JPH08313891A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents
液晶表示装置およびその製造方法Info
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- JPH08313891A JPH08313891A JP7117042A JP11704295A JPH08313891A JP H08313891 A JPH08313891 A JP H08313891A JP 7117042 A JP7117042 A JP 7117042A JP 11704295 A JP11704295 A JP 11704295A JP H08313891 A JPH08313891 A JP H08313891A
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- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
- G02F1/133504—Diffusing, scattering, diffracting elements
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- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
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- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
- G02F1/13356—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors characterised by the placement of the optical elements
- G02F1/133562—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors characterised by the placement of the optical elements on the viewer side
Abstract
(57)【要約】
【目的】 充分な光拡散効果を得ると共に、透過光の拡
散度の制御が容易で、かつ製造の容易な光拡散層を備え
た液晶表示装置およびその製造方法を提供する。 【構成】 本発明の液晶表示装置は透過型の液晶パネル
１、光拡散手段１０、そして指向性バックライト３から
構成る。液晶パネル１は一対のガラス基板４の前面側に
は光拡散手段１０が配置され、本発明の特徴事項である
光拡散手段１０は微細粒子８ａが分散された第１樹脂層
１１Ｂと第２樹脂層１２とに分割されている。第１樹脂
層１１Ｂと微細粒子８ａの屈折率は略合致させてあるた
め、微細粒子間ではレンズ効果は有せず、微細粒子８ａ
が積層されても一層に整列させたと同一の効果を有する
ことになり、光拡散手段の視野角改善効果を保ちなが
ら、かつ製造が容易になる。
散度の制御が容易で、かつ製造の容易な光拡散層を備え
た液晶表示装置およびその製造方法を提供する。 【構成】 本発明の液晶表示装置は透過型の液晶パネル
１、光拡散手段１０、そして指向性バックライト３から
構成る。液晶パネル１は一対のガラス基板４の前面側に
は光拡散手段１０が配置され、本発明の特徴事項である
光拡散手段１０は微細粒子８ａが分散された第１樹脂層
１１Ｂと第２樹脂層１２とに分割されている。第１樹脂
層１１Ｂと微細粒子８ａの屈折率は略合致させてあるた
め、微細粒子間ではレンズ効果は有せず、微細粒子８ａ
が積層されても一層に整列させたと同一の効果を有する
ことになり、光拡散手段の視野角改善効果を保ちなが
ら、かつ製造が容易になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は透過型液晶表示装置の照
明構造に関する。更に詳しくは、透過型液晶パネルの後
面側に配置した指向性バックライトと前面側に配置した
光拡散部材の組み合わせからなる照明構造に関する。
明構造に関する。更に詳しくは、透過型液晶パネルの後
面側に配置した指向性バックライトと前面側に配置した
光拡散部材の組み合わせからなる照明構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶表示装置はフラットな構造や低消費
電力に特徴があり、車載用パネル、ラップトップパソコ
ンに代表される液晶ディスプレイ付機器、テレビ、モニ
タ装置等へと実用化され普及しつつある。液晶表示装置
は非発光性であるため暗所での使用に不便である。見易
さの向上および暗所での使用を可能にする目的で表示面
を均一に背面照明するバックライトが開発されている。
特に、外光が昼間の太陽光の明るさから夜間まで変わる
車載用パネル等の屋外用液晶表示装置では、見易さを一
定に保つ為にバックライト付きの透過型である事が必須
である。
電力に特徴があり、車載用パネル、ラップトップパソコ
ンに代表される液晶ディスプレイ付機器、テレビ、モニ
タ装置等へと実用化され普及しつつある。液晶表示装置
は非発光性であるため暗所での使用に不便である。見易
さの向上および暗所での使用を可能にする目的で表示面
を均一に背面照明するバックライトが開発されている。
特に、外光が昼間の太陽光の明るさから夜間まで変わる
車載用パネル等の屋外用液晶表示装置では、見易さを一
定に保つ為にバックライト付きの透過型である事が必須
である。
【０００３】前述のように液晶表示装置は低消費電力で
ある事に大きな利点がある。しかしながら背面照明用の
バックライトに多大の消費電力が費やされる場合にはそ
の利点が減殺される。従って、照明効率の良いバックラ
イトが望まれており、平行光に近い出射光分布を有する
指向性に優れたバックライトが利用される場合がある。
一方、液晶表示装置は周知のように所定の視野角依存性
を有している。液晶表示装置を指向性バックライトで照
明すると入射光は略直進する。従って表側から表示面を
観察した場合、斜め方向に出射される光量は比較的少な
い。このため、視野角依存性のある液晶表示装置では斜
めから観察した場合の明度が低下し、極端に視認性が悪
化するという欠点があった。
ある事に大きな利点がある。しかしながら背面照明用の
バックライトに多大の消費電力が費やされる場合にはそ
の利点が減殺される。従って、照明効率の良いバックラ
イトが望まれており、平行光に近い出射光分布を有する
指向性に優れたバックライトが利用される場合がある。
一方、液晶表示装置は周知のように所定の視野角依存性
を有している。液晶表示装置を指向性バックライトで照
明すると入射光は略直進する。従って表側から表示面を
観察した場合、斜め方向に出射される光量は比較的少な
い。このため、視野角依存性のある液晶表示装置では斜
めから観察した場合の明度が低下し、極端に視認性が悪
化するという欠点があった。
【０００４】この欠点を改良するため、液晶パネルの出
射側前面に光拡散板を配置した構造が提案されている。
本出願人が先に出願した特願平０６−２１１７９８号明
細書に記載の「液晶表示装置及びその製造方法」もその
一つであり、その概要を図４に再掲して説明する。図４
は本発明に係わる液晶表示装置の基本的な構成を示す模
式的な断面図である。
射側前面に光拡散板を配置した構造が提案されている。
本出願人が先に出願した特願平０６−２１１７９８号明
細書に記載の「液晶表示装置及びその製造方法」もその
一つであり、その概要を図４に再掲して説明する。図４
は本発明に係わる液晶表示装置の基本的な構成を示す模
式的な断面図である。
【０００５】図４に示すように、本発明に係わる液晶表
示装置は、透過型の液晶パネル１と光拡散手段２および
指向性バックライト３とから構成されている。液晶パネ
ル１は一対のガラス基板４、４ａを互いに貼着した構成
を有し、両者の間隙に液晶が封入されている。ガラス基
板４ａの後面側には偏光板５ａが配置されている。指向
性バックライト３は液晶パネル１の後面側に配置され平
行に近い照明光を液晶パネル１に入射する。本例におけ
る指向性バックライト３は光源６と２層に重ねたプリズ
ムシート７、７ａとからなる。光源６は平面型の蛍光管
等からなり無指向性の光を放射する。プリズムシート
７、７ａは光源６から放射した無指向性の光を反射屈折
させ、略平行光に変換する。
示装置は、透過型の液晶パネル１と光拡散手段２および
指向性バックライト３とから構成されている。液晶パネ
ル１は一対のガラス基板４、４ａを互いに貼着した構成
を有し、両者の間隙に液晶が封入されている。ガラス基
板４ａの後面側には偏光板５ａが配置されている。指向
性バックライト３は液晶パネル１の後面側に配置され平
行に近い照明光を液晶パネル１に入射する。本例におけ
る指向性バックライト３は光源６と２層に重ねたプリズ
ムシート７、７ａとからなる。光源６は平面型の蛍光管
等からなり無指向性の光を放射する。プリズムシート
７、７ａは光源６から放射した無指向性の光を反射屈折
させ、略平行光に変換する。
【０００６】ガラス基板４の前面側には光拡散手段２お
よび偏光板５が配設されている。光拡散手段２は液晶パ
ネル１を透過した透過光を拡散出射する。光拡散手段２
は微細粒子８ａと充填材８ｂとからなる光拡散層８で構
成される。充填材８ｂは透明でなり微細粒子８ａの隙間
を埋めている。微細粒子８ａは液晶パネル１の前面を構
成するガラス基板４とは異なる屈折率を有する一方、充
填材８ｂはガラス基板４に近い屈折率を有している。例
えば、この微細粒子８ａは透明なマイクロビーズからな
り、平均粒径が３０μｍ程度で、屈折率は１．９３であ
る。これは、ガラス基板４の屈折率１．５３と大きく相
違しており、優れた光散乱性を備えている。なお、ガラ
ス基板４の板厚は例えば１．１ｍｍ程度である。一方、
透明な充填材８ｂは例えば紫外線硬化型の樹脂からな
り、スリーボンド社製の商品名３０４２（変性アクリレ
ート系）を用いる事ができる。その屈折率は１．５５で
あり、略ガラス基板４の屈折率と等しい。このように、
