JPH08322085A - 情報識別回路及び情報識別方法 - Google Patents

情報識別回路及び情報識別方法

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JPH08322085A
JPH08322085A JP7127911A JP12791195A JPH08322085A JP H08322085 A JPH08322085 A JP H08322085A JP 7127911 A JP7127911 A JP 7127911A JP 12791195 A JP12791195 A JP 12791195A JP H08322085 A JPH08322085 A JP H08322085A
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JP7127911A
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Inventor
Masami Abe
政美 阿部
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボイスプライバシーオンモードと、自動再送
要求モードとを備えながら、簡単な構成で容易に音声デ
ータと高速付随制御チャネルとの識別を高速に行う。 【構成】 モード判定制御回路2は、受信したTDMA
フレームから音声データがボイスプライバシーオン又は
オフモードのいずれであるかを判定し、この判定結果を
音声信号識別回路3及び高速付随制御チャネル識別回路
4に与え、音声データ/高速付随制御チャネルの識別を
行わせるのである。また更に自動再送要求モード又は/
ノーマルモードのいずれであるかを判定し、この判定結
果を音声信号識別回路3及び高速付随制御チャネル識別
回路4に与え、音声データ/高速付随制御チャネルの識
別を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報識別回路及び情報識
別方法に関し、例えば、TDMA(TimeDivis
ion Multiple Access:時分割多元
接続)セルラシステムなどにおける基地局装置や移動局
装置に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、TDMAセルラシステムが使用さ
れている。例えば、北米ではTIA(Telecomm
unications Industry Assoc
iation)において、IS−54BとしてTDMA
デジタルセルラ方式が勧告されている。このTDMAセ
ルラシステムにおける基地局と、移動局とのTDMAフ
レーム構成には、データ領域が130×2=260ビッ
ト配置されている。このデータ領域には、ユーザ情報で
ある音声データ又は高速付随制御チャネル(例えば、強
制割り込み情報、ハンドオーバ情報など)(Fast
Associated Control CHanne
l)が必要に応じて配置される。
【0003】例えば、移動局側から見ると、送信時には
通常は音声データを送信しており、高速付随制御チャネ
ルの送信の必要性が生じたときにだけ、音声データの代
わりに高速付随制御チャネルを送信するものである。逆
に受信時にはデータ領域に挿入されているデータが音声
データであるのか、それとも高速付随制御チャネルであ
るのかを判断する必要がある。この判断のための識別フ
ラグは特別に送られて来ないのであるから、効率的に音
声データと高速付随制御チャネルとの識別を行なわなけ
れば、良好な通信を維持することは困難になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかも、北米TDMA
セルラシステムの最近の仕様では、音声データに暗号化
が加えられたボイスプライバシーオンモードで送信され
る仕様も勧告されている。このため、上述のような音声
データと高速付随制御チャネルとの識別よりも更に困難
な、ボイスプライバシーオンモードで音声データがマス
ク(暗号化)されたものと、高速付随制御チャネルとの
識別を行う必要があることから、非常に困難な問題が提
起されたわけである。
【0005】また、更に最近のTDMAセルラシステム
の仕様には、デジタルトラフィックチャネルにおけるノ
ーマルモード(通常の音声データ/高速付随制御チャネ
ルによる通信)に加え自動再送要求(Automati
c Request)モード機能の追加が要請されてい
る。しかしながら、自動再送要求モード/ノーマルモー
ドの切り換えが行われながら、音声データと高速付随制
御チャネルとの識別を行うことも必要になるのである。
【0006】しかも、上述のような新たなボイスプライ
バシーオンモードと、自動再送要求モードとを備えなが
ら、簡単な構成で容易に音声データと高速付随制御チャ
ネルとの識別を高速に行うことできる情報識別回路及び
情報識別方法の提供が要請されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、基地
局装置又は移動局装置からの受信データがユーザ情報又
は制御チャネル情報のいずれの情報であるかを識別する
情報識別回路において、以下のような特徴的な上述の課
題を解決するものである。
【0008】つまり、本発明の情報識別回路は、基地局
