JPH08318197A - 流体管洗浄装置及びその方法 - Google Patents

流体管洗浄装置及びその方法

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JPH08318197A
JPH08318197A JP8111565A JP11156596A JPH08318197A JP H08318197 A JPH08318197 A JP H08318197A JP 8111565 A JP8111565 A JP 8111565A JP 11156596 A JP11156596 A JP 11156596A JP H08318197 A JPH08318197 A JP H08318197A
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fluid
fluid pipe
cleaning
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air
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JP8111565A
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Peter J Bankert
ピーター・ジェイ・バンカート
Richard Grady
リチャード・グラディ
Mark Perry
マーク・ペリー
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    • B08B9/02—Cleaning pipes or tubes or systems of pipes or tubes
    • B08B9/027—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages
    • B08B9/032—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages by the mechanical action of a moving fluid, e.g. by flushing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乱流を利用して流体管を洗浄するため、流体
と空気を適正な混合比で安定的に供給できる、流体管洗
浄装置及び方法の提供。 【解決手段】 乱流を利用した流体菅の洗浄装置（１
０）は、圧力調整された圧縮ガスを前記流体管（４０）
に供給するための気体供給手段（１４）と、流体管（４
０）に加圧溶剤を流すための流体供給手段（２８）とを
有し、該流体供給手段（２８）が可変速であり、流体管
（４０）内で乱流洗浄作用を行うために、いかなる所定
の設定においても、定速かつ容積型動作可能となってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は流体管洗浄装置及
び方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動組立プラントや他の類似の工業的な
用途においては、塗料循環システムが一般に利用されて
いる。このような循環システムは普通は循環する塗料で
満たされているが、一般的なメンテナンス目的や、また
はどれか所定のパイプループにおける色替えの理由か
ら、定期的にシステムを洗浄することが望ましい。
【０００３】従来の洗浄方法では、パイプがきれいにな
るまで、循環ループを通って多量の溶剤を循環させるも
のであった。後に、アメリカ合衆国特許第５，３２２，
５７１号および第５，２８７，８６７号は、必要とされ
る溶剤の量を非常に減少させる洗浄方法を提供した。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】これら２つの特許に示
される方法と装置は有効ではあるが、好ましい乱流を得
るために、空気と流体の適正な混合を確保するのに、流
体と空気圧との精確なバランスが必要とされる。バラン
スがとれないと、流体流量は空気圧または流体圧力の非
常に僅かな変化で大きく変わる。
【０００５】
【本発明の目的】本発明の目的は乱流を用いてパイプシ
ステムを洗浄し、かつ容易で安価に製造される流体管洗
浄装置及び方法の提供にある。
【０００６】本発明の更なる目的は、容易に駆動され、
溶剤やエネルギーが経済的に利用でき、すばやくパイプ
システムを洗浄する、流体管洗浄装置及び方法を供給す
ることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】流体供給源を圧力調整す
るときには、上述したバランスが必要であるが、流体供
給源に（１）速度が可変で、（２）容積型で、（３）所
定のいかなるポンプ設定においても一定した速度アウト
プットをもたらす、の三つの特徴を有するポンプを使用
すれば、バランス要件は排除できる。
【０００８】
【発明を解決するための手段】上記のような流体供給源
は（少なくとも）三通りの違った方法で確保できる。ま
ず第一に、「ＧＬＵＴＴＯＮ」、「ＨＩＧＨ−ＦＬ
Ｏ」、「ＨＵＳＫＹ」、「ＣＨＥＣＫＭＡＴＥ」および
「ＤＵＲＦＬＯ」という商標でグラコ・インコーポレー
テッド（Ｇｒａｃｏ．Ｉｎｃ．）より発売されているよ
うな空気圧式容積型ポンプは、空気排出口に特別な空気
制御バルブが設けてある。この空気制御バルブは空気圧
モータへ流れる空気流量を制御し、これにより流体およ
び空気圧とは無関係にモータ速度を制御する。このバル
ブをセットすると、グラコ・インコーポレーテッドの空
気圧式ポンプは定流量ポンプとなる。バルブを手で調整
することにより、望ましい空気流量に変えることができ
る。
【０００９】第２に、グラコ・インコーポレーテッドの
電気駆動往復ピストンポンプ「ＴＲＩＵＭＰＨ」は、グ
ラコ・インコーポレーテッドの空気圧式容積型往復ポン
プに「敏速な」モータ制御をもたらす。この「敏速な」
モータは、様々なポンプ設定を提供し、いかなる所定の
ポンプ設定においても一定の空気流量を提供する。
【００１０】最後に、可変周波数制御装置により制御さ
れる電気モータ付容積型ギヤポンプは、いかなる所定の
モータ設定においても一定速度を維持する。圧縮空気
（又は他のガス）と協働するこの３タイプの流体供給源
のうちのいずれを利用しても、洗浄すべきパイプシステ
ムを貫流する高乱流状態の洗浄溶剤／空気混合物を供給
する。
【００１１】以上述べてきた本発明の目的や他の目的、
及び利点は、図面に関連した以下の記述でより明らかに
なるであろう。図面では図面を通じて、同じ参照番号が
同一もしくは類似の部材について使用されている。
【実施例】
【００１２】全体を１０で表した本発明の洗浄装置が、
図１に概略で示してある。
【００１３】本発明の洗浄装置１０は、概略的に空気供
給手段１４および流体供給手段２８を有する。空気供給
手段１４は更に、空気流量メータ１６、空気圧調整器１
８、締切バルブ２０およびチェックバルブ２２を一連で
有する。
【００１４】流体供給手段２８は、洗浄されるべき導管
４０の中を循環する材料を洗浄するのに適するあらゆる
種類の溶剤である流体の供給源、例えばタンク３２に取
り付けられている。循環する材料により、この溶剤は水
であったり、もっと一般的な有機溶剤であったりする。
【００１５】流体供給手段２８は、ポンプ空気排出口に
取り付けられている空気制御バルブ３０を更に有する空
気圧式容積型ポンプであり、このポンプは例えばグラコ
・インコーポレーテッドの「ＧＬＵＴＴＯＮ」、「ＨＩ
ＧＨ−ＦＬＯ」、「ＨＵＳＫＹ」、「ＣＨＥＣＫＭＡＴ
Ｅ」および「ＤＵＲＡＦＬＯ」などである。流体供給手
段２８はタンク３２からインプットライン３４を介して
流体を受け入れる。上記バルブ３０の調整により、流体
圧力に関係なくモータを通る流体の流れを制限すること
ができる。こうしていったんこのバルブがセットされる
と、これらのポンプは実質的に一定出力ポンプとなる。
パーカー・ハニフィン・コーポレーション（Ｐａｒｋｅ
ｒ Ｈａｎｎｉｆｉｎ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ）の空
気圧部門により販売されているＳＰ−２５型のようなバ
ルブが、空気制御バルブ３０に適している。空気供給手
段２８（この場合空気駆動である）への空気圧は、空気
ライン１２から引込みライン２４を介し制御用調整器２
６に供給される。
【００１６】本発明の他の実施例では、流体供給手段２
８は一定の流量を供給するようにセットされた、上記グ
ラコ・インコーポレーテッドの電動モータ駆動式往復ピ
ストンポンプ「ＴＲＩＵＭＰＨ」でもよい。
【００１７】最後に、流体供給手段２８は、可変周波数
制御装置により制御され、いかなる所定のモータの設定
値でも一定速度を保つ、電気モータ付きの容積型ギヤポ
ンプとすることができる。
【００１８】例えば、もしも洗浄されるべき１インチパ
イプ４０への流体と空気の最適な混合割合が、流体１．
８９リットル／分（０．５ガロン／分）に対して、空気
０．１３標準ｍ3 ／分（１５標準立方フィート／分）で
あれば、流体供給手段２８は、１．８９リットル／分
（０．５ガロン／分）のアウトプットを有するようにセ
ットされ、圧縮ガス１２（圧縮空気が最も一般的である
が、所望の他のガスでもよい）の供給源へ接続されてい
る空気供給手段１４として利用されている簡単な空気圧
調整器は、望ましい容積の空気を供給するようにセット
される。
【００１９】乱流と洗浄を最適化するためのキーとなる
変数は、空気流量メータで測定された空気量を、洗浄さ
れる導管４０の断面積で割って算出される空気速度であ
ると思われる。この空気速度が３０４．８ｍ−９１４．
４ｍ／分（１０００フィート−３０００フィート／分）
の範囲の時に最良の結果をもたらすであろう。
【００２０】図１で示されるように、流体供給手段１４
と空気供給手段２８からのアウトプットは、相互に結合
され、洗浄される導管４０に接続される。導管４０はス
プレイガンへ接続される単なる１本のホースから、かな
り実質的な循環システムに至るまで、いづれでもよく、
ここに述べる原理は、用途の種類による変化はあまりな
い。洗浄液を再循環させるために、リターンライン４２
は洗浄液を換気路４４をも有するタンク３２へ流体を戻
す。
【００２１】なお、本明細書において括弧書の数値とと
もに示した数値は括弧書の数値の換算値であり、不一致
がある場合は括弧書きの数値が正しいものとみなされる
べきである。
【００２２】この発明は、その精神あるいは本質から逸
脱しない限り、他の形態によっても実現が可能である。
従って、上述した実施例は単に説明のためのものであ
り、発明を限定するものではない。この発明の範囲に関
しては、上述した実施例よりも、添付されている特許請
求の範囲を参照すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の洗浄装置及び方法を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
１０ 洗浄装置 １４ 空気供給手段 ２８ 流体供給手段 ４０ 導管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード・グラディ アメリカ合衆国 55347 ミネソタ，エデ ン・プレイリー，ブルーストリーム・レー ン 11180 (72)発明者 マーク・ペリー アメリカ合衆国 48393 ミシガン，ウィ クソム，バーベリー・コート 3585

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 流体管を洗浄するための装置であって、 圧力調整された圧縮ガスを前記流体管に供給するための
    気体供給手段と、 洗浄すべき流体管に加圧溶剤を流すための流体供給手段
    とを有し、 該流体供給手段が可変速であり、前記流体管内で乱流洗
    浄作用を行うために、いかなる所定の設定においても定
    速かつ容積型動作が可能である、流体管洗浄装置。
  2. 【請求項２】 前記流体供給手段が、貫流する空気の流
    れを制限する制限手段を有する空気駆動ポンプを有し、
    前記制限手段のいかなる設定においても定アウトプット
    を提供する請求項１記載の流体管洗浄装置。
  3. 【請求項３】 前記流体供給手段が電気駆動ポンプを有
    する請求項１記載の流体管洗浄装置。
  4. 【請求項４】 前記電気駆動ポンプが往復ピストンポン
    プである請求項３記載の流体管洗浄装置。
  5. 【請求項５】 前記電気駆動ポンプがギヤポンプである
    請求項３記載の流体管洗浄装置。
  6. 【請求項６】 流体管を洗浄するための方法であって、 圧力調整された圧縮ガスを前記流体管に供給する段階
    と、 同時に、流体供給手段を用いて、洗浄すべき前記流体管
    に加圧溶剤を送り込む段階とを有し、 前記流体供給手段は可変速であり、前記流体管内で乱流
    洗浄作用を行うために、いかなる所定の設定においても
    定速かつ容積型動作が可能である、流体管洗浄方法。
  7. 【請求項７】 前記流体供給手段が、貫流する空気の流
    れを制限する制限手段を有する空気駆動ポンプを有し、
    前記制限手段のいかなる設定においても定アウトプット
    を提供する請求項６記載の流体管洗浄方法。
  8. 【請求項８】 前記流体供給手段が電気駆動ポンプを有
    する請求項６記載の流体管洗浄方法。
  9. 【請求項９】 前記電気駆動ポンプが往復ピストンポン
    プである請求項８記載の流体管洗浄方法。
  10. 【請求項１０】 前記電気駆動ポンプがギヤポンプであ
    る請求項８記載の流体管洗浄方法。
JP8111565A 1995-05-11 1996-05-02 流体管洗浄装置及びその方法 Pending JPH08318197A (ja)

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US08/439330 1995-05-11
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