JPH08317433A - 光ネットワーク内に実装される一次元の光データアレイ - Google Patents

光ネットワーク内に実装される一次元の光データアレイ

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JPH08317433A
JPH08317433A JP7338415A JP33841595A JPH08317433A JP H08317433 A JPH08317433 A JP H08317433A JP 7338415 A JP7338415 A JP 7338415A JP 33841595 A JP33841595 A JP 33841595A JP H08317433 A JPH08317433 A JP H08317433A
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optical network
transmitter
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JP7338415A
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Nicholas J Frigo
ジェー. フリゴ ニコラス
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/03Arrangements for fault recovery
    • H04B10/032Arrangements for fault recovery using working and protection systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/03WDM arrangements
    • H04J14/0305WDM arrangements in end terminals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Electromagnetism (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 市内ループ用途に適した光ファイバー・ネッ
トワークを経済的に実現し、合わせて、加入者のライン
の完全性試験を実行しやすくする。 【解決手段】 光ネットワークは、ここでは個別的な送
信器と受信器の代わりにレーザーと受信器アレイの採用
によりデータのスループットを改善し、低減されたコス
トで提供される。このアレイは、一次元の光データアレ
イとして参照される。好ましくは、ネットワークは、そ
れらがループバック・モードで受信する信号の一部を返
送する光ネットワーク装置を含む。返送された部分は、
光ネットワーク装置で再変調されてもされなくてもよい
が、システムの光学的な完全性を検査するために実質的
に連続性の試験として動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ネットワーク内
での一次元の光データアレイの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ技術は、その本質的な低損失
と高帯域幅のために長距離電話ネットワークに完全に浸
透してきている。しかし市内ループ用途には、経済的に
魅力的なオプションの発達は遅かった。最近まで、市内
ループ用途(例えば、ループ内のファイバー)に光ファ
イバを実施するための技術を発展させる方向へかなりの
研究努力が振り向けられてきた。しかし、コスト、容
量、およびスイッチングの問題がなお克服されなければ
ならない。
【0003】能動的な二重星形回路網は、市内ループ内
で実施される光ファイバ技術の一例である。図1Aで示
されるように、能動的な二重星形回路網10は送信器と
受信器のセットT1 、R1 、...TN 、RN を電話交
換局20で使用する。電話交換局20は、下りと上りの
光信号を、それぞれ光ファイバー25Dと25Uを通し
て送受信する。電話交換局とファイバーは、第一の星形
回路網として動作する。各々の光ファイバー25D、2
5Uはリモート端末装置30に連結されて、リモート端
末装置30で下りに向けられた光信号が受信器R’で終
端されて、それから電子的に処理される。下りの光信号
は、分離されて、再配列されて、ファイバー35D内の
送信器T1’から第二の星形回路網を形成している複数
の光ネットワーク装置(ONU)40に送り出される。
【0004】その代わりに、図1Bに示すように、従来
の受動的な光ネットワーク10’は受動的な光カプラー
32を使用する。受動的なカプラー32はリモートノー
ド30’に位置して、電話交換局20で送信器14から