偏光板５とガラス基板４の間に充填材８ｂを満たす事に
より、少なくとも偏光板５の裏面側における外光反射
と、ガラス基板４の表面側における外光反射を効率良く
制御できる。
よび偏光板５が配設されている。光拡散手段２は液晶パ
ネル１を透過した透過光を拡散出射する。光拡散手段２
は微細粒子８ａと充填材８ｂとからなる光拡散層８で構
成される。充填材８ｂは透明でなり微細粒子８ａの隙間
を埋めている。微細粒子８ａは液晶パネル１の前面を構
成するガラス基板４とは異なる屈折率を有する一方、充
填材８ｂはガラス基板４に近い屈折率を有している。例
えば、この微細粒子８ａは透明なマイクロビーズからな
り、平均粒径が３０μｍ程度で、屈折率は１．９３であ
る。これは、ガラス基板４の屈折率１．５３と大きく相
違しており、優れた光散乱性を備えている。なお、ガラ
ス基板４の板厚は例えば１．１ｍｍ程度である。一方、
透明な充填材８ｂは例えば紫外線硬化型の樹脂からな
り、スリーボンド社製の商品名３０４２（変性アクリレ
ート系）を用いる事ができる。その屈折率は１．５５で
あり、略ガラス基板４の屈折率と等しい。このように、
偏光板５とガラス基板４の間に充填材８ｂを満たす事に
より、少なくとも偏光板５の裏面側における外光反射
と、ガラス基板４の表面側における外光反射を効率良く
制御できる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明に係わ
る液晶表示装置およびその製造方法では、充分な光拡散
効果をえるために、光拡散手段の微細粒子は一列に整列
させる必要がある。そのため、製造が容易ではないとい
う不具合点があった。また、液晶パネルを透過した透過
光の拡散の度合いがこの透明な微細粒子の屈折率でのみ
制御可能であり、その制御が難しいという不具合点があ
った。
る液晶表示装置およびその製造方法では、充分な光拡散
効果をえるために、光拡散手段の微細粒子は一列に整列
させる必要がある。そのため、製造が容易ではないとい
う不具合点があった。また、液晶パネルを透過した透過
光の拡散の度合いがこの透明な微細粒子の屈折率でのみ
制御可能であり、その制御が難しいという不具合点があ
った。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の課題を
解決するために以下の手段を講じた。即ち、本発明にか
かる液晶表示装置は基本的な構成として、透過型の液晶
パネルと、指向性バックライトと、光拡散手段とを備え
ている。液晶パネルは偏光板が配された前面とその反対
側の後面とを有する。指向性バックライトは後面側に配
置され平行に近い照明光を該液晶パネルに入射する。光
拡散手段は前面側に配置され該液晶パネルを透過した照
明光を拡散出射する。特徴事項として、前記光拡散手段
は２層以上の樹脂層から構成されていて、そのうちの少
なくとも一層の樹脂層には、透明な微細粒子からなる光
拡散層が形成されている。かかる構成において、該微細
粒子は、該微細粒子が形成された樹脂層と略等しい屈折
率を有する一方、該微細粒子が形成されていない他の樹
脂層とは異なる屈折率を有している。また、該微細粒子
は多層に敷き詰められて形成されている。
解決するために以下の手段を講じた。即ち、本発明にか
かる液晶表示装置は基本的な構成として、透過型の液晶
パネルと、指向性バックライトと、光拡散手段とを備え
ている。液晶パネルは偏光板が配された前面とその反対
側の後面とを有する。指向性バックライトは後面側に配
置され平行に近い照明光を該液晶パネルに入射する。光
拡散手段は前面側に配置され該液晶パネルを透過した照
明光を拡散出射する。特徴事項として、前記光拡散手段
は２層以上の樹脂層から構成されていて、そのうちの少
なくとも一層の樹脂層には、透明な微細粒子からなる光
拡散層が形成されている。かかる構成において、該微細
粒子は、該微細粒子が形成された樹脂層と略等しい屈折
率を有する一方、該微細粒子が形成されていない他の樹
脂層とは異なる屈折率を有している。また、該微細粒子
は多層に敷き詰められて形成されている。
【０００９】上述した液晶表示装置は以下の工程により
製造できる。先ず、組立工程を行ない一対のガラス基板
を貼り合わせ両者の間隙に液晶を封入して液晶パネルを
組み立てる。次に、塗布工程を行ない該液晶パネルの片
方のガラス基板表面に透明な充填材を塗布し接合層を設
ける。続いて塗布工程を行ない、予め粘着膜が形成され
た偏光板に微細粒子を塗布して多層に敷き詰め光拡散層
を設ける。最後に圧着工程を行ない、該光拡散層と該接
合層とを重ね合わせ圧着して両者を一体化し微細粒子の
隙間を該充填材で埋める。好ましくは、前記塗布工程で
は紫外線硬化型の充填材を塗布し、前記圧着工程では該
偏向板と液晶パネルを圧接しながら紫外線を照射する。
製造できる。先ず、組立工程を行ない一対のガラス基板
を貼り合わせ両者の間隙に液晶を封入して液晶パネルを
組み立てる。次に、塗布工程を行ない該液晶パネルの片
方のガラス基板表面に透明な充填材を塗布し接合層を設
ける。続いて塗布工程を行ない、予め粘着膜が形成され
