JPH08315683A - スイッチ付表示装置 - Google Patents

スイッチ付表示装置

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JPH08315683A
JPH08315683A JP7142695A JP14269595A JPH08315683A JP H08315683 A JPH08315683 A JP H08315683A JP 7142695 A JP7142695 A JP 7142695A JP 14269595 A JP14269595 A JP 14269595A JP H08315683 A JPH08315683 A JP H08315683A
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display
switch
touch panel
panel
operation member
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Application number
JP7142695A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Fujita
俊弘 藤田
Akito Okamoto
炳人 岡本
Yoshitaka Tsuji
義孝 辻
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Idec Corp
Original Assignee
Idec Izumi Corp
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Publication date
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】情報表示機能具備させたタッチパネルを用い
て、薄型の構成としながらも、スイッチ部を操作したと
きに良好なストローク感を得ることができ、しかも操作
表示面の大型化を招くこともないスイッチ付表示装置を
提供する。 【構成】情報表示機能を有する表示パネル10と、表示
パネル10上に位置されて外部からの操作を受けてオン
・オフされる1以上のスイッチ部12を設けてなる透明
または透光性のタッチパネル11と、このタッチパネル
11のスイッチ部12上に対向位置させた1以上の操作
部材15を備えてなる透明または透光性の操作機構部1
4とを備える。操作機構部14とタッチパネル10と
を、操作機構部14の操作範囲を存して近接配置する。
操作部材15を操作して、タッチパネル10のスイッチ
部12と操作部材15との相対位置を変化させることに
よりスイッチ部12に切換操作を与えて、スイッチ部1
2をオン・オフ制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、FA(ファ
クトリーオートメーション)機器、自動券売機、自動販
売機、情報機器、医療用操作機器等に用いられるスイッ
チ付表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場内等で用いられる制御盤(制御パネ
ル)には、機械・設備等により構築されたシステムを人
間が操作、運転、認識、監視、保守等を行うために必要
な情報が集積されており、制御盤は、人間と機械の間を
取り持つマン・マシン・インターフェイスとして重要な
位置付けにある。それ故、システムを確実に、高効率
に、かつ安全に稼動させるためには、制御盤は、人間に
やさしく、また、使い易さを提供できるような人間工学
的側面にも配慮したマン・マシン・インターフェイスで
あることが望まれている。
【0003】FA等のシステムにおける制御盤では、熟
練操作者が工場内のシステムの操作運転等を行っている
が、例えば、鉄道駅構内における自動券売機のようなシ
ステムにおいては、一般の人間が操作者として装置を操
作するわけであり、使い易さ、また、操作性の向上を図
ることは、非常に重要となっている。
【0004】上記したシステムにおける制御盤(自動券
売機等もここでは広義においては制御盤という。)を、
操作者である人間からみて必要不可欠なマン・マシン・
インターフェイス機能は二つあり、一つは人間がその機
械の状態を認識することであり、もう一つは、人間がそ
の機械を操作することである。すなわち、システムにお
ける状態が制御盤上に表示器により表示され、その表示
された情報を人間が認識、判断し、人間がその機械の操
作機器を操作することが基本的な動作である。
【0005】したがって、制御盤として使い易さを向上
させるということは、人間に対する操作性の向上と人間
に対する認識の向上、すなわち表示性の向上が重要であ
ると換言できる。
【0006】ところで、制御盤上に表示される情報とし
ては、表示内容が固定された固定情報と表示内容を自由
に変えることができる可変情報とがあり、これらの情報
表示手段を利用した従来装置の一例をそれぞれ図20お
よび図21を参照しながら説明する。
【0007】図20は、可変情報表示手段を備えた従来
例で、現在、一般的に使用されている制御盤1の盤面を
示したものである。盤面には、FA機器における制御内
容等の情報を表示するようになった表示パネル2として
の液晶ディスプレイが設けられている。液晶ディスプレ
イは、ソフトウェアのプログラムの設定により表示画面
を自由に変更することができる、すなわち、可変情報の
表示を行うことができる表示パネルの一例である。そし
て、その表示パネル2上には、タッチパネル3が設置さ
れており、このタッチパネル3に備えられた複数個のス
イッチ部3aを前記表示パネル2の表示領域にそれぞれ
対向させて重ね合わせた構成となっている。
【0008】このようなタッチパネル式表示装置4で
は、表示パネル2の表示内容を透明のタッチパネル3を
通して透視しながら所望の内容の表示領域を選択して、
その選択した表示領域を指で押すと、タッチパネル3の
押された部分のスイッチ部3aが電気的にオンされるよ
うになっている。
【0009】このタッチパネル式表示装置4は、タッチ
パネル全体が1mm程度の厚みであって極めて薄型であ
る利点を有している反面、スイッチ部3aの押し込みス
トロークが0.1〜0.2mmと、非常に小さいので、
スイッチ部3aを操作したというストローク感が得られ
ない。そのため、操作者は、押したという手応えがない
ことから不安となり、スイッチ部3aがオンされている
にも拘らず、何度も押圧操作することがある。
【0010】このような操作者の不安感を取り除くため
に、例えば図21に示す制御盤5の盤面のように、表示
パネル6として可変情報を表示する液晶ディスプレイを
用いるとともに、液晶ディスプレイの周辺部に記名板
(固定情報表示手段)を備えた照光押釦スイッチ7ある
いは表面部に印刷表記(固定情報表示手段)されたメン
ブレンスイッチ8等からなる集合型操作スイッチを別途
設け、これらの操作スイッチによって、押圧操作時のス
トローク感を得るように構成している。
【0011】しかしながら、このような液晶ディスプレ
イおよび集合型操作スイッチを併用した装置では、スト
