JPH0831673A - カレントトランスおよびカレントトランスを用いた電源装置 - Google Patents

カレントトランスおよびカレントトランスを用いた電源装置

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JPH0831673A
JPH0831673A JP6181887A JP18188794A JPH0831673A JP H0831673 A JPH0831673 A JP H0831673A JP 6181887 A JP6181887 A JP 6181887A JP 18188794 A JP18188794 A JP 18188794A JP H0831673 A JPH0831673 A JP H0831673A
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winding
secondary winding
current transformer
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JP6181887A
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Hitoshi Yoshioka
均 吉岡
Koichi Ito
浩一 伊藤
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Yutaka Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Yutaka Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正側と負側のPWM制御回路41、42への
信号を、1個で構成することのできる改良されたカレン
トトランス10と、このカレントトランス10を用いた
電源装置を得ることを目的とする。 【構成】 正負出力のスイッチング電源回路における共
通ライン16の電流検出手段として用いたカレントトラ
ンス10は、1次巻線11を温度係数の低い抵抗材料に
て構成して、電流検出抵抗として用いる。正側回路31
での電流は、共通ライン16を入力側に流れ、温度係数
の低い金属抵抗材料からなる1次巻線11を正側の検出
抵抗として用い、この1次巻線11で直接的に電流を検
出し、そのときの電圧信号を正側のPWM制御回路41
に帰還する。負側回路32での電流は、共通ライン16
を出力側に流れ、絶縁された2次巻線12により検出
し、そのときの電圧信号を負側のPWM制御回路42に
帰還する。電圧の高低により、PWM制御回路41、4
2でトランジスタ25、26のオン時間を制御し安定化
した電源を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改良されたカレントト
ランスと、このカレントトランスを用いた安定化電源装
置と、さらにこのカレントトランスを用いた無停電電源
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】正負出力のスイッチング電源回路で、入
出力線のいずれか一方を共通ライン16とした従来の回
路は、特開昭64−5358号公報に示されるものがあ
り、これを図9および図10により説明する。交流入力
端子2、3間に、図10(a)に示すような交流電圧V
iが印加されると、整流回路21のダイオード17、1
8で半波整流され、コンデンサ19、20で平滑にされ
て、図10(b)に示すような共通ライン16に対して
正側と負側に略等しい直流電圧+V1と−V2が得られ
る。これらの直流電圧+V1と−V2は、リアクトル2
3、24、トランジスタ25、26、コンデンサ29、
30からなる昇圧チョッパ回路31、32で昇圧され
る。
【0003】このとき、図10(c)に示すように、ト
ランジスタ25、26の開閉によって、コンデンサ2
9、30の両端には、直流電圧+V1と−V2よりも高
い電圧+V3と−V4が得られる。この図10(c)に
おいて、周期t=1/f(=20kHz以上)となり、
また、トランジスタ25のオン時間をt1とすると、斜
線部mとnは面積が等しい。言い換えれば、電圧+V3
と−V4が高くなれば、検出回路43、44でそれを検
出してPWM制御回路41、42でトランジスタ25、
26のオン時間t1を短くし、逆に電圧+V3と−V4
が低くなれば、トランジスタ25、26のオン時間t1
を長くする。図10(c)に示すパルス電圧は、ダイオ
ード27、28とコンデンサ29、30で平滑化され
る。
【0004】このような正負出力のスイッチング電源回
路において、正ライン14と負ライン15から電流検出
する方法は、正負それぞれのPWM制御回路41、42
が正側では共通ライン16、負側では負ライン15にフ
ローティングされて、電位が異なるため、正ライン14
と負ライン15からそれぞれカレントトランス46、4
7で絶縁して電流を検出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9におけるカレント
トランス46、47の動作は、1次巻線48の電流に対
して、1次、2次の巻き数比で変換した電流を、2次巻
線49に並列接続した抵抗50に発生する電圧降下とし
て検出し、1次巻線48電流の強弱に比例する電圧信号
として利用するものである。例えば、1次巻線48の巻
数が1T、2次巻線49の巻数が500Tのカレントト
ランス46、47に対して、1次巻線48に振幅10A
のパルス電流を加え、2次巻線49に1kΩの抵抗50
を接続した場合に、抵抗50の両端に発生する電圧降下
は以下となる。 検出電圧=10A×(1T÷500T)×1kΩ=20
V この電圧をダイオード51で整流して、1次巻線48に
流れる電流に比例した電圧信号を絶縁して2次側に得る
ものである。
【0006】しかしながら、従来の検出回路43、44
では、量産による価格低減率の低い巻線類であるカレン
トトランス46、47を1台の装置当り、2個使用して
いるため、価格の上昇や信頼性が低下するという問題が
あった。
【0007】本発明は、正負出力のスイッチング電源回
路において、正側のPWM制御回路41への信号と、負
側のPWM制御回路42への信号とを、1個のカレント
トランス10で構成することのできる改良されたカレン
トトランス10と、このカレントトランス10を用いた
電源装置を得ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、正負出力のス
イッチング電源回路における入出力線のいずれか一方を
共通ライン16とした安定化電源装置において、前記共
通ライン16の電流を検出する手段としてカレントトラ
ンス10を用い、このカレントトランス10は、1次巻
線11と2次巻線12と第1の磁性材料58と第2の磁
性材料59とを具備し、1次巻線11の電流に対して、
1次巻線11と2次巻線12の巻き数比で変換した電流
を2次巻線12に発生せしめるようにし、前記1次巻線
11は、温度係数の低い抵抗材料にて構成して、電流検
出抵抗として用いるようにしたことを特徴とする安定化
電源装置である。
【0009】
【作用】交流電圧が、半波整流、平滑されて正側と負側
に略等しい直流電圧が得られ、昇圧チョッパ回路31、
32で昇圧される。正側の昇圧チョッパ回路31では、
トランジスタ25がオンのときの電流は、共通ライン1
6を入力側に流れ、温度係数の低い金属抵抗材料からな
る1次巻線11を正側の検出抵抗として用い、この1次
巻線11で直接的に電流を検出し、そのときの電圧信号
を正側のPWM制御回路41に帰還する。また、負側の
昇圧チョッパ回路32では、トランジスタ26がオンの
ときの電流は、共通ライン16を出力側に流れ、絶縁さ
れた2次巻線12により検出し、そのときの電圧信号を
負側のPWM制御回路42に帰還する。電圧が高くなれ
ば、PWM制御回路41、42でトランジスタ25、2
6のオン時間t1を短くし、逆に電圧+V3と−V4が
低くなれば、トランジスタ25、26のオン時間t1を
長くして安定化した電源を得る。
【0010】
【実施例】まず、本発明の基本的な考えを説明すると、
図9に示した正負出力のスイッチング電源において、共
通ライン16を流れる昇圧チョッパ回路31、32のパ
ルス電流は、それぞれ逆方向に流れている。すなわち、
図9において、正側の昇圧チョッパ回路31では、トラ
ンジスタ25がオンのときの電流は、コンデンサ19→
カレントトランス46→リアクトル23→トランジスタ
25→共通ライン16(入力側に流れる)→コンデンサ
19の方向で流れる。また、負側の昇圧チョッパ回路3
2では、トランジスタ26がオンのときの電流は、コン
デンサ20→共通ライン16(出力側に流れる)→トラ
ンジスタ26→リアクトル24→カレントトランス47
→コンデンサ20の方向で流れる。
【0011】さらに、正側のPWM制御回路41が共通
ライン16を基準にして動作していることに着目すれ
ば、共通ライン16における正側の昇圧チョッパ回路3
1の電流を、抵抗体で直接検出して正側のPWM制御回
路41への信号とし、また、共通ライン16における負
側の昇圧チョッパ回路32の電流を、カレントトランス
の絶縁された2次巻線により検出し、負側のPWM制御
回路42への信号とすれば、1個のカレントトランスで
構成することが可能となる。これらの電流に比例する電
圧信号は、電源回路の出力短絡等があった場合に、トラ
ンジスタ25、26のオン時間を短くし、過電流保護の
動作を行なうよう用いる。
【0012】実施例1:図1および図2は、本発明によ
るカレントトランス10の第1実施例を示している。カ
レントトランスにおける従来の1次巻線11は、一般的
に銅線で構成されている。本発明のカレントトランス1
0の最も特徴的な点は、1次巻線11としてマンガニン
(Mn12%、Ni2〜3%、Fe1%、残Cu)やコ
ンスタンタン(Cu55%、Ni44%)のような温度
係数の低い金属抵抗材料が用いられていることである。
このような温度係数の低い金属抵抗材料が用いられるこ
とにより、1次巻線11は、その長さと断面積による直
流抵抗が電流検出抵抗となる。2次巻線12としては、
従来のカレントトランス10と同様に、1次巻線11に
対する特定の巻線比で、かつ絶縁して巻回して構成した
ものである。
【0013】このカレントトランス10の構成をさらに
詳しく説明すると、カレントトランス10は、樹脂製の
ボビン13、前記1次巻線11、ボビン13の内部の2
次巻線12、コ字形の第1の磁性材料58、I字形の第
2の磁性材料59、第1の磁性材料58と第2の磁性材
料59を固定するコアバンド60からなる。なお、第1
の磁性材料58と第2の磁性材料59は、図3に示すよ
うにともにコ字形であってもよいが、閉磁路にすること
が望ましい。
【0014】前記ボビン13の一方側板35には、水平
溝54と垂直溝55を形成し、前記1次巻線11を差し
込んで、一方側板35の下方からの突出部分を1次巻線
引出ピン56とする。また、ボビン13の他方側板36
の下方からの突出部分を2次巻線引出ピン57とする。
さらに、ボビン13の中心のコア挿入孔33に第2の磁
性材料59を挿入し、一方側板35と他方側板36のコ
ア差し込み溝34に前記第1の磁性材料58を嵌め込
み、コアバンド60で固着している。前記第1の磁性材
料58と第2の磁性材料59は、一般的に、商用周波数
の電流を検出する場合は、硅素鋼板が用いられ、また、
20kHz以上の高周波電流を検出する場合は、フェラ
イト系の磁性材料が用いられる。
【0015】ここで、本発明のカレントトランス10の
1次巻線11に上述のような温度係数の低い金属抵抗材
料を用いた場合の抵抗値Rは、次式で算出され、この抵
抗値Rと通過電流Aとの積が検出信号となる。 抵抗値R=ρ×L÷S(Ω) ただし、ρ=抵抗体の抵抗率、L=抵抗体の長さ、S=
抵抗体の断面積。
【0016】本発明の第1実施例のカレントトランス1
0を用い、正負出力のスイッチング電源回路に応用した
例を図4に示す。共通ライン16は、前述のように、正
負それぞれの電流を検出するが、1次巻線11を正側の
検出抵抗として用いて直接的に電流を検出し、そのとき
の電圧信号を正側のPWM制御回路41に帰還する。一
方、負側の信号を絶縁して検出する手段として、カレン
トトランス10を本来のカレントトランス10として用
いて、1次巻線11と2次巻線12の巻数比による電流
を共通ライン16から変換した後に、カレントトランス
10の2次巻線12に並列に接続した抵抗50の電圧降
下を負側の電圧信号としてダイオード51で整流し、負
側の出力にフローティングされた負側のPWM制御回路
42に帰還することで構成される。その他の構成は、図
9と同様であり、また、過電流保護の動作は前述のとお
りである。
【0017】このような構成において、交流入力端子
2、3間に印加された図10(a)に示すような交流電
圧Viが、ダイオード17、18、コンデンサ19、2
0で半波整流、平滑にされて図10(b)に示すような
正側と負側に略等しい直流電圧+V1と−V2が得られ
る。これらの+V1と−V2は、昇圧チョッパ回路3
1、32で昇圧される。このとき、トランジスタ25、
26の開閉によって、図10(c)に示すように、コン
デンサ29、30の両端に電圧+V3と−V4が得られ
る。
【0018】ここで、正側の昇圧チョッパ回路31で
は、トランジスタ25がオンのときの電流は、コンデン
サ19→リアクトル23→トランジスタ25→共通ライ
ン16におけるカレントトランス10の1次巻線11
(入力側に流れる)→コンデンサ19の方向で流れる。
この正側の昇圧チョッパ回路31の電流を、温度係数の
低い金属抵抗材料からなる1次巻線11を正側の検出抵
抗として用い、この1次巻線11で直接的に電流を検出
し、そのときの電圧信号を正側のPWM制御回路41に
帰還する。
【0019】また、負側の昇圧チョッパ回路32では、
トランジスタ26がオンのときの電流は、コンデンサ2
0→共通ライン16におけるカレントトランス10の2
次巻線12(出力側に流れる)→トランジスタ26→リ
アクトル24→コンデンサ20の方向で流れる。ここ
で、共通ライン16の負側の昇圧チョッパ回路32の電
流を、カレントトランス10の絶縁された2次巻線12
により検出し、そのときの電圧信号を負側のPWM制御
回路42に帰還する。
【0020】電圧+V3と−V4が高くなれば、PWM
制御回路41、42でトランジスタ25、26のオン時
間t1を短くし、逆に電圧+V3と−V4が低くなれ
ば、トランジスタ25、26のオン時間t1を長くして
安定化した電源を得る。
【0021】図5は、図4におけるスイッチング電源回
路を、無停電電源回路として作用せしめるために、バッ
テリ38a、38bがダイオード17、18とそれぞれ
並列に挿入された例を示している。なお、SCRなどか
らなる逆流阻止スイッチ素子39、40は、交流入力電
圧が商用半サイクル毎に低下したときに、バッテリ38
a、38bを放電させないためのものである。
【0022】以上のような構成において、停電により交
流入力がなくなると、バッテリ38a、38bから昇圧
チョッパ回路31、32へ直流電力が送られて図4と同
様の作用により出力が得られる。
【0023】第2実施例:図6に示す第2実施例におけ
るカレントトランス10は、1つの1次巻線11に対し
て、それぞれ絶縁された2つの2次巻線12a、12b
を有する場合である。そして、図7におけるスイッチン
グ電源回路に応用した場合、共通ライン16から2次巻
線12a、12bにより正負それぞれの電流に相当する
電圧を得て、これらの電圧を正負それぞれのPWM制御
回路41、42に用いるものである。
【0024】第2実施例におけるカレントトランス10
が構造的に従来のものと異なる点は、2次巻線12を複
数にするため、ボビン13の2次巻線部分を分割して、
それぞれ2次巻線12a、12bを巻回し、かつ、2次
巻線12a、12bを接続するためにそれぞれ2次巻線
引出ピン57a、57bを設けた点である。なお、1次
巻線11は、従来同様、銅線で構成されている。
【0025】この例では、2次巻線12bの2次巻線引
出ピン57bを1次巻線引出ピン56側に設けたが、こ
れに限られるものではなく、2次巻線12aと12bの
絶縁距離さえ確保できれば、2次巻線引出ピン57aと
57bとを並べて設けてもよい。
【0026】第2実施例のカレントトランス10を用い
た正負出力のスイッチング電源回路に応用した例を図7
に示す。共通ライン16から正負それぞれの電流を検出
するための手段として、1次、2次の巻き数比による電
流を共通ライン16の1次巻線11から検出した後、2
次巻線12a、12bを介して抵抗50a、50bで電
圧に変換し、この変換された電圧を、正負それぞれの方
向にダイオード51a、51bで半波整流し、正負それ
ぞれのPWM制御回路41、42に帰還することで構成
される。
【0027】図8は、図7におけるスイッチング電源回
路を、無停電電源回路として作用せしめるために、バッ
テリ38a、38bがダイオード17、18とそれぞれ
並列に挿入された例を示している。なお、39、40は
逆流阻止スイッチ素子である。
【0028】以上のような構成において、停電により交
流入力がなくなると、バッテリ38a、38bから昇圧
チョッパ回路31、32へ直流電力が送られて図7と同
様の作用により出力が得られる。
【0029】
【発明の効果】
(1)カレントトランス10における1次巻線11を、
温度係数の低い抵抗材料にて構成したので、別個の抵抗
素子を使用することなく、電流検出抵抗として用いるこ
とができる。
【0030】(2)正負出力のスイッチング電源回路に
おける共通ライン16の電流を検出する手段として従来
は2個のカレントトランス10を必要としたが、本発明
によれば、1個とすることができ、部品点数の削減がで
きるとともに、部品点数削減による回路の信頼性の向上
と価格の低減が可能となる。
【0031】(3)正負出力のスイッチング電源回路
に、バッテリ38a、38bを挿入することにより、無
停電電源回路としても作用せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカレントトランス10の第1実施
例を示す一部切り欠いた正面図である。
【図2】図1におけるカレントトランス10の分解斜視
図である。
【図3】本発明によるカレントトランス10において、
磁性材料の形状の異なる例を示す一部切り欠いた正面図
である。
【図4】本発明による第1実施例のカレントトランス1
0を正負出力のスイッチング電源回路に応用した場合の
電気回路図である。
【図5】本発明による第1実施例のカレントトランス1
0を正負出力の無停電スイッチング電源回路に応用した
場合の電気回路図である。
【図6】本発明によるカレントトランス10の第2実施
例を示す一部切り欠いた正面図である。
【図7】本発明による第2実施例のカレントトランス1
0を正負出力のスイッチング電源回路に応用した場合の
電気回路図である。
【図8】本発明による第2実施例のカレントトランス1
0を正負出力の無停電電源回路に応用した場合の電気回
路図である。
【図9】従来のカレントトランス10を正負出力のスイ
ッチング電源回路に応用した場合の電気回路図である。
【図10】各部の出力波形図である。
【符号の説明】
2、3…交流入力端子、4…+出力端子、5…−出力端
子、6…共通出力端子、10…カレントトランス、11
…1次巻線、12、12a、12b…2次巻線、13…
ボビン、14…正ライン、15…負ライン、16…共通
ライン、17、18…ダイオード、19、20…コンデ
ンサ、21…整流回路、23、24…リアクトル、2
5、26…トランジスタ、27、28…ダイオード、2
9、30…コンデンサ、31、32…昇圧チョッパ回
路、33…コア挿入孔、34…コア差し込み溝、35…
一方側板、36…他方側板、38a、38b…バッテ
リ、39、40…逆流阻止スイッチ素子、41、42…
PWM制御回路、43、44…検出回路、46、47…
カレントトランス、48…1次巻線、49…2次巻線、
50、50a、50b…抵抗、51、51a、51b…
ダイオード、54…水平溝、55…垂直溝、56…1次
巻線引出ピン、57、57a、57b…2次巻線引出ピ
ン、58…第1の磁性材料、59…第2の磁性材料、6
0…コアバンド。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次巻線11と2次巻線12と第1の磁
    性材料58と第2の磁性材料59とを具備し、1次巻線
    11の電流に対して、1次巻線11と2次巻線12の巻
    き数比で変換した電流を2次巻線12に発生せしめるよ
    うにしたカレントトランス10において、前記1次巻線
    11は、温度係数の低い抵抗材料にて構成して、電流検
    出抵抗として用いるようにしたことを特徴とするカレン
    トトランス。
  2. 【請求項2】 1次巻線11は、温度係数の低い抵抗材
    料としてマンガニンまたはコンスタンタンからなる請求
    項1記載のカレントトランス。
  3. 【請求項3】 1次巻線11と2次巻線12と第1の磁
    性材料58と第2の磁性材料59とを具備し、1次巻線
    11の電流に対して、1次巻線11と2次巻線12の巻
    き数比で変換した電流を2次巻線12に発生せしめるよ
    うにしたカレントトランス10において、前記2次巻線
    12は、絶縁して複数個設けたたことを特徴とするカレ
    ントトランス。
  4. 【請求項4】 正負出力のスイッチング電源回路におけ
    る入出力線のいずれか一方を共通ライン16とした安定
    化電源装置において、前記共通ライン16の電流を検出
    する手段としてカレントトランス10を用い、このカレ
    ントトランス10は、1次巻線11と2次巻線12と第
    1の磁性材料58と第2の磁性材料59とを具備し、1
    次巻線11の電流に対して、1次巻線11と2次巻線1
    2の巻き数比で変換した電流を2次巻線12に発生せし
    めるようにし、前記1次巻線11は、温度係数の低い抵
    抗材料にて構成して、電流検出抵抗として用いるように
    したことを特徴とする安定化電源装置。
  5. 【請求項5】 カレントトランス10は、1次巻線11
    と2次巻線12と第1の磁性材料58と第2の磁性材料
    59とを具備し、1次巻線11の電流に対して、1次巻
    線11と2次巻線12の巻き数比で変換した電流を2次
    巻線12に発生せしめるようにし、前記2次巻線12
    は、絶縁して複数個設けた請求項4記載の安定化電源装
    置。
  6. 【請求項6】 正負出力のスイッチング電源回路におけ
    る入出力線のいずれか一方を共通ライン16とした安定
    化電源装置において、バッテリ38aと充電器を内蔵
    し、定常時にバッテリ38aを充電器で充電し、停電な
    どにより交流電圧が入力されない場合にバッテリ38a
    からの電力を変換して出力する無停電電源装置におい
    て、前記共通ライン16の電流を検出する手段としてカ
    レントトランス10を用い、このカレントトランス10
    は、1次巻線11と2次巻線12と第1の磁性材料58
    と第2の磁性材料59とを具備し、1次巻線11の電流
    に対して、1次巻線11と2次巻線12の巻き数比で変
    換した電流を2次巻線12に発生せしめるようにし、前
    記1次巻線11は、温度係数の低い抵抗材料にて構成し
    て、電流検出抵抗として用いたことを特徴とする無停電
    電源装置。
  7. 【請求項7】 カレントトランス10は、1次巻線11
    と2次巻線12と第1の磁性材料58と第2の磁性材料
    59とを具備し、1次巻線11の電流に対して、1次巻
    線11と2次巻線12の巻き数比で変換した電流を2次
    巻線12に発生せしめるようにし、前記2次巻線12
    は、絶縁して複数個設けた請求項6記載の無停電電源装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030043664A (ko) * 2002-11-18 2003-06-02 안금순 다용도 전류 검출용 트랜스포머
US7667565B2 (en) 2004-09-08 2010-02-23 Cyntec Co., Ltd. Current measurement using inductor coil with compact configuration and low TCR alloys
US7915993B2 (en) 2004-09-08 2011-03-29 Cyntec Co., Ltd. Inductor
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CN115149900A (zh) * 2022-06-27 2022-10-04 华为数字技术(苏州)有限公司 光伏变换器以及光伏发电系统

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