JPH08307235A - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JPH08307235A
JPH08307235A JP7105499A JP10549995A JPH08307235A JP H08307235 A JPH08307235 A JP H08307235A JP 7105499 A JP7105499 A JP 7105499A JP 10549995 A JP10549995 A JP 10549995A JP H08307235 A JPH08307235 A JP H08307235A
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JP
Japan
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mos transistor
type mos
terminal
output signal
signal terminal
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JP7105499A
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English (en)
Inventor
Shoichi Yoshizaki
昇一 吉崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3ステートを出力する出力回路において、電
源電圧がオフの時に出力信号端子に電圧を印加しても、
出力信号端子から出力回路内部へのリーク電流が発生し
ない出力回路を提供する。 【構成】 入出力信号端子IOと、電源電圧を入出力信
号端子IOに出力する第1のP型MOSトランジスタ1
11との間に逆流防止回路201を設けた構成であり、
逆流防止回路201は、第1のP型MOSトランジスタ
111と入出力信号端子IOの間に第2のP型MOSト
ランジスタ202を介して接続した構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出力回路内の電源電圧
(以下「オンチップ電源電圧」という)がオフでも、出
力端子にリーク電流がない出力回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のCMOS出力回路では、オンチッ
プ電源をオフにすると、入出力信号端子からP型MOS
トランジスタを通してオンチップ電源へリーク電流が発
生する。従って、バスに複数の機器が接続されており、
使用しない機器もしくはプリント基板だけの電源をオフ
にすることができるようなシステムを構成する場合はC
MOS出力回路では対応できず、プルアップにN型MO
Sトランジスタを使った出力回路やNPN型バイポーラ
トランジスタを使った出力回路が使用されてきた。しか
しながら、プルアップにN型MOSトランジスタやNP
N型バイポーラトランジスタを使った出力回路では、ハ
イレベル出力信号がオンチップ電源電圧より低くなって
しまう。近年、電子機器の低消費電力化の要望に伴いL
SI内部回路の電源電圧が3Vやそれ以下の低い電圧に
なってきており、ハイレベル出力信号がオンチップ電源
電圧より低いと、信号振幅が小さいために十分なノイズ
マージンが確保できないという問題点がある 以下、図面を用いて従来の出力回路について説明する。
この出力回路は、ハイレベル、ロウレベル、ハイインピ
ーダンスのいずれかの電位状態を出力するCMOS回路
である。
【0003】図2は従来の出力回路、およびその出力回
路を用いたシステムの構成図である。
【0004】図2において、10は従来の出力回路を内
蔵したLSIである。さらに20、30は、LSI10
と信号のやりとりを行うLSIである。VDD、VS
S、IOは、それぞれLSI10における電源端子、グ
ランド端子、入出力信号端子である。また、VDD2、
VSS2、IO2は、それぞれLSI20における電源
端子、グランド端子、入出力信号端子であり、同様に、
VDD3、VSS3、IO3は、それぞれLSI30に
おける電源端子、グランド端子、入出力信号端子であ
る。301は信号バスであって、LSI10の入出力信
号端子IO、およびLSI20の入出力信号端子IO
2、およびLSI30の入出力信号端子IO3の間を接
続している。LSI10、LSI20、LSI30はこ
の信号バス301を経由して互いに信号のやりとりを行
っている。
【0005】また、100はLSI10における従来の
