP 12832495 A JP12832495 A JP 12832495A JP 12832495 A JP12832495 A JP 12832495A JP H08322552 A JPH08322552 A JP H08322552A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- culture chamber
- gas
- passage
- air
- culture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
養室の上部と下部とを連通する通路12と、この通路1
2に配置されたファン18とこの通路の外壁17に取り
付けられたモータ16とから成り前記培養室内の気体を
循環させる送風機15と、前記培養室内の気体を排出す
る通路23とを有する本体と、前記培養室に炭酸ガス等
の気体を供給する供給装置8とが備えられた培養庫にお
いて、前記モータの軸受部19と前記外壁との間をシー
ルするシール材20に空気流通用の流路21を設けたこ
とを特徴とする培養庫の換気装置。
Description
気装置に関する。
連通する通路にフィルターを設け、このフィルターに培
養室で汚染された気体を通すことによって培養室内の気
体を清浄していた。(例えば、特開平6―245753
号公報参照)。
培養室内の気体の清浄は、循環する気体の通路内にフィ
ルターを設けこのフィルターを通して行うものであり、
培養庫外の空気は導入されず細胞の代謝により発生した
ガスによって汚染された気体は室内に蓄積したままであ
った。
ファンモータの軸受部と内箱の間のシール材にエアーフ
ィルターを備えた空気の流路を設け、前記通路内に設け
られたファンの回転によるモータ軸受部の負圧を利用
し、培養庫外の空気を培養室内へ流入させ、培養室内の
気体は培養室内部の濃度検出用の通路から排出すること
によって培養室内の換気を行う。
培養室と、この培養室の上部と下部とを連通する通路
と、この通路に配置されたファンとこの通路の外壁に取
り付けられたモータとから成り前記培養室内の気体を循
環させる送風機と、前記培養室内の気体を排出する通路
とを有する本体と、前記培養室に炭酸ガス等の気体を供
給する供給装置とが備えられた培養庫において、前記モ
ータの軸受部と前記外壁の間をシールするシール材に空
気流通用の流路を設けたものである。そして好ましくは
この流路としてステンレスや銅製等の空気流通用のチュ
ーブを前記シール材に嵌め込み、更に好ましくは外気を
取り入れる流路にエアーフィルターを設けるようにした
ものである。
培養室内の細胞が代謝により発生させるガスにより汚染
された気体を培養室内に蓄積させることなく、モータの
軸受部と前記外壁の間をシールするシール材に設けられ
た空気流通用の流路から培養庫外の空気を流入させ、培
養室内の気体を培養庫外へ排出させる通路から、排出さ
せることにより換気を行う。
斜視図である。図2はこの発明の培養庫の断面図であ
る。図3はこの発明の要部拡大断面図である。図4はエ
アーフィルターの取り付け部分の変形実施例を示す要部
拡大断面である。図5は培養室内の気体の排出通路を、
培養室内の気体の濃度分析をするために使用したときの
説明である。
に断熱材4を充填した本体5と、この本体の開口を開閉
自在に閉塞する扉6とで形成された培養庫である。本体
5の内箱3の内部には所定の温度に維持して細胞等の試
料を培養する培養室7が形成されている。内箱の外側に
は培養室7の温度を適温にするエアージャケット(図示
せず)が設けられている。8は培養室7内を所定のガス
濃度に維持する炭酸ガスや窒素等の供給装置である。
及びその内扉10とで形成されている。
トで、このダクト11は内部に通路12が形成されてい
る。通路12には培養室7内の気体を吸込む吸引用の孔
13が培養庫の上側に、培養室7に気体を吐出する吐出
用の孔14が培養庫の下側に設けられている。
17に取付けられて、ファン18を回転させる。このモ
ータ16の軸受部19と通路12の外壁とはモータ16
から外壁へ伝わる振動を吸収する等の役割ももったシリ
コンの発泡ゴム製のシール材20によってシールされて
いる。このシール材20には空気流通用の流路21とし
てステンレスや銅製等の空気流通用のチューブ21aが
嵌め込まれ、このチューブ21aの空気入口側にはエア
ーフィルター22が設けられている。
2に連通され、本体5の外部に開口部23を有してい
る。
おいて、培養庫1の培養室7内の温度はエアージャケッ
トにより適温に維持され、培養室7内の気体の濃度は炭
酸ガスや窒素等の気体を供給装置8で供給されて所定の
濃度に維持されて、培養室7内は細胞等の培養に最適な
条件にされている。
って吸引用の孔13を通して通路12に強制的に吸引さ
れ、吸引された気体は通路12の下側に設けられた吐出
用の孔14より培養室7に吐出される。この際、ファン
18の回転時にはファン18の軸側が負圧となることに
よって、エアーフィルター22からチューブ21の空気
の流路を介してモータ16の軸孔24を通って通路12
に取り込まれる。このことによって、チューブ21とエ
アーフィルター22によって流入量が制限された空気は
培養室7内に流入する。また、培養室7内の細胞の代謝
により発生したガスによって汚れた培養室7内の気体
は、通路12に嵌め込まれた排出通路23により培養庫
の外に排出される。このことによって、培養室7にはエ
アーフィルター23によって濾過された外気を導入する
とともに、培養室7内の気体は排出通路23を通って排
