JPH08321123A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH08321123A
JPH08321123A JP12999795A JP12999795A JPH08321123A JP H08321123 A JPH08321123 A JP H08321123A JP 12999795 A JP12999795 A JP 12999795A JP 12999795 A JP12999795 A JP 12999795A JP H08321123 A JPH08321123 A JP H08321123A
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magnetic disk
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disk device
less
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JP12999795A
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Katsuhiko Hamaguchi
雄彦 濱口
公史 ▲高▼野
Koji Takano
Yoshihiro Shiroishi
芳博 城石
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気ディスク装置の低消費電力化を実現する。 【構成】制御回路2の中に設けられたタイマ値レジスタ
6は、前回のデータ転送要求からの経過時間を計測し
て、自動的に分布テーブルメモリ7の内容を更新する。
ホストマシン1が、目標平均消費電力の値をスタンバイ
値演算装置4に送出すると、分布テーブルメモリ7の内
容を参照して最適なスタンバイ値を算出し、スタンバイ
値レジスタ5に送出する。制御回路2は、スタンバイ値
レジスタ5に設定された時間内にホストマシン1からの
データ転送要求が発生しないときには、磁気ディスク装
置3にスピンドルモータの停止命令を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置の低
消費電力化に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクの消費電力の低減を目的と
してスピンドルモータの回転を停止させる動作は、一般
的に広く取り入れられている。例えばANSIのX3
9.2 で定められているATAインターフェースの規格
では、自動パワーダウンシーケンスと呼ばれる機能が標
準で採用されている。これは、あらかじめユーザがスタ
ンバイタイマに設定した時間内にデータ転送要求が発生
しない場合には、自動的にスピンドルモータを停止して
消費電力を下げた状態で、次のデータ転送要求の待機を
行う機能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気ディスク装
置では通常、直径が3.5 インチ以上のアルミディスク
を用いており、ディスクが停止した状態から定常状態ま
で加速するのに数10秒単位の長い時間を必要とする。
この場合には、自動パワーダウンシーケンスが機能して
スピンドルモータが停止すると、装置のアクセス性能が
著しく悪化してしまうという問題が最近顕著になってき
ている。
【0004】これに対し、直径が1.9 インチ以下の小
径ディスクを用いた磁気ディスク装置では、加速に要す
る時間は大幅に短縮されるために、頻繁にディスクの回
転を停止したとしてもアクセス性能への悪影響は少な
く、消費電力を低減させる上で大きな効果をあげること
ができる。しかしながら、このようにディスクを小径化
したとしても、従来技術によるスタンバイタイマの設定
の最適値は、個々の磁気ディスク装置の使用環境に強く
左右される。このスタンバイタイマの設定値とアプリケ
ーションに必要とされる平均消費電力や平均転送速度と
の間の相関関係を個人ユーザが知ることは非常に困難
で、スタンバイタイマの設定値を決定する作業は試行錯
誤に頼っており、最適値を求める作業はユーザに大きな
負担をかけているのが現状であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の磁気ディスク装置においてはスタンバイタ
イマの最適値を演算によって決定する手段を提供するも
のである。この演算のために、まずデータ転送要求の発
生する時間間隔の分布モデルをあらかじめ用意する。次
いでこの分布モデルに基づいて、個人ユーザが必要とす
る平均消費電力もしくは平均転送速度を確保するよう
に、スタンバイタイマの設定値を導出する。
【0006】このデータ転送要求の時間間隔の分布モデ
ルは、一般的に予想されるモデルを準備する方法や、実
際の環境を反映するように個々の情報処理システムにつ
いて作成する方法を考えることができる。後者の個々に
分布モデルを作成する方法を実施する場合には、データ
転送要求の発生する時間間隔の測定を行うタイマと、こ
のタイマが測定した値を統計的に記憶する分布テーブル
とを本発明の磁気ディスク装置に付加すればよい。
【0007】この磁気ディスク装置に用いる磁気ディス
クは、ディスクが停止した状態から定常状態まで加速す
るのに要する時間と電力量が小さいほど、本発明を効果
的に適用することができる。種々の磁気ディスク装置を
試作し、その特性を評価したところ、加速に必要な電力
量はディスクの回転数の4乗、さらにディスクの直径の
4乗に比例することが明らかになった。これにより、デ
ィスクの定常状態の回転数を毎分3500回転以下に
し、ディスクの直径を1.9 インチ以下とし、ディスク
の材料として比重の軽いカーボンやガラス等の非金属材
料を用い、ディスクの厚さを0.7 mm以下にすることに
より、ディスクを加速するのに要する電力量を1.2ワ
ット秒以下、さらに加速に要する時間を1.0秒以下と
する磁気ディスク装置を提供できることを見出した。こ
の磁気ディスク装置に対して本発明の制御方式を施すこ
とにより、平均転送速度を連続動作時の約8割に保った
ままで平均消費電力を約10分の1に低減することがで
きる。
【0008】このように、直径の小さな磁気ディスクを
用いた磁気ディスク装置では、本発明を適用して低消費
電力化する効果は高い。例えば、直径が小さな磁気ディ
スクを用いる代わりに、複数のスピンドルモータを用い
ることにより、従来の大径の磁気ディスク装置よりも平
均消費電力を大幅に低減することができる。
【0009】同一のベースプレート上に2つのスピンド
ルモータを備え、各々のスピンドルモータで直径が約
1.8 インチの磁気ディスクを回転させる磁気ディスク
装置を試作し、本発明による消費電力の低減化を行っ
た。この磁気ディスク装置と、容量及び外形がほぼ同じ
である3.5 インチの磁気ディスク装置に本発明を適用
した場合と比較して、平均消費電力を約50分の1とす
ることができる。
【0010】さらに、本発明を適用するディスク装置で
は、ディスク枚数が少なく、ディスクの厚みが薄く軽量
であるものが、消費電力の低減化における効果が高い。
PCMCIAが定めるType1の磁気ディスク装置は、装置厚み
が3.3 ミリメートルであり、本発明を適用する対象に
特に適している。この磁気ディスク装置は画像情報を記
録する、新しい用途への応用を考えることができる。こ
のとき、記憶容量を500メガバイト以上にし、MPE
G2の規格で定められる画像情報圧縮技術を施すことに
より、1時間以上の画像情報を記録することができ実用
的な利用価値が非常に高い。このPCMCIAが定めるType1
の磁気ディスク装置に本発明を適用すれば、電池駆動の
使用環境に対応した、画像情報の記録手段とすることが
できる。
【0011】また、ディスクアレイ装置に本発明を適用
する場合には、直径が1.9 インチ以下の磁気ディスク
装置を用いることで、消費電力を大幅に低減させること
ができる。このディスクアレイ装置では、1枚の回路基
盤上に磁気ディスク装置を複数台搭載することで、装置
容積ならびに装置価格を低減させることができる。さら
に、このディスクアレイ装置では個々のディスク装置の
距離を短縮することができるため、データの転送クロッ
クの速度を高めることが容易となり、転送速度の高速な
ディスクアレイ装置を実現することができる。
【0012】
【作用】本発明を採用すれば、個人ユーザがスタンバイ
タイマの設定値を試行錯誤によって決定する必要性が排
除され、高効率の自動パワーダウンシーケンスを容易に
実現する環境を提供することができる。個人ユーザは目
標とする消費電力の値を設定するだけで、最高の平均転
送速度を引き出すようなスタンバイタイマの設定値が自
動的に算出され、高効率な自動パワーダウンシーケンス
動作を実現することができる。また情報処理システムの
アプリケーションに必要な平均転送速度を設定すること
で、最小の平均消費電力となる自動パワーダウンシーケ
ンスを行うことも可能となる。
【0013】さらに、本発明と直径が1.9 インチ以下
のディスクを組み合わせることで、消費電力を低減化し
たディスク装置や、低消費電力と高速転送速度を両立す
るディスクアレイ装置を提供することができる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。ここでは1台のホストマシンと1台の磁気ディスク
装置より構成される、個人使用環境での情報処理システ
ムを例にする。
【0015】図1に、本発明を適用した情報処理システ
ムの構成を示すブロック図の1例を示す。情報の処理シ
ステムの中心となるホストマシン1は、ディスク装置の
制御を行う制御回路2に対してデータの転送要求命令を
発行する。制御回路2は、ディスク装置3の動作を制御
する回路であり、通常ディスク装置3と同じ外装の中に
納められている。スタンバイ値演算装置4はホストマシ
ン1から呼び出されて実行を開始し、スタンバイタイマ
の値を算出して制御回路2内のスタンバイ値レジスタ5
に送信するものである。タイマ値レジスタ6は、前回の
データ転送要求の発生からの経過時間を測定するもので
あり、分布テーブル7は、データ転送要求の時間間隔の
分布を記憶するメモリテーブルで、分布値を格納する2
0から100個の2バイトのメモリセルで構成されるも
のである。この分布テーブル7の内容は、転送要求が発
生するとタイマ値レジスタ6の値を基に自動的に更新さ
れる。
【0016】図2に本発明の中で最も重要な役割を担
う、スタンバイ値演算装置4の処理を詳細に説明するフ
ローチャートの1例を示す。スタンバイ値演算装置4
は、ホストマシン1から呼び出されると(101)、ま
ず消費電力制限モードか転送速度確保モードのどちらで
動作するか判定を行い(102)、ユーザが目標とする
消費電力値もしくは転送速度値をホストマシン1から受
信する(103)。次に分布テーブル7の参照を行い
(104)、この分布テーブル7を用いてスタンバイ値
の算出を実行する(105)。算出した結果を制御回路
2内のスタンバイ値レジスタ5に送信して(106)、
動作を終了する(107)。
【0017】さらに図3に制御回路2の処理を説明する
フローチャートの例を示す。まずディスクが停止しない
場合の処理の流れを示す。ディスク装置3を起動すると
同時に制御回路2も起動する(201)。起動した制御
回路2はスピンドルの起動を行い(202)、タイマ値
レジスタ6をリセットしてタイマ計測を開始する(20
3)。ホストマシン1からの転送要求命令を受信した場
合には(204)、タイマ計測を終了し(208)、転送
要求命令を実行した後に(210)、タイマ値レジスタ
6を参照して分布テーブルの更新を行う(211)。以
上の一連の動作を行うと、再びタイマ値レジスタ6をリ
セットしてタイマ計測を開始し(203)、次の転送要
求命令の待機を行う。
【0018】次にディスクが停止する場合の処理の流れ
の例を示す。転送要求命令の間隔が長くなり、タイマ値
レジスタ6の値がスタンバイ値レジスタ5の値を超えた
ときには(205)、自動的にスピンドルモータにブレ
ーキ電力が投入されてディスクの回転を停止する(20
6)。タイマ計測を持続した状態で転送要求命令の待機
を行い(207)、転送要求命令を受信した場合にはタ
イマ計測を終了した(208)後に、スピンドルモータ
に加速電力を投入してディスクの回転を行う(20
9)。この後の動作は、前記のディスクが停止しない場
合と同様である。
【0019】さらに図4を用いて分布テーブルの作成処
理の例の説明を行う。タイマ値レジスタ6の値を取り出
し、あらかじめスタンバイ値演算装置4の中に準備され
た区切りレベルのテーブルと比較を行う。ここでタイマ
値レジスタ6から、時間383msが取り出されたとする
と、lev(5)とlev(6)の間に位置する時間である。よ
って分布テーブル7のpat(6)の値を取り出し、1を加
えた値42をpat(6)に書き込む。この手続により、分
布テーブル7は転送要求ごとに更新処理を受ける。
【0020】この方法では処理が単純である反面、更新
処理が繰り返されると分布テーブルの値がオーバーフロ
ーを起こす危険性がある。これを防止するために、例え
ば1つのメモリテーブルに2バイトのセルを割り当てた
システムでは、あるメモリテーブルのデータが6553
5に達した時点で全てのテーブルデータを1ビットだけ
右シフトさせればよい。これにより、以前の分布パター
ンを2分の1の重みをつけて保持することができる。
【0021】図5にスタンバイ値の演算処理の1例を説
明するフローチャートを示す。スタンバイ値の演算処理
がホストマシン1から呼びだされると(301)、まず
pat(i)×lev(i)を全てのi値について積分すること
により、全実行時間total_timeを算出する(30
2)。この全実行時間total_time と目標電力値の積を
とることで、目標消費電力量target_powerを算出する
(303)。さらにディスクを停止させないと仮定し
て、全消費電力量target_powerを算出する(304)。
次に自動停止時間T_stopとして最大のi値のlev(i)
を仮定して(305),(306)、全消費電力量total
_powerの更新を行う(307)。この更新された全消
費電力量total_powerが目標消費電力量target_power
よりも小さくなれば(308)、このときの自動停止時
間T_stopがスタンバイタイマの最適な設定値となる
(310)。この条件を満たすまで、自動停止時間T_
stopの仮定値を変化させ(309),(306)、全消費
電力量total_powerの更新(307)及び比較処理を繰り
返す(308)。
【0022】以上はユーザが目標とする消費電力値を設
定して、スタンバイ値の演算を行うモードの説明である
が、ユーザが確保する転送速度を設定するモードもほぼ
同様の演算を行うことにより実現が可能である。
【0023】(実施例2)図6は、本発明の制御回路を
磁気ディスク装置に内蔵し、低消費電力化した磁気ディ
スク装置の第2の実施例を説明する図である。磁気ディ
スク装置の機構部分として、PCMCIAが定めるtype3規格
の外形を持つ磁気ディスク装置を用いている。直径が約
1.8インチの非金属材料を基板とした厚さ0.5mmの磁
気ディスク10と、巨大磁気抵抗効果を用いた磁気ヘッ
ド11と、磁気ヘッドの位置付けを行うロータリ型アク
チュエータ12とを備えている。装置の背面に設けた制
御回路基板(図示略)には、ホストマシンとのインター
フェース機能を内蔵する制御用ICと、計時機能を内蔵
するワンチップマイコンと、EEPROMと、RAMと、VC
M及びスピンドルモータ駆動用ICと、リードライトチ
ャネルICとを備えている。
【0024】本発明の磁気ディスクに対するデータ転送
要求の発生する時間間隔の計測を行うタイマと、データ
転送要求の発生する時間間隔の統計的な分布モデルの作
成を行う機能を備えた制御回路2と、スタンバイ機能の
開始時間を算出する演算装置4の機能は、例えばワンチ
ップマイコンにあるプログラム処理によってソフトウェ
ア上で実現する。データ転送要求の時間間隔の分布テー
ブル7は、RAM上に設けられ、装置を終了するタイミ
ングでEEPROMに転送する。次回、装置に電源を投入する
際に、EEPROMからRAMに転送することで、前回の使用
環境における分布テーブルの内容を用いることが可能で
ある。RAMからEEPROMへ分布テーブルの内容を転送す
る動作は、特に上記の終了時に行う必要はなく、所定の
アクセス回数ごとや、一定の時間間隔ごとに行うこと
で、ほぼ同じ機能をより容易に実現することができる。
【0025】この磁気ディスク装置に用いた磁気ディス
クは、ディスクが停止した状態から定常状態まで加速す
るのに要する時間が約0.8 秒であり、この起動時の電
力量は約1.2 ワット秒であった。この磁気ディスク装
置では、従来例の磁気ディスク装置と比較して、平均転
送速度は約8割に低下したものの、平均消費電力は約1
0分の1に低減することができた。
【0026】(実施例3)図7は、本発明によって低消
費電力化を図った磁気ディスク装置の第3の実施例を説
明する図である。磁気ディスク装置の機構部分として、
PCMCIAが定めるtype1規格の外形を持つ磁気ディスク装
置を用いた。直径が約1.3 インチの磁気ディスク10
と、磁気ヘッド11と、ロータリ型アクチュエータ12
と、制御回路基板13を同一の装置内部に備えている。
本発明における、制御回路2およびスタンバイ値演算装
置4の機能は、上位ホストマシンがプログラム処理によ
って実現する。データ転送要求の時間間隔の分布テーブ
ル7は、上位ホストマシン内部のRAM上に設けてい
る。上位ホストマシンが、分布テーブル7の内容を保存
することで、磁気ディスク装置の制御回路基板13の構
成を、簡略化することができる。
【0027】(実施例4)図8は、本発明によって低消
費電力化を図った磁気ディスク装置の第4の実施例を説
明する図である。同一の装置内部に、直径が約1.8 イ
ンチの磁気ディスク10−1および10−2を回転させ
る2つのスピンドルモータ15−1および15−2と、
2つの磁気ヘッド11−1および11−2と、1つのロ
ータリ型アクチュエータ12を備えている。この磁気デ
ィスク装置では、容量及び外形がほぼ同じである3.5
インチの磁気ディスク装置に本発明を適用した場合と比
較して、平均消費電力を約50分の1とすることができ
る。
【0028】(実施例5)図9は、複数の小型磁気ディ
スク装置を用いた第5の実施例を説明する図である。1
枚のVME規格の回路基板22に、直径が約1.3 イン
チの磁気ディスク装置23を9台と、ワンチップマイコ
ン24と、ゲートアレイ25と、SRAM26およびコ
ネクタ27を備えており、本発明の制御方式をワンチッ
プマイコン24が実現することにより、低消費電力化を
図った磁気ディスクアレイ装置を実現している。
【0029】
【発明の効果】本発明はユーザが目標とする消費電力値
を満たすように、磁気ディスク装置のスピンドルモータ
の制御を行うものである。従来のシステムにソフトウェ
アを追加するだけで実現が可能であり、さらに僅かなハ
ードウェアを追加することによって、個々の使用環境を
