JPH08316882A - 等化回路 - Google Patents

等化回路

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JPH08316882A
JPH08316882A JP7141408A JP14140895A JPH08316882A JP H08316882 A JPH08316882 A JP H08316882A JP 7141408 A JP7141408 A JP 7141408A JP 14140895 A JP14140895 A JP 14140895A JP H08316882 A JPH08316882 A JP H08316882A
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JP
Japan
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circuit
signal
coefficient
data
result
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JP7141408A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Okawa
寛 大川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】全体構成を簡略化することができる等化回路を
提案する。 【構成】誤差データek と入力データXk-j との乗算値
k ・Xk-j を重み付けして巡回加算し、その結果得ら
れる評価値により係数値Cj を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、等化回路に関し、例え
ばテレビジョンカメラシステムに適用して、入力信号と
誤差信号との乗算値を巡回加算し、この加算結果に基づ
いて係数値を更新することにより、簡易な構成で、伝送
路等を介して入力された入力信号の周波数特性等を補正
できるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョンカメラシステム等に
おいては、同軸ケーブルで劣化するビデオ信号の周波数
特性を等化回路により補正するようになされており、こ
の等化回路においては、処理結果に基づいて係数値を順
次更新することにより、周波数特性を最適化するように
なされている。
【0003】ここで図8は、この種の等化回路を示すブ
ロック図である。この等化回路1は、例えば伝送路等を
介して入力される入力信号をアナログディジタル変換し
て入力データXk に変換し、この入力データXk を処理
することにより入力信号の周波数特性を補正する。
【0004】すなわち等化回路1は、例えばDフリップ
フロップ回路構成の遅延回路D1 、D2 、……、Dn-1
を直列接続し、この遅延回路D1 、D2 、……、Dn-1
で入力データXk を順次転送する。さらに等化回路1
は、入力データXk と各遅延回路D1 、D2 、……、D
n-1 の出力データXk-1 、Xk-2 、……、Xk-n とを乗
算回路M1 、M2 、……、Mn で重み付けし、加算回路
2で加算する。これにより等化回路1は、乗算回路M
1 、M2 、……、Mn による重み付けの係数値をそれぞ
れC1 、C2 、……、Cn とおいて、加算回路2を介し
て、次式
【数1】 で表される加算結果Yk を得、これにより入力データX
k の周波数特性を係数値C1 、C2 、……、Cn に応じ
て補正する。
【0005】判定回路3は、この加算結果Yk を2値化
して出力データZk を生成し、この出力データZk を続
くディジタル信号処理回路等に出力する。
【0006】このようにして周波数特性を補正して出力
データZk を出力するにつき、等化回路1は、それぞれ
係数更新回路R1 、R2 、……、Rn により対応する係
数C1 、C2 、……、Cn を順次更新し、これにより係
数C1 、C2 、……、Cn を適応的に変化させる。
【0007】すなわち減算回路4は、出力データZk
真値として、出力データZk から加算結果Yk を減算し
て誤差データek を生成する。係数更新回路R1 、R
2 、……、Rn は、誤差データek の平均自乗誤差又は
誤差データek の絶対値の平均誤差が最小になるよう
に、各係数C1 、C2 、……、Cn を更新する。
【0008】ここで誤差データek の平均自乗誤差を基
準にして各係数C1 、C2 、……、Cn を更新する場
合、係数更新回路R1 、R2 、……、Rn は、それぞれ
次式
【数2】 の演算処理を実行する。これに対して誤差データek
絶対値の平均誤差を基準にして各係数C1 、C2 、…