送出された下りの光信号を方向付けする。受動的な時分
割多重化またはサブキャリヤー多重化体系の中で、光信
号は、第一の星形回路網を形成しているリモートノード
30’まで送り出される。各リモートノードは、受信し
た光信号を受動的に分配して、ファイバー35Dに沿っ
た複数の光ネットワーク装置40の各々に、第二の星形
回路網を形成するために同様の部分を方向付けする。各
々の光ネットワーク装置40に含まれるフィルタリング
手段42は、受信した信号の意図された部分を抽出す
る。上りの通信の間、各々の光ネットワーク装置は、上
りのファイバー35U上のあらかじめ取り決められたタ
イムスロットまたは周波数の範囲内で光信号を送信す
る。上りの信号は、リモートノード30’で受信され
て、多重化されて、そこからファイバー25Uを通して
電話交換局20の受信器16に振り向けられる。
【0005】タイミングと電力供給スループットの問題
は、この同報通信配布に従って動作しているPON内で
は本質的である。しかし、波長分割多重化(WDM)の
ようなスイッチング方法を利用して、問題を避けること
ができる。波長分割多重化を利用するPONネットワー
ク10”を図1Cに示す。その中で、電話交換局20の
各送信器14’は下りのデータをN個の別々の波長で変
調し、変調されたデータ信号を多重化し、多重化された
信号を下りの支線ファイバー25Dに伝達する。各支線
ファイバー25Dは、多重化された信号をリモートノー
ド30”のWDMカプラー32’の入力ポートPD に、
分離するために伝える。分離された信号は、WDMカプ
ラーによって多様な出力PD ’に波長に従って受動的に
振り向けられる。出力ポートは、下りのファイバー35
Dに沿って光ネットワーク装置40’に信号を振り向け
る。信号は、各々の光ネットワーク装置から生成されて
ファイバー35Uに沿って上りに送られる。前記上りの
信号はポートPU ’で受信されて、カプラー32’内で
多重化されて、電話交換局へ引渡しのためにポートPU
とファイバー25Uに振り向けられる。多くのPONで
は、「U」と「D」は、同じファイバーと同じポートを
参照する。
【0006】端末装置のリモート問い合わせ、即ちRI
TE−NetTMは新規の受動的な、WDMに基づく光ネ
ットワーク技術であり、これは共有された同時係属の米
国特許出願番号第08/029,724号、1993年
3月1日出願、に開示されており、ここで参照のために
取り入れられる。RITE−NetTMシステム10"'が
図1Dに示されており、電話交換局20に送信器14”
と受信器16”を含んでいる。送信器(代表的にはレー
ザー)が、波長に従って、下りの情報を「ドラゴン」ル
ーターに送信する。以下では、リモートノード30"'に
位置する波長分割多重化回路/ルーター(WDM/R)
32”または導波管格子付きルーター(WGR)として
交互に参照される。
【0007】WDM/R32”は、そこで受信された光
信号を分割して、分割された信号を波長に従って個々の
光ネットワーク装置40" に振り向ける。光ネットワー
ク装置は、受信された信号の一部を(上りのファイバー
35Uを通して)それを最初に過変調した後に光データ
とともに返送する。このことにより、各々の光ネットワ
ーク装置での別々の送信器に対する要求(およびコス
ト)と、前記送信器の波長を登録して追跡することの困
難さを避けることができる。リモートノード30"'で、
WDM/R32”は、過変調された上りの信号を多重化
して、それらをポートPU とファイバー25Uを通して
電話交換局に振り向ける。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、市内ループ
用途に適した光ファイバー・ネットワークを低いコスト
で実現し、合わせて、加入者ラインの完全性試験を実行
しやすくすることにより、システムの信頼性と保全性を
向上させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光ネットワーク
は、多数のチャンネルの光データ伝送と処理のために一
次元の光データアレイを利用する。光データアレイは、
光送信器または光受信器の直線的なアレイであり、通
常、光データリンクとして動作するように製作される。
光データアレイ内の各要素(例えば、レーザーや受信
器)は独立しているが、アレイの中の他の要素と並列に
駆動される。光データが1個でなくN個の光ファイバー
によって送信され/受信されるので、N個のファイバー
を通して光データを駆動するための電子的および光学的
な要求事項は、1個のファイバーを通してN倍のバンド
幅またはスループットで駆動する場合よりも、本質的に
厳しくはない。
【0010】各々の光データアレイは、(N個の個別の
構成要素に対するN回の作業の代わりに)、Nチャンネ
ルに対して1個のファイバーアレイを添える一回の据え
