JPH08313127A - 氷水スラリー取出装置 - Google Patents
氷水スラリー取出装置Info
- Publication number
- JPH08313127A JPH08313127A JP12016795A JP12016795A JPH08313127A JP H08313127 A JPH08313127 A JP H08313127A JP 12016795 A JP12016795 A JP 12016795A JP 12016795 A JP12016795 A JP 12016795A JP H08313127 A JPH08313127 A JP H08313127A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice
- ice water
- storage tank
- slurry
- ice storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多大の動力を要することなく、氷水蓄熱−氷
水取出しが可能である氷水スラリー取出装置を提供す
る。 【構成】 氷水取出口６ａを蓄氷槽３の最上部に設置す
ると共に、局部攪拌用ミキサー５を氷水取出口６ａの近
傍に設置し、更に、蓄氷スラリー循環ポンプ４を蓄氷槽
３に併設させた。
水取出しが可能である氷水スラリー取出装置を提供す
る。 【構成】 氷水取出口６ａを蓄氷槽３の最上部に設置す
ると共に、局部攪拌用ミキサー５を氷水取出口６ａの近
傍に設置し、更に、蓄氷スラリー循環ポンプ４を蓄氷槽
３に併設させた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、粒状氷を蓄氷槽から氷
水スラリーとして取り出せる氷水スラリー取出装置に関
する。
水スラリーとして取り出せる氷水スラリー取出装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】夜間電力を利用して蓄氷槽に蓄氷する技
術は、ほぼ確立されており、実用に供されている例も多
い。しかしながら、一旦、蓄熱した氷水は、その氷結作
用により再氷結し、氷水（スラリー）として取り出すの
は至難であり、従来は、氷水蓄熱−冷水取り出しが行な
われている。
術は、ほぼ確立されており、実用に供されている例も多
い。しかしながら、一旦、蓄熱した氷水は、その氷結作
用により再氷結し、氷水（スラリー）として取り出すの
は至難であり、従来は、氷水蓄熱−冷水取り出しが行な
われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】蓄氷槽内に蓄熱された
氷は、水（又はブライン）との比重差により浮上し、順
次、蓄氷槽の上層部より蓄氷される。そして、夜間等に
蓄熱された氷は、その熱負荷の大きい昼間等に、順次、
利用される。一方、蓄氷槽内を、常に、一定のＩＰＦ
（氷充填率）に保持することは、至難であり、これを行
なうためには、大型のミキサーを設置し、常時、タンク
内を攪拌しておくことが必要であるが、この場合には、
多大の動力を必要とし、特に、大容量又は多槽蓄熱の場
合は、実際的でない。本発明は、多大の動力を要するこ
となく、氷水蓄熱−氷水取出しが可能である氷水スラリ
ー取出装置を提供することにある。
氷は、水（又はブライン）との比重差により浮上し、順
次、蓄氷槽の上層部より蓄氷される。そして、夜間等に
蓄熱された氷は、その熱負荷の大きい昼間等に、順次、
利用される。一方、蓄氷槽内を、常に、一定のＩＰＦ
（氷充填率）に保持することは、至難であり、これを行
なうためには、大型のミキサーを設置し、常時、タンク
内を攪拌しておくことが必要であるが、この場合には、
多大の動力を必要とし、特に、大容量又は多槽蓄熱の場
合は、実際的でない。本発明は、多大の動力を要するこ
となく、氷水蓄熱−氷水取出しが可能である氷水スラリ
ー取出装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の氷水スラ
リー取出装置は、氷水取出口を蓄氷槽の最上部に設置す
ると共に、局部攪拌用ミキサーを前記氷水取出口の近傍
に設置し、更に、蓄氷スラリー循環ポンプを前記蓄氷槽
に併設させたことに特徴がある。
リー取出装置は、氷水取出口を蓄氷槽の最上部に設置す
ると共に、局部攪拌用ミキサーを前記氷水取出口の近傍
に設置し、更に、蓄氷スラリー循環ポンプを前記蓄氷槽
に併設させたことに特徴がある。
【０００５】
【作用】氷水取出口を蓄氷槽の最上部に設置する一方、
