JPH08316968A - Atmスイッチ - Google Patents

Atmスイッチ

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JPH08316968A
JPH08316968A JP12377495A JP12377495A JPH08316968A JP H08316968 A JPH08316968 A JP H08316968A JP 12377495 A JP12377495 A JP 12377495A JP 12377495 A JP12377495 A JP 12377495A JP H08316968 A JPH08316968 A JP H08316968A
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JP
Japan
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cell
atm switch
information
input
common storage
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JP12377495A
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English (en)
Inventor
Kazuo Nogami
和男 野上
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】メモリ容量が小さく制御方法が簡単で、小型で
処理能力が高く廉価なATMスイッチの実現を目的とす
る。 【構成】入力セルをタグ部分とデータ部分に分け、デー
タ部分を共通セルメモリ(15)に、タグ部分をデータ
部分の共通セルメモリ(15)での記憶アドレスと共に
スケジューラ(12)に記憶し、スケジューラ(12)
で共通セルメモリ(15)からのセルの読み出しを制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM交換機に用いら
れるATMスイッチに関し、特にATMスイッチにおけ
るバッファメモリの制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ATM交換機に用いられるATMスイッ
チは、別名セルフルーティングスイッチとも呼ばれ、入
力ポートから入力されるセルのセルヘッダ内に付された
アドレスに従って、ハードウェアで自動的にそのセルを
目的の出力ポートに割り当ててスイッチング機能を実現
している。この時、同時に入力された同じアドレスを持
つセル同士の衝突を避けるのために、バッファメモリを
用いてセルの送出に時間差を設ける競合制御という制御
が採られている。
【0003】この競合制御のためのバッファメモリはA
TMスイッチ内で種々の位置に設けることができる。こ
のバッファメモリの設置位置でATMスイッチ100を
分類すると図7および図8に示すようになる。
【0004】図7(a)は、クロスポイント型と呼ばれ
るもので、ATMスイッチ100を構成する各セルフル
ーティング素子(S)101と次のセルフルーティング
素子(S)101の交点間にバッファメモリ(B)10
2を設けて、1つのセルフルーティング素子(S)10
1に同時にセルが入力されることを防止している。この
方法はシンプルな方法で制御も容易であるが、メモリ容
量の総合計数が交点数に比例して多くなるという欠点が
ある。
【0005】図7(b)に示したものは、共通バッファ
型と呼ばれるもので、各入力ポートからのセルを多重化
装置103で多重化し共通メモリ104に一旦バッファ
し、多重分離装置105の条件に合わせて出力して多重
分離装置105で分離して出力する方法である。この方
式ではスイッチ全体でメモリを共用するようにしている
ため、メモリ容量の総数は各方式中最も少なくてすむ
が、全体のトラヒックを見渡した制御が必要となり、複
雑な制御を行う必要がある。
【0006】図8(a)に示したものは出力側にバッフ
ァを持たせた出力バッファ型と呼ばれるもので、入力さ
れたセルを多重化装置103で多重化した後、バスライ
ンに出力し、出力バッファ106はバスラインから自己
の属する出力ポートに向けられたセルを取り出して適当
なタイミングで読み出す方法である。この方法では入力
ポートから出力バッファ106に至るまでの間での衝突
制御が必要である。
【0007】図8(b)に示したものは入力側に入力バ
ッファ107を持たせた入力バッファ型と呼ばれるもの
である。この方式では後段のセルフルーティングスイッ
チ108内で衝突が起きないように、入力されたセルを
入力バッファ107で適当なタイミングを計ってセルフ
ルーティングスイッチ108に入力させので、入力バッ
ファ107の読み出し制御が複雑になる。
【0008】以上にあげたこれらの方法は比較的メモリ
容量が小さいものは制御方法が複雑であり、比較的制御
