JPH08316488A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法

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JPH08316488A
JPH08316488A JP12175495A JP12175495A JPH08316488A JP H08316488 A JPH08316488 A JP H08316488A JP 12175495 A JP12175495 A JP 12175495A JP 12175495 A JP12175495 A JP 12175495A JP H08316488 A JPH08316488 A JP H08316488A
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JP
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layer
semiconductor layer
forming
semiconductor
groove
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JP12175495A
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Inventor
Kazuya Honma
運也 本間
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】十分に高い閾値電圧を得た上で、高駆動能力を
得ることが可能なSOI構造のMOSトランジスタを提
供する。 【構成】各トランジスタ26,27は、チャネル領域2
5下の空乏層がシリコン酸化膜5に到達した完全空乏型
トランジスタとなる。そして、チャネル領域25を形成
するシリコン層1の膜厚は、溝21の深さから溝22の
深さを差し引いた値と同じ0.1μmとなる。従って、
各トランジスタ26,27の閾値電圧を動作上必要とさ
れる0.5V以上にすることができる。また、各ソース
・ドレイン領域23,24を形成するシリコン層1の膜
厚は、溝21の深さと同じ0.3μmとなる。従って、
各ソース・ドレイン領域23,24のシート抵抗を減少
させることが可能になり、各トランジスタ26,27の
駆動能力を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置および半導体
装置の製造方法に係り、詳しくは、SOI(Semiconduc
tor On Insulator)構造を用いたFETおよびその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯情報機器の普及がすすむにつ
れて、半導体集積回路のさらなる低消費電力化が要求さ
れている。それに伴い、低消費電力化に有利なSOI構
造を用いたMISFETが注目されている。
【0003】MISFETにSOI構造を用いれば、
(1) ソース・ドレイン間の接合容量を低減できる、(2)
ラッチアップを防止できる、(3) α線によるソフトエラ
ーを防止できる、などのメリットが得られる反面、基
板がフローティング状態になるためキンク現象を起こし
やすい、ソース・ドレイン領域のシート抵抗が増大し
て駆動能力が低下する、などのデメリットも発生する。
従って、SOI構造を用いるMISFETによって半導
体集積回路を構成することで半導体集積回路の低消費電
力化を図るには、これらのデメリットを克服する必要が
ある。
【0004】SOI構造の形成技術としては種々の方法
が提案されているが、その中で有望視されているのは、
SIMOX(Separation by IMplanted OXygen)法と貼
り合わせ法の2つである。
【0005】SIMOX法は、単結晶シリコン基板(ウ
ェハ)に酸素イオンを打ち込み、ウェハ中にシリコン酸
化膜を形成する方法である。SIMOX法では、ウェハ
面内に均一に酸素イオンを打ち込むことで、ウェハ面内
で均一なSOI構造を形成することができる。しかし、
イオン注入によってシリコン酸化膜上のシリコン層に結
晶欠陥が生じるため、シリコン層の膜質がバルクシリコ
ンに比べて劣化するという欠点がある。
【0006】貼り合わせ法は、シリコン酸化膜を挟んで
2枚のウェハを貼り合わせ、一方のウェハを削ることで
SOI構造を形成する方法である。そのため、シリコン
層の膜質がバルクシリコンと同じになり、素子特性の優
れたMISFETを形成することができる。しかし、ウ
ェハ面内で均一なSOI構造を形成するには、ウェハを
均一に削る必要がある。
