JPH0831825B2 - Fm伝送装置 - Google Patents

Fm伝送装置

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JPH0831825B2
JPH0831825B2 JP5177103A JP17710393A JPH0831825B2 JP H0831825 B2 JPH0831825 B2 JP H0831825B2 JP 5177103 A JP5177103 A JP 5177103A JP 17710393 A JP17710393 A JP 17710393A JP H0831825 B2 JPH0831825 B2 JP H0831825B2
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envelope
optical
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孝昭 緒方
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は周波数変調した信号を伝
送するFM伝送装置に係わり、特にデジタル変調された
信号でさらに搬送波を周波数変調することを特徴とする
FM伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光の周波数を変調する光周波数(FM)
変調は光強度に影響を与えないため、主信号の振幅(A
M)変調信号光に監視制御信号として重畳するのに適し
ている。あるいは逆に光FM変調信号を主信号にし、光
AM変調信号を監視制御信号とすることも可能である。
特開昭62−271531には、ビデオ信号をパルス化
FM変調し、さらにこのパルス化FM変調された信号を
低域信号である制御用データ信号でAM変調することに
よって、ビデオ信号と制御用データ信号を1つの信号で
伝送するようにし、低コスト化を図ったパルス化FM信
号光伝送装置が開示されている。
【0003】ところで、光FM変調信号を復調する方法
には、局部発振光との光ビートをとる光ヘテロダイン法
と、干渉計を用いてFM変調信号をAM変調信号に変換
する自己遅延ヘテロダイン法の2つがある。
【0004】光ヘテロダイン法では、例えば温度変化に
よって光FM変調信号の中心周波数が変動するとその変
動分に対応する直流変動成分が復調信号に重ね合わさ
れ、正確な情報の伝送ができなくなる。特開昭56−1
60143には、送信器側で搬送波信号光とは異なる周
波数をもつモニタ用信号光を光FM変調信号と合波して
送信し、受信器側でFM復調信号からこのモニタ用信号
光を復調して得られる直流変動成分を差し引くことによ
って正確な伝送を行うようにした信号伝送装置が開示さ
れている。
【0005】一方、自己遅延ヘテロダイン法はこのよう
な復調信号の直流変動がなく、また、光ヘテロダイン法
に比べて構成が非常に簡単になるという特徴がある。
【0006】図5は、このような自己遅延ヘテロダイン
法を用いた従来の光FM伝送装置の構成を表わしたもの
である。この光FM伝送装置は光送信器11と、光受信
器12とを備えており、光送信器11から光受信器12
へ光ファイバ13を介して光FM変調信号を伝送するよ
うになっている。
【0007】光送信器11は信号光源14と光FM変調
器15を有しており、信号光源14で発生された角周波
数ω0 の搬送波信号光は、光FM変調器15で変調信号
によってFM変調されるようになっている。
【0008】光受信器12は光ファイバから入力された
光FM変調信号を光AM変調信号に変換するマッハツェ
ンダ型干渉計16を備えている。このマッハツェンダ型
干渉計16で光AM変調信号に変換された信号光は、後
段のフォトダイオード17に入力ようになっている。こ
のフォトダイオード17は高い周波数の光AM変調信号
に完全には追従できないため、その包絡線成分のみが電
気信号として取り出される。フォトダイオード17で取
り出された包絡線成分は、透過中心周波数ωmのバンド
パスフィルタ18に入力される。このバンドパスフィル
タで取り出された角周波数ωm の信号成分が復調信号と
なる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来提案さ
れた自己遅延ヘテロダイン法に基づくFM伝送装置で
は、復調された基本波成分(変調信号周波数成分)ある
いはその高調波成分の振幅が搬送波周波数の変動に対し
て正弦波的に変化する。以下、この点について説明す
