JPH08313906A - 表示モジュール - Google Patents
表示モジュールInfo
- Publication number
- JPH08313906A JPH08313906A JP7121393A JP12139395A JPH08313906A JP H08313906 A JPH08313906 A JP H08313906A JP 7121393 A JP7121393 A JP 7121393A JP 12139395 A JP12139395 A JP 12139395A JP H08313906 A JPH08313906 A JP H08313906A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- spacer
- hook
- display module
- shield case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Planar Illumination Modules (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バックライトのリード線をモジュールの筺体
の外部に取り出す部分において、リード線が筺体のエッ
ジに当たって傷がつくのを防ぐ。 【構成】 リード線(6)の取り出し部分において、ス
ペーサ(3)と一体の弾性材よりなる周縁フック(1
0)を設け、内部をリード線(6)が通過するようにし
ている。これによりリード線(6)は保護されシールド
ケース(1,5)のエッジに当たって傷がつくことが無
くなる。また、フック(10)はスペーサ(3)と一体
で形成されるため工程の追加が不要であり、コスト的に
有利である。
の外部に取り出す部分において、リード線が筺体のエッ
ジに当たって傷がつくのを防ぐ。 【構成】 リード線(6)の取り出し部分において、ス
ペーサ(3)と一体の弾性材よりなる周縁フック(1
0)を設け、内部をリード線(6)が通過するようにし
ている。これによりリード線(6)は保護されシールド
ケース(1,5)のエッジに当たって傷がつくことが無
くなる。また、フック(10)はスペーサ(3)と一体
で形成されるため工程の追加が不要であり、コスト的に
有利である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶などを用いた表示
パネルと、表示パネルに光を照射するバックライトユニ
ットを具備した表示装置に関する。
パネルと、表示パネルに光を照射するバックライトユニ
ットを具備した表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイ装置として、光学部材に液
晶を用いた液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Dis
play)は小型、薄型、低消費電力などの利点があり、O
A機器、AV機器などの分野で実用化が進んでいる。特
に、液晶駆動用の透明電極を交差配置して表示点をマト
リクス的に選択しながら電圧を印加するマトリクス型、
更には、液晶駆動用の各画素容量にスイッチ素子を接続
形成し、線順次に書き換え画素を選択しながら、信号電
圧を静電的に常時保持させていくアクティブマトリクス
型は、高精細、高コントラスト比の動画表示が可能とな
り、パーソナルコンピュータのディスプレイ、テレヴィ
ジョンなどに実用化されている。
晶を用いた液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Dis
play)は小型、薄型、低消費電力などの利点があり、O
A機器、AV機器などの分野で実用化が進んでいる。特
に、液晶駆動用の透明電極を交差配置して表示点をマト
リクス的に選択しながら電圧を印加するマトリクス型、
更には、液晶駆動用の各画素容量にスイッチ素子を接続
形成し、線順次に書き換え画素を選択しながら、信号電
圧を静電的に常時保持させていくアクティブマトリクス
型は、高精細、高コントラスト比の動画表示が可能とな
り、パーソナルコンピュータのディスプレイ、テレヴィ
ジョンなどに実用化されている。
【0003】図2に、LCDモジュールの構成図を示
す。(1)はフロントシールドケース、(2)は表示パ
ネル、(3)はスペーサ、(4)はバックライトユニッ
ト、(5)はリアシールドケースである。表示パネル
(2)は一対の透明電極基板間に液晶を密封したもの
で、TABにより駆動回路集積素子部が搭載され、更
に、プリント基板によりインタフェース回路部(2a)
とともに支持されて一体化されている。バックライトユ
ニット(4)は、蛍光ランプを面の端部に設置するとと
もに、一方の面に拡散処理を施したアクリル製の導光板
と、他方の面に配置した反射板により面光源化したもの
である。スペーサ(3)は樹脂製で、表示パネル(2)
とバックライトユニット(4)の位置を固定するととも
に、弾性を有していて、表示パネル(2)やバックライ
トユニット(4)を保護する役目を果たしている。シー
ルドケース(1,5)は板金を加工したもので、モジュ
ールの外壁となっている。また、シールドケース(1)
