JPH08316716A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH08316716A
JPH08316716A JP8252396A JP8252396A JPH08316716A JP H08316716 A JPH08316716 A JP H08316716A JP 8252396 A JP8252396 A JP 8252396A JP 8252396 A JP8252396 A JP 8252396A JP H08316716 A JPH08316716 A JP H08316716A
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JP
Japan
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antenna
section
impedance
extreme position
cover
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JP8252396A
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Risto Huusko
ヒュースコ リスト
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Nokia Oyj
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Nokia Mobile Phones Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • H01Q1/243Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
    • H01Q1/244Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas extendable from a housing along a given path

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き出し位置と引き込み位置の両方でアンテ
ナとして機能する無線通信装置のアンテナ装置を提供す
る。 【解決手段】 受動位置において、アンテナの、無線通
信装置のカバーの中に押し込まれているセクションは整
合回路の一部分として機能し、該整合回路は、外側に残
っているセクションのインピーダンスを無線通信装置の
アンテナポートのインピーダンスと一致するように調整
する。このために該アンテナ装置は、引き込まれている
セクションの1端部を接地電位に接続するための接続手
段を備えている。引き込まれているセクションの電気的
長さは使用される波長の四分の一より実質的に短い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は全方向性アンテナに
関する。このアンテナは、無線通信を無線周波数で送信
するものであり、スペースを節約するために無線装置の
ケース内に部分的に引っ込ませることができるようにな
っており、その引っ込んだ位置でも伸ばされた位置でも
アンテナとして機能する。
【0002】
【従来の技術】持ち運びできる通信装置が発達した結果
として、無線周波数で動作する例えば移動電話等のトラ
ンシーバをますます小型化且つ軽量化する試みがなされ
ている。そのために、アンテナ構造に大きな要件が課さ
れることになる。特に無線装置を使用しないで例えばポ
ケットや書類鞄などにしまっておくときに、小型の無線
装置の外側寸法をアンテナが実質的に大きくしてしまわ
ないことをユーザーが望むからである。一方、通信の信
頼性はアンテナの良好な電気的特性を必要とし、移動局
は輸送位置における基地局によって送信されたページン
グメッセージを受信できなくてはならない。アンテナが
送受信するべきメッセージや電力レベルに関するより詳
細な情報は、それぞれの通信システムの規格に含まれて
いる。その中に、刊行物「ブリティッシュテレコムジャ
ーナル、GSM無線インターフェース、M.R.L.ホ
ッジス」1990年度第1号第8巻31−43頁("M.R.
L. Hodges, The GSM radio interface, British Teleco
m Technological Journal",Vol. 8, No. 1, 1990, pp.3
1-43)のGSMシステムの規格がある。
【0003】以下の記述においては移動電話を例として
取り上げるが、その記載は、サイズ及び性能の両方に関
して要求が課されるトランシーバに一般的に当てはまる
ものである。一般的な解決策は、移動電話に複動アンテ
ナを設けることであり、その主要部は輸送及び格納位置
では該電話のケースの中に引っ込められ、ユーザーは必
要なときにそれを伸ばすことができる。これら二つの位
置は受動位置及び能動位置とそれぞれ呼ばれる。アンテ
ナは、受動位置にあっても、アンテナの機能部は電話ケ
ースの外側にとどまっていて、それを通して電話がペー
ジングメッセージを受け取れるように設計される。しか
し、アンテナの電気的性能は本質的に能動位置にあると
きの方が良好であり、電話を首尾良くつながらせるため
にユーザーは電話をかける前にアンテナを能動位置に伸
ばすことが前提となっている。
【0004】複動アンテナの設計をするとき、アンテナ
を能動位置でも受動位置でも最適に動作させると共に、
アンテナが占めるスペースをなるべく小さくするという
問題に出会う。一つの複動アンテナが米国特許第520
4687号に開示されている。その複動アンテナは図1
の(a)及び(b)に示されているように二つの伝導性
素子によって形成されており、それらの素子は細長いア
ンテナ構造内で互いにガルバニック結合(導電体内の移
動電子が流れることによる電気的結合)せずに相前後し
て配置されている。アンテナの頂部には円筒状コイルを
なすように巻かれた導体、即ちいわゆる螺旋素子1があ
り、その螺旋素子1はアンテナの縦方向においては、ア
ンテナのシャフトとして機能する真っ直ぐな導体、即ち
いわゆるホイップアンテナ2、より相当短い。該アンテ
ナが能動位置にあるとき(図1の(a))、電話のトラ
ンシーバユニットは滑り接点3を通してアンテナの下端
部に結合され、電話はホイップ素子だけをアンテナとし
て使用する。受動位置においては(図1の(b))、ホ
イップ素子2は完全に電話のケース4の中に引っ込んで
おり、トランシーバユニットはアンテナの「首」を通し
て螺旋素子1に結合される。整合回路9はそれぞれのア
ンテナインピーダンスをアンテナポート11のインピー
ダンスと一致するように調整する。この構成の欠点は、
ホイップ素子と螺旋素子とが電気的に結合していないの
で、その一方が使用されているときには他方は不要とな
っているということである。このような構成ではスペー
スを大幅に節約することはできない。
【0005】伸縮式アンテナは以前から携帯式無線装置
に使われていたアンテナであり、その種のアンテナは互
いに対して滑り動くことができるように入れ子構造にな
っている円筒状の素子を備えている。この入れ子構造
は、高価で製造しにくく、しかも機械的ストレスに殆ど
耐えることができないので、移動電話には余り広く使わ
れていない。
【0006】特許公報WO−92/16980は、図2
の(a),(b)及び(c)に示す複動装置を開示して
おり、それは、米国特許第5204687号に開示され
ているアンテナと同じく相前後して配置されている螺旋
部分1とホイップ部分2とを備えているが、この場合に
はそれらは電気伝導性の継ぎ手により相互に結合されて
いる。この特許公報WO−92/16980に開示の発
明では、受動位置では(図2の(b)及び(c))ホイ
ップ部分2が非常に高いインピーダンスと見なし得るも
のになっていて螺旋部分1のアンテナとしての機能に影
響を及ぼさないように、ホイップ部分2とその引き込み
ケース5との寸法を決める。ホイップ部分2の寸法が不
適切であれば、引っ込んだ位置においては信号に望まし
くない反射や減衰を生じさせる結果となる。公報WO−
92/16980の設計では、ホイップ部分2は波長の
半分の長さの寸法を持っている。螺旋のそのような寸法
は公報WO−92/16980の発明にとっては必須で
はなくて、その電気的長さは例えば四分の一波長又は半
波長であってもよい。整合回路9はアンテナインピーダ
ンスをアンテナポート11のインピーダンスに適合させ
る。該公報は別の実施例も開示していて、その実施例で
は、滑り接点6が引き込みケース5の中央部に設けられ
ていて受動位置ではホイップ部分へのグランド接点とな
り、アンテナの給電点3からグランド点6までの距離は
波長の四分の一となる。
【0007】図3は、公報WO−92/16980の発
明思想を示す回路図である。この回路図は、アンテナが
受動位置(図2の(b)及び(c)を参照のこと)にあ
るときの代表的実施例における、アンテナとして機能す
る螺旋部分1と、整合回路9とを示す。信号はアンテナ
のホイップ部分2を給電点から出発する枝とは見ず、従
ってそれは有害な反射や減衰を生じさせない。1端が開
放していて半波長の長さを有する伝送線と、1端が短絡
されていて四分の一波長の長さを有する伝送線とは、無
線周波数においては無限のインピーダンスとなるからで
ある。しかし、ホイップ部分2を四分の一波長より短く
することはできない。それより短い伝送線を信号の視野
から「消失させる」ことはできないからである。公報W
O−92/16980は、四分の一波長の長さのホイッ
プ部分を開示してはおらず、単に半波長のホイップ部分
の中央部をスライド接点6を通して接地することを開示
しているに過ぎない。
【0008】450MHzでの波長の半分は約30cm
であり、900MHzでは約15cmであるので、公報
WO−92/16980の半波長ホイップ素子は、最新
の無線電話を考慮すると、なお相当に長い。アンテナを
もっと短くすることが望ましいことは明らかである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、引っ
込み位置でも伸張位置でも通信システム(好ましくは移
動電話システム)が要求するとおりに機能する非常に小
型のアンテナ構造を提供することである。製造のために
は設計は単純でなければならず、そして製造コストに関
して、移動局の連続生産に適するものでなければならな
い。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的は、第1セクシ
ョン及び第2セクションを備える複動アンテナ構造によ
り達成される。該アンテナが引き出し位置にあるときは
該第1セクション及び該第2セクションは全方向性アン
テナとして機能し、該アンテナが引き込み位置にあると
きには該第2セクションは該第1セクションのためのイ
ンピーダンス整合機能の一部をなす。該アンテナ構造は
更に整合部分を備えており、それは、該アンテナに結合
されて該引き出し位置及び該引っ込み位置の両方におい
てそのインピーダンスを正しい値に調整する手段を備え
ている。
【0011】本発明のアンテナ構造は、該第2セクショ
ンの長さは該アンテナの使用波長の四分の一より実質的
に短く、1極端位置において該アンテナの該第2セクシ
ョンは該整合部分と共に該アンテナの該第1セクション
のインピーダンスをアンテナポートのインピーダンスと
一致するように調整する回路を形成することを特徴とす
る。
【0012】本発明は、公報WO−92/16980の
場合のように引き込み位置又は受動位置においてアンテ
ナの第2セクションを信号からは見えなくしようとはせ
ずに、それをインダクタンスとしてアンテナの給電点と
接地電位との間に接続することによりその電気的特性を
利用するという認識に基づいている。そのとき、該第2
セクションの電気的長さは四分の一波長より相当短くな
ることができる。引き出し位置即ち能動位置において該
第1セクション及び該第2セクションは、その電気的長
さが有効なアンテナ機能を達成するのに充分であるよう
な複合アンテナ構造を形成する。該アンテナ構造に属す
る整合部分は、アンテナの両作動位置においてアンテナ
を無線装置の送受信部分に最適に整合させるように、下
記実施例に記載のように設計される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
を詳しく説明する。
【0014】従来技術については図1の(a)及び
(b)、図2の(a)〜(c)、及び図3を参照して説
明した。次に、主として図4の(a)及び(b)、図
5、及び図6を参照して本発明を説明する。全ての図に
おいて、対応する部分には同じ参照番号が付されてい
る。本発明の説明においては、無線装置の例として移動
電話を取り上げる。
【0015】本発明のアンテナ構造が、引き込まれてい
る状態で図4の(a)に示されている。該アンテナ構造
は第1セクション好ましくは螺旋1と、第2セクション
好ましくはホイップ2とを備えている。以下の記述で
は、例として、螺旋を第1セクションとして、ホイップ
を第2セクションとして説明をする。その両方が伝導性
材料(金属導体又はストリップが好ましい)から作られ
ている。それらを1体として或いは別々の部材として作
ることができ、別々の部材として作られた場合にはそれ
らは電気伝導性の接合部により結合される。第1セクシ
ョンの電気的長さは、アンテナが目的とする波長の四分
の一であるのが好ましい。第2セクションの電気的長さ
は波長の四分の一より相当短くて、波長の八分の一であ
るのが好ましい。移動電話のケースの中に指向管5があ
り、アンテナが引き込まれると、その中にシップセクシ
ョン2が納まる。指向管5はプラスチック又は金属で作
ることができる。指向管5を金属で作る場合には、それ
はアンテナから絶縁されなければならない。外側位置及
び内側位置即ち能動位置及び受動位置の間でのアンテナ
の正しい運動が他の手段により確実に保証される場合に
は、指向管5は不要である。
【0016】アンテナ構造の整合部分7は、アンテナへ
の結合のための結合手段8と、アンテナ装置のインピー
ダンスが移動電話のトランシーバのアンテナポート11
のインピーダンスと一致するように調整するためのイン
ピーダンス整合回路9と、アンテナが引き込み位置に押
し込まれたときにホイップセクションが本発明に従って
インダクタンスとして機能するようにホイップセクショ
ンの下端部を接地する接地回路10とを備えている。図
5は接地回路10の二つの実施例10a及び10bを示
す。これについて次に説明をする。
【0017】アンテナのRF給電点は能動位置及び受動
位置の両方において結合手段8に配置されている。能動
位置においては放射アンテナ素子はホイップセクション
及び螺旋セクションの直列接続により形成され、その直
列回路の電気的長さは螺旋セクション及びホイップセク
ションの合計である(3λ/8が好ましい)。受動位置
においては放射アンテナ素子は約λ/4の電気的長さを
有する螺旋セクションにより形成される。能動位置と受
動位置とでは放射アンテナ素子の電気的長さは異なるの
で、アンテナの給電インピーダンスは異なる値となり、
その結果として同じインピーダンス整合回路9がその両
者において最適には動作しないということになる。本発
明により、ホイップセクション2とグランド接点10と
は、受動位置において、アンテナ給電点から接地電位へ
のインダクタンス回路を形成する(図6に示されてい
る)。このインダクタンス回路は、アンテナが受動位置
にあるときに螺旋セクション1のインピーダンス整合機
能の一部として機能する。
【0018】インピーダンス整合回路9は典型的には誘
導性素子L1と容量性素子C1とで実現される低域通過
構造である。高域通過構造、ストリップ素子構造、又は
当業者が知っている他のアンテナ整合回路も問題にな
る。該回路は能動位置に合う寸法を持っている、即ち直
列接続されたホイップセクション2と螺旋セクション1
とのインピーダンスを50Ωに調整する。受動位置にお
けるグランド接点10により、ホイップセクション2は
アンテナ給電点8と接地電位との間に接続される、即ち
図においては容量性素子C1と並列の並列インダクタン
スとなり、それにより、ホイップセクション2と整合回
路9とから成る複合回路が螺旋セクション1のインピー
ダンスを50Ωに調整する。もしホイップセクション2
の並列インダクタンスが正しくなければ、構成10aの
直列キャパシタンスC2、構成10bの直列インダクタ
ンスL2、又は当業者にとっては自明の他の整合手段を
グランド接点に付加することができる。
【0019】本発明のアンテナ構造は、ホイップ素子の
長さが波長のわずか八分の一に過ぎないので、非常に小
型である。しかし、該アンテナの電気的長さは能動位置
においてはどの部分の単独状態での長さよりも長いので
該アンテナの性能は良好であり、インピーダンス整合は
能動位置でも受動位置でも最適である。設計は単純で機
械的に強く、その製造コストは低い。
【0020】本発明のアンテナを実例を取り上げて説明
したけれども、本発明の適用の可能性は如上の実施例に
は限定されない。本発明のアンテナ構造はあらゆるトラ
ンシーバに使用し得るものであり、該アンテナは小型で
伸縮自在である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)はそれぞれ、米国特許第52
04687号から公知となった、引き出し位置及び引き
込み位置にある複動アンテナ構造を示す図である。
【図2】(a),(b)及び(c)はそれぞれ、特許公
報WO−92/16980から公知となった、引き出し
位置、引き込み位置及びその変形の複動アンテナ構造を
示す図である。
【図3】図2の(b)及び(c)の構成を示す回路図で
ある。
【図4】(a)及び(b)はそれぞれ、本発明のアンテ
ナ構造を、アンテナが引き出された状態及び引き込まれ
た状態で示す図である。
【図5】接地回路10の変形例を示す回路図である。
【図6】図4(b)の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1…アンテナ装置の第1セクション 2…アンテナ装置の第2セクション 4…カバー 7…整合部分 9…インピーダンス整合回路 11…アンテナポート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ信号を転送するためのアンテナ
    ポート(11)及びカバー(4)を有する無線通信装置
    による通信のためのアンテナ装置であって、前記アンテ
    ナ装置は、 第1セクション(1)及び第2セクション(2)を備え
    るアンテナと、 該アンテナのインピーダンスを前記アンテナポート(1
    1)のインピーダンスと一致するように調整する整合部
    分(7)とを備えており、 前記アンテナは、前記無線通信装置の前記カバーに対し
    て相対的に第1極端位置と第2極端位置との間で移動可
    能であり、前記第1セクション及び前記第2セクション
    は該第1極端位置においては実質的に前記カバーの外側
    にあり、前記第2セクションは該第2極端位置において
    は実質的に前記カバーの中にあり、 前記整合部分は前記アンテナと前記アンテナポートとの
    間のインピーダンス整合回路(9)を備えている、アン
    テナ装置において、 前記第2アンテナセクション(2)の電気的長さは、ア
    ンテナの使用波長の四分の一より実質的に短く、前記第
    2極端位置において前記第2アンテナセクションは前記
    整合回路(7)と共に前記第1アンテナセクションのイ
    ンピーダンスを前記アンテナポート(11)のインピー
    ダンスと一致するように調整するための接続部を形成す
    ることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 該第2アンテナセクション(2)の電気
    的長さは、アンテナの使用波長のほぼ八分の一であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2アンテナセクション(2)は第
    1端部及び第2端部を有し、その第1端部は前記第1ア
    ンテナセクション(1)に結合されており、前記整合部
    分(7)は、前記アンテナが前記第2極端位置にあると
    き前記第2端部と接地電位との間の接続部(10)を生
    じさせる手段を有することを特徴とする請求項1又は2
    に記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記第2アンテナセクション(2)と前
    記接続部(10)とは、前記第1アンテナセクション
    (1)と接地電位との間の実質的に誘導性の接続部を形
    成することを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記アンテナの前記第2端部と接地電位
    との間の前記接続部は直列インダクタンス(L2)を備
    えていることを特徴とする請求項3又は4に記載のアン
    テナ装置。
  6. 【請求項6】 前記アンテナの前記第2端部と接地電位
    との間の前記接続部は直列キャパシタンス(C2)を備
    えていることを特徴とする請求項3、4又は5に記載の
    アンテナ装置。
  7. 【請求項7】 前記第1アンテナセクション(1)は円
    筒状コイルをなすように巻かれた導体であることを特徴
    とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のア
    ンテナ装置。
  8. 【請求項8】 前記第2アンテナセクション(2)は真
    っ直ぐな導体であることを特徴とする請求項1から請求
    項7ののいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  9. 【請求項9】 移動電話通信網で通信を行うための移動
    電話であって、該移動電話はカバー、送受信アンテナポ
    ート、及びアンテナ装置を備えており、該アンテナ装置
    は、 第1セクション(1)及び第2セクション(2)を備え
    たアンテナと、 該アンテナのインピーダンスを前記アンテナポート(1
    1)のインピーダンスと一致するように調整する整合部
    分(7)とを備えており、 前記アンテナは、前記移動電話の前記カバーに対して相
    対的に第1極端位置と第2極端位置との間で移動可能で
    あり、前記第1セクション及び前記第2セクションは該
    第1極端位置においては実質的に前記カバーの外側にあ
    り、前記第2セクションは該第2極端位置においては実
    質的に前記カバーの中にあり、 前記整合部分は前記アンテナと前記アンテナポートとの
    間のインピーダンス整合回路(9)を備えている、移動
    電話において、 前記第2アンテナセクション(2)の電気的長さは、ア
    ンテナの使用波長の四分の一より実質的に短く、前記第
    2極端位置において該第2アンテナセクションは該整合
    回路(7)と共に前記第1アンテナセクションのインピ
    ーダンスを前記アンテナポート(11)のインピーダン
    スと一致するように調整するための接続部を形成するこ
    とを特徴とする移動電話。
  10. 【請求項10】 移動電話に使用される請求項1に記載
    のアンテナ装置。
JP8252396A 1995-04-07 1996-04-04 アンテナ装置 Pending JPH08316716A (ja)

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FI951668A FI97499C (fi) 1995-04-07 1995-04-07 Kaksitoiminen antenni

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EP (1) EP0736925B1 (ja)
JP (1) JPH08316716A (ja)
DE (1) DE69615897T2 (ja)
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