JPS5835260B2 - プラズマジエツト噴霧合金 - Google Patents

プラズマジエツト噴霧合金

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JPS5835260B2
JPS5835260B2 JP55118228A JP11822880A JPS5835260B2 JP S5835260 B2 JPS5835260 B2 JP S5835260B2 JP 55118228 A JP55118228 A JP 55118228A JP 11822880 A JP11822880 A JP 11822880A JP S5835260 B2 JPS5835260 B2 JP S5835260B2
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plasma
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラズマ噴霧技術によって高い耐摩耗性及び耐
すり切り(5cuff)性のベアリング面を製造するた
めに特に有用であるブレンド又は接合品の何れかとして
の粉末に関する。
本願の粉末組成物は内燃機関、例えばジーゼルエンジン
又はガソリンエンジン中のピストンリング又はアペック
スシール上にベアリング面を作ることに特に有用である
ロータリーエンジン中のピストンリング又はアペックス
シール上の合金コーティングは他のベアリング面に共通
ではない状態に遭遇する。
他のベアリング面、例えばクランクシャフトメイン及び
クランク/ロッドベアリング面は油浴中でかなり均一な
温度にさらされるが、接触面圧力変動と共である。
他方ピストンリングベアリング面は種々様々の条件に耐
えねばならない。
これらは広い温度変動、広い圧力変動、燃焼の反応性化
学生成物へ露出、クランクシャフトベアリングに比べて
最小の潤滑、例えば研摩性異物粒子へ露出等を含む。
それ故に、一つの環境に好適である合金は必ずしも他の
環境に好適であるとは限らない。
このピストンリングは主要な例である。
しかしながら、しばしば内燃機関中のピストンリングに
課せられる多くの条件に満足に耐えることができる材料
は内燃機関のみではなく他の場所でも別の環境により課
せられる条件に耐えよう。
過去において、ベアリング面として精巧なコ−ティング
は硬金属(米国特許第3,539,192号、第3,6
90,686号、第3,725,017号、第3,81
4,447号)ないし耐火金属酸化物(米国特許第3f
i97,091号及び第3,794,334号)の範囲
に及んで開発されている。
各々加工又は最終用途の何れかに関して与えられた環境
において特別の利点を有する。
モリブデンに基づく一つの特に有用な材料は米国特許第
3,690,686号に記載されかつクレームされるも
のであり、そして今日内燃機関用ピストンリングに広く
使用されている。
その原則的問題は最近3年間20%程度上昇したモリブ
デンの価格の経済的問題である。
結果的に、最初の粉末のコストが非常に高い。
プラズマ適用材料の約半分は米国特許第3,690,6
86号に従って被覆されるピストンリングを仕上げる際
に研摩され、そして生成するスラッジに再生価値はある
が、コスト差はまた高い。
それ故に、高コスト、モリブデン高含量コーティングに
代るより低廉な置換面が必要である。
かなりの量の鉄と共にモリブデンからなりかつプラズマ
噴霧技術により適用される合金ベアリング面は概して新
規ではない。
例えばインガム(■−ngham)の米国特許第3,8
19,384号を参照でき、ここでは50ないし75%
のモリブデンと50ないし25%の鉄を含有する粉末は
ピストンリング面のコーティングに有用であると教示す
る。
また米国特許第3,991,240号は鋳鉄、モリブデ
ン及びホウ素を含むフレームスプレー粉末から形成され
るベアリング面の供給を教示する。
ドイツ国特許第2,456,238号はまた鉄、モリブ
デン及びホウ素を含有する粉末から形成される組成物を
教示する。
合金として鉄、モリブデン及びケイ素を含有する系は古
く、かつこの系では比較的広い範囲のケイ素濃度が公知