及びスペーサ(3)には、それぞれ対応する位置にリー
ド線(6)の取り出し口(1a,3a)が形成されてお
り、バックライトユニット(4)の蛍光ランプに接続し
たリード線(6)は、ここからモジュールの外部に取り
出され、外部の電源部に接続される。
す。(1)はフロントシールドケース、(2)は表示パ
ネル、(3)はスペーサ、(4)はバックライトユニッ
ト、(5)はリアシールドケースである。表示パネル
(2)は一対の透明電極基板間に液晶を密封したもの
で、TABにより駆動回路集積素子部が搭載され、更
に、プリント基板によりインタフェース回路部(2a)
とともに支持されて一体化されている。バックライトユ
ニット(4)は、蛍光ランプを面の端部に設置するとと
もに、一方の面に拡散処理を施したアクリル製の導光板
と、他方の面に配置した反射板により面光源化したもの
である。スペーサ(3)は樹脂製で、表示パネル(2)
とバックライトユニット(4)の位置を固定するととも
に、弾性を有していて、表示パネル(2)やバックライ
トユニット(4)を保護する役目を果たしている。シー
ルドケース(1,5)は板金を加工したもので、モジュ
ールの外壁となっている。また、シールドケース(1)
及びスペーサ(3)には、それぞれ対応する位置にリー
ド線(6)の取り出し口(1a,3a)が形成されてお
り、バックライトユニット(4)の蛍光ランプに接続し
たリード線(6)は、ここからモジュールの外部に取り
出され、外部の電源部に接続される。
【0004】図3は、リード線(6)の取り出し部分の
拡大図である。フロントシールドケース(1)を外側
に、リアシールドケース(5)を内側に、更に、これら
の内部にはスペーサ(3)が介在されて筺体が構成され
ている。フロントシールドケース(1)の取り出し口
(1a)にはスペーサ(3)の取り出し口(3a)の周
縁部(20)が合わされている。この取り出し口周縁部
(20)は特に、スペーサ(3)の側面よりも若干突き
出されており、フロントシールドケース(1)の取り出
し口(1a)のエッジ部に接触してこれを止めている。
このため、リード線(6)がフロントシールドケース
(1)の取り出し口(1a)のエッジ部に当たることが
無く、弾性を有するスペーサ(3)の取り出し口(3
a)の周縁部(20)によって保護される。また、これ
ら取り出し口(1a,3a)に対応するリアシールドケ
ース(5)側には、ラバークッション(30)が設けら
れ、リード線(6)が、リアシールドケース(5)のエ
ッジ部に当たるのを防いでいる。
拡大図である。フロントシールドケース(1)を外側
に、リアシールドケース(5)を内側に、更に、これら
の内部にはスペーサ(3)が介在されて筺体が構成され
ている。フロントシールドケース(1)の取り出し口
(1a)にはスペーサ(3)の取り出し口(3a)の周
縁部(20)が合わされている。この取り出し口周縁部
(20)は特に、スペーサ(3)の側面よりも若干突き
出されており、フロントシールドケース(1)の取り出
し口(1a)のエッジ部に接触してこれを止めている。
このため、リード線(6)がフロントシールドケース
(1)の取り出し口(1a)のエッジ部に当たることが
無く、弾性を有するスペーサ(3)の取り出し口(3
a)の周縁部(20)によって保護される。また、これ
ら取り出し口(1a,3a)に対応するリアシールドケ
ース(5)側には、ラバークッション(30)が設けら
れ、リード線(6)が、リアシールドケース(5)のエ
ッジ部に当たるのを防いでいる。
【0005】このように、LCDは、画像情報に従って
画素ごとに光学的状態を制御した表示パネル(2)に、
その背面よりバックライトユニット(4)からの均一な
光を照射することにより、画像を構成する強度分布をつ
けた光を透過させて表示画面を作成するものである。
画素ごとに光学的状態を制御した表示パネル(2)に、
その背面よりバックライトユニット(4)からの均一な
光を照射することにより、画像を構成する強度分布をつ
けた光を透過させて表示画面を作成するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、光源強度は直
接に視認に影響を及ぼし、その強度の低下は、画面が暗
く見えにくくなるという致命的な問題を招く。そのた
め、図3に示したように、従来では、シールドケース
(1,5)内のリード線(6)を外部へと取り出す部分
において、スペーサ(3)と同一材料の樹脂製の取り出
し口周縁部(20)の他にラバークッション(30)を
設けることにより、リード線(6)が、シールドケース
(1,5)を構成する板金のエッジ部に当たって傷がつ
くを避け、光源強度が低下するのを防いでいた。
接に視認に影響を及ぼし、その強度の低下は、画面が暗
く見えにくくなるという致命的な問題を招く。そのた
め、図3に示したように、従来では、シールドケース
(1,5)内のリード線(6)を外部へと取り出す部分
において、スペーサ(3)と同一材料の樹脂製の取り出
し口周縁部(20)の他にラバークッション(30)を
設けることにより、リード線(6)が、シールドケース
(1,5)を構成する板金のエッジ部に当たって傷がつ
くを避け、光源強度が低下するのを防いでいた。
【0007】しかし、ラバークッション(30)は、ラ
バー製マットを所定の形状に形成したものを、更に、リ
アシールドケース(5)の所定位置上に接着するなどの
工程を要し、コストがかかっていた。また、他にも、リ
ード線(6)に保護用のチューブやテーピングをつける
など、リード線(6)を守る方法があるが、いずれも、
工数の増加があり、コスト的に不利であった。
バー製マットを所定の形状に形成したものを、更に、リ
アシールドケース(5)の所定位置上に接着するなどの
工程を要し、コストがかかっていた。また、他にも、リ
ード線(6)に保護用のチューブやテーピングをつける
など、リード線(6)を守る方法があるが、いずれも、
工数の増加があり、コスト的に不利であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を解決
するために成されたもので、第1に、表示用のパネル
と、光源を備え前記パネルに光を照射するバックライト
ユニットとを、筺体内に具備した表示モジュールにおい
て、前記光源のリード線の前記筺体内から前記筺体外へ
の取り出し口において、内側を前記リード線が通過する
周縁フックが設けられている構成である。
するために成されたもので、第1に、表示用のパネル
と、光源を備え前記パネルに光を照射するバックライト
ユニットとを、筺体内に具備した表示モジュールにおい
て、前記光源のリード線の前記筺体内から前記筺体外へ
の取り出し口において、内側を前記リード線が通過する
周縁フックが設けられている構成である。
【0009】第2に、第1の構成において、特に、前記
パネル及び前記バックライトユニットは、前記筺体内に
設けられた樹脂性のスペーサにより支持され、前記周縁
フックは、前記スペーサと一体で形成されている構成で
ある。第3に、第1または第2の構成において、特に、
前記周縁フックには、薄手の小突起物が一体形成され、
前記リード線を囲い込むとともに、前記リード線の直径
よりも幅の狭いスリットが設けられ、前記周縁フック内
の前記リード線はこのスリットより押し入れられている
構成である。
パネル及び前記バックライトユニットは、前記筺体内に
設けられた樹脂性のスペーサにより支持され、前記周縁
フックは、前記スペーサと一体で形成されている構成で
ある。第3に、第1または第2の構成において、特に、
前記周縁フックには、薄手の小突起物が一体形成され、
前記リード線を囲い込むとともに、前記リード線の直径
よりも幅の狭いスリットが設けられ、前記周縁フック内
の前記リード線はこのスリットより押し入れられている
構成である。
【0010】
【作用】本発明の第1の構成で、内側にリード線が通過
するようにした周縁フックを設けることにより、リード
線が保護され、筺体の外壁のエッジ部に当たってリード
線に傷がついて光源強度が低下し、画面が暗く見えにく
くなることが防がれる。本発明の第2の構成で、周縁フ
ックはスペーサと同様、弾性材により形成されるため、
リード線が保護され、傷がつくことが無くなる。また、
このような周縁フックは、モジュールの構成要素である
スペーサと一体で形成されるため、工数の増加は無い。
するようにした周縁フックを設けることにより、リード
線が保護され、筺体の外壁のエッジ部に当たってリード
線に傷がついて光源強度が低下し、画面が暗く見えにく
くなることが防がれる。本発明の第2の構成で、周縁フ
ックはスペーサと同様、弾性材により形成されるため、
リード線が保護され、傷がつくことが無くなる。また、
このような周縁フックは、モジュールの構成要素である
スペーサと一体で形成されるため、工数の増加は無い。
【0011】本発明の第3の構成で、前記周縁フック
に、薄手の小突起物を一体形成するとともに、リード線
の直径よりも幅の狭いスリットを設け、ここからリード
線を内部に押し入れることにより、いったん内部に入れ
られたリード線は、再び、外部に出ることが無く、従っ
て、リード線がモジュールの筺体外壁に開かれた取り出
し口のエッジ部に接触することが防がれる。
に、薄手の小突起物を一体形成するとともに、リード線
の直径よりも幅の狭いスリットを設け、ここからリード
線を内部に押し入れることにより、いったん内部に入れ
られたリード線は、再び、外部に出ることが無く、従っ
て、リード線がモジュールの筺体外壁に開かれた取り出
し口のエッジ部に接触することが防がれる。
【0012】
【実施例】続いて、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例にかかる表示モジュールの拡大
図であり、図2のバックライトユニット(4)内の蛍光
ランプに接続したリード線(6)の、表示モジュールの
筺体外への取り出し部分を示している。(1,5)はそ
れぞれ板金を加工して作られたフロントシールドケース
及びリアシールドケース、(3)は樹脂製のスペーサ、
(10)はスペーサ(3)と一体で取り出し口の周縁に
形成されたフック部、(10a)もまたスペーサ(3)
と一体で周縁フック(10)から突出されたリブ部であ
る。
図1は、本発明の実施例にかかる表示モジュールの拡大
図であり、図2のバックライトユニット(4)内の蛍光
ランプに接続したリード線(6)の、表示モジュールの
筺体外への取り出し部分を示している。(1,5)はそ
れぞれ板金を加工して作られたフロントシールドケース
及びリアシールドケース、(3)は樹脂製のスペーサ、
(10)はスペーサ(3)と一体で取り出し口の周縁に
形成されたフック部、(10a)もまたスペーサ(3)
と一体で周縁フック(10)から突出されたリブ部であ
る。
【0013】表示モジュールは、フロントシールドケー
ス(1)を外側に、リアシールドケース(5)を内側
に、更に、スペーサ(3)を内空間周縁に配して外壁が
構成されている。表示パネルとバックライトユニット
は、スペーサ(3)によって支えられるとともに、スペ
ーサ(3)の弾性により衝撃から保護されている。バッ
クライトのリード線(6)は、フロントシールドケース
(1)の側面に開かれた取り出し口(1a)より外部へ
取り出されている。即ち、リード線(6)の取り出し部
分は、3辺をフロントシールドケース(1)のエッジ、
他の1辺をリアシールドケース(5)のエッジにより形
成されている。
ス(1)を外側に、リアシールドケース(5)を内側
に、更に、スペーサ(3)を内空間周縁に配して外壁が
構成されている。表示パネルとバックライトユニット
は、スペーサ(3)によって支えられるとともに、スペ
ーサ(3)の弾性により衝撃から保護されている。バッ
クライトのリード線(6)は、フロントシールドケース
(1)の側面に開かれた取り出し口(1a)より外部へ
取り出されている。即ち、リード線(6)の取り出し部
分は、3辺をフロントシールドケース(1)のエッジ、
他の1辺をリアシールドケース(5)のエッジにより形
成されている。
【0014】本発明は、リード線(6)の取り出し部分
に、その内部をリード線(6)が通過するように、リブ
(10a)部分を有した周縁フック(10)を設けたも
のである。この周縁フック(10)はスペーサ(3)と
一体で形成されており、スペーサ(3)の側面のより
も、若干突き出されており、フロントシールドケース
(1)の取り出し口(1a)からも更に少しせりださ
れ、フロントシールドケース(1)のエッジに当てらて
これを止めている。更に、リブ(10a)は周縁フック
(10)と一体で形成され、リアシールドケース(5)
のエッジにあてがわれ、リード線(6)を周縁フック
(10)内に閉じ込めるようになっている。
に、その内部をリード線(6)が通過するように、リブ
(10a)部分を有した周縁フック(10)を設けたも
のである。この周縁フック(10)はスペーサ(3)と
一体で形成されており、スペーサ(3)の側面のより
も、若干突き出されており、フロントシールドケース
(1)の取り出し口(1a)からも更に少しせりださ
れ、フロントシールドケース(1)のエッジに当てらて
これを止めている。更に、リブ(10a)は周縁フック
(10)と一体で形成され、リアシールドケース(5)
のエッジにあてがわれ、リード線(6)を周縁フック
(10)内に閉じ込めるようになっている。
【0015】これら周縁フック(10)及びリブ(10
a)は、スペーサ(3)と一体の樹脂製であり、弾性を
有している。このため、図1に示す如く、リード線
(6)の取り出し口において、周りを囲い込むことによ
り、リード線(6)が保護され、シールドケース(1,
5)を構成する板金のエッジ部に当たることが防がれ
る。また特に、図1に示す如く、リブ(10a)は、周
縁フック(10)本体の両側から一体で近接されてきて
いるが、若干の距離をもって離間され、スリット(1
1)を形成している。スリット(11)の幅は、リード
線(6)の幅よりも狭くなっている。リブ(10a)は
薄手の小さな突起物で弾性を有し、リード線(6)もま
た表面がラバーにより保護されているので、組み上げの
工程においては、スペーサ(3)にバックライトユニッ
ト(4)を装着する際に、リード線(6)をスリット
(11)より押し入れた後に、リアシールドケース
(5)を被せる。通常のモジュールの取り扱いにおいて
は、一端、周縁フック(10)及びリブ(10a)の内
部に入れられたリード線(6)は、再びスリット(1
1)をすり抜けて周縁フック(10)の外に飛び出るこ
とは無く、従って、板金からなるシールドケース(1,
5)のエッジから保護され、リード線(6)に傷がつく
といったことが防がれる。
a)は、スペーサ(3)と一体の樹脂製であり、弾性を
有している。このため、図1に示す如く、リード線
(6)の取り出し口において、周りを囲い込むことによ
り、リード線(6)が保護され、シールドケース(1,
5)を構成する板金のエッジ部に当たることが防がれ
る。また特に、図1に示す如く、リブ(10a)は、周
縁フック(10)本体の両側から一体で近接されてきて
いるが、若干の距離をもって離間され、スリット(1
1)を形成している。スリット(11)の幅は、リード
線(6)の幅よりも狭くなっている。リブ(10a)は
薄手の小さな突起物で弾性を有し、リード線(6)もま
た表面がラバーにより保護されているので、組み上げの
工程においては、スペーサ(3)にバックライトユニッ
ト(4)を装着する際に、リード線(6)をスリット
(11)より押し入れた後に、リアシールドケース
(5)を被せる。通常のモジュールの取り扱いにおいて
は、一端、周縁フック(10)及びリブ(10a)の内
部に入れられたリード線(6)は、再びスリット(1
1)をすり抜けて周縁フック(10)の外に飛び出るこ
とは無く、従って、板金からなるシールドケース(1,
5)のエッジから保護され、リード線(6)に傷がつく
といったことが防がれる。
【0016】また、このような周縁フック(10)及び
リブ(10a)はスペーサ(3)と一体で形成されるた
め、工数が増えることが無く、コスト的に有利である。
リブ(10a)はスペーサ(3)と一体で形成されるた
め、工数が増えることが無く、コスト的に有利である。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明
で、バックライトのリード線を、表示モジュールの筺体
の外部へ取り出す部分に、弾性材からなる周縁フックを
設け、内部にリード線を通すようにしたことにより、リ
ード線が筺体の外壁のエッジに当たって傷がつけられる
ことが無くなる。このため、バックライトの強度が低下
して画面が見えにくくなったり、更には、バックライト
が消灯して表示が不能になるといったことが防がれ、装
置の寿命が延長される。
で、バックライトのリード線を、表示モジュールの筺体
の外部へ取り出す部分に、弾性材からなる周縁フックを
設け、内部にリード線を通すようにしたことにより、リ
ード線が筺体の外壁のエッジに当たって傷がつけられる
ことが無くなる。このため、バックライトの強度が低下
して画面が見えにくくなったり、更には、バックライト
が消灯して表示が不能になるといったことが防がれ、装
置の寿命が延長される。
【0018】また、周縁フックには、薄手の小突起部が
あり、リード線の直径よりも幅の狭い離間部、即ちスリ
ットを含んで、リード線を囲い込んでいる。このためリ
ード線は、スリットより周縁フックの内部に押し入れら
れ、一端このように周縁フックの内部に入れられたリー
ド線は、再び、周縁フックから出ることはなく、筺体外
壁のエッジから保護される。
あり、リード線の直径よりも幅の狭い離間部、即ちスリ
ットを含んで、リード線を囲い込んでいる。このためリ
ード線は、スリットより周縁フックの内部に押し入れら
れ、一端このように周縁フックの内部に入れられたリー
ド線は、再び、周縁フックから出ることはなく、筺体外
壁のエッジから保護される。
【0019】またこのような周縁フックは、モジュール
の構成要素であるスペーサと一体で形成するため、工程
の追加が不要であり、コスト的に有利である。
の構成要素であるスペーサと一体で形成するため、工程
の追加が不要であり、コスト的に有利である。
【図1】本発明の実施例にかかる表示モジュールの拡大
図である。
図である。
【図2】表示モジュールの構成図である。
【図3】従来の表示モジュールの拡大図である。
1 フロントシールドケース 2 表示パネル 3 スペーサ 4 バックライトユニット 5 リアシールドケース 6 リード線 10 フック 10a リブ 11 スリット
Claims (3)
- 【請求項1】 表示用のパネルと、光源を備え前記パネ
ルに光を照射するバックライトユニットとを、筺体内に
具備した表示モジュールにおいて、 前記光源のリード線の前記筺体内から前記筺体外への取
り出し部分において、内側を前記リード線が通過する周
縁フックが設けられていることを特徴とする表示モジュ
ール。 - 【請求項2】 前記パネル及び前記バックライトユニッ
トは、前記筺体内に設けられた樹脂性のスペーサにより
支持され、前記周縁フックは、前記スペーサと一体で形
成されていることを特徴とする請求項1記載の表示モジ
ュール。 - 【請求項3】 前記周縁フックには、薄手の小突起物が
一体形成され、前記リード線を囲い込むとともに、前記
リード線の直径よりも幅の狭いスリットが設けられ、前
記フック内の前記リード線はこのスリットより押し入れ
られていることを特徴とする請求項1または請求項2記
載の表示モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7121393A JPH08313906A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 表示モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7121393A JPH08313906A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 表示モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08313906A true JPH08313906A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14810090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7121393A Pending JPH08313906A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 表示モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08313906A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000010097A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-14 | Advanced Display Inc | 液晶表示装置およびその製法 |
JP2003068125A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-03-07 | Lg Phillips Lcd Co Ltd | 液晶表示装置(lcd)のバックライト用ランプワイヤ設置構造 |
KR100713617B1 (ko) * | 2000-04-07 | 2007-05-02 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치의 모듈 |
-
1995
- 1995-05-19 JP JP7121393A patent/JPH08313906A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000010097A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-01-14 | Advanced Display Inc | 液晶表示装置およびその製法 |
KR100713617B1 (ko) * | 2000-04-07 | 2007-05-02 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정표시장치의 모듈 |
JP2003068125A (ja) * | 2001-07-11 | 2003-03-07 | Lg Phillips Lcd Co Ltd | 液晶表示装置(lcd)のバックライト用ランプワイヤ設置構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101319156B1 (ko) | 표시장치 | |
TWI224293B (en) | Display module and display device | |
US6667780B2 (en) | Liquid crystal display module and liquid crystal display apparatus having the same | |
US7365812B2 (en) | Flat panel display apparatus with grounded PCB | |
US20020054249A1 (en) | Liquid crystal display module for liquid crystal display device a and method for assembling the same | |
KR100246086B1 (ko) | 액정표시장치 | |
US20070030663A1 (en) | Lamp holder, lamp assembly having the same, backlight assembly having the same and display device having the same | |
JPH07152019A (ja) | 液晶表示装置 | |
US7880825B2 (en) | Backlight assembly and liquid crystal display device having the same | |
WO2003025660A2 (en) | Liquid crystal display device | |
KR101396640B1 (ko) | 표시장치 | |
JP2001215528A (ja) | 周辺駆動回路内蔵型液晶表示パネル | |
US7292289B2 (en) | Liquid crystal display | |
JPH08313906A (ja) | 表示モジュール | |
JP3182468B2 (ja) | 表示装置 | |
KR20080030192A (ko) | 백라이트 유닛 | |
JPH09146113A (ja) | 表示モジュール | |
JPH0345985A (ja) | 液晶表示装置 | |
KR100477605B1 (ko) | 터치패널 일체형 액정표시장치 | |
JPH054541A (ja) | 車載用表示装置 | |
KR100644849B1 (ko) | 액정표시장치 | |
KR100957583B1 (ko) | 액정 표시 장치 | |
JP3441240B2 (ja) | 平面表示装置 | |
KR20010010564A (ko) | 액정표시모듈 및 이를 이용한 액정표시장치 | |
KR20060013150A (ko) | 이물질의 침입을 방지하는 액정표시장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080129 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |