JPH08307522A - 回線インターフェースのシステムデータ構築方式 - Google Patents

回線インターフェースのシステムデータ構築方式

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JPH08307522A
JPH08307522A JP10536395A JP10536395A JPH08307522A JP H08307522 A JPH08307522 A JP H08307522A JP 10536395 A JP10536395 A JP 10536395A JP 10536395 A JP10536395 A JP 10536395A JP H08307522 A JPH08307522 A JP H08307522A
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JP
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data
lines
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JP10536395A
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Kazunori Kobayakawa
和徳 小早川
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Meisei Electric Co Ltd
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Meisei Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話交換システム本体へのシステムデータの
設定を簡単かつ短時間で、しかも正確に行なうこと。 【構成】 T1インターフェースカード1が具備してい
るディップスイッチからの入力により回線識別および該
種別毎の回線数から成るシステムデータの設定を行なう
と、該設定されたシステムデータはデュアルポートRA
M7に記憶され、電話交換システムの電源が投入される
と、MPU61は該電源の投入により「初期設定制御
要」と判断した場合にはシステムデータメモリ621を
初期化して、上記デュアルポートRAM7に記憶されて
いる上記システムデータを読み込んで上記初期化したシ
ステムデータメモリ621に記憶するとともに該システ
ムデータの上記回線種別に対するインターフェース条件
を上記T1インターフェースカード1のインターフェー
ス条件メモリ14に記憶することによりシステムデータ
の設定が完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の回線インターフ
ェースを含む回線インターフェース装置(回線インター
フェースカード)を有する電話交換システムにおいて、
当該インターフェース装置が制御する回線の種別と種別
毎の回線数の設定を行なうためのシステムデータ構築方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】電話交換システムには、一般に通信回線
と電話交換システム本体との間のインターフェースを行
なうインターフェース装置(所謂インターフェースカー
ドといわれるもの)が設けられる。
【0003】このインターフェース装置には、例えば、
一般局線、DID局線、専用線、内線といったような回
線種別毎に専用のインターフェースカードとして設けら
れるもの(アナログ系回線のためのインターフェースカ
ードに多くみられる。以下、専用インターフェースカー
ドという。)と単一のインターフェースカード中に、い
ずれの種類の回線にも適用できる複数の回線インターフ
ェースが設けられ、電話交換システム本体に設定された
システムデータによって当該インターフェースカード中
の回線インターフェースに割り当てる回線種別と種別毎
の回線数を設定するようにしたもの(デジタル系回線の
ためのインターフェースカードに多くみられる。)とが
ある。この後者のインターフェースカードは、T1イン
ターフェースカードといわれる。
【0004】上記専用インターフェースカードでは、カ
ード毎に回線種別と該カードに搭載された回線数とが固
定的であるため、そのユニット識別コードと回線に対応
するインターフェース条件とは1対1に対応するので、
これを電話交換システム本体(以下、システム本体とい
う。)に搭載したときには、そのユニット識別コード
(インターフェースカード自体に付与されている。)を
読み込むだけでシステム本体に回線に関するシステムデ
ータの構築が可能であるが、上記T1インターフェース
カードではインターフェースする回線の種別とその回線
数は一定でないため(自由に設定できるため)、そのユ
ニット識別コードと回線に対するインターフェース条件
とが1対1対応に固定されず、これをシステム本体に搭
載したときには、上記専用のインターフェースカードの
ように、そのユニット識別コードのみによってはシステ
ム本体に回線に関するシステムデータを構築することは
できない。
【0005】そこで、従来は、T1インターフェースカ
ードのようなインターフェース装置について、その回線
インターフェースを割り当てる回線の種別と回線数に関
するシステムデータを、システム本体に接続したコンソ
