JPH08310534A - 積層剥離容器および初期デラミ形成方法 - Google Patents
積層剥離容器および初期デラミ形成方法Info
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Abstract
ミ空気を流入し、外側層と内側層の一部を剥離させるだ
けで、内容物の注出に応じて内側層が自然に剥離するよ
うにした積層剥離容器とその初期デラミ形成方法を提供
することを目的とする。 【構成】 外側層と内側層とが相互に剥離可能な合成樹
脂材料からなり、容器口部の外側層に大気導入孔を形成
した積層剥離容器において、内側層の材料として曲げ弾
性率が10,000kg/cm2 以下の柔軟性を有する
合成樹脂を採用し、外側層と内側層の一部を予め剥離さ
せたことを特徴とする。初期デラミ形成方法は、外側層
に形成した大気導入孔より少量の空気を導入し、外側層
と内側層の一部を剥離させることを特徴とする。
Description
デラミの形成方法に関する。
剥離容器において、外側層に大気導入孔を形成し、その
後に大気導入孔より空気を吹き込んで外側層と内側層と
の剥離処理を行い、容器の使用時に内容物の注出ととも
に前記大気導入孔より大気が導入されて内側層と外側層
とが剥離するようにした積層剥離容器は従来より知られ
ている。(例えば、特開平6−345069号公報参
照)
の内側層に、外側層の材質より融点が高く、且つ曲げ弾
性率が10,000kg/cm2〜50,000kg/
cm2(ASTM D790 測定法による)の範囲にある、曲げ
歪が少なくいわゆる腰が強い合成樹脂材料を採用すると
ともに、前記外側層に溶融手段により大気導入孔を形成
し、初期デラミにあたつて、該大気導入孔より内側層と
外側層との間に強制的に空気を送り込んで両層を剥離さ
せ、次いで容器口部から空気を吹き込み、先に大気導入
孔から送り込んだ空気を排出するようにしている。
従来技術では、内側層の材料に曲げ弾性率が10,00
0kg/cm2 (ASTM D790 測定法による)以上の、曲
げ歪が少なくいわゆる腰が強い合成樹脂材料を使用して
いるので、剥離容器の使用時に内容物の注出に応じて内
側層を自然に剥離させるためには、初期デラミ形成にあ
たって、積層面を全体にわたって完全に剥離させなけれ
ばならない。
のデラミ空気を送り込まなくてはならず、調節がうまく
行かないと積層面全体にわたって剥離が完全に行われな
いという問題点が生じた。また空気量を調節するための
調節装置も必要であって形成装置を簡易に出来ないと言
う問題があった。
目的のためには接着性の弱い樹脂を用いなくてはなら
ず、押出ブロー成形した場合、ピンチオフ部で内側層と
外側層とが完全に接着せず、シール部の底割れ、層間剥
離によりスリットが形成されると言う欠陥が生じること
は従来より知られている。内側層に曲げ歪が少なくいわ
ゆる腰が強い合成樹脂材料を採用する場合は、その欠陥
を克服できないばかりか、さらに助長することとなり、
湯水のあるところで容器を使用するときには、内容物の
注出時に底シール部から湯水等が剥離部に侵入すると言
う問題があった。
技術的課題とし、初期デラミに際して、少量のデラミ空
気を流入し、外側層と内側層の一部を剥離させるだけ
で、内容物の注出に応じて内側層が自然に剥離するよう
にした積層剥離容器と、その初期デラミ形成方法および
装置を提供することを目的とする。
を達成するため、外側層と内側層とが相互に剥離可能な
合成樹脂材料からなり、容器口部の外側層に大気導入孔
を形成した積層剥離容器において、内側層の材料として
曲げ弾性率が10,000kg/cm2 以下の柔軟性を
有する合成樹脂を採用し、外側層と内側層の一部を予め
剥離させたことを特徴とする構成を採用する。
の口部外側層に形成された大気導入孔より少量の空気を
導入し、外側層と内側層の一部を剥離させ、次いで容器
内に空気を圧入し、外側層と内側層との間に導入された
空気を排出して内側層を元の状態に戻すようにしたこと
を特徴とする方法を採用する。
の大気導入孔よりデラミ空気を導入する空気供給部材
と、容器内部に空気を圧入する空気吹込み部材と、前記
空気供給部材と空気吹込み部材に順次に空気を供給する
空気供給装置とを備えた初期デラミ形成装置において、
前記空気供給装置が、空気の供給順序を制御する複数の
電磁弁と、シリンダ、該シリンダの筒内に挿着された流
量設定部材、シリンダ蓋体に螺着され前記設定部材を位
置調整する調整ネジとからなるデラミ空気量調整器とを
具備したことを特徴とする形成装置を採用する。また、
デラミ空気を導入する空気供給部材に、先端側部に開口
を設けたノズルを具備せしめ、空気吹込み部材による空
気圧入時に、剥離部に導入されている空気を前記開口を
通じて排出するようにしたことを特徴とする供給部材を
採用する。
において、内側層の材料として曲げ弾性率が10,00
0kg/cm2 以下の柔軟性を有する合成樹脂を採用し
たことによって、初期デラミにあたって外側層と内側層
の一部を剥離させるだけで積層剥離容器の使用時に内容
物の注出に応じて導入孔より大気が導入され、外側層と
内側層の剥離が容易に行われる。初期デラミは、外側層
と内側層の一部を剥離させるだけであるから、デラミ空
気量を極めて少量にすることができる。
外側層と内側層の一部を剥離させた後に、容器内に空気
を圧入することにより、外側層と内側層との間に導入さ
れたデラミ空気を排出し、剥離された内側層を元の状態
に戻すことができる。その際、デラミ空気を導入する空
気供給部材に、先端側部に開口を設けたノズルを具備せ
しめ、空気を前記開口を通じて排出するようにしたか
ら、導入されたデラミ空気がすべて排出され、内側層を
外側層に完全に接合することができる。
空気供給装置に具備させた複数の電磁弁を制御すること
によって、その供給順序が正確且つ容易に制御される。
また、初期デラミは、一部の剥離だけであるから、積層
剥離容器の大きさが少々変わっても、デラミ空気量調整
器で設定した空気量をその都度調節する必要がなく、操
作を簡易にすることができる。
ず、本発明に係わる積層剥離容器について、図1,2を
参照して説明する。図において、Aは、外側層1、内側
層2を有する積層内袋剥離容器であって、胴部3、口部
4、底部5とから構成されている。
製で容器の外観形状を維持するものであり、内側層2
は、ナイロン樹脂製で外側層から剥離自在、且つ変形自
在の内袋であり、外側層1、内側層2は共押出し成形し
たバリソンからブロー成形される。本実施例では、内側
層2のナイロン樹脂として、曲げ弾性率が650kg/
cm2 というきわめて柔軟性のあるナイロン6共重合体
を採用している。
めその他の合成樹脂素材も採用できるが、例えば曲げ弾
性率が12,000kg/cm2 であるナイロン12を
採用したところ、初期デラミは積層面の全面にわたって
行わなければならず、底シール部に層間剥離が生じた。
したがって、曲げ弾性率が10,000kg/cm2 以
上のいわゆる腰の強い合成樹脂材料は、初期デラミの簡
易性、底シール部の層間剥離という面から問題があり、
内側層の合成樹脂材料としては、少なくとも曲げ弾性率
が10,000kg/cm2 以下の柔軟性のある材料が
望ましい。
着帯で必要に応じて設けられ、前記外側層と内側層とと
もに共押出しされて形成される。接着帯6を採用したと
きには、内袋の変形に際し、接着個所で高さ方向での変
形を阻止し、径方向での減少、収縮を許容し内容物が容
易に注出するよう作用する。
ロー成形時に金型のピンチオフ部により成形された多数
の噛み込み部8が設けられている。底シール部は、噛み
込み部8を有することによりナイロンのような接着性の
弱い材料であっても、外側層と強固に接着し、層間剥
離、底割れを防ぐように作用している。9は、容器口部
に形成された接合係止部で、ブロー成形時に空気吹込み
部材によって形成される。この係止部により内側層が沈
み込むことが阻止されている。
気導入孔である。内側層と外側層との間に大気を導入す
る開孔としてブロー容器の外観形状を維持しつつ内側層
剥離の進行をスムーズに行い、内容物を完全に注出する
作用効果を有する。上記大気導入孔10は、容器口部の
内部にポンチカッタの受け面12を設けた受け部材13
を当設し、外方からポンチカッタ11を打込み、カッタ
刃により内側層の肉厚を残して外側層を切り抜くことを
によって形成されている。
説明する。先ず、初期デラミ形成装置について図3〜7
を参照して説明する。図において、Bは初期デラミ形成
装置であって、前記大気導入孔よりデラミ空気を導入す
る空気供給部材20と、容器を所定位置に押圧し、容器
口部より空気を送り込む空気吹込み部材30と、それぞ
れの部材に空気を供給する空気供給装置とから構成され
ている。
を設けた筒体21を有しており、該筒体の先端にはノズ
ル23が、筒体の後端には空気供給管を螺着するネジ2
5を刻設した装着部24が設けられている。ノズル23
の先端は開口22aとなっているが、端面には通孔22
からノズル側部に連通する開口22bが設けられてい
る。26は、筒体21の後端に設けられた套体で、シリ
ンダCl2のロッド27の先端の係合端部27a を保持
し、空気供給部材20とシリンダCl1とを連結してい
る。28は、ロッド端部と筒体21との間に挿入された
バネで、ノズル23が大気導入孔に挿入されるとき緩衝
部材として作用する。
ら垂直方向に曲折された通孔32を設けた筒状のブロッ
ク体31を有している。ブロック体31の下端には、空
気の漏れを防ぐよう容器口部に係合し、容器上端を押圧
する係合部33が形成され、その中央に通孔32の開口
部32a を設けられている。ブロック体31の側部に
は、空気供給管を螺着するネジ35を刻設した装着部3
4が設けられている。ブロック体31の上面には、套体
36が設けられており、シリンダCl1のロッド37の
先端の係合端部37a を保持し、シリンダCl1と送り
込み部材30を連結している。38は、ロッド端部とブ
ロック部材31との間に挿入されたバネで、緩衝と同時
にロッド端部の下降位置において、ブロック体31の係
合部33が容器口部に一定のバネ圧でもって押圧するよ
う作用している。X,Yは空気の供給方向を示し、2a
は大気導入孔からデラミ空気が導入されたときに剥離さ
れた内側層、15は剥離部を示すものである。
て説明する。図6において、40は定圧の空気タンク、
41は空気供給管、42,43は減圧弁、50は空気量
調整器であり、V1 は2ポート電磁弁、V2,V3は3ポ
ート電磁弁、Cl1V、Cl2Vは4ポート電磁弁であ
る。Cl1は、空気吹込み部材30を上下動させるため
の往復動シリンダで、シリンダ筒とピストンP1 とから
なり、ロッド37によりバネ38を介して吹き込み部材
30と連結されている。またシリンダ筒にはピストンP
1 の上昇位置と下降位置を検出するリミットスイッチL
s1、Ls2が設けられている。Cl2は、空気供給部材
20を所定位置に移動させるための往復動シリンダでシ
リンダ筒とピストンP2 とからなり、ロッド27により
バネ28を介して空気供給部材20と連結されている。
またシリンダ筒にはピストンP2 の前進位置と後退位置
を検出するリミットスイッチLs3,Ls4 が設けられて
いる。
されると空気タンク40から減圧弁42を介して減圧さ
れた一定圧の空気が空気量調整器50に導入され、電磁
弁V1 がオフされ、電磁弁V2 がオンされると、空気量
調整器に導入されていた空気をX点に送るように構成さ
れている。電磁弁V3 は、それがオンされると、空気タ
ンク40から減圧弁43を介して減圧された一定圧の空
気をY点に送るように構成されている。電磁弁Cl1V
はシリンダCl1操作用の、電磁弁Cl2Vはシリンダ
Cl2操作用の電磁弁であり、そのオン・オフに応じて
それぞれのシリンダの二つの供給口のいずれかに空気を
供給するよう構成されている。
照して説明すると、図において、51はシリンダ、52
はシリンダの蓋体、53は流量設定部材、54は環状シ
ール、55は先端が前記流量設定部材に取着され、シリ
ンダ蓋体に設けられた雄ネジに螺合された位置調整ネ
ジ、56は調整つまみ取付端、57はロックナット、5
8はシリンダ底壁とピストンの間に形成される空隙であ
る。前記のように、電磁弁V1, V2のオン・オフに応じ
て所定圧力の空気が前記空隙58と管路に導入され、次
いで導入されていた空気がX点に送られ空気供給部材2
0を介してデラミ空気として外側層と内側層の間に導入
されるのである。デラミ空気の流量は、容器の大きさに
よって異なるが、1CC〜3CC程度でも充分であり、従っ
て空気調整器はきわめて小型のものでよい。
定部材53の位置を調整することによって行われるが、
図4に示されるよう初期デラミにあたつて形成される剥
離部15は、容器口部と肩部の狭い範囲であって、容器
の容量に応じて剥離部15の大きさをその都度調整する
必要はなく、はじめに所定量に設定しておけば容器の大
きさが少々変わっても調整しなおす必要はない。
説明する。前記空気供給装置は、各電磁弁の開閉を制御
する電気的制御装置(図示しない)を備えている。該制
御装置は、内部に二個のタイマT1,T2 を含み、コンベ
アにより搬送されてきた容器が所定の位置に保持された
ことを検出する位置信号S1を入力し、初期デラミが完
了したときに容器の搬出を指示する作動信号S2を出力
するよう構成されている。
ているが、それを参照して初期デラミ形成装置の作動
と、それに関連してデラミ形成方法について説明する。
先ず電源が投入されると電磁弁V1 がオンされ、減圧さ
れた空気が空気量調整器50に導入され一定の圧力をも
った空気が一定量蓄えられる。次に位置信号S1が入力
されると、電磁弁V1 がオフ、電磁弁Cl1Vがオンさ
れ、シリンダCl1のピストンP1 が下降し、そのスト
ロークエンドに達すると、吹込み部材30が容器口部に
係合し押圧するようになるとともに、リミットスイッチ
Ls1 がオンとなる。リミットスイッチLs1 のオンに
より、電磁弁Cl2Vがオンされ、シリンダCl2のピ
ストンP2 が前進し、そのストロークエンドに達すると
きは、空気供給部材20のノズルが容器口部の大気導入
口10に挿入し、ノズル先端により内側層が押されて剥
離されるとともに、リミットスイッチLs3 がオンとな
る。
磁弁V1 とタイマT1 がオンされ、空気量調整器50に
蓄えられていた空気が供給部材20のノズル23の開口
22a,22bから外側層と内側層の間に導入され、内
側層の一部を剥離して剥離部15を形成する。その時に
はノズルの先端は導入孔周辺の内側層の剥離に伴い前進
し、図4に示すよう側部の開口22bが完全に剥離部1
5に連通するようになる。タイマT1 がタイムアップす
ると、電磁弁V2 がオフ、電磁弁V3 とタイマT2 がオ
ンされ、吹込み部材30より容器内部に一定圧の空気を
圧入するとともに、先に剥離部15に導入された空気
は、前記側部の開口22bから供給部材を介して排出さ
れ、最終にはノズル先端を外側層まで後退させ、内側層
を完全に元の状態に戻す。
電磁弁V3 と電磁弁Cl2Vがオフされ、吹込み部材3
0による空気の圧入を停止するとともに、シリンダCl
2のピストンP2 を後退させ、供給部材20を後退させ
る。シリンダCl2のピストンP2 がストロークエンド
まで後退し、リミットスイッチLs4 がオンされると電
磁弁Cl1Vがオンされ、シリンダCl1のピストンP
1を上昇させ、吹込み部材30を上方に移動させる。ピ
ストンP1 がストロークエンドの上昇位置に達すると、
リミットスイッチLs2 がオンとされ、電磁弁V1 をオ
ンとするとともに作動信号S2を出力し、容器をデラミ
形成位置から搬出させる。
形容器は、所定の初期デラミ形成位置に保持された後、
空気供給部材により前記大気導入孔から外側層と内側層
との間にデラミ空気が導入されて両層の一部が剥離さ
れ、次いで空気吹込み部材により容器口部より空気が圧
入され、前記導入された空気を排出し内側層が元の状態
に戻されて初期デラミの形成が完了されるのである。
から、次の効果を奏する。内側層の材料として柔軟性を
有する合成樹脂を採用しているから、初期デラミに際し
て外側層と内側層の一部を剥離させるだけで、使用時に
内容物の注出に応じて内側層の剥離が確実、容易に行わ
れるようになった。
離させるだけであるから、極めて少量のデラミ空気量
で、初期デラミが容易に出来るようになった。積層剥離
容器の大きさが少々変わってもデラミ空気量を調節する
必要がないので操作が簡単になった。また、簡易な空気
量調整器を用いるだけでデラミ空気量が調整でき、空気
量を調節するための調節装置も必要がないので、形成装
置が簡単になった。
図、(b)は縦断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 外側層と内側層とが相互に剥離可能な合
成樹脂材料からなり、容器口部の外側層に大気導入孔を
形成した積層剥離容器において、内側層の材料として曲
げ弾性率が10,000kg/cm2 以下の柔軟性を有
する合成樹脂を採用し、外側層と内側層の一部を予め剥
離させたことを特徴とする積層剥離容器。 - 【請求項2】積層剥離容器の初期デラミ形成方法におい
て、外側層に形成した大気導入孔より少量の空気を導入
し、外側層と内側層の一部を剥離させることを特徴とす
る初期デラミ形成方法。 - 【請求項3】積層剥離容器の初期デラミ形成方法におい
て、外側層に形成した大気導入孔より少量の空気を導入
して外側層と内側層の一部を剥離させ、次いで容器内に
空気を圧入し、外側層と内側層との間に導入された空気
を排出して内側層を元の状態に戻すようにしたことを特
徴とする初期デラミ形成方法。 - 【請求項4】積層剥離容器の初期デラミ形成方法におい
て、積層剥離容器が、内側層に曲げ弾性率が10,00
0kg/cm2 以下の柔軟性を有する合成樹脂材料を採
用し、容器口部の外側層に大気導入口を形成した容器で
あることを特徴とする前記請求項2または3記載の初期
デラミ形成方法。 - 【請求項5】積層剥離容器の大気導入孔よりデラミ空気
を導入する空気供給部材と、容器内部に空気を圧入する
空気吹込み部材と、前記空気供給部材と空気吹込み部材
に順次に空気を供給する空気供給装置とを備えた初期デ
ラミ形成装置において、前記空気供給装置が、空気の供
給順序を制御する複数の電磁弁と、シリンダ、該シリン
ダの筒内に挿着された流量設定部材、シリンダ蓋体に螺
着され前記設定部材を位置調整する調整ネジとからなる
デラミ空気量調整器とを具備したことを特徴とする初期
デラミ形成装置。 - 【請求項6】デラミ空気を導入する空気供給部材が、先
端側部に開口を設けたノズルを具備し、空気吹込み部材
による空気圧入時に、剥離部に導入されている空気を前
記開口を通じて排出するようにしたことを特徴とする請
求項5記載の初期デラミ形成装置。
Priority Applications (27)
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