【0007】そこで、貼り合わせ法において、ウェハ面
内で均一なSOI構造を形成するために、次の製造方法
が提案されている。以下、その製造方法を図6〜図7に
示す断面図に従って順次説明する。
【0008】工程1(図6(a)参照);熱酸化法を用
い、単結晶シリコン基板(ウェハ)1の全面にシリコン
酸化膜2を形成する。 工程2(図6(b)参照);フォトリソグラフィ技術を
用い、シリコン酸化膜2上にレジストパターン3を形成
する。次に、異方性エッチング法を用い、レジストパタ
ーン3をエッチング用マスクとしてシリコン酸化膜2お
よびウェハ1をエッチングすることで、ウェハ1上の適
宜な場所に複数の溝4を形成する。各溝4の深さは、ウ
ェハ1の表面から0.1μmである。
【0009】工程3(図6(c)参照);レジストパタ
ーン3およびシリコン酸化膜2を除去する。 工程4(図6(d)参照);熱酸化法を用い、溝4の内
部を含むウェハ1の全面にシリコン酸化膜5を形成す
る。
【0010】工程5(図7(a)参照);CVD法を用
い、溝4の内部を含むウェハ1の全面にポリシリコン膜
6を形成して溝4を埋め込む。 工程6(図7(b)参照);ラッピング法を用い、ポリ
シリコン膜6の表面を削って平坦化すると共にその膜厚
を薄くする。次に、単結晶シリコン基板(ウェハ)7を
用意し、そのウェハ7とポリシリコン膜6面とを貼り合
わせる。
【0011】工程7(図7(c)参照);ラッピング法
を用いてウェハ1の表面を削る。このとき、各溝4の内
部に形成したシリコン酸化膜5が露出した時点でウェハ
1を削るのを停止する。すなわち、各溝4の内部に形成
したシリコン酸化膜5を、ウェハ1を削る際のストッパ
として利用する。このようにすれば、削られて残ったウ
ェハ1の膜厚を各溝4の深さと同じ(=0.1μm)に
することができる。各溝4はウェハ1上の適宜な場所に
複数個形成されているため、削られて残ったウェハ1の
膜厚はウェハ7の全面に対して均一になる。この削られ
て残ったウェハ1が素子を形成するためのシリコン層と
なる。従って、ウェハ7面内で均一なSOI構造を形成
することができる。
【0012】工程8(図8参照);熱酸化法を用い、削
られて残ったウェハ(以下、シリコン層という)1上に
ゲート酸化膜8を形成する。次に、CVD法を用い、ゲ
ート酸化膜8上にゲート電極となるノンドープのポリシ
リコン膜を形成する。そして、NMOSFETのゲート
電極に相当するポリシリコン膜にはN型不純物をドープ
し、PM0SFETのゲート電極に相当するポリシリコ
ン膜にはP型不純物をドープする。続いて、異方性エッ
チング法を用い、そのゲート電極となるポリシリコン膜
をパターニングしてゲート電極9を形成する。次に、デ
バイスの全面に絶縁膜を堆積し、全面エッチバック法を
用いてその絶縁膜をエッチバックすることで、ゲート電
極9の側壁にサイドウォールスペーサ10を形成する。
このとき、サイドウォールスペーサ10から露出してい
るゲート酸化膜8は除去される。続いて、イオン注入法
を用い、ゲート電極9およびサイドウォールスペーサ1
0をイオン注入用マスクとして、PMOSFETの形成
領域となるシリコン層1にP型不純物を注入すること
で、P型のソース・ドレイン領域11を形成する。ま
た、イオン注入法を用い、ゲート電極9およびサイドウ
ォールスペーサ10をイオン注入用マスクとして、NM
OSFETの形成領域となるシリコン層1にN型不純物
を注入することで、N型のソース・ドレイン領域12を
形成する。次に、デバイスの全面に層間絶縁膜13を堆
積し、その層間絶縁膜13に各ソース・ドレイン領域1
1,12とコンタクトするコンタクトホール14を形成
する。続いて、コンタクトホール14の内部を含むデバ
イスの全面に導電材料を堆積し、その導電材料をパター
ニングすることで、ソース・ドレイン電極15を形成す
る。
【0013】このようにして、ソース・ドレイン領域1
1とゲート電極9とから成るシリコンゲートPMOSF
ET16が形成され、ソース・ドレイン領域12とゲー
ト電極9とから成るシリコンゲートNMOSFET17
が形成される。
【0014】ここで、各FET16,17の素子分離
は、各溝4および各シリコン酸化膜5によって行われ
る。すなわち、各溝4が素子分離領域となり、各溝4間
のシリコン層1が素子を形成するための活性領域とな
る。また、各ソース・ドレイン領域11,12間のシリ
コン層1にはチャネル領域18が形成される。そして、
各FET16,17がソース・ドレイン電極15を介し
て接続されることで、SOI構造を用いたシリコンゲー
トCMOSFETが構成される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】各FET16,17