付け作業しか要求しないので、構成要素あたりのコスト
が低くなる。その上、アレイのN個の要素を駆動する電
子回路は、数分の1、即ち、全スループット速度の約1
/Nで動作する。言い換えると、例えば、一つファイバ
ーに沿って1Gb/sでデータを伝送する代わりに、同
じ情報は、20個の送信器のアレイと20個の受信器の
アレイを利用して、システム内の20個のファイバーに
沿って50Mb/sで送ることができる。クロック速度
が非常に低いので、高速化のために必要とされる電子回
路と比較してより低コストの電子処理回路しか必要とし
ない。
【0011】より好ましくは、ここで記述された光デー
タアレイは、能動的なネットワーク内、より好ましくは
能動的な二重星形回路網内に実装される。しかし、本発
明の光データアレイの使用は、能動的なネットワークに
限定しておらず、多様なネットワーク設計の範囲内で技
術に熟練した者のニーズに従って実装されることがあ
る。さらに、RITE−NetTMの光ネットワーク装置
は受動的なネットワークと関連させられるのが代表的で
はあるが、ここで述べるように、能動的なネットワーク
内で使用されることもある。
【0012】本発明の光ネットワークはまた、リモート
端末装置と各システムの加入者、即ち、光ネットワーク
装置との間の光伝送パスの、実質的に連続であり時間効
率のよい完全性試験を提供する。それによって、各シス
テムの加入者ラインの従来技術による完全性試験を実行
するのに要求されるリソースは最小にされる。これによ
り、システムの信頼性と保全性を向上させながらシステ
ムの維持のためのコストを削減できる。
【0013】RITE−NetTMシステムによって例証
されるように、各々の光ネットワーク装置が正常動作の
間に問い合わせされるという設計意図の中で、ここに記
述された完全性試験が実行できる。さらに詳細には、各
々の光ネットワーク装置で受信された光信号の一部を返
送するために使用される手段が、完全性のチェックを提
供するために並列に利用される。さらに、リモート端末
装置、例えば、一次元の光データアレイから送出された
光信号のループバック(返却された)部分は減衰が最小
となるので、ネットワーク内で利用される受信器に対す
る感度要求は最小になり、さらにシステム費用を削減す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】電話ネットワーク内の市内加入者
への光ファイバ通信の導入にとって、主要な障害の一つ
はコストである。システム費用を制御する努力の中で、
この発明は、光ネットワーク内で、同期してまたはほぼ
同期して独立の光リンクに沿って光データを送信および
/または受信するために一次元の光データアレイを実施
する。したがって、一本の光ファイバーを介した高速レ
ートでの伝送の代わりに、データはN個のファイバーに
沿ってより低いレートで、即ち、最大レートの1/Nで
光受信器アレイ内のN個の受信器要素の各々に伝送され
る。そのような作業は、リモート端末装置で高速度で処
理する多数の電子回路の必要性を取り除く。送信器およ
び/または受信器の一次元の光データアレイが、高速度
コンピューター内で光相互接続を提供するために使用さ
れていることは公知である一方、FITL光ネットワー
ク内でそれらを使用することは新規であり、改善されて
コストの低減された光ネットワーク動作を導く。
【0015】リモート端末装置と光ネットワーク装置と
の間のRITE−NetTM型の通信を実行する能動的な
ネットワーク内で、一次元の光データアレイが実行され
る。したがって、システムの固有の通信特性が完全性試
験に利用される場合(さらに詳細には以下で論議され
る)、システム費用、即ち、システムの保全性と信頼性
のコストはさらに削減される。したがって、従来の電子
回路、例えば、光学的時間領域反射率測定(OTDR)
を実行する必要性が、単に個別の各加入者ループの完全
性を確証するだけシステムの範囲内で、最小になった。
【0016】図2は、本発明の一次元の光データアレイ
の実装を説明する。この説明は、例示の目的のためにだ
け与えられていて、発明の適用範囲を制限することを意
図していない。図の中で、一次元の光送信器アレイ10
0が、光リボン110を通して一次元の光受信器アレイ
120まで光学的に結合されるのが示されている。送信
器アレイ100は、N個のレーザーまたは同様の素子1
16のセット114を駆動するためのドライバー回路1
12を含む。N個のレーザー素子の各々からの出力は、
コネクタ118、例えばAT&T株式会社によって製作
されたMACIIコネクターを通して、リボン110を構
成するN個の並行光ファイバーに各々結合される。ファ
イバーの下りの端は、第二のコネクタ122を通して受
信器アレイ120内の光検出器126のセット124の
各々に結合される。検出された信号は、増幅器のアレイ