ール(パーソナルコンピュータ)から投入している。
【0006】なお、T1インターフェースカードは、そ
れが有する複数の回線インターフェースをいかなる種類
の回線にも割り当てることができるという柔軟性が、そ
の最大の特徴である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べた従来の電
話交換システムでは、T1インターフェースカードにつ
いてのシステムデータを構築する場合には、システム本
体にコンソールを接続しなければならず、システムデー
タの構築が面倒であるばかりか、その作業時間を要し、
かつ、キー操作によるシステムデータの投入では誤デー
タの投入の恐れがある。
【0008】また、電話交換システムの設置場所でのシ
ステムデータの投入作業では、設置場所までパーソナル
コンピュータを持ち込む必要があり、特に、電話交換シ
ステムの運用時に契約回線(電気通信事業者と使用契約
を結んでいる回線)の変更、増減を行なう場合には極め
て不都合である。
【0009】本発明は以上の問題を解決するために提案
するもので、T1インターフェースカードのような、回
線の設定に柔軟性のあるインターフェース装置について
のシステム本体へのシステムデータの構築を簡単かつ短
時間で、しかも誤って設定することがなく行なわれるシ
ステムデータの構築方式を得ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題のため、本発
明は、回線インターフェース装置(T1インターフェー
スカード)に、当該インターフェース装置が有する回線
インターフェースに割り当てる回線種別と回線種別毎の
回線数を設定するためのデータ設定手段(具体的には例
えばディップスイッチ)を設け、システム本体の初期化
処理時(例えば電源の投入によって初期化が行なわれ
る)に、上記データ設定手段によって設定されている回
線種別とその回線数に関するシステムデータを構築する
ようにしたものであり、また上記回線に関するシステム
データのシステム本体への構築後に回線インターフェー
ス装置にはこれに設定された回線のインターフェース条
件を決定するデータを当該システム本体から送付してこ
れを記憶するようにしたものである。
【0011】
【作用】回線インターフェース装置(T1インターフェ
ースカード)には、これによって使用する回線の種別と
回線数とが設定されているので、システム本体の初期化
処理時において、システム本体から当該回線インターフ
ェース装置にアクセルすることによって、従来の専用イ
ンターフェースカードと同様にシステム本体に回線に関
するシステムデータの構築がなされる。
【0012】また、インターフェース装置に設定された
回線に対するインターフェース条件は、システムデータ
構築直後にシステム本体からインターフェースに送付さ
れ、ここに記憶される。
【0013】
【実施例】図面はいすれも本発明の実施例を説明するも
ので、図1は電話交換システムの制御系を示したブロッ
ク図、図2はT1インターフェースカードの構成をシス
テム本体側の関連部分とともに示したブロック図、図3
及び図4はフローチャート、図5はユニット識別コード
の判定テーブルの概念を説明する図、図6は本実施例に
おけるユニット実装テーブルの概念を説明する図であ
る。
【0014】図1に示すように、本発明の実施例に係る
電話交換システムの制御系は、T1インターフェースカ
ード1、一般局線カード2と、専用線カード3と、DI
D(ダイヤルイン)局線カード4と、内線カード5と、
共通制御装置6と、上記各カード1〜5と共通制御装置
6との間で授受するデータを記憶するデュアルポートR
AM7を有する。なお一般局線カード2、専用線カード
3、DID局線カード4及び内線カード5は、回線種別
がそれぞれのカードに固定されているアナログ系回線の
専用インターフェースカードであり、本発明とは直接に
は関係しないが、発明の周辺の説明として示した。
【0015】T1インターフェースカード1はデジタル
系回線のインターフェース装置であり、複数の回線イン
ターフェース、例えば24個の回線インターフェースを
有し、この24個の回線インターフェースは、それぞれ
がシステムデータによっていずれの種類の回線にも設定
できるようになっている。ここで回線の種類とは、例え
ば、一般局線、専用線、DID局線、一般内線等であ
る。
【0016】また、当該T1インターフェースカード1
は、図2に示すようにプリント基板10上に例えばデー
タ設定手段としての複数のディップスイッチ(DIP−
SW)等(他には、ロータリースイッチ、押ボタンスイ
ッチなどの機械的スイッチが考えられるが本実施例では
ディップスイッチとして説明する)であって、上記回線
種別及び各種別毎の回線数を設定するためのデータ設定
手段である外部入力装置11と、ワンチップCPUを主
体としてT1インターフェースカード1を一括に制御す
るSPU12と、上記外部入力装置11とSPU12と
を接続するポート入出力装置(以下PIOという。)1
3と当該T1インターフェースカード1に設定した回線
に対するインターフェース条件データを記憶するインタ
ーフェース条件メモリ14とを有し、前記24個の回線
インターフェースは、SPU12の制御による時分割ス
ロットの割り当てによって設定されている。
【0017】また、外部入力装置11は、例えば前記し
た一般局線、専用線、DID局線、一般内線毎に別個の
