JPH0831932B2 - 静止画伝送装置 - Google Patents

静止画伝送装置

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JPH0831932B2
JPH0831932B2 JP61116977A JP11697786A JPH0831932B2 JP H0831932 B2 JPH0831932 B2 JP H0831932B2 JP 61116977 A JP61116977 A JP 61116977A JP 11697786 A JP11697786 A JP 11697786A JP H0831932 B2 JPH0831932 B2 JP H0831932B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静止画伝送装置に関する。
〔従来の技術〕
例えばビデオフロツピーの様な記録媒体から再生され
た静止画像を一旦画像メモリに格納し、これを順次伝送
速度に合わせて読出す静止画伝送装置が考えられる。ビ
デオフロツピーには映像信号及び該映像信号に対して、
周波数多重された該信号に関するデータ(以降IDデータ
と呼ぶ)も記録してある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の静止画伝送装置では、静止画伝
送装置から再生された静止画像情報は送信されるが、前
記IDデータは伝送されなかった。
したがってかかる静止画像信号を受信する外部装置で
は前記静止画像情報の受信、記憶に際して前記IDデータ
を有効に利用することができなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の目的を解決するためになされたもので
あって、静止画像情報が記憶された記憶体から前記静止
画像情報を再生する再生手段、前記静止画像情報の画像
形態を示す識別情報と前記静止画像情報を対応づけて外
部装置に伝送する伝送手段とを有し、前記画像形態を示
す識別情報を前記静止画像情報の前記外部装置における
記憶形式を決定するべく伝送することを特徴とする。
〈実施例〉 以下に説明する本発明の好ましい実施例に依れば磁気
シートに記録された静止画情報を再生し、該静止画情報
のカラーバランスを調整した後に、他の装置に電送を行
い、更に他の装置から電送される情報を受信して磁気シ
ートに記録が行えることが出来る電送装置が説明され
る。第1-1図は本発明の一実施例の電送装置の正面図、
第1-2図は該装置の構成を示すブロツク図である。
第1-1図において1は電源スイツチ、2は磁気シート
を有するビデオフロツピーの挿入口、3はモニター表示
部、4は複数枚の静止画像を自動的に再生しこれをメモ
リにフリーズ(書き込み)したものを順次送信を行って
いく自動再生送信モードを選択するためのスイツチであ
る。またこのスイツチはこれが選択されているときに点
灯する表示用LEDL17と兼用されている自照式スイツチで
ある。自動再生送信の開始はスタートスイツチ32によっ
て行うが、かかるモードは予め、送信しようとするトラ
ツク番号をプログラム入力す必要があり、これがなされ
ていないと、スタートスイツチ32がオンされていても動
作しない。尚、送信すべきトラツク番号をプログラム設
定するためのトラツクNO設定回路255が後述の様に接続
されている。5は2ケタの7セグメントLEDでトラツク
ナンバー、空きトラツク数及びその他の表示を兼用して
行っている。
7はビデオフロツピーを排出させるためのイジエクト
スイツチ、 8は自動受信記録を行わせる自動受信スイツチ、また
このスイツチは表示用LEDL16と兼用されている。
9は磁気シートに記録を行わせるための記録スイツチ
であり、記録モードであってかつ記録が可能な場合、即
ち後述のヘツド205がアクセスしているトラツクが未記
録の場合に点灯するLEDL18を兼用されている。
10はモニター3に再生する信号のソースをビデオフロ
ツピー(VF)側に切り換えるためのスイツチで、これを
押すことにより、ビデオフロツピーから再生を行う再生
モードに設定される。またこのスイツチは、これが選択
されているときに点灯する表示用LEDL5と兼用されてい
る。
11はモニター3に再生する信号のソースを外部からの
入力NTSC信号側に切り換えるためのNTSC信号選択スイツ
チで、これを押すことにより、EEで外部入力をモニタ3
に見ることが可能となる。また、このスイツチはこれが
選択されているときに点灯する表示用LEDL6と兼用され
ている。12はモニタ3に再生する信号のソースを後述す
る内蔵フレームメモリの再生画像に切り換えるためのメ
モリ選択スイツチである。また、このスイツチは、これ
が選択されているときに点灯する表示用LEDL7と兼用さ
れている。
尚、後述する様にモニタ3に再生する信号のソースと
して外部入力、内蔵フレームメモリを選択すると、装置
は自動的に記録モードとなって、ヘツドがアクセスして
いるトラツクが未記録か否かが判別され、未記録であれ
ば前記LEDL18が点灯し、記録可能である旨の表示が行わ
れ、記録済であればLEDL18が消灯し、記録不能の旨の表
示が行われる。したがって使用者はモニタ3に表示され
ている画像が磁気シートに記録可能か否かを知ることが
出来る。
19はヘツドがアクセスしている磁気シートのトラツク
をトラツクナンバーが増加する方向即ち磁気シートの内
周側にヘツドを移動させるためのスイツチ、 20はヘツドがアクセスしている磁気シートのトラツク
をトラツクナンバーが減少する方向即ち磁気シートの外
周側にヘツドを移動させるためのスイツチ、 23は前記フレームメモリの内容を消去させない様にロ
ツクするためのメモリーロツクスイツチであって、メモ
リロツク状態では点灯、メモリロツク解除状態では消灯
されるLEDL13と兼用されている。
24,25,26,27は電送モニタモードの両モードにおいて
単色カラーを設定するスイツチで夫々、表示用LEDL1,L
2,L3,L4と兼用され、後述するシーケンスに従って点灯
及び点滅が行なわれるものであって、モニタ3に後述す
るフレームメモリからの信号を再生するに際して夫々該
信号の赤(R)成分、緑(G)成分、青(B)成分、黒
(Bk)成分等の単色を表示する単色表示モードの際にど
の成分が表示されているか、又はカラー表示モードにな
っているかを示す表示手段として用いられている。尚後
述のRメモリ213,Gメモリ214,Bメモリ215の1つから信
号を読み出すことにより、かかる単色表示モードが実行
される。また該表示用LEDL1,L2,L3,L4は送受信状態、即
ちどのメモリに対応する信号が送受信されているかを表
示するための手段として兼用されている。
28はビデオフロツピーからの再生映像信号から得られ
たID信号に従って、該信号がフレーム信号でフリーズさ
れたら点灯(ON)、フイールド信号でフリーズされたら
消灯(OFF)する様制御される表示用LEDL8とフリーズ動
作のフイールドモード及びフレームモードを切換えるた
めの設定スイツチとを兼用している。
29は送信モードを設定するためのスイツチであって、
送信モードが設定されていることを表示するLEDL14を兼
用している。
30は受信モードを設定するためのスイツチであって、
受信モードが設定されていることを表示するLEDL15を兼
用している。
32は送信を開始させるためのスタートスイツチ、 33は一旦開始された送信を停止させるためのストツプ
スイツチ、 34は送信モードとしてフレーム送信モード、フイール
ド送信モードのいずれかを選択するかを切り換えるリゾ
リユーシヨンスイツチ、 35は後述するメモリに映像信号をフリーズさせるフリ
ーズスイツチ、 37は電送モードとして映像信号のG成分をまず送信
し、次いでB成分、R成分を線順次に送信する2色電送
モード、 R成分、G成分、B成分をこの順で順次送信する3色
電送モード、 R成分、G成分、B成分、Bk成分をこの順で順次送信
する4色電送モード、 白黒信号Yのみを送信するモノクロ電送モード、のい
ずれかの電送モードを選択するためのカラーモードスイ
ツチであって、LEDL19と兼用されている。該スイツチ37
をオンする毎に設定される電送モードが2色電送モー
ド、3色電送モード、4色電送モード、モノクロ電送モ
ードという順序で入り換わる。
38,39,40,41は夫々フアンクシヨンスイツチ42がTx/Rx
側に切り換えられている際にカラーモードスイツチ37の
操作又は後述するオート受信時の際に設定されるカラー
電送モードに応じて点灯させられる表示用LEDL9,L10,L1
1,L12で、前述した2色モード、3色モード、4色モー
ド、モノクロの各電送モードが設定されたときに点灯す
るものである。
またカラーモードスイツチ37は後述のフアンクシヨン