る。
【0010】自己遅延型干渉計では入力信号を2つに分
岐し、その一方を時間τだけ遅延させたのち合流させ
る。いま、搬送波の発振中心角周波数をω0 、変調角周
波数をωm 、周波数偏移量をΔωとすると、自己遅延型
干渉計の入力信号は式(1)で表わされる。分岐比が
1:1の場合について合流後の信号を計算すると式
(2)のようになる。この信号から取り出された包絡線
成分は式(3)で表わされる。この包絡線成分に含まれ
る基本波成分の振幅 g1 およびその高調波成分の振幅 g
2 はそれぞれ式(4)、式(5)で表わされる。ここ
で、T≡2π/ωm 、T’≡π/ωm である。振幅
g1 、g2を解析的に計算することは困難なので、数値計
算によってこれらを求めた。
【数1】
【0011】図3はこの数値計算の結果を表わしたもの
である。横軸はパラメータω0 τ/2を表わし、縦軸は
基本波あるいは2次高調波の位相を含めた振幅をそれぞ
れ表わしている。マッハツェンダ干渉計での遅延時間τ
を固定して考えた場合、発振中心角周波数ω0 が変化す
るとこれらの振幅が正弦波的に変動することがわかる。
【0012】従って、このような従来提案されたFM伝
送装置では、例えば温度変化によってFM信号の中心周
波数が変化するとFM復調効率が著しく劣化するという
問題があった。また、特開昭56−160143で開示
された信号伝送装置では、光ヘテロダイン法を用いてい
る上に、本来の光信号とは別のモニタ用光信号の変復調
まで行わなければならず、装置が複雑になるという欠点
がある。
【0013】そこで本発明の目的は、FM復調効率がF
M変調信号の中心周波数に依存しない簡単な構成のFM
伝送装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)データ信号の入力手段と、単一角周波数ω0
の搬送波を発生する第1の発振回路と、この単一角周波
数ω0 より低い単一角周波数ωm の副搬送波を発生する
第2の発振回路と、この第2の発振回路から出力される
副搬送波をデータ信号で振幅シフトキーイング変調する
振幅シフトキーイング変調回路と、この振幅シフトキー
イング変調回路によって振幅シフトキーイング変調され
た信号で搬送波を周波数変調する周波数変調器とを備え
た送信器と、(ロ)この周波数変調された周波数変調信
号を伝送する伝送路と、(ハ)この伝送路により伝送さ
れた周波数変調信号とその周波数偏移のτ/2倍が0.
837π(πは円周率)にほぼ等しくなるようにこの周
波数変調信号を時間τだけ遅延させた遅延信号とを干渉
させることによって振幅変調信号を得る自己遅延型干渉
計と、この自己遅延型干渉計より出力される振幅変調信
号からその包絡線成分を取り出す包絡線検出手段と、こ
の包絡線検出手段によって取り出された包絡線成分から
角周波数ωm をもつ信号成分を取り出す第1のバンドパ
スフィルタと、この第1のバンドパスフィルタによって
取り出された角周波数ωm の信号を包絡線検波する第1
の包絡線検波回路と、この第1の包絡線検波回路によっ
て検波された信号を2乗する第1の2乗回路と、包絡線
検出手段によって取り出された包絡線成分から角周波数
2ωm をもつ信号成分を取り出す第2のバンドパスフィ
ルタと、この第2のバンドパスフィルタによって取り出
された角周波数2ωm の信号を包絡線検波する第2の包
絡線検波回路と、この第2の包絡線検波回路によって検
波された信号を2乗する第2の2乗回路と、この第2の
2乗回路によって2乗された信号と第1の2乗回路によ
って2乗された信号を加算する加算回路とを備えた受信
器とをFM伝送装置に具備させる。
【0015】すなわち請求項1記載の発明では、副搬送
波をデータ信号で振幅シフトキーイング変調し、さらに
この振幅シフトキーイング変調された信号で、光信号ま
たは電気信号の搬送波を周波数変調して送信する。受信
側ではこの信号を自己遅延型干渉計で振幅変調信号に変
換したのち、包絡線検出手段でその包絡線成分を取り出
す。さらにバンドパスフィルタを用いて角周波数ωm
基本波とその2次高調波を取り出し、それぞれを包絡線
検波する。これらの包絡線検波された信号をそれぞれ2
乗回路で2乗してから加算することによってデータ信号
を復調している。
【0016】請求項2記載の発明では、(イ)データ信
号の入力手段と、単一周波数ω0 の搬送波を発生する搬
送波信号光源と、単一周波数ωm の副搬送波を発生する
発振回路と、この発振回路から出力される副搬送波をデ
ータ信号で振幅シフトキーイング変調する振幅シフトキ