…、Cn を更新する場合、係数更新回路R1 、R2、…
…、Rn は、それぞれ次式
【数3】 の演算処理を実行する。なおここで添字νは、ν番目の
入力データXに対応する係数データを表し、添字ν+1
は、続くν+1番目の入力データXに対応する係数デー
タを表す。またKは、平均計算回数を表し、sgnは、
誤差データek の正負を表す。またαは、この係数更新
処理の応答速度を規定する任意の係数である。
【0009】具体的に誤差データek の平均自乗誤差を
基準にして各係数C1 、C2 、……、Cn を更新する場
合、係数更新回路R1 、R2 、……、Rn は、図9に示
すように構成される。なお係数更新回路R1 、R2 、…
…、Rn は、対応する係数C1 、C2 、……、Cn を更
新する以外の点については、同一の構成でなることによ
り、図9においては、1つの係数更新回路R1 について
だけ示し、重複した説明を省略する。
【0010】すなわち係数更新回路R1 、R2 、……、
n は、乗算回路5において、誤差データek と入力デ
ータXk-j を乗算して乗算値を得、直列接続した遅延回
路Dj1、Dj2、……、Djk-1でこの乗算値を順次転送す
る。ここでこの遅延回路Dj1、Dj2、……、Djk-1は、
平均計算回数Kに対応する数だけ設けられ、係数更新回
路R1 、R2 、……、Rn は、各遅延回路Dj1、Dj2
……、Djk-1の出力データと乗算回路5の出力データと
を加算回路7で加算する。さらに係数更新回路R1 、R
2 、……、Rn は、続く乗算回路8において、この加算
回路7の出力データを係数αで乗算し、(2)式の右辺
第2項の計算値を算出する。
【0011】これにより係数更新回路R1 、R2 、…
…、Rn は、続く減算回路9において、係数Cj から加
算回路7の出力データを減算し、(2)式で表される続
く入力データXk+1 に対応する係数値Cj を算出する。
これにより等化回路1は、続く入力データXk+1 につい
て、各係数更新回路R1 、R2 、……、Rn で算出され
た係数Cj で演算処理を実行し、この処理手順を順次繰
り返すことにより周波数特性を最適化するようになされ
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようにし
て係数Cj を順次更新する場合、各係数更新回路R1
2 、……、Rn には平均計算回数Kの分だけ遅延回路
が必要になる。従って等化回路1全体としては、この係
数更新のために膨大な数の遅延回路が必要になり、その
分全体構成が煩雑になる問題があった。具体的には、各
係数更新回路R1、R2 、……、Rn に10個の遅延回
路を配置するとして、20個の係数Cj により周波数特
性を補正する場合、全体としてこの係数更新のために2
00個の遅延回路が必要になる。
【0013】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、全体構成を簡略化することができる等化回路を提案
しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、連続するデータ列を規定の係数値
で重み付け加算して先のデータ列を等化する等化回路に
適用する。この等化回路が、先の重み付け加算して得ら
れる加算結果から真値を減算して誤差値を検出する誤差
検出手段と、この誤差値と直前の評価値とを重み付け加
算し、加算結果を続く評価値として出力する巡回加算手
段と、この評価値に基づいて先の係数値を更新する係数
演算手段とを備えるようにする。
【0015】
【作用】巡回加算手段において、誤差値と直前の評価値
とを重み付け加算し、加算結果を続く評価値として出力
すれば、巡回加算するだけの簡易な構成により、平均自
乗誤差、絶対値の平均誤差に相当する評価値を得ること
ができる。
【0016】
【実施例】以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施
例を詳述する。
【0017】(1)全体構成 図2及び図3は、本発明の一実施例に係るテレビジョン
カメラシステムを示すブロック図である。このテレビジ
ョンカメラシステム11は、カメラヘッドユニット12
とカメラコントロールユニット13とを同軸ケーブルで
接続し、帯域分離の手法を適用して双方向でディジタル
ビデオ信号DV1及びDV2を送受する。
【0018】すなわちカメラヘッドユニット12は、3
板式のCCD固体撮像素子(CCD)14を介して撮像
信号を得、この撮像信号を色信号に変換する。さらにカ
メラヘッドユニット12は、この色信号を続くアナログ
ディジタル変換回路(A/D)15でディジタル色信号
に変換した後、プロセス回路16において規定のディジ
タル信号処理を実行し、これによりディジタルビデオ信