スイツチがMONITOR側に倒されている場合には前述のモ
ニタ表示モードを切り換える機能も有する。
また42は前述した通りカラーモードスイツチ37を電送
モードを設定するためのスイツチとして用いるか、モニ
タ表示モードを設定するためのスイツチとして用いるか
を切り換えるTx/Rx、MONITOR切換えスイツチである。
43はフイールドフレーム設定スイツチ28によりフイー
ルドモードに選択されたときにフリーズされる先のメモ
リの領域を奇数ライン番目のエリアか、偶数ライン番目
のエリアかのいずれかを設定するためのスイツチであ
る。
第1-2図は本発明の一実施例の装置の構成を示すブロ
ツク図である。
第1-2図において100は制御回路であって、その動作の
詳細は後述する。201はビデオフロツピー挿入口2から
挿入される映像信号、記録再生可能なデイスク状の磁気
シートである。本実施例に示す磁気シートには同心円状
のトラツクが50形成されており、夫々のトラツクに1フ
イールド分の映像信号が記録される。
202は前記磁気シート201を回転させるモータであり映
像信号の垂直同期信号に同期した所定の回転速度(NTSC
の場合には3600rpm)で磁気シート201を回転させる。
203はヘツド205を支持するヘツドキヤリツジであり、
ステツプモータ204を駆動することにより、該ヘツドキ
ヤリツジ203により支持されているヘツド205の磁気シー
ト201上のアクセス位置を制御することが出来る。204は
ヘツドキヤリツジ203を駆動するための前記ステツプモ
ータ、205は前記ヘツドであり、本実施例においては記
録,再生に兼用されている。206はステツプモータ204を
駆動する信号を出力するドライバであり、制御回路100
の制御信号に基づいてステツプモータ204を駆動する信
号が発生される。制御回路100はトラツクUPスイツチ1
9、トラツクDOWNスイツチ20の操作に応じてヘツド205の
磁気シート201上でのアクセス位置を変化させたり、後
述するトラツク記録状態検出動作を行う際にドライバ20
6に制御信号を出力してヘツド205のアクセス位置を変化
させる様に動作する。207はヘツド205により再生される
磁気シート201上のトラツクにおける再生出力の前置増
幅、クランプ動作等の処理を行う再生プロセス回路、 208はヘツド205により再生される磁気シート201上の
トラツクにおける再生出力があるか否かを検出するレベ
ル検出回路である。
磁気シート201上のヘツド205がアクセスしているトラ
ツクに信号が記録されていればヘツド205の再生出力が
所定以上であり、磁気シート201上のトラツクに信号が
記録されていなければヘツド205の再生出力が所定以下
となることを利用してヘツド205のアクセスしているト
ラツクが記録済であるか、未記録であるかを検出する。
209は再生プロセス回路207あるいはデコーダ222により
処理された信号をR,G,Bの各成分に分けるR,G,Bマトリク
ス回路、 210,211,212はR,G,Bマトリクス回路209により分けら
れたR成分,G成分,B成分の信号をA/D変換するA/D変換
器、 213,214,215はA/D変換器210,211,212によりA/D変換さ
れたR成分,G成分,B成分のデジタル信号を記憶する夫々
Rメモリ,Gメモリ,Bメモリであって、夫々のメモリは1
フレーム分の映像信号を記憶することが出来る。またメ
モリ213,214,215は送信された映像信号を受信するため
のメモリとしても用いられている。また特に4色電送モ
ードのために黒(Bk)成分用のメモリ250が設けられて
いる。
216,217,218はスイツチSW5を介して入力するRメモリ
13、Gメモリ14、Bメモリ15により記憶されたデイジタ
ル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器である。219
はD/A変換器216,217,218によりD/A変換されたR成分、
G成分、B成分の信号から色差信号R-Y、B-Y、輝度信号
Yを出力する色差マトリクス回路、220はSW3を介して入
力する色差信号R-Y、B-Y及び輝度信号Yを変調してNTSC
規格の標準テレビジヨン信号としてモニタ3に出力する
エンコーダ、 222は外部入力端子221を介して入力するNTSC規格の標
準テレビジョン信号を復調して色差信号R-Y,B-Y,輝度信
号Yを出力するデコーダ、223は前述のRメモリ213、G
メモリ214、Bメモリ215Bkメモリ250を書き込み、読み
出しを制御するメモリコントローラであって該メモリコ
ントローラ223は後述するA/D変換器224の出力をRメモ
リ213、Gメモリ214、Bメモリ215、Bkメモリ250に書き
込む制御、及びRメモリ213、Gメモリ214、Bメモリ21
5に書き込まれた信号を読み出してD/A変換器226に出力
する制御を行う。またBk(黒)成分の後述する演算も該
コントローラ223により行われる。
224は前記A/D変換器であり、電話回線231を介して受
信された変調信号、具体的には例えばR成分、G成分、
B成分に分割され各成分毎に時系列に受信される変調信
号を復調器225によって復調した後のアナログ信号をデ
ジタル信号に変換する変換器である。
225は前記復調器であり、電話回線231を介して入力す
る変調された信号を復調する。
226はメモリコントローラ223によりRメモリ213、G
メモリ214、Bメモリ215、Bkメモリ250から読み出され
たデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器で
ある。
227はD/A変換器226により変換されたアナログ信号に
変調をかけ電話回線を介して送信するための変調器であ
る。
尚A/D変換器224、A/D変換器226の変換速度はD/A変換
器210,211,212、D/A変換器216,217,218の変換速度に比
して小さい。これはA/D変換器210,211,212、D/A変換器2
16,217,218は標準テレビジヨン信号の1フイールド期間
内にメモリ213,214,215の書き込みあるいは読み出しを
行うためビデオレートの変換速度が要求されるのに対し
てA/D変換器224、D/A変換器226は帯域の狭い電話回線を
介して数分間の期間内にメモリ213,214,215の書き込
み、あるいは読み出しを行うためである。
228は電話回線231を介して映像信号の送信に先立ち送
られる呼び出し信号(電話の呼び出し音に相当する)を
検出して、受信指令信号を出力する受信検知回路であ
る。
3は第1-1図にも示した前記モニタであり、カラーキ
ラー回路256を介して入力する標準テレビジヨン信号を
映出する。230はメモリコントロール223から各メモリ21
3〜215、250を制御するための制御ラインである。
231は前記電話回線である。
232はフオトインタラプタ232-A、232-Bの信号から磁
気シート201の有無を検出する磁気シート有無検出回路
である。磁気シート201が有る場合には該シート1によ
ってフオトインタラプタ232-A、232-Bの光路が遮断さ
れ、磁気シート201が無い場合にはフオトインタラプタ2
32-A、232-Bの光路が遮断されない。磁気シート有無検
出回路232はこれによるフオトインタラプタの出力の差
を検出することによって磁気シート201の有無を検出し
てその結果を制御回路100へ送る。
233はスイツチSW4を介して入力する信号を変調してヘ
ツド205に送る記録プロセス回路である。
235は制御回路100の出力により駆動される表示装置で
あって前述したLEDL1〜L19、及び7セグメントLED5を制
御して例えば7セグメントLED5において自動受信が不可
能な状態であることを示す表示、自動受信モードにおけ
る残り記録可能枚数の表示等を行なう。
236は前述のモータ駆動回路であって制御回路100の出
力により作動、停止が制御される。
250は映像信号の黒(Bk)成分が書き込まれる前記メ
モリ、 251は磁気シート1から映像信号と周波数多重されて
いるID信号を再生するためのID信号検出回路である。
253は制御回路100に割り込み処理を行わせるためイン
タラプトカウンタである。
255は自動送信を行うトラツク番号をプログラム設定
するために制御回路100に接続されているトラツクNO設
定回路である。トラツクNO設定回路255には本体側のヘ
ツドを内周側外周側の両方向に送るためのUPスイツチ26
3及びDOWNスイツチ264、トラツクNO設定回路255を動作
可能状態とするための設定スイツチ260、送信対象とな
るトラツクNOを制御回路100に格納するための決定スイ
ツチ261、及びトラツクNOの設定動作を終了させるため
の終了スイツチ262が設けられている。
256はモノクロ表示モードあるいは単色表示モードが
設定された際にモニタ3に輝度信号のみの表示を行わせ
るためのカラーキラー回路であり、該回路256は制御回
路100により動作、非動作が制御される。
SW1は再生時にはヘツド205を再生プロセス回路207へ
接続し、記録時には記録プロセス回路233へ接続するた
めの切換スイツチである。
SW2は外部入力端子221を介して入力する映像信号をモ
ニタ3へ出力する場合にはデコーダ222をスイツチSW3へ
接続し、磁気シート201から再生された映像信号をモニ
タ3へ出力する場合には再生プロセス回路207をスイツ
チSW3へ接続する切換スイツチである。
SW3は磁気シート201から再生された映像信号を、ある
いは外部入力端子221を介した映像入力直接モニタ3へ
出力する場合にはスイツチSW2をエンコーダ220へ選択
し、Rメモリ213、Gメモリ214、Bメモリ215、Bkメモ
リ250に記憶された映像信号をモニタ3へ出力する場合
には色差マトリクス回路219をエンコーダ220へ接続する
切換スイツチである。
SW4はRメモリ213、Gメモリ214、Bメモリ215に記憶
された映像信号を磁気シート201に記録する場合に色差
マトリクス回路219を記録プロセス回路233に接続し、外
部入力端子221を介して入力する映像信号を磁気シート2
01に記録する場合にデコーダ222を記録プロセス回路233
に接続する切換スイツチである。
SW5はRメモリ213、Gメモリ214、Bメモリ215、Bkメ
モリ250から読み出される信号をD/A変換器216〜218のど
れに送るかを制御する切換スイツチである。動作の詳細
については後述する。
上述した切換スイツチSW1〜SW5は制御回路100によっ
て状態が切換えられる。
次に本実施例の装置により電送されるデータ形態につ
いて第2図を用いて説明する。
第2図は本実施例の静止画電送データ波形を示すもの
である。かかる電送においては第1-2図で示した各色信
号用のメモリー213,214,215,250を用いて各メモリ毎に
データの読出し、書き込みを行うが第2図は、その単色
についてのデータ波形を示している。第2図において横
軸は時間軸であり縦軸は電送データのレベルを示してい
る。尚横軸に付した符号は電送されているデータに対応
するメモリのアドレスを示す。かかるデータ波形の構成
としては、3Hからなる同期部(1Hは画面の水平1ライン
を電送するのに要する時間)、2Hからなるホワイトレベ
ル部、1Hからなる電送データ及び再生IDデータを含むデ
ータ部、1Hからなるブランク部、そして映像部で成り立
っている。
同期部は、1Hの周期(メモリの1ライン0〜XEドツト
を1Hで読み出して同期部を発生すると第0-4ドツトが白
レベル、第5-XEドツトが黒レベル)でくり返されるもの
で映像信号部のラインの区切りを知るためのものであ
る。ホワイトレベルは映像部の白レベルに相当するレベ
ルで、電送回線状態で左右される電送レベル変化を補正
するためのものである。尚、かかるデータ波形において
同期部、ホワイトレベル部の期間は例えば10秒の様な長
時間を設定してもよい。
データ部の電送データはフレーム電送又はフイールド
電送のどちらの電送モードかを示すデータ(ビツト
0)、電送カラーモード(モノクロor単色、2色、3
色、4色)を区別するためのデータ(ビツト1,2)、通
常電送モードか単色電送モードかを区別するデータ(ビ
ツト3)、後述するその単色モードの色が設定されたと
きのスイツチを示すコード(ビツト4,5)及びビデオフ
ロツピーから再生された映像信号中に、周波数多重され
て記録されている個々の静止画に関する2バイトから6
バイトまでの情報データ(以後IDデータと呼ぶ)とで成
り立っている。
尚、単色電送モードにおけるビツト1,2は該単色電送
モードが設定される前にどの電送カラーモードが設定さ
れているかを示すデータとなっている。
IDデータは撮影年月日、時間のデータの他にフレーム
記録がフイールド記録か、また、フレーム記録ならば偶
数フイールドなのか奇数フイールドなのかを示すデータ
等で構成されている。
データの形態としては、以下の様にビツト割当てが行
われている。(1バイト:電送モード、2〜6バイトID
データ) 以上のデータを電送する場合には“1"のときは、“F
F"レベル、“0"のときは“00"レベルとし、第3図に示
すXの複数ドツトの例えば2ドツトで1bitを表現すれば
良い。
また1Hのブランク部は映像信号のデータ開始をより正
確に得るために設けられている。
第3図は、映像部のデータを2次元的に配列して表わ
したもので、これは前述のメモリ213〜215,250の配列を
示す。水平方向は、X=0〜XEドツト、垂直方向は同期
部、白レベル部、データ部、ブランク部にあたるY=0
〜7ラインを除いた映像部Y=7〜YEラインで計(XE+
1)×(YE−6)ドツトから成る。
次に本発明の実施例の動作をフローチヤートを用いて
説明する。第4図は本実施例の基本的な動作フローであ
る。
電源スイツチ1がオンされると、step4-1にて各種の
初期設定を行う。即ちメモリフリーズ動作を禁止するか
否かを決めるメモリーロツクフラグMLFをクリアし、映
像信号を第1-2図に示すメモリに書き込むフリーズ動作
を可能としておく。またトラツク記録状態を検出する必
要があるか否かを表わすイニシヤライズリクエストフラ
グIRQFLをセツトする。更に、データ送受信のタイミン
グを得るためのインターラプトを禁止するためのインタ
ーラプトマスクIRQMSKをセツトし、インターラプトを禁
止しておく。
また後述の電送モード番号は“1"即ち2色電送モード
に、送受信モードとしては送信モードが設定され、自動
送受信モードは設定されない。
またメモリロツクフラグMLFはリセツトされ、メモリ
ロツク状態は解除される。
また後述のモニタモード番号は“0"即ちカラーモニタ
モードが設定されている。従ってファンクシヨンスイツ
チがTx/Rx側に倒されていればLEDL1,L2,L9,L19,MONITOR
側に倒されていればLEDL1,L2,L3,L19が点灯する。
また、初期設定としては再生モードが設定され、LEDL
5が点灯している。
また、後述のフイールドフレーム表示用LEDL8は消灯
し、フイールドモードが設定される。
以上の初期化を終えると後述する初期動作ルーチン
(step4-2)を行う。ここで録画再生送受信可能な状態
が確認されると、step4-3にて、再生モードならばstep4
-4の再生ルーチンへ、録画モードならばstep4-5の録画
ルーチンへ夫々分岐する。尚かかるモード判別は前述の
スイツチSW1の状態を検出することによって行う。即ち
A側になっている場合には再生モード、B側になってい
る場合には記録モードとなる。step4-4,4-5を経ると、s
tep4-6にて送信モードか受信モードかの判断がなされ送
信モードならばstep4-7の送信ルーチンへ、受信モード
ならば、step4-8の受信ルーチンへ分岐する。
こうして録画再生ルーチン及び送受信ルーチンを終え
ると再びstep4-2へ戻り、常時各スイツチから入力され
た指令に従って動作を行う。
次に前述のstep4-2として示した初期動作ルーチンを
第5図を用いて説明する。まず、各フラグの状態に応じ
て第1-1図に示した各LEDが点灯する(step5-0)。次い
で磁気シート有無検出回路232の出力から磁気シート201
の有無を検出し、(step5-1)存在しなければインシヤ
ライズリクエストフラグIRQFLをセツトし(step5-2)、
磁気シート201が入れられるまでstep5-1との間で待機す
る。磁気シート201が有ればIRQFLがセツトされているか
否かを調べ(step5-3)セツトされていれば、1トラツ
クから50トラツクまで、全てのトラツクのレベル検出回
路208の出力を調べて、磁気シート1上の記録状態(各
トラツクの記録、未記録の状態)の把握を行う(step5-
4)。把握後ヘツド205は第1トラツク上に位置する様に
制御される。これで得られたトラツク記録状態は制御回
路100内に保持しておき、記録動作等に伴ってこれが変
化したときにはそれに応じて変更していくものである。
step5-4で検出を終了すると、IRQFLを0にリセツトし、
LED5にて1を表示する(step5-5)。
次に後述するstep6-12〜step6-22に示すフローと同様
の動作を行って、第1トラツクの信号をメモリ213〜215
にフリーズする(step5-5′)。次いでフアンクシヨン
スイツチ42の状態が検出されMONITOR側に倒されている
場合にはstep5-13へTx/Rx側に倒されている場合にはste
p5-6へ分岐する。
フアンクシヨンスイツチ42がTx/Rx側に倒されている
と以下のルーチンを行う。かかる場合にはカラーモード
スイツチ37がオンされると(step5-6)、電送モード番
