JPH08308657A - 組付け板材 - Google Patents
組付け板材Info
- Publication number
- JPH08308657A JPH08308657A JP14000095A JP14000095A JPH08308657A JP H08308657 A JPH08308657 A JP H08308657A JP 14000095 A JP14000095 A JP 14000095A JP 14000095 A JP14000095 A JP 14000095A JP H08308657 A JPH08308657 A JP H08308657A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- plate member
- holder main
- plate
- connecting piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 化粧板材、あるいは機能的特性を備えた板材
を、比較的容易に組付け得ると共に、組付けられたこれ
ら板材の組替え、差し替えなどを容易とした組付け板材
の提供。 【構成】 板材10と、この板材10の少なくとも一方
の側端10aに添って備えられて取付け対象物Aに止着
して用いられる保持具本体20と、この保持具本体20
及び該保持具本体20の側方に位置づけられる前記板材
10とを着脱可能に連結する連結片30とにより構成し
た組付け板材。
を、比較的容易に組付け得ると共に、組付けられたこれ
ら板材の組替え、差し替えなどを容易とした組付け板材
の提供。 【構成】 板材10と、この板材10の少なくとも一方
の側端10aに添って備えられて取付け対象物Aに止着
して用いられる保持具本体20と、この保持具本体20
及び該保持具本体20の側方に位置づけられる前記板材
10とを着脱可能に連結する連結片30とにより構成し
た組付け板材。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、設置対象物に対し
て、比較的容易に取付け設置ができると共に、取付け設
置後にあっても容易に取替、あるいはフックなどの被支
持物の着脱を容易になし得るようにした組付け板材、特
にユニット化された組付け板材の提供に関する。
て、比較的容易に取付け設置ができると共に、取付け設
置後にあっても容易に取替、あるいはフックなどの被支
持物の着脱を容易になし得るようにした組付け板材、特
にユニット化された組付け板材の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】壁などの内装仕上げ材として各種の板材
を用い、あるいは各種の建具材の構成材として各種の板
材を用い、さらに、例えば家具などの構成材として各種
の板材を用いる場合などにあっては、用いられる板材
を、例えば、壁下地材に対し釘などを用いて止着すると
共に幅木あるいは回り縁などによって更に化粧を施し、
これによって、一体に構成された化粧壁面、一体に構成
された建具化粧面、あるいは一体に構成された家具化粧
面などとして構成していた。
を用い、あるいは各種の建具材の構成材として各種の板
材を用い、さらに、例えば家具などの構成材として各種
の板材を用いる場合などにあっては、用いられる板材
を、例えば、壁下地材に対し釘などを用いて止着すると
共に幅木あるいは回り縁などによって更に化粧を施し、
これによって、一体に構成された化粧壁面、一体に構成
された建具化粧面、あるいは一体に構成された家具化粧
面などとして構成していた。
【0003】又、既に仕上っている化粧面、例えば、壁
面、各種間仕切り材、各種建具面、更には各種家具面な
どを、化粧板を用いて意匠替えをする場合、その多く
は、当該化粧板を、前記の各壁面などに対して釘、ビス
などによって止着し、これらの壁面化粧などの模様替え
をなすことが一般になされている。
面、各種間仕切り材、各種建具面、更には各種家具面な
どを、化粧板を用いて意匠替えをする場合、その多く
は、当該化粧板を、前記の各壁面などに対して釘、ビス
などによって止着し、これらの壁面化粧などの模様替え
をなすことが一般になされている。
【0004】更に、居住空間などにあって、その使い勝
手を良くする目的で、例えば、壁面、建具面、更には家
具面などに対して、機能性を備えた板材、例えば、フッ
ク部材を摺動自在に組付け得るスライド溝を備えた板材
などを取付ける場合、当該板材を釘、ビスなどを用いて
壁面、建具面、あるいは家具面などに止着すると共に、
前記スライド溝の側端を塞ぐようにして用いていた。
手を良くする目的で、例えば、壁面、建具面、更には家
具面などに対して、機能性を備えた板材、例えば、フッ
ク部材を摺動自在に組付け得るスライド溝を備えた板材
などを取付ける場合、当該板材を釘、ビスなどを用いて
壁面、建具面、あるいは家具面などに止着すると共に、
前記スライド溝の側端を塞ぐようにして用いていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
板材、特に、化粧仕上げ材としての板材を用いて壁化粧
面、建具化粧面、家具化粧面などを構成する場合にあっ
ては、当該板材の止着に用いられる釘あるいはビスなど
の頭部を隠す処理が必要となり、仮に、かかる煩雑さを
避ける目的から、当該板材を接着剤を用いて止着するよ
うにした場合にあっては、当該接着剤による接着強度な
どの接着設計が煩雑となる不都合があった。
板材、特に、化粧仕上げ材としての板材を用いて壁化粧
面、建具化粧面、家具化粧面などを構成する場合にあっ
ては、当該板材の止着に用いられる釘あるいはビスなど
の頭部を隠す処理が必要となり、仮に、かかる煩雑さを
避ける目的から、当該板材を接着剤を用いて止着するよ
うにした場合にあっては、当該接着剤による接着強度な
どの接着設計が煩雑となる不都合があった。
【0006】また、かかる化粧板材の取付けに伴う不都
合は、当該化粧板材を用いて、既設の化粧面、例えば、
化粧仕上げのなされている壁面、建具面、あるいは家具
面などに対して、これらの既設化粧面の意匠替えを目的
に、当該化粧壁面などに対して化粧板材を取付ける場合
にあっても同様に生ずるものであった。
合は、当該化粧板材を用いて、既設の化粧面、例えば、
化粧仕上げのなされている壁面、建具面、あるいは家具
面などに対して、これらの既設化粧面の意匠替えを目的
に、当該化粧壁面などに対して化粧板材を取付ける場合
にあっても同様に生ずるものであった。
【0007】更に、かかる不都合は、機能的特性を備え
た板材、例えば、各種物品の棚受け支持、吊下げ支持な
どの各支持材を組付け得る溝状掛合手段、あるいは孔状
掛合手段などを備えた板材を、化粧処理の施された壁
面、流し台前方の壁面、風呂場における洗い場前方の壁
面などに設け、あるいは各種建具面に設け、さらに例え
ば、家具面に設けるようにした場合にあっても同様に生
ずるものであった。
た板材、例えば、各種物品の棚受け支持、吊下げ支持な
どの各支持材を組付け得る溝状掛合手段、あるいは孔状
掛合手段などを備えた板材を、化粧処理の施された壁
面、流し台前方の壁面、風呂場における洗い場前方の壁
面などに設け、あるいは各種建具面に設け、さらに例え
ば、家具面に設けるようにした場合にあっても同様に生
ずるものであった。
【0008】又、従来における叙上態様の板材は、当該
板材を用いて壁化粧面、建具化粧面、家具化粧面などを
構成した場合に、当該各化粧面を壊すことなしに、構成
された各化粧面の意匠替えをなすことが難しく、又、一
部々分の組替え、あるいは補修に難があった。
板材を用いて壁化粧面、建具化粧面、家具化粧面などを
構成した場合に、当該各化粧面を壊すことなしに、構成
された各化粧面の意匠替えをなすことが難しく、又、一
部々分の組替え、あるいは補修に難があった。
【0009】更に、従来にける叙上態様の板材を用い
て、化粧壁面、建具、家具などに対して更に化粧を施す
目的、あるいは、これらの化粧壁面などに対して機能的
特性をもたらす目的などから、各種板材を取付け用いた
場合、これが一旦取付けられた後にあっては、当該取付
け化粧面を損うことなしに、当該化粧板材の取替えが難
しく、又機能特性の異った板材との取替え施工に難があ
った。
て、化粧壁面、建具、家具などに対して更に化粧を施す
目的、あるいは、これらの化粧壁面などに対して機能的
特性をもたらす目的などから、各種板材を取付け用いた
場合、これが一旦取付けられた後にあっては、当該取付
け化粧面を損うことなしに、当該化粧板材の取替えが難
しく、又機能特性の異った板材との取替え施工に難があ
った。
【0010】本発明は、かかる従来における各種板材の
止着に伴う不都合を解消すべく提案されたものであっ
て、化粧板材、あるいは機能的特性を備えた板材を、取
付け対象物に対して、比較的容易に組付け得ると共に、
組付けられたこれら板材の組み替え、差し替えなどを容
易とし、しかも、すっきりとした取付け面をもたらし得
るようにした組付け板材の提供を目的としている。
止着に伴う不都合を解消すべく提案されたものであっ
て、化粧板材、あるいは機能的特性を備えた板材を、取
付け対象物に対して、比較的容易に組付け得ると共に、
組付けられたこれら板材の組み替え、差し替えなどを容
易とし、しかも、すっきりとした取付け面をもたらし得
るようにした組付け板材の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成すべく、組付け板材の構成を、板材10と、この板
材10の少なくとも一方の側端10aに添って備えられ