方法が簡単なものは大きなメモリ容量を必要とし、いず
れの方法にも一長一短が有ってどれが良いとはいえな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
ATMスイッチの各方式はセルの衝突を避けるためのバ
ッファメモリ容量と制御処理の関係で一長一短が有り、
小型で処理能力が高く、廉価なATM交換機を実現する
という目的にはいずれも問題があった。
【0010】本発明はこの点に着目し、これらの方式の
うちでメモリ容量の最も少ない共通バッファ型を採用し
ながら、簡単な制御方法で処理できるATMスイッチを
実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、1つまたは複数の入力回路手段と、共通
記憶手段と、1つまたは複数の出力回路手段とを有し、
前記入力回路手段に入力されたセルが有する通信経路識
別子から行き先アドレスを読取り、前記セルを前記共通
記憶手段の所定の記憶アドレスに一時記憶した後、競合
しないタイミングで前記セルを前記行き先アドレスに対
応する前記出力回路手段に出力するATMスイッチにお
いて、前記セルを該セルの種別、品質、接続経路等を表
す表示部分とデータを表す情報部分に分離するセル分離
手段と、前記セル分離手段が分離した前記表示部分と前
記共通記憶手段の前記記憶アドレスを一組にしてセル選
択子を構成するセル選択子構成手段と、前記セル選択子
構成手段が構成した前記セル選択子を用いて前記共通記
憶手段からの前記セルの読み出しを制御する読み出し制
御手段とを具備することを特徴とする。
【0012】また、前記共通記憶手段は前記セル分離手
段が分離した前記情報部分のみを記憶することを特徴と
する。
【0013】また、前記入力回路手段と前記共通記憶手
段間の接続回線および前記共通記憶手段と前記出力回路
手段間の接続回線に時分割多重回線を使用することを特
徴とする。
【0014】また前記入力回路手段は前記セルの通信経
路識別子をATMスイッチ内部の内部識別子に変換する
識別子変換手段を有し、前記出力回路手段は前記内部識
別子を前記通信経路識別子に復元する識別子復元手段を
有することを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明によれば、セルの表示部分とメモリアド
レスを共通に管理し、この管理結果を用いてメモリから
のセルの読み出しを制御するようにした。これにより、
メモリ容量の少ない共通バッファ型を採用しながら、簡
単な制御方法を用いることができ、小型で処理能力が高
く、廉価なATM交換機を実現することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明にかかるATMスイッチを添付
図面を参照にして詳細に説明する。 図1は、本発明の
ATMスイッチの一実施例のブロック図、図2はATM
スイッチの概念図である。
【0017】実施例の具体的な説明に入る前に先ず図2
に添ってATMスイッチの構成の概念を説明する。
【0018】図2において、10は入力ポート#1〜#
nにそれぞれ対応している複数の入力回路である。この
対応する入力ポートから入力されるセルを複数の出力ポ
ート#1〜#nに対応する出力回路20にセルのセルヘ
ッダに記されたアドレスに従って選択して送り出すこと
がATMスイッチの機能である。
【0019】20は複数の出力回路で、それぞれ複数の
出力ポート#1〜#nに対応し、入力回路10からのセ
ルを受け取って対応する出力ポートに出力する。
【0020】30は配線部で入力回路10と出力回路2
0とを結ぶ回線で構成される。図では、入力回路10と
出力回路20とを1対1の線で結んで示しているが、セ
ルが伝送できるものであるかぎり、実装、仮想、バス、
単線等の形式を問わずどのような回線であっても良い。
【0021】この構成で、入力ポートから入力されたセ
ルのセルヘッダに記されたアドレスを解読して回線を選
択し、そのセルを所望の出力ポート送り出すセルフルー
ティング機能は、入力回路10、出力回路20、配線部
30のいずれかに、あるいは複数の各部に分担させて持
たせることが出来る。
【0022】図1は、本発明の一実施例によるATMス
イッチの入力回路10および出力回路20を中心に示し
たのブロック図である。
【0023】外部の回線または端末からのセルは各ポー
トから送受信回路(TR)41、物理インタフェース
(PHY)40を経て、入力回路10のヘッダ変換装置
11の入力部に入力される。ヘッダ変換装置11の入力
部ではセルに付されたVPI/VCI(仮想パス識別子
/仮想チャネル識別子)を解読し、ATMスイッチ内で
の識別子と変換する。識別子を変換されたセルは分配装
置13でペイロードと呼ばれるデータ情報と識別子など
の接続情報や情報のトラヒック品質を示す情報を含むタ
グ情報とに分離される。この時、同一セルのデータ情報
とタグ情報とは配線部30の同一のリンク番号#1〜#
nの配線を経て出力回路20に送られる。
【0024】入力回路10から読み出されたデータ情報
は配線部30を経て、出力回路20の書き込み制御回路
14の制御により共通セルメモリ15に入力される。こ
の時の共通セルメモリ15への書き込みアドレスはスケ
ジューラ12に通知される。
【0025】一方、入力回路10から読み出されたタグ
情報は配線部30を経て、出力回路20のスケジューラ
12に入力され、書き込み制御回路14からの書き込み
アドレスと共にキュー管理テーブル13に記憶される。
スケジューラ12はさらにリンク番号#1〜#nとセル
の対応をリンクリストテーブル21として作成して記憶
する。
【0026】その後スケジューラ12は記憶されたセル
のトラヒック品質を考慮してセル読み出しの優先順位を
きめ、タイミングを調整して、各セルのタグ情報を参照
して共通セルメモリ15よりセルのデータ情報を読みだ
し、そのセルが出力されるべき外部回線に対応するヘッ
ダ変換装置11の出力部に送る。ヘッダ変換装置11の
出力部ではセルに付されたATMスイッチ内での識別子
を外部回線でのVPI/VCI(仮想パス識別子/仮想
チャネル識別子)と変換し、物理インタフェース(PH
Y)40、送受信回路(TR)41を経て外部回線に出
力する。
【0027】このように、セルをタグ部分とデータ部分
に分け、タグ部分をスケジューラ12にデータ部分を共
通セルメモリ15に記憶することによって、全体のメモ
リ容量を少なくすることができる。またセルの競合制御
を集中して実行できるので制御装置を簡単に処理ソフト
を簡略にすることができ、処理上の誤りを少なくでき
る。さらに配線部30をバス形式にすることが可能にな
り、処理を一層簡略化できる。等のメリットが生まれ
る。
【0028】図3は、図1に示した実施例の入力回路1
0の詳細ブロック図である。この入力回路10は4つの
ポートあるいは1つのリンクが設けられている。
【0029】図3で、送受信回路から各ポートに入力さ
れたセル信号は物理インタフェース(PHY)40を経
由してヘッダ変換装置11の1次バッファメモリ42−
1に記憶される。各ポートは基本ビツトレート155.
52Mbps以下の信号を入力することができる。
【0030】1次バッファメモリ42−1に記憶された
セルは制御バスからの制御信号の制御で競合を避けデー
タバスに順次読み出されてさらに2次バッファメモリ4
2−2に記憶される。一方、ビツトレート155.52
Mbps以上の信号はリンクとして入力され、セルは直
接2次バッファメモリ42−2に記憶される。
【0031】次に記憶されたセルは2次バッファメモリ
42−2から読み出され、セルヘッダ部分をVPI/V
CIテーブル16を参照してATMスイッチ内での識別
子に変換される。
【0032】その後、セルは分配装置13でデータ情報
とタグ情報に分離され、データ情報はアドレスフィルタ
43でヘッダ変換装置11の出力部アドレスに対応する
リンク別に分類され、並列直列変換器44で直列信号に
変換されてデータ情報側の各リンクに出力される。タグ
情報も並列直列変換器44で直列信号に変換され、デー
タ情報と同一リンク番号が付されたタグ情報側のリンク
に出力される。
【0033】制御装置50は制御部51とRAM52と
ROM53で構成され、制御バスを通じて入力セルのバ
ッファメモリ42に対する読み込み、読み出し制御、ヘ
ッダ変換制御およびVPI/VCIテーブル16の管理
等を行う。また出力側においても同様に出力セルのバッ
ファメモリ42に対する読み込み、読み出し制御、ヘッ
ダ変換制御を行う。
【0034】図4は、図1に示した実施例の出力回路2
0の詳細ブロック図である。
【0035】ヘッダ変換装置11の出力部は入力回路1
0の分配装置13で分離されたデータ情報とタグ情報が
それぞれ対応するリンクから入力される。タグ情報はV
PI/VCIテーブル16を参照して外部回線で用いら
れる識別子に変換され、2次バッファメモリ42−2に
一旦記憶される。ビツトレート155.52Mbps以
下の信号はこの後、データバスを経由して各ポート毎に
対応する出力1次バッファメモリ42−1に記憶され、
出力タイミングを計って、物理インタフェース(PH
Y)40を経て各ポートに出力される。
【0036】ビツトレート155.52Mbps以上の
信号はバッファメモリ42−2よりリンクとして出力さ
れる。
【0037】図5は、本発明の他の実施例のATMスイ
ッチのブロック図である。図5においても図1と同じ機
能のブロックには同じ番号を付している。
【0038】各ポートに入力されたセル信号は物理イン
タフェース(PHY)40を経由して各ポートに対応す
るヘッダ変換装置11に入力される。ヘッダ変換装置1
1ではこの図では図示されていないVPI/VCIテー
ブルを用いて入力セルの識別子の変換を行い、セルのデ
ータ情報を共有セルメモリ15に記憶する。共有セルメ
モリ15の記憶領域は各ヘッダ変換装置11に割り付け
られており、割り付けられた記憶領域内部へのセルの割
振りはヘッダ変換装置11で独自に行える。
【0039】一方、セルのタグ情報部分はキュー選択子