130内で増幅されて決定回路とライン・ドライバー1
32へ伝達される。データフローの中のこのポイント
で、データは電子的信号として分配される。あるいは、
上述したように、さらにアレイ100に類似した第二の
送信器アレイ(図示しない)によって光学的に伝達され
る。
【0017】本発明の一次元の光データアレイの第二の
可能な光ネットワークを実現したものが、図3に示され
る。上述した図2の実施例と同様に、図3は説明目的の
ためだけであり、本発明の適用範囲を制限することを意
味しない。図3で示された電話交換局210は、各々そ
こから広がっている、即ち、第一の星形回路網として、
M個の上りと下りの光ファイバーに光信号を送信する。
M個の光ファイバー212(および214)の各々は、
能動的なリモート端末装置220を電話交換局(第二の
星形回路網を形成する)に結合する。
【0018】リモート端末装置220において、下りの
信号は、一次元の光データ受信器アレイ120の第一の
受信器要素126で受信される。受信された信号は電気
的に変換され、分離するために分離回路128に振り向
けられる。受信された信号から切り離された各パケット
またはタイムスロットは、行き先アドレスに基づいて、
送信器レーザーアレイ100の中の複数のレーザー11
6の一つに振り向けられる。アレイ100内のN個のレ
ーザー116の中のN−1個が、ファイバー222によ
り行き先の光ネットワーク装置230に光学的に結合さ
れて、ここでは光送信器としてN−1個までの数値に交
互に参照される。光ネットワーク装置は、好ましくはR
ITE−NetTM型装置である。
【0019】光ファイバー232に沿って各々の光ネッ
トワーク装置230から送出された上りの光信号は、リ
モート端末装置内のアレイ120で終端される。上りの
信号は、変調されても変調されなくても、受信器アレイ
120の中の2番目からN番目までの別々の要素126
で受信されて、そこで電子の形式へ変換される。多重化
回路142は、N−1個の信号を処理しマ ージして合
成の上りの信号を形成する。上りの情報は、送信器から
上りにその後送信さ れる光信号に、好ましくは送信器
アレイ100内で、変換される。ここで、送信器T0
(116)は電話交換局210へのファイバー214に
信号を光学的に送信する。
【0020】N個の要素アレイ120の中の第一の受信
器要素126は、クロック速度CRで記録されたフレー
ム内のデータを受信する。データは、多重化回路128
を通過して、同じクロック速度でN−1個のフレームを
形成する。しかし、分離化によって形成された信号内に
含まれるデータは、下りの光データ信号フレームのデュ
ーティ・サイクルの1/(N−1)で送信器によって駆
動される。しかし、下りの光信号はその代わりに、個別
的で独立の光受信器要素内のリモート端末装置220で
受信されてもよくて、そこから分離回路128に振り向
けられてもよいことは、注目されなければならない。そ
のような配置は、データが送信器アレイ100の中の各
要素116から速度CR/Nで出力されることを可能に
する。それによって加入者の電子回路のコストを低減す
る。さらに、上りの信号は、アレイ100と独立した送
信器要素を介して電話交換局210に伝達されてもよ
い。そのようなシステムの決定は、コストと複雑さを評
価した上で成される。
【0021】図4は、図の中で「a」と「b」として識
別される二組の構成の中で利用される、RITE−Ne
tTMに基づいた光ネットワーク装置300を示す。
「a」の構成では、リモートの送信器からポート302
で受信された光信号はタップ・カプラー304に振り向
けられる。受信された信号の一部は、タップ・カプラー
によって受信器306に振り向けられる。オプションの
波長特定のフィルタ305は、識別または診断の目的の
ために含めることがある。電子回路314はそこでユー
ザーに対する信号をフォーマットして、さらに光エンコ
ーディングのための上りのデータを提供して、電話交換
局に伝達する。受信された信号の第二の部分は、上りの
電子的データによる再変調のための変調装置310に振
り向けられて、電話交換局にポート312を介して返送
される。「b」モードの動作では、信号の変調された部
分は電話交換局への返送に反映されて、ポート312か
らの出力の前にタップ・カプラー304を通して返送さ
れる。図4の実施例が専用の上りと下りのファイバーを
含んでいる一方で、この実施例は一つの双方向ファイバ
ーを適応させて容易に変更されることのあることを、技
術に熟練した者は認識することができる。さらに、図4
の実施例が反射モードで動作している一方で、点線部は
存在する必要はなく、上りの信号はポート302を出て
もよい。
【0022】システムが能動的であるか受動的であるか
に関係なく、電話ネットワークの健全性と完全性を監視
することは、必要だが面倒な業務である。従来の受動的
な光ネットワーク(図1B)の中では、完全性のチェッ
クは別々の信号チャネルの中で各々の光ネットワーク装
置に問い合わせすることによって実行される。これは、
物理的なプローブでループの光学的な完全性を検査する
ことで達成され、加入者の応答を介して検査される。言
い換えると、ONUは信号プローブに応答して動作しな
ければならない。その代わりに、WDMの受動的な光ネ
ットワーク(図1C)の中では、波長を選択するOTD
Rは個別のライン25Dと35Dを受動的に検査でき
る。しかし、OTDRの分解能は有限なので、光ネット
ワーク装置の近くの光学的な切断(ブレーク)と、光ネ
ットワーク装置それ自身内の電子回路の障害とを効率的
に区別することができにくい。OTDRは、長距離のポ
イント・ツー・ポイント・リンクに最も有効である。
【0023】しかし能動的なネットワークでは、OTD
Rは何らかのネットワーク変更なしに電話交換局で利用
することができない。光バイパスを含むいくつかの変更
が提案されてきている。例えば、Cohen他で共有さ
れている、米国特許番号第5,285,305号があ
り、参照のためにここで取り入れた。しかし、電話交換
局からのOTDR試験を可能にするために能動的なネッ
トワーク内で同様の変更が成されることがある。特に、
単一波長分割の多重化回路(1×Nカプラー)のオーバ
ーレイを、図3Aに示すように、必要な時にネットワー
クに問い合わせしたり切り換えることのできるリモート
端末装置で利用することがありえる。
【0024】いくつかのオーバーレイ構成が利用でき
る。例えば、上り/下り、下り/上りの構成が図3Aに
示されている。そこでは、ファイバー212上にある試
験信号が1×Nカプラー250へ/からタップ・カプラ
ー251を介して振り向けられる。ここで、信号は下り
/上りにONUへ/から上りのファイバー232へ/か
ら、タップ・カプラー252、253、254を介して
結合される。試験信号は、上りのファイバー214へ/
からタップ・カプラー258へ/から第二の1×Nカプ
ラー259へ/から結合される。1×Nカプラー259
は、試験信号を該当するONUへ/から結合する。
【0025】第二のオーバーレイ構成の中で、タップ・
カプラー251は試験信号を第二の1×Nカプラー25
9へ/から結合する。ここでは試験信号はタップ・カプ
ラー255、256、257を通してファイバー222
へ/から結合できる。タップ・カプラー258は試験信
号をファイバー214へ/から第一の1×Nカプラー2
50へ/から結合する。ここで、データはタップ・カプ
ラー252、253、254を通してと上りのファイバ
ー232へ/から結合することができる。第三ののオー
バーレイ構成は、第一と第二の両方の1×Nカプラー2
50と259を置き換える、「ドラゴン」型(WGR)
ルーターを含む。WGRは、上述したのと同様の方法で
タップ・カプラーと上りと下りのファイバーとに結合さ
れる。
【0026】より好ましくは、各RITE−NetTM光
ネットワーク装置からの各帰還信号のループバックが
(過変調されるかどうかに関係なく)、問い合わせ信号
として利用される。すなわち、下りに振り向けられた各
信号は、変調装置に問い合わせして、光回路の光学的な
連続性を必然的にチェックする。このように、ループの
断線は、電話交換局で当然の事としてほとんど直ちに検
出される。ONUからの応答が数個の光フレームにわた
り(例えば、125マイクロ秒)欠如すれば、ラインの
切断を示し、電話交換局は適切な行動をとる。能動的な
二重星形回路網ネットワークの中で線路障害を検出する
ことは、障害の正確な位置を決定することに役立たない
一方で、線路障害が早急かつユニークに識別されている
ので、切断部を発見するための技能要員と装置の割当て
が促進される。
【0027】図5の構成は、非常に長いファイバー走行
に対して実行されて非常に役立つことのある光ネットワ
ーク装置400である。装置は、「a」または「b」モ
ードのいずれかで動作される。図示された光ネットワー
ク装置は、それ自身のレーザー発振源(即ち、送信器4
08または408’)を持ち、第二の星形回路網のセン
ターと光ネットワーク装置との間に起こりがちな大きな
減衰を克服するようにする。「a」モードの動作では、
入力ポート402で受信された信号はカプラー404に
振り向けられ、これがWDMカプラーである。信号の一
部は、カプラーから受信器406まで振り向けられる。
送信器408’は、光学的にコード化されたデータをカ
プラー404を介して返送ポート412を通して上りに
返送する。必要な場合、フィルタ405が408’の干
渉から受信器406を隔離することができる。
【0028】「b」モードの動作では、カプラー404
は、受信された信号の返送部分を第二のカプラー410
に振り向ける。送信器408からの光もまたカプラー4
