JPH08319845A - ブースト装置のバイパス弁 - Google Patents

ブースト装置のバイパス弁

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JPH08319845A
JPH08319845A JP8116658A JP11665896A JPH08319845A JP H08319845 A JPH08319845 A JP H08319845A JP 8116658 A JP8116658 A JP 8116658A JP 11665896 A JP11665896 A JP 11665896A JP H08319845 A JPH08319845 A JP H08319845A
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JP
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piston
housing
diaphragm
bypass valve
intermediate portion
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Withdrawn
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JP8116658A
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James C Smith
シー スミス ジェームズ
Dennis R Walling
アール ウォーリング デニス
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Caterpillar Inc
Original Assignee
Caterpillar Inc
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Publication date
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/18Control of the pumps by bypassing exhaust from the inlet to the outlet of turbine or to the atmosphere
    • F02B37/183Arrangements of bypass valves or actuators therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02B37/186Arrangements of actuators or linkage for bypass valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
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    • F16K31/126Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid the fluid acting on a diaphragm, bellows, or the like
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイクル動作中におけるダイヤフラムの負荷
を減少させるウェストゲート弁を提供する。 【解決手段】 ウェストゲート弁は、ターボチャジー高
圧タービンの上流で排気ガスを排出し、ターボチャジー
の速度と対応するブースト圧力を減少する。ウェストゲ
ート弁(100,200) は、ポペット(14)に取り付けられハウ
ジング(15)内で可動のピストン(12)を備える。ハウジン
グは、加圧した吸気ガスをピストンの側面で受入れ、ポ
ペット弁を開位置と閉位置の間で作動させる。ダイヤフ
ラム(24)が、ピストンとハウジングの間にシーリングし
て配置される。ハウジングは、ピストンの行程を制限す
る機械的ストップ部材(102) を備え、それによりダイヤ
フラムの曲がりを減少させる。さらに、ダイヤフラムは
減少した最大圧縮応力と引っ張り応力の間を変化するよ
うにハウジング中に配置され、疲労寿命を長くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に内燃エンジ
ン用のブースト装置に関し、より詳しくはブースト装置
に使用する信頼性の改善されたバイパス弁に関する。
【0002】
【従来の技術】バイパス即ちウェストゲート弁は、ター
