JPH08307416A - 暗号化機能付きｉｓｄｎターミナルアダプタ - Google Patents
暗号化機能付きｉｓｄｎターミナルアダプタInfo
- Publication number
- JPH08307416A JPH08307416A JP7110607A JP11060795A JPH08307416A JP H08307416 A JPH08307416 A JP H08307416A JP 7110607 A JP7110607 A JP 7110607A JP 11060795 A JP11060795 A JP 11060795A JP H08307416 A JPH08307416 A JP H08307416A
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- Japan
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- encryption
- data
- communication
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 符号化キーを第三者に知られないようにし
た、通信の機密性が高い符号化を行う。 【構成】 装置内の暗号化符号化整合回路において、同
期変換回路２１によって入力信号を中間速度へ速度変換
したとき、整合フレームの予め決められたオクテットの
ビットデータを反転するようにしたので、ＩＳＤＮ網に
伝送されている情報が通信相手以外に簡単に漏れるのを
防止して、従来より通信の機密性を向上させることがで
きる。
た、通信の機密性が高い符号化を行う。 【構成】 装置内の暗号化符号化整合回路において、同
期変換回路２１によって入力信号を中間速度へ速度変換
したとき、整合フレームの予め決められたオクテットの
ビットデータを反転するようにしたので、ＩＳＤＮ網に
伝送されている情報が通信相手以外に簡単に漏れるのを
防止して、従来より通信の機密性を向上させることがで
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、暗号化機能付きＩＳＤ
Ｎターミナルアダプタに関するものである。
Ｎターミナルアダプタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、特開平２−１１９３３９号公報
に、図４で示すような暗号化機能付きＩＳＤＮ端末が提
案されている。図４において、ＩＳＤＮ端末４１、４４
はそれぞれ加入者回路４２、４５を介してＩＳＤＮ交換
機４３、４６に収容され、ＩＳＤＮ交換機４３と４６は
中継線４７により接続されている。ＩＳＤＮ端末４１、
４４は暗号符号化・解読装置４１０と、Ｄチャネルプロ
トコル処理装置４１１を備え、加入者回線４２又は４５
に接続されている。暗号符号化・解読装置４１０は通信
データとＤチャネルプロトコル処理装置４１１を介した
暗号符号化キーと入力されると、入力された通信データ
を暗号符号化キーに基づいて暗号符号化し、また、暗号
符号化された通信データが供給されたときは、その通信
データを入力された暗号符号化キーに基づいて暗号解読
する。
に、図４で示すような暗号化機能付きＩＳＤＮ端末が提
案されている。図４において、ＩＳＤＮ端末４１、４４
はそれぞれ加入者回路４２、４５を介してＩＳＤＮ交換
機４３、４６に収容され、ＩＳＤＮ交換機４３と４６は
中継線４７により接続されている。ＩＳＤＮ端末４１、
４４は暗号符号化・解読装置４１０と、Ｄチャネルプロ
トコル処理装置４１１を備え、加入者回線４２又は４５
に接続されている。暗号符号化・解読装置４１０は通信
データとＤチャネルプロトコル処理装置４１１を介した
暗号符号化キーと入力されると、入力された通信データ
を暗号符号化キーに基づいて暗号符号化し、また、暗号
符号化された通信データが供給されたときは、その通信
データを入力された暗号符号化キーに基づいて暗号解読
する。
【０００３】Ｄチャネルプロトコル処理装置４１１は発
呼の場合に、加入者から通信データと暗号符号化キーが
ＩＳＤＮ端末４１または４４に入力されると、暗号符号
化キーを暗号符号化・解読装置４１０に送るとともに、
セットアップメッセージのユーザ・ユーザ情報要素の中
に、その暗号符号化キーを設定してＤチャネルにより加
入者回路４２又は４５を介して着信側に送出し、着呼の
場合には着信したセットアップメッセージの中のユーザ
・ユーザ情報要素より、設定されている暗号符号化キー
を抽出して暗号化・解読装置４１０へ送る。
呼の場合に、加入者から通信データと暗号符号化キーが