て取付け対象物Aに止着して用いられる保持具本体20
と、この保持具本体20及び該保持具本体20の側方に
位置づけられる前記板材10とを着脱可能に連結する連
結片30とにより構成してある。
達成すべく、組付け板材の構成を、板材10と、この板
材10の少なくとも一方の側端10aに添って備えられ
て取付け対象物Aに止着して用いられる保持具本体20
と、この保持具本体20及び該保持具本体20の側方に
位置づけられる前記板材10とを着脱可能に連結する連
結片30とにより構成してある。
【0012】次いで、請求項2の発明に係る組付け板材
を、前記請求項1の発明に係る組付け板材にあって、一
体に構成された保持具本体20の側方に並設される複数
本の板材10…10が、前記保持具本体20に対して夫
々に連結片30によって着脱可能に連結される構成とし
てある。
を、前記請求項1の発明に係る組付け板材にあって、一
体に構成された保持具本体20の側方に並設される複数
本の板材10…10が、前記保持具本体20に対して夫
々に連結片30によって着脱可能に連結される構成とし
てある。
【0013】更に、請求項3の発明に係る組付け板材
を、前記請求項1、又は請求項2の発明に係る組付け板
材であって、板材10が、この板材10の少なくとも一
方の側端10aに添って備えられた保持具本体20に対
して、連結片30により連結されると共に、この連結片
を30を備えられた保持具本体20が、該保持具本体2
0に対して着脱可能に備えらるカバー40で覆われる構
成としてある。
を、前記請求項1、又は請求項2の発明に係る組付け板
材であって、板材10が、この板材10の少なくとも一
方の側端10aに添って備えられた保持具本体20に対
して、連結片30により連結されると共に、この連結片
を30を備えられた保持具本体20が、該保持具本体2
0に対して着脱可能に備えらるカバー40で覆われる構
成としてある。
【0014】又、請求項4の発明に係る組付け板材を、
前記請求項1、又は請求項2の発明に係る組付け板材に
あって、連結片30が、保持具本体20と、この保持具
本体20の側方に位置づけられる板材10の側端部とに
連通するように開設されている孔状取付け部50に対し
て、前記保持具本体20の側から抜き差し可能に装着さ
れる構成としてある。
前記請求項1、又は請求項2の発明に係る組付け板材に
あって、連結片30が、保持具本体20と、この保持具
本体20の側方に位置づけられる板材10の側端部とに
連通するように開設されている孔状取付け部50に対し
て、前記保持具本体20の側から抜き差し可能に装着さ
れる構成としてある。
【0015】更に又、請求項5の発明に係る組付け板材
を、前記請求項4の発明に係る組付け板材にあって、連
結片30が、一対の平行な差込み片31、31を備えて
いると共に、保持具本体20と、この保持具本体20の
側方に位置づけられる板材10の側端部とに連通するよ
うに開設されている一対の孔状取付け部50に対して、
前記保持具本体20の側から抜き差し可能に差込み片3
1、31を差し込み装着される構成としてある。
を、前記請求項4の発明に係る組付け板材にあって、連
結片30が、一対の平行な差込み片31、31を備えて
いると共に、保持具本体20と、この保持具本体20の
側方に位置づけられる板材10の側端部とに連通するよ
うに開設されている一対の孔状取付け部50に対して、
前記保持具本体20の側から抜き差し可能に差込み片3
1、31を差し込み装着される構成としてある。
【0016】次いで又、請求項6の発明に係る組付け板
材を、前記請求項1、又は請求項2の発明に係る組付け
板材にあって、板材10が、この板材10によって支持
される被支持物Bの掛合部60を備えている構成として
ある。
材を、前記請求項1、又は請求項2の発明に係る組付け
板材にあって、板材10が、この板材10によって支持
される被支持物Bの掛合部60を備えている構成として
ある。
【0017】次いで、更に、請求項7の発明に係る組付
け板材を、前記請求項6の発明に係る組付け板材にあっ
て、板材10に備えられている被支持物Bの掛合部60
が、溝状掛合手段、又は孔状掛合手段である構成として
ある。
け板材を、前記請求項6の発明に係る組付け板材にあっ
て、板材10に備えられている被支持物Bの掛合部60
が、溝状掛合手段、又は孔状掛合手段である構成として
ある。
【0018】
【作用】組付け板材を、板材10と、この板材10の少
なくとも一方の側端10aに添って備えられて取付け対
象物に止着して用いられる保持具本体20と、この保持
具本体20及び該保持具本体20の側方に位置づけられ
る前記板材10とを着脱可能に連結する連結片30とに
より構成してあることから、板材10は一旦取付けた後
にあっても、比較的容易に他の板材10との取替え、又
は該板材10の裏返し組付けが可能とされる。
なくとも一方の側端10aに添って備えられて取付け対
象物に止着して用いられる保持具本体20と、この保持
具本体20及び該保持具本体20の側方に位置づけられ
る前記板材10とを着脱可能に連結する連結片30とに
より構成してあることから、板材10は一旦取付けた後
にあっても、比較的容易に他の板材10との取替え、又
は該板材10の裏返し組付けが可能とされる。
【0019】又、かかる板材10の取替え、又は該板材
10の裏返えし組付けが、取付け対象物Aの化粧面を損
うことなくなすことができる。
10の裏返えし組付けが、取付け対象物Aの化粧面を損
うことなくなすことができる。
【0020】次いで、組付け板材を、板材10が、この
板材10の少なくとも一方の側端10aに添って備えら
れた保持具本体20に対して、連結片30により連結さ
れると共に、この連結片30を備えられた保持具本体2
0が、該保持具本体20に対して着脱可能に備えらるカ
バー40で覆われる構成としてあることから、板材10
は、その取付け面において取付け手段が都合良く隠され
ることとなり、外観のすっきりとした取付け状態とされ
る。
板材10の少なくとも一方の側端10aに添って備えら
れた保持具本体20に対して、連結片30により連結さ
れると共に、この連結片30を備えられた保持具本体2
0が、該保持具本体20に対して着脱可能に備えらるカ
バー40で覆われる構成としてあることから、板材10
は、その取付け面において取付け手段が都合良く隠され
ることとなり、外観のすっきりとした取付け状態とされ
る。
【0021】更に、連結片30を、一対の平行な差込み
片31、31を備え且つ、この差込み片30を保持具本
体20と、この保持具本体20の側方に位置づけられる
板材10の側端部とに連通するように開設されている一
対の孔状取付け部50に対して、前記保持具本体20の
側から抜き挿し可能に差し込み装着される構成としてあ
ることから、板材10を、壁面などに対して安定に、例
えば水平状態を保って取付けることができる。
片31、31を備え且つ、この差込み片30を保持具本
体20と、この保持具本体20の側方に位置づけられる
板材10の側端部とに連通するように開設されている一
対の孔状取付け部50に対して、前記保持具本体20の
側から抜き挿し可能に差し込み装着される構成としてあ
ることから、板材10を、壁面などに対して安定に、例
えば水平状態を保って取付けることができる。
【0022】更に又、板材10を、この板材10によっ
て支持される被支持物Bの掛合部60を備えている構成
としてあることから、この組付け板材を用いて各種の被
支持物Bの保持をなすことができる。
て支持される被支持物Bの掛合部60を備えている構成
としてあることから、この組付け板材を用いて各種の被
支持物Bの保持をなすことができる。
【0023】次いで又、板材10に備えられている被支
持物Bの掛合部60を、溝状掛合手段、又は孔状掛合手
段である構成としてあることから、被支持物Bを溝状掛
合手段の任意の位置で保持し、又は保持された被支持物
Bを任意の位置に移動して用いることができ、又は、孔
状掛合手段によって、特定位置に安定に保持することが
できる。
持物Bの掛合部60を、溝状掛合手段、又は孔状掛合手
段である構成としてあることから、被支持物Bを溝状掛
合手段の任意の位置で保持し、又は保持された被支持物
Bを任意の位置に移動して用いることができ、又は、孔
状掛合手段によって、特定位置に安定に保持することが
できる。
【0024】
【実施例】以下本発明に係る典型的な各実施例について
詳細に説明する。図1〜図11は、本発明に係る典型的
な第1実施例に係る組付け板材を示すものであり、図1
では、これらの組付け板材の典型的な構成部分を分離し
た部品要部を斜視の状態で示している。又、図2〜図6
は、板材10の取付け状態を示すものであって、図2で
は、組付け板材の取付け手段を正面側から見た要部の断
面として示し、図3では、これを縦断面の状態で示して
いる。又、図4では、カバー40を取り外し、且つ連結
片30を抜き出した状態を、更に、図5では、板材10
を取外した状態を夫々要部の正面図として示し、図6で
は、この図5における保持具本体20を縦断面の状態で
示している。
詳細に説明する。図1〜図11は、本発明に係る典型的
な第1実施例に係る組付け板材を示すものであり、図1
では、これらの組付け板材の典型的な構成部分を分離し
た部品要部を斜視の状態で示している。又、図2〜図6
は、板材10の取付け状態を示すものであって、図2で
は、組付け板材の取付け手段を正面側から見た要部の断
面として示し、図3では、これを縦断面の状態で示して
いる。又、図4では、カバー40を取り外し、且つ連結
片30を抜き出した状態を、更に、図5では、板材10
を取外した状態を夫々要部の正面図として示し、図6で
