JPH0831879B2 - ル−テイング情報の自動更新方式 - Google Patents
ル−テイング情報の自動更新方式Info
- Publication number
- JPH0831879B2 JPH0831879B2 JP21117186A JP21117186A JPH0831879B2 JP H0831879 B2 JPH0831879 B2 JP H0831879B2 JP 21117186 A JP21117186 A JP 21117186A JP 21117186 A JP21117186 A JP 21117186A JP H0831879 B2 JPH0831879 B2 JP H0831879B2
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- JP
- Japan
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- node
- routing information
- relay
- message
- network
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のノードから構成されるコンピュータ
通信ネットワーク等において、電文中継機能を実現する
ために必要なルーティング情報を、ネットワークの構成
変更に応じて自動的に更新する方式に関する。
通信ネットワーク等において、電文中継機能を実現する
ために必要なルーティング情報を、ネットワークの構成
変更に応じて自動的に更新する方式に関する。
従来の通信ネットワークでは、各通信ノードでルーテ
ィング情報として、宛先ノード名とそこへ至るための隣
接ノード名からなるルーティングテーブルを格納してお
き、電文中継時に電文中の宛先ノード名から前方ルート
上の隣接ノードを決定する固定ルーティング方式または
半固定ルーティング方式が多用されている。このことは
Wen−Ning Hsien,et al.“Routing Strategies in Comp
uter Network",IEEE COMPUTER,Vol.17,No.6,1984に示さ
れている。
ィング情報として、宛先ノード名とそこへ至るための隣
接ノード名からなるルーティングテーブルを格納してお
き、電文中継時に電文中の宛先ノード名から前方ルート
上の隣接ノードを決定する固定ルーティング方式または
半固定ルーティング方式が多用されている。このことは
Wen−Ning Hsien,et al.“Routing Strategies in Comp
uter Network",IEEE COMPUTER,Vol.17,No.6,1984に示さ
れている。
第2図は従来の固定ルーティング方式の概念図を示し
たもので、ノードAでは、電文に含まれる宛先ノード名
が例えばCである場合、ルーティング情報2′を参照し
て当該宛先ノードCへ至る隣接ノードBを知り、電文を
該隣接ノードBへ中継する。
たもので、ノードAでは、電文に含まれる宛先ノード名
が例えばCである場合、ルーティング情報2′を参照し
て当該宛先ノードCへ至る隣接ノードBを知り、電文を
該隣接ノードBへ中継する。
上記従来の固定あるいは半固定ルーティング方式をと
るネットワークにおいては、ネットワーク構成が変更に
なった場合、変更関連ノードとの交信と中継に関わる全
ノードにおいてルーティング情報を更新する必要があ
り、次の問題点がある。
るネットワークにおいては、ネットワーク構成が変更に
なった場合、変更関連ノードとの交信と中継に関わる全
ノードにおいてルーティング情報を更新する必要があ
り、次の問題点がある。
各ノードのルーティング情報をノード相互に矛盾な
く更新する必要があり、更新のタイミングずれにより中
継不能が生じやすい。
く更新する必要があり、更新のタイミングずれにより中
継不能が生じやすい。
ルーティング情報の更新に必要な情報を各ノードに
通知するために、本来の通信に不要なトラヒックが増加
する。
通知するために、本来の通信に不要なトラヒックが増加
する。
これらの問題は、ネットワークが大規模でかつ高頻度
の構成変更がある場合で、しかも通信サービスを無中断
で行う場合に顕著化する。
の構成変更がある場合で、しかも通信サービスを無中断
で行う場合に顕著化する。
本発明は上記の点を解決するため、従来の電文中継処
理の一部を変更して、ノード間でのルーティング情報の
同期更新処理を軽減し、情報の配送も必要最小限に抑止
できるルーティング情報の自動更新方式を提供すること
を目的としている。
理の一部を変更して、ノード間でのルーティング情報の
同期更新処理を軽減し、情報の配送も必要最小限に抑止
できるルーティング情報の自動更新方式を提供すること
を目的としている。
本発明は、ネットワークの最新の構成情報をネットワ
ーク内で一元的に管理すると共に、各中継ノードには、
ネットワークに新たに追加されたノードに関する情報を
中継中に電文から得て、ルーティング情報を自動更新す
る手段と、ネットワーク構成の変更に伴い、各ノードで
個別に格納しているルーティング情報では中継不可能で
ある場合に、最新の構成情報を管理元へ問い合せる手段
と、問合せた結果を必要な他のノードへ通知しルーティ
ング情報の更新を促す手段とを設ける。これにより、各
中継ノードでの電文中継処理において必要となるルーテ
ィング情報を、ネットワークの構成の変更に応じて各ノ
ードで自動的に更新することが可能になる。
ーク内で一元的に管理すると共に、各中継ノードには、
ネットワークに新たに追加されたノードに関する情報を
中継中に電文から得て、ルーティング情報を自動更新す
る手段と、ネットワーク構成の変更に伴い、各ノードで
個別に格納しているルーティング情報では中継不可能で
ある場合に、最新の構成情報を管理元へ問い合せる手段
と、問合せた結果を必要な他のノードへ通知しルーティ
ング情報の更新を促す手段とを設ける。これにより、各
中継ノードでの電文中継処理において必要となるルーテ
ィング情報を、ネットワークの構成の変更に応じて各ノ
ードで自動的に更新することが可能になる。
以下、本発明の一実施例について図面により説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例の構成図で、(a)図は中
継ノード、(b)図は構成管理ノードを示す。図中、太
線は電文等の流れを示し、細線は制御関係を示す。中継
ノード1はルーティング情報を格納するルーティング情
報格納部2と中継処理の実行部3よりなり、中継処理実
行部3は電文の通常中継処理を実行する部分3aと、通常
中継以外の処理(ルーティング情報の更新、ルーティン
グ情報の問合わせ/通知)を実行する部分3bとに大別さ
れる。構成管理ノード1′は検索/回答実行部4と構成
管理ベース5よりなる。検索/回答実行部4は中継ノー
ド1からの問合せに対して構成管理ベース5を検索し回
答する部分である。構成管理ベース5は最新のネットワ
ークの構成情報を格納しているデータベースであり、こ
の情報はネットワーク内で一元的に管理されている。
継ノード、(b)図は構成管理ノードを示す。図中、太
線は電文等の流れを示し、細線は制御関係を示す。中継
ノード1はルーティング情報を格納するルーティング情
報格納部2と中継処理の実行部3よりなり、中継処理実
行部3は電文の通常中継処理を実行する部分3aと、通常
中継以外の処理(ルーティング情報の更新、ルーティン
グ情報の問合わせ/通知)を実行する部分3bとに大別さ
れる。構成管理ノード1′は検索/回答実行部4と構成
管理ベース5よりなる。検索/回答実行部4は中継ノー
ド1からの問合せに対して構成管理ベース5を検索し回
答する部分である。構成管理ベース5は最新のネットワ
ークの構成情報を格納しているデータベースであり、こ
の情報はネットワーク内で一元的に管理されている。
本発明の主要機能は3b,4,5で実現され、3aは従来の固
定ルーティング機能に加えて3bの中継制御機能とのイン
ターフェイス機能を備えている。構成管理ノード1′は
ネットワーク内の特定のノードが兼ねるものであり、ネ
ットワーク内の全ての中継ノード1から問合せ/回答が
可能である。
定ルーティング機能に加えて3bの中継制御機能とのイン
ターフェイス機能を備えている。構成管理ノード1′は
ネットワーク内の特定のノードが兼ねるものであり、ネ
ットワーク内の全ての中継ノード1から問合せ/回答が
可能である。
第3図は中継電文の構成例であり、電文ヘッダに宛先
ノード名と発信元ノード名が表示されている。第4図は
各中継ノードで保持しているルーティング情報の構成例
である。
ノード名と発信元ノード名が表示されている。第4図は
各中継ノードで保持しているルーティング情報の構成例
である。
次に第1図の動作を説明する。中継電文が他ノードか
ら来ると()、中継ノード1の一般中継実行部3aで
は、中継電文に含まれる「宛先ノード」の情報を参照
し、宛先ノードが自ノードか他ノードかを判定する。自
ノードの場合、このまゝ上位プログラムへ引渡し、他ノ
ードの場合、ルーティング情報格納部2をサーチする
()。ルーティング情報格納部2より宛先ノードに対
応する隣接ノードが得られた場合()、この隣接ノー
ドへ電文を中継する。こゝまでは従来の固定ルーティン
グでの中継処理と同じである。以下、本発明による特徴
的動作を説明する。
ら来ると()、中継ノード1の一般中継実行部3aで
は、中継電文に含まれる「宛先ノード」の情報を参照
し、宛先ノードが自ノードか他ノードかを判定する。自
ノードの場合、このまゝ上位プログラムへ引渡し、他ノ
ードの場合、ルーティング情報格納部2をサーチする
()。ルーティング情報格納部2より宛先ノードに対
応する隣接ノードが得られた場合()、この隣接ノー
ドへ電文を中継する。こゝまでは従来の固定ルーティン
グでの中継処理と同じである。以下、本発明による特徴
的動作を説明する。
一般中継実行部3aは、ルーティング情報格納部2をサ
ーチして中継電文に含まれる宛先ノードに対応する隣接
ノードが得られると、電文を当該隣接ノードへ中継する
共に一般中継以外の処理実行部3bへ制御を渡す。処理実
行部3bでは、中継電文に含まれる「発信元ノード」を参
照し、これがルーティング情報格納部2に宛先ノードと
して存在するかどうかをチェックする()。そして、
存在する場合は特別な処理はしないが、存在しない場合
()には、情報自動更新機能を通じて該電文に含まれ
る発信元ノードをルーティング情報格納部2へ登録する
()。これを追加登録機能と呼ぶ。
ーチして中継電文に含まれる宛先ノードに対応する隣接
ノードが得られると、電文を当該隣接ノードへ中継する
共に一般中継以外の処理実行部3bへ制御を渡す。処理実
行部3bでは、中継電文に含まれる「発信元ノード」を参
照し、これがルーティング情報格納部2に宛先ノードと
して存在するかどうかをチェックする()。そして、
存在する場合は特別な処理はしないが、存在しない場合
()には、情報自動更新機能を通じて該電文に含まれ
る発信元ノードをルーティング情報格納部2へ登録する
()。これを追加登録機能と呼ぶ。
一方、ルーティング情報格納部2をサーチした結果が
「宛先ノードなし」の場合、一般中継実行部3aは当該中
継電文を保留し、やはり処理実行部3bへ制御を渡す。こ
の場合、処理実行部3bでは、ネットワーク構成管理ノー
ド1′へ問合せ電文を送出する()。ネットワーク構
成管理ノード1′では、検索/回答実行部4が構成情報
管理ベース5を検索し、最新のルーティング情報を回答
する()。回答には、中継電文の宛先ノードが問合せ
元ノードを経由するルート上に存在する場合、宛先ノー
ドへ至るルート(中継ノードのシーケンス)情報を含
み、問合せ元がルート上にない、または宛先ノードが存
在しない場合、宛先ノードが存在しない通知を含む。
「宛先ノードなし」の場合、一般中継実行部3aは当該中
継電文を保留し、やはり処理実行部3bへ制御を渡す。こ
の場合、処理実行部3bでは、ネットワーク構成管理ノー
ド1′へ問合せ電文を送出する()。ネットワーク構
成管理ノード1′では、検索/回答実行部4が構成情報
管理ベース5を検索し、最新のルーティング情報を回答
する()。回答には、中継電文の宛先ノードが問合せ
元ノードを経由するルート上に存在する場合、宛先ノー
ドへ至るルート(中継ノードのシーケンス)情報を含
み、問合せ元がルート上にない、または宛先ノードが存
在しない場合、宛先ノードが存在しない通知を含む。
回答を受けた中継ノード1の処理実行部3bは、ルート
情報を示す回答であった場合、それをルーティング情報
格納部2へ追加し()、ルート上の前方(宛先の方
向)へ「ルート設定通知」を発信する()。その後、
該実行部3bは一般中継実行部3aへ制御を渡す。一般中継
実行部3aでは、ルーティング情報格納部2をサーチして
隣接ノードを得、保留しておいた電文を送出する。ま
た、宛先ノード不在を示す回答であった場合、処理実行
部3bは、ルート上の後方(発信元の方向)へ「ルート削
除通知」を発信する()。その後、やはり該実行部3b
は一般中継実行部3aへ制御を渡す。この場合、一般中継
実行部3aは保留中の電文を破棄する。
情報を示す回答であった場合、それをルーティング情報
格納部2へ追加し()、ルート上の前方(宛先の方
向)へ「ルート設定通知」を発信する()。その後、
該実行部3bは一般中継実行部3aへ制御を渡す。一般中継
実行部3aでは、ルーティング情報格納部2をサーチして
隣接ノードを得、保留しておいた電文を送出する。ま
た、宛先ノード不在を示す回答であった場合、処理実行
部3bは、ルート上の後方(発信元の方向)へ「ルート削
除通知」を発信する()。その後、やはり該実行部3b
は一般中継実行部3aへ制御を渡す。この場合、一般中継
実行部3aは保留中の電文を破棄する。
中継ノード1が他のノードからの「ルート設定通知」
を受けた場合は()、その設定情報をルーティング情
報格納部2に追加し、通知自体は追加後のルーティング
情報により中継し、「ルート削除通知」を受けた場合
は、該ルートをルーティング情報格納部2から削除し、
通知自体も中継する。
を受けた場合は()、その設定情報をルーティング情
報格納部2に追加し、通知自体は追加後のルーティング
情報により中継し、「ルート削除通知」を受けた場合
は、該ルートをルーティング情報格納部2から削除し、
通知自体も中継する。
第5図は中継ノード1における上述の動作をフローチ
ャートで示したものである。
ャートで示したものである。
次に、具体的ネットワーク構成にもとづいて本発明の
ルーティング情報自動更新方式を説明する。
ルーティング情報自動更新方式を説明する。
第6図は本発明方式を適用するネットワーク構成例で
ある。図中、1のA〜E、X,Yはノードを示し、2′は
各ノードでのルーティング情報を示す。ノードA〜E
は、既存のネットワークであり、ノードX,Yはこれに新
たに追加されたノードである。このとき変更に係わった
ノードX,Y,Eだけが最新のネットワーク構成をルーティ
ング情報に反映しており、ノードA〜DはノードX,Yの
存在を知らない。
ある。図中、1のA〜E、X,Yはノードを示し、2′は
各ノードでのルーティング情報を示す。ノードA〜E
は、既存のネットワークであり、ノードX,Yはこれに新
たに追加されたノードである。このとき変更に係わった
ノードX,Y,Eだけが最新のネットワーク構成をルーティ
ング情報に反映しており、ノードA〜DはノードX,Yの
存在を知らない。
今、ノードXからノードAへ電文中継を行うとする。
ノードXからの電文は、ノードEでは通常どおり中継さ
れてノードBに至る。こゝでも宛先ノードAはルーティ
ング情報に登録されているため、通常中継が可能である
が、発信元ノードXがルーティング情報にないため、ノ
ードXを隣接ノードEとゝもに追加登録する。これによ
りルーティング情報は第7図のようになる。この処理は
ノードAでも同様である。
ノードXからの電文は、ノードEでは通常どおり中継さ
れてノードBに至る。こゝでも宛先ノードAはルーティ
ング情報に登録されているため、通常中継が可能である
が、発信元ノードXがルーティング情報にないため、ノ
ードXを隣接ノードEとゝもに追加登録する。これによ
りルーティング情報は第7図のようになる。この処理は
ノードAでも同様である。
第7図の場合でも、ノードC、DはノードX,Yの存在
を知らず、ノードA,BもノードYの存在を知らない。こ
ゝで、ノードCからノードYへの電文中継を行うとす
る。電文の発信依頼は上位のプログラム等により行わ
れ、ノードYの存在も上位から通知される。ところが、
ノードCはノードYへのルートを知らないため、中継電
文を一旦保留し、ネットワーク構成管理ノード1′へ問
合わせ、ルート情報の回答を受け、ルーティング情報に
宛先ノードYを追加登録し、ルート設定通知をノードB
へ発信する。ノードBはルート設定通知を受け、ノード
Yをルーティング情報に追加登録し、同じ通知をノード
Eへ中継する。このため、ノードBでは構成管理ノード
への問合せが不要となる。ノードEでは特別の処理は不
要であり、該通知をノードYへ中継する。ノードYは該
通知を破棄し、ルートが確立する。このときのルーティ
ング情報は第8図のようなる。このあとノードCで保留
中の電文を中継する。
を知らず、ノードA,BもノードYの存在を知らない。こ
ゝで、ノードCからノードYへの電文中継を行うとす
る。電文の発信依頼は上位のプログラム等により行わ
れ、ノードYの存在も上位から通知される。ところが、
ノードCはノードYへのルートを知らないため、中継電
文を一旦保留し、ネットワーク構成管理ノード1′へ問
合わせ、ルート情報の回答を受け、ルーティング情報に
宛先ノードYを追加登録し、ルート設定通知をノードB
へ発信する。ノードBはルート設定通知を受け、ノード
Yをルーティング情報に追加登録し、同じ通知をノード
Eへ中継する。このため、ノードBでは構成管理ノード
への問合せが不要となる。ノードEでは特別の処理は不
要であり、該通知をノードYへ中継する。ノードYは該
通知を破棄し、ルートが確立する。このときのルーティ
ング情報は第8図のようなる。このあとノードCで保留
中の電文を中継する。
次に第8図の状態において、ノードYが削除された場
合を考える。当然、変更に係わったノードEだけがノー
ドYの削除をルーティング情報に反映しており、ノード
B,C,XはノードYの存在を誤認している。こゝで、ノー
ドCにおいてノードYへの電文が発生したとする。この
場合、ノードYが存在しないため、交信は不可能であ