考慮した厳密な制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム構成のブロッ
ク図。
【図2】スタンバイ値演算装置の処理を説明するフロー
チャート。
【図3】制御回路の処理を説明するフローチャート。
【図4】分布テーブルの作成処理の説明図。
【図5】スタンバイ値の演算処理を説明するフローチャ
ート。
【図6】PCMCIA規格Type3の磁気ディスク装置に本発明
を適用した例を示す斜視図。
【図7】PCMCIA規格Type1の磁気ディスク装置に本発明
を適用した例を示す斜視図。
【図8】本発明を複数スピンドルの磁気ディスク装置に
適用した例を示す平面図。
【図9】本発明をオンボードディスクアレイ装置に適用
した例を示す平面図。
【符号の説明】
1…ホストマシン、2…制御回路、3…磁気ディスク装
置、4…スタンバイ値演算装置、5…スタンバイ値レジ
スタ、6…タイマ値レジスタ、7…分布テーブルメモ
リ、10…磁気ディスク、11…磁気ヘッド、12…ロ
ータリ型アクチュエータ、13…制御回路基盤、15…
スピンドルモータ、22…回路基板、23…磁気ディス
ク装置、24…ワンチップマイコン、25…ゲートアレ
イ、26…SRAM、27…コネクタ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データの転送要求が発生しないときにはス
    ピンドルモータを自動的に停止するスタンバイ機能を備
    えた磁気ディスク装置において、前記スタンバイ機能の
    開始時間を算出する演算装置を備え、この演算装置はユ
    ーザが設定した消費電力もしくは転送速度の値に基づい
    て前記スタンバイ機能の開始時間を算出することを特徴
    とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】データの転送要求が発生しないときにはス
    ピンドルモータを自動的に停止するスタンバイ機能を備
    えた磁気ディスク装置において、前記スタンバイ機能の
    開始時間を算出する演算装置と、磁気ディスクに対する
    データ転送要求の発生する時間間隔の計測を行うタイマ
    と、データ転送要求の発生する時間間隔の統計的な分布
    モデルの作成を行う手段とを備え、前記演算装置は前記
    データ転送要求の統計的な分布モデルに基づいて前記ス
    タンバイ機能の開始時間を算出することを特徴とする磁
    気ディスク装置。
  3. 【請求項3】前記のスタンバイ機能の開始時間を算出す
    る演算装置、もしくは前記の磁気ディスクに対するデー
    タ転送要求の発生する時間間隔の計測を行うタイマ、も
    しくは前記のデータ転送要求の発生する時間間隔の統計
    的な分布モデルの作成を行う手段を、磁気ディスク装置
    の外部に備えることを特徴とする請求項1もしくは2に
    記載の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】厚さが0.7mm以下かつ直径が1.9インチ
    以下の円盤状の磁気ディスクを備え、前記磁気ディスク
    の定常状態の回転数が毎分3500回転以下であり、前
    記磁気ディスクを定常状態の回転数まで加速するのに要
    する電力量が1.2 ワット秒以下であり、前記磁気ディ
    スクを定常状態の回転数まで加速するのに要する時間が
    1.0 秒以下であることを特徴とする請求項1もしくは
    2に記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】厚さが0.7mm以下かつ直径が1.9インチ
    以下の複数の円盤状の磁気ディスクを備え、複数のスピ
    ンドルモータが同一のベースプレート上に設置されてい
    ることを特徴とする請求項1もしくは2に記載の磁気デ
    ィスク装置。
  6. 【請求項6】PCMCIAが定めるType1規格に準拠した装置
    外形を有し、記憶容量が500メガバイト以上であるこ
    とを特徴とする請求項1もしくは2に記載の磁気ディス
    ク装置。
  7. 【請求項7】同一の回路基盤上に、直径が1.9 インチ
    以下の磁気ディスクを備えた複数の磁気ディスク装置を
    有し、請求項1に記載の制御機構を具備してなるディス
    クアレイ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010537359A (ja) * 2007-08-22 2010-12-02 トムソン ライセンシング デジタルビデオレコーダー用のハードディスクドライブ内の潤滑油の改良された分散
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