JPH08321242A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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Publication number
JPH08321242A
JPH08321242A JP7128153A JP12815395A JPH08321242A JP H08321242 A JPH08321242 A JP H08321242A JP 7128153 A JP7128153 A JP 7128153A JP 12815395 A JP12815395 A JP 12815395A JP H08321242 A JPH08321242 A JP H08321242A
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JP
Japan
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movable contact
fixed
movable
opening
flat surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP7128153A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Matsuura
清 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Priority to TW085208160U priority patent/TW362815U/zh
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Priority to KR1019960003588A priority patent/KR0180637B1/ko
Publication of JPH08321242A publication Critical patent/JPH08321242A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/10Operating or release mechanisms
    • H01H71/50Manual reset mechanisms which may be also used for manual release
    • H01H71/52Manual reset mechanisms which may be also used for manual release actuated by lever
    • H01H71/522Manual reset mechanisms which may be also used for manual release actuated by lever comprising a cradle-mechanism

Landscapes

  • Breakers (AREA)
  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉ばねを長くしてそのフック部を可動接点
の近くに掛止しても、フック部がアークに曝され難い構
造の可動接触子になされた回路遮断器を得る。 【構成】 可動接触子15が、板面が接点3,6の開閉
方向に沿うように形成されたアーム部15aと、このア
ーム部15aの先端側を上記開閉方向と直角に屈曲して
形成された屈曲平面部15bと、この屈曲平面部15b
の一端を伸長させて固定接触子4の一端と対向するよう
に形成された対向平面部15eと、この対向平面部15
eに固着された可動接点6とにより構成され、開閉ばね
11はクレドル10と可動接触子15の屈曲平面部15
bの他端との間に張架し、対向平面部15eを流れる電
流による磁界が、アークに作用してフック部に対するア
ークの暴露を抑制する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として分電盤に用
いるための回路遮断器に関し、詳しくはその可動接触子
の構成と、可動接触子に掛止される開閉ばねの掛止位置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば特開平5−190075
号公報に示された従来の回路遮断器の内部構造を示す側
面図、図6は可動接触子部分の斜視図である。図におい
て、1は絶縁性樹脂からなるモールドケース、2はハン
ドルで、操作部2aの操作により矢印方向に回動できる
ようにモールドケース1に支承されている。3は固定接
点、4は一端に固定接点3が固着された固定接触子であ
り、延長して形成された他端は電源側端子になってい
る。5は固定接点3に対向する可動接点6が固着された
可動接触子である。可動接触子5は、板面が接点3及び
6の開閉方向に沿うように形成されたアーム部5aと、
このアーム部5aの先端側を接点3及び6の開閉方向に
対し直角に折り曲げて形成された屈曲平面部5bと、こ
の屈曲平面部5bに固着された可動接点6とを有してい
る。なお、可動接触子5には、アーム部5aの中央部寄
りにばね用掛止部5cが設けられており、また、基端部
5dはハンドル2の係合部2bに回動可能に係合されて
いる。
【0003】7は可撓導体であり、可動接触子5に一端
が接続され他端はバイメタル8に接続されている。9は