である。
ハワードトン(Howa −rdton )の米国特許
第2,383,969号は70%の鉄、17%のモリブ
デン及び0.1%のケイ素を含有する永久磁石を教示す
る。
ホルン(HoHz)の米国特許第3,655,365号
は20〜48%の鉄、25〜50%のコバルト、10〜
40%のモリブデン、0.5〜4%の炭素及び少量のケ
イ素の工具合金を教示する。
この合金は三つの合金化粉末の熱凝固により形成される
イワタ(Iwata)の米国特許第3,856,478
号は10〜12%のモリブデン、88〜90%の鉄及び
0.05〜20%のケイ素からなる弁シート合金を開示
する。
僅かに高い濃度のケイ素は硬工具合金のためフランダー
ス(F 1anders)の米国特許第2,124,8
77号に示される。
モリブデンの濃度は4,5ないし10%であり、ケイ素
は0.2ないし1,25%であり、そして残りは鉄であ
る。
炭素、イオン、リン及びマンガンの存在がまた示される
中間の濃度のケイ素を有する合金を示す他の参照文献は
ウイスラ−(wissler)の米国特許第2,219
,462号及びスコツト(scott)の米国特許第2
,354,147号を含む。
合金中により高い濃度のケイ素がウラスコ(y−ura
sko)の米国特許第3,428,442号に示される
この組成物は比較的少量のモリブデン、即ち0.0〜5
.0%を含有する。
デクトールド(Dech t o l d)の米国特許
第3,161,948号は5〜25重量%の量のケイ素
と共に鉄及びモリブデンを含有する低融点組成物を教示
する。
シェラベック(J erabeck)の米国特許第2,
289,365号は35重量%までの量でモリブデンを
含有するリン、ケイ素、鉄合金を教示する。
リン/ケイ素は最大26%まで存在し、リンは2〜13
%そしてケイ素は6〜22%の範囲に及ぶ。
残りが鉄である。ドイツ国特許第2,433,814号
はまた45%又はそれ以下の鉄を有する鉄、モリブデン
、ケイ素組成物を教示する。
70〜87%の鉄、10〜25%のモリブデン、0.5
〜6%のケイ素、0.0〜4%の炭素、及び選択的に0
.0〜2.5%の量の有機結合剤、総計100%を含む
ベアリング面を形成するようにプラズマ噴霧適用のため
の粉末ブレンド又は接合品を示す従来技術は何ら知られ
ていない。
本発明はこの組成物を供する。
選択的に少量の炭素と共に鉄と少量のケイ素の混合物と
組合わせた比較的少量の高いコストのモリブデンを使用
する。
かくしてピストンリング又はアペックスシールコーティ
ングにおいて、高濃度のモリブデンコーティングの性質
の実質上の犠牲なしに高いコストのモリブデンのための
低廉な増量剤として少量のケイ素と組合わせて鉄を使用
できることが判明した。
それ故に要約すると、本発明は主として粉末化鉄及び少
量の粉末化ケイ素からなる増量剤混合物で増量された粉
末化モリブデンの混和粉末混合物にある。
ブレンドとして、又は有機又は無機の結合剤を使用する
複合面の倒れかとして、スプレー粉末にこの増量剤を配
合できる。
増量剤混合物は98.5ないし99.5重量%の粉末化
鉄と残りの粉末化ケイ素のブレンドである。
この増量剤は望ましくは鉄/ケイ素増量剤の100部当
り0ないし4部の程度に炭素を含有できる。
モリブデン100部に関して790ないし900重量部
の増量剤を混和することにより又は前記のように結合剤
によりこの粉末化モリブデンを増量する。
粉末の最終元素分析値がここで記載する組成範囲内にあ
る限り50ないし75%のモリブデン、残りの鉄(痕跡
の不純物)を含有する鉄とモリブデンのプレ合金を使用
できる。
モリブデン100部当り約4部の程度までのマンガン及
びモリブデン100部当り約25部の程度までの有機材
料も所望に応じて存在してもよい。
プラズマジェットスプレー技術により鉄基質にこの組成
物を適用しそして微細炭化ケイ素(ガラス化)ホイール
で滑らかな微細仕上に研摩する時に、ピストンリング又
はアペックスシールのためのベアリング面として内燃機
関で使用に特に適した極めて満足すべきベアリング面が
得られる。
本発明を図面に関連してより良く理解させることができ
る。
ここで更に特に第1図に言及すると、第1図のピストン
及びシリンダ組立体10は一般にエンジンシリンダ内で
作動するための従来の4リング溝内燃機関ピストンを含
む。
この組立体10はピストン11及びこのピストン11を
受入れる孔13を有するエンジンシリンダ12を含む。
ピストン11は周りに四つの周辺リング溝16,17゜
18及び19を有するリングバンド15を備えたヘッド
14を有する。
頂部のリング溝16はその中に切目つき一体鋳鉄圧縮又
は耐火ピストンリング20を有する。
第二のリング溝17はリング20より若干幅広い切目つ
き一体鋳鉄圧縮リング21を有する。
第三のリング溝18は三片の油調整リング組立体22を
保持する。
第四の、即ち底部リング溝19は三片の油調整リング組
立体23を保持する。
両方の鋳鉄ピストンリングと鋼油調整リングには本発明
に従ってベアリング面が設けられる。
第2図に示すように、頂部の圧縮又は耐火リング20は
鋳鉄、好ましくは約3.5重量%の炭素含量を有するネ
ズミ鋳鉄からなる主本体24を有する。
このリングの外側周辺25は本発明の合金製造粉末から
形成されたプラスマジェット適用合金基質コーティング
26で被覆される。
第3図に示すように、第二の圧縮リング21はリング2
0の本体24と同一種類の鋳鉄からなる主本体27を有
する。
本体27の外側周辺28はリングの底端部から上方にか
つ内方に傾斜しそして周辺溝29がこの傾斜した周辺の
周りに形成される。
溝29には合金基質26が充填される。・第4図に示す
ように、第三のリング溝18中の油調整リング組立体2
2は一片可撓性溝形リング30とこのリング30を拡げ
るため溝の中に延びる脚を有するシート金属エキスパン
ダリング31からなる。
このリング及びエキスパンダはメイヒュ−(Me y
h ew)等の米国特許第3,281,156号に更に
完全に記載される。
−片油調整リング30は一対の軸方向に間隔を保ち放射
方向に突出するビーズ32を有する。
これらのビーズの周辺にはコーティング26が被覆され
る。
第5図では、油調整リング組立体23はひろげ切目つき
薄いレールリング34を支持する弾性スペーサエキスパ
ンダリング33を含む。
この組立体33はマリオン(Marion)の米国特許
第2,817,564号に記載の型式のものである。
油調整リング34の外側周辺は本発明による合金基質コ
ーティング26で被覆される。
前記の説明から、圧縮及び油調整リング20゜21.2
2及び23の各々のベアリング面は本発明に従ってモリ
ブデン−鉄−ケイ素相を含有する合金基質コーティング
26で被覆されることが了解されよう。
このように被覆されたベアリング面26はエンジンシリ
ンダ12の孔13の壁の上にのりかつこれと密封して接
触する。
ピストンリング20,21.22及び23は孔の壁に対
してしっかりと拡大しかつ認容し得る摩耗及びすり切れ
特性と共に良好な密封性、滑動性接触を保つように孔1
3の中に圧縮される。
第6図に示すように、コーティング又は面26を形成す
る合金基質は例えば溝リング21の上に、その切目端部
が殆ど接触するように圧縮されたリングとアーバ35上
に多数のリングを積重ねることによってリング上に適用
される。
その密接して、収縮した位置でリングの積重ねを留める
アーμは旋盤で装着できそしてリングの周辺はその周り
に溝29を形成するように機械で造られる。
次にプラズマジェットスプレーガン36及び改良された
粉末組成物を使用して、アーバ上のリングの外側周辺を
被覆する。
このガン36はナイロンのような絶縁ケーシング37を
含み、これから後部電極38を突出させ、その突出はね
じノブ39により調整される。
ケーシングの前面は前部電極40を受入れる。
ケーシング37と電極40は中空でありかつ水でジャケ
ットされ、このため冷却剤が入口41から出口42へ通
して循環される。
従来の組成のプラズマジェットガスは入口43からケー
シング37及び電極40により設けられる室の中に供給
されて電極38の周りを流動する。
電極40の前端部にはプラズマフレームのためノズル出
口44が設けられ、そしてコーティング26の合金を形
成する成分がノズルの排出出口に少し先立って、粉末人
口45を通してこのノズルへ供給される。
電極38と40の間に確立される電気アークを通して入
口43からプラズマガスを通過させることによってイオ
ン化ガスからなるプラズマが作られる。
このプラズマガスは非酸化性でありかつ水素と組合わせ
た窒素又はアルゴンから構成される。
ノズル44から出るプラズマフレームは吸引によりこれ
と共に合金形成粉末を引出しかつこれらが共に合金化す
ることを引起こすように粉末成分を高い温度におく。
このスプレー粉末は通常にはキャリアガスに懸濁される
このジェットストリームは各ピストンリングの溝29の
底部に合金を運んで溝に充填する。
ガン36の粉末人口45へ供給された好適な粉末は前記
の比率で少量の炭素、及び/又は有機結合剤及び/又は
マンガンを選択的に含有できる鉄/ケイ素増量剤で増量
されたモリ・ブデンから構成される。
第7図に示すように合金26は実際には溝29の中でそ
の場で形成されかつ拡散された内面又は溶接された帯に
沿ってリングのベース本体に結合される。
この内面又は帯46は合金26の材料及びリング本体2
7の材料、通常にはネズミ鋳鉄から構成される。
プラズマジェットスプレー適用の間に、本体金属27の
過剰の融解及び燃焼が阻止されるが、合金による表面の
湿潤が実質上阻害されないように溝29内の温度を保つ
ことが望ましい。
これの達成のために、リングのアーμは好ましくはジェ
ットフレームの両側で衝突する不活性ガスの外部ブラス
トで冷却される。
アーバ内のリング21の温度を約4000F又はそれ以
下に保つことが望ましい。
リングを自然に空気で冷却するままにすること以外プラ
ズマジェット被覆リングのために何らかの続く熱処理を
与えることは必要ではない。
入口45へ供給された粉末は好ましくは吸入ガス、振動
、機械伝導装置の助けで計量される。
粉末全部が完全に融解しかつプラズマジェットフレーム
の中心コーンの中に浸入する。
ピストン21の周辺の周りに帯を形成するように溝内に
合金コーティング26の供給は、例えば溝と並んでラン
ドとしてリングの本体金属を利用して前記のマリオンの
米国特許第3,133,739号に記載するようにリン
グのための表面に初期迅速ブレーク(1nitial
quick break )を形成する。
炭化ケイ素といし車により、又はマリオンの特許に記載
されるようにリング溝に使用したリングのねじりにより
リング21の傾斜周辺が形成できる。
プラズマガスジェット噴霧の操作はこの型式のスプレー
ガン及び操作の方式を示す第8図に関して多分より良く
説明される。
48で装置のため固定できるスプレーガン47を示す。
また電極ホルダー49と電極50を示す。
給源51からくる循環冷却剤によりこのガンを冷却する
電極53によりアーク52を生ずる。
プラズマガスは位置54で供給され、このガスは水素と
窒素又はアルコンの配合品であり過剰の酸化を阻止する
キャリアガスに懸濁されたスプレー粉末は開口55に入
りそしてノズル57中のプラズマフレーム56の区域に
供給される。
勿論、このプラズマフレームはプラズマガスのイオン化
及び燃焼により生成する。
またスプレースクリーン60によって噴霧面作り材料が
上に被覆される作業片のため準備されたベース材料を示
す。
前記のように、ベース材料に対して前後にこのガンを移
動して全体の最終コーティングを構成する多数の層を作
り上げる。
マンドレル35の場合には、ガスを静止して保持しかつ
マンドレルを回転する。
本発明の増量剤を予め合金化し次に従来の手段により粉
末化できる。
かくして鉄とケイ素を合金化温度で融解し、冷却しかつ
粉末化して非合金化元素に対して下記に示した比率で各
元素を有するフェロシリコンを生ずる。
また前記のように、鉄の一部又は全部をモリブデンとプ
レ合金化し、次にこのプレ合金化操作の間存在するケイ
素と共に又はなしでプラズマ噴霧適用の前に粉末化する
しかしながら、ここで記載しかつ特定例で示す百分率範
囲により元素粉末を混和することが好ましい。
示すようにブレンドとは異なる複合品を調合する際に結
合剤を使用する。
結合剤として従来のフェノール性ワニスを使用できる。
ここで有用な有機結合剤の他の例は公知のエポキシ又は
油変性アルキドワニス、乾性油、例えばアマ三油ワニス
、キリ油、溶媒中の溶液として又はラテックスとして天
然又は合成のゴムがある。
溶媒蒸発、又は化学又は熱硬化により乾燥し又は硬化す
る種々の種類の有機樹脂を使用できる。
有機結合剤の性質はこれが何かの方法で硬化して噴霧さ
れるべき粉末の実質上すべてに予定された非合金化分析
を保つ限り重要ではない。
有機結合剤がなんであろうとも、これはプラズマフレー
ム中で破壊されそして生成する合金の一部にはならない
下記の実施例は硬表面化鉄/ケイ素増量モリブデン合金
面を得るため本発明の代表的粉末組成物を示す。
勿論、これらの例は単に例示でありかつ本発明はこれに
限定されるべきではないことは了解されよう。
実施例 1 本発明に従った代表的な増量剤組成物は下記の組成を有
する: 前記の増量剤組成物の多くの変型は現在当業者に明らか
であろう。
合理的にできるだけ殆ど均質な粉末のブレンドを製造す
る公知の混和装置と方法によりこれらの増量剤を粉末化
モリブデン←170メツシュ)と混和する。
この粉末の粒径は一170メツシュと指示され、これは
ここで使用する際には粉末の少くとも95%が170メ
ツシュ米国標準ふるいを通過することを意味するが、最
小20%が325メツシユふるいを通過することが望ま
しい。
別にこの粉末は異物を含むべきではない。一般に、金属
の粒子は20ミクロンより小さくかつ0.1ミクロンよ
り大きい。
実施例 ■ 本発明に従って鋳鉄ピストンリング又はアペックスシー
ルにプラズマスプレー適用のため粉末組成物の代表的な
例は下記の組成を有する:本発明に従って鋳鉄ピストン
リング又はアペックスシールにプラズマスプレー適用の
ため本発明に従った別の粉末組成物は下記の組成を有す
る:プラズマスプレー適用のため本発明に従った別の粉
末組成物は下記の組成を有する: 実施例 ■ 鋳鉄ピストンリング、又はアペックスシールにプラズマ
スプレー適用のため本発明に従った別の粉末組成物は下
記の組成を有する: 実施例 X 鋳鉄ピストンリング、又はアペックスシールにプラズマ
スプレー適用のため本発明に従った別の粉末組成物は下
記の組成を有する: 実施例 ■ 鋳鉄ピストンリング又はアペックスシールにプラズマス
プレー適用のため本発明に従った最も良く知られた粉末
複合品組成物は下記の組成を有する: 実施例 ■ 研摩した時にベアリング面を形成するように鋳鉄へプラ
ズマスプレー適用のため本発明に従った別の粉末複合品
組成物は下記の組成を有する:実施例 XIV 研摩した時にベアリング面を形成するように鋳鉄へプラ
ズマスプレー適用のため本発明に従った別の粉末複合品
組成物は下記の組成を有する:実施例 XV 研摩した時にベアリング面を形成するように鋳鉄へプラ
ズマスプレー適用のため本発明に従った別の粉末複合品
組成物は下記の組成を有する:結合剤を使用する場合に
は、主成分の鉄は非合金化又はプレ合金化状態で、結合
剤及びモリブデン及びケイ素成分を含有するコーティン
グで被覆されていると思われる。
前記の組成物において、ベアリング面上の合金に悪影響
を及ぼさない量で他の成分が存在してもよい。
これらは通常には不純物として、例えばリン、ヒ素、セ
レン等として見出される。
前記の組成物中のケイ素は全体に又は一部にイオウと置
換できる。
本発明に従ったプラズマスプレー適用のため好適な粉末
はこの種の適用のためモリブデン含量に対して異常に高
い鉄濃度で特徴づけられる。
炭素と共に又はなしで(好ましくは共に)ケイ素の存在
は耐摩耗性を助ける。
一般に、前記の例でモリブデンに対する鉄の重量比は9
:1ないし3.2 : 1の範囲内にあることそして鉄
とモリブデンは共に粉末の90ないし99重量%を構成
することが判明する。
ケイ素は粉末の0.4ないし6重量%の範囲内で存在す
る。
便宜上、前記の実施例■ないし実施例X■のプラズマス
プレー粉末は一般に下記のものに従った分析値を有する
ことが判明する: 前記の粉末化元素が合理的な価格で純粋な状態で利用し
得ることは稀であることは了解すべきである。
従って、試薬級の純度の粉末を使用できるが、その価格
を持ちこたえることを望む場合には、痕跡量の通常に存
在する不純物、例えばケイ素、ニッケル、コバルト、ク
ロム、アルミニウム、炭素等を含む市販の等級の粉末を
使用しても満足すべき結果が得られる。
使用できるプラズマスプレーパラメーターは当業者に公
知のもの、例えば米国特許第3,819,384号に示
されるものである。
プラズマスプレーパラメーター及び限度の好適なセット
は下記の通りである: 鋳鉄基質、例えば圧縮型ピストンリングへ直接にコーテ
ィングを適用する時には、必須ではないが、この基質を
望ましくは200ないし450Fの温度に予熱するとよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はエンジンピストンリングシリンダ組立体の一部
断面、倒立面図であり、ここでこのピストンは圧縮及び
油調整リングを装着したリング溝を有し、リングの各々
はシリンダ壁と接するベアリング面を有し、このベアリ
ング面は本発明によるその場で形成されたプラズマジェ
ット適用鉄増量モリブデン合金から構成される。 第2図は第1図の頂部圧縮リングの拡大一部断面図であ
る。 第3図は第2図に類似の図であるが、第1図のピストン
中の第二の圧縮リングを示す。 第4図は第2図に類似の図であるが、第1図のピストン
の第三のリング溝中の油調整リングを示す。 第5図は第2図に類似の図であるが、第1図のピストン
の第四のリング溝中の油調整リングを示す。 第6図は本発明の方法による鋳鉄ベース材料へ代表的に
使用されるプラズマフレームスプレーガンの暗示断面図
である。 第7図は溝を充填する合金基質と作業片の鋳鉄ベース本
体の間の界面をとり出した拡大一部断面図である。 第8図はピストンリング又は他の作業片に硬表面化面を
適用するためのプラズマジェットスプレーガンの断面図
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モリブデン、鉄及びケイ素を含有するプラズマスプ
    レーフィード粉末混合物から形成され、この粉末中の鉄
    対モリブデンの重量比が9:1ないし3.2:1の範囲
    内にあり、前記の鉄及びモリブデンが前記の粉末の90
    ないし99重量%を構成し、ケイ素が前記の粉末の0.
    4ないし6.0重量%の範囲内で存在し、そして前記の
    粉末は少なくとも95%が170メツシユふるいを通過
    するような粒径を有することを特徴とするプラズマジェ
    ット噴霧合金。 2 更に前記の粉末中に2ないし4重量%の炭素を含む
    特許請求の範囲第1項によるプラズマスプレーフィード
    粉末から形成されたプラズマジェット噴霧合金。 3 更に前記の粉末中に0.4重量%を越えない量でマ
    ンガンを含む特許請求の範囲第1項によるプラズマスプ
    レーフィード粉末から形成されたプラズマジェット噴霧
    合金。 4 更に前記の粉末中に2.5重量%を越えない量で有
    機樹脂を含む特許請求の範囲第1項によるプラズマスプ
    レーフィード粉末から形成されたプラズマジェット噴霧
    合金。 5 前記粉末の90ないし99重量%を構成する鉄およ
    びモリブデンがモリブデン及びフェロモリブデン合金か
    ら選択されたモリブデン成分10ないし25重量%、鋳
    鉄から選ばれた鉄成分70ないし87.6重量%からな
    る、特許請求の範囲第1項によるプラズマスプレーフィ
    ード粉末から形成されたプラズマジェット噴霧合金。
JP55118228A 1980-08-27 1980-08-27 プラズマジエツト噴霧合金 Expired JPS5835260B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3023275U (ja) * 1995-09-07 1996-04-16 博秀 長川 住宅用分電盤の地震等の振動により作動する遮断装置
JPH08315709A (ja) * 1995-05-12 1996-11-29 Takayuki Hazama 非常時電気遮断装置

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