JPH0589766A - 配線用遮断器の熱−磁気式トリツプ加速装置 - Google Patents
配線用遮断器の熱−磁気式トリツプ加速装置Info
- Publication number
- JPH0589766A JPH0589766A JP4036978A JP3697892A JPH0589766A JP H0589766 A JPH0589766 A JP H0589766A JP 4036978 A JP4036978 A JP 4036978A JP 3697892 A JP3697892 A JP 3697892A JP H0589766 A JPH0589766 A JP H0589766A
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- JP
- Japan
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- trip
- lever
- circuit breaker
- latch
- reset
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H71/00—Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
- H01H71/10—Operating or release mechanisms
- H01H71/50—Manual reset mechanisms which may be also used for manual release
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H71/00—Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
- H01H71/10—Operating or release mechanisms
- H01H71/12—Automatic release mechanisms with or without manual release
- H01H71/40—Combined electrothermal and electromagnetic mechanisms
Landscapes
- Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】トリップ加速装置において、標準の作動機構を
最新の熱一磁気式トリップユニットと共に、使用出来る
ようにすること。 【構成】トリップ加速装置は熱−磁気式配線用遮断器内
の熱−磁気式トリップユニットと作動機構を連絡し、関
連する配電回路内の過電流状態に対する応答を改良して
いる。トリップ加速装置は作動機構側部レーム上に回転
自在に取り付けられたトリップレバーの形状のものであ
り、遮断器の作動ハンドルが変位した場合に作動機構に
よってリセットされる。
最新の熱一磁気式トリップユニットと共に、使用出来る
ようにすること。 【構成】トリップ加速装置は熱−磁気式配線用遮断器内
の熱−磁気式トリップユニットと作動機構を連絡し、関
連する配電回路内の過電流状態に対する応答を改良して
いる。トリップ加速装置は作動機構側部レーム上に回転
自在に取り付けられたトリップレバーの形状のものであ
り、遮断器の作動ハンドルが変位した場合に作動機構に
よってリセットされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線用遮断器の熱−磁
気式トリップ加速装置に関する。
気式トリップ加速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱−磁気式遮断器は旋回自在に取り付け
られた磁性アーマチュアとともに旋回自在に取り付けら
れたバイメタルを使用し、所定の大きさの過電流の状態
が発生したとき、遮断器の作動機構を関節式に連結する
ようになっている。アンペア定格が増大した遮断器内に
使用される場合には、増大した定常状態および過電流状
態に安全に応答するために相応に大きな熱−磁気式トリ
ップユニットが使用されなければならない。
られた磁性アーマチュアとともに旋回自在に取り付けら
れたバイメタルを使用し、所定の大きさの過電流の状態
が発生したとき、遮断器の作動機構を関節式に連結する
ようになっている。アンペア定格が増大した遮断器内に
使用される場合には、増大した定常状態および過電流状
態に安全に応答するために相応に大きな熱−磁気式トリ
ップユニットが使用されなければならない。
【0003】「配線用遮断器の作動機構(Molded Case C