は、チャネル領域18下の空乏層がシリコン酸化膜5に
到達した完全空乏型FETとなる。完全空乏型FETに
は、高駆動能力を実現できる上に、キンク現象を抑制で
きるという特徴がある。
【0016】しかし、各FET16,17の閾値電圧を
動作上必要とされる0.5V以上にするには、チャネル
領域18を形成するシリコン層1の膜厚を0.1μm以
下にしなければならない。ところが、シリコン層1には
各ソース・ドレイン領域11,12も形成されているた
め、シリコン層1の膜厚を薄くすると各ソース・ドレイ
ン領域11,12の膜厚も薄くなってしまう。しかし、
各ソース・ドレイン領域11,12を形成するシリコン
層1の膜厚が薄くなると、前記のデメリット(ソース
・ドレイン領域のシート抵抗が増大して駆動能力が低下
する)が顕在化するという問題がある。
【0017】各ソース・ドレイン領域11,12のシー
ト抵抗を減少させるには、サリサイド技術を利用すれば
よい。サリサイド技術では、各FET16,17のゲー
ト電極9および各ソース・ドレイン領域11,12の表
面に選択的,自己整合的に低抵抗なシリサイド層を形成
する。そのシリサイド層により、各ソース・ドレイン領
域11,12のシート抵抗が減少するのに加え、ゲート
電極9の配線抵抗も減少する。
【0018】しかし、各ソース・ドレイン領域11,1
2を形成するシリコン層1の膜厚が薄い場合、その上に
形成されたシリサイド層が剥離し易くなるため、サリサ
イド技術を適用できないという問題がある。
【0019】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、十分に高い閾値電圧を
得た上で、高駆動能力を得ることが可能なSOI構造を
用いたFETを備えた半導体装置およびその製造方法を
提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、SOI構造を備えた半導体装置において、絶縁層上
の半導体層の膜厚が少なくとも部分的に異なることをそ
の要旨とする。
【0021】請求項2に記載の発明は、SOI構造を備
えた半導体装置において、表面に凹部および凸部が形成
された絶縁層と、その絶縁層上に形成された半導体層と
を備えたことをその要旨とする。
【0022】請求項3に記載の発明は、SOI構造を備
えた半導体装置において、表面に凹部および凸部が形成
された絶縁層と、その絶縁層上に形成された表面が平坦
な単結晶半導体層とを備えたことをその要旨とする。
【0023】請求項4に記載の発明は、SOI構造を備
えた半導体装置において、表面に凹部および凸部が形成
された絶縁層と、その絶縁層上に形成された表面が平坦
な半導体層と、その半導体層に形成されたFETのチャ
ネル領域およびソースまたはドレイン領域とを備え、そ
のチャネル領域は絶縁層の凸部上に形成された薄い半導
体層に形成され、ソースまたはドレイン領域は絶縁層の
凹部上に形成された厚い半導体層に形成されたことをそ
の要旨とする。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の半導体装置において、前記半導体層は単結晶半導体層
であることをその要旨とする。請求項6に記載の発明
は、半導体基板の一方の面に深い溝と浅い溝とを形成す
る工程と、その溝の内部を含む半導体基板の全面に絶縁
膜を形成する工程と、その絶縁膜が形成された面とは反
対側の半導体基板の面を、深い溝の内部に形成された絶
縁膜が露出するまで削ることで、浅い溝の反対側に薄い
半導体層を形成し、深い溝も浅い溝も設けられていない
部分の反対側に厚い半導体層を形成する工程とを備えた
ことをその要旨とする。
【0025】請求項7に記載の発明は、半導体基板の一
方の面に深い溝と浅い溝とを形成する工程と、その溝の
内部を含む基板の全面に絶縁膜を形成する工程と、その
絶縁膜上に厚膜を形成することで溝を埋め込んだ後、そ
の厚膜の表面を平坦化する工程と、その厚膜面と別の基
板とを貼り合わせる工程と、絶縁膜が形成された面とは
反対側の半導体基板の面を、深い溝の内部に形成された
絶縁膜が露出するまで削ることで、浅い溝の反対側に薄
い半導体層を形成し、深い溝も浅い溝も設けられていな
い部分の反対側に厚い半導体層を形成する工程とを備え
たことをその要旨とする。
【0026】請求項8に記載の発明は、表面に凹部およ
び凸部が設けられた絶縁層を形成する工程と、その絶縁
層上に表面が平坦な半導体層を形成することで、絶縁層
の凹部上には厚い半導体層を形成し、凸部上には薄い半
導体層を形成する工程とを備えたことをその要旨とす
る。
【0027】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の半導体装置の製造方法において、絶縁層上に半導体層
