JPH08319018A - ベルトコンベヤのスカート構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルトサグによる荷の塵埃等の洩れ出しを防
止し、調整を不要としたベルトコンベヤのスカート構造
を提供する。 【構成】 本発明に係るベルトコンベヤのスカート構造
は、ベルト２上の荷Ｗをその中央部に規制するスカート
部材３を下端６がベルト表面２ａから適宜離間するよう
に設け、そのスカート部材３に、ベルト２との隙間ｈに
流体を吹き出して上記中央部とスカート部材３の外方と
を遮断する吹出手段８を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ベルトコンベヤのスカ
ート構造に係り、特に、荷として石炭等のバラ物を搬送
するベルトコンベヤに多く採用されるスカートの構造に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】一般に、荷として石炭等のバラ物を搬送
する場合には、図８に示すようなベルトコンベヤが用い
られる。ベルトコンベヤａは、コンベヤ長手方向に所定
間隔で設けられたローラｂ上をベルトｃが移動するよう
になっており、ベルトｃ上に載置された荷としてのバラ
物ｄは、ベルトｃの移動に伴って搬送される。

【０００３】ベルトｃの幅方向両端位置には、バラ物ｄ
をベルトｃの中央部に保持するためのスカートｅが起立
されている。スカートｅは、図示しないコンベヤフレー
ムに固定されて移動せず、ベルトコンベヤａのほぼ全長
に亘り延出されてバラ物ｄの幅方向の移動を規制し、ベ
ルトｃ側部からのこぼれ・落下等を防止する。また両ス
カートｅの上端にはスカートカバーｆが接続され、これ
によってベルトコンベヤａにはトンネル状の搬送路ｇが
形成される。特にスカートカバーｆは、バラ物ｄが例え
ば石炭等の可燃物である場合、その粉塵、塵埃等の外部
への飛散を防止して火災事故を未然に防止している。

【０００４】図９，図１０はスカートｅの詳細を示す。
図示するように、スカートｅは、コンベヤフレームに固
定された金属製スカート板ｈを有する。スカート板ｈに
は突出ブラケットｉが溶接され、突出ブラケットｉに
は、引掛部材ｊとＬ形金具ｋとが移動自在に挿入され
る。引掛部材ｊの下端には長手方向に延出する押え金具
ｌが溶接され、押え金具ｌは山形鋼により形成されてス
カート板ｈとの間でゴム製スカート板ｍを挟持する。ブ
ラケットｉの穴には板状のテーパピンｎが挿入され、こ
れを叩いていけばテーパピンｎはＬ形金具ｋと押え金具
ｌとを内側に押し、ゴム製スカート板ｍを金属製スカー
ト板ｈに押し付けて固定する。

【０００５】ゴム製スカート板ｍは、その下端がベルト
ｃに接触されて、バラ物ｄの塵埃等の洩れ出しを防止す
るが、ある程度使用されると摩耗して隙間を生じるた
め、再度接触状態となるよう上下位置の調整がなされ
る。この調整に際しては、テーパピンｎを前述と逆方向
に叩き、ゴム製スカート板ｍの挟持を弛めてこれを自重
で或いは叩いて落下させる。こうすることにより、再度
接触状態が実現される。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ところで、ベルトコン
ベヤａにバラ物ｄを受け渡す際、バラ物ｄはシュート等
を通じて上方からベルトｃ上に落下される。するとこの
とき、バラ物ｄが載った勢いでローラｂ間のベルトが下
方に撓み、即ちベルトサグが生じ、ゴム製スカート板ｍ
との間に隙間が生じて、この隙間からバラ物ｄ或いはそ
の小片、粉塵、塵埃等が洩れ出る不都合があった。この
受け渡し或いは落下位置でローラｂは比較的小間隔で設
けられるが、それでもベルトサグが生じてこのような隙
間が生じてしまう。また、バラ物ｄの洩れ出しは、ベル
トコンベヤａの周囲を汚して環境悪化を招き、特にバラ
物ｄが石炭である場合は火災事故を誘発する原因ともな
り非常に危険である。