り、ノードYに関するルーティング情報を削除する必要
がある。これは以下のようにして実現される。
合を考える。当然、変更に係わったノードEだけがノー
ドYの削除をルーティング情報に反映しており、ノード
B,C,XはノードYの存在を誤認している。こゝで、ノー
ドCにおいてノードYへの電文が発生したとする。この
場合、ノードYが存在しないため、交信は不可能であ
り、ノードYに関するルーティング情報を削除する必要
がある。これは以下のようにして実現される。
ノードC,BはノードYがルーティング情報に登録され
ているため、通常の中継が行われる。ノードEにおいて
は、ノードYが存在しないと認識しているが、ノードE
の隣接以外で新たにノードYが発生している可能性があ
り、中継電文を一旦保留し、ネットワーク構成管理ノー
ド1′へ問合わせ、ノードY存在の回答を受け、中継電
文を破棄し、この発信元へむけてルート削除通知を発信
する。ノードBはルート削除通知を受け、ノードYをル
ーディング情報から削除し、同じ通知をノードCへ中継
する。ノードCも同様にルーティング情報からノードY
を削除し、その旨を発信依頼者へ通知する。このため、
ノードB,Cでは構成管理ノード1′への問合わせが不要
となる。この処理の結果、ノードB,Cのルーティング情
報は第8図の2″のようになる。
ているため、通常の中継が行われる。ノードEにおいて
は、ノードYが存在しないと認識しているが、ノードE
の隣接以外で新たにノードYが発生している可能性があ
り、中継電文を一旦保留し、ネットワーク構成管理ノー
ド1′へ問合わせ、ノードY存在の回答を受け、中継電
文を破棄し、この発信元へむけてルート削除通知を発信
する。ノードBはルート削除通知を受け、ノードYをル
ーディング情報から削除し、同じ通知をノードCへ中継
する。ノードCも同様にルーティング情報からノードY
を削除し、その旨を発信依頼者へ通知する。このため、
ノードB,Cでは構成管理ノード1′への問合わせが不要
となる。この処理の結果、ノードB,Cのルーティング情
報は第8図の2″のようになる。
以上、本発明を一実施例により説明したが、本発明は
その主旨に従い種々の変形が可能である。
その主旨に従い種々の変形が可能である。
以上に説明したように、本発明によれば、各ノードの
ルーティング情報が自動的に更新されるため、ノード間
でルーティング情報の矛盾が起こってもルーティングが
可能となる。これは単に運用者がノード間情報の無矛盾
性を意識する必要がなくなるだけでなく、ネットワーク
構成の変更の場合、変更に直接係わるノードのルーティ
ング情報だけをローカルに更新すればよく、運用上の制
約が大幅に緩和できると同時に、ルーティング情報の設
定作業を手間を省くことできるという効果を奏し、特
に、ネットワークが大規模化した場合や、構成変更の頻
度が高い場合に対し、その効果は著しい。
ルーティング情報が自動的に更新されるため、ノード間
でルーティング情報の矛盾が起こってもルーティングが
可能となる。これは単に運用者がノード間情報の無矛盾
性を意識する必要がなくなるだけでなく、ネットワーク
構成の変更の場合、変更に直接係わるノードのルーティ
ング情報だけをローカルに更新すればよく、運用上の制
約が大幅に緩和できると同時に、ルーティング情報の設
定作業を手間を省くことできるという効果を奏し、特
に、ネットワークが大規模化した場合や、構成変更の頻
度が高い場合に対し、その効果は著しい。
さらに、ルーティング情報を各ノードに配送する手段
として、一般の中継電文の利用と、ルート設定/削除通
知機能により実現するため、構成管理ノードから中継ノ
ードへ無条件に通知する方法(ノード数に等しい電文が
必要)や、各中継ノードから構成管理ノードへ問合わせ
る方式(ルート上のノード数×2に等しい電文が必要)
等に比べ、ネットワーク内の無効トラヒックを極めて少
なく(問合せ、回答、ルート追加/削除の3電文だけ)
できるという効果も奏し、ネットワークの性能劣化の少
ないネットワークの構築が可能となる。
として、一般の中継電文の利用と、ルート設定/削除通
知機能により実現するため、構成管理ノードから中継ノ
ードへ無条件に通知する方法(ノード数に等しい電文が
必要)や、各中継ノードから構成管理ノードへ問合わせ
る方式(ルート上のノード数×2に等しい電文が必要)
等に比べ、ネットワーク内の無効トラヒックを極めて少
なく(問合せ、回答、ルート追加/削除の3電文だけ)
できるという効果も奏し、ネットワークの性能劣化の少
ないネットワークの構築が可能となる。
第1図は本発明方式の一実施例の構成図、第2図は従来