ボチャージ又はスーパーチャージ等の昇圧するエンジン
に使用し、エンジンのオーバーブーストを防止するため
提供される。ある構成では、排気ガス圧力が所定の圧力
を超えたとき、ウェストゲート弁がターボチャージャー
の高圧タービンの上流の排気マニホールドから加圧され
た排気ガスを放出するように設計されている。または、
吸気圧力が所定の圧力を超えたとき、ウェストゲート弁
が吸気マニホールドから加圧された吸入空気を放出する
ようにすることもできる。放出する点にかかわらず、ウ
ェストゲート弁はブースト圧力を所定の圧力以下に下げ
るため開き、次にその点でウェストゲート弁は閉じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的には、ウェスト
ゲート弁はハウジング内で移動可能なピストンを備え
る。加圧したマニホールドガスがピストンの側面へ流通
し、ピストンを第1位置と第2位置の間で作動させる。
ピストンを横切ってシールするため、可動のピストンと
ハウジングの間にダイヤフラムが設けられる。ピストン
が動くたびにダイヤフラムは曲がらなければならないの
で、ダイヤフラムは例えばダイヤフラム材料の疲労によ
る引き裂きに耐えることができなければならない。ダイ
ヤフラムが引き裂かれると、加圧マニホールドガスが大
気中に漏れ、エンジン性能が落ちる。連続するサイクル
に耐えるのに加えて、ダイヤフラムはウェストゲート弁
が通常曝される排気ガス環境等の高圧高温の環境に耐え
ることができなければならない。本発明は、改善したバ
イパス即ちウェストゲート弁、特にサイクル動作中にダ
イヤフラムの負荷を減少させるウェストゲート弁を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の1態様では、ハ
ウジング、該ハウジング内に可動に配置されたピストン
を備え、該ピストンはハウジング内に第1,第2室を形成
し、第1位置と第2位置の間を移動でき、ピストンに接
続した第1シーリング部材が設けられ、該第1シーリン
グ部材は加圧ガスを含むマニホールドに対してシーリン
グすることができ、第1室と第2室の間をシールするた
めピストンとハウジングの間に接続された第2シーリン
グ部材が設けられ、該第2シーリング部材はピストンが
第1位置と第2位置の間を作動すると曲がり、ハウジン
グ内に配置されピストンの行程を制限しそれにより第2
シーリング部材の曲がりを制限するストップ部材が設け
られ、該ストップ部材はピストンの第1位置と第2位置
のうち1つを形成するようなバイパス弁が開示される。
特定の態様では、第2シーリング部材は、ピストンとハ
ウジングの間に接続された環状ダイヤフラムである。環
状ダイヤフラムは、ハウジングに接続することのできる
外側環状部分、ピストンに接続することのできる内側環
状部分、及び断面がほぼU形で外側環状部分と内側環状
部分の間に配置された中間部分を形成するように予備成
形されている。この特定の態様では、ストップ部材がU
形中間部分の曲がりを制限して、応力を減少し寿命を伸
ばす。
【0005】本発明の他の態様では、ハウジング、該ハ
ウジング内に可動に配置されたピストンを備え、該ピス
トンはハウジング内に第1,第2室を形成し、第1位置と
第2位置の間を移動でき、ピストンに接続した第1シー
リング部材が設けられ、該第1シーリング部材は加圧ガ
スを含むマニホールドに対してシーリングすることがで
き、第1室と第2室の間をシールするためピストンとハ
ウジングの間に接続された第2シーリング部材が設けら
れ、該第2シーリング部材は第2シーリング部材の屈曲
部分が圧縮される第1位置と第2シーリング部材の屈曲
部分が伸張される第2位置の間を曲がるようなバイパス
弁が開示される。特定の態様では、第2シーリング部材
は、ピストンとハウジングの間に接続された環状ダイヤ
フラムである。環状ダイヤフラムは、ハウジングに接続
することのできる外側環状部分、ピストンに接続するこ
とのできる内側環状部分、及び断面がほぼU形で外側環
状部分と内側環状部分の間に配置された中間部分を形成
するように予備成形されている。この特定の態様では、
U形中間部分はU形中間部分が圧縮される第1位置とU
形中間部分が伸張される第2位置の間で曲がり、応力を
減少し寿命を伸ばす。
【0006】本発明の他の態様では、バイパス弁のハウ
ジングと作動ピストンの間にダイヤフラムを取り付ける
方法で、該ダイヤフラムはハウジングに接続することの
できる外側環状部分、ピストンに接続することのできる
内側環状部分、及び断面がほぼU形で外側環状部分と内
側環状部分の間に配置された中間部分を形成するように
予備成形されていて、該ダイヤフラムがU形中間部分が
圧縮される第1位置とU形中間部分が伸張される第2位
置の間で曲がるように、ハウジングと作動ピストンの間
にダイヤフラムを接続するステップを備える方法が開示
される。
【0007】
【発明の実施の形態及び実施例】発明をよりよく理解す
るため図示の実施例を参照し、特定の用語を使用する。
しかし、それにより発明の範囲を制限する意図はなく、
例示の装置の変更とさらなる改変は含まれ、発明が関連
する技術分野の当業者が想起するような発明の原則の適
用も含まれる。図1を参照すると、ウェストゲート即ち
バイパス弁10が閉位置において示される。バイパス弁10
は、弁ポペット14に接続するピストン12を含むという点
で典型的な従来のバイパス弁である。ハウジング15は、
上側ハウジング部分16と下側ハウジング部分18とを含
む。ハウジング15は、ピストン12とポペット14を開位置
と閉位置の間で作動させるため、高圧室20と低圧室22を
形成する。ピストン12は、後述するように高圧室20内の
圧力に応じて、ハウジング15内で第1位置と第2位置の
間を可動である。高圧室20と低圧22の間をシールするた
め、可動のピストン12と固定のハウジング15の間に延び
るダイヤフラム24が設けられる。
【0008】ポペット14は、ピストン12に結合するステ
ム23と、マニホールド28の対応するテーパ付きシーリン
グ表面26に対してシーリングすることのできるテーパ付
きシーリング端部25を備える。下側ハウジング部分18
は、ステム23の往復運動を案内する軸受け即ちガイドス
リーブ30を備える。スリーブ30は、保持リング32により
下側ハウジング部分18に保持される。高圧ポート34が下
側ハウジング部分18に配置され、加圧吸気マニホールド
から従来の高圧チューブ(図示せず)を通って高圧室20
へ高圧ガスを流通させることができる。
ピストン12は、上側ピストン部材36、及
びポペットのステム23の肩40に対して適所にクランプさ
れる下側ピストン部材38を含む。ファスナー44と軸受け
ワッシャー46が、ピストン12をポペット14にクランプす
る。
【0009】ダイヤフラム24は、シリコン強化ノーメッ
クス(nomex) 材料でできた可撓性環状膜である。ダイヤ
フラム24は、半径方向内側シーリング端部48、中間部分
49、及び半径方向外側シーリング端部50を含む。ダイヤ
フラム24は可撓性であるが、中間部分49がほぼU形断面
で、シーリング端部48と50が中間部分49からフランジ状
に外側に延びるように予備成形即ち形作られる。ここ
で、ダイヤフラムは応力がゼロの状態であり、そこから
どのように偏差してもダイヤフラム材料に応力がかか
る。ダイヤフラム24は、内側シーリング端部48で上側ピ
ストン部材36と下側ピストン部材38の間にシーリングし
てクランプされる。ダイヤフラム24は、さらに外側シー
リング端部50で上側ハウジング部分16と下側ハウジング
部分18の間にシーリングしてクランプされる。内側シー
リング端部48は、ピストン12と機械的にロックする手段
としてリップ即ち隆起部分52を含む。外側シーリング端
部50は、それぞれ上側ハウジング部分16と下側ハウジン
グ部分18の間に機械的にロックするため、軸受け表面54
と56を含む。ファスナー58は、上側ハウジング部分16と
下側ハウジング部分18の間の適所にダイヤフラム24をク
ランプする。
【0010】ダイヤフラム24は予備成形した形を持つの
で、上側ピストン部材36は上端部47のある直立周辺部分
45を備える。ピストンの直立周辺部分45は、ダイヤフラ
ム24がハウジング15内でピストン12の動きに適合するよ
うに曲がるとき、ダイヤフラム24の自由な形を保持する
ように中間部分49を可能な限り支持する。上側ハウジン
グ部分16には、ピストン12と上側ハウジング部分16の間
にバネ60の形の付勢手段が配置される。バネ60は、ポペ
ット14を閉位置へ付勢するため、ピストン12とポペット
14に所定の圧力をかける。吸気ガスの圧力がバネ60のバ
ネ圧でセットされる所定の圧力より小さいと、ポペット
14は図1に示すように閉位置に止まる。吸気ガスの圧力
がバネ60のバネ圧でセットされる所定の圧力より大きい
と、ポペット14は図2に示すように開くように作動す
る。オリフィス61が低圧室22を大気に通気する。
【0011】図2を参照すると、作動中のピストン12と
ポペット14の全行程はAで示される。全行程はAは、バ
ネ60のバネ圧によってのみ制限される。即ち、高圧室20
の排気ガスの圧力が圧縮バネ60によりかけられる圧力と
釣り合うまで、ピストン12は上方へ移動する。ダイヤフ
ラム24は、ピストン12とポペット14の全行程に適合する
ように曲がることができなければならない。特に、ダイ
ヤフラム24は全行程即ち変位量Aに対応するのと同様の
距離だけ曲がる。ダイヤフラム24が曲がると、部分62は
上側ピストン部材36の外側壁63にそって案内される。し
かし、全行程Aのため、ダイヤフラム24の内側端部48が
外側端部50より下の点(図1)から外側端部50より上の
点(図2)まで曲がるという点で、ダイヤフラム24は
「過度に曲がる」。ダイヤフラム24が過度に曲がると、
中間部分49はその部分62が上側ハウジング部分16の内側
壁64に接触するように歪められる。ダイヤフラム24と内
側壁64の接触により磨耗し、ダイヤフラムの疲労寿命を
短くする。さらに、ダイヤフラムの全行程Aが大きい
と、対応して伸びが大きくなり、それに対応してダイヤ
フラム24に高引っ張り応力が生じるという点で、ダイヤ
フラム24は「過度に曲がる」。ダイヤフラム24の自由状
態とこのような高引っ張り応力状態の間で連続して運転
すると、ダイヤフラムの疲労寿命を短くする。
【0012】図3と4を参照すると、ピストン12とポペ
ット弁14の全行程を制限し、それゆえダイヤフラム24の
全行程と曲がりを制限する本発明の第1実施例が示され
る。図3にバイパス弁10と同じ構成要素を備えるバイパ
ス弁100 が示される。さらにバイパス弁100 は、上側ハ
ウジング部分16のボア104 にネジ止めされたファスナー
102 を備える。ファスナー102 は、低圧室22内に所定の
距離だけ延び、ピストン12とポペット弁14の行程を制限
する機械的ストップ部材を提供する。特にポペット14
は、ステム23がファスナー102 に接触するまで(図4)
しか上方へ移動することができない。その結果、バイパ
ス弁100 のピストン12とポペット14の全行程Bは、バイ
パス弁10の全行程Aと比較して大幅に減少し、その結果
ダイヤフラム24の曲がりと応力が制限される。さらに、
曲がりの形が制限される。特に、図3に示すようにバイ
パス弁100 のポペット14が閉位置にあるとき、ダイヤフ
ラム24はバイパス弁10のダイヤフラム(図1)と同じよ
うに曲がった位置にある。しかし、図4に示すようにポ
ペット14が開位置にあるとき、ダイヤフラム24の曲がっ
た位置はバイパス弁10のダイヤフラム(図2)とかなり
異なる。
【0013】特に、バイパス弁100 では、ダイヤフラム
24の内側端部48は外側端部50より下に止まるが、バイパ
ス弁10では内側端部48は外側端部50より上の点まで過度
に曲げられる。その結果、バイパス弁100 のダイヤフラ
ム24は、内側壁64と接触せず、それゆえダイヤフラムの
磨耗は減少する。さらに、ダイヤフラム24の曲がりが制
限されるので、それに対応して伸び量と対応する引っ張
り応力もまた制限される。その結果、ダイヤフラム24を
自由状態と制限された引っ張り応力状態の間を連続して
作動させても、バイパス弁100 はバイパス弁10より疲労
寿命が長くなる。
【0014】図5と6を参照すると、ピストン12とポペ
ット14の全行程を制限し、さらにダイヤフラム24の曲が
りを制御する本発明の第2実施例が示される。図5にバ
イパス弁10、100 と同じ構成要素を備えるバイパス弁20
0 が示される。さらにバイパス弁200 は、ファスナー10
2 の形の機械的ストップ手段を持つのに加えて、改変し
た上側ハウジング部分203 と下側ハウジング部分18の間
にクランプされたスペーサー202 と、バネ60と改変した
上側ハウジング部分203 の間にクランプされた対応する
スペーサー204 とを備える。このようにして、バネ60の
バネ圧とポペット14の行程が保持される。特に、バイパ
ス弁200 のピストン12とポペット14の全行程Cは、バイ
パス弁100 の全行程Bと比較して同じである。しかし、
結果として起こるダイヤフラム24の曲がりはバイパス弁
10、100 と比べてかなり変わっている。
【0015】図5に示すように、バイパス弁200 では、
ダイヤフラム24のハウジングへの取り付け部がバイパス
弁10、100 より上がっていて、U形中間部分49が圧縮さ
れるようになっている。特に、中間部分49の部分62は
「広げられ」、予備成形したU形が平らになるか少なく
なり、その上側表面に圧縮応力が生じるようになる。ピ
ストン12が作動すると、U形中間部分49の上側表面の圧
縮応力はゼロに減少し、ダイヤフラム24のフリー状態に
対応する。ピストン12がさらに移動すると、U形中間部
分49の上側表面の引っ張り応力が増加する。特に中間部
分49の部分62は「巻かれ」、予備成形したU形が高くさ
れるか増加し、その上側表面を伸ばす即ち引っ張り応力
をかけるようにする。その結果、ダイヤフラム24の曲が
った部分の作動中の応力は、引っ張り応力が少ないかな
いのと最大引っ張り応力の間を変化する状態(バイパス
弁10)、引っ張り応力が少ないかないのと制限された引
っ張り応力の間を変化する状態(バイパス弁100 )か
ら、減少した圧縮応力即ちマイナスの引っ張り応力と減
少した引っ張り応力の間を変化するように変わる。特に
バイパス弁200 では、バイパス弁100 の作動応力範囲を
ゼロ−最大引っ張り応力範囲から、マイナス−プラス引
っ張り応力範囲に配分されるので、さらにその疲労寿命
が長くなる。図示する特定の好適な実施例では、バイパ
ス弁200 のマイナスとプラスの最大作動応力は、それぞ
れバイパス弁100 の作動引っ張り応力の半分である。
【0016】図面と前述の記載により本発明を詳細に記
述したが、同様に例示として記述し発明を制限するもの
ではなく、好適な実施例が示されたと理解され、本発明
の精神に入る全ての変形と改変は保護範囲に入ると理解
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のバイパス弁の閉位置における縦断面図
【図2】 従来のバイパス弁の開位置における縦断面図
【図3】 本発明の1実施例のバイパス弁の閉位置にお
ける縦断面図
【図4】 本発明の1実施例のバイパス弁の開位置にお
ける縦断面図
【図5】 本発明の他の実施例のバイパス弁の閉位置に
おける縦断面図
【図6】 本発明の他の実施例のバイパス弁の開位置に
おける縦断面図
【符号の説明】
10 バイパス弁 12 ピストン 14 ポペット 15 ハウジング 16 上側ハウジング部分 18 下側ハウジング部分 20 高圧室 22 低圧室 23 ステム 24 ダイヤフラム 25 シーリング端部 26 シーリング表面 28 マニホールド 30 スリーブ 32 保持リング 34 高圧ポート 36 上側ピストン部材 38 下側ピストン部材 40 肩 44 ファスナー 45 直立周辺部分 46 ワッシャー 47 上端部 48 内側シーリング端部 49 中間部分 50 外側シーリング端部 52 リップ 54,56 軸受け表面 58 ファスナー 60 バネ 61 オリフィス 63 外側壁 100,200 バイパス弁 102 ファスナー 104 ボア 202,204 スペーサー 203 上側ハウジング部分
フロントページの続き (72)発明者 デニス アール ウォーリング アメリカ合衆国 インディアナ州 47905 ラファイエット オーチャード ドライ ヴ 708

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイパス弁において、 ハウジング、 内部に加圧ガスを含むことのできるマニホールド、 前記ハウジング内に可動に配置され、前記ハウジング内
    に第1,第2室を形成し、第1位置と第2位置の間を作動
    することのできるピストン、 前記ピストンに接続し、前記マニホールドの開口部に対
    してシーリングすることのできる第1シーリング部材、
    及び、 前記第1室と第2室の間をシールするため前記ピストン
    と前記ハウジングの間に接続され、前記ピストンが前記
    第1位置と第2位置の間を作動すると曲がる環状ダイヤ
    フラム、を備え、 前記環状ダイヤフラムは、前記ハウジングに接続するこ
    とのできる外側環状部分、及び前記ピストンと接続する
    ことのできる内側環状部分、及び断面がほぼU形で前記
    外側環状部分と前記内側環状部分の間に配置された中間
    部分を形成するように予備成形されていて、 前記環状ダイヤフラムは、前記中間部分が圧縮される第
    1位置と、前記中間部分が伸張される第2位置の間を曲
    がることを特徴とするバイパス弁。
  2. 【請求項2】 請求の範囲第1項に記載したバイパス弁
    であって、 前記ハウジング内に、前記ピストンの行程を制限しそれ
    により前記ダイヤフラムの曲がりを制限するストップ部
    材が設けられ、前記ストップ部材は前記ピストンの第1
    位置、第2位置のうち1つを形成することを特徴とする
    バイパス弁。
  3. 【請求項3】 請求の範囲第1項に記載したバイパス弁
    であって、 前記ハウジングは、上側ハウジング部分と下側ハウジン
    グ部分とを含み、 前記ピストンは、上側ピストン部材と下側ピストン部材
    とを含み、 前記ダイヤフラムの前記外側環状部分は、前記上側ハウ
    ジング部分と前記下側ハウジング部分の間にクランプさ
    れ、前記ダイヤフラムの前記内側環状部分は、前記上側
    ピストン部材と前記下側ピストン部材の間にクランプさ
    れることを特徴とするバイパス弁。
  4. 【請求項4】 請求の範囲第3項に記載したバイパス弁
    であって、 前記上側ピストン部材は前記ダイヤフラムの前記中間部
    分を支持する直立周辺部分を備え、前記ピストンが前記
    第1位置と第2位置の間を作動すると、前記中間部分は
    前記ハウジングと完全に接触しないように曲がることを
    特徴とするバイパス弁。
  5. 【請求項5】 請求の範囲第4項に記載したバイパス弁
    であって、 前記直立周辺部分は上側ピストン表面を形成し、前記ピ
    ストンが前記第1位置と第2位置の間を作動すると、前
    記中間部分は前記上側ピストン表面の下に曲がることを
    特徴とするバイパス弁。
  6. 【請求項6】 請求の範囲第5項に記載したバイパス弁
    であって、 前記上側ハウジング部分と前記下側ハウジング部分の間
    にクランプされたスペーサーを備え、前記ダイヤフラム
    の前記外側環状部分は、前記上側ハウジング部分と前記
    スペーサーの間にクランプされ、 前記環状ダイヤフラムが、前記中間部分が圧縮される前
    記第1位置と前記中間部分が伸張される前記第2位置と
    の間を曲がるように、前記スペーサーが前記環状ダイヤ
    フラムに対して配置されたことを特徴とするバイパス
    弁。
  7. 【請求項7】 バイパス弁において、 ハウジング、 前記ハウジング内に可動に配置され、前記ハウジング内
    に第1,第2室を形成し、第1位置と第2位置の間を作動
    することのできるピストン、 前記ピストンに接続し、加圧ガスを含むマニホールドに
    対してシーリングすることのできる第1シーリング部
    材、 前記第1室と第2室の間をシールするため前記ピストン
    と前記ハウジングの間に接続され、前記ピストンが前記
    第1位置と第2位置の間を作動すると曲がる第2シーリ
    ング部材、及び、 前記ハウジング内に配置され、前記ピストンの行程を制
    限しそれにより前記第2シーリング部材の曲がりを制限
    し、前記ピストンの前記第1位置、第2位置のうち1つ
    を形成するストップ部材、 を備えることを特徴とするバイパス弁。
  8. 【請求項8】 請求の範囲第7項に記載したバイパス弁
    であって、 前記第2シーリング部材は、前記第1室と第2室の間を
    シールするため、前記ピストンと前記ハウジングの間に
    接続した環状ダイヤフラムであり、前記環状ダイヤフラ
    ムは前記ピストンが前記第1位置と第2位置の間を作動
    すると曲がることを特徴とするバイパス弁。
  9. 【請求項9】 請求の範囲第8項に記載したバイパス弁
    であって、 前記環状ダイヤフラムは、前記ハウジングに接続した外
    側環状部分、前記ピストンに接続した内側環状部分、及
    び断面がほぼU形で前記外側環状部分と前記内側環状部
    分の間に配置された中間部分を含むことを特徴とするバ
    イパス弁。
  10. 【請求項10】 請求の範囲第9項に記載したバイパス
    弁であって、 前記ハウジングは、上側ハウジング部分と下側ハウジン
    グ部分とを含み、 前記ピストンは、上側ピストン部材と下側ピストン部材
    とを含み、 前記ダイヤフラムの前記外側環状部分は、前記上側ハウ
    ジング部分と前記下側ハウジング部分の間にクランプさ
    れ、前記ダイヤフラムの前記内側環状部分は、前記上側
    ピストン部材と前記下側ピストン部材の間にクランプさ
    れることを特徴とするバイパス弁。
  11. 【請求項11】 請求の範囲第10項に記載したバイパ
    ス弁であって、 前記上側ピストン部材は、前記ダイヤフラムの前記中間
    部分を支持する直立周辺部分を含むことを特徴とするバ
    イパス弁。
  12. 【請求項12】 バイパス弁のハウジングと作動ピスト
    ンの間にダイヤフラムを取り付ける方法で、前記ダイヤ
    フラムは前記ハウジングに接続することのできる外側環
    状部分、前記ピストンに接続することのできる内側環状
    部分、及び断面がほぼU形で前記外側環状部分と前記内
    側環状部分の間に配置された中間部分を形成するように
    予備成形される方法において、 前記ダイヤフラムが、前記U形中間部分が圧縮される第
    1位置と前記U形中間部分が伸張される第2位置との間
    で曲がるように、前記ダイヤフラムを前記ハウジングと
    前記作動ピストンの間に接続するステップを備えること
    を特徴とする方法。
JP8116658A 1995-05-11 1996-05-10 ブースト装置のバイパス弁 Withdrawn JPH08319845A (ja)

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