JPH08307667A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

Info

Publication number
JPH08307667A
JPH08307667A JP7110419A JP11041995A JPH08307667A JP H08307667 A JPH08307667 A JP H08307667A JP 7110419 A JP7110419 A JP 7110419A JP 11041995 A JP11041995 A JP 11041995A JP H08307667 A JPH08307667 A JP H08307667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
signal
image processing
image
extracted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7110419A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kaburagi
浩 蕪木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7110419A priority Critical patent/JPH08307667A/ja
Publication of JPH08307667A publication Critical patent/JPH08307667A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理時間を増長させること無く、適切な下地
処理を施した2色表現が可能な画像処理装置及びその方
法を提供することを目的とする。 【構成】 2色分離部401で赤/黒に分離された画像
データは、セレクタ402のA側よりゲート403に入
力される。ブロックエリア信号作成部406では、予め
設定された、画像端部を含む小領域を検出してブロック
エリア信号を出力し、該信号に応じてゲート403及び
メモリ407,408がオープンする。そして平均値算
出部409,410、最大値最小値検出部411、中間
値補間部412を経て各色毎のγ補正テーブル413,
414を変更する。その後、セレクタ402のB側より
ページメモリ417に保持されていた各色の画像データ
が出力され、γ補正テーブル413,414により適切
な下地処理が施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置及びその方
法に関し、例えば、2色による画像形成を行う画像処理
装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタル複写機等の画像処理
装置において、カラー原稿をCCD等の光電変換素子に
よりカラー画像信号として読み取り、その色情報から赤
成分と黒成分とを分離して、該赤成分を赤色で、その他
の成分を黒色で画像形成するといったように、カラー原
稿を異なる2色で再生する画像処理装置が提案されてい
る。このような画像処理装置においては、再現する2色
成分を混色させることにより異なる色相として出力する
ことも可能であり、従って、安価にフルカラー原稿を2
色出力表現する技術として有用である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカラー原稿を異なる2色で再生する画像処理装置に
おいては、以下のような問題点があった。
【0004】例えば、フルカラーの新聞や裏写りのある
カラー原稿等を読み込んで、2色分離変換して画像形成
を行うと、形成された画像には下地にカブリが生じた
り、裏写りが目立ってしまうという問題点があった。
【0005】そこで、プリスキャンを行って原稿画像全
体の色情報のヒストグラムを獲得してから下地処理を行
なえば上記のような問題は発生しない。しかしながら、
プリスキャンにより原稿画像全体のヒストグラムを作成
使用とすると処理時間が増長してしまうため、生産性が
落ちてしまうという問題点があった。
【0006】本発明は上述した課題を解決するためにな
された物であり、処理時間を増長させること無く、適切
な下地処理を施した2色表現が可能な画像処理装置及び
その方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明は以下の構成を備える。
【0008】即ち、画像信号を第1色の信号と前記第1
色と異なる第2色の信号とに分離する2色分離手段と、
前記2色分離手段により分離された第1色の信号と第2
色の信号から画像の所定領域に対応する信号を抽出する
抽出手段と、前記抽出手段により抽出された第1色の信
号及び第2色の信号に基づいて前記2色分離手段により
分離された第1色の信号及び第2色の信号を補正する補
正手段とを有することを特徴とする。
【0009】例えば、前記補正手段は、前記抽出手段に
より抽出された第1色の信号に基づいて前記2色分離手
段により分離された第1色と第2色との信号を補正す
る。また、前記抽出手段により抽出された第2色の信号
に基づいて前記2色分離手段により分離された第1色と
第2色との信号を補正する場合もある。更に、前記抽出
手段により抽出された第1色と第2色との信号に基づい
て前記2色分離手段により分離された第1色と第2色と
の信号を補正する場合もあることを特徴とする。
【0010】例えば、前記補正手段は、前記抽出手段に
より抽出された第1色の信号に基づいて前記2色分離手
段により分離された第1色の信号を補正し、前記抽出手
段により抽出された第2色の信号に基づいて前記2色分
離手段により分離された第2色の信号を補正することを
特徴とする。
【0011】例えば、前記補正手段は、γ補正を行うテ
ーブル内容を変更することを特徴とする。
【0012】例えば、前記所定領域は少なくとも2箇所
であることを特徴とする。
【0013】例えば、前記所定領域は画像端部を含む領
域であることを特徴とする。
【0014】例えば、前記所定領域は、少なくとも2画
素以上からなるブロックであることを特徴とする。
【0015】例えば、前記補正手段は、前記抽出手段に