は、この図5における保持具本体20を縦断面の状態で
示している。
【0025】図7〜図11は、ここで用いられる保持具
本体20を示すものであり、図7では正面から、図8で
は側面から見て夫々示してあると共に、図9では、図7
のx−x線断面を、図10では、図7のy−y線断面
を、図11は上面から見た状態で夫々示している。
本体20を示すものであり、図7では正面から、図8で
は側面から見て夫々示してあると共に、図9では、図7
のx−x線断面を、図10では、図7のy−y線断面
を、図11は上面から見た状態で夫々示している。
【0026】図12〜図17は、前記組付け板材、特に
掛合部60に取付けられる被支持物Bの典型例を示すも
のであり、夫々の被支持物Bを斜視の状態と、背面とか
ら見て示してある。
掛合部60に取付けられる被支持物Bの典型例を示すも
のであり、夫々の被支持物Bを斜視の状態と、背面とか
ら見て示してある。
【0027】図18は、第2実施例に係る組付け板材を
構成する保持具本体20の要部を斜視として示してい
る。
構成する保持具本体20の要部を斜視として示してい
る。
【0028】図19〜図26は、叙上において構成され
る組付け板材の典型的な各使用の態様を、夫々の要部の
斜視として示している。
る組付け板材の典型的な各使用の態様を、夫々の要部の
斜視として示している。
【0029】先ず、ここにおいて構成される組付け板材
は、組付け板材の構成を、板材10と、この板材10の
少なくとも一方の側端10aに添って備えられて取付け
対象物Aに止着して用いられる保持具本体20と、この
保持具本体20及び該保持具本体20の側方に位置づけ
られる前記板材10とを着脱可能に連結する連結片30
とにより構成してある。
は、組付け板材の構成を、板材10と、この板材10の
少なくとも一方の側端10aに添って備えられて取付け
対象物Aに止着して用いられる保持具本体20と、この
保持具本体20及び該保持具本体20の側方に位置づけ
られる前記板材10とを着脱可能に連結する連結片30
とにより構成してある。
【0030】次いで、ここで構成される組付け板材を、
前記の組付け板材にあって、一体に構成された保持具本
体20の側方に並設される複数本の板材10…10が、
前記保持具本体20に対して夫々に連結片30によって
着脱可能に連結される構成としてある。
前記の組付け板材にあって、一体に構成された保持具本
体20の側方に並設される複数本の板材10…10が、
前記保持具本体20に対して夫々に連結片30によって
着脱可能に連結される構成としてある。
【0031】更に、ここで構成される組付け板材を、前
記の組付け板材にあって、板材10が、この板材10の
少なくとも一方の側端10aに添って備えられた保持具
本体20に対して、連結片30により連結されると共
に、この連結片を30を備えられた保持具本体20が、
該保持具本体20に対して着脱可能に備えらるカバー4
0で覆われる構成としてある。
記の組付け板材にあって、板材10が、この板材10の
少なくとも一方の側端10aに添って備えられた保持具
本体20に対して、連結片30により連結されると共
に、この連結片を30を備えられた保持具本体20が、
該保持具本体20に対して着脱可能に備えらるカバー4
0で覆われる構成としてある。
【0032】又、ここにおいて構成される組付け板材
を、前記の組付け板材にあって、連結片30が、保持具
本体20と、この保持具本体20の側方に位置づけられ
る板材10の側端部とに連通するように開設されている
孔状取付け部50に対して、前記保持具本体20の側か
ら抜き差し可能に装着される構成としてある。
を、前記の組付け板材にあって、連結片30が、保持具
本体20と、この保持具本体20の側方に位置づけられ
る板材10の側端部とに連通するように開設されている
孔状取付け部50に対して、前記保持具本体20の側か
ら抜き差し可能に装着される構成としてある。
【0033】更に又、ここで構成される組付け板材を、
前記の組付け板材にあって、連結片30が、一対の平行
な差込み片31、31を備えていると共に、保持具本体
20と、この保持具本体20の側方に位置づけられる板
材10の側端部とに連通するように開設されている一対
の孔状取付け部50に対して、前記保持具本体20の側
から抜き差し可能に差込み片31を挿し込み装着される
構成としてある。
前記の組付け板材にあって、連結片30が、一対の平行
な差込み片31、31を備えていると共に、保持具本体
20と、この保持具本体20の側方に位置づけられる板
材10の側端部とに連通するように開設されている一対
の孔状取付け部50に対して、前記保持具本体20の側
から抜き差し可能に差込み片31を挿し込み装着される
構成としてある。
【0033】次いで又、ここで構成される組付け板材
を、前記の組付け板材にあって、板材10が、この板材
10によって支持される被支持物Bの掛合部60を備え
ている構成としてあり、更に、板材10に備えられてい
る被支持物Bの掛合部60が、溝状掛合手段、又は孔状
掛合手段である構成としてある。
を、前記の組付け板材にあって、板材10が、この板材
10によって支持される被支持物Bの掛合部60を備え
ている構成としてあり、更に、板材10に備えられてい
る被支持物Bの掛合部60が、溝状掛合手段、又は孔状
掛合手段である構成としてある。
【0034】先ず、ここにおいて用いられる板材10に
ついて説明する。この板材10は、例えば、押し出し成
形されるプラスチック板、アルミの押出し型材、化粧合
板、化粧単板、化粧鋼板など、いかなる材料で構成して
あっても良く、更に、例えば、鋼板面にプラスチック化
粧フィルムが被装された化粧板、ツキ板などの化粧単板
を合板面に積層した化粧板、一体に補強布などの補強手
段を備えたプラスチック板などの各種の複合材料からな
るものであっても良い。
ついて説明する。この板材10は、例えば、押し出し成
形されるプラスチック板、アルミの押出し型材、化粧合
板、化粧単板、化粧鋼板など、いかなる材料で構成して
あっても良く、更に、例えば、鋼板面にプラスチック化
粧フィルムが被装された化粧板、ツキ板などの化粧単板
を合板面に積層した化粧板、一体に補強布などの補強手
段を備えたプラスチック板などの各種の複合材料からな
るものであっても良い。
【0035】ここにおいて用いられる板材10は、正面
が長方形状をなす板状に構成してあり、典型的には、一
方の面10xと、他方の面10yの意匠が異ったものと
して用意してある。即ち、ここで示されている実施例に
あっては、面10yを平坦な面として構成し、これに木
目模様、その他の化粧を施したものとして用意する。
又、他方の面10xには、その長さ方向に亘って溝状掛
合手段61としての掛合部60を設けてある。
が長方形状をなす板状に構成してあり、典型的には、一
方の面10xと、他方の面10yの意匠が異ったものと
して用意してある。即ち、ここで示されている実施例に
あっては、面10yを平坦な面として構成し、これに木
目模様、その他の化粧を施したものとして用意する。
又、他方の面10xには、その長さ方向に亘って溝状掛
合手段61としての掛合部60を設けてある。
【0036】ここにおいて構成される溝状掛合手段61
は、板材10の長さ方向に亘って設けられた孔の略中程
にあって、この孔を内外に連通するように面10xにス
リットを設けた構成としてあり、この結果、ここで構成
される溝状掛合手段61は、その溝状部61aの前端に
あって、この溝状部61aの上方に突き出すように面1
0xと同面の突縁61b、61bとしてあり、内側が拡
幅溝状部61a’とされ、且つ、溝状部61aの開口側
が、この突縁61b、61bによって幅狭溝状部61
a”として構成されている。
は、板材10の長さ方向に亘って設けられた孔の略中程
にあって、この孔を内外に連通するように面10xにス
リットを設けた構成としてあり、この結果、ここで構成
される溝状掛合手段61は、その溝状部61aの前端に
あって、この溝状部61aの上方に突き出すように面1
0xと同面の突縁61b、61bとしてあり、内側が拡
幅溝状部61a’とされ、且つ、溝状部61aの開口側
が、この突縁61b、61bによって幅狭溝状部61
a”として構成されている。
【0037】又、この板材10は、その側端面10a、
10aに連結片30の差込み片31の差し込まれる孔状
取付部50Aが設けられている。ここで、板材10に備
えられる孔状取付部50Aは、前記板材10の溝状掛合
手段61の両側方にあって、この板材10の長さ方向に
向けて開設されている盲穴状の孔51の開口側端部分と
して構成してある。かかる板材10に備えられる孔状取
付部50Aは、この孔状取付部50Aに差し込み係合さ
れる連結片30の構成に対応した構成に整えられるもの
とし、例えば、連結片30に備えられる差込み片の形
状、本数、構成位置などに対応し、該連結片30におけ
る各差込み片の差し入れ係合に適する構成としてある。
10aに連結片30の差込み片31の差し込まれる孔状
取付部50Aが設けられている。ここで、板材10に備
えられる孔状取付部50Aは、前記板材10の溝状掛合
手段61の両側方にあって、この板材10の長さ方向に
向けて開設されている盲穴状の孔51の開口側端部分と
して構成してある。かかる板材10に備えられる孔状取
付部50Aは、この孔状取付部50Aに差し込み係合さ
れる連結片30の構成に対応した構成に整えられるもの
とし、例えば、連結片30に備えられる差込み片の形
状、本数、構成位置などに対応し、該連結片30におけ
る各差込み片の差し入れ係合に適する構成としてある。
【0038】尚、この板材10は、前記連結片30によ
る連結に用いられる孔状取付け部50を、この板材10
の長さ方向に亘る孔51として構成し、この孔状取付け
部50として用いてあっても良く、更に、この孔51以
外の部分にも孔を設けることで、板材10の軽量化を計
ると共に、必要に応じて、更に他の孔状取付け部50を
予備的に、しかも該板材10の長さ方向の全幅に亘るよ
うに設け、当該板材10の軽量化を計る構成としてあっ
ても良い。
る連結に用いられる孔状取付け部50を、この板材10
の長さ方向に亘る孔51として構成し、この孔状取付け
部50として用いてあっても良く、更に、この孔51以
外の部分にも孔を設けることで、板材10の軽量化を計
ると共に、必要に応じて、更に他の孔状取付け部50を
予備的に、しかも該板材10の長さ方向の全幅に亘るよ
うに設け、当該板材10の軽量化を計る構成としてあっ
ても良い。
【0039】かかる板材10の取付けに用いられる保持
具本体20は、該板材10の各側端面10a、10aに
添って組付けられるものであり、この図示例にあって
は、この保持具本体20に対してカバー40を装着した
際の長さ寸法が、該板材10の幅寸法に略一致する細長
桿状のものとしてある。
具本体20は、該板材10の各側端面10a、10aに
添って組付けられるものであり、この図示例にあって
は、この保持具本体20に対してカバー40を装着した
際の長さ寸法が、該板材10の幅寸法に略一致する細長
桿状のものとしてある。
【0040】又、この保持具本体20は、長さ方向の両
端、即ち、図における上下端側に、その上端面20aか
ら底面20bの側に傾斜するテーパ面20cが設けてあ
ると共に、このテーパ面20cの下端から略水平に突き
出す段落ち台部20dが設けられた構成としてあり、こ
の段落ち台部20dには、該保持具本体20の長さ方向
端にある面に開口するように係合溝20e、20eが、
該段落ち台部20dの厚さ方向に亘るように設けてあ
る。また、前記のテーパ面20cには、該保持具本体2
0の長さ方向の中心側に傾斜する向きに石膏釘70の挿
通孔20fが設けてある。
端、即ち、図における上下端側に、その上端面20aか
ら底面20bの側に傾斜するテーパ面20cが設けてあ
ると共に、このテーパ面20cの下端から略水平に突き
出す段落ち台部20dが設けられた構成としてあり、こ
の段落ち台部20dには、該保持具本体20の長さ方向
端にある面に開口するように係合溝20e、20eが、
該段落ち台部20dの厚さ方向に亘るように設けてあ
る。また、前記のテーパ面20cには、該保持具本体2
0の長さ方向の中心側に傾斜する向きに石膏釘70の挿
通孔20fが設けてある。
【0041】尚、叙上における挿通孔20fは、この保
持具本体20の上端面20aの側にあって、該保持具本
体20の中心側にある面が、略保持具本体20の厚さ方
向と同一方向の面とされ、又、底面20bの側にあっ
て、該保持具本体20の外側にある挿通孔20fの面
が、該保持具本体20の厚さ方向と同一方向の面となる
ように該挿通孔20fが拡げられており、石膏釘70の
打ち込む向きを、該保持具本体20の厚さ方向と同一の
方向から、その先端を該保持具本体20の中心側に向く
ように、角度調整をして打ち込み得る構成としてある。
持具本体20の上端面20aの側にあって、該保持具本
体20の中心側にある面が、略保持具本体20の厚さ方
向と同一方向の面とされ、又、底面20bの側にあっ
て、該保持具本体20の外側にある挿通孔20fの面
が、該保持具本体20の厚さ方向と同一方向の面となる
ように該挿通孔20fが拡げられており、石膏釘70の
打ち込む向きを、該保持具本体20の厚さ方向と同一の
方向から、その先端を該保持具本体20の中心側に向く
ように、角度調整をして打ち込み得る構成としてある。
【0042】また、前記の係合溝20eは、並設されて
いる一方の係合溝20eを、該保持具本体20の厚さ方
向に略ストレートな、即ち、溝の深さ寸法を同一として
構成し、カバー40におけるガイドリブ41を容易に導
き入れる構成としてあると共に、他方の溝20eを、保
持具本体20の上端面20aの側で浅く、且つ底面20
bの側で深く構成し、この溝20e内に係合顎部20
e’を設けた構成とし、カバー40のガイドリブ41の
係合凸起41aが、この係合顎部20e’に係当する構
成としてある。
いる一方の係合溝20eを、該保持具本体20の厚さ方
向に略ストレートな、即ち、溝の深さ寸法を同一として
構成し、カバー40におけるガイドリブ41を容易に導
き入れる構成としてあると共に、他方の溝20eを、保
持具本体20の上端面20aの側で浅く、且つ底面20
bの側で深く構成し、この溝20e内に係合顎部20
e’を設けた構成とし、カバー40のガイドリブ41の
係合凸起41aが、この係合顎部20e’に係当する構
成としてある。
【0043】かかる構成を備えた保持具本体20は、前
記板材10の側端面10aに接している側を残して、こ
れと向き合っている側にある上端面20a部分を、前記
側端面10aに接している側と反対の側に開口する割欠
状凹部20gとして構成してあると共に、この割欠状凹
部20gの底面と面一の状態で、しかも該割欠状凹部2
0gの内奥側の両側端、この実施例にあっては、図にお
ける割欠状凹部20gの上下端部にあって、この割欠状
凹部20gから、この割欠状凹部20gの備えられてい
る側と反対の側に向けて孔状取付け部50B、50Bが
透孔20hとして、貫通状態に設けてある。
記板材10の側端面10aに接している側を残して、こ
れと向き合っている側にある上端面20a部分を、前記
側端面10aに接している側と反対の側に開口する割欠
状凹部20gとして構成してあると共に、この割欠状凹
部20gの底面と面一の状態で、しかも該割欠状凹部2
0gの内奥側の両側端、この実施例にあっては、図にお
ける割欠状凹部20gの上下端部にあって、この割欠状
凹部20gから、この割欠状凹部20gの備えられてい
る側と反対の側に向けて孔状取付け部50B、50Bが
透孔20hとして、貫通状態に設けてある。
【0044】ここで、保持具本体20に備えられる孔状
取付け部50Bは、前記板材10における孔状取付け部
50としての孔状取付け部50Aに対応して、該保持具
本体20に設けられているものであって、前記孔状取付
け部50Aと共に連結片30における差込み片31の挿
通、差し込まれる透孔20hとして構成してある。従っ
て、ここで保持具本体20に備えられる透孔20hは、
前記の孔51、51の開設位置に対応した位置にあり、
しかも、その断面形状及び寸法を相互に略共通とする態
様に構成してある。
取付け部50Bは、前記板材10における孔状取付け部
50としての孔状取付け部50Aに対応して、該保持具
本体20に設けられているものであって、前記孔状取付
け部50Aと共に連結片30における差込み片31の挿
通、差し込まれる透孔20hとして構成してある。従っ
て、ここで保持具本体20に備えられる透孔20hは、
前記の孔51、51の開設位置に対応した位置にあり、
しかも、その断面形状及び寸法を相互に略共通とする態
様に構成してある。
【0045】かかる構成よりなる保持具本体20を板材
10に取付ける手段として構成される連結片30は、前
記保持具本体20における凹部20g内に都合良く収ま
る形状及び寸法からなる本体部30aと、この本体部3
0aの両側部、この図示例にあっては、上下部から、夫
々同一の方向に突き出す差し込み片31、31が一体に
設けられた構成としてある。
10に取付ける手段として構成される連結片30は、前
記保持具本体20における凹部20g内に都合良く収ま
る形状及び寸法からなる本体部30aと、この本体部3
0aの両側部、この図示例にあっては、上下部から、夫
々同一の方向に突き出す差し込み片31、31が一体に
設けられた構成としてある。
【0046】かかる連結片30における本体部30a
は、その上下方向にある夫々側端面30b、30bが、
前記保持具本体20の凹部20gにおける立上り側面2
0g、20g’に接して収まり、且つ、差込み片31の
設けられている側と反対の面30cが、前記保持具本体
20の凹部20gを構成している開口側の上面30d
が、前記保持具本体20における上端面20aと面一と
なる構成、即ち、保持具本体20の凹部20gに対し
て、該連結片30が、略がたなく収まり合う形状、寸法
に構成してある。
は、その上下方向にある夫々側端面30b、30bが、
前記保持具本体20の凹部20gにおける立上り側面2
0g、20g’に接して収まり、且つ、差込み片31の
設けられている側と反対の面30cが、前記保持具本体
20の凹部20gを構成している開口側の上面30d
が、前記保持具本体20における上端面20aと面一と
なる構成、即ち、保持具本体20の凹部20gに対し
て、該連結片30が、略がたなく収まり合う形状、寸法
に構成してある。
【0047】尚、この連結片30の本体部30aには、
前記差込み片31、31の突設側にある上端面30dを
傾斜段差状の落し込み面として割欠き状に設けてあり、
この割欠き状の面を、該連結片30の抜き出し操作に際
しての引っ掛り部32としてある。
前記差込み片31、31の突設側にある上端面30dを
傾斜段差状の落し込み面として割欠き状に設けてあり、
この割欠き状の面を、該連結片30の抜き出し操作に際
しての引っ掛り部32としてある。
【0048】かかる連結片30に備えられる差込み片3
1、31は、該本体部30aの下面30eの下面と面一
に、該本体部30aに対して一体に設けられた板状片と
して構成してあり、該板状片としての差込み片31が、
前記本体部30aにおける上面30dと下面30eとの
向きを板厚方向として設けられている。又、この差込み