号にモジユロ4の演算で1が加算される(step5-7)。
ここで、電送モード番号を モノクロor単色電送モード……0 2色電送モード……1 3色電送モード……2 4色電送モード……3 とする。また、これに応じて表示用LEDL1〜L4を点灯さ
せる。前述した様に電源投入時には2色電送モードが設
定されモード番号は1となっている。夫々のカラーモー
ドに対応する点灯LEDは下の様である。
点灯LED モノクロor単色電送モード…L4,L12,L19(モノクロの場
合にはL19は消灯) 2色電送モード……L1,L2,L9,L19 3色電送モード……L1,L2,L3,L10,L19 4色電送モード……L1,L2,L3,L4,L11,L19 尚LEDL1〜L4は後述するシーケンスに従って適宜点滅
点灯の制御がなされるものである。
尚、電送モードの選択はカラーモードスイツチのオン
する回数に依らず、38〜41に示すLEDにスイツチを設け
デススイツチの状態を判別して夫々の電送モードが選択
される様にしてもよい。
次にstep5-24は上述の様に電送モードに応じて制御さ
れ点灯したLEDに対応したスイツチのどれかがオンされ
たことを検出し、オンされた際には電送モード番号を
“0"とし、単色電送モードを設定し(step5-25〜step5-
28)、オンされていない時はstep5-8に進む。
フアンクシヨンスイツチがTx/Rx側では各電送モード
に対応したLEDL9〜L12が点灯し、これに応じて点灯して
いるL1〜L4に対応するスイツチ24〜27のうちのどれか1
つをオンすることにより単色電送モードに設定される
(step5-25)。これでLEDL12及びLEDL1〜L4のうちオン
されたスイツチに対応したLEDのみが点灯し、それ以外
は消灯して(step5-26、step5-27)、単色電送モードの
設定状態が表示される。
次いで前述の様に設定された単色電送モードに応じた
スイツチコードSCが決定される。尚スイツチコードSCは
前述した電送データのビツト4,5に対応しており以下の
様に定義されている。
スイツチコードSC 00………………スイツチ24 01………………スイツチ25 10………………スイツチ26 11………………スイツチ27 更にソースを選択するスイツチ10,11,12のうち、いず
れかがオンされるとそれに応じてモニタ3に再生される
ソースが選択される(step5-8)。
VF選択用スイツチ10が押されると、第1-2図SW1,2,3を
全てA側に接続すると共に表示用LEDL5を点灯(L6,L7は
消灯)する(step5-9)(SW4は任意)。
メモリー選択スイツチ12が押されると第1-2図SW1,3,4
を夫々B側,B側,A側に接続すると共に表示用LEDL7を点
灯(L5,L6は消灯)する(step5-10)(SW4は任意)。か
かるメモリ13,14,15のモニタ3への再生は、メモリコン
トローラ223のメモリのアクセススピードが高速である
ことから該メモリの情報の送信中も行える。
外部入力であるNTSC信号選択スイツチ11が押されると
第1-2図SW1,2,3,4を夫々B,B,A,B側に接続すると共に表
示用LEDL6を点灯(L5,L7は消灯)する(step5-11)。以
上の様に外部入力あるいはメモリーが選択されるとSW1
がB側に切り換えられ、自動的に記録モードが設定され
る。尚、かかる切り換えの直前にレベル検出回路208の
出力を判別して記録可能か否かの判別がなされLEDL18の
点灯制御が行われる。
又step5-12で、フアンクシヨンスイツチ42がMONITOR
側に倒されているとstep5-13以下のルーチンに移る。st
ep5-6,step5-7で説明したのと同様step5-13,5-14でカラ
ーモードスイツチ37をオンする毎にモニタモード番号が
モジユロ6の演算で1加算され、該モニタモード番号に
応じてモニタ3に表示する色が決められ、そのモードに
応じてSW5及びLEDL1〜L4,L19の点灯が制御される(step
5-15)。各モードに対する制御シーケンスは下記の表の
様に設定されている。
ここで単色モニタモード即ち各メモリ213〜215及び25
0の1つのメモリの内容をモニタ230に再生させる場合に
は選択されたメモリの出力をD/A変換器216〜218に出力
することによって各メモリの出力を輝度信号即ち白黒信
号としてモニタ3に再生できる。
尚本実施例においてはモニタモードの選択をスイツチ
37の操作により行ったが、スイツチ24〜27の状態を判別
して夫々のモードが選択される様にしてもよい。
つぎに、更にメモリロツクフラグが0ならば(step5-
16)フリーズスイツチ37の入力がなされたかどうかを検
出し(step5-17)、これが検出されるとstep5-18以下の
フリーズ動作を行う。step5-18ではLED8のON,OFF状態に
よりフレーム又はフイールドモードかを判断し、フイー
ルドモードならばフイールド指定スイツチ43の状態に対
応したメモリに(フイールド1ではフレームメモリ中の
奇数ライン、フイールド2ではフレームメモリ中の偶数
ライン)にフリーズし(step5-19)、フレームモードな
らばフレームフリーズ(フレームメモリ中の奇数ライン
偶数ラインに同じ情報を書き込む)を行い(step5-2
0)、LED17を点灯する(step5-23)。
更にstep5-21で、フレームフイールド設定スイツチ28
が押されたか否かを調べ、押されればフイールドフレー
ム表示用LEDL8の状態を反転させる(step5-22)。
第6図は、再生ルーチンの詳細なフローチヤートであ
る。メモリーロツクボタンが押されると(step6-1)、
現在のメモリーロツクフラグ状態に応じて(step6-
2)、それが逆の値に変化させられる(step6-3,6-4)。
次いでトラツク送りボタン(Up及びDown)の入力があ
り(step6-5)それがUpであればstep6-6へDownであれば
step6-8へ夫々分岐する(step6-5)。step6-6では現在
のヘツド5のアクセスしているトラツク位置が第50トラ
ツク未満であればトラツク番号の増加する方向(内周方
向)にヘツド送りを行い(step6-7)、step6-8では、ト
ラツク位置が1よりも大きければトラツク番号ガ減少す
る方向(外周方向)にヘツド送りを行う(step6-9)。s
tep6-7、6-9では、7セグメントLED5で現在のトラツク
ナンバーを表示する。
ヘツド送りが終了するとstep5-9と同様にモニター3
をSV再生側に切換える(step6-10)。そして、メモリー
ロツクフラグMLFが0であれば(step6-11)、レベル検
出回路8の出力が所定レベル以上あるかどうかを判断し
(step6-12)、所定レベル以上ならばstep6-13以下のフ
ローに移り、所定レベル以下ならばメモリ213,214,215,
250をイレーズ(黒レベルに置換)する(step6-25)。
また、このとき必要ならば、磁気シートに接触してい
る再生ヘツドを非接触状態にし、再生信号系の動作をOF
Fする等の処置をとっても良い。
step6-12で、レベル検出回路208出力が所定レベル以
上あると映像信号と周波数多重されているID信号をID検
出回路251により復調してIDデータを再生する(step6-1
3)。このIDデータを基に再生映像信号が、フレーム画
の奇数又は偶数フイールドであるかを調べ(step6-1
4)、フイールド画であれば再生信号をR,G,Bフレームメ
モリのスイツチ43により指定されたフイールド、例えば
フイールド1が指定されれば奇数ライン、フイールド2
が指定されれば偶数ラインに書き込む(step6-18)。st
ep6-14でフレーム画の一方のフイールドと判断されると
第1フイールドであれば1トラツク内周側へ、第2フイ
ールドであれば1トラツク外周側へヘツドシフトする
(step6-15)。かかるヘツドシフトが必要な理由は、再
生ヘツドが本実施例では単一であるので、1トラツク単
位にしかフリーズできないためである。尚、マルチヘツ
ド(インラインヘツド)を有する装置であればかかるヘ
ツドシフトは必らずしも必要ではない。また、フレーム
記録を行う場合は、トラツク番号の小さい方に奇数フイ
ールドを記録し、隣接するトラツク番号の大きい方に偶
数フイールドを記録するものとした。step6-15における
ヘツドシフトを終了すると、同様にレベル検出回路208
の出力を検出し(step6-16)、一定レベル以上あれば、
IDデータを再生し(step6-19)、step6-15で再生された
フイールド信号と対をなすもう一方のフイールド信号か
どうかを調べ(step6-20)、そうであればヘツド205に
より再生される映像信号をそのフイールドに対応するア
ドレスにフリーズするとともに、最初のトラツクにヘツ
ドを戻して後、再び、そのフイールドのフリーズを行う
(step6-21)。