より抽出された少なくとも2つの所定領域毎に第1色の
信号及び第2色の信号の平均値を算出する算出手段と、
該算出された平均値の最大値及び最小値を検出する検出
手段と、該検出された最大値及び最小値に基づいて中間
値を補間する補間手段とを有し、該補間された中間値に
より、各色のテーブル内容を変更することを特徴とす
る。
【0016】例えば、前記算出手段は、前記抽出手段に
より抽出された第1色の信号及び第2色の信号のうち所
定範囲内にある信号の平均値を算出することを特徴とす
る。
【0017】例えば、前記検出手段は、検出する最大値
の上限及び最小値の下限を有することを特徴とする。
【0018】
【作用】以上の構成により、異なる2色に分離した画像
信号毎に、画像内の所定領域に対応する信号を抽出し、
該抽出された信号に基づいて全体の各色の信号を補正す
ることができる。
【0019】例えば、所定領域は画像端部を含む少なく
とも2画素からなる複数の領域であり、その各所定領域
における各色の平均値の最大値及び最小値によりγ補正
テーブル内容を変更することにより、該画像に応じた下
地処理が可能となるという特有の作用効果が得られる。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0021】<第1実施例> <<複写機の構成>>図1は本実施例の画像処理装置の
一例を説明する断面構成図である。100は複写装置本
体、180は原稿の自動給紙をおこなう循環式自動原稿
送り装置(以下RDFと記す)、190は仕分け装置す
なわちソータであり、これらRDF180とソータ19
0は本体に対して自在に組み合わせ使用できるようにな
っている。 以下、図1に示す本実施例の画像処理装置
の動作について説明する。
【0022】図1において、101は原稿載置台として
の原稿台ガラスで、102は原稿照明ランプ103、走
査ミラー104などで構成されるスキャナで、不図示の
モータによりスキャナが所定方向に往復走査されて原稿
の反射光を走査ミラー104〜106を介してレンズ1
08を透過してCCDセンサ109に結像する。
【0023】120はレーザ、ポリゴンスキャナ等で構
成された露光制御部で、CCDセンサ部109で電気信
号に変換され、後述する所定の画像処理が行われた画像
信号に基づいて変調されたレーザ光128、129を感
光体ドラム110に照射する。
【0024】感光体ドラム110の周りには1次帯電器
112、赤現像器121、黒現像器122、転写帯電器
118、クリーニング装置116、前露光ランプ114
が装備されている。感光体ドラム110及びその周囲の
構成により、画像形成部126を形成している。
【0025】感光体ドラム110は不図示のモータによ
り図中矢印の方向に回転しており、まず、1次帯電器1
12により所望の電位に帯電された後、露光制御部12
0からのレーザ光129が照射され、赤データの静電潜
像が形成される。感光体ドラム110上に形成された赤
データの静電潜像は、赤現像器121により現像されて
トナー象として可視化される。続いて、露光制御部12
0からのレーザ光129が感光ドラム110上に照射さ
れ、黒データの静電潜像が形成される。感光体ドラム1
10上に形成された黒データの静電潜像は、黒現像器1
22により現像されてトナー象として可視化される。
【0026】一方、上段カセット131あるいは下段カ
セット132からピックアップローラ133、134に
より給紙された転写紙は、給紙ローラ135、36によ
り本体に送られ、レジストローラ137により転写ベル
ト130に給送され、可視化されたトナー象が転写帯電
器118により転写紙に転写される。転写後の感光体ド
ラム110は、クリーニング装置116により残留トナ
ーが清掃され、前露光ランプ114により残留電荷が除
去される。
【0027】転写後の転写紙は転写ベルト130から分
離され、定着前帯電器139、140によりトナー画像
が再帯電され、定着器141に送られて加圧、加熱によ
り定着され、排出ローラ142により本体100の外に
排出される。
【0028】また、138はレジストローラから送られ
た転写紙を転写ベルト130に吸着させる吸着帯電器で
あり、139は転写ベルト130の回転に用いられると
同時に吸着帯電器138と対になって転写ベルト130
の転写紙を吸着帯電させる転写ベルトローラである。
【0029】143は転写紙を転写ベルト130から分
離しやすくするための除電帯電器であり、144は転写
紙が転写ベルト130から分離する際の剥離放電による
画像乱れを防止する剥離帯電器であり、139、140
は分離後の転写紙のトナーの吸着力を補い、画像乱れを
防止する定着前帯電器であり、145、146は転写ベ
ルト130を除電し、転写ベルト130を静電的に初期
化するための転写ベルト除電帯電器であり、147は転
写ベルト130の汚れを除去するベルトクリーナであ
る。
【0030】148は転写ベルト130上に給紙された
転写部材の先端を検知する紙センサであり、紙送り方向
(副走査方向)の同期信号として用いらる。
【0031】本体100には、例えば 4000枚の転
写紙を収納し得るデッキ150が装備されている。デッ
キ150のリフタ151は、給紙ローラ152に転写紙
が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。ま
た、100枚の転写紙を収容し得るマルチ手差し153
が装備されている。
【0032】さらに、図1において、154は排紙フラ
ッパであり、両面記録側ないし多重記録側と排出側(ソ
ータ)の経路を切り替える。排出ローラ142から送り
出された転写紙は、この排紙フラッパ154により両面
記録側ないし多重記録側に切り替えられる。また、15
8は下搬送パスであり、排出ローラ142から送り出さ
れた転写紙を反転パス155を介して裏返して再給紙ト
レイ156に導く。また、157は両面記録と多重記録
の経路を切り替える多重フラッパであり、これを左方向
に倒すことにより、転写紙を反転パス155に介さず直
接下搬送パス158に導く。
【0033】159は経路160を通じて転写紙を感光
体ドラム110側に給紙する給紙ローラである。161
は排紙フラッパ154の近傍に配置されて、排紙フラッ