ーイング変調回路と、この振幅シフトキーイング変調回
路によって振幅シフトキーイング変調された信号で搬送
波を周波数変調する光周波数変調器とを備えた光送信器
と、(ロ)この周波数変調された光周波数信号を伝送す
る伝送路と、(ハ)この伝送路により伝送された光周波
数信号とその周波数偏移のτ/2倍が0.837πにほ
ぼ等しくなるようにこの光周波数信号を時間τだけ遅延
させた遅延光信号とを干渉させることによって光振幅変
調信号を得る自己遅延型干渉計と、この自己遅延型干渉
計から出力される光振幅変調信号を光電変換してその包
絡線成分を取り出す受光器と、この受光器によって取り
出された包絡線成分から角周波数ωm をもつ信号成分を
取り出す第1のバンドパスフィルタと、この第1のバン
ドパスフィルタによって取り出された角周波数ωmの信
号を包絡線検波する第1の包絡線検波回路と、この第1
の包絡線検波回路によって検波された信号を2乗する第
1の2乗回路と、受光器によって取り出された包絡線成
分から角周波数2ωm をもつ信号成分を取り出す第2の
バンドパスフィルタと、この第2のバンドパスフィルタ
によって取り出された角周波数2ωmの信号を包絡線検
波する第2の包絡線検波回路と、この第2の包絡線検波
回路によって検波された信号を2乗する第2の2乗回路
と、この第2の2乗回路によって2乗された信号と第1
の2乗回路によって2乗された信号を加算する加算回路
とを備えた光受信器とをFM伝送装置に具備させる。
【0017】すなわち請求項2記載の発明では、副搬送
波をデータ信号で振幅シフトキーイング変調し、さらに
この振幅シフトキーイング変調された信号で搬送波信号
光を周波数変調して送信する。受信側ではこの光周波数
変調信号をまず自己遅延型干渉計で光振幅変調信号に変
換する。次に受光器でその光振幅変調信号を電気信号に
変換する。この受光器は高い周波数の光信号に追従でき
ず、包絡線成分のみが電気信号として取り出される。つ
まり、この受光器に電気信号への変換と包絡線検波の両
方を行わせるようにしている。さらにこの信号からバン
ドパスフィルタを用いて角周波数ωm の基本波とその2
次高調波を取り出し、それぞれを包絡線検波する。これ
らの包絡線検波された信号をそれぞれ2乗回路で2乗し
てから加算することによってデータ信号を復調してい
る。
【0018】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施例である光FM伝
送装置の構成を表わしたものである。この光FM伝送装
置は光送信器21と、光受信器22とを備えており、光
送信器21から光受信器22へ光ファイバ23を介して
光FM変調信号を伝送するようになっている。
【0020】光送信器21はASK(振幅シフトキーイ
ング)変調した信号でさらに搬送波信号光を光FM変調
する。発振回路24で発生された副搬送波はASK変調
回路25に入力され、データ信号を変調信号としてAS
K変調される。信号光源26で発生された搬送波信号光
は光FM変調器27に入力され、ASK変調回路25よ
り出力されるASK変調信号によって光FM変調され
る。このFM変調された光信号は光ファイバ23を通し
て受信側に送信される。
【0021】光受信器22はFM変調された光信号を光
AM信号に変換するマッハツェンダ型干渉計28と、そ
の出力を電気信号に変換するフォトダイオード29と、
この電気信号からデータ信号を復調するための回路を備
えている。この回路では、バンドパスフィルタ30、3
3で取り出した角周波数ωm および角周波数2ωm の信
号に対してそれぞれ包絡線検波回路31、34で包絡線
検波し、さらにこれらの包絡線検波された信号を2乗回
路32、35で2乗したのちに加算器36で加算するよ
うになっている。
【0022】図2は、この光FM伝送装置の各部におけ
る信号波形を表わしたものである。以下、これらの信号
波形を参照しながら動作の説明を行う。
【0023】信号光源26で発生された同図(a)に示
す搬送波信号光41は、同図(b)に示すデータ信号4
2や副搬送波に比べて非常に高い角周波数ω0 を持った
正弦波である。発振回路24で発生された副搬送波は角
周波数ωm の正弦波である。この副搬送波はASK変調
回路25でデータ信号42によってASK変調され同図
(c)に示すASK変調信号43となる。搬送波信号光
41はこのASK変調信号43で光FM変調されて送信
される。同図(d)に示すこの光FM変調信号44は、
データ信号の“0”に対しては無変調であり、データ信
号の“1”に対しては瞬間角周波数が式(6)となるよ