方式の概念図、第3図は電文フォーマットの構成例を示
す図、第4図はルーティング情報の構成例を示す図、第
5図は第1図における中継ノードの処理フロー図、第6
図乃至第8図は本発明方式による動作例を説明するため
の図である。 1……中継ノード、1′……構成管理ノード、 2……ルーティング情報格納部、 3……中継処理実行部、3a……一般中継実行部、 3b……一般中継以外の処理実行部、 4……検索/回答実行部、 5……構成情報管理データベース。
方式の概念図、第3図は電文フォーマットの構成例を示
す図、第4図はルーティング情報の構成例を示す図、第
5図は第1図における中継ノードの処理フロー図、第6
図乃至第8図は本発明方式による動作例を説明するため
の図である。 1……中継ノード、1′……構成管理ノード、 2……ルーティング情報格納部、 3……中継処理実行部、3a……一般中継実行部、 3b……一般中継以外の処理実行部、 4……検索/回答実行部、 5……構成情報管理データベース。
Claims (1)
- 【請求項1】ルーティング情報を具備する複数のノード
から構成され、各ノードはルーティング情報にもとづい
て電文を中継する通信ネットワークにおけるルーティン
グ情報の自動更新方式であって、ネットワークの更新の
構成情報をネットワーク内で一元的に管理すると共に、
各ノードは、ネットワークに新たに追加されたノードに
関する情報を中継中の電文から得て、ルーティング情報
を自動更新する手段と、ネットワーク構成の変更に伴
い、各ノードで個別に格納しているルーティング情報で
は中継不可能である場合に、最新の構成情報を管理元に
問合せる手段と、問合せた結果を必要な他のノードへ通
知しルーティング情報の更新を促す手段とを有し、ネッ
トワークの構成の変更に応じてルーティング情報を自動
的に更新することを特徴とするルーティング情報の自動
更新方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21117186A JPH0831879B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | ル−テイング情報の自動更新方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21117186A JPH0831879B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | ル−テイング情報の自動更新方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6367048A JPS6367048A (ja) | 1988-03-25 |
JPH0831879B2 true JPH0831879B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=16601585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21117186A Expired - Fee Related JPH0831879B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | ル−テイング情報の自動更新方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0831879B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2812948B2 (ja) * | 1988-03-22 | 1998-10-22 | 富士通株式会社 | 宛先案内装置 |
JPH0492530A (ja) * | 1990-08-08 | 1992-03-25 | Nec Corp | 端末アドレス学習方式 |
JPH0758773A (ja) * | 1993-08-20 | 1995-03-03 | Nec Corp | 電子メール配送経路決定方式 |
JPH09219702A (ja) * | 1996-02-14 | 1997-08-19 | Nec Corp | メッシュ構成の空き経路の検索方法 |
-
1986
- 1986-09-08 JP JP21117186A patent/JPH0831879B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6367048A (ja) | 1988-03-25 |
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