た偏光板に微細粒子を塗布して多層に敷き詰め光拡散層
を設ける。最後に圧着工程を行ない、該光拡散層と該接
合層とを重ね合わせ圧着して両者を一体化し微細粒子の
隙間を該充填材で埋める。好ましくは、前記塗布工程で
は紫外線硬化型の充填材を塗布し、前記圧着工程では該
偏向板と液晶パネルを圧接しながら紫外線を照射する。
【００１０】
【作用】本発明によれば平行光に近い出射光分布を有す
る指向性バックライトを用いて透過型の液晶パネルを効
率的に照明している。また、液晶パネルの前面側に光拡
散手段を配置している。これにより略垂直入射した照明
光は液晶パネルを透過した後拡散出射され斜め方向にも
十分な光量分布が得られる。従って視野角依存性のある
液晶パネルに対しても実用的なレベルで斜め方向の表示
明度が得られ視認性が改善できる。更に、光拡散手段は
２層以上の樹脂層から構成されていて、そのうちの少な
くとも一層の樹脂層には、透明な微細粒子からなる光拡
散層が形成されている。微細粒子の屈折率は微細粒子が
形成された樹脂層と略等しい屈折率を有する一方、他の
樹脂層とは異なる屈折率を有している。特に、微細粒子
は多層に敷き詰められて形成されている。従って、微細
粒子は十分な照明光の拡散機能を奏するとともに、微細
粒子の製造工程が単純化され光拡散層を容易に形成する
ことができる。
る指向性バックライトを用いて透過型の液晶パネルを効
率的に照明している。また、液晶パネルの前面側に光拡
散手段を配置している。これにより略垂直入射した照明
光は液晶パネルを透過した後拡散出射され斜め方向にも
十分な光量分布が得られる。従って視野角依存性のある
液晶パネルに対しても実用的なレベルで斜め方向の表示
明度が得られ視認性が改善できる。更に、光拡散手段は
２層以上の樹脂層から構成されていて、そのうちの少な
くとも一層の樹脂層には、透明な微細粒子からなる光拡
散層が形成されている。微細粒子の屈折率は微細粒子が
形成された樹脂層と略等しい屈折率を有する一方、他の
樹脂層とは異なる屈折率を有している。特に、微細粒子
は多層に敷き詰められて形成されている。従って、微細
粒子は十分な照明光の拡散機能を奏するとともに、微細
粒子の製造工程が単純化され光拡散層を容易に形成する
ことができる。
【００１１】
【実施例】以下、図１ないし図３を参照して本発明の液
晶表示装置およびその製造方法の詳細を説明する。な
お、従来技術で記載した事項と共通する部分には同一の
参照符合を付し、それらの説明を省略する。
晶表示装置およびその製造方法の詳細を説明する。な
お、従来技術で記載した事項と共通する部分には同一の
参照符合を付し、それらの説明を省略する。
【００１２】実施例１ 初めに、図１を参照して本発明の液晶表示装置の第１の
実施例を説明する。図１（ａ）は本発明の液晶表示装置
の第１の実施例を示す模式的な断面図であり、（ｂ）は
光拡散手段の第１例を示す模式的な断面図であり、
（ｃ）は光拡散手段の第２例を示す模式的な断面図であ
る。
実施例を説明する。図１（ａ）は本発明の液晶表示装置
の第１の実施例を示す模式的な断面図であり、（ｂ）は
光拡散手段の第１例を示す模式的な断面図であり、
（ｃ）は光拡散手段の第２例を示す模式的な断面図であ
る。
【００１３】図１（ａ）において、本発明の液晶表示装
置は透過型の液晶パネル１、光拡散手段１０、そして指
向性バックライト３から構成されている。液晶パネル１
は一対のガラス基板４、４ａを互いに貼着した構成を有
し、両者の間隙に液晶が封入されている。ガラス基板４
ａの後面側には偏光板５ａが配置されている。このガラ
ス基板４、４ａは例えば１．５３程度の屈折率を有して
いる。指向性バックライト３は前述と同様の構成を有し
ており、液晶パネル１の後面側に配置されて略平行な照
明光を液晶パネル１に入射する働きをする。
置は透過型の液晶パネル１、光拡散手段１０、そして指
向性バックライト３から構成されている。液晶パネル１
は一対のガラス基板４、４ａを互いに貼着した構成を有
し、両者の間隙に液晶が封入されている。ガラス基板４
ａの後面側には偏光板５ａが配置されている。このガラ
ス基板４、４ａは例えば１．５３程度の屈折率を有して
いる。指向性バックライト３は前述と同様の構成を有し
ており、液晶パネル１の後面側に配置されて略平行な照
明光を液晶パネル１に入射する働きをする。
【００１４】ガラス基板４の前面側には光拡散手段１０
が配置され、更にその上部には偏光板５が配置されてい
る。本発明の特徴事項である光拡散手段１０は第１樹脂
層１１Ｂと第２樹脂層１２とに分割されている。その一
方の樹脂層例えば第１樹脂層１１Ｂにのみ微細粒子（以
下、単に「ビース」とも記す）８ａが分散されて構成さ
れている。充填材８ｂは透明であり微細粒子８ａの隙間
を埋めている。ここで第１樹脂層１１Ｂにおける微細粒
子８ａと充填材８ｂの屈折率は略合致させてある。その
ため、微細粒子間ではレンズ効果は有せず、微細粒子８
ａが積層された構造においても一層に整列させたと同一
の効果を有することになる。また、微細粒子８ａの一部
は第２樹脂層１２側に露出している。更に、第２樹脂層
１２の屈折率は第１樹脂層１１Ｂの屈折率とは異なるよ
うに形成されている。これにより、第２樹脂層１２と第
１樹脂層１１Ｂの微細粒子８ａとの界面においてレンズ
を形成するようになされている。
が配置され、更にその上部には偏光板５が配置されてい
る。本発明の特徴事項である光拡散手段１０は第１樹脂
層１１Ｂと第２樹脂層１２とに分割されている。その一
方の樹脂層例えば第１樹脂層１１Ｂにのみ微細粒子（以
下、単に「ビース」とも記す）８ａが分散されて構成さ
れている。充填材８ｂは透明であり微細粒子８ａの隙間
を埋めている。ここで第１樹脂層１１Ｂにおける微細粒
子８ａと充填材８ｂの屈折率は略合致させてある。その
ため、微細粒子間ではレンズ効果は有せず、微細粒子８
ａが積層された構造においても一層に整列させたと同一
の効果を有することになる。また、微細粒子８ａの一部
は第２樹脂層１２側に露出している。更に、第２樹脂層
１２の屈折率は第１樹脂層１１Ｂの屈折率とは異なるよ
うに形成されている。これにより、第２樹脂層１２と第
１樹脂層１１Ｂの微細粒子８ａとの界面においてレンズ
を形成するようになされている。
【００１５】一方、外光についてはその大部分が微細粒
子８ａを埋める充填材によって反射が抑制される。微細
粒子８ａの屈折率が大きい程拡散が強く起こり視野角が
広がる。しかしながら、照明光には平行成分に加え斜め
成分も若干含まれており、微細粒子８ａの屈折率が高く
なる程斜め成分も前方に向けて拡散する。従って、表示
コントラストが悪くなる傾向になる。この様に、微細粒
子８ａの屈折率は視野角とコントラストのバランスを保
つ様に設定する事が好ましい。
子８ａを埋める充填材によって反射が抑制される。微細
粒子８ａの屈折率が大きい程拡散が強く起こり視野角が
広がる。しかしながら、照明光には平行成分に加え斜め
成分も若干含まれており、微細粒子８ａの屈折率が高く
なる程斜め成分も前方に向けて拡散する。従って、表示
コントラストが悪くなる傾向になる。この様に、微細粒
子８ａの屈折率は視野角とコントラストのバランスを保
つ様に設定する事が好ましい。
【００１６】光拡散手段の製造方法の一例を簡単に説明
するならば、液晶パネル１を組み立てた後、液晶パネル
の片方の第２樹脂層表面に透明な充填材８ｂを塗布し接
合層を設ける。次に塗布工程によって予め貼着膜が形成
された偏光板５に微細粒子８ａを散布して多層に敷き詰
め第１樹脂層を設ける。最後に圧着工程によって光拡散
手段と接合層とを重ね合わせ圧着して両者を一体化し微
細粒子８ａの隙間を充填材で埋める。
するならば、液晶パネル１を組み立てた後、液晶パネル
の片方の第２樹脂層表面に透明な充填材８ｂを塗布し接
合層を設ける。次に塗布工程によって予め貼着膜が形成
された偏光板５に微細粒子８ａを散布して多層に敷き詰
め第１樹脂層を設ける。最後に圧着工程によって光拡散
手段と接合層とを重ね合わせ圧着して両者を一体化し微
細粒子８ａの隙間を充填材で埋める。
【００１７】次に、図１（ｂ）を参照して光拡散手段の
詳細を説明する。同図（ｂ）において、第１樹脂層１１
Ｂの屈折率と微細粒子８ａの屈折率が略等しく、其れに
対して第２樹脂層１２の屈折率が大きい場合、凹レンズ
が形成される。そしてこのような構成の光拡散層の後面
側から入射した照明光は第２樹脂層１２を経て、第１樹
脂層１１Ｂに入射される。入射光は微細粒子８ａと第２
樹脂層１２との界面および偏光板５表面で屈折されて拡
散出射し、斜め方向にも十分な光量分布が得られるよう
になる。
詳細を説明する。同図（ｂ）において、第１樹脂層１１
Ｂの屈折率と微細粒子８ａの屈折率が略等しく、其れに
対して第２樹脂層１２の屈折率が大きい場合、凹レンズ
が形成される。そしてこのような構成の光拡散層の後面
側から入射した照明光は第２樹脂層１２を経て、第１樹
脂層１１Ｂに入射される。入射光は微細粒子８ａと第２
樹脂層１２との界面および偏光板５表面で屈折されて拡
散出射し、斜め方向にも十分な光量分布が得られるよう
になる。
【００１８】同図（ｃ）において、第１樹脂層１１Ｂの
屈折率と微細粒子８ａの屈折率が略等しく、其れに対し
て第２樹脂層１２の屈折率が小さい場合、凸レンズが形
成される。そしてこのような構成の光拡散層の後面側か
ら入射した照明光は第２樹脂層１２を経て、第１樹脂層
１１Ｂに入射される。入射光は微細粒子８ａと第２樹脂
層１２の界面および偏光板５表面で屈折されて拡散出射
し、視野角を改善する。また、本発明では第１樹脂層１
１Ｂ若しくは第２樹脂層１２の屈折率を近接するガラス
基板の屈折率と合わせることにより、界面（第１樹脂層
１１Ｂと偏光板５との界面、若しくは第２樹脂層１２と
ガラス基板４との界面）の反射がなくなり、外光反射に
よるコントラストの低下を低減することができる。
屈折率と微細粒子８ａの屈折率が略等しく、其れに対し
て第２樹脂層１２の屈折率が小さい場合、凸レンズが形
成される。そしてこのような構成の光拡散層の後面側か
ら入射した照明光は第２樹脂層１２を経て、第１樹脂層
１１Ｂに入射される。入射光は微細粒子８ａと第２樹脂
層１２の界面および偏光板５表面で屈折されて拡散出射
し、視野角を改善する。また、本発明では第１樹脂層１
１Ｂ若しくは第２樹脂層１２の屈折率を近接するガラス
基板の屈折率と合わせることにより、界面（第１樹脂層
１１Ｂと偏光板５との界面、若しくは第２樹脂層１２と
ガラス基板４との界面）の反射がなくなり、外光反射に
よるコントラストの低下を低減することができる。
【００１９】実施例２ 本実施例は第１樹脂層に代えて、第２樹脂層に微細粒子
を分散した例であり、これを図２を参照して説明する。
図２（ａ）は第２実施例の光拡散手段の第１例を示す模
式的な断面図であり、（ｂ）は光拡散手段の第２例を示
す模式的な断面図である。
を分散した例であり、これを図２を参照して説明する。
図２（ａ）は第２実施例の光拡散手段の第１例を示す模
式的な断面図であり、（ｂ）は光拡散手段の第２例を示
す模式的な断面図である。
【００２０】同図（ａ）において、第２樹脂層１２Ｂに
屈折率の略等しい微細粒子８ａを分散し、その第２樹脂
層１２Ｂの屈折率が第１樹脂層１１の屈折率より小さい
場合、凹レンズが形成される。このような構成の光拡散
層の後面側から入射した照明光は第２樹脂層１２Ｂを経
て、第１樹脂層１１に入射される。入射光は微細粒子８
ａと第１樹脂層１１の界面および偏光板５表面で屈折さ
れて拡散出射し、本発明の液晶表示装置の視野角依存性
を改善する。
屈折率の略等しい微細粒子８ａを分散し、その第２樹脂
層１２Ｂの屈折率が第１樹脂層１１の屈折率より小さい
場合、凹レンズが形成される。このような構成の光拡散
層の後面側から入射した照明光は第２樹脂層１２Ｂを経
て、第１樹脂層１１に入射される。入射光は微細粒子８
ａと第１樹脂層１１の界面および偏光板５表面で屈折さ
れて拡散出射し、本発明の液晶表示装置の視野角依存性
を改善する。
【００２１】同図（ｂ）において、第２樹脂層１２Ｂに
屈折率の略等しい微細粒子８ａを分散し、その第２樹脂
層１２Ｂの屈折率が第１樹脂層１１の屈折率より大きい
場合、凸レンズが形成される。このような構成の光拡散
層の後面側から入射した照明光は第２樹脂層１２Ｂを経
て、第１樹脂層１１に入射される。入射光は微細粒子８
ａと第１樹脂層１１の界面および偏光板５表面で屈折さ
れて拡散出射し、斜め方向にも十分な光量分布が得られ
るようになる。このように本実施例によれば、斜め方向
から液晶パネル前面を観察した場合でも比較的明るい表
示面が認められるようになる。加えてこの光拡散層は外
光反射を抑制するため、液晶パネルに写し出された画像
のコントラストを改善することができる。
屈折率の略等しい微細粒子８ａを分散し、その第２樹脂
層１２Ｂの屈折率が第１樹脂層１１の屈折率より大きい
場合、凸レンズが形成される。このような構成の光拡散
層の後面側から入射した照明光は第２樹脂層１２Ｂを経
て、第１樹脂層１１に入射される。入射光は微細粒子８
ａと第１樹脂層１１の界面および偏光板５表面で屈折さ
れて拡散出射し、斜め方向にも十分な光量分布が得られ
るようになる。このように本実施例によれば、斜め方向
から液晶パネル前面を観察した場合でも比較的明るい表
示面が認められるようになる。加えてこの光拡散層は外
光反射を抑制するため、液晶パネルに写し出された画像
のコントラストを改善することができる。
【００２２】実施例３ 本実施例は、光拡散手段における樹脂層を多層形成した
例であり、これを図３を参照して説明する。図３（ａ）
は第３実施例の光拡散手段の第１例を示す模式的な断面
図であり、（ｂ）は光拡散手段の第２例を示す模式的な
断面図である。
例であり、これを図３を参照して説明する。図３（ａ）
は第３実施例の光拡散手段の第１例を示す模式的な断面
図であり、（ｂ）は光拡散手段の第２例を示す模式的な
断面図である。
【００２３】同図（ａ）において、本実施例の光拡散手
段は樹脂層として第２樹脂層１２Ｂに微細粒子を分散さ
せ、この第２樹脂層１２Ｂの前面および後面には屈折率
の異なる第１樹脂層１１および第３樹脂層１３を形成し
た３層構造とした。そしてこのような構成の光拡散層の
後面側から入射した照明光は第３樹脂層１３を経て、第
２樹脂層１２Ｂおよび第１樹脂層１１に順次入射され
る。入射光は微細粒子８ａと第３樹脂層１３との界面で
屈折し、微細粒子８ａと第１樹脂層１１との界面および
偏光板５で再び屈折して拡散出射し、十分な視野角依存
性を確保する。
段は樹脂層として第２樹脂層１２Ｂに微細粒子を分散さ
せ、この第２樹脂層１２Ｂの前面および後面には屈折率
の異なる第１樹脂層１１および第３樹脂層１３を形成し
た３層構造とした。そしてこのような構成の光拡散層の
後面側から入射した照明光は第３樹脂層１３を経て、第
２樹脂層１２Ｂおよび第１樹脂層１１に順次入射され
る。入射光は微細粒子８ａと第３樹脂層１３との界面で
屈折し、微細粒子８ａと第１樹脂層１１との界面および
偏光板５で再び屈折して拡散出射し、十分な視野角依存
性を確保する。
【００２４】同図（ｂ）において、本実施例の光拡散手
段は第１樹脂層１１Ｂおよび第３樹脂層１３Ｂに微細粒
子を分散させ、中央層には第１樹脂層１１Ｂおよび第３
樹脂層１３Ｂと屈折率の異なる第２樹脂層１２が形成し
た３層構造とした。そしてこのような構成の光拡散層の
後面側から入射した照明光は第３樹脂層１３Ｂを経て、
第２樹脂層１２および第１樹脂層１１Ｂに順次入射され
る。入射光は微細粒子８ａと第２樹脂層１２との界面で
屈折し、第２樹脂層１２と微細粒子８ａとの界面および
偏光板５で再び屈折して拡散出射し、十分な視野角を確
保する。このように、本発明では光拡散層の拡散度を微
細粒子の層厚によらず層数で制御できるようになる。そ
のため本発明の液晶表示装置の製造方法では、微細粒子
８ａを一層に敷き並べる必要がなく、量産的に低コスト
なマイクロレンズアレイを製造する事が可能となる。
段は第１樹脂層１１Ｂおよび第３樹脂層１３Ｂに微細粒
子を分散させ、中央層には第１樹脂層１１Ｂおよび第３
樹脂層１３Ｂと屈折率の異なる第２樹脂層１２が形成し
た３層構造とした。そしてこのような構成の光拡散層の
後面側から入射した照明光は第３樹脂層１３Ｂを経て、
第２樹脂層１２および第１樹脂層１１Ｂに順次入射され
る。入射光は微細粒子８ａと第２樹脂層１２との界面で
屈折し、第２樹脂層１２と微細粒子８ａとの界面および
偏光板５で再び屈折して拡散出射し、十分な視野角を確
保する。このように、本発明では光拡散層の拡散度を微
細粒子の層厚によらず層数で制御できるようになる。そ
のため本発明の液晶表示装置の製造方法では、微細粒子
８ａを一層に敷き並べる必要がなく、量産的に低コスト
なマイクロレンズアレイを製造する事が可能となる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液晶パネルの前面側ガラス基板と偏光板との間の微細粒
子は数層に重なって敷き詰められても光拡散層の特性が
変化することがない。また、液晶パネルを透過した透過
光の拡散度を樹脂層の層数で制御することが可能とな
る。そのため、光拡散層の視野角改善効果を保ちなが
ら、かつ製造が容易になるという効果がある。
液晶パネルの前面側ガラス基板と偏光板との間の微細粒
子は数層に重なって敷き詰められても光拡散層の特性が
変化することがない。また、液晶パネルを透過した透過
光の拡散度を樹脂層の層数で制御することが可能とな
る。そのため、光拡散層の視野角改善効果を保ちなが
ら、かつ製造が容易になるという効果がある。
【図１】 （ａ）は本発明の液晶表示装置の第１の実施
例を示す模式的な断面図であり、（ｂ）は光拡散手段の
第１例を示す模式的な断面図であり、（ｃ）は光拡散手
段の第２例を示す模式的な断面図である。
例を示す模式的な断面図であり、（ｂ）は光拡散手段の
第１例を示す模式的な断面図であり、（ｃ）は光拡散手
段の第２例を示す模式的な断面図である。
【図２】 （ａ）は第２実施例の光拡散手段の第１例を
示す模式的な断面図であり、（ｂ）は光拡散手段の第２
例を示す模式的な断面図である。
示す模式的な断面図であり、（ｂ）は光拡散手段の第２
例を示す模式的な断面図である。
【図３】 （ａ）は第３実施例の光拡散手段の第１例を
示す模式的な断面図であり、（ｂ）は光拡散手段の第２
例を示す模式的な断面図である。
示す模式的な断面図であり、（ｂ）は光拡散手段の第２
例を示す模式的な断面図である。
【図４】 本発明に係わる液晶表示装置の基本的な構成
を示す模式的な断面図である。
を示す模式的な断面図である。
１ 液晶パネル ３ 指向性バックライト ４、４ａ ガラス基板 ５、５ａ 偏光板 ８ａ 微細粒子（ビーズ） １０ 光拡散手段 11、11B 第１樹脂層 12、12B 第２樹脂層 13、13B 第３樹脂層
Claims (4)
- 【請求項１】 偏光板が配された前面とその反対側の後
面とを有する透過型の液晶パネルと、後面側に配置され
平行に近い照明光を該液晶パネルに入射する指向性バッ
クライトと、前面側に配置され該液晶パネルを透過した
照明光を拡散出射する光拡散手段とからなる液晶表示装
置において、 前記光拡散手段は２層以上の樹脂層から構成され、その
うちの少なくとも一層の樹脂層には、透明な微細粒子か
らなる光拡散層が形成され、 該微細粒子は、該微細粒子が形成された樹脂層と略等し
い屈折率を有する一方、該微細粒子が形成されていない
他の樹脂層とは異なる屈折率を有していることを特徴と
する液晶表示装置。 - 【請求項２】 前記光拡散層の該微細粒子は、多層に敷
き詰められて形成されていることを特徴とする請求項１
に記載の液晶表示装置。 - 【請求項３】 一対のガラス基板を貼り合わせ両者の間
隙に液晶を封入して液晶パネルを組み立てる組立工程
と、 該液晶パネルの片方のガラス基板表面に透明な充填材を
塗布し接合層を設ける塗布工程と、 予め粘着膜が形成された偏光板に微細粒子を散布して多
層に敷き詰め光拡散層を設ける散布工程と、 該光拡散層と該接合層とを重ね合わせ圧着して両者を一
体化し微細粒子の隙間を該充填材で埋める圧着工程とを
行なう液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項４】 前記塗布工程では、紫外線硬化型の充填
材を塗布し、前記圧着工程では該偏光板と液晶パネルを
圧接しながら紫外線を照射することを特徴とする請求項
３に記載の液晶表示装置の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11704295A JP3291972B2 (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
| CN96107445A CN1105327C (zh) | 1995-05-16 | 1996-05-15 | 液晶显示装置 |
| US08/649,021 US5706065A (en) | 1995-05-16 | 1996-05-16 | Light diffuser for a liquid crystal display device and manufacturing method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11704295A JP3291972B2 (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08313891A true JPH08313891A (ja) | 1996-11-29 |
| JP3291972B2 JP3291972B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=14702003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11704295A Expired - Lifetime JP3291972B2 (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5706065A (ja) |
| JP (1) | JP3291972B2 (ja) |
| CN (1) | CN1105327C (ja) |
Cited By (1)
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| KR100471764B1 (ko) * | 1997-06-16 | 2005-08-31 | 삼성전자주식회사 | 액정표시장치 |
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|---|---|---|---|---|
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| US6104455A (en) * | 1997-08-27 | 2000-08-15 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Back light device and liquid crystal display apparatus |
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| US6535333B1 (en) | 2000-11-21 | 2003-03-18 | 3M Innovative Properties Company | Optical system with reduced color shift |
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| RU2754995C1 (ru) * | 2020-11-23 | 2021-09-08 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Чеченский государственный университет" | Способ изготовления тонкопленочного транзистора |
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- 1995-05-16 JP JP11704295A patent/JP3291972B2/ja not_active Expired - Lifetime
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1996
- 1996-05-15 CN CN96107445A patent/CN1105327C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-16 US US08/649,021 patent/US5706065A/en not_active Expired - Lifetime
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| JP3291972B2 (ja) | 2002-06-17 |
| CN1159600A (zh) | 1997-09-17 |
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