step6-10,step6-20でフレームを構成する映像信号の
うち片方のフイルードしか記録されていない場合には、
最初のトラツクに再生ヘツドを戻して後(step6-17)、
フレームメモリのうちフリーズされていない領域におい
て他方のフイールドを上下ラインの平均値補間等から
得、該補間で得た情報をフリーズして(step6-18)フレ
ームデータにする(step6-22)。こうすることにより、
第5図step6-20の入力がSV再生画のときのフレーム化と
比べてより画質的に高いフレーム画を得ることができ
る。
こうして再生映像信号のフレームモード,フイールド
モードに応じたフリーズを行った後、モニターにメモリ
ー再生信号を供給する様スイツチを切換える。具体的に
はstep5-10と同様の動作が行われる(step6-23)。更
に、step6-24で再生IDデータに基づいて、再生画像のフ
レーム,フイールドの表示をLEDL8を使って行う。この
とき前述した様にフリーズされる映像信号がフレーム映
像信号であるならばLEDL8を点灯、フイールドならば消
灯とする。
次に第4図に示したstep4-5で示される記録ルーチン
について第7図を用いて説明する。
第7図は記録ルーチンのフローチヤートである。前述
の第4図のstep4-3においてスイツチSW-1がB側に接続
されていることが検出された場合、即ち、スイツチ11,1
2がオンされていることが検出された場合にかかるルー
チンにフローが進む。
まずstep7-1において、磁気シート1の未記録トラツ
クの有無が検出され、未記録トラツクが無い場合には7
セグメントLED5に が表示され、警告表示がなされ(step7-7)、未記録ト
ラツクが存在する場合にはstep7-2においてLEDL18が点
灯され(step7-3)、記録可能状態が表示される。尚こ
のステツプにおいては前述のSW1は一旦A側に切換えら
れる。
LEDL18が点灯した状態で記録スイツチ9が押されると
(step7-4)、磁気シート201にstep5-10,step5-11で設
定されたビデオフロツピー以外のメモリ又はNTSC外部ソ
ースの記録動作を行い(step7-5)、他に未記録トラツ
クが存在していなければ(step7-6)、これ以上記録が
不可能であるので、デイスクFULLを示す前述の様な警告
表示を行う(step7-7)。未記録トラツクがまだ残って
いれば、自動的に次の未記録トラツクへヘツドをアクセ
スする(step7-8)。
次に第8図を用いて第4図のstep4-7に示す送信ルー
チンを説明する。第8図は、送信動作ルーチンの具体的
なフローチヤートである。本実施例では、送受信にイン
ターラプト動作を用いて送受信中でもトラツク送りを行
い、磁気シートからの再生画を見ることが可能となって
いる。
まずstep8-0でLEDL14が点灯しL15が消灯して送信モー
ドの表示が行われる。
step8-1で、オート送信モードかどうかを判断し、マ
ニユアルモードならstep8-2′でLEDL17が消灯し、オー
ト送信モードならstep8-7′でLEDL17が点灯する様に分
岐する。
まず、マニユアルモードから説明する。スタートスイ
ツチ32が押されると(step8-2)、フリーズされた静止
画情報を再生オートフリーズが行われて書き換えられて
しまうことを避けるため、メモリロツクフラグMLFをセ
ツトする(step8-3)。そして、送信データのアドレス
(X,Y)を(0,0)にリセツトし(step8-4)、送信中で
あることを示すフラグTXFLGをセツトする(step8-5)。
そして、インターラプトマスクを0にリセツトし、後述
する送受信のデータ間隔毎に発生するインターラプトを
受け付け可能な状態にする。この動作により次回のイン
ターラプトカウンタ253の出力により、送信が開始され
る。更に前述の電送モード番号に応じて決められた電送
モードの何色目かを表わす変数jを最初の0にリセツト
する(step8-6′)。
一方、自動送信モードにおいては、step8-7で自動送
信が可能か否かを示すフラグATXFLGの状態を調べセツト
されていれば、フローを進行する。ATXFLGフラグは送信
に先立って送信しようとするトラツクNOを第1-2図のト
ラツクNO設定回路255で設定することにより、1にセツ
トされ、これが0のときは自動送信は受けつけられず、
step8-24(詳細は第11図に示す)に示すトラツクNO設定
ルーチンに進む。
次にstep8-24において実行されるトラツクNO設定ルー
チンを第11図を用いて説明する。第11図はトラツクNO設
定ルーチンのフローチヤートである。
リモコンであるトラツクNO設定回路255側で設定スイ
ツチ260が一度押されると(step11-1)、設定画像番号
iを0にクリアするとともにVF選択スイツチ10がオンさ
れたのと同じ状態即ち再生モードに設定する。尚モニタ
モード番号も0となる(step11-2)。次に、リモコン25
5のトラツクUPスイツチ263が押されたかどうかを検出し
(step11-3)、検出されるとヘツドを内周方向に1トラ
ツク送る(step11-4)。続いてstep11-5でリモコン側の
トラツクDOWNスイツチ264が押されたかどうかを検出
し、検出されるとヘツド5を外周方向に1トラツク送る
(step11-6)。
これらUPスイツチ263、DOWNスイツチ264の入力は、本
体側のUPスイツチ19,DOWNスイツチ20により行っても良
い。
次に、リモコン側の送信するトラツクNOを入力するた
めの決定スイツチ261が押されたかどうかを調べ(step1
1-7)、押されるとiをインクリメントし(step11-
8)、現在、ヘツド205がアクセスしているトラツク番号
をTr(i)として本体側メモリに格納する(step11-
9)。
最後にリモコン側でトラツク番号入力の終了を行うた
めの終了スイツチ262がオンされるまでは、step11-3〜s
tep11-9のループを回りトラツク番号の入力設定の終了
は行なわれない(step11-10)。
終了スイツチ262がオンされると、レジスタNにiの
値を入力し(step11-15)、自動送信する静止画の枚数
Nにiを代入する(step11-15)。iが0かどうかを調
べ(step11-11)、0であるとトラツク番号が設定され
ていないことになるので、自動送信設定が行なわれない
様にATXFLGを0にリセツトする(step11-12)。また、
iが0でなければ1枚以上のトラツク番号が設定されて
いるので、自動送信が可能となる様ATXFLGを1にセツト
するとともに(step11-13)、i=1にセツトしておく
(step11-14)。
以上の様にして自動送信すべきトラツクがプログラム
設定されるとフローは第8図に示したstep8-22へ進み、
後述のフローが実効される。
また、ATXFLGがセツトされている場合に進むstep8-8
では、送信中であることを示すフラグTXFLGが1かどう
かを調べ、送信中(TXFLG=1)であれば以下のフロー
を省略し、送信中でなければスタートスイツチ22がオン
されたか否かを調べる(step8-9)。スタートスイツチ3
2が押されたならばメモリロツクフラグMLFをセツトし、
自動フリーズ動作を禁止し、送信用データが不用意に書
き換えられない様にする(step8-10)。
一方スタートスイツチ32がオンされなかった場合には
変数iが“1"であるか否かが検出され、“1"の場合には
step8-22にフローが進み“1"でない場合にはstep8-13へ
フローが進む。
iがNよりも大きい場合、即ち後述するインタラプト
ルーチンにおいて一画像分の映像信号が既に送信された
ことが検出された際にインクリメントされた場合(後述
のstep10-54参照)にはstep8-11からstep8-13へフロー
は分岐する。step8-13においては変数iがレジスタNに
設定された数よりも大きいか否か即ちトラツクNO設定ル
ーチンstep8-24にて設定された送信すべき数の画像分の
映像信号が既に送信されたか否かが判別され、既に送信
された場合にはstep8-20へ、未だ送信途中である場合に
はstep8-14へフローが分岐する。
step8-20においては自動送信が設定されない様にATXF
LGを“0"にリセツトし(step8-20)、メモリロツクフラ
グMLFも“0"にリセツトし、送信状態の解除を行う。尚
かかる場合送信を示すフラグTXFLGも“0"にリセツトす
る。
step8-13において未だ送信途中であることが判断され
た場合にはTXFLGを“1"にセツトし(step8-14)、変数
iの値に従ってトラツクNO設定ルーチンにおいて記憶さ
れた該値に対応するトラツクNO Tr(i)を読み出し、
現在ヘツドが該トラツクTr(i)上に存在しているかど
うかを判断する(step8-15)。存在していなければTr
(i)までヘツドをアクセスし(step8-16)、再生映像
信号をメモリにフリーズする(step8-17)。続いてマニ
ユアル送信時と同様(X,Y)を(0,0)にリセツトし(st
ep8-18)、インターラプトマスクIRQMSKを0にリセツト
し、インターラプトを受け付け可能状態とし、第10図に
示すインタラプトルーチンが実行される様にする(step
8-19)。更にstep8-6′と同様jをリセツトする(step8
-19′)。
以上の送信ルーチンを終えると、第1-1図で説明した
表示用LEDを送信カラーに応じて点滅させるべく以下の
ステツプを行う。
step8-22でTXFLGがセツトされているかを調べセツト
されていたら現在送信中の色に対応するLED(電送モー
ド番号,j)を点滅させる様制御する(step8-23)。
電送モード番号及びjに対応する点滅LEDは下記の様
である。
(電送モード番号,j) 点滅LED (O(モノクロ),0) L4(Y) (1(2色),0) L1(G) (1,1) L2(R/B) (2,0) L1(R) (2,1) L2(G) (2,2) L3(B) (3,0) L1(R) (3,1) L2(G) (3,2) L3(B) (3,3) L4(Bk) また単色電送モードの場合にはスイツチコードSCに対
応したLEDが点滅する。
ただし、これらのLEDが点滅動作しても、第5図step5
-7で選択された上記点滅LED以外の点灯LEDは送信の進行
状態がわかる様、その点灯動作を維持するものとする。
次に第9図を用いて受信ルーチンを説明する。step9-
1で自動受信モード設定スイツチ8により自動受信モー
ドが設定されているか否かにより、step9-2以下とstep9
-14以下とに分岐する。
スイツチ8で自動受信モードが設定されておらずマニ
ユアル受信モードの場合は、step9-2で受信スタートボ
タンが押されると続いて同期部(step9-3)、ホワイト
部(step9-4)を検知し、ホワイト部検知を行うと同時
にゲインの調整を行う(step9-5)。続いてIDデータを
とり込むためデータ部を読取る(step9-6)。尚step9-
3,9-4においては所定時間以上経過してもホワイト部あ
るいは同期部が検出されない場合はstep9-39に移る。更
にブランク部が検知されると(step9-7)、ビデオフロ
ツピー再生時のメモリフリーズを禁止するためにメモリ
ロツクフラグMLFをセツトし(step9-8)、データアドレ
ス(X,Y)を(0,7)に初期化する(step9-9)。これは
映像部が第3図に示す様にYアドレスの7から始まって
いることに対応している。次いで、受信中フラグRXFLG
をセツトし(step9-10)、インタラプトカウンタをリセ
ツトし(step9-11)、インタラプトマスクIRQMSKをリセ
ツトする(step9-12)。この動作により次回のインタラ
プトより順次電送線から入力される映像データを取り込
むことができる。更に電送カラーモードの何色目かを表
わす変数jを第1色目のj=0にリセツトする(step1
3)。
次にstep9-14以下の自動受信モード時のフローについ
て説明する。自動受信を行うにあたっては、まず磁気デ
イスク上に記録可能な空きトラツクが存在するかどうか
を判断し(step9-14)、無ければ前述と同様に表示部5
の警告表示を行い(step9-36)、自動受信フローを行な
わない。空トラツクが存在すれば、現在最初の未記録ト
ラツク上にヘツドが存在しているかどうかを判断し(st
ep9-15)、存在していなければその位置までヘツドをア
クセスし、記録に備える(step9-16)。これを終了する
と、自動受信記録可能な枚数(残りトラツク数)を7セ
グメントLED5に表示する(step9-17)。
次に、現在受信動作中か否かを調べ受信中フラグRXFL
Gが0即ち、非受信状態であればstep9-3へとび、前述の
同期部の検知を行う。ここでは、一定時間経っても同期
部が現われない場合は、ルーチンを終えるアルゴリズム
とする。
step9-18で受信状態中であれば、前述したstep9-6に
おいてデータ部(電送データ及びIDデータ)の読取りを
終了しているので次いでstep9-20が実行される。
受信に際して得られるデータ部(第2図参照)の読取
りが終了しておりフレーム送信モードを示すデータにな
っていれば(step9-20)、磁気シート201上に受信映像
信号を記録するためには2フイールド分、即ち2トラツ
ク分の空トラツクが必要となる。そこで、step9-21で2
トラツク以上の空トラツクが存在するか否かの判断がな
される。step9-20,9-21で夫々フイールド送信モードで
あってかつ、2トラツク以上の空トラツクが存在してい
るという判断がなされた場合は、後述するstep9-27以下
のルーチンへ移行する。
かかる判断は第2図に示した様に映像信号に先立ちフ
イールド送信モードかフレーム送信モードかを示すデー
タが送られてくるため可能となっている。
step9-21にフローが進む場合には2トラツク以上の未
記録トラツクが存在していない(即ち、1トラツクのみ
存在している場合、何故ならばstep9-14において既に空
きトラツクが有ることが検出されているので、この場合
は1トラツクのみ存在することになる。)場合には受信
モードがフレームであるのでフレーム記録を行うための
トラツク数が足りなくなる。そこで、本実施例において
はstep9-22において受信に際して得られるデータ部(第
2図参照)において送信されるIDデータのビツト8を検
出して送信側の磁気シート201から再生された映像信号
が、フイールド記録で得られた映像信号であるかフレー
ム記録で得られた映像信号であるかを判定し、フレーム
記録で得られた映像信号であれば、step9-36にフローは
進み記録不可能の警告が行なわれる。またフイールド記
録で得られた映像信号で送信側の補間動作(第6図step
6-22参照)によってフレーム信号化された映像信号が送
信された場合には、受信完了後1トラツクに送信された
フレーム映像信号をフイールド映像信号として記録をす
るというシーケンスをとる。
このようなシーケンスが可能であるのは前述の様に映
像信号に先立ってIDデータを送信する様にしたからであ
る。したがってIDデータを映像信号に先立って送信する
ことによる効果は非常に大きい。
step9-22以下、上記フローを説明する。
step9-22で前述の様にIDデータのビツト8を見て、フ
レーム記録で得られた映像信号であれば事前に警告を行
う(step9-36)。この間でもインターラプトにより、受
信動作は継続されているので受信完了後、次の受信が受
けつけられるまでの間に2トラツク以上の未記録トラツ
クを有する磁気シートを持ったジヤケツトを交換すれば
良い。
step9-22でフイールド記録で得られた映像信号と判断
されると、現在受信中のラインがj=“電送モード番
号”即ち、受信されてくる最後の1フレーム分のデータ
のYCラインよりも大きいか否かの判断をする(step9-2
3)。ここでYCは最終ラインYEを受信完了するまでの間
に磁気シート201の回転駆動を開始し、モータ駆動回路
による回転制御が安定するのに十分な時間が得られる値
であれば良い。step9-23でこの条件が満足されると磁気
シート201を回転動作し(step9-24)、受信が完了した
ならば(step9-25)、1フレーム中の1フイールド分、
即ちメモリ213,214,215から映像を読み出す際に1ライ
ンおきの読み出しを行って1トラツクに記録を行う(st
ep9-26)。次いでフローは後述するstep9-32に移る。
一方、受信信号がフイールド電送、フレーム電送のい
ずれによる信号であっても、未記録トラツクが2以上存
在する場合には前述のstep9-27にフローは分岐し、step
9-23〜9-25と同様のシーケンスをstep9-27〜9-29で行
う。
step9-29で受信モードがフイールド電送かフレーム電
送かによりstep9-31,9-32又はstep9-33,9-34に分岐する
(step9-30)。フイールド電送モードの場合には受信完
了後のメモリ213〜215,256から1ラインずつまびいて読
出し(尚、フィールド電送モードであってもメモリ213
〜215,256にはこの場合にはメモリコントローラ223によ
りリアルタイムの補間処理がなされた信号が予め書き込
まれている。)、1トラツクに記録を行う(step9-3
1)。このとき受信されたID信号も再び周波数多重して
映像信号に付加して記録しても良い。
記録が完了するとstep9-26からの分岐も併せて空トラ
ツク数を1減じ、第1-1図に示したLED5上にそのトラツ
ク数を表示する(step9-32)。
一方、フレーム電送モードで受信された場合は夫々の