片31の先端部には、この差込み片31の突き出し方向
の向きに、該差込み片31の先端から基部側に向けて割
溝31aが設けてあり、この割溝31aの両側部分が、
弾性変形可能な係合片部31b、31bとしてある。更
に、この差込み片31の先端に備えられる係合片部31
bには、該差込み片31における幅方向の両側に夫々外
方に膨み出す係合凸部31cが、その先端側から、前記
差込み片31の基部方に傾斜するアール状の案内縁31
c’を備えた態様に設けてある。
1、31は、該本体部30aの下面30eの下面と面一
に、該本体部30aに対して一体に設けられた板状片と
して構成してあり、該板状片としての差込み片31が、
前記本体部30aにおける上面30dと下面30eとの
向きを板厚方向として設けられている。又、この差込み
片31の先端部には、この差込み片31の突き出し方向
の向きに、該差込み片31の先端から基部側に向けて割
溝31aが設けてあり、この割溝31aの両側部分が、
弾性変形可能な係合片部31b、31bとしてある。更
に、この差込み片31の先端に備えられる係合片部31
bには、該差込み片31における幅方向の両側に夫々外
方に膨み出す係合凸部31cが、その先端側から、前記
差込み片31の基部方に傾斜するアール状の案内縁31
c’を備えた態様に設けてある。
【0049】かくして構成される連結片30の各差込み
片31は、この差込み片31部分が、孔状取付け部50
としての前記保持具本体20における孔状取付け部50
Bに対して略がたなく挿通されると共に、この孔状取付
け部50Bから突き出している先端側が、前記板材10
における孔状取付け部50Aに対して略がたなく差し込
まれる形状、寸法に構成してある。
片31は、この差込み片31部分が、孔状取付け部50
としての前記保持具本体20における孔状取付け部50
Bに対して略がたなく挿通されると共に、この孔状取付
け部50Bから突き出している先端側が、前記板材10
における孔状取付け部50Aに対して略がたなく差し込
まれる形状、寸法に構成してある。
【0050】尚、ここで、保持具本体20と板材10と
に組付けられる連結片30は、その差込み片31の先端
側に割溝31aによって弾性変形可能な一対の係合片部
31b、31bを設けてあり、しかも、この各係合片部
31b、31bが、その板状片としての各係合片部31
b、31bを同一平面に置く構成としてあり、この結
果、この連結片30における各係合片部31bが、上下
方向に細長く設けられた板材10の孔状取付け部50A
の夫々の上面と、下面とに係当され、この孔状取付け部
50Aに対して確実に留めつけられると共に、この板材
10を、該連結片30における差込み片31の板幅方向
で支承できる構成とされている。
に組付けられる連結片30は、その差込み片31の先端
側に割溝31aによって弾性変形可能な一対の係合片部
31b、31bを設けてあり、しかも、この各係合片部
31b、31bが、その板状片としての各係合片部31
b、31bを同一平面に置く構成としてあり、この結
果、この連結片30における各係合片部31bが、上下
方向に細長く設けられた板材10の孔状取付け部50A
の夫々の上面と、下面とに係当され、この孔状取付け部
50Aに対して確実に留めつけられると共に、この板材
10を、該連結片30における差込み片31の板幅方向
で支承できる構成とされている。
【0051】次いで、前記の保持具本体20の外面を覆
うように取付けられているカバー40は、この保持具本
体20の上端面20aを覆う天板部40aと、この保持
具本体20の両側、この図示例にあっては上部の側端面
と下部の側端面とを覆う上側板部40b並びに下側板部
40cと、更に、連結片30の取付けられた保持具本体
20の面20jを覆う側板部40dとを備え、この側板
部40dに向き合っている側と、天板部40aに向き合
っている側とが開口された構成としてある。
うように取付けられているカバー40は、この保持具本
体20の上端面20aを覆う天板部40aと、この保持
具本体20の両側、この図示例にあっては上部の側端面
と下部の側端面とを覆う上側板部40b並びに下側板部
40cと、更に、連結片30の取付けられた保持具本体
20の面20jを覆う側板部40dとを備え、この側板
部40dに向き合っている側と、天板部40aに向き合
っている側とが開口された構成としてある。
【0052】かかるカバー40は、連結片30を備え
て、板材10に装着された保持具本体20を石膏釘70
などによって取付け対象物Aに止着した際に、この連結
片30の組付けられた保持具本体20を、略すっぽりと
覆う構成の形状、寸法としてあり、特に、上側板部40
bと、下側板部40cの内側の厚さ方向、即ち、各天板
部40aから、これに対向した開口側に向けてガイドリ
ブ41、41が設けてある。尚、このガイドリブ41、
41は、前記側板部40dの側にあるリブ41’が、前
記保持具本体20のストレートの係合溝20eに嵌まり
合う鉛直の形状に構成してあると共に、開口側にあるリ
ブ41”が、開口側端において、前記他の係合溝20e
における顎部20e’に係合する凸起41aを備えた構
成としてあり、このリブ41を、保持具本体20の各溝
20eに夫々組付けることによって、カバー40を当該
保持具本体20に対して着脱可能としてある。
て、板材10に装着された保持具本体20を石膏釘70
などによって取付け対象物Aに止着した際に、この連結
片30の組付けられた保持具本体20を、略すっぽりと
覆う構成の形状、寸法としてあり、特に、上側板部40
bと、下側板部40cの内側の厚さ方向、即ち、各天板
部40aから、これに対向した開口側に向けてガイドリ
ブ41、41が設けてある。尚、このガイドリブ41、
41は、前記側板部40dの側にあるリブ41’が、前
記保持具本体20のストレートの係合溝20eに嵌まり
合う鉛直の形状に構成してあると共に、開口側にあるリ
ブ41”が、開口側端において、前記他の係合溝20e
における顎部20e’に係合する凸起41aを備えた構
成としてあり、このリブ41を、保持具本体20の各溝
20eに夫々組付けることによって、カバー40を当該
保持具本体20に対して着脱可能としてある。
【0053】かくして構成された組付け板材にあって
は、例えば、連結片30を保持具本体20に対して組付
けると共に、組付けられた連結片30の差込み片31を
板材10の孔状取付け部50に差し込み係合する。この
状態で、板材10の位置決めをなして、石膏釘70など
を用いて該保持具本体20を石膏ボードなどの取付け対
象物Aに止着すると共に、カバー40を該保持具本体2
0に被装する。
は、例えば、連結片30を保持具本体20に対して組付
けると共に、組付けられた連結片30の差込み片31を
板材10の孔状取付け部50に差し込み係合する。この
状態で、板材10の位置決めをなして、石膏釘70など
を用いて該保持具本体20を石膏ボードなどの取付け対
象物Aに止着すると共に、カバー40を該保持具本体2
0に被装する。
【0054】あるいは又、取付け対象物Aに対して保持
具本体20を石膏釘などを用いて取付けると共に、この
保持具本体20対して、板材10を連結片30を用いて
組付け、且つ、これにカバー40を被装する。
具本体20を石膏釘などを用いて取付けると共に、この
保持具本体20対して、板材10を連結片30を用いて
組付け、且つ、これにカバー40を被装する。
【0055】かくして壁面などの取付け対象物Aに組付
けられた板材10は、前記のカバー40を取外すと共
に、連結片30を抜き出すことによって、板材10を、
当該取付け対象物Aから容易に取り外すことができる。
又、この取付け対象物Aに取付けられている保持具本体
20に対して、板材10を、その側端面10aを接して
添装すると共に、連結片30を用いて、これを確実に、
該保持具本体20に対して組付けることができる。
けられた板材10は、前記のカバー40を取外すと共
に、連結片30を抜き出すことによって、板材10を、
当該取付け対象物Aから容易に取り外すことができる。
又、この取付け対象物Aに取付けられている保持具本体
20に対して、板材10を、その側端面10aを接して
添装すると共に、連結片30を用いて、これを確実に、
該保持具本体20に対して組付けることができる。
【0056】かかる構成よりして、壁などの取付け対象
物Aに対して、板材10の装着、脱装が容易とされ、例
えば、壁などの化粧変えに用いている板材10を取替え
ることによってなし、あるいは用いている板材10の裏
表を使い分けることによってなすことができる。又、用
いている板材10を、機能的な構成、例えば、被支持物
Bの係合手段を備えている板材10に取替え構成し、あ
るいは板材10の一方の面を化粧面とし、且つ、他方の
面を、これらの溝状係合手段61などの機能的な構成を
備えた面として用意し、当該板材10を、随時、必要と
される面を表側に向けて当該壁面などの取付け対象物A
に組付け用いることができる。
物Aに対して、板材10の装着、脱装が容易とされ、例
えば、壁などの化粧変えに用いている板材10を取替え
ることによってなし、あるいは用いている板材10の裏
表を使い分けることによってなすことができる。又、用
いている板材10を、機能的な構成、例えば、被支持物
Bの係合手段を備えている板材10に取替え構成し、あ
るいは板材10の一方の面を化粧面とし、且つ、他方の
面を、これらの溝状係合手段61などの機能的な構成を
備えた面として用意し、当該板材10を、随時、必要と
される面を表側に向けて当該壁面などの取付け対象物A
に組付け用いることができる。
【0057】次いで、前記で構成される板材10におけ
る係合部60に支持される被支持物Bは、例えば典型的
な被支持物Bとしてフック材Baが用いられる。ここで
用いられる典型的な被支持物Bとしてのフック材Ba
は、前面板部81と内側板部82とを頚部83によって
連設し、この頚部83によって連設されている該前面板
部81と内側板部82との間に嵌め合い溝84を設けた
構成としてある。又、前面板部81からは、前上方に向
けて引っ掛け片85を一体に突設することによってフッ
ク材Baを構成している。
る係合部60に支持される被支持物Bは、例えば典型的
な被支持物Bとしてフック材Baが用いられる。ここで
用いられる典型的な被支持物Bとしてのフック材Ba
は、前面板部81と内側板部82とを頚部83によって
連設し、この頚部83によって連設されている該前面板
部81と内側板部82との間に嵌め合い溝84を設けた
構成としてある。又、前面板部81からは、前上方に向
けて引っ掛け片85を一体に突設することによってフッ
ク材Baを構成している。
【0058】かかるフック材Baを、前記化粧板10の
側端から、前記内側板部82を前記拡幅溝状部61a’
に位置づけ、且つ、幅狭溝状部61a”内に該フック材
Baの頚部83が収まるようにして、該フック材Ba
を、溝状係合手段61内に押し入れることによって、当
該フック材Baは、その内側板部82の背面側を拡幅溝
状部61a’の内側面に、又、前面を拡幅溝状部61
a’の開口側の内側の面によって支承され、また、前面
板部81の内側面を化粧板10の面xに接した状態とし
て、幅狭溝状部61a”内に頚部83が収め入れられた
状態で、該幅狭溝状部61に沿って、滑かに、且つ、が
たつきなく摺動案内される構成とさしてある。
側端から、前記内側板部82を前記拡幅溝状部61a’
に位置づけ、且つ、幅狭溝状部61a”内に該フック材
Baの頚部83が収まるようにして、該フック材Ba
を、溝状係合手段61内に押し入れることによって、当
該フック材Baは、その内側板部82の背面側を拡幅溝
状部61a’の内側面に、又、前面を拡幅溝状部61
a’の開口側の内側の面によって支承され、また、前面
板部81の内側面を化粧板10の面xに接した状態とし
て、幅狭溝状部61a”内に頚部83が収め入れられた
状態で、該幅狭溝状部61に沿って、滑かに、且つ、が
たつきなく摺動案内される構成とさしてある。
【0059】かかるフック部材Baは、図12及び図1
3に示されるように、前面板部81に取付けられる頚部
83と、これに連設される内側板部82とを、略正方形
の形状のものとして用意することで、前記溝状掛合部6
1に対して、いずれの向きからも組付け得るように構成
してあっても良い。
3に示されるように、前面板部81に取付けられる頚部
83と、これに連設される内側板部82とを、略正方形
の形状のものとして用意することで、前記溝状掛合部6
1に対して、いずれの向きからも組付け得るように構成
してあっても良い。
【0060】また、かかるフック材Baに対して前記で
構成されているフック材Baにおける内側板部82を、
図14〜図17に示すように、上下方向で長く、横幅方
向において、前記幅狭溝状部61a”に対して挿入可能
で、且つ、前記頚部83を回動可能な寸法に構成してあ
っても良い。特に、この頚部83の縦断面形状を図16
及び図17に示すように円形とした場合にあっては、こ
の内側板部82における横幅方向の寸法を頚部83の直
径寸法と同一、又は、これより短かい寸法に構成するこ
とによってフック材Baを構成することができる。
構成されているフック材Baにおける内側板部82を、
図14〜図17に示すように、上下方向で長く、横幅方
向において、前記幅狭溝状部61a”に対して挿入可能
で、且つ、前記頚部83を回動可能な寸法に構成してあ
っても良い。特に、この頚部83の縦断面形状を図16
及び図17に示すように円形とした場合にあっては、こ
の内側板部82における横幅方向の寸法を頚部83の直
径寸法と同一、又は、これより短かい寸法に構成するこ
とによってフック材Baを構成することができる。
【0061】かかる寸法差のある内側板部82を頚部8
3の先端側に設けた場合にあっては、当該フック材Ba
を溝状掛合手段61の前方から、随時、随意に組付け、
あるいは取外すことができる。即ち、かかる構成よりな
るフック材Baを用意し、このフック材Baにおける内
側板部82を、この内側板部82における長幅側を幅狭
溝状部61a”の長さ方向に揃えた状態で、このフック
材Baの先端を溝状部61a内に差し入れ、更に、この
フック材Baを略90度捻ることによって、このフック
材Baにおける内側板部82の長幅側を、夫々突縁61
b、61bに係当状態にして、該フック材Baを、溝状
掛合手段61に対して、摺動自在に組付け構成すること
ができる。
3の先端側に設けた場合にあっては、当該フック材Ba
を溝状掛合手段61の前方から、随時、随意に組付け、
あるいは取外すことができる。即ち、かかる構成よりな
るフック材Baを用意し、このフック材Baにおける内
側板部82を、この内側板部82における長幅側を幅狭
溝状部61a”の長さ方向に揃えた状態で、このフック
材Baの先端を溝状部61a内に差し入れ、更に、この
フック材Baを略90度捻ることによって、このフック
材Baにおける内側板部82の長幅側を、夫々突縁61
b、61bに係当状態にして、該フック材Baを、溝状
掛合手段61に対して、摺動自在に組付け構成すること
ができる。
【0062】かかる板材10に備えられる掛合部60
は、前記において示される溝状掛合手段61、即ち、突
縁61b、61bを備えさせることによって、拡幅溝状
部61a’と幅狭溝状部61a”とを備えた構成と共
に、例えば、単純に四角形断面をなす溝の溝内下面、又
は溝内上面、又は溝内上下面に、夫々溝の長さ方向に亘
って係合リブを設けるようにした構成のものであっても
良い。又、ここで構成される掛合部60は、例えば断面
四角形状をなす孔に対し、この孔の上部、又は下部、又
は中央部分で、この孔を外側に連通するスリットを設け
るようになすことによって構成してあっても良い。更
に、ここで構成される掛合部60は、例えば、断面円形
状をなす孔に対し、この孔の上部、又は下部、又は中央
部分で、該孔を内外に連通するスリットによって構成し
てあっても良い。
は、前記において示される溝状掛合手段61、即ち、突
縁61b、61bを備えさせることによって、拡幅溝状
部61a’と幅狭溝状部61a”とを備えた構成と共
に、例えば、単純に四角形断面をなす溝の溝内下面、又
は溝内上面、又は溝内上下面に、夫々溝の長さ方向に亘
って係合リブを設けるようにした構成のものであっても
良い。又、ここで構成される掛合部60は、例えば断面
四角形状をなす孔に対し、この孔の上部、又は下部、又
は中央部分で、この孔を外側に連通するスリットを設け
るようになすことによって構成してあっても良い。更
に、ここで構成される掛合部60は、例えば、断面円形
状をなす孔に対し、この孔の上部、又は下部、又は中央
部分で、該孔を内外に連通するスリットによって構成し
てあっても良い。
【0063】又、ここで構成される掛合部60は、前記
実施例におけるように溝状掛合手段61として構成する
ことなく、例えば、孔状掛合手段として構成してあって
も良い。かかる掛合手段としては、例えば、円形の差し
込み孔などの内奥側に拡い孔部を備えることによって、
孔の入口側に内側板部82の引っ掛かる突出部を備えた
ものであれば良く、円形の孔、楕円形の孔、ダルマ穴状
の孔など、いかなる形状の孔であっても良い。
実施例におけるように溝状掛合手段61として構成する
ことなく、例えば、孔状掛合手段として構成してあって
も良い。かかる掛合手段としては、例えば、円形の差し
込み孔などの内奥側に拡い孔部を備えることによって、
孔の入口側に内側板部82の引っ掛かる突出部を備えた
ものであれば良く、円形の孔、楕円形の孔、ダルマ穴状
の孔など、いかなる形状の孔であっても良い。
【0064】又、叙上において、化粧板10における掛
合部60に対して引っ掛け用いられる被支持物Bは前記
フック材Baに代えて、例えば、石鹸受けなどの各種受
け具、各種の小型棚具などの適宜物品の保持手段であっ
ても良く、これらの保持手段に対して、前記掛合部60
に掛合する掛合部材を備えさせることで、前記化粧板1
0の掛合部60に、当該保持手段を引っ掛け用いるよう
にしてあっても良い。例えば、前記フック材Baを用い
て、ブラシ類、ハンドバッグ類、スポンジ類、靴ベラ、
カゴ類、ハンガー類、キー類などのように、それ自体が
前記フック材Baに掛合され得るものの懸吊をなすこと
ができる。
合部60に対して引っ掛け用いられる被支持物Bは前記
フック材Baに代えて、例えば、石鹸受けなどの各種受
け具、各種の小型棚具などの適宜物品の保持手段であっ
ても良く、これらの保持手段に対して、前記掛合部60
に掛合する掛合部材を備えさせることで、前記化粧板1
0の掛合部60に、当該保持手段を引っ掛け用いるよう
にしてあっても良い。例えば、前記フック材Baを用い
て、ブラシ類、ハンドバッグ類、スポンジ類、靴ベラ、
カゴ類、ハンガー類、キー類などのように、それ自体が
前記フック材Baに掛合され得るものの懸吊をなすこと
ができる。
【0065】また、各種ビンなどの容器の受け箱、小物
入れケース、石鹸ケース、靴磨きセットケース、ゴミ
箱、ペン立てセット、カレンダーセット、CDケース、
ホワイトボード、フォトスタンド、ネクタイハンガーバ
ー、タオル掛け、鏡、物干し竿、押し入れ用棚板など
に、前記溝状掛合手段61に対して摺動可能に組付けら
れる掛合手段を設け、これらの各部品を、直接、前記の
板材10に対して支承させるようにして用いることがで
きる。
