JPH08320136A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH08320136A
JPH08320136A JP14973195A JP14973195A JPH08320136A JP H08320136 A JPH08320136 A JP H08320136A JP 14973195 A JP14973195 A JP 14973195A JP 14973195 A JP14973195 A JP 14973195A JP H08320136 A JPH08320136 A JP H08320136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
compressor
power transistor
air conditioner
suction pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP14973195A
Other languages
English (en)
Inventor
Kei Matsuda
圭 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH08320136A publication Critical patent/JPH08320136A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷房過負荷運転時、インバータ用パワートラ
ンジスタ15の過熱によって空気調和機が停止するのを防
止する。 【構成】 パワートランジスタ15の放熱器15A を圧縮機
5の吸入管44と熱交換可能に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外ユニットの1例
が図2に示されている。室外ユニットの器筐1の内部は
仕切板2によって左右に仕切られ、その右側に機械室3
が、左側に熱交換室4が形成されている。
【0003】熱交換室4内にはL字形の熱交換器9、プ
ロペラフアン10、モータ14等が配設されている。このL
字形熱交換器9は器筐1の背面1aに形成された空気取入
口11及び左側面1bに形成された空気取入口12に対向せし
められている。また、プロペラフアン10は器筐1の前面
パネル1cに形成された吹出口13に臨むように配設されて
いる。
【0004】機械室3内にはインバータ駆動の圧縮機5
及びその上方に制御ボックス6が配設されている。この
制御ボックス6内には図2(C) に示すように、インバー
タ用パワートランジスタ15、制御基板16、コンデンサー
22、ノズルフィルター23等が収容されている。
【0005】パワートランジスタ15は導熱板19を介して
放熱フィン18に連結され、導熱板19は制御ボックス6及
び仕切板2を貫通して熱交換室4内に突出し、その突出
端に形成された放熱フィン18は冷却風通路に露出してい
る。
【0006】空気調和機の運転時、圧縮機5が運転され
ることによって室内ユニットからの冷媒が熱交換器9を
循環し、モータ14によってプロペラフアン10が回転駆動
される。すると、外気が空気取入口11及び12から熱交換
室4内に吸入され、熱交換器9を流過する過程で冷媒と
熱交換することによって昇温又は降温した後、プロペラ
フアン10に付勢されて吹出口13から外部に排出される。
これと同時に熱交換器9を流過した外気の一部が放熱フ
ィン18を流過してこれを冷却する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、外気温が高い冷房過負荷運転時、熱交換器
9を流過して高温となった空気が放熱フィン18に当たる
ので、パワートランジスタ15を十分に冷却することがで
きなくなり、パワートランジスタ15の過熱により空気調
和機が停止してしまうおそれがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、インバータ駆動圧縮機、室外熱交換器、絞り機
構、室内熱交換器等からなる冷凍サイクルと、上記イン
バータ用パワートランジスタを具備する空気調和機にお
いて、上記パワートランジスタの放熱器を上記圧縮機の
吸入管と熱交換可能に配設したことを特徴とする空気調
和機にある。
【0009】他の特徴とするところは、上記放熱器と熱
交換する吸入管と並列にバイパス管を設け、このバイパ
ス管に負荷に応じて上記吸入管を通るガス冷媒の量を調
整する流量制御弁を介装したことにある。
【0010】
【作用】本発明においては、パワートランジスタはその
放熱器を介して圧縮機の吸入管を通る低温のガス冷媒と
熱交換することによって冷却される。
【0011】バイパス管に介装された流量制御弁により
放熱機と熱交換する吸入管を通るガス冷媒の量を負荷に
応じて調整することによってパワートランジスタの冷却
量を加減できる。
【0012】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。図
1に示すように、パワートランジスタ15の放熱器15A が
圧縮機5の吸入管、即ち、四方弁25から圧縮機5の吸入
口に至る冷媒配管44と熱交換可能に配設されている。そ
して、この冷媒配管44に対して並列にバイパス管42が接
続され、このバイパス管42には流量制御弁43が介装され
ている。