装置又は移動局装置からの受信データがユーザ情報をプ
ライバシーオンモードで暗号化したものであるか、又は
自動再送要求モードによるものであるかを判定するモー
ド判定手段と、上記判定の結果に応じて上記受信データ
に対してユーザ情報識別処理を行うユーザ情報識別手段
と、上記判定の結果に応じて上記受信データに対して制
御チャネル情報識別処理を行う制御チャネル情報識別手
段とを備えたものである。
【0009】また、本発明の情報識別方法は、基地局装
置又は移動局装置からの受信データがユーザ情報又は制
御チャネル情報のいずれの情報であるかを識別する情報
識別方法において、基地局装置又は移動局装置からの受
信データが、ユーザ情報をプライバシーオンモードで暗
号化したものであるか、又は自動再送要求モードによる
ものであるかを判定し、この判定の結果をもとに上記受
信データに対するユーザ情報識別処理と制御チャネル情
報識別処理とを行うものである。
【0010】
【作用】上述のような本発明の情報識別回路の構成によ
れば、従来勧告されていなかった新たなプライバシーモ
ード(例えば、ボイスプライバシーモード)や、自動再
送要求(ARQ)モードなどで基地局装置や移動局装置
などからデータが送信されていても、移動局装置又は基
地局装置に備えられた本回路によってモード判定し、こ
のモード判定結果に応じてユーザ情報(例えば、音声信
号など)識別処理と、制御チャネル情報識別処理とを行
うことでユーザ情報と制御チャネル情報(例えば、高速
付随制御チャネル情報など)との識別を簡単な構成で容
易に実現することができる。
【0011】また、上述の情報識別方法の構成を採るこ
とで、ユーザ情報と制御チャネル情報との識別を簡単な
手順で容易に実現できると共に、無駄な処理を行うこと
なく、高速に識別することもできる。
【0012】
【実施例】次に本発明の好適な実施例を図面を用いて説
明する。そこで、本実施例ではボイスプライバシ−モー
ドに対応して音声データと高速付随制御チャネルとの識
別を行い得るように構成する。また更に、自動再送要求
モードにおける音声データと高速付随制御チャネルとの
識別も行い得るように構成する。
【0013】本実施例は具体的には、CRCの演算結果
だけでなく、推定誤り数も考慮して受信信号を識別し、
より正確に、受信信号を識別するように構成する。更
に、ボイスプライバシー使用時にも受信信号を識別で
き、音声データ識別の結果、音声データでないと判断さ
れた場合は、一旦除去したマスクを再び復活させ、受信
信号を保存するためのメモリ量を削減するように構成す
るものである。また、ノーマルモードと自動再送要求モ
ードという2種類のモードに応じて低消費電力化を実現
できるように構成するものである。
【0014】『第1実施例』:図2は一例のTDMAフ
レーム構成図である。この図2において、基地局送信ス
ロットフォーマットと、移動局送信スロットフォーマッ
トとを示している。
【0015】このようなフレーム構成において、基地局
送信スロットフォーマットにおいて、2つのデータ領域
には、それぞれ130ビットづつ、音声データ又は高速
付随制御チャネルが配置されるのである。そして、合わ
せて260ビットのデータ領域にはボイスプライバシオ
フモードでは符号化された音声データそのものが配置さ
れ、またボイスプライバシオンモードでは符号化された
音声データが暗号化(マスク)された音声暗号化データ
が配置されるのである。
【0016】図1は音声データ/高速付随制御チャネル
識別回路の機能的な構成である。この図1において、音
声データ/高速付随制御チャネル識別回路は主にスロッ
トデインタリーブ回路1と、モード判定制御回路2と、
音声識別回路3と、高速付随制御チャネル識別回路4と
から構成されている。
【0017】スロットデインタリーブ回路1は、受信し
たTDMAフレームのスロットデインタリーブを行うも
のである。即ち、送信側で信号を送信するときに伝送路
での連続誤りをランダム誤りとするためにスロットイン
タリーブを行って送信しているため、受信側でそのイン
タリーブされたスロットを並べ戻してデインタリーブを
行うものである。スロットデインタリーブされたTDM
Aフレームは、モード判定制御回路2に与えられる。
【0018】モード判定制御回路2は、スロットデイン
タリーブ回路1からのスロットデインタリーブされたT
DMAフレームのデータからボイスプライバシーオン/
オフモード指示メッセージを検出すると共に、自動再送
要求/ノーマルモード指示メッセージを検出し、これら
のメッセージなどを元にいずれのモードを指示している
かを判定し、判定結果に応じて該当するモードで音声デ
ータ/高速付随制御チャネルを識別処理したり、自動再
送要求モードでも同様に識別処理の制御を行うものであ
る。
【0019】具体的には、モード判定制御回路2は、受
信したTDMAフレームから音声データがボイスプライ
バシーオン又はオフモードのいずれであるかを判定し、
この判定結果を音声信号識別回路3及び高速付随制御チ
ャネル識別回路4に与え、音声データ/高速付随制御チ
ャネルの識別を行わせるのである。また更に自動再送要
求モード又は/ノーマルモードのいずれであるかを判定
し、この判定結果を音声信号識別回路3及び高速付随制
御チャネル識別回路4に与え、音声データ/高速付随制
御チャネルの識別を行わせるのである。
【0020】自動再送要求モードは、ユーザ間或いは基