号DV1を生成するようになされている。
【0019】変調回路17は、加算回路18を介してこ
のディジタルビデオ信号DV1を受け、このディジタル
ビデオ信号DV1を変調して出力する。エンファシス回
路19は、システム制御回路30により制御されてエン
ファシス量を切り換え、変調回路17の出力信号につい
てこの出力信号の周波数特性を補正して出力する。
【0020】マルチプレクサ(MPX)21は、このエ
ンファシス回路19の出力信号を規定の周波数帯域に周
波数変換して伝送信号SV1を生成し、この伝送信号S
V1を同軸ケーブルに出力することにより、ディジタル
ビデオ信号DV1をカメラコントロールユニット13に
送出する。またマルチプレクサ21は、同軸ケーブルへ
の出力端より規定周波数帯域の信号成分を分離して出力
することにより、カメラコントロールユニット13から
同軸ケーブルを介して入力される伝送信号SV2をAG
C回路22に出力する。
【0021】これによりテレビジョンカメラシステム1
1では、撮像結果でなるディジタルビデオ信号DV1を
カメラコントロールユニット13に伝送し、またこのカ
メラコントロールユニット13からオンエア画像でなる
ディジタルビデオ信号DV2を受信するようになされて
いる。
【0022】このようにしてディジタルビデオ信号DV
1を送出するにつき、マルチプレクサ21は、図4に示
すように、ディジタルビデオ信号DV1の直流成分が規
定の周波数f1になるように、この出力信号を周波数変
換して伝送信号SV1を生成し、この伝送信号SV1を
同軸ケーブルに出力する。これに対してマルチプレクサ
21は、伝送信号SV1の周波数帯域の低域側に分布す
る、周波数f2を中心にした周波数帯域の信号をAGC
回路22に出力する。これによりカメラヘッドユニット
12では、1つの同軸ケーブルを帯域分離して双方向で
ディジタルビデオ信号DV1及びDV2を送受するよう
になされている。
【0023】これに対してAGC回路22は、このマル
チプレクサ21の出力信号を受け、この出力信号の信号
レベルを規定の信号レベルに補正して出力する。復調回
路23は、AGC回路22の出力信号を復調して出力す
る。自動等化回路26は、この復調回路23の出力信号
をディジタル信号に変換した後、トランスバーサル型フ
ィルタ回路を介して周波数特性を補正し、この補正した
ディジタル信号を2値化して出力する。このとき自動等
化回路26は、このトランスバーサル型フィルタ回路の
重み付け係数を自動的に最適化する。これによりカメラ
ヘッドユニット12では、カメラコントロールユニット
13より送出されたディジタルビデオ信号DV2を復調
できるようになされている。
【0024】並べ替え回路28は、この自動等化回路2
6の出力データを規定順序に並べ替えて出力し、ディジ
タルアナログ変換回路(D/A)29は、この出力信号
をアナログ信号に変換することにより、ビデオ信号を復
調する。これによりカメラヘッドユニット12では、規
定のモニタ装置にこのディジタルアナログ変換回路29
の出力信号を表示してオンエア画像を確認できるように
なされている。
【0025】これに対して図3に示すようにカメラコン
トロールユニット13においては、カメラヘッドユニッ
ト12とほぼ同一に形成され、同軸ケーブルをマルチプ
レクサ32に接続し、これによりカメラヘッドユニット
12から伝送された伝送信号SV1をAGC回路33に
入力する。AGC回路33は、この伝送信号SV1の信
号レベルを補正し、続く復調回路34は、AGC回路3
3の出力信号を復調して出力する。
【0026】自動等化回路36は、復調回路34の出力
信号をディジタル信号に変換した後、トランスバーサル
型フィルタ回路を介して周波数特性を補正し、この補正
したディジタル信号を2値化して出力する。このとき自
動等化回路26は、このトランスバーサル型フィルタ回
路の重み付け係数を自動的に最適化する。これによりカ
メラコントロールユニット13では、カメラヘッドユニ
ット12より送出されたディジタルビデオ信号DV1を
復調できるようになされている。
【0027】並べ替え回路38は、この自動等化回路3
6の出力データを規定順序に並べ替えて出力し、ディジ
タルアナログ変換回路(D/A)39は、この出力信号
をアナログ信号に変換することにより、ビデオ信号を復
調する。これによりカメラコントロールユニット13で
は、規定のモニタ装置にこのディジタルアナログ変換回
路39の出力信号を表示して撮像結果を確認できるよう
になされ、また必要に応じて他の映像機器にこのビデオ
信号を出力するようになされている。
【0028】これに対して変調回路41は、スイッチャ
ー等よりオンエア画像のディジタルビデオ信号DV2を
受け、このディジタルビデオ信号DV2を変調して出力