パ154により排出側に切り替えられた転写紙を機外に
排出する排出ローラである。両面記録(両面複写)や多
重記録(多重複写)時には、排紙フラッパ154を上方
に上げて、複写済みの転写紙を搬送パス155、158
を介して裏返した状態で再給紙トレイ156に格納す
る。このとき、両面記録時には多重フラッパ157を右
方向へ倒し、多重記録時には左方向へ倒しておく。そし
て、裏面記録時や多重記録時には、次の記録を行う際に
は再給紙トレイ156に格納されている転写紙が、下か
ら1枚づつ給紙ローラ159により経路160を介して
本体のレジストローラ137に導かれる。
【0034】本体100から転写紙を反転して排出する
時には、排紙フラッパ154を上方へ上げ、フラッパ1
57を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス15
5側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ162
を通過した後に反転ローラ163によって第2の送りロ
ーラ164側へ搬送し、搬出ローラ161によって、転
写紙は裏返しの状態で機外へ排出される。
【0035】<<処理概略>>図2に、上述した図1に
示した画像処理装置のブロック構成図を示す。図2にお
いて、画像読み取り部201は、CCDセンサ109、
アナログ信号処理部202等により構成され、レンズ1
08を介してCCDセンサ109に結像された原稿20
0の画像は、CCDセンサ109によりR(レッド)、
G(グリーン)、B(ブルー)のアナログ電気信号に変
換される。変換された画像情報は、次にアナログ信号処
理部202に入力されてR,G,Bの各色毎にサンプル
&ホールド、ダークレベルの補正等が行われた後に、ア
ナログ・デジタル変換(A/D変換)が施される。デジ
タル化されたR,G,Bのフルカラー信号は、画像処理
部203に入力される。画像処理部203では、シェー
ディング補正、色補正、γ補正等の読み取り系で必要な
補正処理や、スムージング処理、エッジ強調、その他の
画像処理/加工等が行われ、プリンタ部204に出力さ
れる。
【0036】プリンタ部204は、上述した図1の断面
構成図により説明したように、レーザ等からなる露光制
御部120、画像形成部126、転写紙の各搬送制御部
等により構成され、入力された画像信号に基づいて転写
紙上に画像を記録する。
【0037】また、CPU部205は、CPU206、
制御プログラムや固定変数等を記憶するROM207、
CPU206の作業用領域として使用されるRAM20
8等により構成され、画像読み取り部201、画像処理
部203、プリンタ部204を制御し、本装置のシーケ
ンスを統括的に制御する。
【0038】次に、画像処理部203の詳細構成を図3
のブロック図に示し、説明する。
【0039】図2のアナログ信号処理部202より出力
されるデジタル画像信号は、画像処理部203において
まずシェーディング補正部301に入力される。シェー
ディング補正部301では、原稿を読み取るCCDセン
サ109のばらつき、及び原稿照明ランプ103の配光
特性の補正等を行っている。補正演算された画像信号は
濃度変換部302に入力され、R,G,Bの輝度信号か
らC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)の濃
度信号に変換される。そして、変換された濃度信号は下
地処理/2色分離部303へ入力される。下地処理/2
色分離部303では、詳細は後述するが、下地処理用の
γ補正(濃度補正)テーブルデータを作成後、入力され
た濃度信号に基づいて赤と赤以外の2色分離を行い、各
色の画像信号をプリンタ部204へ出力する。尚、本実
施例においては、赤色イメージと黒色イメージとを分離
する例について、以下説明する。
【0040】尚、304はバッファメモリであり、分離
された赤以外(黒)の画像信号を保持し、所定時間の遅
延を行う。これは、分離された各色イメージを露光する
感光体ドラム110上の物理的な位置ズレを補正するた
めのものであり、本実施例においては黒色イメージがバ
ッファメモリ304で所定時間遅延された後、プリンタ
部204に出力される。
【0041】尚、図3に示す画像処理部203の各構成
は、CPU部205により統括的に制御されている。
【0042】次に、本実施例の特徴である下地処理/2
色分離部303について図4にその詳細構成を示し、以
下説明する。
【0043】<<下地処理>>まず、下地処理/2色分
離部303における下地処理について説明する。図4に
おいて、濃度変換部302から出力されるC,M,Yの
画像信号は、まず2色分離部401へ入力されて赤色イ
メージと黒色イメージとの2色分離が行われる。尚、2
色分離部401における2色分離処理については後述す
る。
【0044】2色分離後の信号はページメモリ417を
介してセレクタ402へ入力される。セレクタ402で
はCPU部205からのセレクト信号に基づいて、下地
処理パラメータ作成時と2色分離処理時とで、その出力
がA側とB側とに切り換えられる。
【0045】まず、下地処理パラメータ作成処理につい
て説明する。本実施例における下地処理はγ補正によっ
て実現される。従って、下地処理パラメータ作成とは即
ちγ補正データ作成のことであり、この場合、セレクタ
402の出力はA側へ切り替えられる。
【0046】ブロックエリア信号作成部406では、1
ページの画像内において、現在処理中の画素が、予め設
定された位置における小領域(ブロックエリア)内にあ
ることを示す信号(ブロックエリア信号)を発生する。
ここで、ブロックエリアとは少なくとも2画素以上から
なる小領域であり、例えば1ページの画像内における左
上角、右上角、左下角、右下角や、上下端中央及び左右
端中央等、当該画像内において下地と画像領域との境界
であろうと思われる画像端部を複数設定する。即ち、1
つのブロックエリアには、少なくとも1つの画像端部が
含まれている。もちろん、少なくとも1つの画像端部が
含まれているのであれば、他のブロックエリアは画像中
央付近に設定されていても構わない。
【0047】ブロックエリア信号作成部406には、1
ページ分の画像信号における水平同期信号Hsync404