【０００７】一方、上記構成にあっては、ゴム製スカー
ト板ｍがベルトｃと常時接触しているため、摩耗による
隙間を防止するため、ゴム製スカート板ｍの位置調整を
行わなければならず面倒であり、しかもこの調整は、コ
ンベヤ運転中に行うことが多く危険も伴っていた。

【０００８】そこで、本発明は上記課題を解決すべく創
案されたものであり、その目的は、ベルトサグによる荷
の塵埃等の洩れ出しを防止し、調整を不要としたベルト
コンベヤのスカート構造を提供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るベルトコンベヤのスカート構造は、ベ
ルト上の荷をその中央部に規制するスカート部材を下端
がベルト表面から適宜離間するように設け、そのスカー
ト部材に、ベルトとの隙間に流体を吹き出して上記中央
部とスカート部材の外方とを遮断する吹出手段を設けた
ものである。

【００１０】

【作用】上記構成によれば、スカート部材がベルトに対
して無接触状態に保持され、それら間の隙間には、吹出
手段から吹き出される流体により流体シールが形成され
る。

【００１１】

【実施例】以下本発明の好適実施例を添付図面に基づい
て詳述する。

【００１２】図１は、本発明に係るベルトコンベヤのス
カート構造を示す縦断正面図で、特にベルトの幅方向の
一端側のみを部分的に示す。

【００１３】図示するように、１はローラ、２はベルト
で、ローラ１は所定のトラフ角をもって水平に対し傾斜
され、ベルト２はローラ１によって下方から支えられて
いる。ベルト２の幅方向両端ないし両側位置には、コン
ベヤフレーム（図示せず）によって固定されるスカート
部材３が設けられる。スカート部材３は、ベルトコンベ
ヤのほぼ全長に亘って延出され、前記同様の金属製即ち
第１のスカート板４と、前記ゴム製スカート板を加工し
てなる第２のスカート板５とを重ね合わせて構成され
る。第２のスカート板５は、比較的硬質のゴム製とさ
れ、第１のスカート板４より大きい厚さを有する。第２
のスカート板５は、適当な留め具即ちボルトで第１のス
カート板４に固定されている。第２のスカート板５の下
端６は第１のスカート板４の下端７より僅かに下方に位
置され、且つベルト２の表面２ａから所定の隙間ｈを有
して離間される。なお前記同様、両側の第１のスカート
板４の上端にはスカートカバーが接続される。

【００１４】図２は図１のＡ−Ａ線断面図で、この図も
参照して、第２のスカート板５には、ベルト２との隙間
ｈに流体を吹き出してベルト中央部（図１の左側）とス
カート部材３の外方乃至側方とを遮断する吹出手段８が
設けられている。ここで流体としては、空気に水分を混
入してなる含水空気が用いられる。

【００１５】吹出手段８は、スカート部材３の内部に形
成されてベルト２上に開放された吹出通路９を有する。
ここで吹出通路９は、第２のスカート板５に形成された
溝部１０と、第１のスカート板４とによって区画された
空間からなる。溝部１０の下端部は、ベルト長手方向に
連通される吹出口１１を形成し、これにより、ベルト長
手方向に沿った一様でまんべんのない吹出しを行うこと
ができる。また、溝部１０の中間部には、上端側から下
端側にかけて順次幅広となる三角部１２が長手方向等ピ
ッチで形成され、これによって吹出通路９は、下端部に
おいてベルト長手方向に沿って連続的に開放される一
方、上端に至るにつれ複数位置即ち孔１３の位置に向け
て縮小されることになる。孔１３は、第２のスカート板
５に、その上端面と三角溝１２の上端とを貫通して形成
され、この孔１３が吹出通路９の入口を実質的に形成す
る。孔１３にはニップル１４を介して導管１５が接続さ
れる。そしてそれら導管１５は全て主管１６に接続さ
れ、主管１６は空気供給手段、即ちコンプレッサ、ブロ
ワ等の吹出装置１７から供給された吹出空気ないし圧力
を吹出通路９に送る。主管１６は比較的大径とされて長
手方向に延出され、図示しない連結部材を用いて第１の
スカート板４或いはコンベヤフレームに連結される。な
お、１８は第２のスカート板５に設けられた取付孔、２
０は取付孔１８に挿通されて第２のスカート板５を第１
のスカート板４に固定するボルトである。ここで、第２
のスカート板５の下端部は、その内側面がベルト中央側
に向けて傾斜されており、これにより吹出口１１はベル
ト中央側へと臨むノズル状に形成される。