として、先ほどのデータ情報の共有セルメモリ15への
書き込みアドレスと対にしてスケジューラ12に送られ
る。スケジューラ12ではヘッダ変換装置11から入力
キュー選択子と書き込みアドレスとを受けとるとキュー
選択子と書き込みアドレスをキュー管理テーブル13に
登録する。
【0040】ヘッダ変換装置11と共有セルメモリ15
間の書き込みデータ情報および書き込みアドレスの伝送
回線は各ヘッダ変換装置11に共通なTDM(時分割多
重)多重バスであり、各ヘッダ変換装置11は時分割的
に自己に割り当てられた時間スロットを使って他のヘッ
ダ変換装置11とセル衝突を起こす心配なく共有セルメ
モリ15にアクセスできる。
【0041】次に、スケジューラ12は、キュー管理テ
ーブル13に登録されたメモリアドレスとタグ情報を含
むキュー選択子を用いスケジュールアルゴリズムに従っ
てメモリコントローラ14を駆動し、共有セルメモリ1
5に記憶されているセルを順に読み出していく。読み出
しは次に出力すべきセルが格納されているメモリアドレ
スを出力することで実行される。共有セルメモリ15と
ヘッダ変換装置11間の読み出しデータ情報の伝送回線
も書き込み回線と同様なTDM多重バスなので、各ヘッ
ダ変換装置11は自己に割り当てられた時間スロットを
監視して、自己のタイムスロットからセルを取り込む。
メモリコントローラ14が共有セルメモリ15に読みだ
しアドレスを送る回線もTDM多重バスであり、書き込
み時に各ヘッダ変換装置11に割り付けられた記憶領域
に直接アドレス指定できる。
【0042】各ヘッダ変換装置11は取り込んだセルの
識別子をVPI/VCIテーブルを用いて外部のものに
書き換え、物理インタフェース(PHY)40を経由し
て対応するポートに送り出す。
【0043】このATMスイッチでは、スケジューラ1
2に送られるキュー選択子にセルのトラヒック品質を考
慮した情報を含め、それに基づいてスケジューラ12で
セル読み出しの優先順位を選択してセル交換を行うこと
ができる。また、先に述べたように共有セルメモリ15
への伝送回線にTDM多重バスを用いているため、回線
の制御のアルゴリズムが簡単になりは回線制御が容易で
ある。
【0044】図6は、本発明の実施例で用いられるタグ
情報とデータ情報のセルフォーマットの一例を示したも
のである。
【0045】セルはともに64バイトのセル形式で、図
6(a)はタグ情報、図6(b)はデータ情報である。
【0046】図6(a)のタグ情報は0バイト目がセル
の有効無効を示す情報(Valid)、1バイト目がセ
ルのペイロード型を示す情報(PT1〜PT4)、2バ
イト目がATMの品質を表すトラヒッククラス(CL1
〜CL4)、3バイト〜9バイト目がメモリ制御用で3
バイト目がメモリチップの選択情報(CS1〜CS
4)、4バイト目がポート番号(port1〜port
4)、5バイト目以降9バイト目までがメモリアドレ
ス、10バイト目がリンク番号(L1〜L4)、11バ
イト目から6バイトが物理インタフェースに関する情報
とVCIで残りは無効情報である。
【0047】図6(b)のデータ情報は0バイト目がセ
ルの有効無効を示す情報(Valid)と生成フロー制
御(GFC1〜GFC3)、1バイト目がセルのペイロ
ード型を示す情報(PT1〜PT4)、2バイト目がA
TMの品質を表すトラヒッククラス(CL1〜CL
4)、3バイト目がポート番号(port1〜port
4)、4バイト目がリンク番号(L1〜L4)、5バイ
ト目以降10バイト目までが物理インタフェースに関す
る情報とVCIで、11バイト目以降に本来のセルのペ
イロード部分とVPI、VCI、生成フロー制御GFC
およびヘッダ誤り修正情報HECがマッピングされる。
【0048】図6(b)のデータ情報はこの形式で共有
セルメモリに、図6(a)のタグ情報はその有効部分が
キュー管理テーブルに記憶される。
【0049】以上は64バイトの形式を示したが、図6
(a)のタグ情報では末尾の53バイト目以降の11バ
イト、図6(b)のデータ情報では0〜10バイト目の
11バイトを省略した53バイト形式を使用しても良
い。この場合、その分、メモリ容量が節約できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、いわゆ
る共通バッファ型のATMスイッチにおいて、セルをセ
ルの種別、品質等を表す表示部分とデータを表す情報部
分に分離し、この表示部分と共通記憶手段でのセルの記
憶アドレスを一組にしてセル選択子を構成し、このセル
選択子を用いて共通記憶手段からのセルの読み出しを共
通の制御手段で制御するようにした。
【0051】また、共通記憶手段はセルの情報部分のみ
を記憶するようにする。
【0052】また、入力回路手段と共通記憶手段間の接
続回線および共通記憶手段と出力回路手段間の接続回線
に時分割多重回線を使用するようにする。
【0053】また、セルの通信経路識別子をATMスイ
ッチ内部では内部識別子に簡略化するようにする。
【0054】このように、本発明によれば、セルの表示