負荷側端子であり、その一端はバイメタル8に接続され
ている。10は過電流あるいは異常電流によるトリップ
動作の際に作動するクレドル、11は開閉ばね、12は
引外し板、13は復帰ばね、14は吸引鉄片である。な
お、クレドル10は一端の支持部10aで回動自在に支
持され、他端のラッチ10bは引外し板12に設けられ
ている係止部12aに係止され、ほぼ中間に設けられた
ばね用掛止部10cに開閉ばね11の一端が掛止されて
いる。開閉ばね11の他端は、可動接触子5のばね用掛
止部5cに掛止されている。
【0004】上記のクレドル10、開閉ばね11、ハン
ドル2の係合部2b、可動接触子5は周知のトグル機構
を構成しており、ハンドル2の回動により固定接点3と
可動接点6を開閉して回路電流の通電・遮断を行う。ま
た、過電流によるバイメタル8の湾曲、または、異常電
流による吸引鉄片14の電磁力で引外し板12を図中で
右方へ移動させ、ラッチ10bを係止部12aから外
し、開閉ばね11の付勢力で固定接点3と可動接点6を
開離させる。即ち、周知のトリップ動作により電流を遮
断する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の回
路遮断器では、大電流を遮断する際に固定接点3と可動
接点6の間に高熱のアークが生じる。この接点周辺で発
生し拡散されるアークの一部は可動接触子5のばね用掛
止部5cに達し、掛止されている開閉ばね11のフック
部がこのアークに曝される。このためフック部が溶断し
たり、あるいは焼鈍されてばねの作用が失われることが
あった。従って、特に、開閉ばね11の開閉耐久力を向
上させるために、開閉ばね11を長くしてそのフック部
を可動接点6の近くに掛止する場合には、フック部に対
するアークの暴露阻止が必要になっていた。
【0006】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、開閉ばね11を長くしてそのフ
ック部を可動接点6の近くに掛止しても、フック部がア
ークに曝され難い構造の可動接触子になされた回路遮断
器を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回路遮断
器においては、可動接触子が、板面が開閉方向に沿うよ
うに形成されたアーム部と、このアーム部の先端側を上
記開閉方向と直角に屈曲して形成された屈曲平面部と、
この屈曲平面部の一端を伸長させて上記固定接触子の一
端と対向するように形成された対向平面部と、この対向
平面部に固着された可動接点とにより構成され、開閉ば
ねはクレドルと可動接触子の屈曲平面部の他端との間に
張架したものである。
【0008】また、可動接触子の可動接点が固着された
対向平面部の端部にアークホーンを延在して形成したも
のである。
【0009】
【作用】上記のように構成された回路遮断器において
は、固定接触子の一端と対向するように形成された対向
平面部を流れる電流による磁界が、発生するアークに作
用して、開閉ばねのフック部に対するアークの暴露を抑
制するように働く。
【0010】また、可動接触子の可動接点が固着された
対向平面部をさらに伸長させて形成されたアークホーン
を有するものは、アークホーンがアークを接点から速や
かに遠ざけて、開閉ばね11のフック部に対するアーク
の暴露を更に抑制するように働く。
【0011】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例である回路遮断器
の内部構造を示す側面図、図2は可動接触子部分の拡大
斜視図、図3はクレドルの斜視図、図4は接触子面部を
流れる電流による磁界の働きの説明図である。図におい
て、1〜4、6〜14は上記従来装置と同様のものであ
り、その説明を省略する。15はこの発明の可動接触子
であり、銅板または黄銅板のような導電性金属板を用い
て形成されている。即ち、板面が接点3及び6の開閉方
向に沿うように形成されたアーム部15aと、このアー
ム部15aの先端側を上記開閉方向と直角に屈曲して形
成された屈曲平面部15bと、この屈曲平面部15bの
一端を伸長させて固定接触子4の一端と対向するように
形成された対向平面部15eと、この対向平面部15e
に固着された可動接点6とを有している。即ち、可動接
点6と屈曲平面部15bの間には屈曲平面部15bを含
まない対向平面部15eが形成され、可動接点6に流れ
る電流は総てこの対向平面部15eを通る。クレドル1
0と可動接触子15の間に張架される開閉ばね11は、
屈曲平面部15bの他端のばね用掛止部15cに掛止さ
れる。なお、基端部15dはハンドル2の係合部2bに
回動可能に係合されている。
【0012】上記のように構成された回路遮断器におい
て、過電流が流れたときの電流とアークの関係を図4に
より説明する。即ち、過電流あるいは短絡電流によるト
リップ動作で、可動接触子15が固定接点3と可動接点
6を開離し始めると、両接点3,6の間にはアークにな
った遮断電流が流れる。この遮断電流(アーク)が図中
において矢印Aの方向に流れたとすると、遮断電流は矢
印Bで示すように、可動接点6→対向平面部15e→屈
曲平面部15b→可撓導体7のように流れる。この遮断
電流により、図示のように対向平面部15eの周囲に右
ねじの法則による磁界が生じる。この磁界はアークに作
用して、フレミングの左手の法則によりアークを矢印F
方向に移動させる力になる。特に、可動接点6に近い対
向平面部15eには遮断電流が総て流れるので電磁力は
強く、発生したアークを先端側へ移動させる力が強く働
き、この働きによりばね用掛止部15cへのアークの暴
露が抑制される。
【0013】実施例2.なお、上記実施例1では、遮断
電流による電磁力の働きで、ばね用掛止部15cへのア
ークの暴露が抑制されるように構成したが、図2及び図
4に示すように、可動接触子15の可動接点6が固着さ
れた対向平面部15eをさらに伸長させてアークホーン
15fを形成すれば、ばね用掛止部15cへのアークの
暴露が更に抑制される。即ち、上記電磁力により、可動
接点6から更に先端に設けられているアークホーン15
fへと速やかにアークが移行されるので、アークの可動
接点6部分での停滞時間が短くな。従って、ばね用掛止
部15cからアークは遠くなり、開閉ばね11に対する
アークの暴露はより少なくなる。また、図示していない
消弧装置でのアークの拡散消滅が速くなり消弧性能も向
上する。
【0014】
【発明の効果】この発明の回路遮断器は、以上説明した
ように構成されているので、固定接触子の一端と対向す
るように形成された対向平面部を流れる電流による磁界
が、発生するアークに作用して、開閉ばねのフック部に
対するアークの暴露が抑制される。従って、開閉ばねの
フック部の溶断、焼鈍を防止できる。
【0015】また、可動接触子の可動接点が固着された
対向平面部をさらに伸長させて形成されたアークホーン
を有するものは、アークホーンがアークを接点から速や
かに遠ざけて、開閉ばね11のフック部に対するアーク
の暴露が更に抑制されるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の回路遮断器の内部構造を示す側面
図である。
【図2】 この発明の可動接触子部分の拡大斜視図であ
る。
【図3】 この発明のクレドルの斜視図である。
【図4】 この発明のアークの働きを示す説明図であ
る。
【図5】 従来の回路遮断器の内部構造を示す側面図で
ある。
【図6】 従来の回路遮断器の可動接触子部分の拡大斜
視図である。
【符号の説明】
1 モールドケース、2 ハンドル、3 固定接点、4
固定接触子、6 可動接点、7 可撓導体、8 バイ
メタル、10 クレドル、11 開閉ばね、12 引外
し板、13 復帰ばね、14 吸引鉄板、15 可動接
触子、15a アーム部、15b 屈曲平面部、15c
ばね用掛止部、15d 基端部、15e 対向平面
部、15f アークホーン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に固定接点が固着された固定接触子
    と、上記固定接点に対向する位置に可動接点が固着され
    た可動接触子と、筐体に軸支されると共に上記可動接触
    子が連結され、起倒操作により上記可動接触子が上記固
    定接触子に対して開閉動作するようになされたハンドル
    と、異常電流を検出したとき引外し板を変位させる異常
    電流検出装置と、一端が上記ハンドルの近傍において回
    動自在に支承され、他端は上記引外し板の係止部に係止
    されたクレドルと、このクレドルと上記可動接触子の先
    端側との間に張架され、上記クレドルの係止が外れたと
    き上記可動接触子を開離させると共に、上記ハンドルの
    起倒操作により上記可動接触子が上記固定接触子に対し
    て開閉動作するように働く開閉ばねとを備えた回路遮断
    器において、上記可動接触子は、板面が開閉方向に沿う
    ように形成されたアーム部と、このアーム部の先端側を
    上記開閉方向と直角に屈曲して形成された屈曲平面部
    と、この屈曲平面部の一端を伸長させて上記固定接触子
    の一端と対向するように形成された対向平面部と、この
    対向平面部に固着された可動接点とを有し、上記開閉ば
    ねは上記クレドルと上記可動接触子の屈曲平面部の他端
    との間に張架したことを特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項2】 可動接触子の可動接点が固着された対向
    平面部の端部にはアークホーンが延在して形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
JP7128153A 1995-05-26 1995-05-26 回路遮断器 Pending JPH08321242A (ja)

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TW085208160U TW362815U (en) 1995-05-26 1995-07-18 Circuit breaker
CN96101914A CN1038079C (zh) 1995-05-26 1996-01-24 断路器
KR1019960003588A KR0180637B1 (ko) 1995-05-26 1996-02-14 회로 차단기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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TW362815U (en) 1999-06-21
KR960042800A (ko) 1996-12-21
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