ircuit Breaker Operating Mechanism) 」という名称の
米国特許第4,736,174号は電子トリップユニッ
トを使用した遮断器用の広いアンペア定格範囲にわたっ
て使用される通常の作動機構について記載している。電
子トリップユニットは電気信号を発生して、作動機構を
関節式に連結し、遮断器の接点を分離する。これは広い
アンペア定格範囲にわたって単一のトリップユニットを
使用可能にする定格プラグの使用を可能にしている。
ircuit Breaker Operating Mechanism) 」という名称の
米国特許第4,736,174号は電子トリップユニッ
トを使用した遮断器用の広いアンペア定格範囲にわたっ
て使用される通常の作動機構について記載している。電
子トリップユニットは電気信号を発生して、作動機構を
関節式に連結し、遮断器の接点を分離する。これは広い
アンペア定格範囲にわたって単一のトリップユニットを
使用可能にする定格プラグの使用を可能にしている。
【0004】熱−磁気式遮断器内にこのような電子式ト
リップ作動機構を使用することは、単一の作動機構が広
い範囲のアンペア定格にわたって使用されるので、この
ような熱−磁気式トリップユニットについての在庫要求
条件を実質的に低減する。
リップ作動機構を使用することは、単一の作動機構が広
い範囲のアンペア定格にわたって使用されるので、この
ような熱−磁気式トリップユニットについての在庫要求
条件を実質的に低減する。
【0005】熱−磁気式遮断器に使用される熱−磁気式
トリップユニットの一例は、配線用遮断器の取り替え可
能機構(Interchangeable Mechanism for Molded Case C
ircuit Breaker) 」という名称の米国特許第4,67
9,016号に記載されている。熱−磁気式トリップユ
ニットは工業定格の配電回路に使用された場合にいわゆ
る「長期間」および「瞬時」過電流状態に応答すること
によって完全な回路保護を行っている。
トリップユニットの一例は、配線用遮断器の取り替え可
能機構(Interchangeable Mechanism for Molded Case C
ircuit Breaker) 」という名称の米国特許第4,67
9,016号に記載されている。熱−磁気式トリップユ
ニットは工業定格の配電回路に使用された場合にいわゆ
る「長期間」および「瞬時」過電流状態に応答すること
によって完全な回路保護を行っている。
【0006】「配線用遮断器の定格プラグ(Rating Plug
forMolded Case Circuit Breakers)」という名称の米
国特許第4,675,641号は、熱可変定格プラグを
設けることによって上述した米国特許第4,679,0
16号に記載されているような通常の熱−磁気式トリッ
プユニットを遮断器の広い範囲のアンペア定格内で使用
する手段について記載し、実際の回路電流はアンペア定
格の増大に従って増大するが、熱−磁気式トリップユニ
ットを通る感知された回路電流は所定の限界値内に留ま
っている。
forMolded Case Circuit Breakers)」という名称の米
国特許第4,675,641号は、熱可変定格プラグを
設けることによって上述した米国特許第4,679,0
16号に記載されているような通常の熱−磁気式トリッ
プユニットを遮断器の広い範囲のアンペア定格内で使用
する手段について記載し、実際の回路電流はアンペア定
格の増大に従って増大するが、熱−磁気式トリップユニ
ットを通る感知された回路電流は所定の限界値内に留ま
っている。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、標準の作動機構を最新
の熱−磁気式トリップユニットと使用できるようにする
標準の作動機構と組合せられたトリップ加速装置を提供
することにある。
の熱−磁気式トリップユニットと使用できるようにする
標準の作動機構と組合せられたトリップ加速装置を提供
することにある。
【0008】
【発明の概要】トリップ加速装置は熱−磁気式トリップ
ユニットと作動機構との間を連絡し、遮断器の広い範囲
のアンペア定格に作動機構を応答させるようにしてい
る。トリップ加速装置は過電流状態時に作動機構を関節
式に連結する旋回自在に取り付けられたトリップレバー
の形状のものであり、作動機構がリセットされると、作
動機構によってリセットされるようになっている。
ユニットと作動機構との間を連絡し、遮断器の広い範囲
のアンペア定格に作動機構を応答させるようにしてい
る。トリップ加速装置は過電流状態時に作動機構を関節
