JPH08309391A - 水精製装置 - Google Patents

水精製装置

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Publication number
JPH08309391A
JPH08309391A JP7122126A JP12212695A JPH08309391A JP H08309391 A JPH08309391 A JP H08309391A JP 7122126 A JP7122126 A JP 7122126A JP 12212695 A JP12212695 A JP 12212695A JP H08309391 A JPH08309391 A JP H08309391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
ion exchange
boiler
ion
storage tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP7122126A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihisa Uruno
邦久 宇留野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Priority to JP7122126A priority Critical patent/JPH08309391A/ja
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  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】イオン交換水の採り出し口に蒸留装置と、酸化
剤供給装置を付加した第二の蒸留装置とを切り換え弁を
介して並列に接続して精製水の採り出し口を設けた。 【効果】有機物の試験,微量成分の化学分析に必要な有
機物をほとんど含まない水を容易に採り出すことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水精製装置に係り、特
に、化学分析分野,医薬品分野等に好適な水精製装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水精製装置は、特開昭60−139382
号公報に記載されているように、水圧調節された原水を
受けてイオン交換水を製造する装置と、装置から与えら
れたイオン交換水を蒸留して貯留する装置から成り、イ
オン交換水と蒸留水をそれぞれ採り出せる構成になって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記水精製装置は、化
学分析用の水精製装置として使用する場合、イオン交換
水を直接蒸留しているだけなので水中の有機物は分解せ
ずに蒸留水中に残留してしまうため、有機物の試験,微
量成分の化学分析に用いる有機物をほとんど含まない蒸
留水を採り出すことができない。
【0004】本発明の目的は、化学分析用の水を容易に
採り出すことができる水精製装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、イオン交換
水採り出し口に蒸留装置と酸化剤供給装置を付加した第
二の蒸留装置を切り換え弁を介して並列に接続し、採り
出し口を設けることで達成される。
【0006】
【作用】本発明による水精製装置の第一の蒸留装置は、
イオン交換装置から与えられたイオン交換水を蒸留して
精製貯留し、第二の蒸留装置は、該装置から与えられた
イオン交換水に酸化剤を添加して有機物を分解してから
蒸留させることにより有機物をほとんど含まない水を得
るものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、添付の図
を参照して説明する。
【0008】図1は本発明による一実施例の水精製装置
の概略を示した系統図である。
【0009】水精製装置1は大別すると処理系統と冷却
水系統の2種の系統から構成されている。
【0010】処理系統は処理水を用途ごとに必要に応じ
て採り出せるようにイオン交換水供給系統と蒸留水供給
系統からなり、蒸留水供給系統は更に2種の系統に細分
される。
【0011】イオン交換水供給系統は、装置導入原水を
活性炭フィルタ2とイオン交換樹脂筒3および純水フィ
ルタ4により精製し、イオン交換水採り出し口5の蛇口
6aより適宜採り出せるように構成されている。
【0012】2種の蒸留水供給系統は、イオン交換水採
り出し口5に切り換え弁7を介して並列に接続され、オ
ーバーフロー8,蒸留装置9と蒸留水貯蔵タンク10が
管路により接続されており、一方の蒸留水供給系統には
酸化剤供給装置11およびイオン交換水一時貯留タンク
12,供給ポンプ13が付加されている。
【0013】次に、動作について説明する。
【0014】原水採り入れ口14から流量調整バルブ1
5により流量を調整された水道水は活性炭フィルタ2を
通じて残留塩素が除去されイオン交換樹脂筒3に送ら
れ、内部に設けたイオン交換樹脂で溶存イオン性物質が
除去された後、純水フィルタ4を通じてイオン交換水と
なる。
【0015】イオン交換水は、イオン交換水採り出し口
5の蛇口6aを開栓することにより自在に採り出すこと
ができ、出力水の純度は水質計17aで管理され水質悪
化の際は切り換え弁21aがオフになり給水が停止す
る。
【0016】尚、前記フィルタおよび樹脂筒は各一個に
限らず数個の各フィルタや樹脂筒を連結しても良い。
【0017】次に、第一の蒸留装置9aについて説明す
る。
【0018】イオン交換水は、切り換え弁7aを通りオ
ーバーフロー8aからボイラ22aに送られる。
【0019】ボイラ22a内に一定量溜ると液面スイッ
チ19aが作動してヒータ18aがオンになりイオン交
換水を加熱して沸騰させる。
【0020】発生した蒸気は凝縮器20aで原水例えば
水道水で冷却,凝縮されて蒸留水貯蔵タンク10aに集
められ、蛇口6bを開栓することにより自在に採り出す
ことができる。
【0021】出力水の純度は水質計17bで管理され、
水質悪化および蒸留水貯蔵タンク10aが満水になり液
面スイッチ19cが作動した際には、ヒータ18aおよ
び切り換え弁7aがオフになり給水が停止する。
【0022】次に、第二の蒸留装置9bについて説明す
る。
【0023】イオン交換水は、切り換え弁7bを通りイ
オン交換水一時貯留タンク12に供給される。
【0024】イオン交換水がある一定量溜ったら液面ス
イッチ19eにより切り換え弁7bがオフになって供給
がストップし、酸化剤供給装置11から酸化剤例えば過
マンガン酸カリウムが一定量添加された後供給ポンプ1
3によりオーバーフロー8bからボイラ22bに送ら
れ、前述のように蒸留される。
【0025】この時、オーバーフローした液はイオン交
換水一時貯留タンク12に戻され、再度、供給ポンプ1
3によりオーバーフロー8bからボイラ22bに供給さ
れる。
【0026】そして蒸留が進みイオン交換水一時貯留タ
ンク12内の液が減少すると供給ポンプ13は停止し、
ボイラ22b内の液が減少し液面スイッチ19bが作動
するとヒータ18bがオフになる。
【0027】ここで蒸留水貯蔵タンク10b内の蒸留水
量が十分でなく液面スイッチ19dが作動していない場
合には、再度切り換え弁7bがオンになりイオン交換水
一時貯留タンク12にイオン交換水が再供給され、液面
スイッチ19dの作動まで蒸留が継続される。
【0028】そして蒸留水貯蔵タンク10bが満水にな
り液面スイッチ19dが作動すると、ヒータ18bおよ
び供給ポンプ13がオフになり給水が停止する。
【0029】この時、第一の蒸留水貯蔵タンク10aが
満水の場合は、ヒータ18aもオフとなっており凝縮器
20a,20bへの冷却水の供給を停止するため切り換
え弁21bがオフになる。
【0030】そして蒸留水貯蔵タンク10の水が使用さ
れ、再度蒸留装置9の作動が開始されると切り換え弁2
1bがオンになり、冷却水が凝縮器20に供給される。
【0031】又、断水等で経路内に冷却水が供給できな
いような場合は、圧力スイッチ16によりそれを検出
し、ヒータ18および供給ポンプ13を停止させる。
【0032】実施例によれば、化学分析分野において特
に有機物の試験,微量成分の分析を行う際に必要となる
有機物をほとんど含まない水および試薬類の調整用の
水、一般の化学分析用の水を用途に応じて容易に採り出
すことができる。
【0033】
【発明の効果】本発明はイオン交換水の採り出し口に蒸
留装置と酸化剤供給装置を付加した第二の蒸留装置を並
列に接続してそれぞれに採り出し口を設ける構成とした
ので、化学分析用の水を容易に採り出すことができる水
精製装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による水精製装置の一実施例の系統図。
【符号の説明】
1…水精製装置、2…活性炭フィルタ、3…イオン交換
樹脂筒、4…純水フィルタ、5…イオン交換水採り出し
口、7…切り換え弁、8…オーバーフロー、9…蒸留装
置、10…蒸留水貯蔵タンク、11…酸化剤供給装置、
12…イオン交換水一時貯留タンク、13…供給ポン
プ、18…ヒータ、20…凝縮器、22…ボイラ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不純物等の除去フィルタと溶存イオン物質
    を除去するイオン交換装置を通して水を精製し、その水
    を採り出し口を介して採り出してなる水精製装置におい
    て、前記水の採り出し口に蒸留装置と、酸化剤供給装置
    を付加した第二の蒸留装置とを切り換え弁を介して並列
    に接続したことを特徴とする水精製装置。
  2. 【請求項2】前記第二の蒸留装置は、前記水を集めて酸
    化剤を共存させるためのタンクを備え、ボイラで蒸留さ
    せる際にオーバーフローした水を前記タンクに帰還さ
    せ、再度、前記ボイラに供給するようにした請求項1に
    記載の水精製装置。
JP7122126A 1995-05-22 1995-05-22 水精製装置 Pending JPH08309391A (ja)

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JP7122126A JPH08309391A (ja) 1995-05-22 1995-05-22 水精製装置

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JP7122126A JPH08309391A (ja) 1995-05-22 1995-05-22 水精製装置

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