する。エンファシス回路42は、システム制御回路43
により制御されてエンファシス量を切り換え、変調回路
41の出力信号について、伝送によって劣化する周波数
特性を予め補正して出力する。
【0029】これによりカメラコントロールユニット1
3では、エンファシス回路42の出力信号をマルチプレ
クサ32により伝送信号SV2に変換して同軸ケーブル
に送出し、オンエア画像でなるディジタルビデオ信号D
V2をカメラヘッドユニット12に伝送するようになさ
れている。
【0030】このようにしてディジタルビデオ信号DV
2を送出するにつき、マルチプレクサ32は、ディジタ
ルビデオ信号DV2の直流成分が規定の周波数f2にな
るように(図4)、この出力信号を周波数変換して伝送
信号SV2を生成し、この伝送信号SV2を同軸ケーブ
ルに出力する。これに対してマルチプレクサ32は、こ
の伝送信号SV2の周波数帯域の高域側に分布する、周
波数f1を中心にした周波数帯域の信号をAGC回路3
3に出力する。
【0031】(2)周波数特性の補正 このようにしてディジタルビデオ信号DV1及びDV2
を帯域分離して双方向で伝送するにつき、カメラヘッド
ユニット12及びカメラコントロールユニット13は、
規定の基準信号を介挿してディジタルビデオ信号DV1
及びDV2を送出する。
【0032】すなわちカメラヘッドユニット12におい
て(図2)、シグナルジェネレータ(SG)46は、こ
のカメラヘッドユニット12全体の動作基準でなる基準
信号を生成する。基準信号生成回路48は、このシグナ
ルジェネレータ46の出力信号を基準にして、同一コー
ドが繰り返されてなる基準データD1を生成する。加算
回路18は、この基準データD1をディジタルビデオ信
号DV1の垂直ブランキング期間に介挿して出力する。
これによりこの実施例では、この基準データD1が一連
の処理を経ることにより、図5に示すように、伝送信号
SV1間に介挿されて基準信号S1として送出されるよ
うになされている。
【0033】ここでこの実施例において、この基準信号
S1は、基準信号生成回路48にて同一コードが繰り返
されて基準データD1が生成され、この基準データD1
より生成されることにより、伝送信号SV1の中心周波
数f1において、バスート状に信号レベルが変化するよ
うに形成される。
【0034】またこの基準信号S1は、垂直ブランキン
グ期間のタイミングでディジタルビデオ信号DV1に介
挿されることにより、ディジタルビデオ信号DV1の映
像に何ら影響を与えないタイミングで伝送信号SV1に
時分割多重化されてカメラコントロールユニット13に
伝送され、また伝送信号SV1の信号レベルに比して、
信号レベルが規定の信号レベルに大きく立ち上がるよう
になされている。
【0035】同様にしてカメラコントロールユニット1
3(図3)において、シグナルジェネレータ50は、こ
のカメラコントロールユニット13全体の動作基準でな
る基準信号を生成する。基準信号生成回路51は、この
シグナルジェネレータ50の出力信号を基準にして、基
準データD1と同一の基準データD2を生成する。加算
回路52は、この基準データD2をディジタルビデオ信
号DV2の垂直ブランキング期間に介挿して出力する。
これによりこの実施例では、この基準データD2が一連
の処理を経ることにより、伝送信号SV2間に介挿され
て基準信号S2として送出されるようになされている。
【0036】ここでこの基準信号S2は、カメラヘッド
ユニット12側と同様に、基準データD1と同一の基準
データD2より生成されることにより、伝送信号SV2
の中心周波数f2において、バスート状に信号レベルが
変化するように、またディジタルビデオ信号DV2の映
像に何ら影響を与えないタイミングで伝送信号SV2に
時分割多重化されてカメラヘッドユニット12に伝送さ
れ、さらに伝送信号SV2の信号レベルに比して、信号
レベルが規定の信号レベルに大きく立ち上がるようにな
されている。
【0037】これによりカメラヘッドユニット12及び
カメラコントロールユニット13においては、それぞれ
伝送対象から到来する基準信号S2及びS1の伝送結果
に基づいて伝送路の周波数特性を推定し、それぞれエン
ファシス回路19及び42において、この周波数特性に
対応するように予めディジタルビデオ信号DV1及びD
V2の周波数特性を補正して出力する。
【0038】すなわち図6に示すように、同軸ケーブル
の長さが増大すると、この長さに応じて順次曲線L1、
L2、L3で示すように同軸ケーブルによる減衰量が増
大し、カメラヘッドユニット12及びカメラコントロー
ルユニット13にそれぞれ入力される基準信号S2及び
S1の信号レベルは、同軸ケーブルの長さに応じて信号
レベルが低下する。このとき同軸ケーブルにおいては、
この信号レベルの減少に対応して周波数に対する減衰率