フイールドを別々のトラツクに記録する(step9-33)。
本実施例ではヘツド5が単一であるのでstep9-33におい
ては最初のトラツクではメモリ213〜215,256から第1フ
イールドを読出して記録し、次いでヘツド5を他の未記
録トラツクまでアクセスして第2フイールドを読出して
記録する操作が行われる。尚、インラインヘツドを持つ
装置においては、連続して2フイールドをメモリ213〜2
15,256から読出してヘツドの移動を介さずに記録可能と
なる。
記録が完了すると未記録トラツク数から2減じ(step
9-34)、磁気シートの回転を停止する(step9-35)。こ
れはヘツド及び磁気シートの摩耗を減らすとともに、節
電も行うためである。続いて受信完了となったためRXFL
Gをリセツトする(step9-37)。そして記録可能な残り
トラツク数が零であるか否かを調べ(step9-38)、零で
あればそれ以上自動受信記録が不可能となるのでフロー
はstep9-36に移り警告を行う。
尚、step9-37においてRXFLGをリセツトすることによ
り一つの映像信号の受信が終了すると、RXFLGを一旦リ
セツトすることによって、前述のstep9-1〜step9-18を
実行する上でstep9-18からstep9-3へフローが分岐し、
前述したstep9-3以下の動作が実行される。したがって
同期部が検出されるまでstep9-3からstep9-39にフロー
はジヤンプする。
上記受信のためのルーチンを終えると、第1-1図で説
明した表示用LEDを受信状態に応じて点滅させるべく以
下のstepを行う。
step9-39で受信中フラグRXFLGがセツトされているか
を判定し、セツトされていたら現在受信中の色に対応す
るLED(電送モード番号,j)を点滅させる様制御する(s
tep9-40)。電送モード番号及びjに対応するLEDは第8
図step8-23で説明したのと同一で良い。
また、送信のときと同様、これらのLEDが点滅動作し
ても第5図step5-7で選択された電送モード(モノクロ
あるいは単色電送モード、2色電送モード、3色電送モ
ード、4色電送モード)を示す点灯LED及びその他の受
信されるべき色に対応する点灯LEDはその点灯動作を維
持するものとする。
したがって例えば電送モードとして3色電送モードが
設定されている場合にはLED L10が点灯し、Rメモリ213
に書き込むべき信号を受信している間はLEDL1が点滅LED
L2,L3が点灯し、次いでGメモリに書き込むべき信号を
受信している最中にはLEDL2が点滅LEDL1,L3が点灯し、
Bメモリに書き込むべき信号を受信している最中はLEDL
3が点滅LEDL1,L2が点灯する。したがって受信状態を使
用者にわかり易く表示することが出来る。
次に、第10図を用いて映像信号データを送信、受信す
るためのインターラプトルーチンについて説明する。st
ep10-1で、送受信停止のためのストツプスイツチ33がオ
ンされているかいないかを調べ、ストツプ入力があると
送信または受信中を解除するため、RXFLGまたはTXFLGを
リセツトする(step10-2)。そしてIRQMSKをセツトして
インターラプトを禁止し(step10-3)、メモリーロツク
を解除するためMLFをリセツトする(step10-4)。step1
0-1で、ストツプ入力がなされなかった場合は、インタ
ーラプトは、送信モードか受信モードかによって、step
10-6以下または、step10-38以下に分岐する(step10-
5)。
TXFLG=1即ち、送信モード時は、step10-6で垂直ラ
イン数Yを見て、これが0以上2以下即ち同期部ならば
(第2図参照)更にstep10-7以下で、水平アドレスXに
応じて同期パターンを作る。Xが0以上4以下であれ
ば、同期部のハイレベル部に相当するので、出力データ
D(X,Y)を“FF"(8ビツトで、最大のレベル255)に
し(step10-8)、それ以外ならば、D(X,Y)を“00"
(最低レベルの0)にする(step10-9)。
Yが、3以上4以下ならば、ホワイトレベル部に相当
するのでデータD(X,Y)を全て“FF"にする(step10-1
0,11)。
Yが5ならばデータ部であるので水平アドレスXに応
じた送信データD(X,Y)を電送モードに応じて決定す
る(step10-12,13第2図の説明を参照)。
Yが6ならばブランク部であるので、D(X,Y)を全
て“00"にする(step10-14,15)。
こうして得られた各アドレス(X,Y)のデータD(X,
Y)をD/A変換器226に出力する様にメモリコントローラ2
23は動作される(step10-20)。データを出力するとX
のアドレスを1インクリメントし(step10-21)、これ
がYが7以上では、映像部に相当するので、step10-16
以下のフローに従って各電送モード番号において何色目
かを表わす変数jに応じて垂直ライン数Yを判別して出
力するべき映像信号のデータD(X,Y)を決定する。
尚step10-16の判断に移行する前に、フイールドモー
ドのときの電送フイールドがフイールド選択スイツチ43
の状態により選択される様、以下のフローを行う。
スイツチ43が第2フイールドに設定されていると、電
送されるデータをメモリのラインY中の偶数ラインの全
てに書き込まれた信号とするためstep10-60でYが偶数
かどうかの判断を行いYが奇数であればこれを1インク
リメントし、以後、後述するstep10-27にて全て偶数が
選択される様にする(step10-61)。またstep10-59で第
1フイールドに選択されている場合は、このstepには、
最初Y=7(奇数)でフローが開始されることから、st
ep10-27に示すステツプを考え合わせて、電送されるデ
ータをメモリのラインY中の奇数ラインのstep10-61を
実行せずにとばして次のstepに移行する。
step10-16で電送モード番号が“1"または“2"のと
き、即ち2色モードか3色モードのときには、データ読
出しのために使われるフレームメモリは以下の様に定め
られるとする。
step10-17ではこれに従って、送信データD(X,Y)を上
記各色用フレームメモリから読出す。
次にstep10-16で電送モード番号が“3"即ち4色モー
ドと判断されると送信データは下色除去を行なわれたR,
G,Bデータと黒データGkとなり、以下の演算によりデー
タが形成される(step10-19)。
j=0のときD(X,Y)=R(X,Y)−Bk(X,Y) j=1のときD(X,Y)=G(X,Y)−Bk(X,Y) j=2のときD(X,Y)=B(X,Y)−Bk(X,Y) j=3のときD(X,Y)=Bk(X,Y) ここで Bk(X,Y)=k×min(R(X,Y),G(X,Y),B(X,Y)) k:所定の係数, minは3者の最小のものを表わす。
step10-16で電送モード番号が“0"即ち、モノクロor
単色モードと判断されかつ第5図に示したstep5-27にお
いて単色電送モードフラグMCLFLGがセツトされておら
ず、単色電送モードが設定されていない場合送信データ
としては輝度信号Yのみとなるが、かかるデータを得る
ために、各色のフレームメモリから読出したデータよ
り、 D(X,Y)=0.59×G(X,Y)+0.30×R(X,Y)+0.11
×B(X,Y) を演算する(step10-18)。尚R(X,Y),G(X,Y),B
(X,Y)は夫々メモリ213〜215のアドレス(X,Y)のデー
タである。またMCLFLGがセツトされている場合にはstep
5-28で設定されたスイツチコード及びそれが設定された
ときの電送モード番号及び垂直ラインYにより以下の様
に電送する映像信号のデータD(X,Y)が設定される。
この様にデータD(X,Y)が設定されると、Y>6即
ち映像期間においては後述のstep10-55,56においてX=
0ならばデータD(X,Y)を“FF"即ちホワイトピークレ
ベルに書き換える動作を行う。これは画面内に、黒部分
が広く存在していると何ラインにもわたって無信号とな
り、受信側でこれを電送の中止と誤って判断する可能性
があるからである。そこで1ライン毎に少なくとも1デ
ータ白信号を発生することでこれを防ぐことができる。
こうして得られた各アドレス(X,Y)時のデータD
(X,Y)をD/A変換器226に出力する(step10-20)。デー
タを出力すると、Xのアドレスを1だけインクリメント
し(step10-21)、これが最終アドレスXEよりも大きく
なるとXをリセツトする(step10-22,step10-23)。水
平アドレスXをリセツトすると次に垂直ライン数Yをイ
ンクリメントするがYが6以下、即ち同期部等の非映像
部のときは、step10-26で1だけインクリメントし、Y
が6よりも大きい、即ち映像部のときは、送信モードが
フレームモードか否かを検出し(step10-25)、その結
果、フレームモードのときは垂直ライン全てを送信する
のでstep10-26でYを1だけインクリメントし、フイー
ルドモードのときは、垂直ラインを1ライン毎まびいて
送信するためにstep10-27で、Yを2だけインクリメン
トする。
こうしてYの値を増加させると、step10-28で、その
値がYの最終ラインYEよりも大きいか否かを調べ(step
10-28)、大きくなると1色分の送信が終了したことに
なるので、jを1増加させる(step10-29)。その結果
変数jが電送モード番号の値よりも小さければ(step10
-30)、引き続き、次の色信号の送信に移るためにYを
0にリセツトする(step10-31)。変数jが電送モード
番号よりも小さくなければATXFLGが“1"であるか否かを
判別し、(step10-54)、“1"である場合にはiをイン
クリメントする(step10-54)。
次いでTXFLGをリセツトし(step10-32)、メモリーロ
ツクを解除すべくMLFをリセツトし(step10-33)、イン
タラプトを禁止するためIRQMSKをセツトする(step10-3
4)。
次にRXFLG=1即ち受信モード時におけるインタラプ
ト処理について説明する。
第9図においても説明した通り受信に際してはstep9-
2〜step9-7を実行して第2図に示すブランク部が検知さ
れてからstep9-9においてメモリのアドレス(X,Y)は
(0,7)に初期設定されて、受信中フラグRXFLGがセツト
され(step9-10)、インタラプトマスクフラグIRQMSKが
リセツトされている(step9-12)。
かかる状態において初めて受信モードにおけるインタ
ラプト処理が可能となる。即ち受信中フラグRXFLGが1
にセツトされているのでstep10-5においてフローがstep
10-38に分岐する。step10-38においてはA/D変換器224か
らデータを読み込み、該データを(電送モード番号,j,
y)で指定されるメモリに書き込む(step10-39)。尚初
期設定時はY=7である。
次に、受信された電送データのうちのビツト3が“0"
か“1"か、即ち通常カラー電送モード(モノクロ、2
色、3色、4色)なのか単色電送モード(R,G,B,Bk等)
なのかを示すフラグの値を見て、step10-39又はstep10-
60に分岐する(step10-59)。step10-39では電送モード
番号,変数j,及びYに応じて次の様に格納されるべくフ
レームメモリが選択される。
また、ビツト3が“1"即ち単色電送モードの場合は、
受信データD(X,Y)を、電送データの中の電送モード
番号、スイツチコード及び垂直ラインYにより、これら
に応じたフレームメモリに書き込まれる(step10-6
0)。
その対応は以下に示す様である。
以上の様にデータを書き込むべきメモリが選択され、
次いでかかるメモリに1データが取り込まれるとXをイ
ンクリメントし(step10-40)、その結果が、最終アド
レスXEよりも大きくなると(step10-41)、Xを0にリ
セツトし(step10-42)、step10-24〜27と同様の考え方
に従ってYをインクリメントする(step10-43〜46)。
その結果が終了アドレスYEよりも大きくなると(step10
-47)、次の色に進むため、jを1増加させ(step10-4
8)、その結果jの値が電送モード番号の値より小さけ
れば(step10-49)、Yを0にリセツトし(step10-5
0)、大きくなると受信が終了したことになるのでメモ
リーロツクを解除すべくMLFをリセツトし(step10-5
1)、インターラプトを禁止すべくIRQMSKをセツトする
(step10-52)。
ここで特に2色モードのときには、線順次でR信号と
B信号が夫々Rメモリ213、Bメモリ215に格納されるこ
とになるので、受信した信号を磁気シート1に記録する
に際してそのままメモリ213,215を読出すだけでは色差
マトリクス回路219輝度信号がエンコードできないの
で、線順次でデータの無いラインを前後のラインを用い
て補間を行わなければならない。かかる動作はメモリコ
ントローラ223において受信と平行してリアルタイムに
行われる。
以上の実施例は、アナログ電送を考えたがこれに限る
ことなく、デジタル電送でも本発明が適用できることは
言うまでもない。
また、本実施形では、ジヤケツトを1枚にした時を考
えたが、これに限ることなく、複数枚のジヤケツトを適
宜入れ替えることのできるオートチエンジヤーを考えれ
ば自動受信自動記録可能枚数を増やすことができる。
また、本実施例では再生ID信号がフイールド、フレー
ムかによって、フレームメモリにフリーズするモードを
夫々フイールド、フレームモードに設定する様にした
が、フレームモード画をフイールドモードでフリーズす
ることが可能な選択スイツチを設けても良い。
また、本実施例では単一のフイールドヘツドを持った
システムを考えたが、インライン型のフレーム対応ヘツ
ドを持ったシステムでも同様の効果が得られるのはもち
ろんである。
以上の実施例においては記録媒体として磁気記録媒体
を用いたが他の記録媒体、例えば書き換え可能な光記録
媒体を用いてもよい。
以上説明した本発明の実施例においては、第2図に示
す様にデータ部(第25ページ参照)が静止画情報ととも
に外部に伝送される。
またIDデータを伝送するに際して該データを複号し、
文字として重ね書きすることも考えられるが、かかる方
法に依れば、重ね書きした映像信号を損なうことになる
が、本実施例の様にIDデータと映像信号とを時分割で送
信することによって、かかる損失を解消出来る。更にID
データを映像信号に先立ち送信することにより、受信側
ではより有効な動作例えば、該IDデータに含まれるトラ
ツクNoに応じた位置に受信した映像信号を記録出来るよ
うに準備することが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、静止画像情報が記憶さ
れた記憶体から前記静止画像情報を再生する再生手段、
前記静止画像情報の画像形態を示す識別情報と前記静止
画像情報を対応づけて外部装置に伝送する伝送手段とを
有し、前記画像形態を示す識別情報を前記静止画像情報
の前記外部装置における記憶形式を決定するべく伝送す
るので、外部装置では伝送された前記静止画像情報をそ
の画像形態に応じて良好に記憶できる。
したがって例えば伝送される静止画像情報の画像形態
としてフィールド画像とフレーム画像の2種類の形態が
あっても、外部装置側ではいずれの画像形態の静止画像
情報も良好に記憶可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1-1図は本発明の一実施例の装置の正面図、 第1-2図は第1-1図に示した装置の構成を示すブロツク
図、 第2図は第1-1図の装置により電送されるデータを示す
タイムチヤート、 第3図は第1-1図のメモリ213〜215、250の各アドレスを
示す図、 第4図〜第11図は第1-1図に示した制御回路100の動作を
説明するフローチヤートである。 100……制御回路、201……磁気シート、205……ヘツ
ド、235……表示回路
フロントページの続き (72)発明者 坂田 継英 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 鶴野 邦夫 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (72)発明者 鈴木 康友 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 特開 昭53−141517(JP,A) 特開 昭49−22809(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静止画像情報が記憶された記憶体から前記
    静止画像情報を再生する再生手段、 前記静止画像情報の画像形態を示す識別情報と前記静止
    画像情報を対応づけて外部装置に伝送する伝送手段とを
    有し、 前記画像形態を示す識別情報を前記静止画像情報の前記
    外部装置における記憶形式を決定するべく伝送すること
    を特徴とする静止画伝送装置。
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US08/107,364 US5523860A (en) 1986-05-21 1993-08-17 Image transmission apparatus indicating a color type of the color signal transmitted

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