10に結合されて、その出力はポート412に振り向け
られる。そのような構成では、送信器408’を内包す
る必要はない。ここで記述されたそのようなONUの使
用により、ネットワーク供給者は先に述べたようなOT
DRの代わりに伝送試験を使用して、個別のラインの監
視と測定を実行することができる。最終的に、能動的な
二重星形回路網ネットワーク内に一次元の光データアレ
イを使用することにより、交換または放送されるビデオ
信号をネットワーク上に伝送する技術の実現と展開の連
続性とが提供される。
【0029】上述された実施例は能動的なネットワーク
の形式をとった一方で、本発明の適用範囲はそれに制限
される意図はない。例えば、図3のネットワークに類似
したネットワークが想像され、そこでは各々の光ネット
ワーク装置(即ち、従来型またはRITE−NetTMベ
ースの光トランシーバー)が光カプラーによって置き換
えられ、この光カプラーが下り/上りの光信号を複数の
光ネットワーク装置へ/から順番にさらに送信し/受信
する。現在の用語では、リモート端末装置は今や、従来
の受動的な光ネットワークを実行させているホストのデ
ジタル端末装置と機能的に同等である。
【0030】
【発明の効果】能動的な二重星形回路網システム内で使
用される一次元の光データアレイは、低いコストの光学
的な構成要素で大容量性と柔軟性を提供しており、ネッ
トワークのコストを下げて、動作システムの負荷を単純
化している。本発明は能動的な二重星形回路網と関連し
て記述されているけれども、本発明はそのような用途に
限定されない。技術に熟練した者は、上記の請求項に述
べたように、本発明の適用範囲と精神から外れることな
く多数の他の翻案や変更をすることができることが認識
されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1A】従来技術の光ネットワークを説明している概
略図である。
【図1B】従来技術の光ネットワークを説明している概
略図である。
【図1C】従来技術の光ネットワークを説明している概
略図である。
【図1D】従来技術の光ネットワークを説明している概
略図である。
【図2】一次元の光データアレイを説明している概略図
である。
【図3A】本発明の光ネットワークを説明している概略
図である。
【図3B】障害位置に対するオーバーレイが適用された
図3の光ネットワークの概略図である。
【図4】本発明内で利用したRITE−NetTM型の光
ネットワーク装置の概略図である。
【図5】ここで使われることのあるRITE−NetTM
の光ネットワーク装置の変形の概略図である。
【符号の説明】
10 能動的な二重星形回路網 10’ 受動的な光ネットワーク 10” PONネットワーク 10"' RITE−NetTMシステム 14、14’、14” 送信器 16、16’、16” 受信器 20 電話交換局 25D 下りの光ファイバー 25U 上りの光ファイバー 30 リモート端末装置 30’、30”、30"' リモートノード 32 受動的な光カプラー 32’ WDMカプラー 32” 波長分割多重化/ルーター(WDM/R) 35D 下りの光ファイバー 35U 上りの光ファイバー 40、40’、40” 光ネットワーク装置(ON
U) 42 光フィルタリング手段 100 送信器アレイ 110 リボン 112 ドライバー回路 114 レーザー素子セット 116 レーザー(送信器) 118 コネクター 120 受信器アレイ 122 コネクター 124 光検出器セット 126 光検出器(受信器要素) 128 分離回路 130 増幅器アレイ 132 ライン・ドライバー 142 多重化回路 144 処理装置 210 電話交換局 212、214 光ファイバー 220 能動的なリモート端末装置 222 光ファイバー 230 光ネットワーク装置 232 光ファイバー 250 1×Nカプラー 251〜258 タップ・カプラー 259 1×Nカプラー 300 光ネットワーク装置 302 ポート 304 タップ・カプラー 305 フィルタ 306 受信器 310 変調装置 312 ポート 314 電子回路 400 光ネットワーク装置 402 入力ポート 404 WDMカプラー 405 フィルタ 406 受信器 408、408’ 送信器 410 カプラー 412 返送ポート

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記のA)とB)から構成されることを
    特徴とする、光ネットワーク。 A)リモート端末装置であって、前記端末装置に到達し
    ている複数の上り/下りの光信号を経路指定するための
    光ルーターを含み、前記ルーターは下記から構成され
    る。 1)前記上り/下りの光信号を受信し電子的データ信号