部分と共通記憶手段記憶アドレスとを用いてセル選択子
を構成し、これを用いて共通記憶手段からのセルの読み
出しを制御するようにした。これにより、共通記憶手段
からのセルの読み出し制御を一元化でき、メモリ容量の
少ない共通バッファ型を採用しながら、回路構成を単純
にし、制御方法を簡略にできる。
【0055】さらに、共通記憶手段周辺の接続回線に時
分割多重回線を使用したので、共通記憶手段の書き込み
制御および読み出し制御を更に一層簡単に出来る。
【0056】さらに、共通記憶手段へのセルの記憶を情
報部分のみにすることで記憶容量の削減が、セルの通信
経路識別子をATMスイッチ内部で書き替えることで制
御の一層の簡略化が図れる。
【0057】これらによって、メモリ容量が少なく、回
路構成と制御方法が簡略な、小型で処理能力が高く、廉
価なATM交換機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるATMスイッチのブロ
ック図。
【図2】本発明のATMスイッチの概念図。
【図3】図1に示すATMスイッチの実施例の入力回路
のブロック図。
【図4】図1に示すATMスイッチの実施例の出力回路
のブロック図。
【図5】本発明の他の実施例のATMスイッチのブロッ
ク図。
【図6】本発明の実施例で用いられるタグ情報とデータ
情報のセルフォーマットの一例。
【図7】バッファメモリの設置位置によるATMスイッ
チの分類。
【図8】バッファメモリの設置位置によるATMスイッ
チの分類。
【符号の説明】
10 入力回路 11 ヘッダ変換装置 12 スケジューラ 13 キュー管理テーブル 14 メモリ制御装置 15 共通セルメモリ 16 VPI/VSIテーブル 20 出力回路 21 リンクリストテーブル 22 読み出しアドレスキューテーブル 30 配線部 40 物理インタフェース 41 送受信回路 42−1 1次バッファメモリ 42−2 2次バッファメモリ 43 アドレスフィルタ 44 並列直列変換器 50 制御装置 51 制御部 52 RAM 53 ROM 100 ATMスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つまたは複数の入力回路手段と、 共通記憶手段と、 1つまたは複数の出力回路手段とを有し、 前記入力回路手段に入力されたセルが有する通信経路識
    別子から行き先アドレスを読取り、 前記セルを前記共通記憶手段の所定の記憶アドレスに一
    時記憶した後、競合しないタイミングで前記セルを前記
    行き先アドレスに対応する前記出力回路手段に出力する
    ATMスイッチにおいて、 前記セルを該セルの種別、品質、接続経路等を表す表示
    部分とデータを表す情報部分に分離するセル分離手段
    と、 前記セル分離手段が分離した前記表示部分と前記共通記
    憶手段の前記記憶アドレスを一組にしてセル選択子を構
    成するセル選択子構成手段と、 前記セル選択子構成手段が構成した前記セル選択子を用
    いて前記共通記憶手段からの前記セルの読み出しを制御
    する読み出し制御手段とを具備することを特徴とするA
    TMスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記共通記憶手段は前記セル分離手段が
    分離した前記情報部分のみを記憶することを特徴とする
    請求項1記載のATMスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記入力回路手段と前記共通記憶手段間
    の接続回線および前記共通記憶手段と前記出力回路手段
    間の接続回線に時分割多重回線を使用することを特徴と
    する請求項1または請求項2記載のATMスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記入力回路手段は前記セルの通信経路
    識別子をATMスイッチ内部の内部識別子に変換する識
    別子変換手段を有し、前記出力回路手段は前記内部識別
    子を前記通信経路識別子に復元する識別子復元手段を有
    することを特徴とする請求項1または請求項2または請
    求項3記載のATMスイッチ。
JP12377495A 1995-05-23 1995-05-23 Atmスイッチ Pending JPH08316968A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100463426C (zh) * 2002-12-31 2009-02-18 中兴通讯股份有限公司 基于虚拟网络标识的服务质量控制装置和方法
CN104272682A (zh) * 2012-05-15 2015-01-07 华为技术有限公司 用于提供对数据存储器进行存储访问的动态调度的方法和设备

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