【００１６】そしてまた、吹出装置１７と主管１６とを
結ぶ連通管１９には、吹出装置１７から供給された空気
に水分を適宜混入するための水分混入手段たるポンプ等
の給水装置２１が接続される。この給水装置２１は、吹
出装置１７からの空気量に応じて所定の水量を連通管１
９内に供給し、これにより主管１６に送る空気を適当な
含水量に保つ。なおこれら吹出装置１７及び給水装置２
１は、各々弁を有して外部から制御されるようにしても
よい。

【００１７】次に上記実施例の作用について説明する。

【００１８】上記構成にあっては、吹出装置１７及び給
水装置２１によって所定含水量、圧力の空気が供給さ
れ、この含水空気が、主管１６、導管１５、吹出通路９
を順次通じて、ベルト２の幅方向両端に沿った吹出口１
１に送られる。吹出口１１からは含水空気が、ノズル効
果により高速の水ジェット或いは水噴霧となって均一に
吹き出される。そしてこの水ジェットは、隙間ｈをシー
ルする水幕乃至水噴霧カーテンを形成してベルト表面２
ａに衝突する。

【００１９】従って、ベルト２両側の隙間ｈから荷Ｗた
る石炭の塵埃等が洩れ出ようとしても、その塵埃等は水
ジェットにより遮断或いはベルト中央部に吹き戻され、
これによって塵埃等の洩れ出しは、ベルトコンベヤの長
手方向に沿ったどの位置においても防止される。そして
コンベヤ周囲の汚れも防止でき安全性を向上できると共
に、清掃等の回数も大巾に低減できる。

【００２０】特に、ベルトコンベヤの荷受け位置におい
て、シュート等から落下する石炭によりベルトサグが生
じた場合でも、隙間ｈから洩れ出ようとする塵埃等は即
座に吹き戻されるため、外方への洩れ出しが効果的に防
止される。

【００２１】ここで、単なる空気ではなく、含水空気を
水ジェット或いは水噴霧として吹き出すようにしたた
め、塵埃等を適当に加湿してその飛散、舞い上がり等を
防止でき、スカート部材３、スカートカバー、及びベル
ト２で区画される搬送路内を清潔に保つこともできる。
なお通常、石炭の貯蔵時にも塵埃等の飛散防止のため水
撒き等による加湿はなされており、また、加湿が不要な
らば空気のみを吹き出すようにしてもよい。

【００２２】加えて、スカート部材３特に第２のスカー
ト板５がベルト２と無接触であるため、摩耗及びこれに
伴う位置調整が皆無となり、メンテナンスを極めて容易
化でき、コンベヤ運転中の危険な作業も省略することが
できる。

【００２３】そして、従来のゴム製スカート板を加工し
て第２のスカート板５とし、スカート部材３の内部に吹
出通路９を設けるようにしたため、構造が簡単となり、
従来部品を流用してコストの低減をも図れる。また、吹
出通路９が、所定間隔の孔１３から供給された含水空気
をベルト長手方向に沿うよう拡張させるため、これによ
り導管１５等の部品数も減小してコストを低減できる。