と垂直同期信号Vsync405とが入力されており、該同
期信号により、上述した複数のブロックエリアを検出
し、複数のブロックエリア信号を出力する。
【0048】ゲート403は、該ブロックエリア信号が
入力されるとオープンし、セレクタ402からの赤色イ
メージと黒色イメージとがゲート403を介して出力さ
れ、それぞれのメモリ407,408に書き込まれる。
即ち、メモリ407,408には、ブロックエリアにお
ける信号値のみが記憶される。
【0049】メモリ407,408はRAMにより構成
され、ブロックエリア信号作成部406においてブロッ
クエリア信号が発生しているタイミングで赤色イメージ
と黒色イメージの各信号値が書き込まれ、ブロックエリ
ア信号の発生が止んだタイミングで、メモリ407,4
08に書き込まれている各信号がそれぞれゲート41
5,416を介して平均値算出部409,410ヘ読み
込まれる。
【0050】ゲート415,416には、CPU部20
5によって下地濃度範囲として適切な範囲が設定され、
該設定範囲内のデータのみが通過する。平均値算出部4
09,410はブロックエリアにおける各色の信号値の
平均値を算出し、最大値/最小値検出部411へ出力す
る。
【0051】最大値/最小値検出部411には、CPU
部205からの切り替え信号が切り替わるまでの間、各
ブロックエリアにおける赤色及び黒色の信号が入力され
て蓄積され、切り替え信号が切り替わると、各色毎に蓄
積データ中の最大値及び最小値を検出して出力する。
尚、この切り換え信号はセレクタ402を制御するセレ
クト信号に準じており、1ページ分の処理が終了する
と、最大値/最小値検出部411において各色毎の最大
値/最小値の検出処理を行うように切り替わる。
【0052】尚、最大値/最小値検出部411には、C
PU部205によって予め設定された各色毎の設定最大
値及び設定最小値が入力されている。そして、検出した
各色の最大値が設定最大値より小さい場合は、検出した
最大値を出力せずに設定最大値を出力する。同様に、検
出した最小値が設定最小値より大きい場合には、検出し
た最小値を出力せずに設定最小値を出力する。尚、CP
U部205によって設定される各色の設定最大値及び設
定最小値は、例えば画像処理装置において実際に出力可
能な濃度値の最大値及び最小値として設定される。例え
ば、黒色イメージにおける設定最大値及び設定最小値を
それぞれ「FFH」及び「00H」としても良い。
【0053】このようにして最大値/最小値検出部41
1から出力された各色毎の検出結果は中間値補間部41
2へ入力され、各色毎の最大値と最小値の間のデータを
補間する。そして、各色毎の濃度補正を行うγ補正テー
ブル413,414に該補間データが書き出される。
【0054】以上説明したように本実施例によれば、1
ページ内の複数のブロックエリアにおける画像端部を参
照することにより、各色毎の下地処理用のγ補正テーブ
ル413,414が作成される。このようにすること
で、画像全体のヒストグラムを作成する場合に比べて、
処理速度を上げることができる。
【0055】次に、作成されたγ補正テーブル413,
414を使用して、2色分離データ作成処理が行われ
る。
【0056】2色分離データ作成処理時には、セレクタ
402の出力をB側へ切り替えるように、CPU部20
5によってセレクト信号が切り替えられる。すると、セ
レクト信号の切り替えに応じてページメモリ417が読
み出され、記憶している1ページ分の画像データがセレ
クタ402に再度入力される。尚、ページメモリ417
は、セレクト信号がセレクタ402の出力をA側とする
場合に、2色分離部401から出力された各色の信号が
書き込まれる。即ち、セレクタ402からA側への画像
データの出力と並行してページメモリ417への書き込
みが行われる。
【0057】そして、2色分離後の赤データと黒データ
は、上述したようにして生成されたγ補正テーブル41
3,414ヘそれぞれ入力され、下地処理が適切に行わ
れるような濃度補正が施された後に、プリンタ部204
へ出力される。
【0058】<<2色分離>>次に、上述した2色分離
部401の詳細構成を図5に示し、詳細に説明する。
【0059】2色分離部401に入力されたC,M,Y
の濃度信号は、まず最大値/最小値検出部501へ入力
され、その最大値(最大濃度色)及び最小値(最小濃度
色)が求められる。一方、504〜506は減算器であ
り、C,M,Yの濃度信号から、最大値/最小値検出部
501において検出された最小値データが各々減算さ
れ、色相検出部502に入力される。即ち、有彩色成分
のみが色相検出部502へ入力される。
【0060】色相検出部502においては、所定の色空
間において色相を示す角度θを検出するが、この方法を
図6を参照して説明する。
【0061】図6は、色相検出部502の詳細構成を示
すブロック図であり、座標抽出部701,角度検出部7
02,角度変換部703から構成される。減算器504
〜506において、C,M,Yの各濃度信号はその中の
最小値Minとの差分を取られ、まず座標抽出部701に
入力される。座標抽出部701では、入力されたC,
M,Yの濃度信号のうち、少なくとも1つは「0」であ
るから、「0」でない2つの濃度値をそれぞれ異なる座
標データX,Yとして抽出する。もちろん、濃度信号の
うち2つが「0」であれば、抽出される座標データX,
Yのいずれか1つは「0」となる。
【0062】そして角度検出部702において、該座標
データがなす角度θが以下の式に基づいて検出される。
【0063】tanθ = Y/X 角度検出部702において、角度θは0〜90degの範
囲で出力される。詳細は後述するが、本実施例で用いる
RGB色空間上では、色相を示す角度θの範囲を任意に
設定できるようにするために、角度θをθ′変換する。
以下に、角度θの範囲を0〜120degに設定した一例
を示す。
【0064】 θ′= θ×((2π/3)/(π/2)) 以下、変換されたθ′が、色相を示す角度θとして出力
されたとする。
【0065】尚、入力される各濃度信号に対応する角度
θを予め算出してROMに記憶しておき、上述した色相
検出部502を該ROMのみで構成するようにしても良
い。このようにROMで構成することにより、処理速度
が向上する。
【0066】図5において、色相検出部502および最
大値/最小値検出部501からの出力は2色データ生成
部503へ入力され、色相レベルにおいて同一色でない
2色成分(本実施例においては赤/黒)が生成される。
【0067】次に、2色データ生成部503の詳細構成
を図7に示し、説明する。
【0068】2色データ生成部503は、最大値Maxと
最小値Min、及び色相を示すθを入力して2色のデータ
(赤イメージ/黒イメージ)を生成するが、ここで、本
実施例の2色データ生成において使用される各パラメー
タについて、図8を参照して説明する。
【0069】まず図8の(a)により、赤色データに関
するパラメータを説明する。図8の(a)において、R
ed基準軸(SRD)は赤色の濃度が最大になる箇所であ
り、例えば30degである。そして、その基準軸SRD
からBlue基準軸方向及びGreen基準軸方向に徐々に濃
度が薄くなっていく範囲が、Red広がり角(WRDL/
WRDR)であり、最大広がり角は例えば90deg/15
0degである。この最大広がり角において、赤色の濃度
が「0」となる。
【0070】次に、図8の(b)により、黒色データに
関するパラメータを説明する。図8の(b)において
は、上述した図8の(a)と同様に、Black基準軸(S
BK)が黒色の濃度が最大となる箇所であり、例えば1
20degである。そして、そこから徐々に濃度が薄くな
っていく範囲がBlack広がり角(WBK)であり、例え
ばBlue基準軸方向及びGreen基準軸方向共に120deg
である。
【0071】本実施例においては上述したようなパラメ
ータを設定することにより、M(マゼンタ)前後のR
(レッド)からB(ブルー)の範囲で、黒と赤の2色の
色が混色する範囲が生じるため、赤と黒の2色のみによ
ってフルカラーを表現しても、色相レベルで同一色とな
る箇所が無くなる。更に、Red基準軸SRDからの濃度
が左右非対象となるため、例えばY(イエロー)側の変
化率を下げるなど、人間の視覚特性にあった出力表現を
行うことも可能となる。尚、Red基準軸SRDは操作者
による色調調整等により、任意に変更可能である。
【0072】図7において、601は減算器であり、濃
度信号の最大値Maxと最小値Minとの差分を算出する。
602は角度選択部であり、入力された角度θが図8で
示した色空間において、例えば以下に示す(1)〜
(3)のいずれの領域に属しているかを判定する。
【0073】 (SRD−WRDR)<θ<SRD ・・・(1) SRD<θ<(SRD+WRDR)・・・(2) (SRD−WBK)<θ<(SRD+WBK) ・・・(3) そして、該判定結果に応じて、角度θを次段の重み付け
部603〜605のいずれに出力するかを選択する。例
えば、角度θが(1)式に示す領域にあれば重み付け部
603に、(2)式に示す領域にあれば重み付け部60
4に、(3)式に示す領域にあれば重み付け部605に
出力される。尚、入力された角度θと選択すべき重み付
け部との関係を予めROMに記憶し、該ROMによって
角度選択部602を構成することももちろん可能であ
る。
【0074】重み付け部603〜605においては、角
度θに対してそれぞれ以下の(4)〜(6)式に示すよ
うな重み付けを行う。
【0075】 θRR = θ×((π/2)/WRDR) ・・・(4) θRL = θ×((π/2)/WRDL) ・・・(5) θBK = θ×((π/2)/WBK) ・・・(6) 重み付け部603,604から出力された角度θRR,θ
RLはセレクタ606を介して赤色イメージ用の角度θR
として変換部607に入力され、重み付け部605から
出力された角度θBKは黒色イメージ用として変換部60
8に入力される。変換部607,608では、入力され
た角度θR,θBKに対してそれぞれコサイン変換(co
sθR,cosθBK)を施して、乗算器609,610
に出力する。
【0076】乗算器609では、変換部607から出力
された値と、減算器601から出力された値とを乗算す
ることにより、その結果を赤イメージとして出力する。
【0077】また、乗算器610においては変換部60
8から出力された値と、減算器601から出力された値
とを乗算し、更に加算器611において、該乗算結果に
入力された最小値Minの値を足し合わせ、その結果を黒
イメージとして出力する。尚、加算器611において最
小値Minを加算するのは、無彩色成分を黒イメージとし
て出力するためである。
【0078】以上説明したようにして、2色データ生成
部503において赤イメージおよび黒イメージが生成さ
れ、出力される。
【0079】そして、図4において2色分離部401か
ら出力された赤イメージ及び黒イメージは、上述したよ
うにセレクタ402及びγ補正テーブル413,414
を介して、下地処理/2色分離部303から出力され
て、プリンタ部204へ出力される。
【0080】以上説明したように本実施例によれば、プ
リスキャンを行うこと無く、1回のスキャンのみで適切
な下地処理を施した2色表現を行うことができ、原稿に
よる下地のカブリや裏写り等を防止した鮮明な画像を得
ることができる。
【0081】尚、上述の実施例では、赤黒2色の信号か
ら下地処理パラメータを作成したが、例えば無彩色の下
地のみを除去する場合には、下地処理パラメータを黒信
号のみから作成し、赤黒2色信号を補正するようにして
も良い。
【0082】<第2実施例>以下、本発明に係る第2実
施例について詳細に説明する。、第2実施例における基
本的な装置構成は上述した第1実施例と同様であるた
め、説明を省略する。
【0083】第2実施例においては、下地処理/2色分
離部303における下地処理が異なる。第2実施例にお
ける下地処理/2色分離部303の詳細構成を図9に示
し、以下、上述した第1実施例と異なる部分について特
に詳細に説明する。
【0084】図9においては、上述した図4におけるゲ
ート403が無く、変わりにゲート901及びORゲー
ト902を設け、ページメモリ903の位置を変更した
ことを特徴とする。
【0085】図9において、濃度変換部302から入力
された1ページ分のC,M,Yの濃度信号は、まずペー
ジメモリ903に格納される。