出力回路であって、この出力回路100の出力信号は入
出力信号端子IOより出力される。nINおよびINは
出力回路100の入力信号端子である。111はP型M
OSトランジスタであって、両端は電源端子VDDおよ
び入出力信号端子IOに接続し、制御端子(以下ゲート
と呼ぶ)は入力信号端子nINに接続し、基板は電源端
子VDDに接続している。また、112はN型MOSト
ランジスタであって、両端はグランド端子VSSおよび
入出力信号端子IOに接続し、ゲートは入力信号端子I
Nに接続し、基板はグランド端子VSSに接続してい
る。従って、出力回路100はP型MOSトランジスタ
111とN型MOSトランジスタ112よりなるCMO
S構成の出力回路である。
【0006】さらに、121は入力回路であり、OUT
は入力回路121の出力信号端子である。入力回路12
1は、入出力信号端子IOより入力信号を受け取り、出
力信号端子OUTより出力する。
【0007】以上のように構成された出力回路、および
その出力回路を用いたシステムについて、以下その動作
について説明する。なお、以下の説明ではディジタル信
号のハイレベルを「”H”」とし、ロウレベルを「”
L”」とする。
【0008】入力信号端子INおよびnINを”L”に
すると、P型MOSトランジスタ111はオン状態、N
型MOSトランジスタ112はオフ状態となり、入出力
信号端子IOからは”H”が出力される。この”H”信
号は、信号バス301を経由してLSI20、LSI3
0に伝達される。また、入力信号端子INおよびnIN
を”H”にすると、P型MOSトランジスタ111はオ
フ状態、N型MOSトランジスタ112はオン状態とな
り、入出力信号端子IOからは”L”が出力される。こ
の”L”信号も同様に、信号バス301を経由してLS
I20、LSI30に伝達される。さらに、入力信号端
子INを”H”、nINを”L”にすると、P型MOS
トランジスタ111およびN型MOSトランジスタ11
2はともにオフ状態となり、入出力信号端子IOはハイ
インピーダンス状態となる。このときLSI10は入力
信号を受けつけることができ、LSI20もしくはLS
I30からの出力信号は、信号バス301から入出力信
号端子IOを経由して入力回路121に伝達し、出力信
号端子OUTより出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、入出力信号端子IOに電源端子VDD
より高い電圧を印加した場合は、P型MOSトランジス
タ111がオン状態となるため、入出力信号端子IOか
ら電源端子VDDにリーク電流が発生する。
【0010】従って、特に電源端子VDDがオフ状態と
なり供給電源が0Vのときは、発生するリーク電流によ
り信号バス301の”H”電位が低下するためLSI2
0とLSI30間で正しい信号の伝達ができない。従っ
て、LSI10の機能が不必要な場合に、LSI10の
電源をオフにし、LSI20とLSI30の電源のみオ
ンにしてシステム全体の消費電力の低減をはかることが
できない。また、システムのメンテナンス時に、LSI
20とLSI30の電源をオンのまま、システム全体の
電源をオフにすることなしに、LSI10のみの電源を
オフにして部品の交換をすることができないという課題
を有していた。
【0011】本発明は、リーク電流が発生することな
く、誤動作の無い安定した出力回路を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、請求項1記載の出力回路は、外部信号線が接続され
る出力信号端子と、制御信号に基づいて電源端子と出力
信号端子の間のオンオフを切り換える第1のP型MOS
トランジスタと、グランド端子と出力信号端子の間のオ
ンオフを切り換える第1のN型MOSトランジスタとを
有し、出力信号端子の電位状態をハイレベル、ロウレベ
ル、ハイインピーダンスに切り換える出力回路におい
て、出力信号端子と第1のP型MOSトランジスタとの
間に出力信号端子側から電源端子側へ流れる電流を抑え
る逆流防止回路を設けたことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項2記載の出力回路は、請求項
1記載の構成に加えて、逆流防止回路が、出力信号端子
と第1のP型MOSトランジスタとの間に接続した第2
のP型MOSトランジスタを有し、電源端子に接続され
た電源がオフすると第2のP型MOSトランジスタがオ
フすることを特徴とするものである。
【0014】また、請求項3記載の出力回路は、請求項
1記載の構成に加えて、逆流防止回路が、第2のP型M