出孔25より培養庫1の外に排出され、細胞の代謝によ
って発生したガスが培養室7内に蓄積し、細胞自身の生
育を阻害することはない。
するにあたって必ずしもチューブ21の流路に設けられ
る必要はなく、チューブ21aとは離れた場所に設ける
こともできる。図4は送風機15を囲む外壁2の開口部
分26に平板状エアーフィルター27を嵌め込んだ構成
の変形実施例である。
ファンなどの駆動部品を必要としないばかりか、排出通
路23は図5に示す様に以前より排出孔24に分析装置
28を繋ぎ真空ポンプ29で培養室7内の気体を吸引し
濃度の分析を行っていた通路をそのまま利用できるた
め、新たに排出用の排出通路23を設ける必要はないた
め経済的である。
の試料を収納する培養室と、この培養室の上部と下部と
を連通する通路と、この通路に配置されたファンとこの
通路の外壁に取り付けられたモータとから成り前記培養
室内の気体を循環させる送風機と、前記培養室内の気体
を排出する通路とを有する本体と、前記培養室に炭酸ガ
ス等の気体を供給する供給装置とが備えられた培養庫に
おいて、前記モータの軸受部と前記外壁との間をシール
するシール材に空気流通用の流路を設け、そして好まし
くはこの流路としてステンレスや銅製等の空気流通用の
チューブを前記シール材に嵌め込み、更に好ましくは外
気を取り入れる流路にエアーフィルターを設けたことに
よって、培養室内の細胞が代謝によって発生させたガス
を含んだ気体を培養室内に蓄積させることなく培養庫外
に排出し、エアーフィルターによって濾過された外の空
気を培養室内に流入させることができ、また、そのため
の換気用のファンや気体の排出用の排出通路等を新たに
設ける必要はなく、培養室内の換気を行うことができ
る。
る。
変形実施例を示す要部拡大断面図である。
室内の気体の濃度分析をするために使用したときの図で
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】細胞等の試料を収納する培養室と、この培
養室の上部と下部とを連通する通路と、この通路に配置
されたファンとこの通路の外壁に取り付けられたモータ
とから成り前記培養室内の気体を循環させる送風機と、
前記培養室内の気体を排出する通路とを有する本体と、
前記培養室に炭酸ガス等の気体を供給する供給装置とが
備えられた培養庫において、前記モータの軸受部と前記
外壁との間をシールするシール材に空気流通用の流路を
設けたことを特徴とする培養庫の換気装置。 - 【請求項2】細胞等の試料を収納する培養室と、この培
養室の上部と下部とを連通する通路と、この通路に配置
されたファンとこの通路の外壁に取り付けられたモータ
とから成り前記培養室内の気体を循環させる送風機と、
前記培養室内の気体を排出する通路とを有する本体と、
前記培養室に炭酸ガス等の気体を供給する供給装置とが
備えられた培養庫において、前記モータの軸受部と前記
外壁との間をシールするシール材にステンレスや銅製等
の空気流通用のチューブを嵌め込んだことを特徴とする
培養庫の換気装置。 - 【請求項3】細胞等の試料を収納する培養室と、この培
養室の上部と下部とを連通する通路と、この通路に配置
されたファンとこの通路の外壁に取り付けられたモータ
とから成り前記培養室内の気体を循環させる送風機と、
前記培養室内の気体を排出する通路とを有する本体と、
前記培養室に炭酸ガス等の気体を供給する供給装置とが
備えられた培養庫において、前記モータの軸受部と前記
外壁との間をシールするシール材に空気流通用の流路を
設け、この流路にエアーフィルターを設けたことを特徴
とする培養庫の換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07128324A JP3143360B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 培養庫の換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07128324A JP3143360B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 培養庫の換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08322552A true JPH08322552A (ja) | 1996-12-10 |
JP3143360B2 JP3143360B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=14981968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07128324A Expired - Fee Related JP3143360B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 培養庫の換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3143360B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100322242B1 (ko) * | 1999-08-25 | 2002-03-18 | 이재천 | 위험 미생물 보호 캐비넷 |
KR20160126249A (ko) * | 2015-04-23 | 2016-11-02 | 김동열 | 식물조직 배양대 |