【0013】室外熱交換器9に吸入される外気の温度が
温度センサ40によって検出され、この検出温度がコント
ローラ41に入力されると、コントローラ41は空気調和機
の負荷を演算し、負荷に応じて流量制御弁43の開度を加
減することによって冷媒配管44を通る冷媒の量を調整す
る。
【0014】しかして、空気調和機の暖房運転時、室外
ユニットOの圧縮機5から吐出された高温・高圧のガス
冷媒は、実線矢印で示すように、四方弁25、管接手26、
内外接続ガス管27、管接手28を経て室内ユニットAの室
内熱交換器29に入り、ここで送風機30によって送風され
る室内空気に放熱することによって凝縮液化して高圧の
液冷媒となる。この液冷媒は絞り機構39で絞られること
により断熱膨張して低圧の液ガス二相冷媒となる。
【0015】この液ガス二相冷媒は管接手32、内外接続
液管33、管接手34を経て室外ユニットOに入り、その逆
止弁38を経て室外熱交換器9に入り、ここでフアン10に
よって送られる外気から吸熱することによって蒸発気化
して低温・低圧のガス冷媒となる。そして、このガス冷
媒は四方弁25、吸入管44、アキュムレータ37を経て圧縮
機5に吸入される。
【0016】空気調和機の冷房運転時、圧縮機5から吐
出されたガス冷媒は、破線矢印で示すように、四方弁25
を経て室外熱交換器9で放熱することにより凝縮して高
圧の液冷媒となり、絞り機構35で絞られることにより低
圧の液ガス二相冷媒となる。そして、この液ガス二相冷
媒は管接手28、内外接続液管33、管接手32、逆止弁31を
経て室内熱交換器29に入り、ここで蒸発することにより
低温・低圧のガス冷媒となる。このガス冷媒は管接手2
8、内外接続ガス管27、管接手26、四方弁25、吸入管4
4、アキュムレータ37を経て圧縮機5に戻る。
【0017】しかして、空気調和機の冷房過負荷運転時
においてもパワートランジスタ15は放熱器15A 、冷媒配
管44を介して圧縮機5に吸入される低温のガス冷媒と熱
交換することによって効果的に冷却されるので、パワー
トランジスタ15の過熱により空気調和機が停止するのを
回避することができる。
【0018】そして、流量制御弁43によって冷媒配管44
を通る冷媒の量を負荷に応じて調整すれば、冷房過負荷
運転時においてもパワートランジスタ15を効果的に冷却
することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明においては、空気調和機の冷房過
負荷運転時においてもパワートランジスタは圧縮機に吸
入される低温のガス冷媒と熱交換することによって効果
的に冷却されるので、パワートランジスタの過熱により
空気調和機が停止するのを回避することができる。
【0020】そして、流量制御弁によって放熱器と熱交
換する吸入管を通る冷媒の量を負荷に応じて調整すれ
ば、冷房過負荷運転時においてもパワートランジスタを
効果的に冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す冷媒回路図である。
【図2】従来の空気調和機の室外ユニットの1例を示
し、(A) は部分的に破断して示す正面図、(B) は略示的
断面図、(C) は(B)の部分的拡大詳細図である。
【符号の説明】
O 室外ユニット 5 圧縮機 9 室外熱交換器 A 室内ユニット 29 室内熱交換器 44 吸入管 15 パワートランジスタ 15A 放熱器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータ駆動圧縮機、室外熱交換器、
    絞り機構、室内熱交換器等からなる冷凍サイクルと、上
    記インバータ用パワートランジスタを具備する空気調和
    機において、 上記パワートランジスタの放熱器を上記圧縮機の吸入管
    と熱交換可能に配設したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 上記放熱器と熱交換する吸入管と並列に
    バイパス管を設け、このバイパス管に負荷に応じて上記
    吸入管を通るガス冷媒の量を調整する流量制御弁を介装
    したことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
JP14973195A 1995-05-25 1995-05-25 空気調和機 Pending JPH08320136A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011122779A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Toshiba Carrier Corp 冷凍サイクル装置
CN104422040A (zh) * 2013-09-06 2015-03-18 广东美的制冷设备有限公司 空调室外机、具有该空调室外机的变频空调及其控制方法
CN105135564A (zh) * 2015-08-25 2015-12-09 内蒙古博特科技有限责任公司 智能通信基站热电制冷一体化热交换装置
CN109028486A (zh) * 2018-06-20 2018-12-18 广东美的暖通设备有限公司 冷媒冷却装置及其控制方法和空调系统

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030422