の変化(すなわち周波数軸に対する傾きでなる)も大き
くなる。従って伝送対象から到来した基準信号S2及び
S1の減衰率を検出すれば、この減衰率検出結果から伝
送に供する周波数帯域の周波数特性を推定することがで
きる。
【0039】この原理に基づいてカメラヘッドユニット
12(図2)において、基準信号抽出回路54は、マル
チプレクサ21の出力信号を受け、この出力信号より基
準信号S2を抽出する。続くレベル測定回路55は、こ
の基準信号S2の信号レベルを検出する。
【0040】システム制御回路30は、この基準信号S
2の信号レベル検出結果より、ディジタルビデオ信号D
V1の伝送に供する周波数帯域について周波数特性を推
定する。さらに図7に示すように、システム制御回路3
0は、この推定結果に基づいてエンファシス回路19に
制御信号を出力し、図6に示す曲線L1、L2、L3に
対応して曲線L11、L21、L31で示すように、エ
ンファシス回路19のエンファシス量を設定する。
【0041】このときシステム制御回路30において
は、基準信号S1の周波数でなる周波数f1について
は、補正量を変化させることなく、前後の周波数帯域で
エンファシス量を可変し、これによりカメラコントロー
ルユニット13に入力される伝送信号SV1において、
周波数特性がほぼ平坦になって入力されるようにエンフ
ァシス量を設定する。
【0042】これにより伝送対象でなるカメラコントロ
ールユニット13においては、簡易な自動等化回路36
により周波数特性をさらに細かく補正して、またAGC
回路33により信号レベルを補正して正しくディジタル
ビデオ信号DV1を受信することができる。特に自動等
化回路36においては、このようにほぼ平坦な周波数特
性によりディジタルビデオ信号DV1が入力される場
合、入力信号をディジタル信号に変換して処理する際
に、この入力段に形成されたアナログディジタル変換回
路のダイナミックレンジを充分に利用してアナログディ
ジタル変換処理することができ、その分確実に同波数特
性を補正することができる。
【0043】これに対してカメラコントロールユニット
13(図3)において、基準信号抽出回路58は、マル
チプレクサ32の出力信号を受け、この出力信号より基
準信号S1を抽出する。続くレベル測定回路59は、こ
の基準信号S1の信号レベルを検出する。
【0044】システム制御回路43は、この基準信号S
1の信号レベル検出結果より、ディジタルビデオ信号D
V2の伝送に供する周波数帯域について周波数特性を推
定する。さらにカメラヘッドユニット12側のシステム
制御回路30と同様に、システム制御回路43は、この
推定結果に基づいてエンファシス回路42に制御信号を
出力し、エンファシス回路42のエンファシス量を設定
する。
【0045】このときシステム制御回路43において
は、基準信号S2の周波数でなる周波数f2について
は、補正量を変化させることなく、前後の周波数帯域で
エンファシス量を可変し、これによりカメラヘッドユニ
ット12に入力される伝送信号SV2において、周波数
特性がほぼ平坦になって入力されるようにエンファシス
量を設定する。これにより伝送対象でなるカメラヘッド
ユニット12においては、簡易な構成の自動等化回路2
6によりさらに周波数特性を細かく補正して、またAG
C回路22により信号レベルを補正して正しくディジタ
ルビデオ信号DV2を受信することができる。
【0046】(3)自動等化回路 ところでこのように同軸ケーブルの周波数特性を推定し
て予め送信側で周波数特性を補正して送出しても、周波
数特性を完全には補正できない。このためこの実施例に
おいては、自動等化回路26及び36において、改めて
周波数特性を補正し、これによりさらに一段と確実にデ
ィジタルビデオ信号DV1及びDV2を送受できるよう
にする。
【0047】ここでこれら自動等化回路26及び36
は、係数更新回路R1 〜Rn を除いて、図8について上
述したトランスバーサル型フィルタ回路の等化回路1と
同一の構成でなり、それぞれ復調回路23及び34の出
力信号をアナログディジタル変換処理して入力データX
k を生成した後、この入力データXk を順次係数C1
2 、……、Cn で重み付け加算する。さらにこの加算
結果を2値化し、その結果得られる出力データZk を真
値として続く並べ替え回路24及び38に出力する。
【0048】図1は、これら自動等化回路26及び36
に設けられる係数更新回路RN1〜RNnの1つを示す接続
であり、自動等化回路26及び36は、この係数更新回
路RN1〜RNnにより係数C1 、C2 、……、Cn を順次
更新し、周波数特性を最適化する。なおこの図1に示す
構成において、図9について上述した構成と対応する構
成は同一の符号を付して示し、重複する説明を省略す
る。
【0049】ここで次式
