JPH08308127A - ニッケル・カドミウム電池自動充電装置 - Google Patents

ニッケル・カドミウム電池自動充電装置

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JPH08308127A
JPH08308127A JP7127532A JP12753295A JPH08308127A JP H08308127 A JPH08308127 A JP H08308127A JP 7127532 A JP7127532 A JP 7127532A JP 12753295 A JP12753295 A JP 12753295A JP H08308127 A JPH08308127 A JP H08308127A
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JP
Japan
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battery
nickel
voltage
circuit
charging
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JP7127532A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Kuwano
満 桑野
Toshiyuki Suzuki
俊幸 鈴木
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SANI CLEAN HONBU KK
Original Assignee
SANI CLEAN HONBU KK
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ニッケル・カドミウム電池を自動充電する装
置の提供。 【構成】 電圧認知回路2が電池ホルダー1にセットさ
れたニッケル・カドミウム電池3の端子電圧を自己の内
部に有する基準電圧発生回路からの基準電圧と比較して
判断認知し、放電回路5が上記の電圧認知回路2により
そのニッケル・カドミウム電池3に所定の電圧が残存す
ると判断されたときに、そのニッケル・カドミウム電池
3を負荷抵抗R4を通じて放電させる。充電回路6が上
記の放電回路5によりそのニッケル・カドミウム電池3
の放電が完了されたことが上記の電圧認知回路2により
確認された場合に、あるいはそのニッケル・カドミウム
電池3に最初から所定の電圧が存在しないと判断された
場合に、そのニッケル・カドミウム電池3に充電する。 【効果】 ニッカドケル・カドミウム電池のメモリ効果
と言う欠点を防止出来、電池寿命を向上せた。その上
に、この動作を電子回路で自動的に行うものとしたゆえ
に、省力化ができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広くは充電器に関する
ものであり、特にニッケル・カドミウム電池の充電器に
関するものである。就中、業務用のニッケル・カドミウ
ム電池を自動充電する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ニッケル・カドミウム電池は、手
軽に充電可能なのでその充電器と共に充電用電気かみそ
りや携帯テレビ等その応用範囲が広い。ただし、その充
電器は非常にシンプルなもので、電圧トランスと整流回
路のみで特に工夫されたものではない。すなわち、100
Vの交流電圧を低圧の直流に変換するアダプター程度の
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】まず、ニッケル・カド
ミウム電池及びニッケル・カドミウム電池用充電器の開
発概況から述べる。本願特許出願人のグル−プ全体で、
芳香器等に使用されている単一マンガン電池の数量は、
毎月20万個以上と推定されている。しかし、このマン
ガン電池は使い捨てのため、使用後の電池は、各営業所
等でまとめて産業廃棄物として処理している。これに関
しては、廃棄業者も少なく、また廃棄に一個当り約10
円の経費が掛かっている。また、電池に含まれる有害物
質の流出で環境問題にもなっている。そこで、マンガン
電池と互換性があり、繰り返し使用の出来るニッケル・
カドミウム電池に変更する事により上記問題を解消する
ための製品開発をした。
【0004】しかして、ニッケル・カドミウム電池は、
充電が可能なためにリサイクル電池として各種の機器に
大いに使用されている。しかし、この電池には、一般に
は余り知られていないが、充電量のメモリ効果と言う欠
点がある。すなわち、ニッケル・カドミウム電池は、そ
の電池の電気残存容量が沢山あるにも関わらず残存状態
で充電すると、ニッケル・カドミウム電池のメモリ効果
により、その電池は以後の充電量が減少してしまうと言
う性質がある。たとえば、その電池の使用電力容量の5
0%が残っているにも関わらずその時点でそのニッケル
・カドミウム電池に充電すると、そのニッケル・カドミ
ウム電池の充電容量は、本来の充電容量の50%に減少
してしまうと言う基本的な性質がある。そして、これを
繰り返すと、その充電容量の半減が繰り返されることに
なって、その寿命を著しく縮めてしまう。
【0005】もちろん、これが1度や2度の繰り返しで
その充電容量が極端に減少するものではないが、これ
が、経常的に行なわれるとそのメモリ効果が生じて来る
のである。そして、これが、充電用電気かみそり程度の
小容量のものではそれほど問題になるものではないが、
業務用の大容量のもので繰り返し充電頻度の大きなもの
ではこれを無視することはできない。ちなみに、本願発
明の一実施例で使用のニッケル・カドミウム電池は、P-
400D(松下電池工業製)で、一般に市販されているもの
と違い、大容量タイプのものである。そして、500 回以
上の充放電が可能であり、約5年間使用可能な長寿命の
ものである。
【0006】そこで、このニッケル・カドミウム電池を
充電する場合は、まずその残存電圧を計り、所定の電圧
がある場合はそれを放電して、その放電の確認後に充電
を開始し、一方、所定の電圧がないと確認した場合は直
ちに充電を開始し、共に所定の電圧に至ったときにその
充電を停止すると言う手順が取られる。しかして、この
充電用ニッケル・カドミウム電池が数個程度のものなら
この作業も手作業で出来るが、これが業務用に大量に繰
り返されるとなると、手作業では能率の点からも人権費
の点からも大きな問題となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるニッケル
・カドミウム電池自動充電装置は、以上の技術的な問題
点に鑑みて、回収したニッケル・カドミウム電池の残存
電圧の確認と放充電の動作を電子回路を用いた自動的な
ものとした。
【0008】以下に、本発明のニッケル・カドミウム電
池自動充電装置の具体的な構成を詳細に記載する。最初
に、本発明の請求項1に記載した発明の構成を説明す
る。これはまず、ニッケル・カドミウム電池がセットさ
れる電池ホルダーがある。つぎに、電圧認知回路があ
る。この電圧認知回路は、上記の電池ホルダーにセット
されたニッケル・カドミウム電池の端子電圧を認知する
ものである。そして、放電回路がある。この放電回路
は、上記の電圧認知回路によりニッケル・カドミウム電
池に所定の電圧が残存すると判断されたときに、そのニ
ッケル・カドミウム電池を放電させるものである。
【0009】さらに、充電回路がある。この充電回路
は、上記の放電回路によりそのニッケル・カドミウム電
池の放電が完了されたことが上記の電圧認知回路により
確認された場合に、そのニッケル・カドミウム電池に充
電する。あるいは、そのニッケル・カドミウム電池に最
初から所定の電圧が存在しないと判断された場合に、そ
のニッケル・カドミウム電池に充電する。そして、その
ニッケル・カドミウム電池が所定の電圧に至るまで充電
されたと上記の電圧認知回路により判断された場合に、
その充電を停止するものである。
【0010】つぎに、本発明にかかるニッケル・カドミ
ウム電池自動充電装置の請求項2に記載した発明の構成
を説明する。この発明は、まず、ニッケル・カドミウム
電池がセットされる電池ホルダーがある。つぎに、電圧
認知回路がある。この電圧認知回路は、上記の電池ホル
ダーにセットされたニッケル・カドミウム電池の端子電
圧を自己の内部に有する基準電圧発生回路からの基準電
圧と比較して判断認知するものであって、制御ICの電
圧認知回路部分を主とする回路より成るものである。そ
して、放電回路がある。この放電回路は、上記の電圧認
知回路によりニッケル・カドミウム電池に所定の電圧が
残存すると判断されたときに、そのニッケル・カドミウ
ム電池を負荷抵抗を通じて放電させるものであって制御
ICの放電回路部分を主とするものである。
【0011】さらに、充電回路がある。この充電回路
は、上記の放電回路によりそのニッケル・カドミウム電
池の放電が完了されたことが上記の電圧認知回路により
確認された場合に、充電電流制御用半導体回路を通じて
そのニッケル・カドミウム電池に充電する。あるいは、
そのニッケル・カドミウム電池に最初から所定の電圧が
存在しないと判断された場合に、その充電電流制御用半
導体回路を通じてそのニッケル・カドミウム電池に充電
する。そして、そのニッケル・カドミウム電池が所定の
電圧に至るまで充電されたと上記の電圧認知回路によっ
て判断された場合に、その充電を停止するものであって
制御ICの充電回路部分を主とするものである。
【0012】
【作用】本発明にかかるニッケル・カドミウム電池自動
充電装置は、以上のごとき構成に為したゆえに以下のご
とき作用が生じた。最初に、本発明にかかるニッケル・
カドミウム電池自動充電装置の請求項1に記載した発明
の作用を説明する。この発明はまず、電圧認知回路が、
上記の電池ホルダーにセットされたニッケル・カドミウ
ム電池の端子電圧を認知する。そして、放電回路が、上
記の電圧認知回路によりニッケル・カドミウム電池に所
定の電圧が残存すると判断されたときに、そのニッケル
・カドミウム電池を放電させる。
【0013】さらに、充電回路が、上記の放電回路によ
りそのニッケル・カドミウム電池の放電が完了されたこ
とが上記の電圧認知回路により確認された場合に、ある
いはそのニッケル・カドミウム電池に最初から所定の電
圧が存在しないと判断された場合に、そのニッケル・カ
ドミウム電池に充電し、そのニッケル・カドミウム電池
が所定の電圧に至るまで充電されたと上記の電圧認知回
路により判断された場合にその充電を停止する。
【0014】つぎに、本発明にかかるニッケル・カドミ
ウム電池自動充電装置の請求項2に記載した発明の作用
を説明する。この発明はまず、制御ICの電圧認知回路
部分を主とする回路より成る電圧認知回路が、上記の電
池ホルダーにセットされたニッケル・カドミウム電池の
端子電圧を自己の内部に有する基準電圧発生回路からの
基準電圧と比較して判断認知する。そして、放電回路
が、上記の電圧認知回路によりニッケル・カドミウム電
池に所定の電圧が残存すると判断されたときに、そのニ
ッケル・カドミウム電池を負荷抵抗を通じて放電させる
ものであって制御ICの放電回路部分を主とするもので
ある。
【0015】さらに、充電回路がある。この充電回路
は、上記の放電回路によりそのニッケル・カドミウム電
池の放電が完了されたことが上記の電圧認知回路により
確認された場合に、あるいはそのニッケル・カドミウム
電池に最初から所定の電圧が存在しないと判断された場
合に、充電電流制御用半導体回路ーを通じてそのニッケ
ル・カドミウム電池に充電し、そのニッケル・カドミウ
ム電池が所定の電圧に至るまで充電されたと上記の電圧
認知回路により判断された場合にその充電を停止するも
のであする。
【0016】
【実施例】以下に、本発明にかかるニッケル・カドミウ
ム電池自動充電装置をその一実施例を用いて添付の図面
と共に詳細に述べる。まず、ニッケル・カドミウム電池
がセットされる電池ホルダー1がある(図2を参照)。
なお、図1と2において、1aと1bは、電池ホルダー
1の端子である。つぎに、電圧認知回路2がある。この
電圧認知回路2は、上記の電池ホルダー1にセットされ
たニッケル・カドミウム電池3の端子電圧を自己の内部
に有する基準電圧発生回路からの基準電圧と比較して判
断認知するものであって、その制御IC 4の電圧認知
回路部分を主とする回路より成るものである。この電圧
認知回路2は、上記の陽極端子1aと陰極端子1b間に
直列接続された抵抗R1およびR2およびその中点に接
続されその制御IC 4の電池電圧測定用端子4a(BA
T端子,7番ピン)に至る回路から成る外部電圧認知回路
と、その制御IC 4の電圧認知回路部分から構成され
ている。
【0017】そして、放電回路5がある。この放電回路
5は、上記の電圧認知回路2によりそのニッケル・カド
ミウム電池3に所定の電圧が残存すると判断されたとき
に、そのニッケル・カドミウム電池3を負荷抵抗R4を
通じて放電させるものであって、上記の制御IC 4の
放電回路部分を主とするものである。この放電回路5に
は、その制御IC 4の放電制御用端子4b(DIS端子,
15番ピン)に接続するリレー駆動用IC 5bと、こ
れに接続する放電制御用リレ−コイル5aと、このリレ
−コイル5aのリレ−接点5cと、このリレ−接点5c
に接続する放電用負荷抵抗R4から成り、そのリレ−接
点5cの他端とその放電用負荷抵抗R4の他端がその電
池の陽極端子1aと陰極端子1b間に接続された外部放
電回路がある。この外部放電回路と上記の上記の制御I
C 4の放電回路部分から、この放電回路5は成る。
【0018】さらに、充電回路6がある。この充電回路
6は、上記の放電回路5によりそのニッケル・カドミウ
ム電池3の放電が完了されたことが上記の電圧認知回路
2により確認された場合に、あるいはそのニッケル・カ
ドミウム電池3に最初から所定の電圧が存在しないと判
断された場合に、充電電流制御用トランジスター6aを
通じてそのニッケル・カドミウム電池3に充電するもの
であって、上記の制御ICの充電回路部分4cを主とす
るものである。この充電回路6には、充電電流制御用ト
ランジスタ−6aに接続するその制御用IC 4の充電
開始停止制御端子6bと充電電圧接続端子6cの一方を
通じた電源と充電用電池3の電源端子1a、上記の充電
電圧接続端子6cの他方から電流検出抵抗R5を通じた
他方の電源端子1b、上記の電流検出抵抗R5の両端子
間電圧をその制御用IC 4の充電電流制御端子6dに
導く接続回路、とから成る外部充電回路がある。この充
電回路6は、その制御用IC 4の充電回路部分4cと
上記の外部充電回路から成る。
【0019】本実施例の充電器装置は、ニッケル・カド
ミウム電池(P-400D)専用充電装置として、一度に30
個迄充電可能な性能を有している。この実施例の充電装
置の制御動作の中心部分は、充電制御専用IC(bq200
3)にて行っている。以下に、順を追って基本動作を説
明する。まず、それぞれの充電用ニッケル・カドミウム
電池3をそれぞれの電池ホルダー1の陽極端子1aと陰
極端子1b間にそれぞれ挿入する。以下、その1系統の
回路をもって説明するが、30個の電池用の30系統の
回路は、それぞれすべて同じである。
【0020】まず、接続された電池の端子電圧の認知回
路である。これは、上記の陽極端子1aと陰極端子1b
間に直列接続された抵抗R1およびR2によって、それ
らの端子1a,1b間に接続された電池の端子電圧は分
圧されて、制御IC 4の電池電圧測定用端子4a(BA
T端子,7番ピン)に、抵抗R3およびC1のノイズ除去
回路を経て接続されている。そして、その制御IC 4
の内部には、高安定な基準電圧発生回路を有している。
それで、その端子Nに加えられた電圧は、この内部基準
電圧と比較されてその電池電圧を判定している。
【0021】つぎに、電池充電前の放電回路である。こ
れは、前項にて記した制御IC 4の電池電圧測定端子
4aの電圧が、その制御IC 4の内部基準電圧よりも
高かった場合は、充電用電池内部にまだ容量が残ってい
ると判断する。そして、その制御IC 4の放電制御用
端子4b(DIS端子,15番ピン)を High 電圧にセット
し、放電制御用リレ−コイル5aのリレー駆動用IC
5bの入力に加えられる。したがって、このリレ−コイ
ル5aは動作を開始し、リレ−接点5cを閉じる。この
リレ−接点5cが閉じられると、放電用負荷抵抗R4
が、その電池の陽極と陰極間に接続され規定電流にて放
電動作を行う。
【0022】そして、放電動作完了について述べる。こ
れは、前記の放電動作中も、電圧比較動作は続行して行
われており、その端子Nが内部基準電圧より低く成った
時点で、その制御IC 4の端子4bは、Low レベルに
変化する。それで、放電制御用リレ−コイル5aの通電
が停止されて、放電回路の、リレ−接点5cは、回路遮
断動作状態に変化し、放電動作は終了される。
【0023】さらに、充電動作である。これは、前記の
放電動作完了と成ると、制御用IC 4の充電開始停止
制御端子6bが High レベルに変化し、充電電流制御用
トランジスタ−6aが導通状態になる。すると、充電電
圧接続端子6cに加えられている電圧は、充電電流制御
用トランジスタ−6aを通して充電用電池3に加えられ
る。そのときの充電電流は、電流検出抵抗R5の両端子
間電圧を、その制御用IC 4の充電電流制御端子6d
に導き、その制御用IC 4の内部基準電圧と比較し、
制御され、一定電流にて充電されるように充電電流制御
トランジスタ−6aに加える電圧を変化させる。
【0024】最後に、充電完了とその回路である。これ
は、前記の電池3の端子電圧が、規定値以上に足したな
ら充電完了とその制御用IC 4が判断し、充電開始停
止端子6bを Lowレベルに変化させ、充電電流制御用ト
ランジスタ−6aを遮断し、充電完了となる。
【0025】以下に、上記の動作とその動作中であるこ
とを示す表示灯Lとの関係をそれぞれに述べる。まず、
黄色表示灯(放電)点灯の内容である。黄色表示灯L1
が点灯しているときは、セットされた電池から約2アン
ペアの電流を消費させて放電させている状態である。放
電状態で、電池電圧が約1V迄低下すると自動的に次の
充電動作(赤色灯点灯)に移行する。電池がセットされ
た状態で電池電圧が1V以下ならば、電圧が1Vになる
までトリクル充電状態(少ない充電電流で充電)を続け
る。放電動作は、電池の容量がまだ残っている状態とき
のみ行う。放電動作時間は、個々の電池の残容量で変化
するので特定できない。完全充電状態で再度セットした
場合、最大放電時間として、約2時間ほどである。
【0026】つぎに、赤色表示灯(充電)点灯の内容で
ある。赤色表示灯L2が点灯しているときは、充電用電
池が正常な性能を維持していることを判断する。そし
て、電池電圧が約1Vを確保(電圧が高いときは放電
し、低いときはトリクル充電で自動的に対応動作する)
すると大電流で本充電を開始する。赤色表示(充電)が
点灯して充電状態になってから、約6時間で充電完了と
なる。
【0027】最後に、緑色表示灯(完了/待機)の内容
である。緑色表示灯L3の点滅には次の2通りの状態が
ある。 1) 点滅1(点滅時間、約 0.5秒間隔) この場合は、充電動作が完了したことを示す表示状態で
ある。電池ホルダ−から充電完了した電池を抜き取り、
次に充電する電池と交換して、充電工程を続行する。 2) 点滅2(点灯時間、約 0.1秒・消灯時間、約 0.9
秒の繰り返し) (a) 充電電池の電圧が1V以下の状態で、電池の性
能をチェックしている状態を示している。この状態では
充電電流はトリクル充電電流の少ない電流が加えられて
おり、電池性能が正常ならば電池の電圧は徐々に1V迄
上昇し、大電流の本充電動作(赤色表示灯点灯)に自動
移行する。 (b) 充電電池の電圧回復力がなく、1V迄電圧が上
昇しない状態ならばこの点滅表示状態を続行するので数
時間(3〜5時間)後本充電に移行しない場合は、電池
性能低下であるゆえに新しい電池と交換する。ただし、
電池極性を逆に入れた場合もこの表示状態になるゆえ
に、電池性能低下と判断する前にセットした電池極性を
再度確認する必要がある。
【0028】しかして、本実施例の充電装置の充電完了
までの時間について述べる。充電電池をこの充電装置に
セットしてから、充電完了までの時間は、充電される電
池の残容量により異なる。すなわち、放電動作がある場
合には、その放電時間に差が生じるためである。完了ま
での目安として、最大8時間程度で、最小でも6時間以
上の充電時間を必要とする。
【0029】なお、電源スイッチをONにして電源を入
れるときは、全ての電池ホルダーから充電用電池を抜き
取らなければならない。すなわち、充電用電池を電池ホ
ルダーに入れたまま電源を入れると電池があるにも関わ
らず、充電動作に移らないので注意を要する。
【0030】
【発明の効果】本発明にかかるニッケル・カドミウム電
池自動充電装置は、以上のごとくになしたゆえに以下の
ごとき多大な効果が生じた。すなわち、使用したニッケ
ル・カドミウム電池の残容量の存否を判断し、残容量が
ある場合にはその残容量を放出後充電を開始して、所定
量充電された時点で充電停止とした。それゆえに、ニッ
ケル・カドミウム電池のメモリ効果と言う欠点を防止出
来て、電池寿命を向上せた。その上に、この動作を電子
回路で自動的に行うものとしたゆえに、省力化ができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるニッケル・カドミウム電池自動
充電装置の回路図を示したものである。
【図2】図1のものを装置としたものの平面図である。
【図3】図2のものの表示灯部分の一部の平面部分拡大
一部欠損図を示したものである。
【符号の説明】
1 電池ホルダー 1a 陽極端子 1b 陰極端子 2 電圧認知回路 3 ニッケル・カドミウム電池 4 制御IC 4a 電池電圧測定用端子 4b 放電制御用端子 4c 充電回路部分 5 放電回路 5a リレ−コイル 5b リレー駆動用IC 5c リレ−接点 6 充電回路 6a 充電電流制御用トランジスター 6b 充電開始停止制御端子 6c 充電電圧接続端子 6d 充電電流制御端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ニッケル・カドミウム電池がセットされる
    電池ホルダー、該電池ホルダーにセットされたニッケル
    ・カドミウム電池の端子電圧を認知する電圧認知回路、
    該電圧認知回路によってニッケル・カドミウム電池に所
    定の電圧が残存すると判断されたときにそのニッケル・
    カドミウム電池を放電させる放電回路、該放電回路によ
    ってそのニッケル・カドミウム電池の放電が完了された
    ことが上記の電圧認知回路によって確認された場合にあ
    るいはそのニッケル・カドミウム電池に最初から所定の
    電圧が存在しないと判断された場合にそのニッケル・カ
    ドミウム電池に充電しそのニッケル・カドミウム電池が
    所定の電圧に至るまで充電されたと上記の電圧認知回路
    により判断された場合にその充電を停止する充電回路、
    より構成されることを特徴としたニッケル・カドミウム
    電池自動充電装置。
  2. 【請求項2】ニッケル・カドミウム電池がセットされる
    電池ホルダー、該電池ホルダーにセットされたニッケル
    ・カドミウム電池の端子電圧を自己の内部に有する基準
    電圧発生回路からの基準電圧と比較して判断認知するも
    のであって制御ICの電圧認知回路部分を主とする回路
    より成る電圧認知回路、該電圧認知回路によりニッケル
    ・カドミウム電池に所定の電圧が残存すると判断された
    ときにそのニッケル・カドミウム電池を負荷抵抗を通じ
    て放電させるものであって制御ICの放電回路部分を主
    とする放電回路、該放電回路によってそのニッケル・カ
    ドミウム電池の放電が完了されたことが上記の電圧認知
    回路により確認された場合にあるいはそのニッケル・カ
    ドミウム電池に最初から所定の電圧が存在しないと判断
    された場合に充電電流制御用半導体回路ーを通じてその
    ニッケル・カドミウム電池に充電しそのニッケル・カド
    ミウム電池が所定の電圧に至るまで充電されたと上記の
    電圧認知回路により判断された場合にその充電を停止す
    るものであって制御ICの充電回路部分を主とする充電
    回路、より構成されることを特徴としたニッケル・カド
    ミウム電池自動充電装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2018225500A1 (ja) * 2017-06-09 2020-03-19 シャープ株式会社 情報処理装置および制御システム

Citations (3)

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