【００２４】次に変形実施例について説明する。

【００２５】図３及び図４に示す変形実施例にあって
は、第２のスカート板５が前記実施例よりも厚く形成さ
れ、その内部に主管部２２が、長手方向に沿って形成さ
れ且つ吹出通路９の一部を形成している。主管部２２は
断面円形とされ、吹出通路９は前記同様に溝部１０によ
っても形成される。溝部１０は、主管部２２に接続する
導通部２３と、主管部２２内の空気流れ方向上流側に形
成される斜辺部２４と、導通部２３及び斜辺部２４の対
向側に形成され上下方向に延出する垂直部２５とを有す
る。そして斜辺部２４と垂直部２５とは、吹出通路９を
上側から下側にかけて順次拡大させる。第２のスカート
板５の下端外側は、ベルト２の傾斜にほぼ合わせて面取
りが施され、これによりベルト２との接触を防止してい
る。また、第２のスカート板５の下端６が第１のスカー
ト板４の下端７と同位置とされ、第２のスカート板５の
下端部の内側面は傾斜されず垂直とされるため、吹出口
１１から吹き出される含水空気は真下に吹き出され、ベ
ルト表面２ａに衝突してその傾斜によりベルト中央部に
跳ね返される。ここで溝部１０が前記実施例よりも浅く
形成されるため、吹出通路９は一様に通路断面積が縮小
されて含水空気を高速化する。

【００２６】図５は、第１及び第２のスカート板４，５
の取付部の詳細を示す。図示するように、第１のスカー
ト板４には固定ボルト２６が溶接にて突設され、この固
定ボルト２６には第２のスカート板５の取付孔２７が挿
通される。そしてこの後、二つのナット２８即ちロック
ナットが固定ボルト２６に締め付けられて、第２のスカ
ート板５を適度に圧縮して取り付けるようになってい
る。この他にも、カラーを取付孔２７に挿入してナット
２８を一つとする、或いはワッシャを追加する等は任意
である。

【００２７】この実施例によれば、斜辺部２４の傾斜が
前記三角部１２の傾斜よりも大きくされるため、特に斜
辺部２４近傍から吹き出される空気にベルト長手方向の
一方側への方向性を付与できる。ここでは、ベルトコン
ベヤの荷受け側から、吹出装置１７及び給水装置２１に
よる含水空気の供給がなされ、吹出口１１からの水ジェ
ットは、ベルトコンベヤの払い出し側に若干方向付けら
れ且つ塵埃等を送ることになる。

【００２８】そして図６は、この変形実施例に係るベル
トコンベヤの全体を示し、ベルトコンベヤ２９のベルト
２の両側には、第１及び第２のスカート板４，５からな
るスカート部材３がコンベヤ全長に亘り設けられる。両
側の第２のスカート板５はその上端同士がスカートカバ
ー３０に接続され、これによりベルト２上には、スカー
ト部材３及びスカートカバー３０にて区画されるトンネ
ル状搬送路３１が形成される。スカートカバー３０に
は、ベルトコンベヤ２９の荷受け位置３２において、ベ
ルト２上に荷Ｗたる石炭を落下させるためのシュート３
３が設けられる。またベルトコンベヤ２９の荷Ｗの払出
し位置３４、即ち荷Ｗの搬送方向下流側に位置するスカ
ート部材３の終端部においては、搬送路３１の開放端部
３１ａからの石炭の塵埃等の洩れ出しを防止するための
ノレン部材３５が設けられる。ノレン部材３５は、スカ
ートカバー３０のスリット状開口部に嵌合され幅方向に
延出する吊り部材３６と、吊り部材３６から隙間なく並
列して吊り下げられる多数のゴム製帯材３７とから主に
構成される。

【００２９】ベルト２に載って搬送路３１中を搬送され
た荷Ｗは、払出し位置３４にて帯材３７を変形させつつ
（即ち、ノレン部材３５をくぐって）通過して、開放端
部３１ａから払い出される。ここでノレン部材３５は間
隔を隔てて二つ設けられ、搬送路３１を二重に仕切って
いる。