CN106108954A (zh) * | 2016-07-18 | 2016-11-16 | 任灵芝 | 一种多功能检验科样本存储柜 |
WO2018135311A1 (ja) | 2017-01-23 | 2018-07-26 | Phcホールディングス株式会社 | 収納装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101921272B1 (ko) * | 2018-02-09 | 2018-11-22 | 삼아항업(주) | 회전디스크 타입 보조 입력 장치 |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP07128324A patent/JP3143360B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100322242B1 (ko) * | 1999-08-25 | 2002-03-18 | 이재천 | 위험 미생물 보호 캐비넷 |
KR20160126249A (ko) * | 2015-04-23 | 2016-11-02 | 김동열 | 식물조직 배양대 |
CN106108954A (zh) * | 2016-07-18 | 2016-11-16 | 任灵芝 | 一种多功能检验科样本存储柜 |
WO2018135311A1 (ja) | 2017-01-23 | 2018-07-26 | Phcホールディングス株式会社 | 収納装置 |
CN110214175A (zh) * | 2017-01-23 | 2019-09-06 | 普和希控股公司 | 收纳装置 |
US10918755B2 (en) | 2017-01-23 | 2021-02-16 | Phc Holdings Corporation | Housing apparatus |
CN110214175B (zh) * | 2017-01-23 | 2022-06-14 | 普和希控股公司 | 收纳装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3143360B2 (ja) | 2001-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100577256B1 (ko) | 환기겸용 공기청정기 | |
US9162326B2 (en) | Incubation system with low temperature enclosure | |
US20130089924A1 (en) | Culture apparatus having heaters | |
JPH08322552A (ja) | 培養庫の換気装置 | |
EP1026450B1 (en) | Low-humidity working apparatus | |
KR20050031568A (ko) | 공기조화기의 실내기 | |
KR20200019838A (ko) | 드라이룸의 부스 장치 | |
US4014747A (en) | Cartridge for a bacteria screening device for continuously monitoring and recording the existence of air borne bacteria and other microorganisms | |
CN210552468U (zh) | 一种应用于聚酰亚胺成膜固化工艺的洁净控氧烘箱 | |
JPH06245753A (ja) | 培養庫の汚染防止装置 | |
KR100573056B1 (ko) | 환기장치 | |
CN206683106U (zh) | 恒温恒湿恒净恒氧组合风柜 | |
CN219021543U (zh) | 一种内镜储存柜 | |
CN219730955U (zh) | 二氧化碳培养箱 | |
CN217685410U (zh) | 空调器 | |
CN218119969U (zh) | 加湿净化装置和空调室内机 | |
KR100673733B1 (ko) | 환기장치 | |
CN214660991U (zh) | 一种适用于无尘车间空气净化器的风机 | |
KR20130106008A (ko) | 저소음 열교환 창호시스템 | |
CN214132229U (zh) | 一种立式大容量气溶胶净化离心机 | |
CN216473181U (zh) | 一种饲料加工用滚筒式发酵装置 | |
JPH0775552A (ja) | 培養装置 | |
CN219186252U (zh) | 一种生物质锅炉烟气处理装置 | |
CN215454294U (zh) | 一种无菌无尘培养装置 | |
CN218328309U (zh) | 一种吸油烟机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081222 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 12 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 12 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222 Year of fee payment: 13 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |