JPH08310491A - 飛行機の貨物ドアのためのラッチロック機構 - Google Patents

飛行機の貨物ドアのためのラッチロック機構

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JPH08310491A
JPH08310491A JP8118744A JP11874496A JPH08310491A JP H08310491 A JPH08310491 A JP H08310491A JP 8118744 A JP8118744 A JP 8118744A JP 11874496 A JP11874496 A JP 11874496A JP H08310491 A JPH08310491 A JP H08310491A
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ヒュー・ジェイ・サーモン
John A Ennes
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    • B64C1/14Windows; Doors; Hatch covers or access panels; Surrounding frame structures; Canopies; Windscreens accessories therefor, e.g. pressure sensors, water deflectors, hinges, seals, handles, latches, windscreen wipers
    • B64C1/1407Doors; surrounding frames
    • B64C1/1415Cargo doors, e.g. incorporating ramps
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T292/1043Swinging
    • Y10T292/1044Multiple head
    • Y10T292/1045Operating means
    • Y10T292/1047Closure

Abstract

(57)【要約】 【課題】 飛行機の貨物ドアのための改良されたラッチ
ロック機構を提供する。 【解決手段】 ラッチロック機構は通常の動力駆動装置
(61)により回転させられる真直ぐに通る駆動軸を含
む。貨物ドアの開きの側に近接して飛行機の胴体に取付
けられた引込みピン(99)と共働する引込みフック
(69)が、駆動軸の外側の端部に取付けられる。引込
みフックと引込みピンとの共働により、歪められた胴体
の貨物ドアの開きに対向して、貨物ドアが閉鎖位置へと
引かれる。開く際には、引込みフックと引込みピンとの
共働により、ドアは詰まった氷に対抗して開放される。
閉鎖位置へと引かれた後、駆動軸により回転させられる
ラッチカム(89)は、ラッチピン(131)の周りで
閉鎖される。その後、ロックつめ(159)が閉鎖位置
へと移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はラッチロック機構に関し、より特
定的には飛行機の貨物ドアのためのラッチロック機構に
関する。
【0002】
【発明の背景】現代の事業用飛行機では一般に、飛行機
胴体の下側のローブに多数の入口および出口の開きが設
けられており、手荷物および貨物などを飛行機の貨物室
に積み込んだり貨物室から降ろしたりできるようになっ
ている。貨物室の入口および出口の開きは貨物ドアによ
って閉じられる。貨物ドアはその構成および動作という
点において大きく異なる。多くの貨物ドアは電力が与え
られ、外側に開くキャノピー型ドアであり、これと対照
をなすのがしばしば乗客の出入りに用いられる内側に開
くプラグ型ドアである。上部に沿って蝶番で装着される
キャノピー型貨物ドアは、ドアが完全にかつ適切に閉じ
られ、ラッチされ、ロックされたときのみに内側の飛行
機の機室の与圧が可能となるように設計されねばならな
い。この点において、飛行機の機室が危険なレベルまで
与圧されないようにするために、通常は貨物ドアに比較
的小さなベントドアが設けられる。貨物ドアおよびベン
トドアの作動機構は、貨物ドアの閉鎖およびラッチが完
全かつ適切でない場合にベントドアの閉鎖が妨げられ
て、飛行機の内部の与圧を防止するように設計されて相
関する。
【0003】飛行機産業がより高度に機械化され、比較
的大型の飛行機の貨物容量が増大するにつれて、比較的
精巧な貨物/手荷物取扱いシステムを採用することが一
般的になっている。精巧な貨物/手荷物取扱いシステム
により、空間の比較的大きな容積を占める、コンテナで
輸送されるおよび/またはパレットで運ばれる貨物の積
み降ろしが可能になる。貨物取扱いシステム、貨物のコ
ンテナ、および貨物のパレットの大きさの増大に伴い、
飛行機の胴体の貨物入口/出口の開きの大きさを増大さ
せることが必要になる。結果として、比較的大きな貨物
ドアを開発してかかる開きを閉じることが必要になる。
貨物ドアの大きさおよび重量が増大するにつれて、貨物
ドアのラッチおよびロックのための機構がより複雑かつ
大きくて扱いにくいものになる。多くの場合、このよう
な機構の重要な部分は胴体構造に装着され、および/ま
たは貨物ドアが開くとこの機構が胴体の入口/出口の開
きを通して突出し、開きの有効領域を大きく減じて、こ
のような開きを自由に通過することができる貨物のコン
テナおよび/またはパレットの大きさを制限する態様で
貨物ドアに相互接続される。さらに、飛行機の貨物保管
容量が増大するにつれて、満杯に積載された航空機の胴
体の機体構造がわずかに歪む可能性も増大する。胴体の
機体構造が歪むと、貨物ドアを閉鎖しようとするときに
アライメント問題が生じやすい。ミスアライメントが生
じると、ドアの閉鎖およびラッチ機構の故障につながる
可能性がある。
【0004】上記の問題を克服するために設計された航
空機の貨物ドアのラッチおよびロック機構の1つのタイ
プが、フランクリン K.バルネス(Franklin K. Barn
es)らによる、「キャノピー型航空機貨物ドアおよび作
動機構(Canopy-Type Aircraft Cargo Door and Actuat
ing Mechanisms)」と題される、米国特許第4,473,201
号(以降′201特許と呼ぶ)に述べられている。′2
01特許において述べられている貨物ドアラッチおよび
ロック機構は、先行技術による貨物ドアラッチおよびロ
ック機構に対し実質的に進歩したものであるが、改良が
必要である。本発明は、′201特許において包括的に
述べられているタイプのキャノピー型の飛行機の貨物ド
アに対し、改良された閉鎖、ラッチ、およびロック機構
を提供することを意図している。
【0005】
【発明の概要】本発明に従い、キャノピー型の飛行機貨
物ドアに対するラッチロック機構が提供される。ラッチ
ロック機構は、通常の動力駆動装置(PDU)により回
転させられる真っ直ぐに通る駆動軸を含む。駆動軸の外
側の端部に取付けられているのは、貨物ドアの開きに近
接して飛行機の胴体に取付けられた引込ピンと共働する
引込フックである。引込フックが引込ピンと共働するこ
とにより、貨物ドアが引っ張られて閉じられる。真っ直
ぐに通る駆動軸はまた、飛行機の胴体の貨物ドアの開き
の周辺部あたりに位置付けられたラッチピンと共働する
ラッチカムに結合されてラッチカムを動作する。ラッチ
カムがラッチピンをとらえ完全に閉じられると、ロック
ハンドルにより動作されるロックつめが適所に動かされ
る。ロックつめは、ドアの下の端部に沿い位置付けられ
たラッチカムが完全に閉じられない限りはロック位置に
動くことができないように位置決めされ構成される。本
質的には、ロックつめは、関連するラッチカムが閉じら
れたことを「感じ」なければ閉じないようにされてい
る。好ましくはロックハンドルとロックつめとの間の結
合部にトルクヒューズが含まれており、ロックつめが完
全に閉じられていないときに過剰な力によりロックハン
ドルが閉じないようにされている。
【0006】本発明のさらなる局面に従えば、ラッチロ
ック機構は、整備員が関連するラッチカムおよびロック
つめが閉鎖位置にあるかどうかを判断できるように、ラ
ッチカム/ラッチピン/ロックつめの組合せに近接して
位置づけられた目撃ポートを含む。
【0007】本発明のその他の局面に従えば、ラッチロ
ック機構は、ロックハンドルを外側に回転させることに
より開放される飛行機の貨物ドアに装着されたロックハ
ンドルハウジングを含む。ロックハンドルハウジングを
介してアクセスを行なうために、電力が利用できない場
合またはPDUが故障した場合に駆動軸を手動で動作さ
せることができるようにPDUに結合されたマニュアル
ドライブ90°ギヤボックスが装着されている。ロック
ハンドルが開放位置に動かされてロックつめが開き、マ
ニュアルドライブ90°ギヤボックスへのアクセスが可
能となる場合にのみ、駆動軸は手動で作動させることが
できる。好ましくは、マニュアルドライブ90°ギヤボ
ックスとPDUとの結合部に、駆動軸に過剰な手動によ
る力が与えられるのを防止するトルクヒューズが位置付
けられている。
【0008】本発明のさらなる局面に従えば、ロックハ
ンドルは、引く力により克服される保持力を有するキャ
ッチにより閉塞を保たれ、外圧によりドアが開く可能性
を排除する。
【0009】本発明のさらなる局面に従えば、ロックつ
めは、ラッチカムとラッチピンサポート構造との間で捕
らえられている。その結果、ラッチピンはラッチカムか
ら外れて横滑りすることはない。
【0010】本発明のさらなる局面に従えば、ラッチカ
ムはラッチカム駆動軸の内部に固定されたスタブシャフ
トに取付けられるよりもむしろ、ラッチカム駆動軸の外
側に固定されるスタブシャフトの端部に位置付けられて
より直接的なフェールセーフロード経路をもたらす。
【0011】本発明のさらなる原理に従えば、二次行き
過ぎストップが設けられ、PDU駆動軸をラッチカム駆
動軸に結合する駆動リンクの動きを制限し、飛行機の貨
物ドアの外皮の損傷を防止する。
【0012】本発明のさらなる局面に従えば、ロックハ
ンドルはまた、ロックハンドルが開いていなければ飛行
機の貨物ドアの圧力ベントドアが開かないようにするイ
ンターロックを動作する。
【0013】前述の概要から容易に理解されるように、
本発明は飛行機の貨物ドアに対する新規でかつ改良され
たラッチロック機構を提供する。真っ直ぐに通る駆動軸
を使用することにより、′201特許に述べられるタイ
プのシステムと比較すると、構成部品がより少なくより
容易に装備されるシステムとなる。さらに、本発明に従
い形成されるラッチロック機構は、重い片持軸受ブロッ
クが不要であるため、より軽量である。ラッチフレーム
の軸受において重いボスが取付けられる大きくて長い穴
も不要である。このシステムはさほど複雑ではないた
め、′201特許に述べられたタイプのシステムの装備
時間よりも、装備時間は大幅に減少する。用いられるロ
ックつめを見ることができるため、整備員などが、本発
明に従い形成されるラッチロック機構を含む貨物ドアが
完全に閉鎖されロックされていることを確認できる。マ
ニュアル駆動機構およびロックパネル閉鎖機構にトルク
ヒューズを含めることにより、駆動軸またはロックハン
ドル閉鎖いずれかに過剰な力が与えられることを防止す
る。さらに、ロックハウジングにおけるマニュアルドラ
イブ90°ギヤボックスへのアクセスを設けることによ
り、不注意なマニュアル動作が防止される。開くのに引
く力が必要なロックハンドルを用いることにより、本発
明に従い形成されるラッチロック機構を組入れる飛行機
が着水をせねばならないというような思いもよらない事
象が発生した際に、外圧によりドアが開く可能性を排除
する。同様に、ロックハンドルと圧力ベントドアとの間
のインターロックが、着水という思いもよらない事象の
発生した際に、圧力ベントドアが開くことを防止する。
【0014】本発明の前述の特徴およびその他の利点
は、添付の図面と関連付けて以下の詳細な説明を参照す
ることにより、よりよく理解されるであろう。
【0015】
【好ましい実施例の詳細な説明】図1は、脚26により
地面28で支えられる、従来の大容量事業用旅客機25
を示す。このタイプの飛行機では一般に、胴体29は水
平に横切るデッキ30により上側のローブ31と下側の
ローブ32とに分割される。上側のローブ31は、客
室、飛行機の操縦室、ギャレー、化粧室、および機内持
込み手回り品のための保管領域を含む。下側のローブ3
2は前部および後部の貨物室を含む。
【0016】図1に示す例示の飛行機25では、本発明
に従い形成されるラッチロック機構を組入れる比較的大
きな貨物ドア34により、前部の貨物室へのアクセスが
設けられる。ドアは、前部貨物室の領域で胴体29の右
または右舷の壁に形成される出入口35内に位置決めさ
れる。当業者には理解されるように、例示の貨物ドア3
4の特定的な位置および大きさは本発明には重要ではな
い。すなわち、本発明を実施する貨物ドアは、図示のよ
うに前部貨物領域に、後部貨物領域に、両方の貨物領域
に、または実際、胴体29の左舷側および右舷側のいず
れかに設けることができる。本発明のラッチロック機構
は、耐荷貨物ドア34と関連付けて特に有利に使用する
ことができる。
【0017】図2に示すように、例示として、包括的に
は従来のフレーム外皮構造からなる、外側に開くキャノ
ピー型ドアである貨物ドア34が、飛行機25の胴体2
9に、ヒンジ機構39により旋回するように接続され
る。ヒンジ機構39は、ドア34の上側の端部に沿い位
置付けられる。ヒンジ機構39は、貨物ドア34の開閉
を制御する、すなわち図2の点線で示される第1の完全
に開いた位置と、ドア34がその下側の端部の近傍でわ
ずかに半開きとなっている第2の位置との間での貨物ド
アの動きを制御する。2つのヒンジ機構39は、一方は
ドアの前部の上側の端部に近接するように、かつ他方が
ドアの後部の上側の端部に近接するようにして、ドア3
4に取付けられる。ドアが閉じられる間、貨物ドア34
は始めに、ヒンジ機構によりわずかに半開きの位置に動
かされる。その後、ドア34は、本発明に従い形成され
以下でより詳細に述べられるラッチロック機構という手
段によりまず適所でラッチされる。ラッチされた後、ド
アはラッチロック機構という手段により適所でロックさ
れる。
【0018】完璧にするために、本発明のラッチロック
機構について説明する前に、ヒンジ機構39についての
簡単な説明を行なう。図2に示す例示のヒンジ機構39
は、トルク管(図示せず)という手段によりヒンジ動力
駆動装置(図示せず)に結合される回転アクチュエータ
(図示せず)により動作する。トルク管の出力は、短い
出力シャフト(図示せず)により図2に示されるヒンジ
機構の駆動リンクアセンブリに伝えられる。駆動リンク
アセンブリは、一方の端部で駆動するように短い出力シ
ャフトに結合され、反対側の端部で旋回するようにリン
ク51の一方の端部に接続された駆動アーム50を含
む。リンク51の反対側の端部は、飛行機の胴体に取付
けられたブラケット36にポイント52で旋回するよう
に接続される。
【0019】ヒンジ作動機構とは、貨物ドア34のロッ
クが外され、ラッチが完全に外され、わずかに半開きの
位置にあるとき、ヒンジ動力駆動装置にエネルギを与え
るとトルク管を介して前部および後部の回転アクチュエ
ータにトルクが伝達され、トルクは次に駆動アーム50
およびリンク51により形成される前後部の駆動リンク
アセンブリに接続される出力シャフトに伝達され、キャ
ノピー型のドア34が外に向って上向きに旋回するよう
にするものである。完全に開いた位置では、制限スイッ
チ(図示せず)が作動し、ヒンジ動力駆動装置へのエネ
ルギ供給が遮断される。ヒンジ動力駆動装置に再びエネ
ルギが与えられて前後部の駆動リンクアセンブリが反対
方向にドア閉鎖位置に向かって駆動され、動作のドア閉
鎖サイクルが開始されるまでは貨物ドア34は開いたま
まである。実質的には閉鎖されているがわずかに半開き
となり下側のドアの端部と出入口35の水平のシルとの
間で約2.5インチの隙間を定める第2の位置に貨物ド
アが届いた際に、ヒンジ動力駆動装置へのエネルギ供給
を遮断するために、第2の制限スイッチ(図示せず)が
設けられる。本発明のラッチロック機構は次に、以下に
述べる態様で作動されてドアをラッチおよびロックして
閉鎖する。図2はまた、ドア34が1つ以上のベントド
ア83を含むことを示している。先に簡単に述べたタイ
プのヒンジ作動機構をより完璧に説明するために、本明
細書に主題が引用により援用された′201特許を、先
に十分に参照したがここで参照する。
【0020】本発明は、′201特許に述べられた一般
的なタイプのラッチロック機構の新規でかつ改良された
ものを提供することを目的としており、いくつかの改良
点は′201特許で述べられたタイプのラッチロック機
構のいくつかの欠点を克服し、かつ現在の連邦航空局の
規則に従うように設計されたものである。この改良点
は、軽量化を行ない、複雑さを減少させ、信頼性を高
め、かつ以下に述べるその他の利点をもたらすように設
計されている。
【0021】図3は、本発明に従い形成されたラッチロ
ック機構のラッチ部分の主要な構成要素を示す絵画図で
ある。ラッチ部分は、ラッチ動力駆動装置(PDU)6
1、2つのラッチ駆動軸63、2つのコネクタシャフト
65、2つの引込フックシャフト67、引込フックシャ
フトの端部に一体的に形成された2つの引込フック6
9、マニュアルドライブ90°ギヤボックス71、マニ
ュアル駆動軸73、90°ギヤボックス75、継手シャ
フト77、2つの中間駆動軸79、中間駆動軸の端部に
一体的に形成された2つの中間駆動ラッチ81、2つの
中間アイドラシャフト82、2つの上側の中間リンク8
5、2つの下側の中間リンク87、8つのラッチカム8
9、4つのラッチカム駆動軸91、4つのラッチカムア
イドラシャフト93、4つの上側のラッチカム駆動リン
ク95、および4つの下側のラッチカム駆動リンク97
を含む。ラッチ駆動軸63、コネクタシャフト65、お
よび引込フックシャフト67については図4において示
されており、ラッチカム駆動軸91については図7で示
されているが、その他のシャフトのいくつかを支持する
ためのサポート構造は図面では詳細に示されていない。
これらのシャフトは必要なときに適切な軸受サポートに
おいて回転するように取付けられるか、または必要であ
れば固定位置に取付けられてそのまわりをその他の要素
が回転する。この点では、駆動軸は回転するように取付
けられ、一方アイドラシャフトは固定位置で取付けられ
る。以下より十分に理解されるであろうが、アイドラシ
ャフトに取付けられたベルクランクはアイドラシャフト
のまわりを回転する。その代わりとして、ベルクランク
をアイドラシャフトに取付け、アイドラシャフトを回転
するように取付けることも可能である。
【0022】従来の態様では、マニュアルドライブ90
°ギヤボックス71は、マニュアル駆動軸73、90°
ギヤボックス75、および継手シャフト77によりPD
U61に結合される。図6を参照されたい。好ましく
は、PDU61は1対のフレーム76間に装着されてお
り、その一方がボルト78を介してPDUを支持する。
【0023】ラッチPDU61は従来の駆動装置であ
り、対向する両側で出力シャフトを含む。ラッチ駆動軸
63が、ラッチPDU61の出力シャフトに接続されて
そこから外向きに延在する。ラッチ駆動軸の端部に同軸
で取付けられてそこから外向きに延在するのは、コネク
タシャフト65である。引込フックシャフト67が、コ
ネクタシャフト65の端部に同軸で取付けられてそこか
ら外向きに延在する。引込フックシャフトの端部は、ド
ア34の端部のフレーム68a(図4)を通して延在
し、ドアの側部で終端をなす。好ましくは、シャフトの
端部は、テレスコーピングスプライン接続により取付け
られて接続される。その結果、ラッチ駆動軸部分すなわ
ちラッチ駆動軸63、コネクタシャフト65、および引
込みフックシャフト67は、1対の真っ直ぐに通る駆動
軸を形成し、図3に示すように、ラッチPDUから外に
向かいドア34の両側へと延在する。引込フック69は
引込フックシャフト67の外側の端部と一体となってい
る。
【0024】図4に示すようにドアのフレーム68a、
68b、68c、…すべてを通して延在し、ドア34の
端部のフレーム68aから組立てることができる真っ直
ぐに通るラッチ駆動軸を含めることにより、′201特
許に示され説明された端部のフレームを通らないタイプ
のオフセット駆動軸配置に対し、数多くの利点がもたら
される。真っ直ぐに通る駆動軸により、ラッチ駆動軸部
分を簡単に装備することができ、軸受サポートブロック
の設置を同時に必要とせずに引込フックをドア34の端
部のフレームを通して取付けることができる。図3およ
び図4に示し前述した真っ直ぐに通るラッチ駆動軸は、
ラッチ駆動軸部分と同じ面にある引込フックを有するた
め、2つの取付ボルトのみを用いて軸受ブロックをラッ
チフレーム取付フィッティング各々に予め装備すること
ができる。軸受ブロックは、ラッチフレームサポートフ
ィッティングと直列をなす。その結果、図3および4で
示し説明したようなタイプの真っ直ぐに通るラッチ駆動
軸およびそのサポート軸受ブロックには、′201特許
において述べられたタイプのオフセット駆動軸配置より
も、構成要素が少ない。さらに、重い片持軸受ブロック
が不要であるため、このシステムはより軽量である。付
け加えて、ラッチフレーム軸受において重いボスが取付
けられた大きな長い穴も不要である。図3および4に示
されたタイプの真っ直ぐに通るラッチ駆動軸の装備時間
は、′201特許において示され説明されたタイプのオ
フセット駆動軸配置の装備時間よりも実質的に短い。
【0025】動作においては、ドア34が閉じられる間
にわずかに半開きの位置に動かされ、ラッチPDUが作
動されると、ラッチ駆動軸が回転し、コネクタシャフト
および引込フックシャフトの回転を生じさせる。この結
果、引込フック69がドアの開き35に近接して位置付
けられた引込みピン99をとらえる。シャフトが回転し
引込フック69が引込ピン99をとらえると、ドアは内
向きに閉鎖位置に動き、以下で説明するラッチロック要
素によりラッチされる。引込フック69と引込ピン99
との間での相互作用により、ゆがめられた貨物ドアの開
きに対してドア34が引かれて閉じられる。開放される
間には、引込フックと引込ピンとの相互作用により、水
が凍り始めて詰まった氷に対抗してドアが開けられる。
【0026】中間ラッチベルクランク101が引込フッ
クシャフト67に装着される。下側の中間リンク87各
々の一方の端部は、中間ラッチベルクランク101の一
方に回転するように取付けられる。下側の中間リンク8
7各々の他方の端部は、関連する中間アイドラシャフト
82に取付けられた中間アイドラベルクランク103に
回転するように装着される。上側の中間リンク85は中
間アイドラベルクランク103を、中間駆動軸79の一
方の端部に装着された中間駆動軸ベルクランク105に
接続する。中間ラッチ81は、中間駆動軸79の他方
(外)の端部と一体化している。このような結合によ
り、上記の態様で貨物ドアがラッチされた後、ラッチP
DU61により引込フックシャフト67が連続して回転
し、中間ラッチ81は、中間ラッチに近接して出入口3
5の側部で飛行機の胴体に取付けられたピン(図示せ
ず)のまわりを回転する。図3に示され簡単に前述した
中間ラッチ機構は、′201特許において示され詳細に
説明された中間ラッチ機構に類似するため、この明細書
ではさらなる説明は行なわない。中間ラッチの目的は、
貨物ドア34の中央部がドアフレームと整列して圧力シ
ール(図示せず)を適所で保つことを確実にすることで
ある。中間ラッチを必要としない貨物ドアもある。
【0027】引込フックシャフト67に中間ベルクラン
ク101からわずかに内側に装着されているのは、ラッ
チカムベルクランク107である。ラッチカムベルクラ
ンク107はまた、図3および4に示すようにラッチ駆
動軸63に装着されている。上側のラッチカム駆動リン
ク95の一方の端部は、ラッチカムベルクランク107
各々に回転するように接続される。上側のラッチカム駆
動リンク95各々の他方の端部は、ラッチカムアイドラ
シャフト93の一方に装着されたラッチカムアイドラベ
ルクランク109に回転するように接続される。下側の
ラッチカム駆動リンク97は、ラッチカムアイドラベル
クランク109を、ラッチカム駆動軸91に装着された
ラッチカム駆動軸ベルクランク111に接続する。図
3、5、7、8Aおよび8Bに示し以下で説明するよう
に、ラッチカム89のうち2つが、ラッチカム駆動軸9
1各々の対向する端部に位置付けられる。
【0028】図5は、引込フックシャフト67およびラ
ッチ駆動軸63をラッチカム駆動軸91に結合するベル
クランク機構をより詳細に示す。図5はまた、好ましく
は、ラッチカムベルクランク107が二次行き過ぎスト
ップ113を含むことを示す。二次行き過ぎストップ1
13は、上側のラッチカム駆動リンク95の装着端部に
延在して取囲むループを含む。
【0029】当業者およびその他の人々が容易に理解す
るように、行き過ぎストップ113は二次行き過ぎスト
ップを形成する。この点では、いくつかのタイプの飛行
機貨物ドアラッチロック機構に組入れられる行き過ぎス
トップピンおよびクランクが行き過ぎを完全に防止する
には不十分で、その結果ベルクランクがその停止位置を
超えて回転し、貨物ドアの外皮を傷付ける場合もある。
この結果の原因はさまざまであり、すなわち故障した一
次ストップピンまたはそのサポートフィッティング、故
障したラッチ駆動軸、ラッチPDUから出ている故障し
た駆動軸、またはラッチ駆動軸の故障した行き過ぎクラ
ンクアームを誤って装備することである。このような故
障の修理には費用がかさみ時間もかかる。図5に示し上
述した二次行き過ぎストップ113は、ベルクランクが
過剰に回転すれば上側のラッチカム駆動リンク95と係
合する。このストップはラッチPDUの出力に抵抗し、
ベルクランクが貨物ドアの外皮を通して回転するのを防
止する。1つの行き過ぎストップだけではラッチPDU
トルク出力全体に対抗することができないかもしれない
ので、好ましくは2つのベルクランクが、図5に示し上
述したタイプの行き過ぎストップを含む。その結果、ラ
ッチPDUの両側において貨物ドアの外皮は保護され
る。一方の側には一次行き過ぎストップピンおよびクラ
ンクがあり、他方の側には図5に示すタイプの2つの二
次行き過ぎストップがある。
【0030】図7、8(A)および8(B)は、ラッチ
カム89、および出入口35の下側のシル135に装着
されるラッチピンサポート取付具133により支持され
るラッチピン131との相互作用を詳細に示す。図7は
また、ラッチカム駆動軸ベルクランク111と、関連す
る下側のラッチカム駆動リンク97の端部との接続、お
よびラッチカム駆動軸91の構造を示す。ラッチカム駆
動軸91は、中空の中央シャフト113を含む。中空の
中央シャフト113に溝をつけて装着されているのは1
対のスタブシャフト115aおよび115bである。ス
タブシャフト115aおよび115bは中空の中央シャ
フト113の外側の端部から内向きに延在し、その内側
の端部で互いに近接している。スタブシャフト115b
の1つに溝をつけて装着されているのは、関連するラッ
チカム駆動軸ベルクランク111である。図5および7
に示されているように、ラッチカム駆動軸ベルクランク
111は、ピン117により、下側のラッチカム駆動リ
ンク97の一方の端部に回転するように接続される。ス
タブシャフト115aおよび115bの外側の端部は、
軸受(詳細には図示せず)により、ラッチフレームサポ
ート取付具119において回転のために装着される。ラ
ッチフレームサポート取付具119は、骨組み121の
端部に装着される。骨組み121は、カム駆動軸91が
通る穴を含むウェブ123、125および127を含
む。ウェブ125の1つは、スタブシャフト115aお
よび115bの内側の端部間の接合部を取り囲み、フェ
ールセーフラグシヤタイを形成する。ラッチカム駆動軸
の構造は、′201特許に示され述べられているラッチ
カム駆動軸構造よりも直接的なフェールセーフロード経
路をもたらす。
【0031】ラッチカム89は、スタブシャフト115
aおよび115bの端部に位置付けられる。中空の中央
シャフト113の中心を通して延在する縦のボルト12
9がスタブシャフト115aおよび115bをつなぐ。
ラッチカム89は、ラッチピンサポート取付具133に
より支持されるラッチピン131と共働する。上記のよ
うに、また図8(A)および8(B)において示すよう
に、ラッチピンサポート取付具133は、出入口35の
下側のシル135に装着される。図8(A)および8
(B)はまた、ラッチフレームサポート取付具119が
ドア34の下側のビーム137に取付けられていること
を示す。
【0032】引込フック69がドア35を閉鎖位置に動
かした後、ラッチ駆動軸63が連続して回転することに
より、スタブシャフト115aおよび115bならびに
ラッチカム89を、ラッチピン131のまわりで回転さ
せる。その結果、ラッチカム89は、図8(A)に示す
部分的に閉鎖された位置を通り図8(B)に示す完全に
閉鎖された位置へと移動する。完全に閉鎖した位置で
は、ドア34はラッチされている。その後、以下に述べ
るロック機構が作動されると、ラッチカムは適所でロッ
クされる。好ましくは、ラッチピンサポート取付具13
3は、ラッチピン131を囲む対向する面を含む。対向
する面は、ラッチカムをラッチピンサポート構造の対向
する対の間で位置決めするような方向に傾けられたサポ
ートアライメントシム139を支持する。アライメント
シムは、飛行機の胴体の歪により引き起こされるドアの
フレームのミスアライメントを克服するために含まれ
る。ラッチカムは、PDU61にエネルギを与えること
によりラッチ位置から開放され、ラッチ駆動軸を反対方
向、すなわちラッチ方向と反対の方向にラッチ駆動軸を
回転させる。
【0033】本発明に従い形成されたラッチロック機構
のロック部分の主要な構成要素が図9に示されている。
ロック部分は、ロックハンドル203(図10−12に
示され以下で説明される)により入口が閉じられるロッ
クハンドルハウジング141、ロックハンドル駆動軸1
43、長いロックハンドルリンク145、ロックハンド
ルアイドラシャフト147、短いロックハンドルリンク
149、ロックつめシャフト151、短い圧力ベントド
ア(PVD)リンク153、PVDアイドラシャフト1
55、および長いPVDリンク157を含む。ロックハ
ンドル駆動軸143は、図7、8Aおよび8(B)に示
されるように、ラッチカム駆動軸91と並列するロック
つめシャフト151と並列する方向に、ロックハンドル
ハウジング141から外に向かって延在する。ロックハ
ンドル駆動軸143の外側の端部は、ベルクランク14
4により長いロックハンドルリンク145の一方の端部
に回転するように接続される。長いロックハンドルリン
ク145の他方の端部は、ベルクランク146によりロ
ックハンドルアイドラシャフト147の一方の端部に回
転するように接続される。ロックハンドルアイドラシャ
フト147の他方の端部は、ベルクランク148により
短いロックハンドルリンク149の一方の端部に回転す
るように接続される。短いロックハンドルリンク149
の他方の端部は、ベルクランク150によりロックつめ
シャフト151の一方の端部に回転するように接続され
る。上記のような結合の結果、以降で説明するような態
様でロックハンドル203が開放位置と閉鎖位置との間
で動いてロックハンドル駆動軸143が回転させられる
と、ロックつめシャフト151が回転する。
【0034】図8(A)および8(B)に示すように、
ロックつめシャフト151は、ラッチフレームサポート
取付具119により、回転するように支持される。ロッ
クつめシャフト151に装着されているのは、それぞれ
が8つのラッチカム89各々と整列する8つのロックつ
め159である。
【0035】図8(A)および8(B)に示すように、
ロックつめ159は、引込められた位置(図8(A))
と閉鎖されたまたはロックされた位置(図8(B))と
の間で動くことができる。ロックハンドルが閉鎖位置に
移動することにより、ロックつめは閉鎖されたまたはロ
ックされた位置へと動かされ、ロックハンドルが開放位
置に移動することにより、ロックつめは引込められた位
置へ動かされる。引込まれた位置では、ロックつめ15
9の外側の端部は、ドア34の下側のビーム137に形
成された開口161へと延在する。閉鎖されたまたはロ
ックされた位置では、ロックつめ159はラッチカム8
9の開いた部分に横たわる。
【0036】図8(A)および8(B)に示すように、
側部、すなわちロックつめシャフト151の縦軸を横切
るように見ると、ロックつめ159の後縁すなわち下側
のビーム137に面する端部は、ロックつめシャフト1
51から外向きに延在し、後ろに向かって湾曲してチッ
プ165を形成する。チップは、前端が内向きに突出す
る前縁169すなわちロックつめシャフト151に向か
って延在する前縁で終端をなす足167の端部に合流す
る。内向きに突出する前縁169は、コーナ173で終
わる前向きに突出する端部171で終端をなす。コーナ
はまた、ロックつめの前縁175の残り部分により形成
される。前縁175の残りの部分は、ロックつめシャフ
ト151に向かって湾曲しそこで終端をなす。
【0037】図7、8(A)および8(B)に示すよう
に、ラッチカム89の内側部分177は、環状であり、
凸状に成形された切取りエッジ179を含む。凸状に成
形された切取りエッジ179は、図8(B)に示される
ようにラッチカム89が完全に閉鎖されたときに、ロッ
クつめ159の前に突出する端部171の形状に合うよ
うに成形される。ラッチカムの閉鎖の前に、ラッチ各8
9の内側部分177の切取られていないエッジ180の
大きさは、ロックつめが引込められた位置(図8
(A))からロックされた位置(図8(B))に動かさ
れた場合にロックつめ159のコーナ173にあたるよ
うに定められる。
【0038】ラッチカム89は、半円形状である外側部
分181を有する。半円形状の大きさは、図8(A)お
よび8(B)に示すようにラッチピン131の端部を受
取るように定められる。図7に示すように、ロックつめ
159各々の足167は、ラッチカム89の半円形の外
側部分181と整列する。図8(B)に示すようにラッ
チカムが完全に閉鎖されると、ラッチピンはラッチカム
89により捉えられ、ロックつめの前向きに突出するエ
ッジ171がラッチカム89の内側部分177の凸状に
湾曲された切取りエッジ179と整列する位置にロック
つめが動くことができるようにラッチカムが位置決めさ
れ、ロックつめの足167はロックピン131の後ろで
位置決めされる。
【0039】目撃ポート193がドア34の外皮191
に形成される。8つの目撃ポートが含まれ、ドア34の
下側の端部に沿い位置付けられたラッチカム/ラッチピ
ン/ロックつめの組合せの各々にそれぞれが近接する。
目撃ポート193は、ラッチカムが閉鎖されているかお
よびロックつめが閉鎖位置または開放位置にあるかどう
かを整備員が判断できるように位置決めされる。ロック
つめ159が引込められると、ドア34の下側のビーム
137に形成された開口161の目撃ポート側に位置決
めされたフランジ194により、目撃ポートを通して見
ることができなくなる。好ましくは、ロックつめ、カム
ラッチ、およびラッチピンサポート取付具の部分は、黒
い背景に黄色で塗装され、目撃ポートを通して見ている
整備員が、ラッチカムがラッチピンの周りで閉鎖されて
おり、ロックつめが閉鎖位置にあることを確認できるよ
うになっている。具体的には、図10に示すように、好
ましくは明るい黄色の正方形の形状であるラッチターゲ
ット196が、ラッチピンサポート取付具133各々の
黒い背景に塗装されている。ラッチターゲットは、目撃
ポート193を通して見ることができるように位置決め
される。再び好ましくは黒い背景に黄色でラッチカム各
々に塗装されているのは矢印198である。矢印は、ラ
ッチカムが閉鎖されたときに関連するターゲット196
と整列するように位置決めされる。もちろん矢印もまた
目撃ポート193を通して見ることができる。また好ま
しくは黒い背景に黄色でロックつめ159各々の足16
7の外側表面に塗装されるのは円200などのイメージ
である。ロックつめが閉鎖されているときこのイメージ
は目撃ポートを通して見ることができる。ロックつめ1
59の形状は、′201特許に示され説明されたロック
セレクタの形状と異なっている。本質的には、ロックつ
めは、ラッチカムが閉鎖されたことを「感じ」なければ
閉鎖不可能である。好ましくは、ロックつめ159は、
せん断および曲げを通してよりもむしろ直接の圧縮によ
りラッチPDU61によって生み出される開きのトルク
に反応するのに十分強くなるように形成される。図7に
示すように、ロックつめはかなり幅広く、ラッチカムに
対しかなり大きな「パーチェス」領域を提供する。さら
に、ロックつめはラッチカム89の内側部分177とラ
ッチピンサポート取付具133との間に位置付けられる
ため、ラッチカムに捉えられておりそこから外れて横滑
りすることはない。ロックつめは、せん断および曲げ型
のストップとは反対に、圧縮型のジャムストップを形成
する。いかなるロックつめも、ラッチPDU61により
生成される完全な開きのトルクに耐えることができる。
【0040】図11に示すように、ロックハンドルシャ
フト195はロックハンドルハウジング141を通して
延在する。ロックハンドルシャフト195の一方の端部
は、捩じりヒューズ197を介してロックハンドル駆動
軸143に接続される。ロックハンドルシャフト195
の他方の端部は、ロックハンドルハウジング141の近
接する壁に取付けられた行き過ぎストップ201にあた
るように位置決めされた行き過ぎクランク199の一方
の端部に接続される。
【0041】図12に示すように、ロックハンドルハウ
ジング141は、ドア34の外側に開きを有する。開き
はロックハンドル203により閉じられる。ロックハン
ドル203は、本明細書により引用により援用する′2
01特許に述べられたものに類似するヒンジアセンブリ
204によりロックハンドルシャフト195により支持
されロックハンドルシャフト195に結合される。した
がってロックハンドルヒンジアセンブリ204は本明細
書中では説明しない。本発明のロックハンドルラッチ機
構と′201特許のロックハンドルラッチ機構との主な
違いのみが説明される。
【0042】本発明のロックハンドルラッチ機構と′2
01特許に示され述べられたロックハンドルラッチ機構
との主要な相違は、ロックハンドル203のハンドル端
部に回転するように接続されたフック205が含まれる
ことである。フックは、捩じりばね209により、ロッ
クハンドルハウジング141に取付けられたキャッチピ
ン207に向けてばねで荷重される。ロックハンドル2
03のハンドル端部に近接して設けられているのは、ヒ
ンジアクセスカバー209である。アクセスカバーが開
放位置へと内側に向かって動かされると、ロックハンド
ルのキャッチ端部211の内側は、整備員の指によるア
クセス可能である。ロックハンドルのキャッチ端部21
1を十分な力で外に向かって引張ることにより、フック
205はキャッチピン207から離れるように動かさ
れ、ロックハンドルを取り外す。その後、ロックハンド
ル203を、図12に点線で示す開放位置に移動させる
ことができる。
【0043】フック205の内側の端部と共働するよう
に位置決めされたU形状のアーム213の形式である内
部リリースを用いて、フック205をドア34の内側か
ら開放して、ドアの内側からラッチハンドルを手動で開
放することができる。図14に示すように、U形状のア
ーム213の短い脚が、ロックハンドルハウジング14
1を通して延在するシャフト214に取付けられたスリ
ーブ212の外側の端部に装着される。フック205と
整列してロックハンドルハウジングの内側においてスリ
ーブ212に装着されているのは、U形状のアームの長
い脚がドア34から外向きに離れて引張られたときに、
フック205と共働してフックをキャッチピン207か
ら離すように動かすように位置決めされた突起216で
ある。
【0044】フック205およびキャッチピン207
は、ロックハンドル203を閉じる整備員が、ロックハ
ンドルを閉じる際にフック205がキャッチピンの上に
またがるのを感じるように設計される。その結果、整備
員はロックハンドルキャッチがあるべき位置に押されて
いることを感知するだろう。整備員はまた、アクセスカ
バー209を開き、ロックハンドルハウジングを覗い
て、フック205がピン207を捉えたことを見ること
ができる。
【0045】図6および12に示すように、マニュアル
ドライブ90°ギヤボックス71が、ロックハンドルハ
ウジング141の後ろの面に装着されている。その結
果、マニュアルドライブ90°ギヤボックスは、ロック
ハンドルが開放されている場合のみアクセス可能であ
る。ロックハンドルが閉鎖され、ロックつめが適所にあ
ると、マニュアルドライブ90°ギヤボックスへのアク
セスは不能である。その結果、ロックつめが適所にある
とき、飛行機の整備員はラッチカムを手動で開けること
ができない。このことにより、ロックつめおよびラッチ
カムに望ましくない力が加わって摩耗させるのが防止さ
れる。さらに好ましくは、捩じりヒューズ215が、マ
ニュアルドライブ90°ギヤボックス71とPDU61
との間の接続部に位置している。好ましくは、捩じりヒ
ューズ215は、90°ギヤボックス75をラッチPD
U61に接続する継手シャフト77に位置付けられる。
【0046】図9に示すように、ロックハンドル駆動軸
143に接続される端部から遠く離れたロックつめシャ
フト151の端部は、短いPVDリンク153の一方の
端部に、ベルクランク221により回転するように接続
される。短いPVDリンク153の他方の端部は、PV
Dアイドラシャフト155の一方の端部に位置付けられ
たベルクランク223に回転するように接続される。P
VDアイドラシャフト155の他方の端部は、長いPV
Dリンク157の一方の端部にベルクランク225によ
り回転するように接続される。長いPVD157の他方
の端部は、圧力ベントドア(PVD)83が装着されて
いるシャフト229の一方の端部で位置付けられるベル
クランク227に回転するように接続される。その結
果、ロックハンドル駆動軸143が回転してロックつめ
シャフト151を回転させると、ロックつめシャフト1
51は、捩じりばね231により生み出される力に対向
して閉じられる圧力ベントドア83を回転させる。図1
5を参照されたい。
【0047】本発明に従えば、着水という思いもよらな
い事象が発生した際にPVD83が開かないようにする
ために、ロックハンドル203とPVD83の外側の端
部との間に、PVD83の開放を防止するインターロッ
ク接続が形成される。具体的には図13および14に示
すように、ロックハンドル203の内側の表面は、ニー
ドルローラ軸受233を支持する。ロックハンドルが閉
じられると、ニードルローラ軸受233はインターロッ
クカムレバー235の一方の端部にあたる。インターロ
ックカムレバー235はくの字型形状であり、ロックハ
ンドルキャッチ機構のスリーブ212が取付けられるシ
ャフト214に接続される。ロックハンドルハウジング
141の外側でシャフト214に装着されているのは、
ベルクランク236である。ベルクランク236は、リ
ンク237の一方の端部に接続される。図9に示すよう
に、リンク237の他方の端部は、PVDインターロッ
クシャフト241の一方の端部に取付けられたベルクラ
ンク239に回転するように接続される。図15に示す
ように、PVDインターロックシャフト241の他方の
端部に取付けられているのは、不時着水インターロック
243である。不時着水インターロック243は、ロッ
クハンドルがインターロック位置で閉じられたときに不
時着水インターロックが非常に限られた距離は例外とし
て圧力ベントドア83が開かないようにするように、イ
ンターロック位置に回転するアームである。
【0048】前述の説明からわかるように、本発明は飛
行機の大きな貨物ドアに対して使用するのに理想的に適
するラッチロック機構を提供する。このラッチロック機
構は、種々の点において、’201特許に述べられるラ
ッチロック機構を改良する。上述のように、複数の部分
により形成される真直ぐなラッチ駆動軸を用いることに
より、数多くの利点がもたらされる。目撃ポートを通し
て見ることができるロックつめが含まれているために、
整備員は離陸の前に、貨物ドアが完全にラッチおよびロ
ックされていることを確認できる。ロックハンドルハウ
ジングを介してマニュアルドライブ90°ギヤボックス
にアクセスするため、ロックつめが適所にあるときに不
注意なマニュアル動作が行なわれることを防止する。ロ
ックハンドル結合部に捩じりヒューズが含まれるので、
ロックハンドルを介して過剰な力がロックつめに与えら
れることが防止される。同様に、マニュアルドライブの
列に捩じりヒューズが含まれるため、ラッチPDUのク
ラッチ機構を損傷または破壊させる可能性があるポータ
ブル電気駆動ツールを用いて過剰な力が加えられること
が防止される。本発明のその他の利点は、前述の説明よ
り容易に理解されるであろう。
【0049】本発明の現在好ましい実施例について示し
説明してきたが、前掲の特許請求の範囲内で本発明の精
神から逸脱することなく種々の修正を行なうことが可能
であることが理解できるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】大きな貨物ドアを含む飛行機の側面図である。
【図2】図1に示される大きな貨物ドアをより詳細に示
す断面図である。
【図3】本発明に従い形成されたラッチロック機構のラ
ッチ部分の斜視図である。
【図4】図3に示される駆動軸および動力駆動装置の縦
方向の図である。
【図5】動力駆動装置により動作される駆動軸をカムラ
ッチ駆動軸に結合する、図3に示される結合機構を詳細
に示す図である。
【図6】マニュアルドライブ90°ギヤボックスを動力
駆動装置に結合する、図3に示す結合機構の拡大等角図
である。
【図7】図3および9に示される、ラッチカム、ラッチ
ピンおよびロックつめに部分的に含まれるものの立面図
である。
【図8】(A)および(B)は、図7の線8−8に沿う
断面図である。
【図9】本発明に従い形成されたラッチロック機構のロ
ック部分の斜視図である。
【図10】ラッチカム、ラッチピンおよびロックつめタ
ーゲットの絵画図である。
【図11】本発明に従い形成されたラッチロック機構の
ロックハンドルハウジングおよびロックハンドルの断面
図である。
【図12】図11に示される図に直交するように切取ら
れた、本発明に従い形成されたロックハンドルハウジン
グおよびロックハンドルの別の断面図である。
【図13】ロックハンドルハウジングに位置づけられた
さらなる構成要素を示す、図11の図に直交するように
切取られた、本発明に従い形成されたロックハンドルハ
ウジングおよびロックハンドルのさらなる断面図であ
る。
【図14】内部リリースおよびPVDインターロックロ
ックハンドル接続のための装着機構を示す、図12およ
び13に示された図に直交して切取られた、ロックハン
ドルハウジングの断面図である。
【図15】本発明に従い形成された飛行機の貨物ドアに
おいて使用するのに適したベントドアの断面図である。
【符号の説明】
34 貨物ドア 61 動力駆動装置 83 ベントドア 89 ラッチカム 159 ロックつめ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーブン・ジェイ・フォックス アメリカ合衆国、98033 ワシントン州、 カークランド、ワンハンドレッドアンドサ ーティーンス・プレイス・エヌ・イー、 11515 (72)発明者 ヒュー・ジェイ・サーモン アメリカ合衆国、98055 ワシントン州、 レントン、ワンハンドレッドアンドセカン ド・アベニュ・エス・イー、18414 (72)発明者 ジョン・エイ・エネス アメリカ合衆国、98053 ワシントン州、 レッドモンド、エヌ・イー・フォーティー セブンス・ストリート、22805

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貨物ドアの閉鎖端部に沿い位置付けられ
    た複数のラッチカム、ラッチピンと整列して貨物ドアの
    出入口の閉鎖端部に沿い位置付けられた複数のラッチピ
    ン、前記ラッチカムが前記貨物ドアの開放を妨げないラ
    ッチされていない位置と前記ラッチカムが前記ラッチピ
    ンと係合して前記ドアの開放を妨げるラッチ位置との間
    でラッチカムを回転させるための、貨物ドアに装着され
    た動力駆動装置(PDU)、PDUをラッチカムに結合
    するための第1の機械的結合、前記複数のラッチカムお
    よびラッチピンと関連する複数のロック要素、ロック位
    置とロックされていない位置との間で前記複数のロック
    要素を移動させるためのロックハンドル、およびラッチ
    ハンドルを複数のロック要素に結合するための第2の機
    械的結合を備える、耐荷飛行機貨物ドアのためのラッチ
    ロック機構であって、 前記第1の機械的結合は、前記貨物ドアに装着され、P
    DUのいずれかの側から貨物ドアの側部へと外向きに延
    在する、真っ直ぐに通る駆動軸を含み、 前記ロック要素は、前記ラッチカムがラッチされた位置
    になければロックされた位置にロックつめが移動できな
    いように位置決めされ構成されたロックつめを含む、ラ
    ッチロック機構。
  2. 【請求項2】 前記ロックつめに近接して前記飛行機の
    貨物ドアに位置付けられた目撃ポートを含み、前記ラッ
    チカムがラッチされた位置にあり前記ロックつめがロッ
    クされた位置にあるかどうかを整備員が判断することが
    できる、請求項1に記載のラッチロック機構。
  3. 【請求項3】 前記ラッチロック機構は前記貨物ドアの
    外側からアクセスされる開きを備える前記貨物ドアに装
    着されるロックハンドルハウジングを含み、前記ロック
    ハンドルは前記開きを閉鎖するように大きさが定められ
    位置決めされ、前記ロックハンドルは前記ロックハンド
    ルが前記ロックつめを前記ロックされない位置に移動さ
    せたとき開放位置へと外向きに回転するように、前記ロ
    ックハンドルハウジングに回転するように装着される、
    請求項2に記載のラッチロック機構。
  4. 【請求項4】 前記ロックハンドルが前記開放位置へと
    外向きに回転するときのみアクセス可能となるように前
    記ロックハンドルハウジングに装着されたマニュアルド
    ライブ90°ギヤボックスを含み、前記第1の機械的結
    合は、前記マニュアルドライブ90°ギヤボックスを用
    いて前記真っ直ぐに通る駆動軸を回転させることができ
    るように、前記マニュアルドライブ90°ギヤボックス
    を前記PDUに結合する、請求項3に記載のラッチロッ
    ク機構。
  5. 【請求項5】 前記マニュアルドライブ90°ギヤボッ
    クスを前記PDUに結合する前記機械的結合の部分にね
    じりヒューズを含む、請求項4に記載のラッチロック機
    構。
  6. 【請求項6】 前記ロックハンドルを前記開放位置へと
    外向きに回転させるのに引く力が必要となるように、前
    記ロックハンドルを閉鎖位置でラッチするためのキャッ
    チ機構を含む、請求項5に記載のラッチロック機構。
  7. 【請求項7】 前記ラッチピンはサポート構造により支
    持され、前記ロックつめは前記ラッチピンが前記ラッチ
    カムから外れて横滑りしないように前記ラッチカムと前
    記ラッチピンサポート構造との間でとらえられている、
    請求項6に記載のラッチロック機構。
  8. 【請求項8】 1対の近接するラッチカムはスタブシャ
    フトの端部に位置付けられ、前記スタブシャフトは中央
    シャフトの外側に装着される、請求項7に記載のラッチ
    ロック機構。
  9. 【請求項9】 前記第1の機械的結合は、前記真っ直ぐ
    に通る駆動軸を前記ラッチカムに結合するための駆動リ
    ンクを含み、前記駆動リンクの動きを制限するように位
    置決めされる二次行き過ぎストップを含む、請求項8に
    記載のラッチロック機構。
  10. 【請求項10】 前記飛行機貨物ドアは圧力ベントドア
    を改良し、前記ロックハンドルが前記開放位置になけれ
    ば前記圧力ドアの開放を妨げるインターロックを含む、
    請求項9に記載のラッチロック機構。
  11. 【請求項11】 前記ロックハンドルを外向きに回転さ
    せて前記開放位置へのアクセスをもたらすために引きの
    力が必要となるように、前記ロックハンドルを閉鎖位置
    においてラッチするためのキャッチ機構を含む、請求項
    2に記載のラッチロック機構。
  12. 【請求項12】 前記ラッチピンはサポート構造により
    支持され、前記ロックつめは、前記ラッチカムから外れ
    て前記ラッチピンが横滑りしないように、前記ラッチカ
    ムと前記ラッチピンサポート構造との間でとらえられ
    る、請求項2に記載のラッチロック機構。
  13. 【請求項13】 1対の近接するラッチカムはスタブシ
    ャフトの端部に位置付けられ、前記スタブシャフトは中
    央シャフトの外部に装着される、請求項2に記載のラッ
    チロック機構。
  14. 【請求項14】 前記第1の機械的結合は、前記真っ直
    ぐに通る駆動軸を前記ラッチカムに結合するための駆動
    リンクを含み、前記駆動リンクの動きを制限するように
    位置決めされた二次行き過ぎストップを含む、請求項2
    に記載のラッチロック機構。
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