局部攪拌用ミキサーを氷水取出口の近傍に設置すると共
に、蓄氷スラリー循環ポンプを前記蓄氷槽に併設させた
ことにより、蓄氷槽内の蓄氷スラリーが絶えず攪拌され
ているので、多大の動力を要することなく、蓄氷槽の最
上部の氷水取出口から氷水スラリーを取り出すことがで
きる。
局部攪拌用ミキサーを氷水取出口の近傍に設置すると共
に、蓄氷スラリー循環ポンプを前記蓄氷槽に併設させた
ことにより、蓄氷槽内の蓄氷スラリーが絶えず攪拌され
ているので、多大の動力を要することなく、蓄氷槽の最
上部の氷水取出口から氷水スラリーを取り出すことがで
きる。
【０００６】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。図１において、１は、夜間電力を利用して粒状の氷
を製造する製氷機であり、製氷機１で製造された粒状の
氷ｉは、搬送ポンプ２によって蓄氷槽３内に搬送され
る。２ａは製氷機１で生成した氷ｉの氷搬送管、２ｂは
蓄氷槽３内の冷水ｗを製氷機１に戻す冷水搬送管を示し
ている。
る。図１において、１は、夜間電力を利用して粒状の氷
を製造する製氷機であり、製氷機１で製造された粒状の
氷ｉは、搬送ポンプ２によって蓄氷槽３内に搬送され
る。２ａは製氷機１で生成した氷ｉの氷搬送管、２ｂは
蓄氷槽３内の冷水ｗを製氷機１に戻す冷水搬送管を示し
ている。
【０００７】蓄氷槽３は、氷水スラリーｓを取り出せる
ように円錐状の頭部３ａと有底円筒状の胴部３ｂとから
形成されている。４は、蓄氷スラリー循環ポンプであ
り、蓄氷槽３内に蓄熱した氷ｉの再氷結を防ぎ、氷水ス
ラリーｓを流動状態で取り出せるように、氷水スラリー
ｓを絶えず循環させるようになっている。蓄氷スラリー
循環ポンプ４の入口４ａは、蓄氷槽３の頭部３ａ内に開
口し、循環ポンプ４の出口４ｂは、蓄氷槽３の胴部３ｂ
内に開口している。
ように円錐状の頭部３ａと有底円筒状の胴部３ｂとから
形成されている。４は、蓄氷スラリー循環ポンプであ
り、蓄氷槽３内に蓄熱した氷ｉの再氷結を防ぎ、氷水ス
ラリーｓを流動状態で取り出せるように、氷水スラリー
ｓを絶えず循環させるようになっている。蓄氷スラリー
循環ポンプ４の入口４ａは、蓄氷槽３の頭部３ａ内に開
口し、循環ポンプ４の出口４ｂは、蓄氷槽３の胴部３ｂ
内に開口している。
【０００８】５は、局部攪拌を行うためのミキサーであ
り、氷水取出口６ａ近傍に設置され、流動状態で氷水ス
ラリーｓが取り出せるようになっている。６は、氷水ス
ラリー搬送ポンプであり、夜間蓄熱した氷水スラリーｓ
を昼間の冷熱必要時に取り出し、冷熱需要側に搬送する
ようになっている。このポンプ６の氷水取出口６ａは、
蓄氷槽３の円錐状頭部３ａの頂部に取り付けられてお
り、戻し口６ｂは、蓄氷槽３の胴部３ｂに接続されてい
る。
り、氷水取出口６ａ近傍に設置され、流動状態で氷水ス
ラリーｓが取り出せるようになっている。６は、氷水ス
ラリー搬送ポンプであり、夜間蓄熱した氷水スラリーｓ
を昼間の冷熱必要時に取り出し、冷熱需要側に搬送する
ようになっている。このポンプ６の氷水取出口６ａは、
蓄氷槽３の円錐状頭部３ａの頂部に取り付けられてお
り、戻し口６ｂは、蓄氷槽３の胴部３ｂに接続されてい
る。
【０００９】７は、熱交換器であり、最終熱需要側での
冷熱需要を賄うようになっている。上記のように、氷水
取出口６ａを蓄氷槽３の円錐形状頭部３ａの尖端部に取
りつける一方、局部攪拌用ミキサー５によって氷水取出
口６ａの近傍を攪拌し、更に、蓄氷スラリー循環ポンプ
４によって蓄氷槽３内の蓄氷スラリーを循環させるか
ら、多大な動力を要することなく、氷水スラリーｓを氷
水取出口６ａから取り出すことができる。
冷熱需要を賄うようになっている。上記のように、氷水
取出口６ａを蓄氷槽３の円錐形状頭部３ａの尖端部に取
りつける一方、局部攪拌用ミキサー５によって氷水取出
口６ａの近傍を攪拌し、更に、蓄氷スラリー循環ポンプ
４によって蓄氷槽３内の蓄氷スラリーを循環させるか
ら、多大な動力を要することなく、氷水スラリーｓを氷
水取出口６ａから取り出すことができる。
【００１０】なお、氷結緩和効果を高めるため、真水に
よる氷水貯蔵ではなく、ブライン（エチレングリコール
水溶液等）によるシャーベット状氷水蓄熱がより効果的
である。また、蓄氷槽３は、図１に示す形状に限定され
るものではなく、図２のように、天板３ｃが片流れ状の
ものでもよい。更に、図３のように、縦長のパイプ状に
してもよい。
よる氷水貯蔵ではなく、ブライン（エチレングリコール
水溶液等）によるシャーベット状氷水蓄熱がより効果的
である。また、蓄氷槽３は、図１に示す形状に限定され
るものではなく、図２のように、天板３ｃが片流れ状の
ものでもよい。更に、図３のように、縦長のパイプ状に
してもよい。
【００１１】
【発明の効果】上記のように、本発明は、氷水取出口を
蓄氷槽の最上部に設置すると共に、局部攪拌用ミキサー
を前記氷水取出口の近傍に設置し、更に、蓄氷スラリー
循環ポンプを前記蓄氷槽に併設させたから、多大な動力
を要することなく、氷水スラリーを氷水取出口から取り
出すことができる。
蓄氷槽の最上部に設置すると共に、局部攪拌用ミキサー
を前記氷水取出口の近傍に設置し、更に、蓄氷スラリー
循環ポンプを前記蓄氷槽に併設させたから、多大な動力
を要することなく、氷水スラリーを氷水取出口から取り
出すことができる。
【図１】本発明に係る氷水スラリー取出装置の概略図で
ある。
ある。
【図２】蓄氷槽の他の一例を示す断面図である。
【図３】蓄氷槽の更に他の一例を示す断面図である。
３ 蓄氷槽 ４ 蓄氷スラ
リー循環ポンプ ５ ミキサー ６ａ 氷水取
出口
リー循環ポンプ ５ ミキサー ６ａ 氷水取
出口
Claims (3)
- 【請求項１】 氷水取出口を蓄氷槽の最上部に設置する
と共に、局部攪拌用ミキサーを前記氷水取出口の近傍に
設置し、更に、蓄氷スラリー循環ポンプを前記蓄氷槽に
併設させた氷水スラリー取出装置。 - 【請求項２】 氷水取出口に近づくにしたがって蓄氷槽
の横断面を縮小させた請求項１記載の装置。 - 【請求項３】 蓄氷槽を縦長のパイプ状に形成した請求
項１記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12016795A JPH08313127A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 氷水スラリー取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12016795A JPH08313127A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 氷水スラリー取出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08313127A true JPH08313127A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14779608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12016795A Pending JPH08313127A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 氷水スラリー取出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08313127A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002071248A (ja) * | 2000-08-29 | 2002-03-08 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 低温ダイナミックアイス製造方法と保冷コンテナ基地、その低温ダイナミックアイスの販売システム |
| CN103743180A (zh) * | 2013-12-30 | 2014-04-23 | 中国科学院广州能源研究所 | 一种无级浓度调节冰浆浓缩装置 |
-
1995
- 1995-05-18 JP JP12016795A patent/JPH08313127A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002071248A (ja) * | 2000-08-29 | 2002-03-08 | Mayekawa Mfg Co Ltd | 低温ダイナミックアイス製造方法と保冷コンテナ基地、その低温ダイナミックアイスの販売システム |
| CN103743180A (zh) * | 2013-12-30 | 2014-04-23 | 中国科学院广州能源研究所 | 一种无级浓度调节冰浆浓缩装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040420 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |