JPH08314034A - 立体画像表示方法及び装置 - Google Patents

立体画像表示方法及び装置

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JPH08314034A
JPH08314034A JP7119870A JP11987095A JPH08314034A JP H08314034 A JPH08314034 A JP H08314034A JP 7119870 A JP7119870 A JP 7119870A JP 11987095 A JP11987095 A JP 11987095A JP H08314034 A JPH08314034 A JP H08314034A
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image
images
display
eye
lenticular lens
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JP7119870A
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Inventor
Takasato Taniguchi
尚郷 谷口
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンチキュラーレンズシートを用いた立体画
像表示方法及び装置において、立体視できる観察領域を
前後左右に広くすることができる方法及び装置を提供す
ることであり、特に、観察者の視点位置に追従して立体
視が可能な方法及び装置を提供することである。 【構成】 左眼用及び右眼用画像のそれぞれを線状に分
割して複数の線状画像とし、各画像からの各線状画像を
交互に配列してディスプレイに表示し、該ディスプレイ
に表示された画像をレンチキュラーレンズを複数配列し
てなるレンチキュラーレンズシートを介して観察する立
体画像の表示方法において、観察者の視点位置を検出す
る段階と、複数の視差画像から、前記視点位置に応じた
前記左眼用及び右眼用視差画像を選択する段階とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンチキュラーレンズシ
ートを用いた立体画像表示方法及び装置に関し、立体視
可能な観察領域を広くすることができる方法及び装置に
関する。特に、観察者の視点位置が変わった場合でも良
好に立体視できる方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レンチキュラーレンズシートを用
いた立体画像表示装置については、1970年頃から盛
んに研究され、その成果は、例えばO plus E誌1
993年11月号100〜104ページ等に示されてい
る。こうしたメガネなしの立体画像表示装置を図10に
示す。レンチキュラーシート1の裏面にディスプレイ2
の画像表示面3を一致させ、左右異なった視点から撮影
された2枚の視差画像をストライプ画像(線状画像)に
分割し、これを交互に配列して合成ストライプ画像を表
示する。左右の目L、Rにはレンチキュラーシート1に
より、それぞれのストライプ画像からの光束が入射させ
られる。これにより観察者は元の視差画像をそれぞれの
眼で観察することになり、立体視が実現される。
【0003】レンチキュラシート裏面に左右異なった視
点からのストライプ画像(線状画像)を交互に配列する
方法としては、様々な系が知られており、図11は投射
型の構成例である。1つのLCDプロジェクター21
で、左右異なった視点からのストライプ画像を交互に配
列表示された合成ストライプ画像を20の拡散面に投影
するタイプである。こうした立体表示技術は静止画、動
画いずれにも用いられている。
【0004】しかし、この方式では左右の視点がレンチ
キュラーシートを通して最も立体視しやすい最適位置か
らずれた場合、立体画像の立体感が逆に見えたり立体視
ができなくなるなどの欠点がある。こうした欠点を解決
するために、特開昭64−73330号公報では観察者
の両眼の動きを検出し、この移動量に応じて左右それぞ
れのストライプ画像の表示位置を入れ換えることを開示
している。同様の方法として、特開平4−122922
号公報は図11に示す光学系を用いて、プロジェクター
の位置を前後左右に移動させることにより立体視領域を
拡大する方法および視点位置が移動しても立体視できる
方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来例に示す右眼画像と左眼画像の2枚の視差画像を用
いて立体視する方法において、例えば図10に示す光学
系の場合では観察者の視点位置に応じて右眼画像と左眼
画像の表示位置を入れ換えることで左右の観察領域を拡
大することはできても、前後の視点位置の変化には対応
できないという問題があった。また、図11に示す方法
ではプロジェクターの位置を駆動する手段を必要とし、
装置が大きくなってしまうという問題があった。更にこ
れら従来例では、観察者の視点位置変化に応じて常にそ
れぞれの視差画像が眼に入射する様に追従させているだ
けで、観察している立体画像は常に同じであり、なめら
かな立体感を得ることができる『回り込み効果』を有し
ていない。
【0006】本発明の目的は、レンチキュラーレンズシ
ートを用いた立体画像表示方法及び装置において、上記
課題を解決し、立体視できる観察領域を前後左右に広く
することができる方法及び装置を提供することであり、
特に、観察者の視点位置に追従して立体視が可能な方法
及び装置を提供することである。更に、『回り込み効
果』を有する立体画像表示方法及び装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の立体
画像表示方法のある形態は、左眼用及び右眼用画像のそ
れぞれを線状に分割して複数の線状画像とし、各画像か
らの各線状画像を交互に配列してディスプレイに表示
し、該ディスプレイに表示された画像をレンチキュラー
レンズを複数配列してなるレンチキュラーレンズシート
を介して観察する立体画像の表示方法であって、観察者
の視点位置を検出する段階と、複数の視差画像から、前
記視点位置に応じた前記左眼用及び右眼用視差画像を選
択する段階とを有する事を特徴とする。
【0008】前記各線状画像の好ましい形態は、各線状
画像の前記レンチキュラーレンズシートに対する相対的
な表示位置を、前記視点位置に応じて変更する事を特徴
とする。
【0009】前記各線状画像の好ましい形態は、その表
示位置を前記レンチキュラーレンズシートの母線方向と
直交する方向に変更する事を特徴とする。
【0010】前記複数の視差画像の好ましい形態は、少
なくとも2枚以上の視差画像から前記視点位置に応じて
補間されて作成される事を特徴とする。
【0011】本発明の立体画像表示方法の他のある形態
は、左眼用及び右眼用画像のそれぞれを線状に分割して
複数の線状画像とし、各画像からの各線状画像を交互に
配列してディスプレイに表示し、該ディスプレイに表示
された画像をレンチキュラーレンズを複数配列してなる
レンチキュラーレンズシートを介して観察する立体画像
の表示方法であって、観察者の視点位置を検出する段階
と、前記視点位置に応じて、交互に配列された各線状画
像の間隔を変更する段階とを有する事を特徴とする。
【0012】前記ピッチ変更段階の好ましい形態は、前
記各線状画像の幅を変更する段階を有することを特徴と
する。
【0013】前記立体画像表示方法の好ましい形態は、
更に前記左眼用及び右眼用画像の視差量を、前記視点位
置に応じて変更する段階を有することを特徴とする。更
に、少なくとも2枚以上の視差画像から補間して、前記
左眼用及び右眼用画像を作成する段階を有することによ
り、前記視差量が変えられる事を特徴とする。
【0014】本発明の立体画像表示方法の他のある形態
は、左眼用及び右眼用画像のそれぞれを線状に分割して
複数の線状画像とし、各画像からの各線状画像を交互に
配列してディスプレイに表示し、該ディスプレイに表示
された画像をレンチキュラーレンズを複数配列してなる
レンチキュラーレンズシートを介して観察する立体画像
の表示方法であって、観察者の視点位置を検出する段階
と、前記視点位置から前記レンチキュラーレンズ面への
垂線が交差するレンチキュラーレンズの光軸位置と、該
レンチキュラーレンズに対応する左眼用線状画像と右眼
用線状画像の中心位置とを一致させる段階とを有する事
を特徴とする。
【0015】前記各線状画像の好ましい形態は、各線状
画像の前記レンチキュラーレンズシートに対する相対的
な表示位置を、前記視点位置に応じて変更する事を特徴
とする。
【0016】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の立体画像表示装置の実施例
1の要部概略図である。ここでは複眼カメラやステレオ
カメラで撮影される自然画像を視差画像として用いる場
合について示すが、CG画像を用いる場合でも構わな
い。
【0017】図中1はレンチキュラーレンズシート、2
はバックライト光源を有するLCDディスプレイなどの
様なフラットパネルディスプレイであり、3はその画
像表示面である。4は観察者5の視点位置および/また
は視線方向の検出手段であり、本実施例においては2台
のカメラを用いる手段を利用している。この検出手段と
して、観察者の周囲に磁場を形成しておき、観察者の頭
部に磁気センサーを装着させ、このセンサーからの出力
を用いることも可能であり、当然のことながら従来から
公知のアイマークカメラ等の視線検出手段を用いること
もできる。
【0018】本実施例の立体画像表示装置の動作につい
て簡単に説明する。
【0019】2台のカメラ4で撮影された観察者5の画
像はカメラコントローラ6から視点位置検出装置/視線
方向検出装置7に入力される。視線方向検出装置7で
は、入力された2枚の画像から観察者5の眼を対応点と
して画像処理し、観察者の視点位置や視線方向を検出す
る。
【0020】一方、立体表示する画像はカメラ101、
102、103、104からなる複眼カメラ10やステ
レオカメラ10’、10”で撮影され、複数の視差画像
を得る。この視差画像は画像処理装置8において、前記
視点位置や視線方向の検出信号を基に、以下に詳しく述
べる方法により画像処理され、所定の合成ストライプ画
像を作成し、ディスプレイ2に表示する。この合成スト
ライプ画像をレンチキュラーレンズシート1を介して観
察することにより、観察者5は自分の視点位置・視線方
向に応じた立体画像を観察する事ができる。
【0021】次に本実施例および後述する実施例で用い
る画像処理方法及び視点追従の原理について説明する。
【0022】はじめに、本実施例における観察者の前後
方向への移動に対する視点追従の原理について説明す
る。
【0023】通常、観察距離D0は合成ストライプ画像
のピッチPaの分割数n、観察者の両眼間隔(基線長)
K、レンチキュラーレンズのピッチP、および焦点距離
f、とを用いると次式で与えられ、 D0=nKf/P -------(1) なる関係が成り立つ。
【0024】さらに、レンチキュラーレンズのピッチP
と合成ストライプ画像のピッチPaとは、観察者の両眼
間隔(基線長)をK、合成ストライプ画像のピッチPaの
分割数をnとすると、次式の関係がある。 Pa=nKP/( nKー P) -------(2) 上記関係より、観察距離D0近傍において、左右方向にn
個の視差画像が観察され、また観察位置を前後移動する
には、合成ストライプ画像の分割数nを変更するととも
に合成ストライプ画像のピッチ(言い換えれば、短冊状
のストライプ画像の幅)を変えて表示する必要があるこ
とが分かる。
【0025】実施例1では、観察者の両眼間隔(基線長)
Kを65mm、標準の観察距離を約3.0m(D0=3.0m)
に設定し、レンチキュラーレンズシート1として、ピッ
チP=1.0mm、曲率半径r=5.77mm、焦点距離f=11.54
mm、レンチキュラーレンズシートの屈折率N=1.5、の
ものを使用しているので、(1)式から合成ストライプ
画像のピッチPaの分割数nはn=4となる。実施例1
において、合成ストライプ画像のピッチPaの分割数と
用いる視差画像の数は必ずしも一致してはいない。(従
来のレンチキュラー方式の立体TVでは、ストライプ画
像のピッチPaの分割数と用いる視差画像の数は一致し
ていた)この点については図4を用いて後述する。
【0026】つぎに、観察者が観察距離D0近傍でディ
スプレイに対し横方向へ移動した場合について図2、図
3、図4を用いて説明する。この時、観察者が約3.0mの
標準の観察距離にいるので、(1)式で説明した様にス
トライプ画像のピッチPaの分割数nはn=4となって
いる。
【0027】図2は観察者が約3.0mの標準の観察距離に
いる時の本実施例の立体表示装置におけるディスプレイ
2の表示画面3上の画素配置とレンチキュラーレンズシ
ート1との関係を示す概略図である。この時、前述した
様にストライプ画像のピッチPaの分割数nはn=4と
なっており、分割された各部分の画素を図中Ak
k+1、Ck+2、Dk+3で示す。ディスプレイ2の水平画
素は、4画素おきにサンプリングされ、A1B2C3D4、
A5B6C7D8、・・・・・とストライプ状に画素が配置
される。そしてAkk+1k+2k+3の4個の画素は、ほ
ぼレンチキュラーレンズの1ピッチに対応して配置され
る。図2に示す様に、レンチキュラーレンズの1ピッチ
に対応してディスプレイ2の画素を4つに分割して配置
されるが、これらの画素は常に表示されていることはな
く、図4(a)、4(b)を用いて後述する様に、隣り合う2
種類の画素のみが表示される。例えば、ディスプレイ2
として1440(水平)x 1024(垂直)画素のハイ
ビジョン用のLCDパネルを用いてモノクロ表示を行う
場合、片目で見る画像の水平解像度は 1440画素/
4=360画素となり、ディスプレイ2上の画素は36
0x2=720画素が表示されている。また、この時の
レンチキュラーレンズ1の山の数は360個となる。
【0028】しかし、この様な画素配置に限定されるも
のではなく、レンチキュラーレンズの1ピッチ内に分割
数の整数倍の画素を配置することも可能である。例えば
図2の例において、2画素ずつサンプリングして配置
し、A1A2B3B4C5C6D7D8からなる8画素をレンチ
キュラーレンズの1ピッチに対応して配置することも可
能である。尚、用いるディスプレイ2がカラーディスプ
レイである場合には、それぞれの画素Ak、Bk+1、C
k+2、Dk+3とはRGBのフィルターを有するカラーの一
画素を単位として考えれば良い。
【0029】図3は、観察者が観察距離D0近傍にいる
時の立体視領域を示し、図4(a),(b)は、観察者が図3
のR、Lで図示されている位置にいる場合およびR’、
L’で図示される位置にいる場合の、ディスプレイ2上
での合成ストライプ画像の状態、およびそのストライプ
画像の合成方法を説明する図である。図3に示す様に、
観察者5が設定された観察距離D0=3.0mの近傍で、左
右の眼の位置がそれぞれR、Lで図示されている位置に
いる場合、図4(a)に示す様に視差の異なる左眼用画像
及び右眼用画像である視差画像42、41からなる合成
されたストライプ状の画素BkCk+1のみをディスプレイ
2上に表示する。レンチキュラレンズを通して観察者5
のそれぞれの眼R、Lには視差画像42、41から合成
された個々のストライプ状の画素(線状画像)Bk、C
k+1からの光束が入射し、観察者は視差画像42、41
のステレオペアを用いた立体画像が観察できる。次に、
この観察者がR’、L’で図示される様に左の位置へ移
動し、それを検知するとディスプレイ2上への表示画像
を変える。つまり、R’、L’で図示される位置では図
4(b)に示す視差の異なる視差画像44、43から合成
されたストライプ状の画素(線状画像)Ckk+1を表示
する。R’、L’の観察者のそれぞれの眼には視差画像
44、43から合成されたストライプ状の画素Ckk+1
からの光束が入射し、視差画像44、43のステレオペ
アによる立体画像が観察できる。このとき視差画像4
1、42と 、視差画像43、44とは同じ2枚の視差
画像であって、左眼画像=41=43、右眼画像=42
=44であり、図4(a)の合成ストライプ画像と図4(b)
の合成ストライプ画像は同じで、レンチキュラレンズシ
ート1に対する相対的な位置が異なっているだけであ
る。このとき観察者は視点位置を変えても、観察してい
る立体画像には何ら変化を生じる事がないが、常に同じ
立体画像を良好に観察できる。即ち、本実施例の立体表
示装置では、視点位置に応じた画素のみを発光させた
り、変調したりして画像を表示し、常に2つの視差画像
から合成されたストライプ画像をそれぞれの眼に呈示し
てやり、立体画像表示を達成している。
【0030】また、視差画像41、42、43、44は
それぞれ異なる3枚の視差画像(41、42=43、4
4)から作成されていても良く、このとき観察者が移動
し、視点位置を変えると、観察している立体画像は異な
る方向から見た視差画像を選択して表示する事になり、
観察者は視点位置変化に応じた画像の回り込みを感じる
事ができる。この時も、視点位置に応じた画素のみが表
示され、常に2つの視差画像から合成されたストライプ
画像をそれぞれの眼に呈示して、立体画像表示を達成す
ることができる。
【0031】更に、このとき異なる3枚の視差画像から
それらの視点間の補間処理を行ない、十分に細かい視点
間間隔の視差画像を求め、補間された複数の視差画像か
ら観察者の視点位置に応じた左眼用及び右眼用画像を選
択して、ストライプ画像に分割・合成・表示することに
よりなめらかな連続した画像の回り込み効果を実現でき
る。この画像補間の方法としては、従来より公知のエピ
ポーラプレーンイメージ(EPI)を用いる方法、すな
わち、EPI上で対応点を探索し補間画像を作成する方
法( 例えば、R.C.Bolles et.al : Int. J. computer V
ision, Vol.1,No.1, pp.7-55 (1987)参照のこと)等を
用いることができる。例えば、横方向にわずかに頭を移
動した程度の移動の場合には、観察者の右眼R’には視
差画像44から合成されたストライプ画像ではなく、視
差画像43、44から画像補間により新しく作成された
補間画像44’を用いてストライプ画像を作成し、観察
者の右眼L’には視差画像43から合成されたストライ
プ画像ではなく、視差画像41、42から画像補間によ
り新しく作成された補間画像43’を用いてストライプ
画像を作成し、これら44’、43”を視点位置に応じ
て選択し、合成して表示することで、観察者は視差画像
44’、43”というステレオペアによる立体視を行う
ことになり、なめらかな画像の回り込みを感じることが
できる。
【0032】以上説明した様に、本実施例の装置は、観
察者の視点位置に応じて合成ストライプ画像のレンチキ
ュラーレンズシートに対する相対的な表示位置を変える
ことにより、視点の移動に追従する立体表示を実現でき
る。従って、少なくとも2枚の視差画像を用いて、所定
の関係で合成ストライプ画像を作成すれば良く、その合
成ストライプ画像をレンチキュラレンズシートの所定の
位置になる様に、ディスプレイ2上での表示位置を制御
することで視点の横方向への移動に追従することができ
る。
【0033】(実施例2)本実施例では、ディスプレイ
に対し観察者の視点の前後方向の移動の場合の画像処理
方法で、観察者の視点位置に応じて分割・合成する視差
画像の数を変化させている。
【0034】図5は本発明の立体画像表示方法の実施例
2における視点追従の原理を説明する図であり、観察者
が前後方向の色々な位置にいる時の本発明の立体画像表
示方法を用いた場合の立体視域を示す図である。
【0035】今、観察者の視点位置がD1からD2、D2
からD3へと移動する場合について説明する。また、こ
こでも前記実施例で用いたレンチキュラーレンズシート
1と同じ特性のピッチP=1.0mm、曲率半径r=5.77m
m、焦点距離f=11.54mm、レンチキュラーレンズシート
の屈折率N=1.5、のものを使用する。さらに、説明を
簡単にするためにD1=3.0m、D2=2.25m、D3=1.5mと
する。この時、前述の式(1)より合成ストライプ画像
のピッチPaの分割数nを求めると、それぞれn=4、
n=3、n=2が得られる。従って、観察者がD1の位
置にいる時は4枚の視差画像を用いてストライプ画像を
合成し、この合成ストライプ画像をディスプレイ2に表
示する。そして同様に、観察者がD2の位置にいる時は
3枚の視差画像を用い、観察者がD3の位置にいる時は
2枚の視差画像を用いて、それぞれストライプ画像を合
成しそれぞれの合成ストライプ画像をディスプレイ2に
表示する。すなわち、観察者の視点位置に応じて隣り合
う線状画像の間隔を変更することにより、観察者のそれ
ぞれの位置において常に立体画像を観察することができ
る。この表示方法を用いない場合、すなわち従来の4像
表示のレンチキュラ方式立体TVの場合には例えば観察
者がD1からD2へ移動した時、D2の位置では立体視領
域16を超えてしまい立体視することはできない。
【0036】また、本実施例の表示方法を用いると、視
点が横方向へ移動した場合においても、画像のチラツキ
が少ないという効果を有している。このことについて、
図6及び図7を用いて説明する。まず、図6(a)に4像
表示のレンチキュラ方式立体TVの立体視領域16を示
す。図中の数字はそれぞれの位置におけるそれぞれの眼
に入射するストライプ画像の要素を示し、例えば、61
で図示する位置では、観察者が表示装置12に対向して
左方向へ視線を向けると、視差画像1から作成されたス
トライプ画像が入射し、真正面へ視線を向けると視差画
像2から作成されたストライプ画像が、右方向へ視線を
向けると視差画像3から作成されたストライプ画像が入
射することを意味しており、図6(a)中の図中13の線
上にある右眼Rの位置では観察者の右眼に表示画面全体
に渡って視差画像4から作成されたストライプ画像から
の光束が入射していることになる。つまり、観察者が視
点位置D1(図中13で示す線上)にいる時には4枚の
視差画像1、2、3、4からなるストライプ画像をそれ
ぞれの眼で観察することになり、安定した立体画像が観
察できる。一方この状態で観察者が視点位置D2(図中
14’で示す線上)に移動した時には、図7(a)に示す
様にこの線上の横方向の位置で呈示されている画像の領
域は非常に狭く、観察者がこの線上で横方向にわずかで
も移動すると異なった画像を見ることになり、画像のチ
ラツキを生じてしまう。
【0037】これに対して本実施例の表示方法を用いる
と、観察者が視点位置D2に移動した時ディスプレイ2
には3枚の視差画像を用いて合成されたストライプ画像
が表示されるので、本方式の立体視領域は図6(b)に示
す17の六角柱となる。この時の視点位置D2(図中1
4で示す線上)においては、図7(b)に示す様に3枚の
視差画像1、2、3から作成された各々のストライプ画
像をそれぞれの眼で観察することになり、安定した立体
画像が観察でき、観察画像にチラツキを生じることがな
い。
【0038】本実施例において、観察者がD1とD2との
間やD2とD3との間にいる場合の合成ストライプ画像の
切り換えの位置としては、図5に示すD4、D5の位置を
用いる。ここで、D4、D5の位置の求め方について説明
する。表示装置12の中心を原点としてxy座標を考え
ると、n=4の立体視領域16の六角柱の一辺である斜
辺qrは、 y=(2D1/(A+4K))x + AD1/(A+4
K) と表され、n=3の立体視領域17の六角柱の一辺であ
る斜辺opは、 y=(ー2D2/(AーK))x + (A+2K)D2/
(AーK) と表される。(ここで、Aは表示装置12の表示画面の
幅、Kは両眼間隔(基線長)である。)
【0039】この2本の線分、qrとopとの交点がD
4の位置を与え、 y=D4 = 2D2(A+4K)(A+K)/ (D1(A
ーK)+D2(A+4K)) である。同様にして、D5は線分psとtuとの交点か
ら決定することができる。
【0040】こうして決定したD4、D5の位置で、観察
者がD4を越えて近づくと3枚の視差画像を用いる表示
を行い、D5を越えると2枚の視差画像を用いる表示に
切り換える。これにより、図5から明らかな様にそれぞ
れの立体視領域16、17、18のすべての領域をカバ
ーすることができる。本実施例におけるディスプレイの
画素配置としては、実施例1において説明したレンチキ
ュラーレンズの1ピッチ内に分割数の整数倍の画素を配
置する方法を若干変更して用いると良い。例えば、本実
施例では視差画像として4枚、3枚、2枚を用いる場合
がある。したがって、レンチキュラーレンズの1ピッチ
内に12画素を対応させて配置する。そしてn=4の時
はそれぞれ視差画像のストライプ画像の幅を3画素で形
成し、n=3のときは4画素を用い、n=2の時は6画
素を用いて表示を行う様に設定する。
【0041】当然のことながら、本実施例においても、
前記実施例1において説明した様に、観察者のそれぞれ
の場所における左右の眼R、Lの位置に応じた2枚の視
差画像に対応するストライプ画像の画素部分のみをディ
スプレイに表示することも可能である。
【0042】また、立体視の領域を拡大するとか視点位
置に追従した立体表示を行うという目的に対しては、例
えば 図6(b)に用いる3枚の視差画像として図6(a)に
用いた4枚の視差画像のうちの3枚を用いることもでき
るが、用いる複数の視差画像の視差量は観察者の視点位
置に応じて変えることが望ましい。この方法としてはそ
れぞれに対応する画像をあらかじめ撮影しておき、視点
位置に応じて適切な視差画像を用いる方法が利用できる
のはもちろんのこと、前述のEPIを用いて複数の視差
画像から前後に移動した視点位置に対応した視差画像を
補間して作成された視差画像を利用する事ができる。
尚、後者の方法は、本出願人が 特願平5ー27169
8号で提案した方法を用いるとより効果的である。
【0043】(実施例3)図8は本発明の立体画像表示
方法の実施例3における視点追従の原理を説明する図で
あり、観察者が横方向の色々な位置にいる時の本発明の
立体画像表示方法を用いた場合のレンチキュラーレンズ
の光軸位置とストライプ画像のピッチPaの中心位置との
関係を模式的に表した概略図である。今、観察者の視点
位置が図8(a)中R、Lで示す位置から図8(b)中R’、
L’で示す位置へと移動する場合について説明する。
【0044】図8(a)に示す様に、観察者の視点位置が
最適観察距離D0において、観察領域幅Wの中心に一致
している場合、表示画像の全幅Aのほぼ中心の位置C0
で、レンチキュラーレンズの中心位置(レンチキュラー
レンズの光軸位置)とストライプ画像のピッチPaの中心
位置(そのレンチキュラーレンズに対応した右眼用線状
画像と左眼用線状画像の中心位置)が合っており、Aの
周辺にいくにつれて(2)式で示すPとPaの長さの違い
によりレンチキュラーレンズの中心とストライプ画像の
ピッチPaの中心が徐々にずれている。この時、表示画像
の全幅Aの最端部におけるレンチキュラーレンズの中心
位置C1とストライプ画像の中心位置C2のずれ量は幾何学
的相似関係によりfA/2D0 になる(fはレンチキュラ
ーレンズシートの焦点距離)。これにより、観察者は表
示面すべてにわたって画像ケラレがない立体画像を観察
できる。
【0045】観察者の視点位置が図8(b)中R’、
L’で示す位置へと移動した時、観察者の視点位置から
レンチキュラーレンズ面へ垂線を伸ばし、この垂線とレ
ンチキュラーレンズ面とが交わる位置C3で、レンチキ
ュラーレンズの中心位置(レンチキュラーレンズの光軸
位置)とストライプ画像のピッチPaの中心位置を一致さ
せる様にレンチキュラーレンズ1とLCDディスプレイ
とを相対的に移動する。若しくは、本実施例ではn=4
であるがレンチキュラーレンズの1ピッチ内に12画素
を対応させて配置させ、観察者の視点位置が図8(b)
中R’、L’で示す位置へと移動した時、レンチキュラ
ーレンズの中心位置とストライプ画像のピッチPaの中心
位置を実効的に一致するように図8aの時とストライプ
画像を構成する画素を変更する。
【0046】従来の方法では、観察者の視点位置にかか
わらず、表示画像の全幅Aのほぼ中心の位置C0でレンチ
キュラーレンズの中心位置とストライプ画像のピッチPa
の中心位置が合っていたので、観察者の視点位置が横方
向に大きくずれると画像にケラレを生じていたが、本実
施例の方法を用いるとこの問題を生じることがない。
【0047】図9は観察者の視点位置がD1からD2、D
2からD3へと移動する時に、実施例2とともに本実施例
を用いた場合のそれぞれの観察位置での立体視領域を示
す図である。
【0048】図より明らかな様に、それぞれの位置D
1、D2、D3における両眼の中心からレンチキュラーレ
ンズ面へ伸ばした垂線が交わる点、それぞれC4、C3、C0
において、レンチキュラーレンズの中心位置(レンチキ
ュラーレンズの光軸位置)とストライプ画像のピッチPa
の中心位置を一致させている。そのため、立体視領域は
これらの垂線を対称軸とする六角柱となり、図5に示す
場合よりも横方向への視域が広がり安定した立体視が可
能となる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の立体画像
表示方法によれば、複数の視差画像を所定の関係で分割
・合成することによって得られた短冊状の合成ストライ
プ画像をディスプレイに表示し、該合成ストライプ画像
をレンチキュラーレンズシートを介して観察することに
より立体視を行なう立体画像の表示方法において、スト
ライプ画像のピッチPaの分割数nを変えて画像幅を変
えることにより、視点の前後方向への移動に追従させ、
合成ストライプ画像の表示位置をレンチキュラレンズシ
ートに対して相対的に変化させることで横方向への視点
の移動に追従させることができる。
【0050】また、観察者の視点位置に応じて前記分割
・合成する視差画像の数を変える事により、観察者の視
点位置が常に最適な立体観察距離となる様に制御される
ので、画像のチラツキが少ない良好な立体画像が広い範
囲で観察できる。
【0051】特に、本発明の立体画像表示方法におい
て、前記分割・合成する複数の視差画像の視差量を、観
察者の視点位置および/または視線方向に応じて変えた
り、前記分割・合成する複数の視差画像が、少なくとも
2枚以上の視差画像から観察者の視点位置および/また
は視線方向に応じて補間および/または再構成されて作
成される事により、『回り込み効果』を有する立体画像
表示方法を実現できる。
【0052】更に、本発明の立体画像表示装置によれ
ば、複数の視差画像を所定の関係で分割・合成すること
によって得られた短冊状の合成ストライプ画像をディス
プレイに表示し、該合成ストライプ画像をレンチキュラ
ーレンズシートを介して観察することにより立体視を行
なう立体画像の表示装置において、観察者の視点位置を
検出する手段を有し、該視点位置に応じて前記分割・合
成する視差画像の画像処理方法を変える手段を有する事
により、小型で簡単な装置で観察者の視点位置にかかわ
らず良好な立体画像表示を行える装置を実現できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立体画像表示装置の実施例1の要部概
略図
【図2】実施例1のディスプレイ上での画素配置を示す
概略図
【図3】実施例1における視点追従の原理を説明する図
【図4】実施例1のそれぞれの視点位置におけるディス
プレイ上での合成ストライプ画像を示す図
【図5】実施例2における視点追従の原理を説明する図
【図6】実施例2におけるそれぞれの視点位置での立体
視領域を示す図
【図7】実施例2のある観察位置における観察幅内に呈
示されている画像を説明する図
【図8】実施例3における視点追従の原理を説明する図
【図9】実施例3におけるそれぞれの視点位置での立体
視領域を示す図
【図10】従来のレンチキュラーレンズシートを用いた
3次元表示装置を示す図
【図11】従来のレンチキュラーレンズシートを用いた
投射型3次元表示装置を示す図
【符号の説明】
1 レンチキュラーレンズシート 2 ディスプレイ 4 視点位置および/または視線方向の検出手段 5 観察者 8 画像処理装置 10 複眼カメラ 16、17、18 立体視可能領域 20 拡散板 21 プロジェクター L 左目の位置 R 右目の位置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左眼用及び右眼用画像のそれぞれを線状
    に分割して複数の線状画像とし、各画像からの各線状画
    像を交互に配列してディスプレイに表示し、該ディスプ
    レイに表示された画像をレンチキュラーレンズを複数配
    列してなるレンチキュラーレンズシートを介して観察す
    る立体画像の表示方法において、観察者の視点位置を検
    出する段階と;複数の視差画像から、前記視点位置に応
    じた前記左眼用及び右眼用視差画像を選択する段階とを
    有する事を特徴とする立体画像表示方法。
  2. 【請求項2】 前記各線状画像の前記レンチキュラーレ
    ンズシートに対する相対的な表示位置を、前記視点位置
    に応じて変更する事を特徴とする請求項1の立体画像表
    示方法。
  3. 【請求項3】 前記各線状画像の表示位置を、前記レン
    チキュラーレンズシートの母線方向と直交する方向に変
    更させる事を特徴とする請求項2の立体画像表示方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の視差画像が、少なくとも2枚
    以上の視差画像から前記視点位置に応じて補間されて作
    成される事を特徴とする請求項1の立体画像表示方法。
  5. 【請求項5】 左眼用及び右眼用画像のそれぞれを線状
    に分割して複数の線状画像とし、各画像からの各線状画
    像を交互に配列してディスプレイに表示し、該ディスプ
    レイに表示された画像をレンチキュラーレンズを複数配
    列してなるレンチキュラーレンズシートを介して観察す
    る立体画像の表示方法において、観察者の視点位置を検
    出する段階と;前記視点位置に応じて、交互に配列され
    た各線状画像の間隔を変更する段階とを有する事を特徴
    とする立体画像表示方法。
  6. 【請求項6】 前記間隔変更段階は、前記各線状画像の
    幅を変更する段階を有することを特徴とする請求項5の
    立体画像表示方法。
  7. 【請求項7】 前記左眼用及び右眼用画像の視差量を、
    前記視点位置に応じて変更する段階を有することを特徴
    とする請求項5の立体画像表示方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも2枚以上の視差画像から補間
    して、前記左眼用及び右眼用画像を作成する段階を有す
    ることにより、前記視差量が変えられる事を特徴とする
    請求項7の立体画像表示方法。
  9. 【請求項9】 左眼用及び右眼用画像のそれぞれを線状
    に分割して複数の線状画像とし、各画像からの各線状画
    像を交互に配列してディスプレイに表示し、該ディスプ
    レイに表示された画像をレンチキュラーレンズを複数配
    列してなるレンチキュラーレンズシートを介して観察す
    る立体画像の表示方法において、 観察者の視点位置を検出する段階と;前記視点位置から
    前記レンチキュラーレンズ面への垂線が交差するレンチ
    キュラーレンズの光軸位置と、該レンチキュラーレンズ
    に対応する左眼用線状画像と右眼用線状画像の中心位置
    とを一致させる段階とを有する事を特徴とする立体画像
    表示方法。
  10. 【請求項10】 前記各線状画像の前記レンチキュラー
    レンズシートに対する相対的な表示位置を、前記視点位
    置に応じて変更する事を特徴とする請求項9の立体画像
    表示方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10の立体画像表示方法
    を用いたことを特徴とする立体画像表示装置。
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