【0086】ブロックエリア信号作成部406は、水平
同期信号Hsync404と垂直同期信号Vsync405とに
より、2画素以上からなる所定のブロックエリアを検出
した場合にブロックエリア信号を発生する。ブロックエ
リア信号作成部406より出力された複数のブロックエ
リア信号には少なくとも1つの画像端部が含まれてお
り、該ブロックエリア信号がゲート901に入力される
とゲート901がオープンする。従って、ページメモリ
903に格納されたC,M,Yの濃度信号のうち、ブロ
ックエリアに対応する信号のみがゲート901を介して
出力される。
【0087】また、2色分離時、即ちセレクタ402に
おいてセレクト信号により2色分離処理が指示されてい
る場合には、該セレクト信号によってページメモリ90
3が再度読み出され、ゲート901がオープンされる。
即ち、2色分離時には、ブロックエリア信号作成部40
6からの出力に関らず、セレクト信号によってC,M,
Yの濃度信号が出力される。
【0088】そしてゲート901から出力されたC,
M,Yの濃度信号は、2色分離部401へ入力されて2
色分離された後、上述した第1実施例と同様に、下地処
理のためのγ補正テーブル作成時と2色分離処理時と
で、セレクタ402によりその出力方向を切り替えられ
る。
【0089】以上説明したように第2実施例における構
成でも、上述した第1実施例と同様の効果が選られる。
【0090】<第3実施例>以下、本発明に係る第3実
施例について詳細に説明する。、第3実施例における基
本的な装置構成は上述した第1実施例と同様であるた
め、説明を省略する。
【0091】上述した第1及び第2実施例においては、
図3に示した濃度変換部302において濃度変換を行っ
てから、C,M,Yの濃度信号を下地処理/2色分離部
303へ入力する例について説明を行った。しかしなが
ら本発明はこの例に限定されるものではない。第3実施
例においては図10に示すように、シェーディング補正
部301の出力を濃度値に変換すること無く、R,G,
Bの輝度信号のまま直接、下地処理/2色分離部100
1へ入力する。そして、第1実施例又は第2実施例で示
した方法によって分離された各赤色イメージ/黒色イメ
ージを濃度変換部1002へ入力して、画像形成が可能
となるように濃度信号への変換を行う。
【0092】第3実施例においては、下地処理/2色分
離部1001に入力される信号は輝度信号であるため、
上述した第1実施例において説明した下地処理/2色分
離部303とは全て反転したデータ値の扱いとなる。
【0093】以上説明したように第3実施例において
も、上述した第1及び第2実施例と同様の効果が得られ
る。
【0094】<その他の実施例>上述した第1〜第3実
施例においては、カラー画像を赤イメージ及び黒イメー
ジの2色に分離する例について説明を行ったが、本発明
はこの例に限定されるものではなく、どのような2色に
分離することも同様の思想で実現可能である。
【0095】また、上述した第1〜第3実施例において
は、1ページ内の所定位置に複数のブロックエリアを予
め設定するとして説明を行ったが、該ブロックエリアの
数は任意であり、また、設定される位置も固定ではな
く、例えば原稿画像に応じて操作者が任意に設定可能で
あっても良いし、装置内で適切なブロックエリア位置を
決定するような構成を取ることも可能である。
【0096】また、上述した第1〜第3実施例において
は、2色分離された1ページ分の画像、又は入力された
1ページ分の濃度信号を一旦ページメモリに格納する例
について説明を行った。しかしながら、例えば、所謂バ
ブルジェットプリンタの様に、プリントスキャンを中断
できるタイプのプリンタにおいては、1ページ内の複数
の領域毎に本発明の下地処理を適用することにより、該
ページメモリの容量を低減することができる。即ち、1
ページ内の各領域毎に異なる下地処理を実現することが
できる。これは、1ページの原稿内に画像特徴の異なる
複数の領域が存在している場合に特に有用である。
【0097】また、ページメモリの容量はそのままに、
操作者によって原稿画像上の領域指定を行えるように
し、該指定領域毎にセレクト信号等を切り替えることに
より、よりフレキシブルな下地処理が可能となる。
【0098】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ラー原稿画像を2色表現出力する画像処理装置におい
て、少なくとも1つの画像端部を含む任意のブロックエ
リアにおける画像信号に応じて下地処理のパラメータを
作成することにより、プリスキャンで画像全体のヒスト
グラムを作成すること無く、適切な下地処理を施した2
色表現を行うことができ、フルカラーの新聞や裏写りの
ある原稿に対しても、下地のカブリや裏写り等を防止し
た鮮明な画像を、生産性を落とすこと無く得ることがで
きる。
【0100】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の画像処理装置の断面図
である。
【図2】本実施例の画像処理装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】本実施例の画像処理部203の詳細構成を示す
ブロック図である。
【図4】本実施例の下地処理/2色分離部303の詳細
構成を示すブロック図である。
【図5】本実施例の2色分離部401の詳細構成を示す
ブロック図である。
【図6】本実施例の色相検出部502の詳細構成を示す
のブロック図である。
【図7】本実施例の2色データ生成部503の詳細構成
を示すブロック図である。
【図8】本実施例の2色データ生成部503で使用する
パラメータを説明するための図である。
【図9】本発明に係る第2実施例における下地処理/2
色分離部303の詳細構成を示すブロック図である。
【図10】本発明に係る第3実施例における画像処理部
203の詳細構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
401 2色分離部 402 セレクタ 403 ゲート 406 ブロックエリア信号作成部 407,408 メモリ 409,410 平均値算出部 411 最大値/最小値検出部 412 中間値補間部 413,414 γ補正テーブル 417 ページメモリ 501 最大値/最小値検出部 502 色相検出部 503 2色データ生成部 504,505,506 減算器

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を第1色の信号と前記第1色と
    異なる第2色の信号とに分離する2色分離手段と、 前記2色分離手段により分離された第1色の信号と第2
    色の信号から画像の所定領域に対応する信号を抽出する
    抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された第1色の信号及び第2色
    の信号に基づいて前記2色分離手段により分離された第
    1色の信号及び第2色の信号を補正する補正手段とを有
    することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記補正手段は、前記抽出手段により抽
    出された第1色の信号に基づいて前記2色分離手段によ
    り分離された第1色と第2色との信号を補正することを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、前記抽出手段により抽
    出された第1色の信号に基づいて前記2色分離手段によ
    り分離された第1色の信号を補正し、前記抽出手段によ
    り抽出された第2色の信号に基づいて前記2色分離手段
    により分離された第2色の信号を補正することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記補正手段は、γ補正を行うテーブル
    内容を変更することを特徴とする請求項3記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記所定領域は少なくとも2箇所である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記所定領域は画像端部を含む領域であ
    ることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記所定領域は、少なくとも2画素以上
    からなるブロックであることを特徴とする請求項6記載
    の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記補正手段は、前記抽出手段により抽
    出された少なくとも2つの所定領域毎に第1色の信号及
    び第2色の信号の平均値を算出する算出手段と、 該算出された平均値の最大値及び最小値を検出する検出
    手段と、 該検出された最大値及び最小値に基づいて中間値を補間
    する補間手段とを有し、 該補間された中間値により、各色のテーブル内容を変更
    することを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記算出手段は、前記抽出手段により抽
    出された第1色の信号及び第2色の信号のうち所定範囲
    内にある信号の平均値を算出することを特徴とする請求
    項8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記検出手段は、検出する最大値の上
    限及び最小値の下限を有することを特徴とする請求項8
    記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 画像信号を第1色の信号と前記第1色
    と異なる第2色の信号とに分離する2色分離工程と、 前記2色分離工程により分離された第1色の信号と第2
    色の信号から画像の所定領域に対応する信号を抽出する
    抽出工程と、 前記抽出工程により抽出された第1色の信号及び第2色
    の信号に基づいて前記2色分離手段により分離された第
    1色の信号及び第2色の信号を補正する補正工程とを有
    することを特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記補正工程は、前記抽出工程により
    抽出された第1色の信号に基づいて前記2色分離手段に
    より分離された第1色と第2色との信号を補正すること
    を特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記補正工程は、前記抽出工程により
    抽出された第1色の信号に基づいて前記2色分離手段に
    より分離された第1色の信号を補正し、前記抽出手段に
    より抽出された第2色の信号に基づいて前記2色分離手
    段により分離された第2色の信号を補正することを特徴
    とする請求項11記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記補正工程は、γ補正を行うテーブ
    ル内容を変更することを特徴とする請求項13記載の画
    像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記所定領域は少なくとも2箇所であ
    ることを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記所定領域は画像端部を含む領域で
    あることを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記所定領域は、少なくとも2画素以
    上からなるブロックであることを特徴とする請求項16
    記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記補正工程は、前記抽出工程により
    抽出された少なくとも2つの所定領域毎に第1色の信号
    及び第2色の信号の平均値を算出し、 該算出された平均値の最大値及び最小値を検出し、 該検出された最大値及び最小値に基づいて中間値を補間
    し、 該補間された中間値により、各色のテーブル内容を変更
    することを特徴とする請求項17記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記平均値は、前記抽出工程により抽
    出された第1色の信号及び第2色の信号のうち所定範囲
    内にある信号から算出することを特徴とする請求項18
    記載の画像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記最大値の上限及び最小値の下限は
    予め設定されていることを特徴とする請求項18記載の
    画像処理方法。
  21. 【請求項21】 前記補正手段は、前記抽出手段により
    抽出された第2色の信号に基づいて前記2色分離手段に
    より分離された第1色と第2色との信号を補正すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記補正手段は、前記抽出手段により
    抽出された第1色と第2色との信号に基づいて前記2色
    分離手段により分離された第1色と第2色との信号を補
    正することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記補正工程は、前記抽出工程におい
    て抽出された第2色の信号に基づいて前記2色分離工程
    において分離された第1色と第2色との信号を補正する
    ことを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  24. 【請求項24】 前記補正手段は、前記抽出手段により
    抽出された第1色と第2色との信号に基づいて前記2色
    分離手段により分離された第1色と第2色との信号を補
    正することを特徴とする請求項11記載の画像処理方
    法。
JP7110419A 1995-05-09 1995-05-09 画像処理装置及びその方法 Withdrawn JPH08307667A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7110419A JPH08307667A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 画像処理装置及びその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7110419A JPH08307667A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 画像処理装置及びその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08307667A true JPH08307667A (ja) 1996-11-22

Family

ID=14535294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7110419A Withdrawn JPH08307667A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 画像処理装置及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08307667A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5414529A (en) Image combining in image processing apparatus
JPH11187266A (ja) 画像処理装置および画像形成装置
US5260804A (en) Image processing apparatus having frame erasure capability
JPH10341341A (ja) 画像処理装置
JP4329271B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、および画像処理方法
US6259811B1 (en) Image processing apparatus and method
JPH06152995A (ja) 画像形成装置
JPH07101917B2 (ja) 領域制御装置
JP3376081B2 (ja) 画像処理方法及び装置
JPH08251402A (ja) 画像処理装置
JPH07131664A (ja) 画像処理方法およびその装置
US7551320B2 (en) Image processing apparatus, image forming apparatus, control program, and computer-readable recording medium
JPH0884268A (ja) 画像処理方法及び装置
US6134023A (en) Image forming apparatus which outputs a color image by separating color image information into at least two color components
JPH05252527A (ja) 画像処理装置
US5748345A (en) Image processing apparatus for performing image processing according to colors of input image
JPH08149323A (ja) 画像処理装置
JP3554019B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP3176212B2 (ja) 画像処理装置
JPH0766974A (ja) 画像形成装置
JPH08307667A (ja) 画像処理装置及びその方法
JP3627889B2 (ja) ディジタル画像処理装置
US6822752B1 (en) Color image forming method and color image forming device
JPH07298079A (ja) 画像処理装置及び方法
JP4085584B2 (ja) 画像処理装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806