JPH08313579A - Pcカードのテスト装置 - Google Patents

Pcカードのテスト装置

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JPH08313579A
JPH08313579A JP7121256A JP12125695A JPH08313579A JP H08313579 A JPH08313579 A JP H08313579A JP 7121256 A JP7121256 A JP 7121256A JP 12125695 A JP12125695 A JP 12125695A JP H08313579 A JPH08313579 A JP H08313579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
signal line
slot
side switch
section
Prior art date
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Application number
JP7121256A
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English (en)
Inventor
Makoto Kusakari
真 草刈
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08313579A publication Critical patent/JPH08313579A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PCカードとカードスロット間に装着して授
受信号を観察可能とし、各信号線の開閉や、プルアッ
プ,プルダウンの状態を設定できるテスト装置を提供す
る。 【構成】 PCカード2にコネクタ部3を接続し、さら
にこれをカードスロット1に接続する。コネクタ部3は
引出部4により端子部5が接続され、観察する任意の信
号線は端子部5のテスト端子6を用いて、従来の計測器
のプローブにおいても観察が可能となる。各信号線が接
続されたスロット側スイッチ7,カード側スイッチ8に
より“Vcc”,“GND”を選択して任意の入力条件を
作り、その条件下の出力信号を観察することで状態遷移
の妥当性の評価や回路の不備を発見する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PCMCIA/JEI
DAの規格に対応した信号配列を有するPCカードの開
発またはテストに用いる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナル・コンピュータの普及
に伴い、特にノートタイプのような携帯性の優れた装置
に用いられることを目的とする、PCMCIA(Persona
l Computer Memory Card International Association:
PCメモリ・カード国際協会)/JEIDA(Japan Elec
tronic Industry Development Association:日本電子
工業振興協会)により規格化されたカードスロットに装
着可能な記憶や通信機能を有するPCカードが多く商品
化されている。このPCカードの交換により使用目的別
に任意の機能を選択でき、また装置の小型化が可能とな
るため、より高機能なPCカードの開発,商品化が望ま
れている。
【0003】従来のPCカードの開発において、PCM
CIA/JEIDAで規格された信号配列の各信号の電
位や波形を観察するために、コンピュータ本体側に開発
用回路を付加するか、もしくはシステムとPCカード間
を制御するコントローラチップであるPCIC(PC Card
Interface Contoroller:HBA(Host Bus Adapter)と
もいう)等を用いたテスト装置を装着するなどの方法が
用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PCカード開発において、PCカードを装着するコンピ
ュータ本体側に開発用回路の付加を行うか、もしくはP
CIC等を用いたテスト装置を装着するには、PCB(P
rinted Circuit Board)の実装密度や筐体の大きさによ
っては制限を受ける場合があった。また、ハードウェア
の開発過程では、ICなどの駆動能力を確認したり、そ
の機能を検証するために、特定の信号線を回路から切り
離したり、ICの入力電位を固定したりする場合があ
る。同様にPCカード開発においても、信号配列の各信
号線毎にこのような作業を行う場合に、PCMCIA/
JEIDAで規格されたカードスロットの接続部分のコ
ネクタピッチは1.27mmであり、従来の一般的な計測器の
プローブによる観察は困難で、また入力条件を固定する
必要があるときPCBの回路を改造しなければならない
という課題があった。
【0005】本発明は、前記従来技術の課題を解決する
ものであり、PCカードとカードスロット間に装着して
授受信号を観察可能とし、かつ任意の信号線の開閉や、
プルアップ,プルダウンの状態に設定することが可能な
PCカードのテスト装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、PCMCIA/JEIDAの規格に対応
した信号配列を有するPCカードと、コンピュータ本体
に設置され前記PCカードが装着されるカードスロット
と、PCカードとカードスロットの間でそれぞれが接続
されるコネクタ部と、一端がコネクタ部に接続された引
出部と、引出部の他端に接続されPCカードとコンピュ
ータ本体間で授受される信号を取り出して観察するため
の端子部とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明では、前記端子部は、PCカ
ードとコンピュータ本体間で信号を授受する信号線の中
から任意の信号線を個々に開閉する開閉手段を有するこ
とを特徴とする。
【0008】また、同じく前記開閉手段は、PCカード
とコンピュータ本体間で信号を授受する信号線の中から
任意の信号線を個々にプルアップまたはプルダウンする
ように構成したものである。
【0009】
【作用】前記構成によれば、PCカードとカードスロッ
トの間でそれぞれをコネクタ部に接続し、引出部により
コネクタ部と接続された端子部でPCカードとコンピュ
ータ本体間で信号を授受する各信号線の信号を観察する
ことができる。
【0010】また、端子部に設けた開閉手段によりPC
カードとコンピュータ本体間で信号を授受する任意の信
号線を個々に開閉することができる。
【0011】また、端子部に設けた開閉手段によりPC
カードとコンピュータ本体間で信号を授受する任意の信
号線を開成し、プルアップまたはプルダウンすることが
できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例におけるPCカ
ードのテスト装置を示す斜視図で、1はカードスロッ
ト、1aはコンピュータ本体、2はPCカード、3はコ
ネクタ部、4は引出部、5は端子部、6はテスト端子、
7はカードスロット側ディップスイッチ(以下、スロッ
ト側スイッチという)、8はPCカード側ディップスイ
ッチ(以下、カード側スイッチという)である。また、図
2は本実施例におけるPCカードのテスト装置の端子部
を示す正面図である。
【0014】図1に示すように、コンピュータ本体1a
に設けられたカードスロット1には、コネクタ部3を経
てPCカード2が接続され、さらに引出部4によりコネ
クタ部3に端子部5が接続されている。また、図2に示
すように端子部5に設けられたテスト端子6と、カード
スロット1側の信号線を設定するスロット側スイッチ
7、およびPCカード2側の信号線を設定するカード側
スイッチ8は、カードスロット1、PCカード2から引
き出される全ての信号線に対応して設けられる。したが
って、PCMCIA2.1/JEIDA4.2の規格では、端
子部5には全部で68本のテスト端子6と136個のスロッ
ト側スイッチ7,カード側スイッチ8であるディップス
イッチが設けられる。さらに、カードスロット1とPC
カード2の接続部分のコネクタピッチは1.27mmである
が、この端子部5に設けられたテスト端子6により、一
般的な計測器のプローブによる観察も容易に行うことが
できる。
【0015】図3は本実施例におけるPCカードのテス
ト装置を示す回路図で、9はプルアップ抵抗、10はプル
ダウン抵抗である。カードスロット1側の各ピンの信号
線はその各ピンに対応するスロット側スイッチ7に入力
され、PCカード2側の各ピンの信号線はその各ピンに
対応したカード側スイッチ8に入力される。また、この
スロット側スイッチ7,カード側スイッチ8に用いられ
るディップスイッチの出力は3つあり、1つは一端を電
源電圧(Vcc)に接続されたプルアップ抵抗9の他端に、
また1つは一端をGNDに接続されたプルダウン抵抗10
の他端に、最後の1つはスロット側スイッチ7,カード
側スイッチ8の各ピンの信号線に対応したテスト端子6
に接続される。このテスト端子6への出力により同じピ
ンの信号線であるスロット側スイッチ7,カード側スイ
ッチ8の出力は接続されることになる。そして同様な回
路が全ての信号線に対して設けられている。
【0016】次に、前記のように構成された本実施例の
動作を説明する。まず、各テスト端子6に接続する信号
線をスロット側スイッチ7,カード側スイッチ8により
選択し設定する。図2に示すようにスロット側スイッチ
7,カード側スイッチ8に用いられるディップスイッチ
は“Vcc”,“テスト端子”,“GND”の位置があ
り、ディップスイッチにより選択することで設定され
る。ディップスイッチを“Vcc”の位置に設定すると一
端が電源電圧(Vcc)に接続されたプルアップ抵抗9の他
端に接続され、また“GND”の位置に設定すると一端
がGNDに接続されたプルダウン抵抗10の他端に接続さ
れ、“テスト端子”の位置に設定したときのみテスト端
子6に接続される(図3参照)。
【0017】通常、カードスロット1を設けたコンピュ
ータ本体1aとPCカード2とにおいて、その間で授受
される信号の電位や波形の観察を行うときは、スロット
側スイッチ7およびカード側スイッチ8を“テスト端
子”の位置に設定する。例えばカードスロット1側の中
のある信号線を回路から切り離したい場合に、その信号
線に該当するスロット側スイッチ7を“テスト端子”の
位置に設定し、さらにその信号線に該当するカード側ス
イッチ8を“Vcc”または“GND”の位置に設定す
る。また、信号線の入力電位を固定してある動作条件を
設定し、その動作の検証や観察を行う場合に、スロット
側スイッチ7またはカード側スイッチ8により、その入
力条件を“Vcc”または“GND”のいずれかに設定し
て行うことができる。
【0018】端子部5のスロット側スイッチ7,カード
側スイッチ8の設定が終了したら、PCカード2にコネ
クタ部3を装着し、さらにこれをカードスロット1に装
着する。次に計測器のプローブを観察する任意の信号線
が接続された端子部5のテスト端子6に取り付け、装置
の電源を投入し観察を開始する。なお、通電中でもスロ
ット側スイッチ7,カード側スイッチ8のディップスイ
ッチの設定変更は可能である。引出部4はいわゆるフレ
キシブル基板等を、またプルアップ抵抗,プルダウン抵
抗には4.7〜10kΩ程度の抵抗値のものを用いる。
【0019】以上のことから、テスト装置のコネクタ部
3をカードスロット1とPCカード2間に装着したた
め、PCBの実装密度や筐体の大きさの制限を受けるこ
となく通常のPCカード2を使用するときと同様の使用
状態で、端子部5のテスト端子6を用いて従来の計測器
においても任意の信号線の観察が可能となる。さらに、
信号線にスロット側スイッチ7,カード側スイッチ8に
より“Vcc”,“GND”を選択するようにしたため、
PCBを改造することなく任意の入力条件を作り出し、
その条件下の出力信号を観察することにより、状態遷移
の妥当性を評価したり回路の不備を発見することが可能
となる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
開発用回路の付加、またPCBや筐体を改造することな
く、さらにPCBの実装密度や筐体の大きさの制限を受
けることなく従来の計測器を用いた各信号線の波形や電
位の観察や、各信号線の入力電位を設定することで回路
の機能検証を行うことが可能となり、より柔軟な対応が
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるPCカードのテスト
装置を示す斜視図である。
【図2】本実施例におけるPCカードのテスト装置の端
子部を示す正面図である。
【図3】本実施例におけるPCカードのテスト装置を示
す回路図である。
【符号の説明】 1…カードスロット、 1a…コンピュータ本体、 2
…PCカード、 3…コネクタ部、 4…引出部、 5
…端子部、 6…テスト端子、 7…カードスロット側
ディップスイッチ(スロット側スイッチ)、 8…PCカ
ード側ディップスイッチ(カード側スイッチ)、 9…プ
ルアップ抵抗、 10…プルダウン抵抗。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PCMCIA/JEIDAの規格に対応
    した信号配列を有するPCカードと、コンピュータ本体
    に設置され前記PCカードが装着されるカードスロット
    と、前記PCカードと前記カードスロットの間でそれぞ
    れが接続されるコネクタ部と、一端が前記コネクタ部に
    接続された引出部と、該引出部の他端に接続され前記P
    Cカードと前記コンピュータ本体間で授受される信号を
    取り出して観察するための端子部とを備えたことを特徴
    とするPCカードのテスト装置。
  2. 【請求項2】 端子部は、PCカードとコンピュータ本
    体間で信号を授受する信号線の中から任意の信号線を個
    々に開閉する開閉手段を有することを特徴とする請求項
    1記載のPCカードのテスト装置。
  3. 【請求項3】 開閉手段は、PCカードとコンピュータ
    本体間で信号を授受する信号線の中から任意の信号線を
    個々にプルアップまたはプルダウンすることを特徴とす
    る請求項2記載のPCカードのテスト装置。
JP7121256A 1995-05-19 1995-05-19 Pcカードのテスト装置 Pending JPH08313579A (ja)

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JP7121256A JPH08313579A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 Pcカードのテスト装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006050438A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Seiko Instruments Inc 通信装置の接続試験装置、接続試験ソフトウエア、該ソフトウエアを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、接続試験方法及び接続試験コンピュータシステム
KR100745081B1 (ko) * 2005-12-20 2007-08-02 한전케이피에스 주식회사 버너제어시스템의 제어카드 시험장치 및 방법
JP2015503098A (ja) * 2011-12-02 2015-01-29 サンディスク テクノロジィース インコーポレイテッド 感知ポイントなしでプラグインカードのインターフェイスを用いて伝達される信号を感知するシステムおよび方法

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