ディップスイッチであって、このディップスイッチはプ
リント板に設けられている。また該ディップスイッチに
よって回線種別及び回線数が設定できるようになってお
り、回線種別は複数種類の設定が可能である。例えば、
一般局線のディップスイッチの「8」がオンとなってい
るものとすると、一般局線が8回線設定されていること
となり、また例えばDID局線のディップスイッチは全
てオフとなっているものとすると、DID局線について
は設定がないこととなる。
【0018】共通制御装置6は図1に示すように、ワン
チップCPUを主体として構成され電話交換システムを
一括に制御するMPU61と、メモリ62と、例えばデ
ィップスイッチ等で構成され、電話交換システムの電源
投入時の作動条件(電源の単なる立ち上げか、又は初期
化処理(本発明に係るシステムデータの設定等を行なう
こと)を伴う電源の立ち上げかを決めるための条件)を
設定する外部入力装置63と、メモリ62と外部入力装
置63とを接続するポート入出力装置(以下、PIOと
いう。)64を有する。
【0019】メモリ62には、本発明に関して、システ
ムデータを格納するシステムデータメモリ621と、図
5でその概念を示すユニット識別コード判定テーブル
(以下、判定テーブルという。)622を包含してい
る。
【0020】また当然のことながら処理途中で一時的に
設定されるメモリのエリアも含まれており、このような
メモリには、後で説明するユニット実装テーブルがあ
る。
【0021】次に図3及び図4に示すフローチャートを
参照して実施例の動作を説明する。
【0022】電話交換システム(以下、システムとい
う。)への電源の投入に先立って、外部入力装置63に
より、初期設定の要否を設定しておく。なお、初期設定
動作では、種々の設定が行なわれるが、本発明に関して
はシステムに収容される電話回線についてのシステムデ
ータの構築制御であり、以下の説明では、このシステム
データの構築制御についてのみ説明する。
【0023】また、システムに電源が投入されると、各
カード1〜5は公知のパワーオンリセット制御によっ
て、それぞれがリセットされたのち、当該カード1〜5
自体の制御(それぞれがCPUを有している。)によっ
て、自己の識別コード等をデュアルポートRAM7に送
付し、該デュアルポートRAM7は、これを記憶する。
特にT1インターフェースカード1に対応する当該デュ
アルポートRAM7のエリア71には、識別コードの
他、これに設定された回線種別及び設定回線数を示すデ
ータが記憶される。すなわち、図2において、前記した
ように、外部入力装置11には、そのディップスイッチ
によって回線種別と回線数が設定されており、SPU1
2はPIO13を介して外部入力装置11から回線種別
及び回線数を読み込んで、各インターフェース(例えば
24回線分の回線インターフェースが、時分割スロット
の割り当てによって設定されている。)を読み込んだ条
件(回線種別と回線数)に設定するとともに当該回線種
別をデュアルポートRAM7に送付してここに記憶させ
る。
【0024】システムに電源が投入されると(STEP
1)、共通制御装置6において、MPU61はまずPI
O64を介して外部入力装置63に設定された条件を読
み込んで初期設定(本発明に関しては、電話回線につい
てのシステムデータの設定)の要否を判断する(STE
P2)。
【0025】外部入力装置63で設定された条件が「初
期設定制御不要」であれば、MPU61による制御は通
常の運用(交換制御)に移行し(STEP3)、「初期
設定制御要」であれば、以下に説明するシステムデータ
の設定制御に移行する。
【0026】すなわち、MPU61は、まず、メモリ6
2中のシステムデータメモリ621に割り当てられたエ
リアの初期化を行なう(STEP4)。システムが既存
のものであって、システムの回路構成の変更を行なうと
きのように、システムデータメモリ621に既にシステ
ムデータが格納されている場合には、STEP4の初期
化処理によって古いシステムデータが抹消される。
【0027】次にMPU61は、デュアルポートRAM
7の全ポートの検索が終了したか否かを判断する(ST
EP5)。すなわち、デュアルポートRAM7のポート
71〜75を、例えば図1に示す左側(ポート71)か
ら順次検索していくものとすると、前回の処理が内線カ
ード5に関するシステムデータの設定処理であった場合
には当該内線カード5に対応するポート75は検索順位
が最後であるので(後述するデュアルポートRAM7の
検索位置の更新処理(STEP11)で検索位置がない
ことにより判断する。)全ポートの検索が終了している
こととなって初期設定制御は終了となるが(STEP5
においてYESの方向に進む。)、今の場合、最初の処
理であるので、MPU61はデュアルポートRAM7か
ら上記順序に従い、まずT1インターフェースカード1
に対応しているエリア71から、ここに記憶されている
ユニット識別コードを受領し(STEP6)、次にメモ
リ62に設定されているユニット判定テーブル622を
参照して(STEP7)STEP6で受領したユニット
識別コードの内容を判断する(STEP8)。
【0028】ユニット判定テーブル622は、例えば図
5に示すように構成されており、今の場合、デュアルポ
ートRAM7のエリア71からユニット識別コード
「1」を受領して当該ユニット判定テーブル622を参
照し、このコード「1」がT1インターフェースカード
1のコードであることを判断し(STEP8において、
YESの方向に進む。)T1インターフェースカード1
に対するシステムデータの設定制御を行なう(STEP
9)。
【0029】ステップ9におけるT1インターフェース
カード1のシステムデータの設定制御については、後で
図4により説明する。
【0030】T1インターフェースカード1についての
システムデータの設定処理が終わると、次にMPU61
はデュアルポートRAM7の検索位置を次のエリア、今
の場合エリア72に更新し(STEP11)、前記した
STEP5からの処理を繰り返す。
【0031】すなわち、SETP5においては未だ全ポ
ートの検索が終了していないので、処理がSTEP6に
進み、ここでデュアルポートRAM67のエリア72か
らユニット識別コード「2」を受領してSTEP7の処
理で設定すべきシステムデータが一般局線カード2に対
するシステムデータであるものと判断し、これによりS
TEP8では「NO」の方向に処理が進んで一般局線カ
ード2に対するシステムデータをメモリ62中のシステ
ムデータ621に格納する(STEP10)。一般局線
カード2は、一般局線専用に設けられたカードであっ
て、そのシステムデータメモリ621への収納位置は、
当該カード2のシステムへの接続位置(カード2を挿入
するコネクタの位置)によって一義的に決まるので、T
1インターフェースカード1に対する後述の処理(図4
に示す処理)のような複雑な処理を必要としない。
【0032】以上のようにして一般局線カード2につい
てのシステムデータの設定が終了すると、MPU61は
再びSTEP11,5,6,7,8及び10と続く処理
を繰り返して専用線カード3、DID局線カード4及び
内線カード5に対するシステムデータの設定処理を行な
い、内線カード5に対するシステムデータの設定が終了
すると、STEP11における検索位置の更新によって
検索すべきデュアルポートRAM7のエリアがなくなっ
たことにより、STEP5において処理は「YES」の
方向に進み、一連のシステムデータの設定処理が終了す
る。
【0033】次に図4によって前記STEP9の処理を
詳細に説明する。
【0034】前記システムデータの構築制御において、
MPU61の処理がT1インターフェースカード1のシ
ステムデータの設定制御に入ると(STEP9)、まず
MPU61はデュアルポートRAM7に記憶されたT1
インターフェースカード1に関するシステムデータ(回
線種別及び回線数の情報)を受領して(STEP90
1)、メモリ62にユニット実装テーブルとして記憶す
る。すなわち、T1インターフェースカード1の外部入
力装置11によって当該T1インターフェースカード1
に設定されている回線種別が一般局線、DID局線及び
内線で、回線数がそれぞれ8回線づつであるものとする
と(実施例では、8回線を単位として最大24回線が設
定できるようになっている。)、ユニット実装テーブル
は図6に示すような内容でメモリ62の一時記憶エリア
623に作成される(STEP902)。
【0035】次にMPU61は、まず、ユニット実装テ
ーブルの回線種別情報を分析して(STEP903)、
設定すべきシステムデータの回線種別を判断する(ST
EP904,906,908)。すなわち、図6に示す
ユニット実装テーブルの例では、第1番目に記憶されて
いる回線種別が一般局線であるので、MPU61はST
EP904において処理を「YES」の方向に進めて一
般局線のシステムデータを選択し保持する(STEP9
05)。
【0036】次にMPU61は、ユニット実装テーブル
の回線数情報を分析して(STEP911)、設定すべ
きシステムデータの回線数を判断する(STEP91
2,914,916)。すなわち図6に示す例では、上
記選択、保持した一般局線に対する回線数が8回線であ
るので、MPU61はSTEP912において、処理を
「YES」の方向に進め、8回線分の一般局線に対する
システムデータをシステムデータメモリ621に格納す
る(STEP913)。
【0037】以上によりシステムには、T1インターフ
ェースカード1に対するシステムデータのうち、一般局
線に対する8回線のデータが設定されたこととなる。
【0038】ところで、T1インターフェースカード1
のSPU12は、外部入力装置11からの情報でどの回
線を時分割スロットのいずれのスロットに割り当てるか
を設定するのみであって、設定した回線の動作条件(イ
ンターフェース条件)はそれ自体では判断できない。そ
こでこのインターフェース条件を外部からT1インター
フェース条件を設定する制御が必要となる。実施例では
これを共通制御装置6からT1インターフェースカード
1に送付して設定するようにしている。
【0039】すなわち、前記のようにしてシステムデー
タメモリ621に例えば一般局線に対するシステムデー
タが設定されると、MPU61は一般局線に対するイン
ターフェース条件データをデュアルポートRAM7のエ
リア71に送付して記憶させ(STEP917)、T1
インターフェースカード1のSPU12は当該エリア7
1から上記インターフェース条件データを受領してイン
ターフェース条件メモリ14に記憶する。以上によりT
1インターフェースカード1には8回線分の一般局線が
動作可能であるように設定されたこととなる。
【0040】なお上記インターフェース条件データとは
システムデータとしてシステムデータメモリ621に設
定した回線種別と該種別毎の回線数に関するデータはも
とより種別毎に決まっている例えば通話終了条件等のデ
ータをいう。
【0041】次に、MPU61は、ユニット実装テーブ
ル中に書き込まれている回線の全てについてシステムデ
ータの設定処理が終了したか否かを判断する(STEP
918)。いまの場合、一般局線についてシステムデー
タの設定処理が終っているのみであるので、MPU61
による処理はSTEP903に戻って他の回線、すなわ
ち、図6に示す例でDID局線及び内線について同様の
システムデータの設定処理が繰り返される。なお、実施
例ではT1インターフェースカード1に設定できる回線
種別は、一般局線、DID局線、専用線及び内線の4種
類であり、回線種別を判断する処理、すなわちSTEP
904,906及び908でいずれも「NO」と判断し
た場合の回線種別は内線であり、また設定できる回線数
は8回線単位の3種類、すなわち、8回線、16回線及
び24回線であり、回線数を判断する処理、すなわちS
TEP912および914でいずれも「NO」と判断し
た場合の回線数は24回線となる。
【0042】以上の処理の繰り返しによって内線に対す
るシステムデータの設定が終ると、MPU61による処
理はSTEP918において「YES」の方向に進み、
一連のシステムデータ設定処理が終了する。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように本発明はSPU1
2、PIO13及びインターフェース条件メモリ14を
有するプリント基板10にシステムデータ設定手段とし
てディップスイッチを設けてT1インターフェースカー
ドを作成し、そのディップスイッチの操作によってシス
テムデータの設定を行なうようにしたので、システム本
体にシステムデータ投入用装置(例えばパーソナルコン
ピュータ)を接続する必要はなく、従ってシステムデー
タの設定が容易であり、かつ誤データの投入も防止でき
る。
【0044】また既存システムのシステムデータの変更
(回線種別の変更及び回線数の増減)も、システムの設
置場所において容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電話交換システムの制御系を示したブロック
図。
【図2】T1インターフェースカードの構成をシステム
本体側の関連部分とともに示したブロック図。
【図3】本発明のフローチャート。
【図4】本発明のフローチャート。
【図5】ユニット識別コードの判定テーブルの概念説明
図。
【図6】本実施例におけるユニット実装テーブルの概念
説明図。
【符号の説明】
1…T1インターフェースカード 2…一般局線
カード 3…専用線カード 4…DID局
線カード 5…内線カード 6…共通制御
装置 7…デュアルポートRAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回線インターフェースを含む回線
    インターフェース装置を有し、該回線インターフェース
    装置に設ける回線の種別及び種別毎の回線数をシステム
    データによって電話交換システム本体に設定するように
    した回線インターフェースのシステムデータ構築方式で
    あって、回線インターフェース装置に回線種別と回線種
    別毎の回線数を設定するためのデータ設定手段を有し、
    電話交換システム本体の初期化処理時に、上記データ設
    定手段によって設定されている回線種別及びその回線数
    に関するデータを当該回線インターフェース装置から読
    み取って電話交換システム本体のシステムデータメモリ
    に記憶するようにした回線インターフェースのシステム
    データ構築方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回線インターフェース
    のシステムデータ構築方式において、回線インターフェ
    ース装置は、これに設定された回線に対するインターフ
    ェース条件を設定するためのインターフェース条件メモ
    リを有し、電話交換システム本体の初期化処理時に、電
    話交換システム本体のシステムデータメモリに回線種別
    及びその回線数に関するデータを記憶したのち、電話交
    換システム本体から当該記憶した回線種別に関するイン
    ターフェース条件データを上記回線インターフェース装
    置に送付し、これを上記インターフェース条件メモリに
    記憶するようにした回線インターフェースのシステムデ
    ータ構築方式。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の回線インターフ
    ェースのシステムデータ構築方式において、電話交換シ
    ステムの初期化処理が当該電話交換システム本体への電
    源の投入によってなされるようにしてある回線インター
    フェースのシステムデータの構築方式。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の回線インターフ
    ェースのシステムデータ構築方式において、回線インタ
    ーフェース装置のデータ設定手段が、機械的スイッチ手
    段で構成されている回線インターフェースのシステムデ
    ータ構築方式。
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