    を生成するための、第一の光受信器手段と、 2)前記電子的データ信号を処理するための第一の処理
    手段と、そして、 3)前記処理に従って生成された上り/下りの光信号を
    伝達するための第一の光送信器手段と、 B)前記端末装置に光学的に結合された光送信器であっ
    て、前記送信器は下記で構成される。 1)前記下りの光信号を受信するための第二の光受信器
    手段と、 2)前記下りの光信号を処理するための前記第二の光受
    信器手段に応答する第二の処理手段と、そして、 3)上りのデータを前記上りの光信号に変換するために
    前記第二の処理手段に応答する光伝送手段。
  2. 【請求項2】 さらに、前記下り/上りの光信号を伝送
    し/受信するための電話交換局を含むことを特徴とす
    る、請求項1記載の光ネットワーク。
  3. 【請求項3】 前記電話交換局が、N個の独立の光リン
    クを可能にする、N要素アレイの光受信器要素を含むこ
    とを特徴とする、請求項2記載の光ネットワーク。
  4. 【請求項4】 前記電話交換局が、M個の独立の光リン
    クを可能にする、M要素アレイの光送信器要素を含むこ
    とを特徴とする、請求項2記載の光ネットワーク。
  5. 【請求項5】 前記第一の光送信器手段が、K個の独立
    の光リンクを可能にする、K要素アレイの光送信器要素
    を含むことを特徴とする、請求項2記載の光ネットワー
    ク。
  6. 【請求項6】 前記第一の光受信器手段が、L個の独立
    の光リンクを可能にする、L要素アレイの光受信器要素
    を含ことを特徴とする、請求項2記載の光ネットワー
    ク。
  7. 【請求項7】 前記送信器が、前記上りの信号を提供す
    るために前記下りの信号の一部を中継することを特徴と
    する、請求項2記載の光ネットワーク。
  8. 【請求項8】 前記リモート端末装置が、I個の独立の
    リンクを可能にする、I要素受信器アレイの光受信要素
    を含むことを特徴とする、請求項7記載の光ネットワー
    ク。
  9. 【請求項9】 前記リモート端末装置が、J個の独立の
    リンクを可能にする、J要素送信器アレイの光送信器要
    素を含むことを特徴とする、請求項7記載の光ネットワ
    ーク。
  10. 【請求項10】 前記電話交換局が、ネットワーク監視
    の作業システム・タスクを実行するための手段を含むこ
    とを特徴とする、請求項7記載の光ネットワーク。
  11. 【請求項11】 前記のネットワーク監視を実行するた
    めの前記手段が、前記上りと下りの光パスの連続性チェ
    ックを実行することを特徴とする、請求項10記載の光
    ネットワーク。
  12. 【請求項12】 前記ルーターが、前記ルーターと前記
    第一の処理手段をオーバーレイする波長分割多重化回路
    を含み、前記電話交換局と前記送信器の間に光リンクを
    提供することを特徴とする、請求項7記載の光ネットワ
    ーク。
  13. 【請求項13】 前記上りの信号が、中継される前に上
    りのデータで過変調されることを特徴とする、請求項7
    記載の光ネットワーク。
  14. 【請求項14】 前記光送信器が独立の光源を含むこと
    を特徴とする、請求項7記載の光ネットワーク。
  15. 【請求項15】 前記リモート端末装置が、受動的な光
    ネットワークに結合されることを特徴とする、請求項2
    記載の光ネットワーク。
  16. 【請求項16】 前記光送信器が、前記受信された下り
    の信号を中継することによって上りの信号を提供するこ
    とを特徴とする、請求項1記載の光ネットワーク。
  17. 【請求項17】 前記上りの信号が、中継される前に上
    りのデータで過変調されることを特徴とする、請求項1
    6記載で光ネットワーク。
  18. 【請求項18】 前記光送信器が独立の光源を含むこと
    を特徴とする、請求項16記載の光ネットワーク。
  19. 【請求項19】 前記第一の光受信器手段が、N個の独
    立に駆動される光リンクを形成している、N要素アレイ
    の光受信器要素を含むことを特徴とする、請求項1記載
    の光ネットワーク。
  20. 【請求項20】 前記第一の光伝送手段が、M個の独立
    の光リンクを形成している、M要素アレイの光送信器要
    素を含むことを特徴とする、請求項1記載の光ネットワ
    ーク。
JP7338415A 1994-12-30 1995-12-26 光ネットワーク内に実装される一次元の光データアレイ Withdrawn JPH08317433A (ja)

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