式に連結する旋回自在に取り付けられたトリップレバー
の形状のものであり、作動機構がリセットされると、作
動機構によってリセットされるようになっている。
【0009】
【実施例の記載】上述した米国特許第4,679,01
6号に記載されているような熱−磁気式遮断器10が図
1に示され、熱−磁気式トリップユニット22が反転さ
れ、磁気式トリップポスト27および熱式トリップポス
ト30の両方がトリップユニットの同じ側に設けられて
いる。熱−磁気式遮断器は絶縁性のプラスチックケース
11を有し、このプラスチックケース11には対応する
絶縁性のプラスチックカバー12が固定的に取り付けら
れている。回路電流は遮断器の線路側に設けられてい
る。固定接点15に接続されている線路条片14を流れ
る。回路電流は可動接点アーム17の一端に設けられ、
クロスバー旋回軸18の周りを回転する可動接点16を
通過する。
6号に記載されているような熱−磁気式遮断器10が図
1に示され、熱−磁気式トリップユニット22が反転さ
れ、磁気式トリップポスト27および熱式トリップポス
ト30の両方がトリップユニットの同じ側に設けられて
いる。熱−磁気式遮断器は絶縁性のプラスチックケース
11を有し、このプラスチックケース11には対応する
絶縁性のプラスチックカバー12が固定的に取り付けら
れている。回路電流は遮断器の線路側に設けられてい
る。固定接点15に接続されている線路条片14を流れ
る。回路電流は可動接点アーム17の一端に設けられ、
クロスバー旋回軸18の周りを回転する可動接点16を
通過する。
【0010】上述した米国特許第4,736,174号
に記載されているような作動機構19は回路電流の大き
さによって固定接点および可動接点の位置を制御する。
回路電流は可動接点アームからヒータ21に導電条片5
0の接続によって電流を転移することにより熱−磁気式
トリップユニット22内で感知される。回路はヒータと
遮断器の負荷端部に設けられた負荷条片23との間を接
続することによって完成する。熱−磁気式トリップユニ
ットは上述した米国特許第4,679,016号に記載
されているものに類似しており、旋回ピン25を介して
ステータ26に旋回自在に取り付けられたアーマチュア
24が強力な過電流状態に応答し、磁気式トリップポス
ト27をトリップバー28と接触するように駆動し、以
下に詳細に説明するように作動機構19を関節式に連結
する。バイメタル29がそれほど強力でない過電流状態
に応答し、相応的に熱式トリップポスト30をトリップ
バーに抗して駆動し、同様に遮断器の作動機構を関節式
に連結する。二次ラッチ38を有するラッチ装置37が
旋回ポスト39を介して作動機構の側部フレーム30に
旋回自在に取り付けられ、上述した米国特許第4,73
6,174号に記載されているように動作して、作動機
構を解放し、作動ばね(図示せず)が図2に示す開放位
置に可動接点アーム17を駆動できるようにし、これに
より固定接点および可動接点15、16を分離する。本
発明によれば、トリップレバー32の形状のトリップ加
速装置が旋回ピン35を介して作動機構側部フレーム2
0に接続されている。トリップバー28上のポスト38
は旋回ピン35の一方の側のトリップレバー32上に形
成されたスロット33のラッチ面33Aに係合し、トリ
ップバーリターンばね31によって形成されるバイアス
によって保持されている。トリップレバーと作動機構側
部フレーム20との間に接続されたトリップレバーばね
36はトリップレバーを旋回ピン35のまわりで反時計
方向にバイアスしている。遮断器の作動ハンドル45が
ハンドルヨーク44を介して作動機構19に接続されて
いるが、図1に示す「閉じた」位置においては、固定接
点および可動接点15、16は上述したように回路電流
が遮断器を通過し得るようにしている。二次ラッチ38
はトリップレバー32の上部内に形成されたスロット4
7内に設定され、遮断器はいわゆる「ラッチ」された位
置になっている。「配線用遮断器のアクチュエータ−ア
クセサリユニットリセット機構(Molded Case CircuitBr
eaker Actuator-Accessory Unit Reset Mechanism) 」
という名称の米国特許第4,913,503号に記載さ
れているような駆動レバー40は旋回ピン41を介して
作動機構側部フレーム20に取り付けられ、駆動レバー
上のポスト42がトリップレバー32のスロット33に
対して旋回ピン35の反対側に形成されたスロット43
から離れるように構成されている。遮断器の作動機構が
応答して、遮断器の接点を分離すると、駆動レバー40
は追って遮断器の作動ハンドル45と協力し、作動機構