地局(メッセージセンタ)と移動局間のメッセージ通信
用に使用されるものである。基地局側はメッセージを送
信し、移動局側は受信メッセージのタイムスタンプをチ
ェックし、抜けているメッセージがあれば基地局側に再
送要求を出すのでる。再送要求を受けた基地局は指示さ
れたメッセージだけを再送するのである。
【0021】ボイスプライバシーとは、基地局と移動局
との間でそれぞれ同じアルゴリズムによって算出したプ
ライバシーマスクを使用して、第3者による盗聴を防止
する処理のことである。全てのユーザが同じアルゴリズ
ムを使用するが、アルゴリズムで使用する暗号キーは、
基地局/移動局間で固有且つ要求があれば随時変更も可
能なキーであるので、第3者が盗聴することは困難であ
る。プライバシーマスクは送り側、受け側それぞれ26
0ビットのビット列であり、マスクのビットが1の場合
は、受信ビット値を反転し(0→1、1→0)、マスク
のビットが0の場合は、受信ビット値を変更しない(0
→0、1→1)。
【0022】音声信号識別回路3は、ボイスプライバシ
ーオフモードにおいては、音声デインタリーブを行い、
次にビタビ復号を行い、復号結果に対して畳み込み符号
化を行い、再符号化したビット列と受信したビット列と
を比較して異なる値をとるビット数を推定誤り数とし、
次にCRC(Cyclic RedundancyCh
eck)演算を行い、受信したCRCと比較して一致す
ると、上記推定誤り数が所定閾値以下であれば音声デー
タとして識別結果を得るのである。
【0023】尚、ボイスプライバシーオンモードにおい
ては、上述の音声信号識別回路3の処理を行う前に、暗
号化(マスク)されている状態からマスクをとる、即
ち、マスクオフ(暗号解除)処理を行ってから識別処理
を行うものである。
【0024】高速付随制御チャネル識別回路4は、高速
付随制御チャネルのデインタリーブを行う。次にビタビ
復号を行い、次に畳み込み符号化を行い、再符号化を行
ったビット列と受信したビット列とを比較し、異なる値
をとるビット数を推定誤り数とし、次にCRC演算を行
い、受信したCRCと比較して一致すると、上記推定誤
り数が所定閾値以下であれば高速付随制御チャネルとし
て識別結果を得るのである。
【0025】図3は上述の図1の音声データ/高速付随
制御チャネル識別回路の機能構成を実現するTDMAセ
ルラシステム用の携帯装置の一例のハードウエア構成図
である。図3において、携帯装置はアンテナ10と、高
周波(RF)回路11と、アナログ/デジタル(A/
D)変換回路12と、デジタルシグナルプロセス回路1
3と、CPU14とから構成されている。この図3にお
いては、受信系の構成を中心として説明する。
【0026】アンテナ10は基地局からのTDMAフレ
ーム信号を捕捉し、捕捉した高周波信号は高周波回路1
1に与えられる。高周波回路11は高周波信号から周波
数同調を行い、復調を行いベースバンドのTDMAフレ
ーム信号を抽出し、アナログ/デジタル変換回路12に
与える。アナログ/デジタル変換回路12は、ベースバ
ンドのTDMAフレーム信号をデジタル信号に変換し
て、デジタル処理し易い信号形態に変換してデジタルシ
グナルプロセス回路13に与える。
【0027】CPU14は、具体的にはマイクロプロセ
ッサMPや、プログラムROM、ワーキングRAMなど
から構成され、アナログ/デジタル変換回路12の変換
を制御したり、デジタルシグナルプロセス回路13を制
御して上述のモード判定制御や、音声信号識別制御や、
高速付随制御チャネル識別制御などを行い、音声信号、
高速付随制御チャネルの識別結果を得る。デジタルシグ
ナルプロセス回路13は、アナログ/デジタル変換回路
12からのデジタル信号を、CPU14からの命令に従
って処理して、上述のモード判定処理や、音声信号識別
処理や、高速付随制御チャネル識別処理などを行い、音
声データ/高速付随制御チャネルの識別結果をCPU1
4に与えるものである。自動再送要求モードへ入る指示
は、基地局から移動局への高速付随制御チャネルのヘッ
ダ解析は、CPU14で行うものとするが、デジタルシ
グナルプロセス回路13で行うことも好ましい。
【0028】(自動再送要求モードの動作): 図4
は自動再送要求モードとノーマルモードとの違いについ
て説明するものである。TDMAセルラシステムにおい
ては、一般にノーマルモードにおいては、音声データに
よる伝送頻度が多く、高速付随制御チャネルの伝送頻度
が少ないことが統計的に予想されている。このため、識
別処理では先ず音声識別処理を行い、音声データが識別
されない場合は続いて高速付随制御チャネルの識別処理
を行うものである。
【0029】また一方、自動再送要求モードにおいて
は、一般に高速付随制御チャネルの伝送頻度が多く、音
声データの伝送頻度が少ないことが統計的に予想されて
いる。このため、識別処理では先ず高速付随制御チャネ
ルの識別処理を行い、高速付随制御チャネルが識別され
ない場合は続いて音声データの識別処理を行うものであ
る。
【0030】このような処理を行うことによって、自動
再送要求モードにおける音声データと高速付随制御チャ
ネルとの識別処理を高速に行うことができるのである。
【0031】図5は自動再送要求モードとノーマルモー
ドとの識別処理動作フローチャートである。この図5に
おいて、先ず1スロット受信毎(20ミリ秒)にスロッ
トデインタリーブ(ステップS10)を行う。次に自動
再送要求モードであるか否かの判断を、受信したメッセ
ージなどの情報から判断する(ステップS11)。この
判断で自動再送要求モードでないと判断されると、ノー
マルモードであるとして、先ず音声信号識別処理を行う
(ステップS12)。この識別結果からデータタイプを
判断し、データタイプが00(音声)であるか否かを判
断する(ステップS13)。尚、このデータタイプは、
図6に示すように予め内部設定しているものであり、0
0を音声とし、11を高速付随制御チャネルとし、0
1、10を不確定信号とするものである。
【0032】上記データタイプが00(音声)であれ
ば、これで音声データ識別結果をCPUに出力して処理
を終了する。一方、上記データタイプが00でない場合
は、高速付随制御チャネルであるとして高速付随制御チ
ャネル識別処理(ステップS14)を行い、識別結果を
CPUに与えて終了するものである。
【0033】また、上述の判断(ステップS11)で、
自動再送要求モードであると判断されると、先ず高速付
随制御チャネル識別処理を行う(ステップS15)。こ
の識別結果かデータタイプが11(高速付随制御チャネ
ル)であるか否かを判断する(ステップS16)。この
判断でデータタイプが11(高速付随制御チャネル)で
あれば、高速付随制御チャネル識別結果をCPUに与え
る。一方、上記判断(ステップS16)で、データタイ
プが11でないならば、音声データであるとして音声信
号識別処理を行い(ステップS17)、識別結果をCP
Uに与えて終了するものである。
【0034】(ボイスプライバシーモードの動作):
図7はボイスプライバシーモードの動作フローチャー
トである。この図7において、先ずスロットデインタリ
ーブを行い(ステップS20)、次にボイスプライバシ
ーモードであるか否かの判断を、受信したメッセージな
どの情報から判断する(ステップS21)。ここでボイ
スプラバシーオンモードと判断されれば、次に受信した
260ビットに対し、対応する260ビットマスクとの
排他的論理和をとり(硬判定)、或いは、尤度はそのま
まにして、ビット値だけを反転(マスクビット1のと
き)(軟判定)することによって、音声データに掛けら
れているマスクを取り除く、即ち、暗号化された音声デ
ータを暗号解除して生の音声データを得る(ステップS
22)。もちろん、ボイズプライバシーがかけられてい
ない場合はマスク解除処理(ステップS22)は行わな
い。
【0035】次にマスク解除処理されたデータから音声
識別処理(ステップS23)し、データタイプが00
(音声)であるか否かを判断する(ステップS24)。
この判断でデータタイプが00であると判断されれば、
音声データとして識別結果をCPUに出力する。一方、
データタイプが00でないならば、次にボイスプライバ
シーオンか否かを判断する(ステップS25)。ここ
で、ボイスプラバシーオンならば、受信ビット260ビ
ットに対して、対応する260ビットマスクとの排他的
論理和をとる(硬判定)、或いは、尤度はそのままにビ
ット値だけを反転(マスクビット1のとき)(軟判定)
する処理を行う(ステップS26)。尚、ボイスプラバ
シーオフの場合は、上記マスク処理は行わない。
【0036】尚、ここでマスク処理を行うのは、上記マ
スク解除処理(ステップS22)でマスクを解除した場
合、高速付随制御チャネル信号には、ボイスプライバシ
ーが掛かっていないので、上記マスク処理(ステップS
26)をかけることによって、最初の受信信号を得るた
めである。次に、高速付随制御チャネルの識別処理(ス
テップS27)を行い、識別結果をCPUに与えるので
ある。
【0037】(音声信号識別回路3の具体的な構成):
図8は音声信号識別回路3の具体的な動作フローを
示すものである。この図8において、音声デインタリー
ブを行い(ステップS30)、レート1/2、拘束長6
のビタビ復号を行う(ステップS31)。尚、畳み込み
符号の復号法としては、ビタビ復号以外にもあり、ビタ
ビ復号が最尤復号である。尚、他にDSP内蔵のアクセ
ラレータを使用する法法や、パスの絞り込みの方法を変
えるなど種々の方法を採ることができる。
【0038】次に復号結果を再びレート1/2、拘束長
6で畳み込み符号化する(ステップS32)。再符号化
したビット列と受信したビット列とを比較し、異なる値
をとるビットの数を誤り数とする(ステップS33)。
この推定誤り数は、フラグNERROR−Vに保存す
る。次にCRCの計算を行い、受信したCRCと計算し
たCRCを比較する(ステップS34)。この比較結果
を確認(ステップS35)し、一致した場合はフラグC
RC−V=0とし(ステップS36)、推定誤り数とし
てNERROR−Vが閾値TH1(設定閾値1)以下で
あるか否かを判断する(ステップS37)。この判断で
推定誤り数としてNERROR−Vが閾値TH1以下で
あるならば、データタイプ=00(音声)とし(ステッ
プS38)、処理を終了する。
【0039】また、上記比較結果の確認(ステップS3
5)で、受信したCRCと、計算したCRCとが一致し
ない場合、フラグCRC−V=1とし(ステップS3
9)、データタイプを10(不確定)として処理を終了
する(ステップS39a)。また、上記フラグNERR
OR−Vが閾値TH1以下でない場合、データタイプを
01(不確定)として処理を終了するものである(ステ
ップS37a)。
【0040】(高速付随制御チャネル識別回路4の具体
的な構成): 図9は高速付随制御チャネル識別回路
4の具体的な動作フローを示すものである。この図9に
おいて、先ず高速付随制御チャネルのデインタリーブを
行い(ステップS40)、次にレート1/4、拘束長6
のビタビ復号を行う(ステップS41)。次に復号結果
を再びレート1/4、拘束長6で畳み込み符号化する
(ステップS42)。再符号化したビット列と受信した
ビット列とを比較し、異なる値をとるビットの数を誤り
数とする(ステップS43)。この推定誤り数は、フラ
グNERROR−Fに保存する。
【0041】次にCRCの計算を行い、受信したCRC
と計算したCRCを比較する(ステップS44)。この
比較結果を判断する(ステップS45)。この判断でC
RCが一致した場合は、フラグCRC−F=0とし(ス
テップS46)、次にフラグNERROR−Fが閾値T
H2(設定閾値2)以下であるか否かを判断する(ステ
ップS47)。フラグNERROR−Fが閾値TH2以
下であれば、データタイプ=11(高速付随制御チャネ
ル)とし、処理を終了するのである。
【0042】尚、上述のCRCの比較結果を判断(ステ
ップS45)において、不一致と判断されると、フラグ
CRC−F=1とし処理を終了するのである(ステップ
S49)。また、上記フラグNERROR−Fが閾値T
H2以下であるか否かの判断(ステップS47)で、フ
ラグNERROR−Fが閾値TH2以下でない場合は、
その時点で処理を終了するものである。
【0043】(第1実施例の効果): 以上の第1実
施例の構成によれば、新たに追加されたボイスプライバ
シーオンモードに対する識別機能と、自動再送要求モー
ドとに対する識別機能を備えながら、音声データと高速
付随制御チャネルとの識別を高速に行うことできる。
【0044】また、CRCの演算結果だけでなく、推定
誤り数も考慮して受信信号を識別するので、より正確に
受信信号を識別することができる。更に、ボイスプライ
バシーオンモードの受信信号の識別処理において、受信
信号保存用のメモリも削減することができる。更にま
た、ノーマルモード又は自動再送要求モードなどの状況
に応じて最も消費電力の小さい処理を実現することがで
きる。
【0045】具体的には、図1のような回路機能構成を
採ったことで、従来勧告されていなかった新たなボイス
プライバシーモードや、自動再送要求モードなどで基地
局装置からデータが送信されていても、携帯装置に備え
られた音声データ/高速付随制御チャネル識別回路によ
ってモード判定し、このモード判定結果に応じて音声信
号識別処理と、高速付随制御チャネル識別処理とを行う
ことでユーザ情報と、高速付随制御チャネルとの識別を
簡単な構成で容易に実現することができる。
【0046】また、図3のハードウエア構成で上述の音
声データ/高速付随制御チャネル識別回路を実現するこ
とができるので、非常に簡単な回路構成で容易に実現す
ることができる。
【0047】更に、図5の処理フローで自動再送要求モ
ード/ノーマルモードにおける音声データ/高速付随制
御チャネルを識別することで、簡単な手順で容易に識別
できると共に、無駄な処理を行うことなく、高速に識別
することもできる。
【0048】更にまた、図7のような処理フローでボイ
スプライバシーモードにおける音声データ/高速付随制
御チャネルを識別することで、簡単な手順で容易に識別
できると共に、無駄な処理を行うことなく、高速に識別
することもできる。
【0049】また、図8のような処理フローで音声デー
タ識別処理を行うことで、精度良く能率的に識別するこ
とができる。更に、図9のような処理フローで高速付随
制御チャネルの識別処理を行うことで、精度良く能率的
に識別することができる。
【0050】『第2実施例』:図10は上述の第1実施
例の自動再送要求モードとボイスプライバシーモードに
おける動作を組み合わせて実際の携帯装置に適用した場
合の動作をフローで説明するものである。
【0051】先ず、1スロット受信毎(20ミリ秒)に
受信信号に対してスロットデインタリーブを行い(ステ
ップS50)、次に自動再送要求モードであるか否かを
判断する(ステップS51)。この判断で自動再送要求
モードでない場合(ノーマルモードの場合)は、次にボ
イスプライバシーモードオンか否かを判断する(ステッ
プS52)。この判断でボイスプライバシーモードオン
と判断されると、受信信号260ビットに対して、対応
する260ビットマスクとの排他的論理和をとるか(硬
判定)、或いは、尤度はそのままにして、ビット値だけ
を反転(マスクビット1のとき)(軟判定)し、マスク
解除を行い(ステップS53)、音声信号識別処理(ス
テップS54)に進む。また、上記判断(ステップS5
2)でボイスプライバシーオフと判断された場合も直接
音声信号識別処理(ステップS54)に進む。
【0052】音声信号識別処理では受信信号をデインタ
リーブ、ビタビ復号、CRC演算、比較、再符号化を行
い、音声データであるか否かを判断する(ステップS5
4)。この音声信号識別処理では、音声データの可能性
が高い方から、データタイプ=00、01、10のいず
れかの値が判断される。データタイプ=00かどうかを
判断し(ステップS55)、データタイプが00の場合