【数4】 で表される関数Dm に着目する。ここで加算結果Y
k は、次式
【数5】 で表すことができ、誤差データek は、次式
【数6】 で表すことができることにより、(4)式を係数Cj で
微分して(5)式及び(6)式で整理すれば、次式
【数7】 の関係式を得ることができ、これにより係数Cj による
関数Dm の変化を観察することができる。
【0050】ここでこの(7)式の関係式において、m
を値2と置けば、平均自乗誤差により係数を更新する際
の、(2)式の右辺第2項に対応する次式
【数8】 の関係式を得ることができる。
【0051】これに対して(7)式の関係式において、
mを値1と置けば、絶対値の平均誤差により係数を更新
する際の、(3)式の右辺第2項に対応する次式
【数9】 の関係式を得ることができる。
【0052】これにより(4)式の関数を係数更新の評
価の関数として使用できることがわかる。これらの関係
より、この実施例においては、(2)式の右辺第2項、
(3)式の右辺第2項に対応する関数を評価関数と定義
し、(4)式から、次式
【数10】 の関係式を入力データXk に対応する評価関数Dk と規
定する。従ってDk-1 は、直前の入力データXk-1 に対
応する評価関数になる。
【0053】これを係数Cj で微分して(7)式の場合
と同様に整理すれば、次式の関係式により係数Cj によ
る評価関数Dk の変化を表すことができる。
【数11】
【0054】ここで次式
【数12】 と置けば、この(11)式は、次式で示すように整理す
ることができる。
【数13】
【0055】すなわち(12)式及び(13)式を満足
するように演算回路を形成して、m=2の場合は、
(2)式の右辺第2項に対応して、平均自乗誤差により
係数Cjを更新する際の、この係数Cj を変化させる値
を計算することができるのに対し、m=1の場合は、
(3)式の右辺第2項に対応して、絶対値の平均誤差に
より係数Cj を更新する際の、この係数Cj を変化させ
る値を計算することができる。
【0056】この関係より、係数更新回路RN1〜R
Nnは、乗算回路5において、誤差データek と入力デー
タXk-j を乗算して乗算値ek ・Xk-j を得、重み付け
回路60でこの乗算値ek ・Xk-j を0.1倍に重み付
けし、(13)式の右辺第1項の演算値を算出する。
【0057】加算回路61は、重み付け回路62の出力
データに重み付け回路60の出力データを加算し、その
結果得られる加算結果を遅延回路63に入力する。重み
付け回路62は、この遅延回路63の出力データを0.
9倍に重み付けして出力する。これにより加算回路6
1、重み付け回路62及び遅延回路63は、重み付け回
路60の出力データを順次巡回加算し、(13)式の右
辺第2項以降の演算値を算出する。
【0058】これにより係数更新回路RN1〜RNnは、減
算回路9において、それまでの係数Cj から(13)式
で表される評価値を減算して係数Cj を更新する。これ
により自動等化回路26及び36は、遅延回路を多段接
続しなくても評価値を得ることができ、その分簡易な構
成で周波数特性を最適化することができる。
【0059】またこのように自動等化回路26及び36
を形成すれば、設計、検討作業も簡略化することができ
る。すなわち従来のように遅延回路を多段接続して係数
更新回路を形成する場合、構成が煩雑になることによ
り、この遅延回路の段数を少なくすることが求められる
のに対し、簡易に遅延回路の段数を変更することが困難
な欠点がある。これに対して従来の等化回路では、この
遅延回路の段数によって最適特性への収束速度、ノイズ
に対する応答等が変化することにより、設計段階等にお
いてこの変更困難な段数を種々変更して最適な段数を検
討する必要がある。ところがこの実施例の場合、(1
3)式で右辺が級数で表現されていることにより等価的
に充分な段数を確保することができ、これにより従来の
段数検討作業を省略でき、この種の検討作業についても
簡略化することができる。
【0060】(4)実施例の動作 以上の構成において、CCD固体撮像素子14より得ら
れる撮像信号(図2)は、色信号に変換された後、アナ
ログディジタル変換回路15でディジタル色信号に変換
され、続くプロセス回路16において規定のディジタル
信号処理を受けてディジタルビデオ信号DV1に変換さ
れる。
【0061】このディジタルビデオ信号DV1は、基準
信号生成回路48により生成された基準データD1が垂
直ブランキング期間に介挿された後、変調回路17によ
り変調され、続くエンファシス回路19により高域が強
調される。さらにディジタルビデオ信号DV1は、マル
チプレクサ21により基準データD1と共にそれぞれ伝
送信号SV1及び基準信号S1に周波数変換されて同軸
ケーブルに送出され、カメラコントロールユニット13
に出力される。
【0062】このカメラコントロールユニット13に伝
送された伝送信号SV1は(図3)、AGC回路33に
より信号レベルが補正された後、復調回路34でディジ
タルビデオ信号DV1が復調され、続く自動等化回路3
6によりこのディジタルビデオ信号DV1の周波数特性
が細かく補正される。これによりこのディジタルビデオ
信号DV1は、続く並べ替え回路38により規定の配列
に並び替えられた後、ディジタルアナログ変換回路39
でアナログ信号に変換されて出力される。
【0063】これに対して伝送信号SV1と共に伝送さ
れた基準信号S1は、基準信号抽出回路58で抽出され
た後、レベル測定回路59により信号レベルが検出さ
れ、この信号レベル検出結果がシステム制御回路43に
入力される。これによりシステム制御回路43におい
て、基準信号S1の減衰率が検出され、この減衰率より
カメラヘッドユニット12に送出する伝送信号SV2の
周波数帯域について、同軸ケーブルによる周波数特性の
変化が推定される。
【0064】さらにこの検出結果より、カメラヘッドユ
ニット12に入力する際に、この伝送信号SV2の周波
数特性がほぼ平坦になるように、中心周波数f2を中心
にした前後の周波数で、エンファシス回路42のエンフ
ァシス量が設定される。
【0065】これによりカメラコントロールユニット1
3において、スイチャー等により入力されるディジタル
ビデオ信号DV2は、基準信号生成回路51で生成され
た基準データD2が加算回路52において垂直ブランキ
ング期間に介挿された後、続く変調回路41で変調を受
け、エンファシス回路42により予め同軸ケーブルによ
る周波数特性の劣化を補うように、周波数特性が補正さ
れる。
【0066】さらにこのディジタルビデオ信号DV2
は、マルチプレクサ32により基準データD2と共にそ
れぞれ伝送信号SV2及び基準信号S2に周波数変換さ
れて同軸ケーブルに送出され、この同軸ケーブルを介し
てエンファシス回路42で予め補正した周波数特性に相
当する分、この伝送信号SV2がほぼ平坦な周波数特性
に変化してカメラヘッドユニット12に入力する。
【0067】この伝送信号SV2(図2)は、AGC回
路22により信号レベルが補正された後、復調回路23
で復調され、続く自動等化回路26により周波数特性が
補正されてディジタルビデオ信号DV2が復調される。
これによりカメラヘッドユニット12においては、カメ
ラヘッドユニット12側で周波数特性が平坦になるよう
に、予めカメラコントロールユニット13側で伝送信号
SV2の周波数特性を補正して伝送したことにより、簡
易な構成で、かつ確実にディジタルビデオ信号DV2を
復調することができる。
【0068】かくしてこのディジタルビデオ信号DV2
は、続く並べ替え回路28により規定の配列に並び替え
られた後、ディジタルアナログ変換回路29によりアナ
ログ信号に変換されてモニタ装置等に出力される。
【0069】これに対してこの伝送信号SV2に介挿さ
れて伝送された基準信号S2は、基準信号抽出回路54
で抽出された後、レベル測定回路55により信号レベル
が検出され、この信号レベル検出結果がシステム制御回
路30に入力される。これによりシステム制御回路30
において、基準信号S2の減衰率が検出され、この減衰
率よりカメラコントロールユニット13に送出する伝送
信号SV1の周波数帯域について、同軸ケーブルによる
周波数特性の変化が推定される。
【0070】この推定結果に基づいて、カメラコントロ
ールユニット13に入力する際に、この伝送信号SV1
の周波数特性がほぼ平坦になるように、中心周波数f1
を中心にした前後の周波数で、エンファシス回路19の
エンファシス量が設定され、これによりカメラコントロ
ールユニット13においては、簡易な構成で、かつ確実
にディジタルビデオ信号DV1を復調することができ
る。
【0071】このようにしてそれぞれ周波数特性がほぼ
平坦に補正されてカメラヘッドユニット12及びカメラ
コントロールユニット13に入力されるディジタルビデ
オ信号DV2及びDV1は、自動等化回路26及び34
において改めて周波数特性が補正される。
【0072】すなわちそれぞれ復調回路23及び34で
復調されたディジタルビデオ信号DV2及びDV1は、
周波数特性が劣化した分、論理0、論理1の論理レベル
に対応する信号レベルが本来の値から変化して出力され
る。この復調回路23及び34の出力信号は、それぞれ
自動等化回路26及び36において、入力データYk
変換された後(図8)、直列接続された遅延回路D1
2 、……、Dn-1 を順次転送され、それぞれ乗算回路
1 、M2 、……、Mn で連続する入力データXk が係
数値C1 、C2 、……、Cn により重み付けされた後、
加算回路2により加算される。
【0073】これによりディジタルビデオ信号DV2及
びDV1の周波数特性を補正してなる加算値Yk が得ら
れ、この加算値Yk が判定回路3により2値化されて真
値Z k に変換されて続く並べ替え回路28、38に出力
される。
【0074】この一連の処理において、出力データYk
は、減算回路4において真値Zk より減算されて誤差デ
ータek が検出され、この誤差データek が係数更新回
路RN1〜RNnに入力される(図1)。この係数更新回路
N1〜RNnにおいて、誤差データek は、乗算回路5に
おいて対応する入力データXk-j と乗算された後、その
結果得られる乗算値ek ・Xk-j が重み付け回路60で
重み付けされ、この重み付け結果が加算回路61、重み
付け回路62及び遅延回路63の巡回加算でそれまでの
評価値に重み付け加算され、続く入力データXk+1 に対
応する評価値((13)式右辺)が生成される。
【0075】これにより減算回路9において、それまで
の係数Cj からこの評価値が減算されて入力データX
k+1 に対応する係数Cj が生成され、この一連の処理が
連続する入力データXk で順次繰り返されることによ
り、周波数特性が最適化され、ディジタルビデオ信号D
V1及びDV2においては、同軸ケーブルで損なわれた
周波数特性がほぼ完全に補正される。
【0076】(5)実施例の効果 以上の構成によれば、誤差データと入力データとの乗算
値を重み付けして巡回加算し、係数更新のための評価値
を生成することにより、多段接続した遅延回路を用いな
くても係数値を順次更新して適応等化することができ、
その分簡易な構成で、確実にディジタルビデオ信号を伝
送することができる。
【0077】(6)他の実施例 なお上述の実施例においては、平均自乗誤差を基準にし
て係数値を更新する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、絶対値の平均誤差を基準にして係数値を更
新する場合等にも広く適用することができる。
【0078】また上述の実施例においては、同軸ケーブ
ルを介してディジタルビデオ信号を伝送する場合に本発
明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、記録媒体等の種々の伝送路を介してディジタル信
号を伝送する場合、さらには無線通信により種々のディ
ジタル信号を伝送する場合等に広く適用することができ
る。
【0079】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、誤差デー
タと入力データとの乗算値を重み付けして巡回加算し、
その結果得られる評価値により係数値を更新することに
より、簡易な構成で周波数特性等を最適化することがで
き、これにより簡易な構成の等化回路を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動等化回路の係数更
新回路を示す接続図である。
【図2】図1の自動等化回路を適用したテレビジョンカ
メラシステムのカメラヘッドユニットを示すブロック図
である。
【図3】図2のカメラコントロールユニットを示すブロ
ック図である。
【図4】図2のテレビジョンカメラシステムにおいて、
ディジタルビデオ信号の伝送に供する周波数アロケーシ
ョンを示す特性曲線図である。
【図5】図2のテレビジョンカメラシステムにおいて、
基準信号の説明に供する信号波形図である。
【図6】同軸ケーブルの長さと周波数特性の関係を示す
特性曲線図である。
【図7】エンファシス回路における周波数特性の補正の
説明に供する特性曲線図である。
【図8】従来の等化回路を示す接続図である。
【図9】図8の等化回路の係数更新回路を示す接続図で
ある。
【符号の説明】
1 等化回路 10 テレビジョンカメラシス
テム 12 カメラヘッドユニット 13 カメラコントロールユニ
ット R1 〜Rn 、RN1〜RNn 係数更新回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続するデータ列を規定の係数値で重み
    付け加算して前記データ列を等化する等化回路におい
    て、 前記重み付け加算して得られる加算結果から真値を減算
    して誤差値を検出する誤差検出手段と、 前記誤差値と直前の評価値とを重み付け加算し、加算結
    果を続く評価値として出力する巡回加算手段と、 前記評価値に基づいて前記係数値を更新する係数演算手
    段とを備えることを特徴とする等化回路。
JP7141408A 1995-05-17 1995-05-17 等化回路 Pending JPH08316882A (ja)

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