うに変調された信号である。
【数2】 ω = ω0 +Δω cosωm t (6)
【0024】光受信器22に入力された光FM変調信号
はマッハツェンダ型干渉計28で光AM変調信号に変換
され、さらに、フォトダイオード29でその包絡線成分
が電気信号として取り出される。この包絡線成分には角
周波数ωm の基本波成分とその2次高調波成分が含ま
れ、それぞれ第1のバンドパスフィルタ30でと第2の
バンドパスフィルタ33で取り出される。同図(e)の
基本波45は同図(c)のASK変調信号43と相似な
波形をしており、その正に振れた部分を包絡線検波する
ことによって同図(g)に示す信号47が得られる。こ
の信号47は同図(b)のデータ信号42と相似であ
る。同様に同図(f)に示す2次高調波46を包絡線検
波することによって同図(h)に示す信号48が得られ
る。この信号48も同図(b)のデータ信号42と相似
である。信号47,48はそれぞれ第1の2乗回路3
2、第2の2乗回路35で2乗され、さらに加算回路3
6で加算されて同図(i)に示す復調信号49となる。
【0025】このようにして復調された復調信号49の
振幅が、パラメータの選び方によって光FM信号の中心
周波数ω0 にほとんど依存しないようにできることを説
明する。いま、式(4)で表わされる基本波の振幅 g1
と式(5)で表わされる2次高調波の振幅 g2 の2乗和
をSとする。この2乗和Sも基本波の振幅 g1 や2次高
調波の振幅 g2 と同様、解析的に計算するのが困難なの
で数値計算を行った。
【0026】図4は、この数値計算の結果を表わしたも
のである。パラメータΔω・τ/2の値が変わると、パ
ラメータω0 τ/2の値と2乗和Sの値の関係も大きく
変化することがわかる。特に式(7)が成立する場合
は、2乗和Sの値がパラメータω0 τ/2の値にほとん
ど依存しなくなる。すなわち、遅延時間τを固定して考
えれば、2乗和Sの値は光FM変調信号の中心周波数ω
0 にほとんど依存しない。加算回路36の出力の振幅は
この2乗和Sであるから、式(7)が成立する場合、復
調効率は光FM変調信号の中心周波数ω0 にほとんど依
存しないことになる。
【数3】 Δω・τ/2=0.837π (7)
【0027】以上説明した実施例では主搬送波として光
信号を用いたが、電気信号を用いることもできる。ただ
し、主搬送波の周波数は副搬送波の周波数より十分大き
くなければならない。電気信号を主搬送波とする場合に
は、伝送路として例えば同軸ケーブルを用いることがで
きる。また、自己遅延型干渉計は遅延線路を用いて構成
することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、角周波数ωm の基本波の振幅とその2次高調波の
振幅の2乗和を復調信号の振幅とするように復調を行
い、しかもこの振幅がFM変調信号の中心周波数にほと
んど依存しないように周波数偏移と遅延時間の関係を定
めたので、中心周波数が変動しても復調効率が劣化しな
いという効果がある。
【0029】また請求項2記載の発明では、搬送波に光
信号を用いたので、光ファイバの低損失性を利用して比
較的容易に遠隔通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光FM伝送装置の構
成を表わした概略構成図である。
【図2】本実施例の光FM伝送装置の各点における信号
波形およびそれらの間の対応関係を表わした信号波形図
である。
【図3】従来提案された光FM伝送装置で復調される基
本波および2次高調波の振幅を表わした特性図である。
【図4】本発明の一実施例である光FM変復調器で復調
される信号の振幅を表わした特性図である。
【図5】従来提案された光FM伝送装置の構成を表わし
た概略構成図である。
【符号の説明】
23 光ファイバ 24 発振回路 25 ASK(振幅シフトキーイング)変調回路 26 搬送波信号光源 27 光FM変調器 28 マッハツェンダ型干渉計 29 フォトダイオード(PD) 30 角周波数ωm の信号を取り出す第1のバンドパス
フィルタ(BPF) 31 第1の包絡線検波回路 32 第1の2乗回路 33 角周波数2ωm の信号を取り出す第2のバンドパ
スフィルタ(BPF) 34 第2の包絡線検波回路 35 第2の2乗回路 36 加算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/142 H04J 14/00 14/04 14/06 H04L 27/32 9297−5K H04L 27/00 D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ信号の入力手段と、単一角周波数
    ω0 の搬送波を発生する第1の発振回路と、この単一角
    周波数ω0 より低い単一角周波数ωm の副搬送波を発生
    する第2の発振回路と、この第2の発振回路から出力さ
    れる副搬送波を前記データ信号で振幅シフトキーイング
    変調する振幅シフトキーイング変調回路と、この振幅シ
    フトキーイング変調回路によって振幅シフトキーイング
    変調された信号で前記搬送波を周波数変調する周波数変
    調器とを備えた送信器と、 この周波数変調された周波数変調信号を伝送する伝送路
    と、 この伝送路により伝送された周波数変調信号とその周波
    数偏移のτ/2倍が0.837π(πは円周率)にほぼ
    等しくなるようにこの周波数変調信号を時間τだけ遅延
    させた遅延信号とを干渉させることによって振幅変調信
    号を得る自己遅延型干渉計と、この自己遅延型干渉計よ
    り出力される振幅変調信号からその包絡線成分を取り出
    す包絡線検出手段と、この包絡線検出手段によって取り
    出された包絡線成分から角周波数ωm をもつ信号成分を
    取り出す第1のバンドパスフィルタと、この第1のバン
    ドパスフィルタによって取り出された角周波数ωm の信
    号を包絡線検波する第1の包絡線検波回路と、この第1
    の包絡線検波回路によって検波された信号を2乗する第
    1の2乗回路と、前記包絡線検出手段によって取り出さ
    れた包絡線成分から角周波数2ωm をもつ信号成分を取
    り出す第2のバンドパスフィルタと、この第2のバンド
    パスフィルタによって取り出された角周波数2ωm の信
    号を包絡線検波する第2の包絡線検波回路と、この第2
    の包絡線検波回路によって検波された信号を2乗する第
    2の2乗回路と、この第2の2乗回路によって2乗され
    た信号と前記第1の2乗回路によって2乗された信号を
    加算する加算回路とを備えた受信器とを具備することを
    特徴とするFM伝送装置。
  2. 【請求項2】 データ信号の入力手段と、単一周波数ω
    0 の搬送波を発生する搬送波信号光源と、単一周波数ω
    m の副搬送波を発生する発振回路と、この発振回路から
    出力される副搬送波を前記データ信号で振幅シフトキー
    イング変調する振幅シフトキーイング変調回路と、この
    振幅シフトキーイング変調回路によって振幅シフトキー
    イング変調された信号で前記搬送波を周波数変調する光
    周波数変調器とを備えた光送信器と、 この周波数変調された光周波数信号を伝送する伝送路
    と、 この伝送路により伝送された光周波数信号とその周波数
    偏移のτ/2倍が0.837πにほぼ等しくなるように
    この光周波数信号を時間τだけ遅延させた遅延光信号と
    を干渉させることによって光振幅変調信号を得る自己遅
    延型干渉計と、この自己遅延型干渉計から出力される光
    振幅変調信号を光電変換してその包絡線成分を取り出す
    受光器と、この受光器によって取り出された包絡線成分
    から角周波数ωm をもつ信号成分を取り出す第1のバン
    ドパスフィルタと、この第1のバンドパスフィルタによ
    って取り出された角周波数ωm の信号を包絡線検波する
    第1の包絡線検波回路と、この第1の包絡線検波回路に
    よって検波された信号を2乗する第1の2乗回路と、前
    記受光器によって取り出された包絡線成分から角周波数
    2ωm をもつ信号成分を取り出す第2のバンドパスフィ
    ルタと、この第2のバンドパスフィルタによって取り出
    された角周波数2ωm の信号を包絡線検波する第2の包
    絡線検波回路と、この第2の包絡線検波回路によって検
    波された信号を2乗する第2の2乗回路と、この第2の
    2乗回路によって2乗された信号と前記第1の2乗回路
    によって2乗された信号を加算する加算回路とを備えた
    光受信器とを具備することを特徴とするFM伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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