入れケース、石鹸ケース、靴磨きセットケース、ゴミ
箱、ペン立てセット、カレンダーセット、CDケース、
ホワイトボード、フォトスタンド、ネクタイハンガーバ
ー、タオル掛け、鏡、物干し竿、押し入れ用棚板など
に、前記溝状掛合手段61に対して摺動可能に組付けら
れる掛合手段を設け、これらの各部品を、直接、前記の
板材10に対して支承させるようにして用いることがで
きる。
【0066】図18は、第2実施例に係る保持具本体2
0を示すものであって、この保持具本体20は、前記実
施例において示された夫々の板材10毎に対応して設け
られた保持具本体20に対して、かかる保持具本体20
…20を任意複数個一体に連設された状態として保持具
本体20を構成したものである。
0を示すものであって、この保持具本体20は、前記実
施例において示された夫々の板材10毎に対応して設け
られた保持具本体20に対して、かかる保持具本体20
…20を任意複数個一体に連設された状態として保持具
本体20を構成したものである。
【0067】かかる図18に示される保持具本体20に
あっては、この保持具本体20に組付けられる各連結片
30に対応して、複数枚の板材10…10を、該保持具
本体20に対して並設状態に組付け用いることができ
る。又、かかる図18に示される保持具本体20にあっ
ては、保持具本体20に組付けられる連結片30…30
の複数個を利用して、一枚の板材10を、該保持具本体
20に対して組付け用いることができる。更に、この図
18に示される実施例にあっては、カバー40を、この
保持具本体20の全体を覆う構成とし、又は一部分づつ
を連続して覆う複数個のカバー40…40として構成し
ても良く、組付けられる板材10の側方に、特有の意匠
的な縁面を構成できる特長を有している。
あっては、この保持具本体20に組付けられる各連結片
30に対応して、複数枚の板材10…10を、該保持具
本体20に対して並設状態に組付け用いることができ
る。又、かかる図18に示される保持具本体20にあっ
ては、保持具本体20に組付けられる連結片30…30
の複数個を利用して、一枚の板材10を、該保持具本体
20に対して組付け用いることができる。更に、この図
18に示される実施例にあっては、カバー40を、この
保持具本体20の全体を覆う構成とし、又は一部分づつ
を連続して覆う複数個のカバー40…40として構成し
ても良く、組付けられる板材10の側方に、特有の意匠
的な縁面を構成できる特長を有している。
【0068】尚、この図18に示される保持具本体20
は、前記図1〜図17に示される実施例として構成され
る保持具本体20と同一、又は実質的に同一の構成とし
てあり、同一、又は実質的に同一の構成部分については
同一の番号を付して説明を省略する。また、この図18
に示される保持具本体20に組付け用いられる板材1
0、及び、この板材10の取付けに用いられる各連結片
30…30と、該保持具本体20の被装に用いられるカ
バー40とは、いずれも、前記と同一、又は実質的に同
一の構成のものを用いて組付け板材の構成をなすように
している。
は、前記図1〜図17に示される実施例として構成され
る保持具本体20と同一、又は実質的に同一の構成とし
てあり、同一、又は実質的に同一の構成部分については
同一の番号を付して説明を省略する。また、この図18
に示される保持具本体20に組付け用いられる板材1
0、及び、この板材10の取付けに用いられる各連結片
30…30と、該保持具本体20の被装に用いられるカ
バー40とは、いずれも、前記と同一、又は実質的に同
一の構成のものを用いて組付け板材の構成をなすように
している。
【0069】図19〜図26は、叙上において構成され
た第1実施例に係る組付け板材を、夫々の取付け対象物
Aに備えさせた状態を示しているものであって、図19
では壁面の一部として当該壁面の化粧と共に各種物品の
吊り下げ面として構成している。
た第1実施例に係る組付け板材を、夫々の取付け対象物
Aに備えさせた状態を示しているものであって、図19
では壁面の一部として当該壁面の化粧と共に各種物品の
吊り下げ面として構成している。
【0070】次いで、図20では、居室の隅部を利用し
て物干し竿の取付け手段として、又、なげし部分を利用
してハンガーなどの取付け手段として、更に収納庫内に
おける棚板材の受け手段などとして用いられる態様を、
図21では、システムキッチンにおける収納庫の懸支手
段として、例えば、カゴ類、ゴミ箱、調理器具の懸吊収
納の手段として用いられる態様を示している。図22で
は、バスユニットなどにあって、洗い場の壁面に、タオ
ル掛け、シャンプー類の保持ケース、石鹸入れ、スポン
ジなどを保持する手段として用いられる態様を、又、図
23では、下駄箱などのキャビネットにあって、その扉
面に、鏡、靴ベラ、靴磨セットケースなどの保持手段と
して用いられる態様を示している。更に、図24では、
洋服タンスに用いた態様を示すものであり、例えば、小
物入れケース、スプレー入れケースなどの保持手段、ネ
クタイハンガーの保持手段、ハンドバッグ、ブラシ類の
吊下げ手段などとして用いることができる。又、図25
は、学習机の前面に用いた態様を図26はオフィスパー
テーションに用いた態様を夫々示すものであって、これ
にホワイトボード、CDケース、カレンダー、フォトス
タンド、ペン立てなどを取付け用い、あるいは、キー類
などを吊り下げ用いることができる。
て物干し竿の取付け手段として、又、なげし部分を利用
してハンガーなどの取付け手段として、更に収納庫内に
おける棚板材の受け手段などとして用いられる態様を、
図21では、システムキッチンにおける収納庫の懸支手
段として、例えば、カゴ類、ゴミ箱、調理器具の懸吊収
納の手段として用いられる態様を示している。図22で
は、バスユニットなどにあって、洗い場の壁面に、タオ
ル掛け、シャンプー類の保持ケース、石鹸入れ、スポン
ジなどを保持する手段として用いられる態様を、又、図
23では、下駄箱などのキャビネットにあって、その扉
面に、鏡、靴ベラ、靴磨セットケースなどの保持手段と
して用いられる態様を示している。更に、図24では、
洋服タンスに用いた態様を示すものであり、例えば、小
物入れケース、スプレー入れケースなどの保持手段、ネ
クタイハンガーの保持手段、ハンドバッグ、ブラシ類の
吊下げ手段などとして用いることができる。又、図25
は、学習机の前面に用いた態様を図26はオフィスパー
テーションに用いた態様を夫々示すものであって、これ
にホワイトボード、CDケース、カレンダー、フォトス
タンド、ペン立てなどを取付け用い、あるいは、キー類
などを吊り下げ用いることができる。
【0071】
【発明の効果】本発明は叙上における特長ある構成、特
に、組付け板材を、板材10と、この板材10の少なく
とも一方の側端10aに添って備えられて取付け対象物
に止着して用いられる保持具本体20と、この保持具本
体20及び該保持具本体20の側方に位置づけられる前
記板材10とを着脱可能に連結する連結片30とにより
構成してあることから、板材10は一旦取付けた後にあ
っても、比較的容易に他の板材10との取替え、又は該
板材10の裏返し組付けが可能とされる特長を有してい
る。
に、組付け板材を、板材10と、この板材10の少なく
とも一方の側端10aに添って備えられて取付け対象物
に止着して用いられる保持具本体20と、この保持具本
体20及び該保持具本体20の側方に位置づけられる前
記板材10とを着脱可能に連結する連結片30とにより
構成してあることから、板材10は一旦取付けた後にあ
っても、比較的容易に他の板材10との取替え、又は該
板材10の裏返し組付けが可能とされる特長を有してい
る。
【0072】更に、かかる板材10の取替え、又は該板
材10の裏返えし組付けが、取付け対象物Aの化粧面を
損うことなくなすことができる特長を有している。
材10の裏返えし組付けが、取付け対象物Aの化粧面を
損うことなくなすことができる特長を有している。
【0073】更に又、組付け板材を、板材10が、この
板材10の少なくとも一方の側端10aに添って備えら
れた保持具本体20に対して、連結片30により連結さ
れると共に、この連結片を30を備えられた保持具本体
20が、該保持具本体20に対して着脱可能に備えらる
カバー40で覆われる構成としてあることから、板材1
0は、その取付け面において取付け手段が都合良く隠さ
れることとなり、外観のすっきりとした取付け状態とさ
れる特長を有している。
板材10の少なくとも一方の側端10aに添って備えら
れた保持具本体20に対して、連結片30により連結さ
れると共に、この連結片を30を備えられた保持具本体
20が、該保持具本体20に対して着脱可能に備えらる
カバー40で覆われる構成としてあることから、板材1
0は、その取付け面において取付け手段が都合良く隠さ
れることとなり、外観のすっきりとした取付け状態とさ
れる特長を有している。
【0074】更に、連結片30を、一対の平行な差込み
片31、31を備え、且つ、この差し込み片31を保持
具本体20と、この保持具本体20の側方に位置づけら
れる板材10の側端部とに連通するように開設されてい
る一対の孔状取付け部50に対して、前記保持具本体2
0の側から抜き挿し可能に差し込み装着される構成とし
てあることから、板材10が、壁面などに対して安定
に、例えば水平状態を保って取付けられる特長を有して
いる。
片31、31を備え、且つ、この差し込み片31を保持
具本体20と、この保持具本体20の側方に位置づけら
れる板材10の側端部とに連通するように開設されてい
る一対の孔状取付け部50に対して、前記保持具本体2
0の側から抜き挿し可能に差し込み装着される構成とし
てあることから、板材10が、壁面などに対して安定
に、例えば水平状態を保って取付けられる特長を有して
いる。
【0075】更に又、板材10を、この板材10によっ
て支持される被支持物Bの掛合部60を備えている構成
としてあることから、この組付け板材を用いて各種の被
支持物Bの保持をなすことができる特長を有している。
て支持される被支持物Bの掛合部60を備えている構成
としてあることから、この組付け板材を用いて各種の被
支持物Bの保持をなすことができる特長を有している。
【0076】又、更に、板材10に備えられている被支
持物Bの掛合部60を、溝状掛合手段、又は孔状掛合手
段である構成としてあることから、被支持物Bを溝状掛
合手段の任意の位置で保持し、又は保持された被支持物
Bを任意の位置に移動して用いることができ、又は、孔
状掛合手段によって、特定位置に安定に保持することが
できる特長を有している。
持物Bの掛合部60を、溝状掛合手段、又は孔状掛合手
段である構成としてあることから、被支持物Bを溝状掛
合手段の任意の位置で保持し、又は保持された被支持物
Bを任意の位置に移動して用いることができ、又は、孔
状掛合手段によって、特定位置に安定に保持することが
できる特長を有している。
【図1】第1実施例に係る組付け板材の要部部品の分離
斜視図
斜視図
【図2】同板材10の取付け状態を正面から見て示す縦
断面図
断面図
【図3】同側面から見た縦断面図
【図4】連結片30の抜き取り状態を正面から見て示す
縦断面図
縦断面図
【図5】板材10の取り外し状態を正面から見て示す縦
断面図
断面図
【図6】同側面から見た縦断面図
【図7】保持具本体の正面図
【図8】同側面図
【図9】図7のx−x矢視断面図
【図10】図7のy−y矢視断面図
【図11】同平面図
【図12】被支持物の斜視図
【図13】同背面図
【図14】他の被支持物の斜視図
【図15】同背面図
【図16】更に他の被支持物の斜視図
【図17】同背面図
【図18】第2実施例に係る保持具本体の要部斜視図
【図19】使用状態を示す斜視図
【図20】他の使用状態を示す斜視図
【図21】更に他の使用状態を示す斜視図
【図22】更に他の使用状態を示す斜視図
【図23】更に他の使用状態を示す斜視図
【図24】更に他の使用状態を示す斜視図
【図25】更に他の使用状態を示す斜視図
【図26】更に他の使用状態を示す斜視図
10 板材 20 保持具本体 30 連結片 31 差込み片 40 カバー 50 孔状取付け部 60 掛合部 61 溝状掛合手段 A 取付け対象物 B 被支持物
Claims (7)
- 【請求項1】 板材と、 この板材の少なくとも一方の側端に添って備えられて取
付け対象物に止着して用いられる保持具本体と、 この保持具本体及び該保持具本体の側方に位置づけられ
る前記板材とを着脱可能に連結する連結片とよりなるこ
とを特徴とする組付け板材。 - 【請求項2】 一体に構成された保持具本体の側方に並
設される複数本の板材が、前記保持具本体に対して夫々
に連結片によって着脱可能に連結されることを特徴とす
る請求項1記載に係る組付け板材。 - 【請求項3】 板材が、この板材の少なくとも一方の側
端に添って備えられた保持具本体に対して、連結片によ
り連結されると共に、この連結片を備えられた保持具本
体が、該保持具本体に対して着脱可能に備えらるカバー
で覆われることを特徴とする請求項1、又は請求項2記
載に係る組付け板材。 - 【請求項4】 連結片が、保持具本体と、この保持具本
体の側方に位置づけられる板材の側端部とに連通するよ
うに開設されている孔状取付け部に対して、前記保持具
本体の側から抜き差し可能に装着されることを特徴とす
る請求項1、又は請求項2記載に係る組付け板材。 - 【請求項5】 連結片が、一対の平行な差込み片を備え
ていると共に、保持具本体と、この保持具本体の側方に
位置づけられる板材の側端部とに連通するように開設さ
れている一対の孔状取付け部に対して、前記保持具本体
の側から抜き差し可能に差込み片を差し込み装着される
ことを特徴とする請求項4記載に係る組付け板材。 - 【請求項6】 板材が、この板材によって支持される被
支持物の掛合部を備えていることを特徴とする請求項
1、又は請求項2記載に係る組付け板材。 - 【請求項7】 板材に備えられている被支持物の掛合部
が、溝状掛合手段、又は孔状掛合手段であることを特徴
とする請求項6記載に係る組付け板材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14000095A JPH08308657A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 組付け板材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14000095A JPH08308657A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 組付け板材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08308657A true JPH08308657A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=15258607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14000095A Pending JPH08308657A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 組付け板材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08308657A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10257719A (ja) * | 1997-01-07 | 1998-09-25 | Mabuchi Motor Co Ltd | 小型モータ |
-
1995
- 1995-05-15 JP JP14000095A patent/JPH08308657A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10257719A (ja) * | 1997-01-07 | 1998-09-25 | Mabuchi Motor Co Ltd | 小型モータ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5141300A (en) | Wall-mounted jewelry cabinet assembly | |
US5496104A (en) | Outer decorative door assembly for domestic appliances | |
US7938279B2 (en) | Wall-hanging snap-in organizer device | |
KR101577814B1 (ko) | 선반의 맞춤형 설치가 가능한 아트월 | |
US4396240A (en) | Storage system | |
AU2012355972B2 (en) | Cabinets and mirrors selectively mounted on hinges supporting roomdoors on door frames, hinges for such mountings, and methods for so mounting | |
KR20090048622A (ko) | 제거가능한 부속품을 구비하는 벽 장착가능한 와이어 그리드 오거나이저 시스템 | |
US20090212674A1 (en) | Modular Cabinet Storage System For Toilets | |
KR102092626B1 (ko) | 시스템 가구 구조 | |
JPH08308657A (ja) | 組付け板材 | |
US20060206999A1 (en) | Toilet seat cover with secure compartmented internal storage | |
JP7264628B2 (ja) | 物品掛け具 | |
US10352094B1 (en) | Storage system within a door | |
JP5055073B2 (ja) | ワゴンユニット | |
US20110278244A1 (en) | Decorative wall hanging having a dropdown storage shelf | |
KR200374472Y1 (ko) | 주방가구용 도어 | |
KR200326166Y1 (ko) | 옷장 문짝 부착용 다용도 소품 보관걸이구 | |
KR100947586B1 (ko) | 벽면 고정형 선반 | |
JPH11127994A (ja) | 補助棚付引出し | |
CN218528588U (zh) | 一种置物日用品用快装固定结构 | |
US20230190052A1 (en) | Bathroom Space Saver and Organizer | |
KR200411323Y1 (ko) | 조립식 코너 선반 | |
JPH0452393Y2 (ja) | ||
JP2001128867A (ja) | 洗面器ユニット | |
KR960004644Y1 (ko) | 다용도 조립식 진열대 |