JPH08314633A - 光ペン入力機能付き液晶表示装置 - Google Patents

光ペン入力機能付き液晶表示装置

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JPH08314633A
JPH08314633A JP14236695A JP14236695A JPH08314633A JP H08314633 A JPH08314633 A JP H08314633A JP 14236695 A JP14236695 A JP 14236695A JP 14236695 A JP14236695 A JP 14236695A JP H08314633 A JPH08314633 A JP H08314633A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示輝度やコントラストを低下させることな
く、液晶表示装置にペン入力機能を具備せしめることが
できるようにする。 【構成】 各画素毎に、TFT9に重なるように、光ペ
ン1の光を受光する光電変換素子5を形成する。また、
ガラス基板3aに形成された信号配線(ドレイン配
線)、走査配線(ゲート配線)に重なるように、ガラス
基板上に光電変換素子5の光電流を読み出すための配線
を形成する。即ち、光電変換素子及びそのための読み出
し配線にブラックマトリクスとしての機能を果たさせ
る。カラーフィルタ4間の隙間の内、光電変換素子やそ
のための配線の形成されていない領域にはブラックマト
リクス13を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に、光ペ
ンによる座標、図形等のデータを入力する機能を具備せ
しめた光ペン入力機能付き液晶表示装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ペン入力機能を具備した液晶表示装置に
は、現在電磁誘導方式、静電結合方式(容量結合方
式)、電気抵抗フィルム方式、および光センサ方式があ
る。電磁誘導方式は、ペンの中にあるコイルから発生す
る微弱な磁界によって発生する誘導電流を検出し、タブ
レット上の座標を計算する方式である。
【0003】容量結合方式は、例えば、特開昭61−2
94573号公報、特開平3−294919号公報に記
載のあるように、TFT基板を表示面側に置き、導電性
のあるペンをTFT基板上のX駆動線とY駆動線に近接
させ、X駆動線およびY駆動線との間の静電結合により
ペンに生じるパルス電圧を検出しそのタイミングから位
置を検出する方式である。電気抵抗フィルム方式は、金
属のペン先を表示装置表面に接触させてタブレット上に
印加してある電圧を読み出し、その電圧値からその座標
を算出する方式である。
【0004】また、光センサ方式は、液晶パネルの上あ
るいは下面に光センサを配置し、ペンの位置を光センサ
により検出する方式である。例えば、特開平4−282
609号公報に記載されたものでは、カラーTFT液晶
ディスプレイ基板の裏面(すなわちバックライト側)に
イメージセンサを配置しておき、バックライト光のペン
での反射光または光ペンの放射光をイメージセンサによ
り検出し、その座標値を算出するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術の内
電磁誘導方式では、ペン先から発生する微弱な磁界を検
出する方式であることからペンの傾きによる認識エラー
が発生しやすい欠点があった。また、透過型液晶表示装
置の場合、磁界を検出するタブレットをバックライトか
らの透過光の光路中に配置する必要があり光透過率を低
下させる原因となるほか、バックライトから発生するノ
イズの影響を防止する対策が必要であるという欠点があ
った。
【0006】上述した電気抵抗フィルム方式や光センサ
方式における場合においても、抵抗膜の形成されたタブ
レットを液晶表示装置上に張り付けたり、液晶パネルと
バックライトとの間にイメージセンサを設けたりする必
要があり、開口率の低下を招くとともに、タブレットや
イメージセンサ基板での光の吸収およびこれらの基板と
液晶パネル間での乱反射によって光透過率が低下し、電
磁誘導方式と同様に、表示画面が暗くなり、コントラス
トが低下する。また、これら電磁誘導方式、電気抵抗フ
ィルム方式、光センサ方式では、液晶パネルの他に基板
が1枚追加されるため、液晶表示装置の重量が増すとと
もに厚みが増加する。
【0007】容量結合方式および電気抵抗フィルム方式
では、ペンの傾き、および雑音による認識エラーは少な
いものの、ペンを装置上に接触させる必要があるため、
ペン先に付着したゴミ、またはディスプレイ上に付着し
たゴミによって引っかき傷が発生し、ディスプレイを見
にくいものにするなどの問題があった。また、容量結合
方式では、液晶表示のための駆動パルスとペン先の位置
を検出するためのパルスとを時間を異ならせて同一の信
号線に印加することが必要となるため、駆動回路が複雑
化するという問題もあった。
【0008】さらに、電磁誘導方式においては電磁界を
発生させるための電源を外部から供給する必要があり、
また容量結合型および抵抗フィルム方式においてはペン
内部に検出処理回路を設けその検出信号を外部のCPU
に信号を送り出す必要があり、いずれの場合にもペンに
コードを接続することが必要となるため、操作性に問題
が生じる。
【0009】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであって、その目的は、第1に、表
示画面の輝度、コントラストを低下させることなく液晶
表示装置にペン入力機能を付加することができるように
することであり、第2に、重量や厚みの増加を招くこと
のない、また駆動回路の複雑化を招くことのない光ペン
入力機能付き液晶表示装置を提供しうるようにすること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、2枚のガラス基板間に液晶が注入
されマトリクス状に複数の画素が形成されている液晶表
示装置であって、表示面側のガラス基板の液晶側の面に
は、前記画素を区画する縦方向および横方向のそれぞれ
複数本の金属配線が形成されそれらの金属配線の交点の
近傍には縦方向配線および横方向配線に接続された光電
変換素子が形成されていることを特徴とする光ペン入力
機能付き液晶表示装置、が提供される。
【0011】
【作用】図1は、本発明の作用を説明するための、光ペ
ン入力機能付きのTFTアクティブマトリクス型液晶表
示装置の断面図である。同図において、1は例えば電池
により駆動される光ペン、2、2aは偏光板、3、3a
はガラス基板、4はカラーフィルタ、5は光電変換素
子、6はオーバーコート、7は共通電極である透明電
極、7aは画素電極である透明電極、8、8aは配向
膜、9はTFT、10は液晶、11、12は光電変換素
子5に形成された一対の電極、13はブラックマトリク
スである。
【0012】図1に示されるように、光ペン1の光を検
出する光電変換素子5は、ガラス基板3a上に形成され
たTFT9に重なるように形成される。また、図示され
てはいないが、電極11、電極12がそれぞれ接続され
る信号読み出し配線と選択配線は、ガラス基板3a上に
形成された信号配線(ドレイン配線)とゲート配線に重
なるように形成されている。すなわち、光電変換素子5
とこれに接続される電極および配線はブラックマトリク
スの機能を果たしている。
【0013】光電変換素子5は、各TFT9に対応して
形成するようにしてもよいが、図示した例では、RGB
を1画素として1画素毎に光電変換素子を1個設けてい
る。そのため、カラーフィルタ間で光電変換素子やこれ
に接続された配線の形成されていない領域が生じるがそ
の領域には通常のブラックマトリクス13が形成され
る。ブラックマトリクス13は電気的にフローティング
状態としておいてもよいが接地等の電源線に接続しても
よい。あるいは、光電変換素子に接続された信号読み出
し配線や選択配線と接続するようにしてもよい。
【0014】また、図2は光電流を検出する回路例の概
略回路図である。光ペンには例えば電池駆動のLED
(波長450〜650nm)を用いる。光ペンから入射
された光は表示パネル面16にマトリクス状に配置され
た光電変換素子(この例では光伝導型素子)5に照射さ
れる。光電変換素子5は信号読み出し配線14と選択配
線15との間に接続されている。選択配線15は、選択
用シフトレジスタ18により順次選択されこれにより電
圧が加えられる。信号読み出し配線14はn本ずつm個
の群に分割され、FET制御用シフトレジスタ19によ
ってオン/オフされるスイッチ用FETを介して各群ご
とに順次検出IC20に接続される。
【0015】光が照射された光電変換素子5には選択用
シフトレジスタ18により選択されたとき光電流が発生
し、この光電流は信号読み出し配線14、スイッチ用F
ET17を介して順次検出IC20により読み出され
る。その読み出しのタイミングと信号が読み出された信
号線の位置とから光の照射された光電変換素子5の座標
が認識される。
【0016】以上のように構成された液晶表示装置にお
いては、光電変換素子5、信号読み出し配線14および
選択配線15がブラックマトリクス機能を果たしている
ため、光ペン入力機能を付与したことにより開口率の低
下や光透過率の低下は起こらず、従来例の場合のように
表示輝度の低下やコントラストの低下が起こることはな
い。また、イメージセンサ基板などの別の基板を配置す
る必要がなくなるため、重量や厚さの増加を防止するこ
とができる。さらに、図2に示されるように、比較的簡
単な検出回路を追加することにより座標の認識が可能に
なる。
【0017】なお、本発明の光ペン入力方式では、正確
な動作を行わせるためには、外光レベルに対してペンか
ら光電変換素子への入力光が十分に大きくなるようにし
ておくことが望ましい。この目的のために、光ペンに光
電変換素子上に集光するレンズを設けておくことが有効
である。また、使用環境上バックグランドの光入射レベ
ルが変化することを考慮して、可変抵抗等による調光手
段を光ペンに具備せしめておけば、誤動作を防止するこ
とができる。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 [第1の実施例]図3は、本発明の第1の実施例におけ
る光電変換素子部分での断面図であり、図4は、光電変
換素子を含む領域での光入力側(すなわち、偏光板2
側)からみた平面図である。本実施例においては、光電
変換素子はTFT型であり、このTFTは、図2に示し
たスイッチ用FET17と同時に形成されるものであ
る。図3、図4において、図1に示した部分と同等の部
分には同一の参照番号が付されているので、重複する説
明は省略する。
【0019】本実施例においては、光電変換素子は、n
+ 型シリコン層23が被覆されたドレイン電極21とソ
ース電極22、非晶質シリコン層24、ゲート絶縁膜2
5およびゲート電極26を有するTFTにより構成され
ている。このTFTは保護絶縁膜27により被覆されて
いる。図4に示されるように、ドレイン電極とゲート電
極は、それぞれドレイン配線21a、ゲート配線26a
と一体的に形成されている。また、ソース電極22はコ
ンタクトホール(図示なし)を介して透明電極(対向電
極)7と接続されている。この光電変換用TFTのチャ
ネル長Lおよびチャネル幅Wは、それぞれ8、300μ
mである。
【0020】次に、図5を参照して第1の実施例の光電
変換用FETの製造方法について説明する。ガラス基板
3上にスパッタ法にてクロムを1000Åの膜厚に、続
いてプラズマCVDにより非晶質のn+ 型シリコン層2
3を500Åの膜厚に順次堆積し、フォトリソグラフィ
法およびドライエッチング法を用いてn+ 型シリコン層
23およびクロム層を同時にエッチングして、ドレイン
電極21とソース電極22を形成する〔図5(a)〕。
【0021】その後、プラズマCVD法により、非晶質
シリコン層24を膜厚3000Åに、続いてゲート絶縁
膜25となる窒化シリコン層を膜厚3000Åに連続し
て堆積し、次に、スパッタ法によりクロム層を1000
Åの厚さに形成した。クロム層をパターニングしてゲー
ト電極26を形成した後、非晶質シリコン層24および
ゲート絶縁膜25をパターニングしてTFTを形成す
る。最後に、プラズマCVD法により保護絶縁膜27と
なる窒化シリコン膜を3000Åの膜厚に堆積し、所定
の形状にパターニングする。
【0022】薄膜形成条件は以下に示すとおりである。
絶縁膜である窒化シリコン膜は、シラン、アンモニアお
よび窒素ガスを用いてそれぞれを100、200、20
00sccmの流量とし、パワー密度:0.08W/c
2 、ガス圧:120Pa、基板温度:300℃の条件
で成膜した。このとき堆積速度は316Å/minであ
った。非晶質シリコン層はシランガス(SiH4 )およ
び水素ガスを用いてそれぞれを90、270sccmの
流量とし、パワー密度:0.04W/cm2 、ガス圧:
120Pa、基板温度:250℃の条件で成膜した。n
+ 型シリコン層の成膜時にはフォスフィンをドープ材と
して成膜した。成膜条件は、シラン、水素希釈0.1%
フォスフィン、水素ガスをそれぞれ300、450、1
50sccmの流量で供給し、パワー密度:0.015
W/cm2 、ガス圧:100Pa、基板温度:250℃
であった。
【0023】また、非晶質シリコン層およびシリコン窒
化膜のエッチングは、SF6 、水素ガスおよび塩素ガス
をそれぞれ30、30、120sccmの流量にて供給
し、パワー密度:0.48W/cm2 、ガス圧:30P
a、基板温度:30℃の条件で行った。このときの非晶
質シリコンのエッチングレートは20Å/secであっ
た。
【0024】[第2の実施例]図6は、本発明の第2の
実施例における光電変換素子部分での断面図であり、図
7は光電変換素子近傍でのガラス基板側から見た平面図
である。本実施例の光電変換素子は、光伝導型でプレー
ナ型2端子素子として構成されている。この素子の電極
間距離Lと電極幅Wは、それぞれ5μm、30μmであ
る。本実施例の光電変換素子の光電流の読み出しは図2
に示した回路によって行なうことができる。
【0025】本実施例の光電変換素子は以下の方法によ
って作製される。ガラス基板3上に非晶質シリコン層2
4を4000Åの厚さに、n+ 型シリコン層23を50
0Åの厚さに堆積し、フォトリソグラフィ法およびドラ
イエッチング法を用いてアイランド状に加工する。その
後、スパッタ法によりクロムを1500Åの膜厚に堆積
し、これをパターニングして第1電極28と第2の電極
29を形成する。このとき、同時に信号読み出し配線2
8aと選択配線29a(図7参照)も形成される。その
後、電極28、29間のn+ 型シリコン層23をドライ
エッチング法にて除去する。
【0026】次に、ポリピロールを主成分とした不透明
絶縁膜をスピンコータにて5000Åの厚さに塗布し、
乾燥後フォトエッチング法によりパターニングして遮光
膜30を形成する。このとき、同時に信号読み出し配線
28aと選択配線29aとの交差部にコンタクトホール
31を開孔する(図7参照)。次いで、スパッタ法にて
クロムを1500Åの膜厚に成膜し、これをパターニン
グしてクロスオーバー配線32をを形成する。なお、非
晶質シリコン層およびn+ 型シリコン層の成膜条件は先
の第1の実施例の場合と同じである。クロスオーバー部
の配線構造を図8に示す。
【0027】本実施例においては、光電変換素子、信号
読み出し配線28aおよび選択配線29aがすべて遮光
膜30により被覆されているため、画素電極に接続され
たスイッチ用TFTへの漏れ光をより少なくすることが
できる。また、バックライト光の光電変換素子への入射
によって生じるノイズを低減化することができる。な
お、本実施例においては、信号読み出し配線と選択配線
を同時に形成する方法を示したが、個別に配線を形成す
ることも可能である。
【0028】[第3の実施例]図9は、本発明の第3の
実施例における光電変換素子部分での断面図であり、図
10は光電変換素子近傍でのガラス基板側から見た平面
図である。本実施例においては、光電変換素子として光
起電力型素子であるフォトダイオードが用いられてい
る。
【0029】本実施例の光電変換素子は以下の方法によ
って作製される。ガラス基板3上に透明導電膜であるI
TOを膜厚1000Åに、クロムを膜厚1000Åにそ
れぞれスパッタ法にて堆積し、フォトリソグラフィ法お
よびウェットエッチング法にてパターニングする。この
時クロム層は配線部分のみを残し、さらにITOはダイ
オード素子の電極部分および配線部分を残すようにエッ
チングを行い、透明電極33と信号読み出し配線36
(図10参照)とを形成する。
【0030】この後、プラズマCVD法により非晶質シ
リコン層24を8000Åの膜厚に、p+ 型シリコン層
34を膜厚300Åにそれぞれ堆積する。これら非晶質
シリコン層の成膜条件は第1の実施例の場合と同様であ
る。但し、p+ 型シリコン層の成膜時には、ドープ材と
して水素希釈0.5%ボロンを添加する。次に、スパッ
タ法により、クロムを1000Åの膜厚に堆積し、これ
をパターニングして金属電極35とこれに連なる選択配
線35aを形成する。その後、非晶質シリコン層24お
よびp+ 型シリコン層をパターニングし、最後に、保護
絶縁膜27となる窒化シリコン膜を3000Åの膜厚に
堆積しこれをパターニングする。
【0031】以上により信号読み出し配線部分および選
択配線部分は約1.3μmの厚さに形成される。この
後、カラーフィルタを形成するがカラーフィルタの厚さ
は1.3〜1.5μmの厚さに形成される。したがっ
て、これまで問題となっていたカラーフィルタとブラッ
クマトリクスの段差を原因として発生していた液晶の異
常配向(ディスクリネーション)を抑制することができ
る。またこれを防止するために行われていた平坦化材を
用いる必要もなくなる。
【0032】また、p+ 型シリコン層に代えてp+ 非晶
質シリコンカーバイド膜を用いてフォトダイオードを形
成することができる。p+ 非晶質シリコンカーバイド膜
は、シラン、メタン、水素希釈0.5%ボロンおよび水
素ガスをそれぞれ30、100、150および50sc
cmの流量で供給し、パワー密度:0.02W/cm
2 、ガス圧:50Pa、基板温度:250℃の条件のプ
ラズマCVD法にて成膜することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、光電変
換素子およびそのための配線を液晶パネルのブラックマ
トリクスとして機能させるものであるので、表示輝度や
コントラストの低下を招くことのない光ペン入力機能付
きの液晶表示装置を提供することができる。また、イメ
ージセンサ基板等の他の基板を用いる必要がないので、
表示装置の重量や厚さの増加を防止することができる。
さらに、光電流の読み出しのために複雑な回路を必要と
せず、また、ペンにコードを使用しなくても済むように
なるので、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作用を説明するための光入力機能付き
液晶表示装置の断面図。
【図2】本発明の作用を説明するための、光電変換素子
に光伝導型素子を用いた場合の座標検出回路の回路図。
【図3】本発明の第1の実施例の要部断面図。
【図4】本発明の第1の実施例の要部平面図。
【図5】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの工程順断面図。
【図6】本発明の第2の実施例の要部断面図。
【図7】本発明の第2の実施例の要部平面図。
【図8】本発明の第2の実施例におけるクロスオーバー
配線部の断面図。
【図9】本発明の第3の実施例の要部断面図。
【図10】本発明の第3の実施例の要部平面図。
【符号の説明】
1 光ペン 2、2a 偏光板 3、3a ガラス基板 4 カラーフィルタ 5 光電変換素子 6 オーバーコート 7、7a 透明電極 8、8a 配向膜 9 TFT 10 液晶 11、12 電極 13 ブラックマトリクス 14 信号読み出し配線 15 選択配線 16 表示パネル面 17 スイッチ用FET 18 選択用シフトレジスタ 19 FET制御用シフトレジスタ 20 検出IC 21 ドレイン電極 21a ドレイン配線 22 ソース電極 23 n+ 型シリコン層 24 非晶質シリコン層 25 ゲート絶縁膜 26 ゲート電極 26a ゲート配線 27 保護絶縁膜 28 第1電極 28a 信号読み出し配線 29 第2電極 29a 選択配線 30 遮光膜 31 コンタクトホール 32 クロスオーバー配線 33 透明電極 34 p+ 型シリコン層 35 金属電極 35a 選択配線 36 信号読み出し配線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のガラス基板間に液晶が注入されマ
    トリクス状に複数の画素が形成されている液晶表示装置
    であって、表示面側のガラス基板の液晶側の面には、前
    記画素を区画する縦方向および横方向のそれぞれ複数本
    の金属配線が形成されそれらの金属配線の交点の近傍に
    は縦方向配線および横方向配線に接続された光電変換素
    子が形成されていることを特徴とする光ペン入力機能付
    き液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 裏面側のガラス基板上には縦方向および
    横方向の信号配線が形成され、それらの配線に囲まれた
    領域内には表示電極と、該表示電極と前記縦方向および
    横方向の信号配線に接続されたスイッチング素子とが形
    成されており、表示面側のガラス基板には共通電極が形
    成されており、かつ、裏面側のガラス基板上の縦方向信
    号配線、横方向信号配線およびスイッチング素子が、そ
    れぞれ表示面側のガラス基板上に形成された前記縦方向
    配線、横方向配線および光電変換素子と重なりあってい
    ることを特徴とする請求項1記載の光ペン入力機能付き
    液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記光電変換素子が、非晶質シリコン層
    を光電変換領域として形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の光ペン入力機能付き液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記光電変換素子が、2端子型の光伝導
    型素子若しくは光起電力型素子またはソースが接地され
    た薄膜トランジスタであることを特徴とする請求項1記
    載の光ペン入力機能付き液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記光電変換素子および前記金属配線が
    遮光膜によって被覆されていることを特徴とする請求項
    1記載の光ペン入力機能付き液晶表示装置。
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