はそこで処理を終了する。しかし、データタイプが00
でない場合は、次にボイスプライバシーオンモードであ
るか否かを判断する(ステップS56)。この判断でボ
イスプライバシーオンモードと判断されれば、受信信号
260ビットに対して対応する260ビットマスクとの
排他的論理和をとる(硬判定)か、或いは、尤度はその
ままにビット値だけを反転(マスクビット1のとき)
(軟判定)し(ステップS57)、高速付随制御チャネ
ル信号識別処理(ステップS58)に進む。
【0053】尚、ここでマスクをかける理由は、上述の
マスク解除処理(ステップS53)でマスクを解除した
場合、高速付随制御チャネル信号には、ボイスプライバ
シーがかかっていないので、マスクをかけることによっ
て、最初の受信信号を得るためである。また、上記判断
(ステップS56)でボイスプライバシーモードオフと
判断されると、そのまま直接高速付随制御チャネル信号
識別処理(ステップS58)に進む。
【0054】高速付随制御チャネル信号識別処理(ステ
ップS58)では、受信信号をデインタリーブ、ビタビ
復号、CRC演算、比較、再符号化を行い、高速付随制
御チャネルであるか否かを判断する。そして、高速付随
制御チャネル信号であると判断された場合だけ、データ
タイプ=11(高速付随制御チャネル)とする。データ
タイプ=11の場合だけ音声信号識別処理で得られるデ
ータタイプが上書きされる。
【0055】一方、上述の自動再送要求モードの判断
(ステップS51)で、自動再送要求モードであると判
断されると、高速付随制御チャネル識別処理を行う(ス
テップS59)。この処理内容は上述の高速付随制御チ
ャネル信号識別処理(ステップS58)と同様である。
次にデータタイプが11(高速付随制御チャネル)であ
るか否かを判断し(ステップS60)、データタイプが
11であれば、そこで処理を終了する。しかし、データ
タイプが11でないならば、次にボイスプライバシーモ
ードオンであるか否かを確認する(ステップS61)。
【0056】この確認でボイスプライバシーオンと確認
されると、受信信号260ビットに対して、対応する2
60ビットマスクとの排他的論理和をとるか(硬判
定)、或いは、尤度はそのままにして、ビット値だけを
反転(マスクビット1のとき)(軟判定)してマスク解
除し(ステップS62)、音声信号識別処理(ステップ
S63)に進む。また、上記確認(ステップS61)
で、ボイスプライバシーオフの場合は、そのまま直接音
声信号識別処理(ステップS63)に進む。音声信号識
別処理(ステップS63)は、上述の音声信号識別処理
(ステップS54)と同様である。
【0057】(第2実施例の効果): 以上の第2実
施例の構成によれば、新たに追加されたボイスプライバ
シーオンモードに対する識別機能と、自動再送要求モー
ドとに対する識別機能とを携帯装置に組み合わせて備え
ながら、音声データと高速付随制御チャネルとの識別を
高速に行うことできる。
【0058】また、CRCの演算結果だけでなく、推定
誤り数も考慮して受信信号を識別するので、より正確に
受信信号を識別することができる。更に、ボイスプライ
バシーオンモードの受信信号の識別処理において、受信
信号保存用のメモリも削減することができる。更にま
た、ノーマルモード又は自動再送要求モードなどの状況
に応じて最も消費電力の小さい処理を実現することがで
きる。
【0059】具体的には、図10のような処理フローで
ボイスプライバシーモード、自動再送要求モード下で、
簡単な手順で容易に無駄な処理を行うことなく、高速に
音声データ/高速付随制御チャネルの識別処理を行うこ
とができる。
【0060】(他の実施例): (1)尚、以上の実
施例においては、DSP内でソフトウエア処理を行う場
合のフローなどを示したが、各デコード処理の全て或い
は一部を、それぞれ別のハードウエア(例えば、ゲート
アレイなど)或いはDSP内蔵のアクセラレータなどで
実現する構成をとることも好ましい。
【0061】(2)また、再符号化を行わず、ビタビ復
号の際、演算時に使用するメトリックの値を使用するこ
とによって、同様な効果を得ることができる。この場
合、再符号化処理を省略することができるという効果が
ある。
【0062】(3)更に、上述の実施例の音声データ/
高速付随制御チャネル識別回路をTDMAセルラシステ
ムにおける携帯装置への適用を説明したが、基地局装置
の音声データ/高速付随制御チャネル識別回路に適用す
ることも好ましい。
【0063】(4)更にまた、音声データはユーザデー
タであって、他にパーソナルコンピュータ端末データ
や、ファクシミリデータなどであってもよい。
【0064】(5)また、上述のような音声データ/高
速付随制御チャネル識別回路は、北米仕様TDMAシス
テムだけでなく、日本のTDMA方式によるデジタルセ
ルラ方式(PDC)の基地局装置や、携帯電話装置にも
若干のフォーマット調整(例えば、データビット数など
の調整)を行うことで同じように適用することができ、
効果を得ることができる。
【0065】
【発明の効果】以上述べた様に本発明の情報識別回路の
構成によれば、基地局装置又は移動局装置からの受信デ
ータがユーザ情報をプライバシーオンモードで暗号化し
たものであるか、又は自動再送要求モードによるもので
あるかを判定するモード判定手段と、上記判定の結果に
応じて上記受信データに対してユーザ情報識別処理を行
うユーザ情報識別手段と、上記判定の結果に応じて上記
受信データに対して制御チャネル情報識別処理を行う制
御チャネル情報識別手段とを備えたことで、ユーザ情報
と制御チャネル情報との識別を簡単な構成で容易に実現
することができる。
【0066】また、本発明の情報識別方法の構成によれ
ば、基地局装置又は移動局装置からの受信データが、ユ
ーザ情報をプライバシーオンモードで暗号化したもので
あるか、又は自動再送要求モードによるものであるかを
判定し、この判定の結果をもとに上記受信データに対す
るユーザ情報識別処理と制御チャネル情報識別処理とを
行うことで、ユーザ情報と制御チャネル情報との識別を
簡単な手順で容易に実現できると共に、無駄な処理を行
うことなく、高速に識別することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の音声データ/高速付随制
御チャネル識別回路の機能構成図である。
【図2】第1実施例のTDMAフレームの説明図であ
る。
【図3】第1実施例の携帯装置のハードウエア構成図で
ある。
【図4】第1実施例の自動再送要求(ARQ)モードと
ノーマルモードとの説明図である。
【図5】第1実施例の自動再送要求(ARQ)モードの
動作フローチャートである。
【図6】第1実施例のデータタイプの説明図である。
【図7】第1実施例のボイスプライバシーモードの動作
フローチャートである。
【図8】第1実施例の音声データ識別回路の動作フロー
チャートである。
【図9】第1実施例の高速付随制御チャネル識別回路の
動作フローチャートである。
【図10】本発明の第2実施例の音声データ/高速付随
制御チャネルの識別の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1…スロットデインタリーブ回路、2…モード判定制御
回路、3…音声信号識別回路、4…高速付随制御(FA
CCH)チャネル識別回路、10…アンテナ、11…高
周波(RF)回路、12…アナログ/デジタル(A/
D)変換回路、13…デジタルシグナルプロセッサ回
路、14…CPU。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局装置又は移動局装置からの受信デ
    ータがユーザ情報又は制御チャネル情報のいずれの情報
    であるかを識別する情報識別回路において、 基地局装置又は移動局装置からの受信データが、ユーザ
    情報をプライバシーオンモードで暗号化したものである
    か、又は自動再送要求モードによるものであるかを判定
    するモード判定手段と、 上記判定の結果に応じて上記受信データに対してユーザ
    情報識別処理を行うユーザ情報識別手段と、 上記判定の結果に応じて上記受信データに対して制御チ
    ャネル情報識別処理を行う制御チャネル情報識別手段と
    を備えたことを特徴とする情報識別回路。
  2. 【請求項2】 基地局装置又は移動局装置からの受信デ
    ータがユーザ情報又は制御チャネル情報のいずれの情報
    であるかを識別する情報識別回路において、 上記ユーザ情報は必要に応じてプライバシーオンモード
    で暗号化されて受信されるものであって、 基地局装置又は移動局装置からのプライバシーモード指
    令信号を受信し、この指令信号の内容を確認する確認手
    段と、 この確認によってプライバシーオンモードと確認される
    と、受信データに対して暗号解除処理を行い、ユーザ情
    報であるか否かの識別を行うユーザ情報識別手段と、 この識別によってユーザ情報でないと判断された場合、
    上記プライバシーオンモードが確認されているときは、
    上記暗号解除処理結果に対して再び元の暗号解除前のデ
    ータに戻す処理を施し、この暗号解除前データに対して
    識別処理を施し、制御チャネル情報であるか否かの識別
    を行う制御チャネル情報識別手段とを備えたことを特徴
    とする情報識別回路。
  3. 【請求項3】 基地局装置又は移動局装置からの受信デ
    ータがユーザ情報又は制御チャネル情報のいずれの情報
    であるかを識別する情報識別回路において、 自動再送要求モード又は非自動再送要求モードでデータ
    を受信するものであって、 基地局装置又は移動局装置からの再送モード指令信号を
    受信し、この再送モード指令信号の内容を確認する確認
    手段と、 この確認によって自動再送要求モードと確認されると、
    制御チャネル情報の識別処理を行う第1の制御チャネル
    情報識別手段と、 この識別処理によって制御チャネル情報でないと判断さ
    れた場合、ユーザ情報識別処理を行う第1のユーザ情報
    識別手段と、 上記確認手段によって非自動再送要求モードと確認され
    ると、ユーザ情報の識別処理を行う第2のユーザ情報識
    別手段と、 この識別処理によってユーザ情報でないと判断される
    と、制御チャネル情報の識別処理を行う第2の制御チャ
    ネル情報識別手段とを備えたことを特徴とする情報識別
    回路。
  4. 【請求項4】 基地局装置又は移動局装置からの受信デ
    ータがユーザ情報又は制御チャネル情報のいずれの情報
    であるかを識別する情報識別回路において、 基地局装置又は移動局装置からの再送モード指令信号、