【００３０】ここで特に、各ノレン部材３５の搬送方向
手前側には、吹出装置１７への空気を吸引して取り込む
ための吸引管３８が設けられる。図７に詳しく示すよう
に、吸引管３８は、スカートカバー３０を貫通してその
下端の吸引口３８ａが搬送路３１内に臨ませられ、これ
により搬送路３１内で飛散する塵埃等を空気とともに吸
引する。ここで吸引口３８ａは、吸引管３８に接続され
るベルマウス３８ｂによって区画され、ベルマウス３８
ｂはその両側部が第１のスカート板４に固定されると共
に、搬送路３１の全幅に亘り吸引を行うようになってい
る。

【００３１】そして各吸引管３８はフィルタ３９を介し
て吹出装置１７に接続され、吹出装置１７からは吹出管
４０が延出して主管部２２に接続される。よって、コン
プレッサ等の吹出装置１７は、塵埃等の混入する空気を
吸引してフィルタ３９によって浄化させる一方、その清
浄な空気を給水装置２１で含水させて主管部２２、吹出
通路９を通じて吹出口１１から吹き出すようになってい
る。このように、吹出装置１７には、塵埃等を吸引する
ための吸引手段が併設されることになる。

【００３２】こうして、吹出空気を取り込むときの吸引
を利用して塵埃等を排除することができ、開放端部３１
ａからの塵埃等の洩れ出しを一層防止できると共に、吹
出装置１７の有効利用が図れる。また前述のように、塵
埃等を払出し側に積極的に送るようにすれば、その捕集
量も増加して洩れ出しを一層防止できる。

【００３３】尚、本発明は上記実施例の他にも様々な変
形が可能で、例えば吹出通路９や吹出口１１を別の部材
で形成することもできるし、給水装置２１を設けない代
わりにインジェクタの如く負圧で給水するようにしても
よい。

【００３４】

【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。

【００３５】（１） 請求項１記載の本発明によれば、
調整を要せずして荷の塵埃等の洩れ出しを確実に防止で
きる。

【００３６】（２） 請求項２記載の本発明によれば、
吹出空気を加湿して塵埃等の飛散を防止できる。

【００３７】（３） 請求項３記載の本発明によれば、
スカート部材の終端部にて塵埃等を吸引排除できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るスカート構造の一実施例を示す縦
断正面図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。

【図３】変形実施例を示す縦断正面図である。

【図４】図３のＢ−Ｂ線断面図である。

【図５】第１及び第２のスカート板の取付部の詳細を示
す縦断正面図である。

【図６】変形実施例に係るベルトコンベヤの全体を示す
透過斜視図である。

【図７】変形実施例に係るベルトコンベヤの縦断正面図
である。

【図８】従来のスカート構造を備えたベルトコンベヤを
示す縦断正面図である。

【図９】従来のスカート構造を示す縦断正面図で、図７
のＣ部詳細図である。

【図１０】従来のスカート構造を示す斜視図である。

【符号の説明】

２ ベルト ２ａ ベルト表面 ３ スカート部材 ４ 第１のスカート板 ５ 第２のスカート板 ６ 第２のスカート板の下端 ７ 第１のスカート板の下端 ８ 吹出手段 １７ 吹出装置 ２１ 給水装置 ３４ 払出し位置 Ｗ 荷 ｈ 隙間

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ベルト上の荷をその中央部に規制するス
   カート部材を下端がベルト表面から適宜離間するように
   設け、該スカート部材に、ベルトとの隙間に流体を吹き
   出して上記中央部とスカート部材の外方とを遮断する吹
   出手段を設けたことを特徴とするベルトコンベヤのスカ
   ート構造。
2. 【請求項２】 上記吹出手段が、吹出空気を供給するた
   めの空気供給手段と、その吹出空気に水分を適宜混入す
   るための水分混入手段とを有する請求項１記載のベルト
   コンベヤのスカート構造。
3. 【請求項３】 上記吹出手段に、荷の搬送方向下流側に
   位置する上記スカート部材の終端部から荷の塵埃等を吸
   引するための吸引手段が併設された請求項１又は２記載
   のベルトコンベヤのスカート構造。