ローク感は得られる反面、液晶ディスプレイの周辺部に
操作スイッチ群を別途設けているため、盤面が大きくな
り、また集合型操作スイッチでは固定情報の表示に限定
されているので、多くの情報を表示するためには情報数
に応じて操作スイッチの個数を増加させる必要があり、
装置が大型化する。また、液晶ディスプレイの周辺部に
集合型操作スイッチを別途設置のため、表示画面と操作
スイッチとを見比べて操作する必要があり、誤操作が生
じ易く、操作性が非常に悪い。さらに、制御盤の仕様等
の変更が生じた場合には集合型操作スイッチの数に応じ
た盤面を作り変える必要があり、作業工数の増加ととも
にコストアップになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の説明のように、
図20の従来例で示したタッチパネル式表示装置は、ソ
フトウェアのプログラム設定により、表示情報、操作情
報の多様化が図れるため、小さい盤面の操作表示装置内
に多くの表示が可能となるが、人間が操作した感覚を持
てないために、いわゆる操作性が悪く、人間工学の観点
からも配慮が不十分であると言わざるを得ない。
【0013】一方、図21の従来例で示した制御盤の事
例は、図20の従来例の欠点を補うために可変情報表示
装置のまわりに集合固定情報表示装置としての照光押釦
スイッチやメンブレンスイッチ等の集合型スイッチ装置
を配置したもので、この例では、可変情報表示装置に加
えて、固定情報用に集合型スイッチ装置が配置されてい
るため、それらスイッチを用いることにより、人間に対
する操作性ははるかに向上しており、人間が操作した感
触を得ることができる。
【0014】しかしながら、図からも明らかなように可
変情報表示装置の周辺には、非常に多くのスイッチが配
置されることになり、制御盤としては大面積が必要とな
るので大型化してしまい、コンパクト化が難しくなる。
【0015】前述したように、制御盤上に表示される情
報としては、可変情報のみ、あるいは固定情報のみとい
う場合は少なく、むしろ、可変情報と固定情報が共存す
る場合の方が多く、図21の従来例に示されたような制
御盤面のように各種機器が配置されている場合がほとん
どである。
【0016】したがって、盤面全体を眺めた場合、図2
1に示すように、可変情報の表示のための機器と固定情
報の表示操作のための機器等の配置に対してレイアウト
上の制約があり、また、デザイン等が全く異なるため、
すっきりとした感じが持ち難く煩雑とした印象となり、
人間感性工学的には十分であるとは言えない。
【0017】そこで本発明は、情報表示機能を具備させ
たタッチパネルを用いて、薄型の構成としながらも、ス
イッチ部を操作したときに良好なストローク感を得るこ
とができ、しかも表示面上での操作面の構成により操作
表示面の大型化を招くこともないようにしたスイッチ付
表示装置を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係るスイッチ付表示装置は、情報表示機
能を有する表示パネルと、この表示パネル上に配置さ
れ、外部からの操作を受けてオン・オフされる1以上の
スイッチ部を設けてなる透明または透光性のタッチパネ
ルと、このタッチパネルのスイッチ部上に対向位置させ
た1以上の透明または透光性の操作部材を押圧操作によ
り所定の保持位置から押下方向に可動とするとともに前
記押圧操作の解除により所定位置に復帰するように移動
可能に保持してなる操作機構部とを備え、この操作機構
部と前記タッチパネルとを、前記操作部材の操作範囲を
存して近接配置し、前記操作部材を押圧操作して、前記
タッチパネルのスイッチ部と該操作部材との相対位置を
変化させることにより、前記スイッチ部をオン・オフ制
御するように構成してなる。
【0019】
【作用】上記スイッチ付表示装置によれば、操作機構部
の操作部材を押圧操作すると、この操作部材は対向する
タッチパネルのスイッチ部に対して相対位置が変化する
よう変位され、それにより、当該スイッチ部がオンまた
はオフされる。操作部材への押圧操作を解除すると、操
作部材は例えば自体の復元力または復帰手段により元の
状態に復帰して保持され、それにしたがって、タッチパ
ネルのスイッチ部もオフまたはオン状態に復帰する。こ
こで、タッチパネルのスイッチ部のオン・オフを操作部
材の操作により行うので、押し込みストロークがほぼ0
であるスイッチ部を直接操作する場合に比較して、操作
部材の押圧操作による変位により明確なストローク感を
得ることができる。
【0020】また、スイッチ部材として、スイッチ部の
押し込みストロークがほぼ0であるタッチパネルを用い
ているので、このスイッチ部を切換操作するための操作
部材の動作範囲は必然的に小さくなる。したがって、操
作機構部を薄型に形成するこきができる。
【0021】さらに、表示パネルの表示内容は、操作部
材を介して透視でき、かつ、操作機構部はタッチパネル
を介して操作部材の操作範囲を存して表示パネルに近接
して配置されているため、視認性を損なうこともなく、
また、表示パネル上にタッチパネル、操作機構部を配設
しているので、表示パネルの周辺部に操作スイッチを配
設した場合に比べて、装置の大型化を招くこともなく、
誤操作も防止できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら詳述する。 〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例に係るスイッ
チ付表示装置を示す縦断面図であり、図2は図1のA部
の拡大図、図3は後述する操作部材15を示す斜視図
で、図4は操作機構部14が構成される操作パネル13
を示す斜視図である。このスイッチ付表示装置は、図1
に示すように、液晶ディスプレイからなる既存の表示パ
ネル10と、この表示パネル10上に重ねられ、外部か
らの操作を受けてオン・オフされる複数個のスイッチ部
12を備えてなる既存の抵抗膜方式の透明なタッチパネ
ル11と、このタッチパネル11のスイッチ部12上に
複数個の透明な操作部材15等からなる操作機構部14
をそれぞれ対応位置させて重合配置した操作パネル13
とを備えている。
【0023】上記表示パネル10は、この実施例では液
晶ディスプレイを用いており、操作パネル13の各操作
機構部14における操作部材15の下方箇所に、タッチ
パネル11の対応するスイッチ部12の操作によって選
択される内容を表示する表示領域10aを有している。
【0024】上記タッチパネル11は、全体の厚みが1
mm程度と極めて薄型であり、図2に示すように、上面
に固定側透明電極11bが形成された下部透明薄板11
aと、下面に可動側透明電極11eが形成された上部透
明薄板11dとが、スペーサとしての中間透明薄板11
cを介在させて重ねられた構成になっている。両透明電
極11b,11eは、互いに直交する複数のストライプ
状の電極とする構成や、他方の電極、例えば固定側透明
電極11bを共通電極とする構成等に形成される。前述
のスイッチ部12は、両透明電極11b,11eが中間
透明薄板11cの開口部を介して少許の間隙で対向して
構成されている。上部透明薄板11d、上部透明電極1
1eおよび中間透明薄板11cは共に可撓性を有してお
り、スイッチ部12を上方から押すことにより、これら
上部透明薄板11d、上部透明電極11eおよび中間透
明薄板11cが撓んで可動側透明電極11eが固定側透
明電極11bに接触し、スイッチ部12が電気的にオン
状態となる。ここで、上部透明薄板11dおよび可動側
透明電極11eの押し込みストロークは前述のように
0.1〜0.2mm程度と、ほぼ0である。
【0025】上記操作機構部14は、図4に示すよう
に、枠体16と操作部材15等により薄型の操作パネル
13内に構成されており、枠体16は、磁性材料(例え
ば鉄、磁性樹脂)により矩形状の外枠部17の対向二辺
間に平行に配して架け渡すよう一体的に形成された帯状
の複数本の保持桟18を有した形状に形成されており、
この各保持桟18の下面には、図1に示されるように合
成樹脂などからなる非磁性体支持板19が直交して固着
されている。また、隣接する2本の保持桟18間には複
数個の操作部材15が配列されており、操作部材15
は、図2に示すように、透明素材により全体として矩形
平板状に形成されており、一端部に係止片15aが、他
端部に係合片15bがそれぞれ突設されており、係合片
15bの下面に、図1に示すように作動突部15dが形
成され、さらに他端側上面には操作部15cが上方に膨
出されている。また、係合片15bの上面には永久磁石
20が固着されている。操作部材15は、隣接する2本
の支持板19間に一列に配列状態で挿入されて、磁石2
0が一方側の保持桟18の下面に吸着し、かつ係止片1
5aが他方側の保持桟18の下面および支持板19に接
触して、保持桟18により表面側(図1の上方側)に対
し抜け止めされて保持されている。
【0026】次に、上記実施例の動作について説明す
る。通常時は、図1の左方に示すように、磁石20が磁
性体である保持桟18の下面に吸着して、各操作部材1
5が枠体16に対しほぼ面一に保持されており、その下
方のスイッチ部12は操作力を受けないことからオフ状
態になっている。このとき、保持桟18によって閉磁路
が形成されているので、磁石20から外部への漏れ磁界
は弱くなる。一方、表示パネル10の表示内容はそれぞ
れ透明なタッチパネル11および操作部材15を介して
上方から透視できる。所望の表示内容を選択して、それ
に対応する操作部材15の操作部15cを図1の右方に
示すように押し下げると、磁石20が保持桟18から離
れて、操作部材15が係止片15aの下端部を支点とし
て回動し、操作部材15の操作突部15dがスイッチ部
12を押圧する。それにより、可動側透明電極11eが
固定側透明電極11bに接触してスイッチ部12がオン
状態となる。
【0027】上述の操作部材15を押し下げる場合、初
めはある程度強く押し下げないと磁石20が保持桟18
から離れないが、磁石20が保持桟18から一旦離れる
と、磁石20が保持桟18を吸引する力が急激に弱くな
るので、指による押し下げが急に軽くなる。すなわち、
この実施例では、実用上において操作確認をするのに十
分な操作部材15の動作範囲によるストローク感に加え
て、明確なクリック感をも得ることができる。その結
果、操作者に対して押圧操作によりスイッチ部12をオ
ンしたという更に明確な手応えを与えて、安心感を与え
ることができる。押すのを止めると、磁石20が保持桟
18を吸引する力によって操作部材15が元の状態に復
帰し、所定位置にて保持されることになる。したがっ
て、磁石20と磁性体である保持桟18とは、保持手段
であるとともに、操作した操作部材15を元の状態に戻
すための復帰手段を構成しており、この復帰保持手段は
操作部材15にクリック感を発生させる機能をも兼備し
ている。また支持板19は操作部材15が回動する時の
ガイド部材として機能し、さらに保持桟18は操作部材
15の抜け止めを行う係合手段として機能する。なお本
実施例ではこれらの磁石20、保持桟18、操作部材1
5、支持板19等が復帰保持手段等を備えた操作機構部
14を構成していることになる。
【0028】また、スイッチ部材として、スイッチ部1
2の押し込みストロークが0.1〜0.2mmとほぼ0
であるタッチパネル11を用いているので、前記スイッ
チ部12を切換操作するための操作部材15は、必然的
に小さい動作範囲(例えば0.5mm)で変位する状態
に設けられることになり、操作機構部14は全体の厚み
を非常に薄く形成できることになる。この厚みの薄い操
作機構部14(操作パネル13)をタッチパネル11に
重合状態に設けるので、操作部材15は表示パネル10
の近接位置に配置されて(例えば操作部材15の押し込
みストロークを0.5mm程度とするとタッチパネル1
1の厚さが1mm程度であるから、操作部材15の下面
と表示パネル10の上面との間隔は1.5mm程度と非
常に小さくできる。)表示パネル10の表示内容を表示
でき、したがって、操作者が操作部材15を操作する際
には、表示内容をどの方向から見ても認識し易い、すな
わち視認性がよい構成とすることができる。
【0029】また、図4から明らかなように、操作部材
15は、外枠部17と保持桟18間および隣接する2本
の保持桟18間において、分断するような部材を介在さ
せることなく互いに近接して配列した状態で保持されて
いるので、表示パネル10の一連の表示内容を隣接した
複数個の操作部材15を一つの表示用集合体として用い
て表示しても、この一連の表示内容を切れ目なく表示す
ることができる。この点について、図5および図6を参
照しながら説明する。
【0030】すなわち、図5は上記実施例の構成を乗車
券の自動券売機に適用した場合のスイッチ付表示装置2
1を示し、操作パネル13の外枠部17と前述の保持桟
18とで仕切られた各箇所に、上方から順に集合表示領
域D1、メッセージ表示領域D2および個別表示領域D
3がそれぞれ設けられており、集合表示領域D1および
個別表示領域D3はそれぞれ複数個(図では8個の場合
を示す)の操作部材15を配列して乗車券購入のための
情報を表示できるようになっているが、メッセージ表示
領域D2は、操作部材15を設けずに、透明な表示板2
2を他の操作部材15と面一となるよう固定的に嵌め込
んであり、表示パネル10に可変表示される種々のメッ
セージ情報を表示板22を透して外部表示するようにな
っている。また、集合表示領域D1を構成する各操作部
材15は個別操作領域D3の操作部材15よりも大きな
表面積に形成されている。
【0031】図6(a)〜(d)は図5の自動券売機用
スイッチ付表示装置21の表示例を示している。(a)
の表示では、集合表示領域D1において、それぞれ2個
づつの操作部材15を用いて一つの表示ブロックが構成
されているが、各表示ブロックを構成する操作部材15
は各間にこれらを仕切るような部材を介在させることな
く近接配置されているので、各表示ブロックにおける
「近距離」,「中距離」,「回数券」および「特急券」
の一連の表示内容が、細切れにならずに集合表示されて
いる。なお、この表示ブロックにおける何れの操作部材
15を押圧操作しても、その表示ブロックに記載された
内容が選択されるようになっている。
【0032】そして、メッセージ表示領域D2の指示に
従って集合表示領域D1における2個の操作部材15で
構成された「中距離」の表示ブロックの何れか一方の操
作部材15を押圧操作すると、(b)のような表示に変
わる。この(b)の表示では、個別表示領域D3の一部
においてそれぞれ2個づつの操作部材15を用いて一つ
の表示ブロックが構成されているが、上述と同様に、各
表示ブロックにおける「山陽方面」,「山陰方面」,
「北陸方面」および「南紀方面」の一連の表示内容が、
切れ目なく表示されて細切れになっていない。
【0033】つぎに、(b)の表示において、メッセー
ジ表示領域D2の指示に従って個別表示領域D3におけ
る2個の操作部材15で構成された「山陰方面」の表示
ブロックの何れか一方の操作部材15を押圧操作する
と、(c)のような表示に変わる。この(c)の表示に
おいて、メッセージ表示領域D2の指示に従って個別表
示領域D3の「D」の駅名を押圧操作すると、(d)の
表示となる。この(d)の表示において、メッセージ表
示領域D2の指示に従って自動券売機に所定金額を投入
すると、乗車券が発行されるとともに、メッセージ表示
領域D2に「乗車券を発券致します。ありがどうござい
ました。」の内容が表示されたのちに、(a)の表示に
戻るようになっている。
【0034】これらの表示は、液晶ディスプレイからな
る表示パネル10のソフトウェアのプログラムの設定に
より容易に変更できる。これに対し操作パネル13は、
両表示領域D1,D3における各操作部材15間が分断
されるような部材で仕切られていないので、変更が生じ
た際にはそのまま対応できることになる。このように操
作パネル13を用いることにより、タッチパネル11を
良好な操作性で操作できるとともに、表示パネル10に
表示される可変情報を操作部材15を透して支障なく外
部表示できる。
【0035】しかも、操作パネル13は全体の厚みを非
常に薄く形成しているので、操作者が、このスイッチ付
表示装置を操作する際、表示内容をどの方向から見ても
認識し易い(視認性がよい)という利点を持っている。
すなわち、操作パネル13を配置したことが、操作者に
とって、視覚的に気にならず、さらに操作性も向上でき
るというメリットを有している。
【0036】図7は、図1の構成を適用した他のスイッ
チ付表示装置23を示すもので、特に、メッセージ表示
領域D2を大きく取ったレイアウト構成の操作パネル2
4が、表示パネル10の前面に取着されている。メッセ
ージ表示領域D2には、図5にて説明したように、操作
部材15を設けずに透明表示板22を固定的に取り付け
てあり、表示パネル10の表示内容を透視できるように
なっている。表示パネル10の下辺には、集合表示領域
D1もしくは個別表示領域D3が設けられている。ま
た、表示パネル10の右辺には個別表示領域D3が設け
られている。
【0037】そして、各表示領域にはそれぞれ操作部材
15が対応して設けられており、これらの操作部材15
のストローク感のある押圧操作により、表示パネル10
上のタッチパネル11のスイッチ部12をオンするよう
になっている。もちろん各表示領域の表示内容は、スイ
ッチ部12に対応させた表示内容であっても他の表示内
容であっても良い。
【0038】このように、本適用例においても、操作パ
ネル24を用いることにより、表示パネル10に表示さ
れる可変情報を操作部材15を透して支障なく外部表示
でき、またタッチパネル11をストローク感のある良好
な操作性で操作できるとともに集合型操作スイッチを同
一表示画面内に構成することができるので、操作性が向
上し、かつ誤操作をも防ぐことができる。
【0039】図8は、図7に示したスイッチ付表示装置
23に、例えば発光ダイオードと記名板によりなる固定
情報の個別表示領域D4(図中斜線部分)を付加してレ
イアウト構成したスイッチ付表示装置25を示したもの
で、該領域D4に対応した位置に操作部材15が配設さ
れてなる操作パネル26が表示パネル10の前面に取着
されている。該領域D4には、可変情報表示領域である
表示領域D1,D3と同様透明のタッチパネル11が配
設され、それぞれのスイッチ部12が対応している。
【0040】本適用例においては、表示パネル10が液
晶ディスプレイ等による可変情報表示領域と発光ダイオ
ードと記名板等による固定情報表示領域との組み合わせ
により構成された例を示したもので、操作パネル26の
操作部材15等が各領域に対応して自由にレイアウトで
きることを示している。
【0041】本適用例においても、タッチパネル11を
良好な操作性で操作できることはもちろんであり、さら
には、液晶ディスプレイ等の可変情報表示装置の他に発
光ダイオード等を利用した固定情報表示装置(領域D4
部分)に対しても併設することができ、そのことによっ
て、統一性のとれたデザインで表示画面を構成すること
ができるとともに操作性もよくなり、その利用範囲が拡
がるものである。
【0042】ここで、操作パネル13を形成する枠体1
6の組立構成の一例を図9を参照しながら説明する。同
図において、外枠部31には、対向する2辺側面に複数
のスリット状の切欠き31aを等間隔に配設する。一
方、外枠部31の対向する2辺に架け渡すための保持桟
32は、ガイド部32aの上端から直交方向に係合片部
32bが突出した本体部分を備え、両端部の係合片部3
2bを除去して上記切欠き31aに挿入できる嵌合部3
2cを形成するとともに、この嵌合部32cの外側から
直交方向に延びる保持片32dを形成した形状とする。
【0043】また、外枠部31の切欠き31aの形成さ
れていない片に近接して取り付ける端部保持桟33は、
ガイド部33aの両端部に保持片33bが直交方向に延
設された形状とする。なお、保持桟32および端部保持
桟33の各々のガイド部32a,33aには、操作部材
15の係止片15aを挿入して係合させる係合用切欠き
32e,33cが形成されている。
【0044】上述の構成を備えることにより、保持桟3
2は、取り付けるべき操作部材15の寸法に応じた間隔
に配置できる切欠き31aを選択して、その切欠き31
aに嵌合部32cを挿入させることにより、両側の保持
片32dが外枠部31を挟み込むように係着する。ここ
で、切欠き31aに嵌合部32cを圧入できる形状に形
成してもよい。なお、端部保持桟33も保持桟32と同
様の手段で取り付ける。また、操作部材15は、保持桟
32および端部保持桟33における任意の係合用切欠き
32e,33cを選択して係止片15aを挿入係止させ
ることにより、任意の配置または大きさの異なるものを
任意に取り付けることができる。
【0045】このように、外枠部31と保持桟32およ
び端部保持桟33との組み合わせにより種々の枠体16
を構成することができ、この枠体16に大きさの異なる
操作部材15を装着することにより、様々なレイアウト
にて操作パネル13を構成することが可能となる。
【0046】以上、第1実施例について説明したが、そ
の他、本実施例では、タッチパネル11上に水滴あるい
は粉塵などが操作機構部14の間隙より入り込む場合が
あるが、タッチパネル11の上面に、防塵・防水シート
を着脱自在に取着すれば、防塵・防水とすることができ
る。上記防水・防塵シートとしては、透明シリコンゴム
からなる平シートあるいはエンボス加工が可能なPET
フイルム等を用いることができる。また、上記実施例で
は、操作機構部14として複数個の操作部材15を配列
した構成のものを例示したが、操作機構部14は単一の
操作部材15を備えたのみの構成とすることもできる。
上記該1実施例で述べた種々の効果は、以下に説明する
各実施例においても、同じようにタッチパネルを操作部
材でオン・オフ制御する構成とすることから同様に得る
ことができる。
【0047】〔第2実施例〕図10は本発明の第2実施
例に係るスイッチ付表示装置の縦断面図を示し、同図に
おいて、第1実施例と同一もしくは同等のものには同一
の符号を付してその説明を省略し、相違する構成につい
てのみ説明する。第1実施例では操作パネル13の操作
部15cを押圧操作して操作部材15を回動させる場合
を例示したが、この実施例では、透明な操作部材40を
矩形の釦形状として、この操作部材40を両側の枠体4
1を構成する支持板42をガイドとして全体的に図の上
下方向に摺接しながら変位自在に設けられている。ま
た、支持板42と保持桟42aとが例えば合成樹脂など
の非磁性体により支持板42の上端部に保持桟42aが
側方に張り出す形状に一体形成されており、保持桟42
aの下面が操作部材40の下部両側から側方に張り出し
た係合部40aと当接することにより上方への抜け止め
がなされている。また、保持桟42aの上面に固定され
た鉄板などの磁性板43と、操作部材40の両側面係合
部40aに嵌め込み固定された永久磁石20とにより、
操作部材40の復帰手段ならびに保持手段が構成されて
いる。本実施例では磁石20、操作部材40、支持板4
2、保持桟42a、磁性板43等が操作機構部14を構
成することになる。なお、保持桟42aが両方に張り出
す形状にしなくとも磁性板43に直接操作部材40が接
触するようにしてもよい。また、操作部材40に磁石2
0を嵌め込み固定しなくても磁性板43に直接吸引する
ように貼り付けてもよい。
【0048】この実施例においては、第1実施例と同様
に、常時は磁石20が磁性板43を強く吸引しており、
押釦形状の操作部材40を押し下げる場合、初めはある
程度強く押し下げないと操作部材が下がらず、操作部材
40が僅かでも下がると、磁石20と磁性板43間とに
作用する吸引力が急激に弱くなるので、押し下げ力は急
に軽くなる。すなわち、この実施例においても、操作部
材40の動作範囲により、実用上において十分なストロ
ーク感を得られるのに加えて、クリック感をも得られる
ようになっている。また、下方に変位する操作部材40
の下面によりタッチパネル11のスイッチ部12が押さ
れてオンとなる。押すのを止めれば、磁石20が磁性板
43を吸引する力によって操作部材40は元の状態に復
帰保持される。また、第1実施例では操作部材15を回
動させることから、操作部材15の押圧箇所が操作部1
5cに制限されているが、この実施例では、操作部材4
0の何れの箇所を押圧操作してもよい。その他に、第1
実施例と同様の効果を得られるのは勿論である。
【0049】〔第3実施例〕図11は本発明の第3実施
例に係るスイッチ付表示装置の縦断面図を示し、同図に
おいて、第1〜第2実施例と同一もしくは同等のものに
は同一の符号を付してその説明を省略し、相違する構成
についてのみ説明する。この実施例では、枠体44が外
枠部45、支持板46および保持桟46aを合成樹脂な
どの非磁性材料で一体形成された形状となっている構成
において、第2実施例同様であるが、外枠部45にその
上端部から内方へ突出する保持片45aが一体形成され
ているとともに、保持桟46aが第2実施例の保持桟4
2aよりも厚みを大きく形成されている。
【0050】そして、第2実施例の磁性板43に代え
て、固定側の磁石47が、可動側の磁石20に対し逆極
性に対向して保持片45aおよび保持桟46aに固着さ
れている。本実施例では磁石20,47、操作部材4
0、外枠部45、保持片45a、支持板46、保持桟4
6a等が操作機構部14を構成することになる。なお、
保持桟4なお、この実施例において、両磁石20,47
は、その磁極が上下でなく左右において逆極性で対向す
るよう設けても良いが、特に着磁方向は限定されず、吸
引できる構成であればよい。また実施例では厚み方向に
着磁しているが、左右方向に着磁するかもしくは吸着面
側に面着磁してもよい。これらのことは、他の実施例に
おいても同様である。
【0051】この実施例においては、常時は可動側の磁
石20と固定側の磁石47とが互いに強く吸引し合って
いるため、各操作部材40は枠体44内の同一平面上に
配列して保持されている。操作部材40を押し下げる場
合、初めはある程度強く押し下げないと操作部材40は
下がらないが、僅かでも下がると、両磁石20,47に
作用する吸引力が急に弱くなるので、押し下げ力が急に
軽くなる。
【0052】すなわち、この実施例においても、ストロ
ーク感に加えて、クリック感をも得られるようになって
いる。押すのを止めれば、両磁石20,47が吸引し合
う力によって操作部材40は元の状態に復帰し保持され
る。この実施例では、固定側および可動側共に磁石を用
いているので、第2実施例の場合よりも、より大きなク
リック感および復帰力を得ることができる。
【0053】〔第4実施例〕図12は上記第2実施例の
変形例である本発明の第4実施例に係るスイッチ付表示
装置の縦断面図を示し、図13はその平面図を示す。こ
れらの図において、第1〜第3実施例と同一もしくは同
等のものには同一の符号を付してその説明を省略し、相
違する構成についてのみ説明する。枠体48は、第2お
よび第3実施例のものと同様の形状となった外枠部49
と支持板50とが合成樹脂などの非磁性材料で一体的に
形成された形状になっているが、支持板50が外枠部4
9に対し高さを低く設定されている。この支持板50の
上端面と外枠部49の段部49aとに磁性板43が固着
されている。透明な操作部材51は、全体として偏平な
矩形板状となった操作部51aの端部下面から足部51
bが突出した形状となっており、足部51bの下端部の
張出部51cに磁石20が嵌め込み固定されている。本
実施例では磁石20,磁性板43、操作部材51、外枠
部49、支持板50等が操作機構部14を構成すること
になる。
【0054】この実施例においても、磁性板43と磁石
20とにより構成された操作部材51の復帰保持手段に
よって、操作部材51の操作時に、ストローク感に加え
て、クリック感をも得られるようになっている。また、
操作部材51が押し下げられた時に、操作部材51の足
部51bがタッチパネル11のスイッチ部12を押して
オンさせる。
【0055】特に、この実施例では、操作部材51が磁
性板43の上方に張り出した形状になっており、上方か
ら見た場合、図13に示すように、磁性板43が操作部
材51の奥に隠れており、非常にすっきりした外観を呈
している。しかも、操作部材51の操作すべき表面を大
きな面積に形成できるので、目的とする操作部材51を
間違えることなく押し易くなり、操作性が向上する。ま
た、各操作部材51は、支持板50が邪魔にならない分
だけ互いに近づけて配置することができるので、高密度
配置が可能となる。
【0056】〔第5実施例〕図14は本発明の第5実施
例に係るスイッチ付表示装置の縦断面図を示し、同図に
おいて、第1〜第4実施例と同一もしくは同等のものに
は同一の符号を付してその説明を省略し、相違する構成
についてのみ説明する。透明な操作部材52は、操作部
52aが第4実施例の操作部51aと同形状に形成さ
れ、一方側(図の左側)の下面に第4実施例の足部51
bと同形状の足部52bが形成されており、他方側(図
の右側)に第1実施例と同様の係止片52cが形成され
ている。本実施例では磁石20,磁性板43、操作部材
52、外枠部49、支持板50等が操作機構部14を構
成することになる。
【0057】したがって、同図の右方に示すように、操
作部52aの一方側の上面を押圧操作すると、第1実施
例と同様に、磁石20が磁性板43から離れて、操作部
材52が係止片52cの下端部を支点として回動し、操
作部材52の足部52bの下端部がタッチパネル11の
スイッチ部12を押圧し、それによりスイッチ部12が
オン状態となる。この実施例においても、上方から見た
場合、第4実施例と同様にすっきりした外観を呈し、操
作部材52の操作すべき表面を大きな面積に形成でき、
目的とする操作部材52を間違えることなく押し易くな
り、操作性が向上する。
【0058】〔第6実施例〕図15は本発明の第6実施
例に係るスイッチ付表示装置を示す縦断面図で、図16
はその一部の斜視図、図17はその平面図である。これ
らの図において、第1〜5実施例と同一もしくは同等の
ものには同一の符号をその説明を省略し、以下に相違す
る構成についてのみ説明する。操作パネル53は、図1
7に示すように、矩形状の外枠部54aの対向二辺間に
複数本の支持板54bが平行に架け渡すよう一体形成さ
れた枠体54を有し、複数個の操作部材55が外枠部5
4aと支持板54bとの間または隣接する2本の支持板
54b間にそれぞれ配列して設けられている。操作部材
55は、図16に示すように、支持片部55aに対し可
動片部55bがヒンジ部55cを介して直交状態に連設
されて、断面L字状の形状になっており、可動片部55
bは支持片部55aに比較して薄く形成されて可撓性を
有している。この可動片部55bの先端部に操作突部5
5dが下方に向け直交状態に突出している。この操作部
材55は、透明素材により一体成形されており、支持片
部55aが枠体54の支持板54bに貼着などの手段に
より固着されている。
【0059】また、支持板54bの上端近傍の一側面部
に磁性板56が嵌め込み固定されているとともに、操作
部材55の操作突部55dの内面に永久磁石57が磁性
板56に対向して固着されており、常時は、可動片部5
5bがヒンジ部55cによって図15の左方に示すよう
に面一に保持されている。
【0060】この実施例では、図15の右方に図示する
ように、操作部材55の可動片部55bにおける操作突
部55dの上部を指で押し下げると、可動片部55bが
ヒンジ部55cの変形により支持片部55aに対し屈曲
し、且つ可動片部55b自体も僅かに撓んで、操作突部
55dがタッチパネル11のスイッチ部12を押す。そ
れにより、スイッチ部12が電気的にオンさせる。この
場合も、磁石57が磁性体56から離れる位置に変位す
るまでは強く押し下げなければならず、可動片部55b
の屈曲によるストローク感に加えて、やはりクリック感
をも得られる。また、可動片部55bから指を離すと、
自体の復元力および磁石57の磁性体56を吸引する力
により可動片部55bが元の状態に復帰し、かつその状
態に保持され、スイッチ部12もオフ状態に復帰する。
【0061】この実施例においても、第1〜第5実施例
と同様の効果を得られる他に、操作部材55の支持片部
55aを枠体54の外枠部54aまたは支持板54bに
固定することによって、一体形成の操作機構部14が構
成できるので、部品点数が削減できるとともに取扱いが
容易となり、組立性が向上する等の利点がある。また、
この実施例では、磁石57と磁性体56とを除外して
も、可動片部55bが自体の復元力に元の状態に復帰す
るので、特に支障は生じない。そのようにした場合、可
動片部55bの屈曲によるストローク感は得ることがで
きるが、クリック感は得られないことになる。
【0062】上述の第1〜5実施例は、タッチパネル1
1として抵抗膜式のものを用い、表示パネル10として
液晶ディスプレイを用いた点において共通している。こ
のような表示パネル10を用いたことに伴って、各実施
例における操作部材15,40,51,52,55は透
明素材により形成されている。また、第1,第5および
第6の実施例では、それぞれ操作機構部14の操作部材
15,52,55を回動および屈曲させることでスイッ
チ部12をオンさせており、一方、第2ないし第4実施
例では、操作部材40,51を釦状に形成して全体を変
位させる構成になっているが、何れの実施例において
も、ストローク感に加えて、クリック感をも得られるよ
うにした点において共通している。しかし、実用上にお
いては、ストローク感が得られるだけで十分であるの
で、以下のような構成としてもよい。
【0063】すなわち、操作部材を、第2ないし第4実
施例のように押釦状として、この操作部材をガイド部材
(支持板)により上下動自在に保持するとともに、操作
部材の周縁部またはそれにつながる部材と前記ガイド部
材またそれにつながる部材とを互いに係合させる係合部
を設けて操作部材の抜け止めを行い、さらに、操作部材
に復帰手段により上方に押し上げ力、つまり復帰力を与
えるようにする。復帰手段としては、一対の磁石を可動
側の操作部材と固定側のガイド部材とに対向して同極性
に配置して、一対の磁石の反発力により操作部材に復帰
力を与える構成、操作部材とタッチパネルとの間に介挿
した圧縮コイルばね又は山形の板ばねの復元力により操
作部材に復帰力を与える構成などを用いることができ
る。これら何れの復帰手段においても、一対の磁石の反
発力またはばねの復元力が操作部材を押し下げるにした
がって徐々に強くなっていくので、単なるストローク感
だけでなく、操作したという確かな手応えを得ることが
できる。
【0064】〔第7実施例〕図18は本発明の第7実施
例に係るスイッチ付表示装置を示す縦断面図で、図19
は図17のB−B線断面図である。この実施例では、第
1〜6実施例では抵抗膜方式のタッチパネル11を用い
たのに対して、既存の光電方式のタッチパネル58を利
用している。この光電方式のタッチパネル58は、複数
個の発光ダイオード58aとフォトトランジスタ58b
とをX−Yマトリックスを構成するように相対向させて
配置し、通常時に発光ダイオード58aから投光した光
線Lをフォトトランジスタ58bに受光させ、光線Lを
遮光することにより、その位置座標データを外部に出力
するようになっている。通常の光電方式のタッチパネル
58では、一般に指などで光線を遮光する操作を行って
おり、押圧操作を伴わないことから、ストローク感は0
であって、操作としたという手応えが全くない。そこ
で、スイッチ部が作動したことを知らせるためにブザー
を鳴らすものがあるが、騒音の激しい所ではブザー音が
聞き取れない。
【0065】そこで、この実施例では、操作機構部59
に設けた操作部材61の移動(下降)により光線を遮光
するようにしているとともに、この移動によりストロー
ク感を得るようにしている。操作パネル64に構成され
た操作機構部59は、矩形状の外枠部60aの対向する
二辺間に複数本の保持桟60bが平行に架け渡すよう形
成されているとともに、保持桟60bの下面に断面正方
形のガイド軸60cが一定間隔の配置で直交して設けら
れた枠体60を備えている。例えば図19の図中斜線部
分に示すように、各4本のガイド軸60cでそれぞれ囲
まれた長方形の空間に、透明な合成樹脂により直方体の
釦形態に形成された操作部材61が、各々の四隅に形成
された切欠きを各ガイド軸60cに摺動自在に接触させ
て上下動自在に取り付けられている。この操作部材61
は、下面に固着された八字形状の板ばね62により上方
への復帰力を与えられているとともに、保持桟60bに
係止して上方への抜け止めがなされている。一方、表示
パネル10の上面には、板状体の上面に板ばね62の広
がりを規制する一対の係止突部63aが一体形成された
透明な規制部材63が重ね合わせて設けられている。
【0066】上記スイッチ付表示装置では、各操作部材
61が板ばね62の付勢力により枠体60の保持桟60
bの下面に押し付けられて同一高さ位置に面一に揃えて
保持されており、この状態の各操作部材61の下方空間
に、一点鎖線矢印で示すように、上述の発光ダイオード
58aからフォトトランジスタ58bへの光線Lが配置
されている。光線Lとしては、例えば赤外線を用いるの
が好ましいが、その波長にはこだわらない。但し、発光
ダイオード58aは直流点灯させた光線では、外乱光に
より誤動作するおそれがあるため、パルス変調した光線
Lを用いるのが好ましい。また、この実施例では、光線
Lの交点箇所にスイッチ部が形成されており、第1〜6
実施例のように操作部材15,40,51,52,55
をスイッチ部12に押し付けて当該スイッチ部12をオ
ン・オフするものと異なり、スイッチ部と操作部材61
との相対位置の変化によって光線Lを遮光することによ
り、スイッチ部をオン・オフさせるようになっている。
【0067】また、操作部材61を押し下げる時に、板
ばね62はその下端部が規制部材63に摺接しながら広
がるように変形されていき、この板ばね62が両側の係
止突部63aを越えるまでは、操作部材61の押し下げ
るのに比較的大きな力を要するが、板ばね62が係止突
部63aの頂部を越えた時点で、操作部材61の押し下
げが急に軽くなる。それにより、操作部材61の押し下
げによるストローク感に加え、確かなクリック感をも得
られるようになっている。但し、規制部材63を係止突
部63aの無い平面としても、操作部材61の押し下げ
によるストローク感を得られる上に、操作部材61を押
し下げるにしたがって板ばね62の復元力が増大して、
大きな押し下げ力を必要とする。したがって、単なるス
トローク感だけでなく、操作したという確かな手応えを
得ることができ、実用上はそれで十分である。
【0068】なお、図18に2点鎖線矢印で示すよう
に、光線L’を、通常時の同一高さ位置に面一に揃えて
保持された各操作部材61中を通すように配置してもよ
い。この場合、屈折率が同一の各操作部材61中に光線
Lを漏れることなく導く導光路が構成され、通常時に
は、光線Lが各操作部材61中の導光路を通ってフォト
トランジスタ58aに受光されるが、図18の左方に示
すように、操作部材61が押し下げられて導光路より下
方に変位すると、空気と操作部材61の素材である合成
樹脂との光の屈折率の相違によって、光線L’は押し下
げられた操作部材61の箇所の空気層により拡散されて
フォトトランジスタ58bに受光されなくなり、操作機
構部59のスイッチ部がオン状態となる。
【0069】なお、この光電方式のタッチパネル58を
用いた構成においても、第1実施例に示した回動方式の
操作部材15を用いて光線Lを遮光したり、あるいは第
6実施例に示した屈曲方式の操作部材55を用いて光線
Lを遮光するようにしても、タッチパネル58のスイッ
チ部を支障なくオン・オフ制御することができる。
【0070】また、タッチパネルとしては、第1〜第6
実施例で示した抵抗膜方式および第7実施例で示した光
電方式のものの他に、表面弾性波を用いた超音波方式、
細分化したパッドに透明な導電膜を薄く焼き付けた導線
で検出回路に引き出した静電容量方式、あるいは透明な
ガラス製の入力板の端部に取り付けられた圧力センサで
荷重圧力を検出し、抵抗/電圧検出機を通してアナログ
スイッチおよびA/Dコンバータを経てコンピュータで
算出処理して座標データをシリアル信号として出力する
圧力方式などのものを用いることもできる。これらの何
れのタッチパネルも上記第1〜第7実施例のタッチパネ
ル11,58に代えて用いることができる。要するに、
タッチパネルとしては、表示パネルの表示が視認できる
ように透明または透光性を有しており、外部からの操作
を受けてオン・オフされる1以上のスイッチ部を設けて
なるものであれば良い。
【0071】また、上記各実施例では、表示パネル10
として液晶ズィスプレイを用いた場合について説明した
が、他の表示パネルを用いることもできる。例えば、他
の表示パネルとして、プラズマディスプレイ等も用いる
ことができる。また、磁界の影響がないもの、あるいは
漏れ磁束を抑制できるように構成してあるものであるな
ら、CRTの利用も可能である。
【0072】さらに、他の表示パネルとして、EL(エ
レクトロルミネンス)ディスプレイを用いることができ
る。このような表示パネルは、EL発光層の上下面に列
方向および行方向にそれぞれ配列して設けた上部透明電
極および下部電極を選択して必要な部分を発光させるこ
とにより、表示情報を選択表示あるいは可変表示でき
る。このような表示パネルを用いる場合も、操作部材と
して透光性を有する素材で形成したものを用いることが
できる。
【0073】さらに他の表示パネルとして、タッチパネ
ルの各スイッチ部に対応して所要の情報が記された記名
板と、スイッチ部に対応して発光ダイオードを配設した
発光パネル体とを重ね合わせた構成のものを用いること
ができる。このような表示パネルでは、液晶ディスプレ
イにより可変情報を表示するものと異なり、記名板に予
め記載された固定情報を表示するものとなる。固定情報
としては、文字や記号などに限らず、色彩を用いてもよ
い。このような表示パネルを上記第1〜第7実施例にお
ける表示パネル10に代えて用いれば、各実施例におけ
る操作部材15,40,51,52,55,61として
は、表示パネルの発光パネル体から記名板に光を放射す
ることから透明素材を用いる必要がなく、記名板の文
字、記号を読み取れる程度の透光性を有する素材で形成
したものを用いることができる。さらに、操作部材に記
名板を有する場合には、透光性を有しておれば、前述の
限定は不要である。
【0074】さらに、他の表示パネルとして、全面発光
するELディスプレイ上に液晶シャッター板を重合させ
て構成したもの、下面に反射板を貼着した拡散導光板上
に液晶シャッター板を重合させ、拡散導光板に側方から
蛍光灯などにより光照射させた構成としたもの、あるい
は、夜光塗料シート上に液晶シャッター板を重合させた
構成としたもの、さらには、反射シート上に液晶シャッ
ター板を重合させて構成したものなどを用いることもで
きる。上記反射シートとしては、アルミニウム板、アル
ミニウムをコーティングした樹脂シートまたは樹脂製の
反射シートなどを用いることができる。要するに、表示
パネルとしては、可変情報であろうと固定情報であろう
と情報表示機能を有しておれば良い。
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明のスイッチ付表示
装置によれば、スイッチ部材として、スイッチ部の押し
込みストロークがほぼ0であるタッチパネルを用いて、
このタッチパネルのスイッチ部を、操作機構部の操作部
材を当該スイッチ部との相対位置を変化させることによ
ってオン・オフ制御するようにしたので、操作部材は僅
かな動作範囲の変位に設定でき、操作機構部そのものを
薄型に形成することができる。したがって、全体構成と
して、薄型のスイッチ付表示装置とすることができる。
しかも、この操作部材の変位が僅かであっても、押し込
みストロークがほぼ0であるタッチパネルを操作する場
合と比べて、操作者にとっては、十分に明確な操作スト
ローク感を得ることができる。
【0076】さらに、この操作部材を備えた薄型の操作
機構部をタッチパネルに近接配置するので、操作部材は
表示パネルに近接した位置に配置できる。そのため、表
示パネルの表示内容は、操作部材を介して視認性を損な
うことなく透視でき、また、表示パネル上にタッチパネ
ル、操作機構部を配設しているので、表示パネルの周辺
部に操作スイッチを配設した場合に比べて、装置の大型
化を招くこともなく、また、操作部材の誤操作も防ぐこ
とができる。
【0077】さらには、操作機構部は、枠体と操作部材
と復帰保持手段等の簡単に構成されていることから、操
作部材を任意の大きさの面積を有する形状とすることが
できる。しかも、複数の操作部材を配列状態に設ける操
作機構部の場合には、各操作部材を、ハウジングなどの
介在により仕切られることなく、互いに近接させて配列
できるので、表示パネルの列状に並んだ複数個の表示領
域を用いて表示した一連の表示内容を、隣接した複数個
の操作部材によって細切れや切れ目が生じることなく表
示できる。また、液晶ディスプレイ等による可変情報の
表示や発光ダイオード等の照射による固定情報の表示と
を組み合わせることにも容易に対応できる。また、表示
内容のレイアウト変更に対しても容易に対処でき、ま
た、統一性のとれたデザインで表示画面の構成できる等
の種々の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るスイッチ付表示装置
を示す縦断面図である。
【図2】図1のA部の拡大図である。
【図3】同上実施例の一部(操作部材)の斜視図であ
る。
【図4】同上実施例の一部(操作パネル)の斜視図であ
る。
【図5】同上実施例を自動発券機に適用したスイッチ付
表示装置の斜視図である。
【図6】(a)〜(d)は同上の表示例を示す図であ
る。
【図7】同上実施例を適用したスイッチ付表示装置を備
えた制御盤の斜視図である。
【図8】同上実施例を適用した他のスイッチ付表示装置
を備えた制御盤の斜視図である。
【図9】同上実施例の操作パネルの構成例を示す分解斜
視図である。
【図10】本発明の第2実施例に係るスイッチ付表示装
置を示す縦断面図である。
【図11】本発明の第3実施例に係るスイッチ付表示装
置を示す縦断面図である。
【図12】本発明の第4実施例に係るスイッチ付表示装
置を示す縦断面図である。
【図13】同上実施例の平面図である。
【図14】本発明の第5実施例に係るスイッチ付表示装
置を示す縦断面図である。
【図15】本発明の第6実施例に係るスイッチ付表示装
置を示す縦断面図である。
【図16】同上実施例の要部の斜視図である。
【図17】同上実施例の平面図である。
【図18】本発明の第7実施例に係るスイッチ付表示装
置を示す縦断面図である。
【図19】同上のB−B線断面図である。
【図20】従来の表示パネル上にタッチパネルを用いた
制御盤を示す斜視図である。
【図21】従来の表示パネルの周辺に集合型操作スイッ
チを併設した制御盤を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 …表示パネル 10a…表示領域 11 …タッチパネル 12 …スイッチ部 13 …操作パネル 14 …操作機構部 15 …操作部材 18 …保持桟 19 …支持板 20 …永久磁石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報表示機能を有する表示パネルと、 この表示パネル上に配置されて外部からの操作を受けて
    オン・オフされる1以上のスイッチ部を設けてなる透明
    または透光性のタッチパネルと、 このタッチパネルのスイッチ部上に対向位置させた1以
    上の透明または透光性の操作部材を押圧操作により所定
    の保持位置から押下方向に可動とするとともに押圧操作
    の解除により所定位置に復帰するように移動可能に保持
    してなる操作機構部とを備え、 この操作機構部と前記タッチパネルとを、前記操作部材
    の操作範囲を存して近接配置し、 前記操作部材を押圧操作して、前記タッチパネルのスイ
    ッチ部と該操作部材との相対位置を変化させることによ
    り、前記スイッチ部をオン・オフ制御するようにしたこ
    とを特徴とするスイッチ付表示装置。
JP7142695A 1994-12-28 1995-05-16 スイッチ付表示装置 Pending JPH08315683A (ja)

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JP7142695A JPH08315683A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 スイッチ付表示装置
TW84114199A TW282546B (en) 1994-12-28 1995-12-28 Thin panel device and the display thereof

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JP7142695A JPH08315683A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 スイッチ付表示装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020109547A (ja) * 2018-12-28 2020-07-16 株式会社ジャパンディスプレイ 操作支援装置

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JP2020109547A (ja) * 2018-12-28 2020-07-16 株式会社ジャパンディスプレイ 操作支援装置

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