をラッチし、作動ハンドルが図1に示すオン位置に移動
したとき、遮断器の接点を閉じるように可動接点アーム
17が可動接点16を固定接点15に抗して駆動できる
ようにする。
に記載されているような作動機構19は回路電流の大き
さによって固定接点および可動接点の位置を制御する。
回路電流は可動接点アームからヒータ21に導電条片5
0の接続によって電流を転移することにより熱−磁気式
トリップユニット22内で感知される。回路はヒータと
遮断器の負荷端部に設けられた負荷条片23との間を接
続することによって完成する。熱−磁気式トリップユニ
ットは上述した米国特許第4,679,016号に記載
されているものに類似しており、旋回ピン25を介して
ステータ26に旋回自在に取り付けられたアーマチュア
24が強力な過電流状態に応答し、磁気式トリップポス
ト27をトリップバー28と接触するように駆動し、以
下に詳細に説明するように作動機構19を関節式に連結
する。バイメタル29がそれほど強力でない過電流状態
に応答し、相応的に熱式トリップポスト30をトリップ
バーに抗して駆動し、同様に遮断器の作動機構を関節式
に連結する。二次ラッチ38を有するラッチ装置37が
旋回ポスト39を介して作動機構の側部フレーム30に
旋回自在に取り付けられ、上述した米国特許第4,73
6,174号に記載されているように動作して、作動機
構を解放し、作動ばね(図示せず)が図2に示す開放位
置に可動接点アーム17を駆動できるようにし、これに
より固定接点および可動接点15、16を分離する。本
発明によれば、トリップレバー32の形状のトリップ加
速装置が旋回ピン35を介して作動機構側部フレーム2
0に接続されている。トリップバー28上のポスト38
は旋回ピン35の一方の側のトリップレバー32上に形
成されたスロット33のラッチ面33Aに係合し、トリ
ップバーリターンばね31によって形成されるバイアス
によって保持されている。トリップレバーと作動機構側
部フレーム20との間に接続されたトリップレバーばね
36はトリップレバーを旋回ピン35のまわりで反時計
方向にバイアスしている。遮断器の作動ハンドル45が
ハンドルヨーク44を介して作動機構19に接続されて
いるが、図1に示す「閉じた」位置においては、固定接
点および可動接点15、16は上述したように回路電流
が遮断器を通過し得るようにしている。二次ラッチ38
はトリップレバー32の上部内に形成されたスロット4
7内に設定され、遮断器はいわゆる「ラッチ」された位
置になっている。「配線用遮断器のアクチュエータ−ア
クセサリユニットリセット機構(Molded Case CircuitBr
eaker Actuator-Accessory Unit Reset Mechanism) 」
という名称の米国特許第4,913,503号に記載さ
れているような駆動レバー40は旋回ピン41を介して
作動機構側部フレーム20に取り付けられ、駆動レバー
上のポスト42がトリップレバー32のスロット33に
対して旋回ピン35の反対側に形成されたスロット43
から離れるように構成されている。遮断器の作動機構が
応答して、遮断器の接点を分離すると、駆動レバー40
は追って遮断器の作動ハンドル45と協力し、作動機構
をラッチし、作動ハンドルが図1に示すオン位置に移動
したとき、遮断器の接点を閉じるように可動接点アーム
17が可動接点16を固定接点15に抗して駆動できる
ようにする。
【0011】遮断器10は、可動接点アーム17が「ト
リップ」された位置にあり、可動接点16がケース12
およびカバー11内で固定接点15から分離されている
状態が図2に示されている。トリップはいわゆる「長期
間」過電流状態によって発生するが、この状態において
はバイメタル29上の熱式トリップポスト30をトリッ
プバー28に抗して駆動し、これによりトリップバーを
時計方向に回転し、関連するポストをトリップレバー3
2のスロット33のラッチ面33Aとの係合から解放す
る。トリップレバー32はトリップレバーばね36によ
って旋回ピン35を中心に反時計方向に相応的に回転
し、トリップレバーばね36はスロット47の縁部を二
次ラッチ38に抗して駆動し、二次ラッチを図示のよう
に旋回ポスト39を中心に反時計方向に回転させる。こ
れは二次ラッチ38および作動機構19のラッチを外す
ので、駆動接点アーム17を「トリップ」された位置に
駆動し、作動ハンドル45を「トリップされた」位置に
駆動する。トリップレバー32が上述した米国特許第
4,736,174号に記載されている作動機構を熱−
磁気式トリップユニットとともに使用することを可能に
し、遮断器の接点を効率的に分離していることに注意さ
れたい。接点が分離され、トリップレバーがトリップさ
れた位置になると、駆動レバー40上のポスト42はト
リップレバー32のスロット43の面に接触する。作動
ハンドル45がリセット動作の間、反時計方向の「オ
フ」位置まで追って回転すると、旋回ピン41によって
駆動レバーに取り付けられている駆動レバー40上のポ
スト42はハンドルヨーク44によって反時計方向に動
かされ、トリップレバー32に当り、トリップレバーを
旋回軸35を中心に時計方向に駆動し、二次ラッチ38
から離れ、トリップレバー28上のポストに抗して戻
る。作動ハンドル45が時計方向に回転して、図1に示
すように遮断器の接点を閉じると、トリップレバー32
はラッチ位置に留まる。これはトリップバーのポストが
トリップバーのリターンばね31のリターンバイアスに
よってラッチ面33Aと係合状態に戻ることによって発
生し、これによりトリップレバー32の反時計方向の回
転はトリップレバーばね36のバイアスに抗して停止す
る。遮断器は接点が図1に示すように閉じるように動作
し、熱−磁気式トリップユニット22は定常位置に戻
り、次の過電流状態の発生を待つ。
リップ」された位置にあり、可動接点16がケース12
およびカバー11内で固定接点15から分離されている
状態が図2に示されている。トリップはいわゆる「長期
間」過電流状態によって発生するが、この状態において
はバイメタル29上の熱式トリップポスト30をトリッ
プバー28に抗して駆動し、これによりトリップバーを
時計方向に回転し、関連するポストをトリップレバー3
2のスロット33のラッチ面33Aとの係合から解放す
る。トリップレバー32はトリップレバーばね36によ
って旋回ピン35を中心に反時計方向に相応的に回転
し、トリップレバーばね36はスロット47の縁部を二
次ラッチ38に抗して駆動し、二次ラッチを図示のよう
に旋回ポスト39を中心に反時計方向に回転させる。こ
れは二次ラッチ38および作動機構19のラッチを外す
ので、駆動接点アーム17を「トリップ」された位置に
駆動し、作動ハンドル45を「トリップされた」位置に
駆動する。トリップレバー32が上述した米国特許第
4,736,174号に記載されている作動機構を熱−
磁気式トリップユニットとともに使用することを可能に
し、遮断器の接点を効率的に分離していることに注意さ
れたい。接点が分離され、トリップレバーがトリップさ
れた位置になると、駆動レバー40上のポスト42はト
リップレバー32のスロット43の面に接触する。作動
ハンドル45がリセット動作の間、反時計方向の「オ
フ」位置まで追って回転すると、旋回ピン41によって
駆動レバーに取り付けられている駆動レバー40上のポ
スト42はハンドルヨーク44によって反時計方向に動
かされ、トリップレバー32に当り、トリップレバーを
旋回軸35を中心に時計方向に駆動し、二次ラッチ38
から離れ、トリップレバー28上のポストに抗して戻
る。作動ハンドル45が時計方向に回転して、図1に示
すように遮断器の接点を閉じると、トリップレバー32
はラッチ位置に留まる。これはトリップバーのポストが
トリップバーのリターンばね31のリターンバイアスに
よってラッチ面33Aと係合状態に戻ることによって発
生し、これによりトリップレバー32の反時計方向の回
転はトリップレバーばね36のバイアスに抗して停止す
る。遮断器は接点が図1に示すように閉じるように動作
し、熱−磁気式トリップユニット22は定常位置に戻
り、次の過電流状態の発生を待つ。
【0012】上述した米国特許第4,675,641に
記載されているような熱定格プラグが図1および図2に
示すような遮断器10とともに使用され、熱的分路手段
48が負荷ストラップ23内に形成されたねじ付きスロ
ット49内に挿入された場合には、標準の熱−磁気式ト
リップユニット22は上述した定格プラグの特許に記載
されているような広い範囲のアンペア定格にわたって使
用することができる。
記載されているような熱定格プラグが図1および図2に
示すような遮断器10とともに使用され、熱的分路手段
48が負荷ストラップ23内に形成されたねじ付きスロ
ット49内に挿入された場合には、標準の熱−磁気式ト
リップユニット22は上述した定格プラグの特許に記載
されているような広い範囲のアンペア定格にわたって使
用することができる。
【図1】本発明に係わるトリップ加速装置を使用した熱
−磁気式遮断器の部分断面側面図である。
−磁気式遮断器の部分断面側面図である。
【図2】トリップ位置にある熱−磁気式トリップユニッ
トおよび作動機構を示す図1の遮断器の部分断面側面図
である。
トおよび作動機構を示す図1の遮断器の部分断面側面図