    プライバシーモード指令信号を受信し、これらの指令信
    号の内容を確認する確認手段と、 この確認で自動再送要求モードが確認されると、制御チ
    ャネル情報の識別処理を行う第1の制御チャネル情報識
    別手段と、 この識別処理によって制御チャネル情報でないと判断さ
    れた場合、プライバシーオンモードであるか否かを判断
    し、プライバシーオンモードの場合は、上記受信データ
    に対して暗号解除処理を行い、ユーザ情報であるか否か
    の識別を行う第1のユーザ情報識別手段と、 上記確認手段によって自動再送要求モードではないと確
    認されると、プライバシーオンモードであるか否かを確
    認し、プライバシーオンモードの場合は上記受信データ
    に対して暗号解除処理を行い、ユーザ情報であるか否か
    の識別を行う第2のユーザ情報識別手段と、 この識別によってユーザ情報でないと識別されると、上
    記プライバシーオンモードが確認されているときは、上
    記暗号解除処理結果に対して再び元の暗号解除前のデー
    タに戻す処理を施し、この暗号解除前データに対して識
    別処理を施し、制御チャネル情報であるか否かの識別を
    行う第2の制御チャネル情報識別手段とを備えたことを
    特徴とする情報識別回路。
  5. 【請求項5】 基地局装置又は移動局装置からの受信デ
    ータがユーザ情報又は制御チャネル情報のいずれの情報
    であるかを識別する情報識別方法において、 基地局装置又は移動局装置からの受信データが、ユーザ
    情報をプライバシーオンモードで暗号化したものである
    か、又は自動再送要求モードによるものであるかを判定
    し、 この判定の結果をもとに上記受信データに対するユーザ
    情報識別処理と制御チャネル情報識別処理とを行うこと
    を特徴とする情報識別方法。
  6. 【請求項6】 基地局装置又は移動局装置からの受信デ
    ータがユーザ情報又は制御チャネル情報のいずれの情報
    であるかを識別する情報識別方法において、 上記ユーザ情報は必要に応じてプライバシーオンモード
    で暗号化されて受信されるものであって、 基地局装置又は移動局装置からのプライバシーモード指
    令信号を受信し、この指令信号の内容を確認し、 この確認によってプライバシーオンモードと確認される
    と、受信データに対して暗号解除処理を行い、ユーザ情
    報であるか否かの識別を行い、 この識別によってユーザ情報でないと判断された場合、
    上記プライバシーオンモードが確認されているときは、
    上記暗号解除処理結果に対して再び元の暗号解除前のデ
    ータに戻す処理を施し、この暗号解除前データに対して
    識別処理を施し、制御チャネル情報であるか否かの識別
    を行うことを特徴とする情報識別方法。
  7. 【請求項7】 基地局装置又は移動局装置からの受信デ
    ータがユーザ情報又は制御チャネル情報のいずれの情報
    であるかを識別する情報識別方法において、 自動再送要求モード又は非自動再送要求モードでデータ
    を受信し、 基地局装置又は移動局装置からの再送モード指令信号を
    受信し、この再送モード指令信号の内容を確認し、 この確認によって自動再送要求モードが確認されると、
    制御チャネル情報の識別処理を行い、 この識別処理によって制御チャネル情報でないと判断さ
    れた場合、ユーザ情報識別処理を行い、 上記確認によって非自動再送要求モードと確認される
    と、ユーザ情報の識別処理を行い、 この識別処理によってユーザ情報でないと確認される
    と、制御チャネル情報の識別処理を行うことを特徴とす
    る情報識別方法。
  8. 【請求項8】 基地局装置又は移動局装置からの受信デ
    ータがユーザ情報又は制御チャネル情報のいずれの情報
    であるかを識別する情報識別方法において、 基地局装置又は移動局装置からの再送モード指令信号、
    プライバシーモード指令信号を受信し、これらの指令信
    号の内容を確認し、 この確認によって自動再送要求モードと確認されると、
    制御チャネル情報の識別処理を行い、 この識別処理によって制御チャネル情報でないと判断さ
    れた場合、プライバシーオンモードであるか否かを判断
    し、プライバシーオンモードの場合は、受信データに対
    して暗号解除処理を行い、ユーザ情報であるか否かの識
    別を行い、 上記確認によって自動再送要求モードではないと確認さ
    れると、プライバシーオンモードであるか否かを確認
    し、プライバシーオンモードの場合は受信データに対し
    て暗号解除処理を行い、ユーザ情報であるか否かの識別
    を行い、 この識別によってユーザ情報でないと識別されると、上
    記プライバシーオンモードが確認されているときは、上
    記暗号解除処理結果に対して再び元の暗号解除前のデー
    タに戻す処理を施し、この暗号解除前データに対して識
    別処理を施し、制御チャネル情報であるか否かの識別を
    行うことを特徴とする情報識別方法。
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