ＩＳＤＮ端末４１または４４に入力されると、暗号符号
化キーを暗号符号化・解読装置４１０に送るとともに、
セットアップメッセージのユーザ・ユーザ情報要素の中
に、その暗号符号化キーを設定してＤチャネルにより加
入者回路４２又は４５を介して着信側に送出し、着呼の
場合には着信したセットアップメッセージの中のユーザ
・ユーザ情報要素より、設定されている暗号符号化キー
を抽出して暗号化・解読装置４１０へ送る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の装置は図４に示すように、Ｄチャネルのセット
アップメッセージのユーザ・ユーザ情報要素の中にその
暗号符号化キーを設定して通信相手に通知し、Ｂチャネ
ルによって通信するので、Ｄチャネルをモニタして暗号
符号化方式が分かった場合、Ｂチャネルでモニタされる
と、通信相手以外に容易に解読され、通信内容の機密性
が維持できないと言う課題を有していた。本発明はこの
ような状況に鑑みてなされたもので、通信の機密性を維
持できるようにしたものである。
な従来の装置は図４に示すように、Ｄチャネルのセット
アップメッセージのユーザ・ユーザ情報要素の中にその
暗号符号化キーを設定して通信相手に通知し、Ｂチャネ
ルによって通信するので、Ｄチャネルをモニタして暗号
符号化方式が分かった場合、Ｂチャネルでモニタされる
と、通信相手以外に容易に解読され、通信内容の機密性
が維持できないと言う課題を有していた。本発明はこの
ような状況に鑑みてなされたもので、通信の機密性を維
持できるようにしたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために請求項１の発明は、送信側で符号変換を行った
ものを受信側で同じ規則を使用して符号変換前の信号に
戻す符号変換、逆変換回路を備えたものである。請求項
２の発明は請求項１の発明において、符号変換は速度変
換直後に装置内部のアルゴリズムに従って行うようにし
たものである。
るために請求項１の発明は、送信側で符号変換を行った
ものを受信側で同じ規則を使用して符号変換前の信号に
戻す符号変換、逆変換回路を備えたものである。請求項
２の発明は請求項１の発明において、符号変換は速度変
換直後に装置内部のアルゴリズムに従って行うようにし
たものである。
【０００６】
【作用】装置内部の情報だけで速度変換した直後にビッ
ト列中の所定の部分を入れ替える処理が行われ、符号化
が行われる。
ト列中の所定の部分を入れ替える処理が行われ、符号化
が行われる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示すブロック図、
図２は暗号符号化速度整合回路のブロック図であり、図
２（ａ）はＲ点速度１９．２ｋｂｉｔ／ｓ以下の場合、
図２（ｂ）はＲ点速度４８ｋｂｉｔ／ｓまたは５４ｋｂ
ｉｔ／ｓ時のブロック図である。図３は暗号符号化方式
の一例を示し、図３（ａ）は中間速度への整合フレーム
暗号化方式の一例、図３（ｂ）は６４ｋｂｉｔ／ｓへの
整合フレームの暗号化の一例を示す図である。
図２は暗号符号化速度整合回路のブロック図であり、図
２（ａ）はＲ点速度１９．２ｋｂｉｔ／ｓ以下の場合、
図２（ｂ）はＲ点速度４８ｋｂｉｔ／ｓまたは５４ｋｂ
ｉｔ／ｓ時のブロック図である。図３は暗号符号化方式
の一例を示し、図３（ａ）は中間速度への整合フレーム
暗号化方式の一例、図３（ｂ）は６４ｋｂｉｔ／ｓへの
整合フレームの暗号化の一例を示す図である。
【０００８】図１において、本実施例のＩＳＤＮターミ
ナルアダプタ１はデータ端末２にインターフェースし、
データ端末２へのデータの送受信を行うドライバ／レシ
ーバ１５と、ＩＳＤＮ網３にインターフェースし、その
ＩＳＤＮ網３に対してデータの送受信を行うレイヤ１・
レイヤ２回路１６と、プログラムおよび処理データを一
時的に蓄積するメモリ１２と、データ端末２との発信着
信制御を行うマルチプロトコルシリアルコントローラ
（ＭＰＳＣ）１３と、ＩＳＤＮ網３へ送信するデータを
暗号化し、ＩＳＤＮ網３から受信したデータを復号化す
る暗号復号化速度整合回路１４と、レイヤ３およびＩＳ
ＤＮターミナルアダプタ１全体を制御するＣＰＵ１１を
有している。
ナルアダプタ１はデータ端末２にインターフェースし、
データ端末２へのデータの送受信を行うドライバ／レシ
ーバ１５と、ＩＳＤＮ網３にインターフェースし、その
ＩＳＤＮ網３に対してデータの送受信を行うレイヤ１・
レイヤ２回路１６と、プログラムおよび処理データを一
時的に蓄積するメモリ１２と、データ端末２との発信着
信制御を行うマルチプロトコルシリアルコントローラ
（ＭＰＳＣ）１３と、ＩＳＤＮ網３へ送信するデータを
暗号化し、ＩＳＤＮ網３から受信したデータを復号化す
る暗号復号化速度整合回路１４と、レイヤ３およびＩＳ
ＤＮターミナルアダプタ１全体を制御するＣＰＵ１１を
有している。
【０００９】次に暗号符号化速度整合回路１４を図２お
よび図３によって説明する。図２は暗号符号化速度整合
回路１４のブロック図であり、ＩＴＵ−Ｔ勧告Ｖ．１１
０速度整合方式に適合した速度変換回路を２回路組み込
んでいる。
よび図３によって説明する。図２は暗号符号化速度整合
回路１４のブロック図であり、ＩＴＵ−Ｔ勧告Ｖ．１１
０速度整合方式に適合した速度変換回路を２回路組み込
んでいる。
【００１０】Ｒ点速度が１９．２ｋｂｉｔ／ｓ以下の非
同期速度の場合、データ端末２からのデータ送受信は同
期変換回路２１で非同期から同期へ変換されることによ
って２n ×６０ｋｂｉｔ／ｓで規定する同期ビット列に
なる。その同期ビット列は速度変換回路２２で２n ×８
ｋｂｉｔ／ｓの中間速度に変換される。その後、暗号復
号化回路２３で例えば図３（ａ）に示すようにオクテッ
ト０〜４、６〜９のビット２列のデータを反転させる暗
号化を実施した後、速度変換回路２４で６４ｋｂｉｔ／
ｓへ変換される。
同期速度の場合、データ端末２からのデータ送受信は同
期変換回路２１で非同期から同期へ変換されることによ
って２n ×６０ｋｂｉｔ／ｓで規定する同期ビット列に
なる。その同期ビット列は速度変換回路２２で２n ×８
ｋｂｉｔ／ｓの中間速度に変換される。その後、暗号復
号化回路２３で例えば図３（ａ）に示すようにオクテッ
ト０〜４、６〜９のビット２列のデータを反転させる暗
号化を実施した後、速度変換回路２４で６４ｋｂｉｔ／
ｓへ変換される。
【００１１】データ受信時は速度変換回路２４からの暗
号化された２n ×８ｋｂｉｔ／ｓデータを暗号復号化回
路２３でオクテット０〜４、６〜９のビット２列のデー
タを反転することにより複合化し、速度変換回路２２に
渡す。
号化された２n ×８ｋｂｉｔ／ｓデータを暗号復号化回
路２３でオクテット０〜４、６〜９のビット２列のデー
タを反転することにより複合化し、速度変換回路２２に
渡す。
【００１２】Ｒ点速度が１９．２ｋｂｉｔ／ｓ以下の同
期速度の場合における、暗号符号化速度整合回路１４の
ブロック図を図２（ｂ）に示し、６４ｋｂｉｔ／ｓ整合
回路２５および暗号化符号化回路２６から構成される。
期速度の場合における、暗号符号化速度整合回路１４の
ブロック図を図２（ｂ）に示し、６４ｋｂｉｔ／ｓ整合
回路２５および暗号化符号化回路２６から構成される。
【００１３】Ｒ点速度が４８ｋｂｉｔ／ｓ、５６ｋｂｉ
ｔ／ｓの同期速度の場合、データ送信時は６４ｋｂｉｔ
／ｓ整合回路２５により６４ｋｂｉｔ／ｓへ変換され
る。変換されたデータは暗号復号化回路２６により、例
えば５６ｋｂｉｔ／ｓである図３（ｂ）に示すオクテッ
ト０〜９のビット２列のデータを反転させる暗号化を実
施された後、６４ｋｂｉｔ／ｓｂチャネルデータにな
る。
ｔ／ｓの同期速度の場合、データ送信時は６４ｋｂｉｔ
／ｓ整合回路２５により６４ｋｂｉｔ／ｓへ変換され
る。変換されたデータは暗号復号化回路２６により、例
えば５６ｋｂｉｔ／ｓである図３（ｂ）に示すオクテッ
ト０〜９のビット２列のデータを反転させる暗号化を実
施された後、６４ｋｂｉｔ／ｓｂチャネルデータにな
る。
【００１４】データ受信時は暗号化された６４ｋｂｉｔ
／ｓのデータを暗号復号化回路２６で、オクテット０〜
９のビット２列のデータを反転させることにより復号化
し、６４ｋｂｉｔ／ｓ整合回路２５へ渡す。
／ｓのデータを暗号復号化回路２６で、オクテット０〜
９のビット２列のデータを反転させることにより復号化
し、６４ｋｂｉｔ／ｓ整合回路２５へ渡す。
【００１５】図３で一例を挙げた暗号復号化方式を通信
相手と合わせる方法としては、予め本発明のＩＳＤＮタ
ーミナルアダプタの機種を相手に合わせておくか、幾種
類かの方式に適応できるようにしておき、ディップスイ
ッチで指定するようにすれば良い。
相手と合わせる方法としては、予め本発明のＩＳＤＮタ
ーミナルアダプタの機種を相手に合わせておくか、幾種
類かの方式に適応できるようにしておき、ディップスイ
ッチで指定するようにすれば良い。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明は速度整合回
路において、中間速度への整合フレームの予め決められ
たオクテットのビットデータを反転するようにしたの
で、ＩＳＤＮ網に伝送されている情報が通信相手以外に
簡単に漏れるのを防止して、従来より通信の機密性を向
上させることができるという効果を有する。
路において、中間速度への整合フレームの予め決められ
たオクテットのビットデータを反転するようにしたの
で、ＩＳＤＮ網に伝送されている情報が通信相手以外に
簡単に漏れるのを防止して、従来より通信の機密性を向
上させることができるという効果を有する。
【図１】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図２】 暗号復号化速度整合回路の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図３】 暗号復号化方式の一例を示す図である。
【図４】 従来のＩＳＤＮ端末の一例を示すブロック図
である。
である。
１…ＩＳＤＮターミナルアダプタ、２…データ端末、３
…ＩＳＤＮ網、１１…ＣＰＵ、１２…メモリ、１３…マ
ルチプロトコルシリアルコントローラ、１４…暗号復号
化速度整合回路、１５…ドライバ／レシーバ、１６…レ
イヤ１・レイヤ２回路、２１…同期変換回路、２２，２
４…速度変換回路、２３，２６…暗号復号化回路、２５
…６４ｋｂｉｔ／ｓ整合回路。
…ＩＳＤＮ網、１１…ＣＰＵ、１２…メモリ、１３…マ
ルチプロトコルシリアルコントローラ、１４…暗号復号
化速度整合回路、１５…ドライバ／レシーバ、１６…レ
イヤ１・レイヤ２回路、２１…同期変換回路、２２，２
４…速度変換回路、２３，２６…暗号復号化回路、２５
…６４ｋｂｉｔ／ｓ整合回路。
Claims (2)
- 【請求項１】 速度変換を行う暗号化機能付きＩＳＤＮ
ターミナルアダプタにおいて、 送信側で符号変換を行ったものを受信側で同じ規則を使
用して符号変換前の信号に戻す符号変換、逆変換回路を
備えたことを特徴とする暗号化機能付きＩＳＤＮターミ
ナルアダプタ。 - 【請求項２】 請求項１において、符号変換は速度変換
直後に装置内部のアルゴリズムに従って行うことを特徴
とする暗号化機能付きＩＳＤＮターミナルアダプタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7110607A JPH08307416A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 暗号化機能付きｉｓｄｎターミナルアダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7110607A JPH08307416A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 暗号化機能付きｉｓｄｎターミナルアダプタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08307416A true JPH08307416A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14540129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7110607A Pending JPH08307416A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 暗号化機能付きｉｓｄｎターミナルアダプタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08307416A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02230835A (ja) * | 1989-03-03 | 1990-09-13 | Nec Corp | 複合端末装置 |
| JPH0548573A (ja) * | 1991-08-20 | 1993-02-26 | Aiphone Co Ltd | Ｉｓｄｎ用電話装置 |
-
1995
- 1995-05-09 JP JP7110607A patent/JPH08307416A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02230835A (ja) * | 1989-03-03 | 1990-09-13 | Nec Corp | 複合端末装置 |
| JPH0548573A (ja) * | 1991-08-20 | 1993-02-26 | Aiphone Co Ltd | Ｉｓｄｎ用電話装置 |
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