である。
15 固定接点 16 可動接点 17 可動接点アーム 19 作動機構 20 作動機構側部フレーム 22 熱−磁気式トリップユニット 28 トリップバー 29 バイメタル 32 トリップレバー 37 ラッチ装置 40 駆動レバー 45 作動ハンドル
Claims (8)
- 【請求項1】 プラスチックのケースおよびカバーと、 前記ケース内に設けられた作動機構であって、被保護回
路内の静止電流状態の間、前記作動機構が一対の接点を
分離しないように阻止しているラッチレバーを有する作
動機構と、 一端が前記カバーを通って延出し、他端がハンドルヨー
クを介して前記作動機構に接続され、前記静止電流状態
の間、前記接点を開閉する作動ハンドルと、 前記ケース内に設けられた熱−磁気式トリップユニット
であって、前記被保護回路を通る過電流状態が発生した
とき、トリップバーを変位させ、前記トリップユニット
を関節式に連結して、前記接点を分離するように構成さ
れている熱−磁気式トリップユニットと、 前記トリップバーおよび前記ラッチレバーの間を連絡
し、前記熱−磁気式トリップユニットが前記トリップバ
ーを変位して前記作動機構を関節式に連結して、前記接
点を分離したとき、前記ラッチレバーを変位させるトリ
ップレバーと、 を有する配線用遮断器。 - 【請求項2】 前記トリップレバーは前端部に前側スロ
ットを有し、該スロットは前記トリップバー上のトリッ
プポストを受け入れて、トリップレバーばねによる回転
によって前記トリップレバーが回転することを阻止する
請求項1記載の遮断器。 - 【請求項3】 前記スロット上のラッチ面は前記トリッ
プポストに接触して、前記トリップレバーが前記トリッ
プレバーばねによって形成される回転バイアスに抗して
回転することを阻止している請求項2記載の遮断器。 - 【請求項4】 前記トリップレバーはその上側端部に、
前記ラッチレバーを受け入れる上側スロットを有し、該
上側スロットの縁部は前記ラッチレバーに当り、これに
より前記トリップポストが前記ラッチ面から変位したと
き、前記ラッチレバーを変位させるようになっている請
求項3記載の遮断器。 - 【請求項5】 前記トリップレバーの後側端部に近い前
記ケース内において前記ハンドルヨーク上に回転自在に
取り付けられたリセットレバーを有し、該リセットレバ
ーは前記トリップレバーと相互作用し、前記作動ハンド
ルが動かされて前記作動機構をリセットしたとき、前記
トリップレバーをリセットするようになっている請求項
4記載の遮断器。 - 【請求項6】 前記トリップレバーはその前記後側端部
に、前記リセットレバーから延出しているリセットポス
トを受け入れる後側スロットを有している請求項5記載
の遮断器。 - 【請求項7】 前記リセットポストは前記後側スロット
内の面に接触して、前記トリップレバーを初期位置に回
転して戻すようになっている請求項5記載の遮断器。 - 【請求項8】 電磁気式トリップユニットと取り替え可
能に接続された定格手段を有し、前記電磁気式トリップ
ユニットはある電流定格範囲にわたって動作可能である
請求項1記載の遮断器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US650,275 | 1991-02-04 | ||
US07/650,275 US5121092A (en) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | Molded case circuit breaker thermal-magnetic trip accelerator |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589766A true JPH0589766A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=24608212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4036978A Withdrawn JPH0589766A (ja) | 1991-02-04 | 1992-01-29 | 配線用遮断器の熱−磁気式トリツプ加速装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5121092A (ja) |
JP (1) | JPH0589766A (ja) |
CA (1) | CA2059933A1 (ja) |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |