JPH08315709A - 非常時電気遮断装置 - Google Patents

非常時電気遮断装置

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JPH08315709A
JPH08315709A JP7114573A JP11457395A JPH08315709A JP H08315709 A JPH08315709 A JP H08315709A JP 7114573 A JP7114573 A JP 7114573A JP 11457395 A JP11457395 A JP 11457395A JP H08315709 A JPH08315709 A JP H08315709A
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circuit breaker
electric
vibration
circuit
vibration detector
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Takayuki Hazama
孝之 硲
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非常時に即座に電路を遮断し、電路からの発
火あるいは人体の感電を防止する。 【構成】 過電流が流れたとき電路を遮断する遮断器1
と、震動によって遮断器1の出力端子間2a,2bを短
絡させる震動検知器3とからなり、震動検知器3と遮断
器1がケース4に内装されて、遮断器1と一体構造とさ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電路に過電流が流れた
ときに電路を遮断し、危険を防止する電気遮断装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電路に過電流が流れたとき、電気
機械器具および電線の温度が上昇し、絶縁物が変形ある
いは燃焼さらには火災の原因となることもあり、それを
防止するために過電流保護器が多くの電路に設けられて
いる。そして、その過電流保護器としては、直流コイル
を備え、過電流が流れると可動鉄片を吸引し、ひっかか
りをはずして、ばねによって電流の流れる接点を引き離
して回路を遮断する電磁式遮断器、あるいはバイメタル
に負荷電流が流れるようにしておき、そのバイメタルに
過電流が流れるとバイメタルの温度が上がって変形する
ことを利用して、ひっかかりをはずし回路を遮断するバ
イメタル式遮断器、あるいはヒューズ等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記過
電流保護器は過電流が流れた直後に動作するものであ
り、非常時における過電流の流れる原因を回避するもの
ではない。したがって、地震等の災害においては震動に
よって、電路の配線が切断されたり、あるいは電気機械
器具の電源コードが損傷したり、さらには電気機械器具
が破壊される。そのため、樹脂皮膜あるいは保護カバー
等で導体を保護した電路である電線が損傷するなどして
導体が剥き出し状態となり、その剥き出し状態の電路に
導電体などが接触して電路が短絡し、その接触点で非常
に大きい短絡電流によるスパークが起き、火災が発生す
る恐れがある。また、電路の損傷による漏電などで電路
が過熱され、火災の発生となる恐れもある。さらに、剥
き出し状態の電路に人などが触れ、感電する恐れもあっ
た。
【0004】本発明は、上記に鑑み、非常時に即座に電
路を遮断し、電路からの発火あるいは人体の感電を防止
し得る非常時電気遮断装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1の如く、過電流が流れたとき電路を遮断する
遮断器1と、震動によって前記遮断器1の出力端子間2
a,2bを短絡させる震動検知器3とから構成され、該
震動検知器3と前記遮断器1を一体構造とするものであ
る。また、図5の如く、前記震動検知器3が遮断器17
に着脱自在に取り付られるもの、あるいは前記震動検知
器3が前記遮断器17の出力側の電路に取り付けるもの
である。
【0006】
【作用】上記課題解決手段において、電源が供給された
遮断器1,17が通電状態にある場合、地震等の災害に
よる震動が生じると、震動検知器3は導通状態となり、
震動検知器3が接続された遮断器1,17の出力端子2
a,2b間が短絡され、遮断器1,17に過電流が流れ
る。そして、その過電流により遮断器1,17が自動的
に出力側の電路への通電を遮断する。
【0007】
【実施例】
(第一実施例)本実施例の非常時電気遮断装置は、図1
の如く、過電流が流れたとき電路を遮断する遮断器1
と、震動によって前記遮断器1の出力端子2a,2b間
を短絡させる震動検知器3とからなり、該震動検知器3
と前記遮断器1が一体構造とされ、ケース4に内装され
たものである。
【0008】前記遮断器1は、電柱から引き込まれ電力
量計を介した電源に接続された2線式の一般家庭等の分
電盤に取り付けらて使用されているバイメタル方式の遮
断器1であり、図4の如く、電路を導通する導通姿勢と
電路を遮断する遮断姿勢との間を切換わる接点1a,1
b、負荷電流が流れるように配されたバイメタル、バイ
メタルの特性により両接点1a,1bを連動させ導通姿
勢と遮断姿勢とを切換える機械的機構、該機械的機構に
より遮断姿勢となった接点1a,1bを手動操作により
導通姿勢に復帰させるための操作取っ手5よりなる。
【0009】また、前記ケース4は、絶縁性の合成樹脂
から凸状に成形されており、突き出た面を前面とし、そ
の前面に長方形の開口部7が形成され、その開口部7か
ら操作取っ手5が突出して垂直方向に回動するように配
されている。そして、ケース4の上部には、導体のねじ
と圧接板とからなる入力端子6a,6bが配され電源が
接続され、下部には同じくねじと圧接板からなる出力端
子2a,2bが配され、電気機械器具あるいはコンセン
ト回路等が接続されている。そして、ケース4の内部に
おいて、図2の如く、後面部4aの内面には震動検知器
3が一対のL字状の固定金具8とねじ9により上下方向
に挟持され固定されている。
【0010】該震動検知器3は、図3の如く、容器10
内に二つの電極11,12が内装され、さらに水銀13
が注入されたものである。そして、前記容器10は、絶
縁性の合成樹脂からなる中空密閉構造の直径10mm程
度の球形容器とされ、内部で発生した火花が飛び散らな
いようにしている。さらに、強度を高めるために容器1
0の外側を金属のケースで覆ってもよい。また、容器1
0内の上部に電極11、下部に電極12が間隔をおいて
それぞれ容器10の内面より突出した取り付け部10
a,10bに取り付けられ、電極11は通電初期に発生
する非常に高い電流であるラッシュ電流を抑制する抵抗
体14を金属の導電板11aで挟み込んだものであり、
電極12は導電板のみからなる。なお、ラッシュ電流を
抑えることにより、電極間のスパークあるいは電極が溶
ける等の損傷を防ぐことができる。さらに、電極11,
12にはそれぞれ線状の導体を絶縁皮膜で覆った電線1
5,16が半田付け等の接続方法で取り付けられ、容器
10の外部へと配線されている。
【0011】また、前記水銀13は、通常時は電極12
を覆い、震動により液面が傾いたときに電極11と電極
12の両方同時に接触し導通する程度に注入されてい
る。そこで、どの程度の震動で水銀13の液面が傾き、
電極11と電極12の間が導通するかは、電極11,1
2間の間隔と水銀13の量によって調節できる。したが
って、水銀13の液面が両電極11,12に接触しない
ように震動検知器3を水平な状態でケース4に取り付け
ておくことによって、震動が震動検知器3に加わると、
水銀13の液面が傾いて電極11と電極12が水銀13
を介して導通され、電線15と電線16間が導通する。
なお、水銀の代わりに、粘性の低い導電性溶液、例えば
塩化ナトリウム等を使用してもよい。
【0012】そして、非常時電気遮断装置の内部接続
は、図4の如く、遮断器1の接点1aが入力用端子6a
と出力端子2aに、また接点1bが入力端子6bと出力
端子2bに接続され、さらに各接点と各出力端子との中
間点に震動検知器3の電線15,16が接続されてい
る。
【0013】ところで、本実施例では遮断器をバイメタ
ル式のものとしたが、他に電磁式の遮断器やヒューズを
配した遮断器でもよい。また、電気回路によりサーマル
リレーと電磁接触器を組み合わせたものを遮断器として
使用してもよい。さらに、電源が1相3線式、あるいは
3相3線式のものは接点が3個配されるので、入力端
子、出力端子がそれぞれ3対設置されたものを使用する
ことで対応できる。
【0014】上記構成において、電源Aが供給された遮
断器1が通電状態にある場合、地震等の災害による震動
が生じると、震動検知器3は震動により容器10が揺れ
て内部の水銀13の液面が傾き、電極11と電極12が
水銀13を介して導通され、震動検知器3が接続された
遮断器1の出力端子2a,2b間が短絡されることにな
り、遮断器1に過電流が流れる。そして、その過電流が
遮断器1内のバイメタルに流れ、バイメタルの温度が上
昇して変形し、機械的機構により自動的に接点1a,1
bが遮断姿勢に切換わり電路を遮断する。遮断器1を通
電状態に復帰させるには、操作取っ手5を手動操作にて
上側に倒すことによって、接点が導通姿勢となり、通電
状態に復帰する。
【0015】このように、地震等の災害による震動が生
じると、電路が即座に遮断されるので、電路の損傷によ
って、電路が短絡されても短絡電流が流れずスパークが
起きない、また漏電による電路の過熱が起きない。その
ため、火災の発生がなくなり、また剥き出し状態の電路
の導体に人などが触れても感電することがないので、非
常に安全で、そして危険を防止できる。また、従来の遮
断器に一体的に震動検知器3が設けられているので、設
置スペースも取らず、しかも過電流防止の機能も当然兼
ね備え、非常に便利である。
【0016】(第二実施例)本実施例では、図5の如
く、震動検知器3が遮断器17に着脱自在に取り付けら
れ、震動検知器3は、図6の如く、ユニットケース18
に内装され、端子19a,19bと連結板20a,20
bと共に震動検知ユニット21を構成している。なお、
震動検知器3の構造は第一実施例のものと同じである。
【0017】前記ユニットケース18は、絶縁性の合成
樹脂から中空のL字状に成形されている。そして、ユニ
ットケース18内部では、導体のねじと圧接板からなる
2個の端子19a,19bに2枚の連結板20a,20
bの一端がそれぞれ接続されている。連結板20a,2
0bは導電体の金属で形成され、その他端はユニットケ
ース18を貫通して外部に突出するように配されてい
る。また、ユニットケース18から突出した連結板20
a,20bの端部は、遮断器17の出力端子2a,2b
に嵌合されるようにU字状に切り欠かれた嵌合部20
c,20dが形成されている。そして、遮断器17の出
力端子2a,2bと嵌合部20c,20dがねじ止めさ
れることによって、遮断器17と震動検知ユニット21
が着脱可能とされている。
【0018】また、震動検知器3は、図6の如く、ユニ
ットケース18の内部に形成された収納部22に固定金
具23とねじ24により挟持され、水平な状態で固定さ
れている。そして、震動検知器3に設けられた電線1
5,16は、ユニットケース18内部において、それぞ
れ連結板20a,20bに半田付け等の方法で接続され
ている。なお、その他の構成は第一実施例と同じであ
り、同じ機能を有する部材には同符号を付している。な
お、震動検知器3を遮断器に着脱自在に取り付ける他の
方法として、遮断器17に出力端子2a,2bに接続さ
れたコンセントを設け、連結板20a,20bをプラグ
状にして、着脱自在にすることも考えられる。
【0019】上記構成において、震動検知ユニット21
が遮断器17に取り付けられた状態において、電源Aが
入力端子6a,6bに供給され遮断器17が通電状態に
ある場合、地震等の災害による震動が生じると電路が第
一実施例と同じプロセスで遮断される。
【0020】ところで、遮断器と震動検知器を同一ケー
ス内に一体構造とすると、高価なものになり、過電流対
策のみを目的とする場合はコスト高となるが、このよう
に震動検知器を遮断器に着脱可能とすることにより、非
常時に電路を遮断する作用を奏する遮断器のみでも使用
でき、また既設の遮断器に震動検知器を必要とするとき
は、簡単に遮断器に取り付けることができ、非常に経済
的で有用である。
【0021】(第三実施例)本実施例では、震動検知器
3が遮断器17の出力側の電路に取り付けられており、
遮断器17としては第二実施例と同じものを使用し、震
動検知器3の構成は第一実施例に示したものと同じであ
り、図7,8の如く、電源が2線式の一般の家庭によく
使われるコンセントに着脱自在な構造のコンセント式震
動検知ユニット25に内装されている。
【0022】該コンセント式震動検知ユニット25は、
コンセント部26と震動検知器3を水平な状態にするた
めの検知器収納部27とからなり、前記コンセント部2
6と前記検知器収納部27との間に揺動部28が介装さ
れている。前記コンセント部26は、一対のコンセント
プラグ29、二組の分配コンセント部30、コンセント
プラグ29と分配コンセント部30を接続する導体から
なる2個の連結部材31とをケース本体32に内装した
ものである。
【0023】そして、ケース本体32は、絶縁性の合成
樹脂で中空の直方体に成形されており、前面32aの下
部には分配コンセント部30に対するプラグ挿入用の4
個の長方形の孔33が形成されている。そして、前面3
2aの上部には円筒軸34が突設され、該円筒軸34の
中空孔がケース本体32内部と貫通している。また、後
面32bにはコンセントプラグ29が貫通して突出する
ように配されている。さらに、ケース本体32の内部で
は、コンセントプラグ29と分配コンセント部30が一
対の連結部材31の両端にそれぞれねじ止めされてい
る。
【0024】前記揺動部28は、コンセント部26と同
材質でコ字型に成形され、左右に検知器収納部27を係
合する孔35、さらに中央部分には円筒軸34が貫通す
る孔36が形成されている。また、一方の側壁28aに
は、上方に突出した突出片28bが成形されている。そ
して、揺動部28は、ケース本体32の円筒軸34に孔
35が嵌合して、さらに円筒軸34の端部に円環状の係
止部材37が外嵌固定されることによって円筒軸34周
りに回動自在に支持されている。
【0025】一方、前記検知器収納部27はコンセント
部26と同材質の中空容器からなり、震動検知器3が検
知器収納部27の内面に突出した固定台38に固定金具
39とねじ40により挟持されて固定されている。そし
て、左右側壁27a,27bの後部が揺動部28に嵌合
するように切り欠かれている。また、左右側壁27a,
27bに円柱形の突起41が形成されており、揺動部2
8の孔35に枢着することによって突起41周りに回動
可能とされ、揺動部28の突出片28bに検知器収納部
27が係止されることによってケース本体32に対して
検知器収納部27が直角となる。また、検知器収納部2
7には、震動検知器3の電線15,16が挿通される孔
42が開口されており、電線15,16が、可撓性のあ
るゴム管等の保護管43に通されて検知器収納部27の
孔42を挿通し、さらに円筒軸34に挿通され、連結部
材31にそれぞれ半田付け等により接続されている。
【0026】ここで、揺動部28が円筒軸34周りに回
動自在にされ、また検知器収納部27が突起41周りに
回動自在になされているのは、震動検知ユニット25を
コンセントに挿着したときに、コンセントの傾きに合わ
せて震動検知器3を水平に調節するためである。
【0027】上記構成において、遮断器17の出力端子
2a,2bから配線されたコンセントに震動検知ユニッ
ト25を挿着しておき、電源Aが入力端子7a,7bに
供給され遮断器17が通電状態にある場合、地震等の災
害による震動が生じると、震動検知器3が震動により導
通され、コンセントに挿着した震動検知ユニット25を
介して遮断器17の出力端子2a,2b間が短絡され、
遮断器17に過電流が流れ、遮断器17が動作して電路
を遮断する。
【0028】このように、遮断器17から配線された電
路のコンセントに震動検知器3を内蔵したコンセント式
のユニットを挿着可能とすることで、専用の遮断器を必
要とせず、既存の過電流保護用の遮断器と組み合わせる
ことができ、さらにコンセント式にすることで、非常に
簡単に電路に挿着することが可能となる。
【0029】なお、図9の如く、検知器収納部27の左
右側壁27a,27bの切り欠きの形状と揺動部28の
両側面とを検知器収納部27が折り畳める構造とするこ
とで、天井や床に設けられたコンセントに挿着しても震
動検知器3を通常の検知待機状態、すなわち水平状態に
することができる。また、折り畳むことでコンパクトに
なり、不使用時あるいは持ち運びする場合に便利であ
る。しかも、検知器収納部27を折り畳んでも、分配コ
ンセント部30が露出しているので、分配コンセント部
30の機能が損なわれることはなく、使用性がよい。
【0030】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正およ
び変更を加え得ることは勿論である。例えば、遮断器の
接点に通電用接点とは逆の開閉動作をする接点を配し、
その接点により電路が遮断された時点で電池式あるいは
充電式のブラケット,ダウンライト等の非常用照明器具
を点灯させるようにしておくと、電路が遮断され照明が
消えても非常用照明器具が点灯するので、室内等が暗く
ならず安全性が増すことになる。また、震動検知器3を
照明器具に組み込んでもよい。
【0031】さらに、震動検知器3の他の例として、振
動変位センサ、圧電素子を利用した振動加速度センサ等
の振動計を利用し、電気回路を用いて遮断器を作動させ
ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、過電流が流れたとき電路を遮断する遮断器
と、震動によって前記遮断器の出力端子間を短絡させる
震動検知器とから構成し、該震動検知器と前記遮断器を
一体構造とすることにより、地震等の災害による震動が
生じると、電路を即座に遮断することができる。したが
って、電路に異常が発生してもスパークが起きず、また
漏電による電路の過熱が起きない。そのため、火災の発
生を防止できる。また、剥き出し状態の電路の導体に人
などが触れても感電することがないので、非常に安全で
ある。また、従来の遮断器に一体的に震動検知器が設け
られているので、設置スペースも取らず、しかも過電流
防止の機能も当然兼ね備え、非常に便利である。
【0033】また、震動検知器が遮断器に着脱自在に取
り付けらる場合は、非常時に電路を遮断する作用を奏す
る遮断器のみでも使用でき、また既設の遮断器に震動検
知器を必要とするときは、簡単に遮断器に取り付けるこ
とができ、非常に経済的で有用である。
【0034】さらに、震動検知器が遮断器の出力側の電
路に取り付けられる場合は、専用の遮断器を必要とせ
ず、既存の過電流保護用の遮断器と組み合わせることが
でき、しかもコンセント式とすることにより、非常に簡
単に電路に挿着することが可能となり、取り扱い性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の非常時電気遮断装置の斜視図
【図2】震動検知器の取り付け部分を示す図
【図3】震動検知器の断面図
【図4】非常時電気遮断装置の電気配線図
【図5】第二実施例の非常時電気遮断装置の斜視図
【図6】震動検知ユニットの一部破断側面図
【図7】第三実施例の非常時電気遮断装置を示す図で、
(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は左側面図
【図8】震動検知ユニットの断面図
【図9】他の実施例の震動検知ユニットの側面図
【符号の説明】
1,17 遮断器 2a,2b 出力端子 3 震動検知器 21,25 震動検知ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過電流が流れたとき電路を遮断する遮断
    器と、震動によって前記遮断器の出力端子間を短絡させ
    る震動検知器とからなり、該震動検知器と前記遮断器と
    が一体構造とされたことを特徴とする非常時電気遮断装
    置。
  2. 【請求項2】 過電流が流れたとき電路を遮断する遮断
    器と、震動によって前記遮断器の出力端子間を短絡させ
    る震動検知器とからなり、該震動検知器が前記遮断器に
    着脱自在に取り付けられたことを特徴とする非常時電気
    遮断装置。
  3. 【請求項3】 過電流が流れたとき電路を遮断する遮断
    器と、震動によって前記遮断器の出力端子間を短絡させ
    る震動検知器とからなり、該震動検知器が前記遮断器の
    出力側の電路に取り付けられたことを特徴とする非常時
    電気遮断装置。
JP7114573A 1995-05-12 1995-05-12 非常時電気遮断装置 Pending JPH08315709A (ja)

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