を形成した後に、半導体層の表面を平坦化する工程を備
えたことをその要旨とする。
【0028】請求項10に記載の発明は、請求項6〜9
のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法におい
て、前記厚い半導体層に不純物を注入することでFET
のソースまたはドレイン領域を形成すると共に、前記薄
い半導体層にはチャネル領域を形成する工程を備えたこ
とをその要旨とする。
【0029】請求項11に記載の発明は、請求項6〜1
0のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法におい
て、ソースまたはドレイン領域上にシリサイド層を形成
する工程を備えたことをその要旨とする。
【0030】請求項12に記載の発明は、請求項6〜1
1のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法におい
て、前記半導体層は単結晶半導体層であることをその要
旨とする。
【0031】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、薄い半導体層
にFETのチャネル領域を形成し、厚い半導体層にソー
スまたはドレイン領域を形成することで、十分に高い閾
値電圧を得た上で、高駆動能力を得ることが可能なFE
Tを得ることができる。
【0032】請求項2または請求項3に記載の発明によ
れば、絶縁層の凹部上に形成された半導体層は厚くな
り、凸部上に形成された半導体層は薄くなる。従って、
薄い半導体層にFETのチャネル領域を形成し、厚い半
導体層にソースまたはドレイン領域を形成することで、
十分に高い閾値電圧を得た上で、高駆動能力を得ること
が可能なFETを得ることができる。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、単結晶半
導体層をFETの能動層に用いることで、高性能なFE
Tを得ることができる。また、単結晶半導体層の表面を
平坦化することで、絶縁層の凹部上に形成された単結晶
半導体層を確実に厚く、凸部上に形成された単結晶半導
体層を確実に薄くすることができる。
【0034】請求項4に記載の発明によれば、薄い半導
体層にチャネル領域を形成することで、FETの閾値電
圧を十分に高くすることができる。また、厚い半導体層
にソースまたはドレイン領域を形成することで、ソース
またはドレイン領域のシート抵抗を低減してFETの駆
動能力を高くすることができる。
【0035】請求項5に記載の発明によれば、単結晶半
導体層をFETの能動層に用いることで、高性能なFE
Tを得ることができる。請求項6または請求項7に記載
の発明によれば、深い溝の深さを調整することで厚い半
導体層の膜厚を任意の値に設定することができ、深い溝
および浅い溝の深さを調節することで薄い半導体層の膜
厚を任意の値に設定することができる。従って、請求項
2に記載の半導体装置を簡単かつ容易に製造することが
できる。
【0036】請求項7に記載の発明によれば、貼り合わ
せ法を用いてSOI構造の半導体装置を製造することが
できる。請求項8に記載の発明によれば、絶縁層の凹部
の深さを調整することで厚い半導体層の膜厚を任意の値
に設定することができ、凸部の深さを調整することで薄
い半導体層の膜厚を任意の値に設定することができる。
従って、請求項2に記載の半導体装置を簡単かつ容易に
製造することができる。
【0037】請求項9に記載の発明によれば、半導体層
の表面を平坦化することで、絶縁層の凹部上に形成され
た半導体層を確実に厚く、凸部上に形成された半導体層
を確実に薄くすることができる。
【0038】請求項10に記載の発明によれば、FET
を形成することができる。請求項11に記載の発明によ
れば、低抵抗なシリサイド層を設けることで、ソースま
たはドレイン領域のシート抵抗をさらに低減することが
可能になり、FETの駆動能力をより向上させることが
できる。
【0039】請求項12に記載の発明によれば、単結晶
半導体層をFETの能動層に用いることで、高性能なF
ETを得ることができる。
【0040】
【実施例】 (第1実施例)以下、本発明を具体化した第1実施例を
図面に従って説明する。尚、本実施例において、図6〜
図8に示した従来例と同じ構成部材については符号を等
しくしてその詳細な説明を省略する。
【0041】図1に、本実施例のSOI構造を用いたシ
リコンゲートCMOSFETの断面図を示す。各単結晶
シリコン基板(ウェハ)1,7はシリコン酸化膜5およ
びポリシリコン膜6を介して張り合わされている。ウェ
ハ1上には複数の深い溝21と浅い溝22とが形成され
ており、各溝21,22の内部にも各膜5,6が形成さ
れている。各溝21の底面に形成されたシリコン酸化膜
5はウェハ1表面から露出しており、各溝21によって
ウェハ(シリコン層)1が分割されている。すなわち、
各溝21が素子分離領域となり、各溝21間のシリコン
層1が素子を形成するための活性領域となる。
【0042】各シリコン層1には、P型のソース・ドレ
イン領域23またはN型のソース・ドレイン領域24が
形成されている。また、各ソース・ドレイン領域23,
24間のシリコン層1にはチャネル領域25が形成され
ている。各溝22は各溝21の間に設けられており、各
チャネル領域25は各溝22上のシリコン層1に形成さ
れている。従って、各ソース・ドレイン領域23,24
を形成するシリコン層1の膜厚は溝21の深さと同じに
なる。また、チャネル領域25を形成するシリコン層1
の膜厚は、溝21の深さから溝22の深さを差し引いた
値と同じになる。すなわち、各ソース・ドレイン領域2
3,24を形成するシリコン層1の膜厚は厚く、チャネ
ル領域25を形成するシリコン層1の膜厚は薄くなって
いる。
【0043】チャネル領域25上にはゲート絶縁膜8を
介してゲート電極9が形成されている。ゲート電極9の
側壁にはサイドウォールスペーサ10が形成されてい
る。上記のように構成されたデバイス上には層間絶縁膜
13が形成され、その層間絶縁膜13には各ソース・ド
レイン領域23,24とコンタクトするコンタクトホー
ル14が形成されている。層間絶縁膜13上にはソース
・ドレイン電極15が形成され、そのソース・ドレイン
電極15はコンタクトホール14を介して各ソース・ド
レイン領域23,24とコンタクトされている。
【0044】シリコンゲートPMOSFET26はソー
ス・ドレイン領域23とチャネル領域25とゲート電極
9とから成り、シリコンゲートNMOSFET27はソ
ース・ドレイン領域24とチャネル領域25とゲート電
極9とから成る。そして、各FET26,27がソース
・ドレイン電極15を介して接続されることで、SOI
構造を用いたシリコンゲートCMOSFETが構成され
ている。
【0045】次に、本実施例の製造方法を図2〜図4に
示す断面図に従って順次説明する。 工程1(図2(a)参照);熱酸化法を用い、ウェハ1
の全面にシリコン酸化膜2(膜厚;100nm以下)を
形成する。
【0046】工程2(図2(b)参照);フォトリソグ
ラフィ技術を用い、シリコン酸化膜2上にレジストパタ
ーン31を形成する。次に、異方性エッチング法を用
い、レジストパターン31をエッチング用マスクとして
シリコン酸化膜2およびウェハ1をエッチングすること
で、ウェハ1上の適宜な場所に複数の各溝21,22を
形成する。ここで、各溝21,22の深さは共にウェハ
1の表面から0.2μmとする。
【0047】工程3(図2(c)参照);レジストパタ
ーン31を除去する。次に、フォトリソグラフィ技術を
用い、シリコン酸化膜2上にレジストパターン32を形
成し、各溝22だけを覆って各溝21は露出させる。次
に、異方性エッチング法を用い、レジストパターン32
をエッチング用マスクとしてウェハ1をエッチングす
る。このとき、各溝22はレジストパターン32で覆わ
れているため、各溝21の底面だけが異方性エッチング
されて深くなる。その異方性エッチングは、各溝22の
底面に対して各溝21の底面の方が0.1μmだけ余計
に深くなるまで行う。
【0048】工程4(図3(a)参照);レジストパタ
ーン32およびシリコン酸化膜2を除去する。その結
果、ウェハ1上に、複数の深い溝21(深さ;0.3μ
m)と浅い溝22(深さ;0.1μm)とが形成され
る。
【0049】工程5(図3(b)参照);熱酸化法を用
い、各溝21,22の内部を含むウェハ1の全面にシリ
コン酸化膜5(膜厚;100nm)を形成する。 工程6(図3(c)参照);CVD法を用い、各溝2
1,22の内部を含むウェハ1の全面にポリシリコン膜
6を形成して各溝21,22を埋め込む。
【0050】工程7(図4(a)参照);ラッピング法
を用い、ポリシリコン膜6の表面を削って平坦化すると
共にその膜厚を薄くする。次に、ウェハ7を用意し、そ
のウェハ7とポリシリコン膜6面とを貼り合わせる。
【0051】工程8(図4(b)参照);ラッピング法
を用いてウェハ1の表面を削る。このとき、各溝21の
内部に形成したシリコン酸化膜5が露出した時点でウェ
ハ1を削るのを停止する。すなわち、各溝21の内部に
形成したシリコン酸化膜5を、ウェハ1を削る際のスト
ッパとして利用する。このようにすれば、削られて残っ
たウェハ(シリコン層)1において各溝22が形成され
ていない部分の膜厚を、各溝21の深さと同じ(=0.
3μm)にすることができる。各溝21はウェハ1上の
適宜な場所に複数個形成されているため、シリコン層1
において各溝22が形成されていない部分の膜厚は、ウ
ェハ7の全面に対して均一になる。従って、ウェハ7面
内で均一なSOI構造を形成することができる。
【0052】工程9(図4(c)参照);熱酸化法を用
い、シリコン層1上にゲート酸化膜8を形成する。次
に、CVD法を用い、ゲート酸化膜8上にゲート電極と
なるノンドープのポリシリコン膜を形成する。そして、
NMOSFETのゲート電極に相当するポリシリコン膜
にはN型不純物をドープし、PM0SFETのゲート電
極に相当するポリシリコン膜にはP型不純物をドープす
る。続いて、異方性エッチング法を用い、そのゲート電
極となるポリシリコン膜をパターニングしてゲート電極
9を形成する。次に、デバイスの全面に絶縁膜を堆積
し、全面エッチバック法を用いてその絶縁膜をエッチバ
ックすることで、ゲート電極9の側壁にサイドウォール
スペーサ10を形成する。このとき、サイドウォールス
ペーサ10から露出しているゲート酸化膜8は除去され
る。続いて、イオン注入法を用い、ゲート電極9および
サイドウォールスペーサ10をイオン注入用マスクとし
て、PMOSFETの形成領域となるシリコン層1にP
型不純物を注入することで、P型のソース・ドレイン領
域23を形成する。また、イオン注入法を用い、ゲート
電極9およびサイドウォールスペーサ10をイオン注入
用マスクとして、NMOSFETの形成領域となるシリ
コン層1にN型不純物を注入することで、N型のソース
・ドレイン領域24を形成する。
【0053】工程10(図1参照);デバイスの全面に
層間絶縁膜13を堆積し、その層間絶縁膜13に各ソー
ス・ドレイン領域11,12とコンタクトするコンタク
トホール14を形成する。続いて、コンタクトホール1
4の内部を含むデバイスの全面に導電材料を堆積し、そ
の導電材料をパターニングすることで、ソース・ドレイ
ン電極15を形成する。
【0054】各FET16,17は、チャネル領域18
下の空乏層がシリコン酸化膜5に到達した完全空乏型F
ETとなる。完全空乏型FETには、高駆動能力を実現
できる上に、キンク現象を抑制できるという特徴があ
る。このように本実施例において、各FET26,27
は、チャネル領域25下の空乏層がシリコン酸化膜5に
到達した完全空乏型FETとなる。そして、チャネル領
域25を形成するシリコン層1の膜厚は、溝21の深さ
から溝22の深さを差し引いた値と同じ0.1μmとな
る。また、各ソース・ドレイン領域23,24を形成す
るシリコン層1の膜厚は、溝21の深さと同じ0.3μ
mとなる。
【0055】従って、本実施例によれば、チャネル領域
25を形成するシリコン層1の膜厚を十分に薄くできる
ことから、各FET26,27の閾値電圧を動作上必要
とされる0.5V以上にすることができる。また、各ソ
ース・ドレイン領域23,24を形成するシリコン層1
の膜厚を十分に厚くできることから、各ソース・ドレイ
ン領域23,24のシート抵抗を減少させることが可能
になり、各FET26,27の駆動能力を向上させるこ
とができる。
【0056】そして、本実施例の製造方法によれば、上
記工程1〜4に示すような一般的な製造技術を利用して
ウェハ1上に深さの異なる各溝21,22を形成するだ
けで、上記構造の各FET26,27を簡単かつ容易に
形成することができる。
【0057】(第2実施例)以下、本発明を具体化した
第2実施例を図5に従って説明する。尚、本実施例にお
いて、図1〜図4に示した第1実施例と同じ構成部材に
ついては符号を等しくしてその詳細な説明を省略する。
【0058】図5に、本実施例のSOI構造を用いたシ
リコンゲートCMOSFETの断面図を示す。本実施例
において、図1に示した第1実施例の構成と異なるの
は、ゲート電極9および各ソース・ドレイン領域23,
24の表面にシリサイド層41が形成されている点だけ
である。
【0059】シリサイド層41は、一般的なサリサイド
技術を利用することで選択的,自己整合的に形成するこ
とができる。ここで、各ソース・ドレイン領域23,2
4を形成するシリコン層1の膜厚が十分に厚いことか
ら、シリサイド層41と各ソース・ドレイン領域23,
24とを確実に接合させることが可能になり、シリサイ
ド層41の剥離を防止することができる。
【0060】本実施例によれば、シリサイド層41を設
けることで、各ソース・ドレイン領域23,24のシー
ト抵抗をさらに減少させることが可能になり、各FET
26,27の駆動能力をより向上させることができる。
また、シリサイド層41を設けることで、ゲート電極9
の配線抵抗を減少させることが可能になり、配線遅延の
増大を防止することができる。その結果、各FET2
6,27の動作速度を向上させることが可能になる上
に、さらなる高集積化を達成することもできる。
【0061】尚、上記各実施例は以下のように変更して
もよく、その場合でも同様の作用および効果を得ること
ができる。 (1)工程6および工程7におけるラッピング法を、ウ
ェットエッチングとラッピング法とを組み合わせた方
法、化学的機械研磨法、エッチバック法などに置き代え
る。
【0062】(2)工程8において、ゲート酸化膜8の
形成に先立ち、チャネル領域25に対応するシリコン層
1に閾値電圧調整用の不純物をイオン注入する。すなわ
ち、PMOSFET26のチャネル領域25に対応する
シリコン層1にはN型不純物をイオン注入し、NMOS
FET27のチャネル領域25に対応するシリコン層1
にはP型不純物をイオン注入する。
【0063】(3)ゲート酸化膜8を他の絶縁膜(シリ
コン窒化膜など)や複数の絶縁膜から成る積層膜に置き
代えることで、各MOSFET26,27をMISFE
Tに置き代える。
【0064】(4)ゲート電極9の形成材料として金属
を用いることで、各シリコンゲートMOSFET26,
27をMOSFETに置き代える。 (5)上記(3)(4)を併用することで、IGFET
(Insulated Gate FET)に適用する. (6)上記(5)においてゲート酸化膜8を省くこと
で、JFET(JunctionFET)に適用する。
【0065】(7)単結晶シリコン基板1,7を他の半
導体基板(ポリシリコン基板、アモルファスシリコン基
板、単結晶化合物半導体基板、多結晶化合物半導体基板
など)に置き代える。
【0066】(8)シリコン酸化膜5を他の絶縁膜(シ
リコン窒化膜など)に置き代える。 (9)ポリシリコン膜6を、シリコン酸化膜5とはエッ
チング選択比が異なり、且つウェハ7と貼り合わせるこ
とが可能な他の適宜な膜に置き代える。
【0067】(10)シリコン層1を再結晶化法または
エピタキシャル成長法によって形成する。すなわち、各
ソース・ドレイン領域23,24を形成するシリコン層
1の膜厚は厚く、チャネル領域25を形成するシリコン
層1の膜厚は薄くなっているという上記実施例の構成は
そのままに、貼り合わせ法を用いることなく、再結晶化
法またはエピタキシャル成長法を用いてSOI構造を形
成する。
【0068】具体的には、まず、表面に凹部および凸部
(溝22に相当)が形成された絶縁層(シリコン酸化膜
5に相当)を形成し、次に、再結晶化法またはエピタキ
シャル成長法を用いて、その絶縁層上にシリコン層1を
形成し、続いて、シリコン層1の表面を平坦化する。そ
の結果、絶縁層の凹部上には厚いシリコン膜1が形成さ
れ、凸部上には薄いシリコン膜1が形成される。尚、こ
の場合、シリコン層1は単結晶シリコン層に限らず、ポ
リシリコン層やアモルファスシリコン層としてもよく、
単結晶化合物半導体層や多結晶化合物半導体層に置き代
えてもよい。
【0069】以上、各実施例について説明したが、各実
施例から把握できる請求項以外の技術的思想について、
以下にそれらの効果と共に記載する。 (イ)請求項10に記載の半導体装置の製造方法におい
て、前記チャネル領域にソースまたはドレイン領域とは
逆導電型の不純物を注入する工程を備えた半導体装置の
製造方法。
【0070】このようにすれば、チャネル領域における
不純物のドーズ量を調節することで、FETの閾値電圧
を調整することができる。 (ロ)請求項10に記載の半導体装置の製造方法におい
て、チャネル領域上にゲート絶縁膜を形成した後、その
ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程を備えた半
導体装置の製造方法。
【0071】このようにすれば、MISFETを形成す
ることができる。 (ハ)請求項10に記載の半導体装置の製造方法におい
て、チャネル領域上にゲート絶縁膜を形成した後、その
ゲート絶縁膜上にシリコンゲート電極を形成する工程
と、ソースまたはドレイン領域上およびシリコンゲート
電極上にシリサイド層を形成する工程を備えた半導体装
置の製造方法。
【0072】このようにすれば、サリサイド構造を備え
たシリコンゲートMISFETを形成することができ、
ゲート電極の配線抵抗を低減してMISFETの動作速
度を高めることが可能になる。
【0073】ところで、本明細書において、発明の構成
に係る部材は以下のように定義されるものとする。 (a)半導体層とは、単結晶シリコン層だけでなく、ポ
リシリコン層、アモルファスシリコン層、単結晶化合物
半導体層、多結晶化合物半導体層をも含むものとする。
【0074】(b)絶縁層とは、シリコン酸化膜だけで
なく、シリコン窒化膜や塗布絶縁膜などのあらゆる絶縁
層をも含むものとする。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、十
分に高い閾値電圧を得た上で、高駆動能力を得ることが
可能なSOI構造を用いたFETを備えた半導体装置お
よびその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の概略断面図。
【図2】第1実施例の製造方法を説明するための概略断
面図。
【図3】第1実施例の製造方法を説明するための概略断
面図。
【図4】第1実施例の製造方法を説明するための概略断
面図。
【図5】第2実施例の概略断面図。
【図6】従来例の製造方法を説明するための概略断面
図。
【図7】従来例の製造方法を説明するための概略断面
図。
【図8】従来例の製造方法を説明するための概略断面
図。
【符号の説明】
1…半導体基板または単結晶半導体層としての単結晶シ
リコン基板(ウァハ)またはシリコン層 5…絶縁層または絶縁膜としてのシリコン酸化膜 6…厚膜としてのポリシリコン膜 7…別の基板としての単結晶シリコン基板(ウェハ) 8…ゲート絶縁膜としてのゲート酸化膜 9…ゲート電極 21…深い溝 22…浅い溝 23,24…ソース・ドレイン領域 25…チャネル領域 26,27…MOSFET 41…シリサイド層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SOI構造を備えた半導体装置におい
    て、絶縁層上の半導体層の膜厚が少なくとも部分的に異
    なる半導体装置。
  2. 【請求項2】 SOI構造を備えた半導体装置におい
    て、表面に凹部および凸部が形成された絶縁層と、その
    絶縁層上に形成された半導体層とを備えた半導体装置。
  3. 【請求項3】 SOI構造を備えた半導体装置におい
    て、表面に凹部および凸部が形成された絶縁層と、その
    絶縁層上に形成された表面が平坦な単結晶半導体層とを
    備えた半導体装置。
  4. 【請求項4】 SOI構造を備えた半導体装置におい
    て、表面に凹部および凸部が形成された絶縁層と、その
    絶縁層上に形成された表面が平坦な半導体層と、その半
    導体層に形成されたFETのチャネル領域およびソース
    またはドレイン領域とを備え、そのチャネル領域は絶縁
    層の凸部上に形成された薄い半導体層に形成され、ソー
    スまたはドレイン領域は絶縁層の凹部上に形成された厚
    い半導体層に形成された半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の半導体装置において、
    前記半導体層は単結晶半導体層である半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板の一方の面に深い溝と浅い溝
    とを形成する工程と、 その溝の内部を含む半導体基板の全面に絶縁膜を形成す
    る工程と、 その絶縁膜が形成された面とは反対側の半導体基板の面
    を、深い溝の内部に形成された絶縁膜が露出するまで削
    ることで、浅い溝の反対側に薄い半導体層を形成し、深
    い溝も浅い溝も設けられていない部分の反対側に厚い半
    導体層を形成する工程とを備えた半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 半導体基板の一方の面に深い溝と浅い溝
    とを形成する工程と、 その溝の内部を含む基板の全面に絶縁膜を形成する工程
    と、 その絶縁膜上に厚膜を形成することで溝を埋め込んだ
    後、その厚膜の表面を平坦化する工程と、 その厚膜面と別の基板とを貼り合わせる工程と、 絶縁膜が形成された面とは反対側の半導体基板の面を、
    深い溝の内部に形成された絶縁膜が露出するまで削るこ
    とで、浅い溝の反対側に薄い半導体層を形成し、深い溝
    も浅い溝も設けられていない部分の反対側に厚い半導体
    層を形成する工程とを備えた半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 表面に凹部および凸部が設けられた絶縁
    層を形成する工程と、 その絶縁層上に表面が平坦な半導体層を形成すること
    で、絶縁層の凹部上には厚い半導体層を形成し、凸部上
    には薄い半導体層を形成する工程とを備えた半導体装置
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の半導体装置の製造方法
    において、絶縁層上に半導体層を形成した後に、半導体
    層の表面を平坦化する工程を備えた半導体装置の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項6〜9のいずれか1項に記載の
    半導体装置の製造方法において、 前記厚い半導体層に不純物を注入することでFETのソ
    ースまたはドレイン領域を形成すると共に、前記薄い半
    導体層にはチャネル領域を形成する工程を備えた半導体
    装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項6〜10のいずれか1項に記載
    の半導体装置の製造方法において、ソースまたはドレイ
    ン領域上にシリサイド層を形成する工程を備えた半導体
    装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項6〜11のいずれか1項に記載
    の半導体装置の製造方法において、前記半導体層は単結
    晶半導体層である半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008252083A (ja) * 2007-03-08 2008-10-16 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置

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