OSトランジスタおよび第3のP型MOSトランジスタ
と第2のN型MOSトランジスタとを有し、第2のP型
MOSトランジスタは第1のP型MOSトランジスタと
出力信号端子の間に接続し、第2のP型MOSトランジ
スタの基板は第3のP型MOSトランジスタを介して第
2のP型MOSトランジスタの制御端子に接続し、第3
のP型MOSトランジスタの基板は第2のP型MOSト
ランジスタの基板に接続し、また第2のP型MOSトラ
ンジスタの制御端子は第2のN型MOSトランジスタを
介してグランド電圧にも接続し、第3のP型MOSトラ
ンジスタの制御端子及び第2のN型MOSトランジスタ
の制御端子は電源端子に接続したことを特徴とするもの
である。
【0015】また、請求項4記載の出力回路は、請求項
2記載の出力回路において、さらに逆流防止回路が、第
2のP型MOSトランジスタの基板と出力信号端子の間
に第4のP型MOSトランジスタを設けて接続し、電源
端子に接続された電源がオフすると第4のP型MOSト
ランジスタがオンすることにより、第2のP型MOSト
ランジスタの基板電位と出力信号端子の電位を等しくす
ることを特徴とするものである。
【0016】また、請求項5記載の出力回路は、請求項
3記載の構成に加えて、制御端子を電源端子に接続し、
一端を出力信号端子に接続し、他端及び基板を前記第2
のP型MOSトランジスタの基板に接続した第4のP型
MOSトランジスタを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0017】また、請求項6記載の出力回路は、請求項
2または4記載の出力回路において、さらに逆流防止回
路が、電源端子と第2のP型MOSトランジスタの基板
の間に第5のP型MOSトランジスタを設けて接続し、
電源端子に接続された電源がオンすると第5のP型MO
Sトランジスタがオンすることにより、第2のP型MO
Sトランジスタの基板電位と電源端子の電位を等しくす
ることを特徴とするものである。
【0018】また、請求項7記載の出力回路は、制御端
子を第2のP型MOSトランジスタの制御端子に接続
し、一端を電源端子に接続し、他端及び基板を第2のP
型MOSトランジスタの基板に接続した第5のP型MO
Sトランジスタを備えたことを特徴とするものである。
【0019】また、請求項8記載の出力回路は、外部信
号線が接続される出力信号端子と、制御信号に基づいて
電源端子と出力信号端子の間のオンオフを切り換える第
1のP型MOSトランジスタと、グランド端子と出力信
号端子の間のオンオフを切り換える第1のN型MOSト
ランジスタとを有し、出力信号端子の電位状態をハイレ
ベル、ロウレベル、ハイインピーダンスに切り換える出
力回路において、出力信号端子と第1のN型MOSトラ
ンジスタとの間に出力信号端子側からグランド端子側へ
流れる電流を抑える逆流防止回路を設けたものである。
【0020】
【作用】上記の請求項1または2記載の構成によれば、
電源がオフ状態、すなわち0Vとなり、出力信号端子
に”H”電圧が印加された場合でも、逆流防止回路があ
るので、電源端子側にリーク電流が流れ込まない。
【0021】また、請求項3記載の構成によれば、第2
のP型MOSトランジスタのドレインと基板の間が順方
向となることにより、第2のP型MOSトランジスタの
基板が”H”電圧となり、第3のP型MOSトランジス
タはゲートが0Vであるためオン状態となり、オン状態
となった第3のP型MOSトランジスタを通して第2の
P型MOSトランジスタのゲートが”H”電圧となるた
め、第2のP型MOSトランジスタはオフ状態となる。
従って、出力信号端子に印加された”H”電圧は、電源
方向への電流経路がなくなるので、リーク電流は発生し
ない。
【0022】また、請求項4または5記載の構成によれ
ば、電源がオフ状態になると第4のP型MOSトランジ
スタがオンするので、出力信号端子に印加された”H”
電圧を第2のP型MOSトランジスタの基板に供給する
ことができる。従って、第2のP型MOSトランジスタ
の閾値電圧の絶対値が小さい場合でも、確実に第2のP
型MOSトランジスタをオフすることができる。
【0023】また、請求項6または7記載の構成によれ
ば、電源がオン状態になると第5のP型MOSトランジ
スタの制御端子にグランド電位が供給され、第5のP型
MOSトランジスタがオンするので、すぐに第2のP型
MOSトランジスタの基板電位を電源電位に等しくする
ことができる。
【0024】上記の請求項8記載の構成によれば、出力
信号端子に負電位が印加された場合でも、逆流防止回路
があるので、グランド端子側にリーク電流が流れ込まな
い。
【0025】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0026】(第1の実施例)図1は本発明の第1の実
施例における出力回路、およびその出力回路を用いたシ
ステムの構成図である。
【0027】図1において、11は本発明の第1の実施
例における出力回路を内蔵したLSIである。さらに2
0、30は、LSI11と信号のやりとりを行うLSI
である。VDD、VSS、IOは、それぞれLSI11
における電源端子、グランド端子、入出力信号端子であ
る。また、VDD2、VSS2、IO2は、それぞれL
SI20における電源端子、グランド端子、入出力信号
端子であり、同様に、VDD3、VSS3、IO3は、
それぞれLSI30における電源端子、グランド端子、
入出力信号端子である。301は信号バスであって、L
SI11の入出力信号端子IO、およびLSI20の入
出力信号端子IO2、およびLSI30の入出力信号端
子IO3の間を接続している。LSI11、LSI2
0、LSI30はこの信号バス301を経由して互いに
信号のやりとりを行っている。
【0028】また、101は本発明の第1の実施例にお
ける出力回路であって、この出力回路101の出力信号
は入出力信号端子IOより出力される。nINおよびI
Nは出力回路101の入力信号端子である。111はP
型MOSトランジスタ(第1のP型MOSトランジス
タ)であって、両端は電源端子VDDおよびP型MOS
トランジスタ202に接続し、ゲートは入力信号端子n
INに接続し、基板は電源端子VDDに接続している。
また、112はN型MOSトランジスタ(第1のN型M
OSトランジスタ)であって、両端はグランド端子VS
Sおよび入出力信号端子IOに接続し、ゲートは入力信
号端子INに接続し、基板はグランドVSSに接続して
いる。
【0029】201は逆流防止回路である。202はP
型MOSトランジスタ(第2のP型MOSトランジス
タ)であって、両端をP型MOSトランジスタ111お
よび入出力信号端子IOに接続している。203はP型
MOSトランジスタ(第3のP型MOSトランジスタ)
であって、両端をP型MOSトランジスタ202の基板
およびP型MOSトランジスタ202のゲートに接続し
ている。204はN型MOSトランジスタ(第2のN型
MOSトランジスタ)であって、両端をP型MOSトラ
ンジスタ202のゲートおよびグランド端子VSSに接
続している。また、P型MOSトランジスタ203およ
びN型MOSトランジスタ204のゲートは電源端子V
DDに接続している。
【0030】さらに、121は入力回路であり、OUT
は入力回路121の出力信号端子である。入力回路12
1は、入出力信号端子IOより入力信号を受け取り、出
力信号端子OUTより出力する。
【0031】本発明の第1の実施例における出力回路が
従来の出力回路と特に異なる構成は、P型MOSトラン
ジスタ111と入出力信号端子IOの間に逆流防止回路
201を設けている点である。
【0032】以上のように構成された出力回路、および
その出力回路を用いたシステムについて、以下その動作
について説明する。
【0033】まず逆流防止回路201の動作であるが、
LSI11の電源を投入した時点では、P型MOSトラ
ンジスタ203は、ゲートが電源端子VDDに接続して
いるのでオフ状態であり、N型MOSトランジスタ20
4は、ゲートが電源端子VDDに接続しているのでオン
状態である。従って、P型MOSトランジスタ202の
ゲートは、N型MOSトランジスタ204によってプル
ダウンされ0Vになる。一方、P型MOSトランジスタ
203のソースおよび基板、さらにP型MOSトランジ
スタ202の基板については、LSI11の電源投入時
は0Vであるが、P型MOSトランジスタ111がオン
状態となった時点で、P型MOSトランジスタ202の
ソースと基板間のPN接合が順方向となるので、VDD
−0.7Vに充電される。0.7VはPN接合のビルト
イン電圧である。また、P型MOSトランジスタ202
の基板電位は、P型MOSトランジスタ111がオン状
態のときはVDD−0.7Vとなるが、P型MOSトラ
ンジスタ111がオフ状態となれば、P型MOSトラン
ジスタ203がオフ状態であることより、フローティン
グ状態となる。また、P型MOSトランジスタ202に
ついては、ゲートがN型MOSトランジスタ204によ
ってプルダウンされ0Vであるので、基板電位が閾値電
圧以上、つまり約0.7V以上の時はオン状態である。
【0034】入力信号端子INおよびnINを”L”に
すると、P型MOSトランジスタ111はオン状態、N
型MOSトランジスタ112はオフ状態となる。P型M
OSトランジスタ111がオン状態になることで、P型
MOSトランジスタ202の基板がVDD−0.7Vに
なり、P型MOSトランジスタ202はオン状態となる
ので、入出力信号端子IOからは”H”が出力される。
この”H”信号は、信号バス301を経由してLSI2
0、LSI30に伝達される。P型MOSトランジスタ
111およびP型MOSトランジスタ202は完全なオ
ン状態であるので、入出力信号端子IOから出力され
る”H”信号の電圧は、電源電圧に等しい。
【0035】また、入力信号端子INおよびnINを”
H”にすると、P型MOSトランジスタ111はオフ状
態となるため、電源端子VDDから入出力信号端子IO
への電流パスはなくなり、一方、N型MOSトランジス
タ112はオン状態となる。従って、入出力信号端子I
Oからは”L”が出力される。この”L”信号も同様
に、信号バス301を経由してLSI20、LSI30
に伝達される。
【0036】さらに、入力信号端子INを”L”、nI
Nを”H”にすると、P型MOSトランジスタ111お
よびN型MOSトランジスタ112はともにオフ状態と
なる。また、P型MOSトランジスタ203がオフ状態
であるので、P型MOSトランジスタ202の基板はフ
ローティング状態である。P型MOSトランジスタ11
1およびN型MOSトランジスタ112がともにオフ状
態で、しかもP型MOSトランジスタ202の基板がフ
ローティング状態になることにより、入出力信号端子I
Oはハイインピーダンス状態となる。このときLSI1
1は入力信号を受けつけることができ、LSI20もし
くはLSI30からの出力信号は、信号バス301から
入出力信号端子IOを経由して入力回路121に伝達
し、出力信号端子OUTより出力する。
【0037】次に、LSI11の電源端子VDDが0V
になり、入出力信号端子IOに電圧を印加した場合の動
作を以下に述べる。
【0038】LSI11の電源端子VDDが0Vで入出
力信号端子IOに電圧を印加した場合、P型MOSトラ
ンジスタ202において、ドレインと基板間のPN接合
が順方向になるため、P型MOSトランジスタ202の
基板電位は、入出力信号端子IOの電位をVIOとする
と、VIO−0.7Vとなる。0.7VはPN接合のビ
ルトイン電圧である。従って、P型MOSトランジスタ
203は、ゲートが0Vであるのに対して、ソースおよ
び基板にVIO−0.7Vなる電圧が加わるためオン状
態となる。一方、N型MOSトランジスタ204のゲー
トは0Vであるので、N型MOSトランジスタ204は
オフ状態である。従って、P型MOSトランジスタ20
2のゲート電位はVIO−0.7Vとなる。P型MOS
トランジスタ202の閾値電圧を−0.7Vにしておけ
ばP型MOSトランジスタ202はオン状態となること
はない。従って、入出力信号端子IOからオンチップ電
源端子VDDにリーク電流が発生することはない。
【0039】(第2の実施例)図3は本発明の第2の実
施例における出力回路、およびその出力回路を用いたシ
ステムの構成図である。
【0040】図1と異なるのは、P型MOSトランジス
タ202の基板と電源端子VDDの間に、P型MOSト
ランジスタ205(第5のP型MOSトランジスタ)を
挿入し、さらにP型MOSトランジスタ202の基板と
入出力信号端子IOの間に、P型MOSトランジスタ2
06(第4のP型MOSトランジスタ)を挿入している
構成である。P型MOSトランジスタ205のゲートは
P型MOSトランジスタ202のゲートに、基板はP型
MOSトランジスタ202の基板に接続している。ま
た、P型MOSトランジスタ206のゲートは電源端子
VDD、基板はP型MOSトランジスタ202の基板に
接続している。12は本発明の第2の実施例における出
力回路を内蔵したLSIである。102は第2の実施例
における出力回路である。
【0041】図3において、図1と同一の機能を有する
ものには同一の符号を付してその詳細な説明を省略す
る。
【0042】まず、P型MOSトランジスタ206は、
電源端子VDDが0Vになり入出力信号端子IOに電圧
を印加した場合に、P型MOSトランジスタ202のゲ
ート電位および基板電位を入出力信号端子IOの電位と
等しくする役割である。第1の実施例では、P型MOS
トランジスタ202の閾値電圧を−0.7Vにしておけ
ばP型MOSトランジスタ202はオン状態になること
はなく、入出力信号端子IOからオンチップ電源端子V
DDにリーク電流が発生することはなかった。しかし、
LSIの製造上のばらつきによって、P型MOSトラン
ジスタ202の閾値電圧の絶対値が0.7Vより小さく
なった場合、たとえば閾値電圧が−0.6Vになった場
合は、P型MOSトランジスタ202がオン状態とな
り、入出力信号端子IOから電源電源端子VDDにリー
ク電流が発生するおそれがある。これは、P型MOSト
ランジスタ202のドレインと基板間のPN接合による
ビルトイン電圧により、P型MOSトランジスタ202
のゲート電圧が入出力信号端子IOに対して0.7V低
くなることが原因である。すなわち、入出力信号端子I
Oに対してP型MOSトランジスタ202のゲート電圧
が0.7V低くなると、P型MOSトランジスタ202
の閾値電圧である−0.6Vより大きい電位差がゲート
とドレインの間に生じていることになるので、P型MO
Sトランジスタ202はオン状態になってしまう。
【0043】本実施例では、このようなLSIの製造上
のばらつきが生じた場合でもリーク電流の発生を防ぐこ
とができる回路を提供することができる。
【0044】P型MOSトランジスタ206は、ゲート
を電源端子VDDに接続しているので、電源端子VDD
が0Vになり入出力信号端子IOに電圧を印加した場合
にオン状態となる。P型MOSトランジスタ206がオ
ン状態となることによって、P型MOSトランジスタ2
02の基板電位は入出力信号端子IOの電位と等しくな
る。さらに、P型MOSトランジスタ203もオン状態
であるので、P型MOSトランジスタ202のゲート電
圧は入出力信号端子IOの電位と等しくなる。
【0045】従って、第1の実施例のように、P型MO
Sトランジスタ202のゲート電圧が入出力信号端子I
Oに対して0.7V低くなることによって、入出力信号
端子IOから電源端子VDDにリーク電流が発生するお
それがない。
【0046】また、この実施例では、P型MOSトラン
ジスタ205を設けているので、さらに出力回路を安定
に動作させることができる。このP型MOSトランジス
タ205の役割について以下に説明する。
【0047】P型MOSトランジスタ205は、電源端
子VDDに電源電圧が供給されており、LSI12が動
作状態にある場合に、P型MOSトランジスタ202の
基板電位を電源端子VDDの電位と等しくする役割であ
る。電源端子VDDに電源電圧が供給されているとき
は、N型MOSトランジスタ204がオン状態、P型M
OSトランジスタ203ならびにP型MOSトランジス
タ206がオフ状態なので、P型MOSトランジスタ2
05のゲート電位は”L”である。電源端子VDDが0
Vになり入出力信号端子IOに電圧を印加したときは、
N型MOSトランジスタ204がオフ状態、P型MOS
トランジスタ203ならびにP型MOSトランジスタ2
06がオン状態なので、P型MOSトランジスタ205
のゲート電位は”H”である。P型MOSトランジスタ
205は、電源端子VDDに電源が供給されているとき
はオン状態となって、P型MOSトランジスタ202の
基板電位を電源端子VDDと同電位にし、電源端子VD
Dが0Vになり入出力信号端子IOに電圧を印加したと
きはオフ状態となって、P型MOSトランジスタ202
の基板と電源端子VDDを遮断する。
【0048】第1の実施例では、P型MOSトランジス
タ202の基板電位はP型MOSトランジスタ111が
オン状態となって初めてVDD−0.7Vに充電されて
いた。しかし、基板はある程度の大きさをもっているの
で充電するには時間を要し、すぐに基板を充電すること
はできない。このため基板電位が安定するまでの間は出
力回路としても安定な動作を行うことができない。
【0049】ところが、この第2の実施例によれば、P
型MOSトランジスタ205を設けることにより、電源
端子VDDに電源電圧を供給した時点でP型MOSトラ
ンジスタ202の基板電位はすぐに電源端子VDDと同
電位となるので、P型MOSトランジスタ202の基板
電位の変動が少なくなり、より安定した動作を得ること
ができる。
【0050】なお、第2の実施例ではP型MOSトラン
ジスタ205とP型MOSトランジスタ206の両方を
設けた構成を示したが、これら2つのP型MOSトラン
ジスタの機能、役割は独立のものであるので、P型MO
Sトランジスタ205、あるいはP型MOSトランジス
タ206のどちらか一方のみを設ける構成であってもよ
い。
【0051】また、上記2つの実施例では、出力端子と
しての機能と入力端子としての機能の両方を有する入出
力信号端子IOを備えた出力回路を例に説明したが、単
に出力機能のみを有する出力信号端子を備えた出力回路
であっても本発明を適用できる。
【0052】さらに上記2つの実施例では、入出力信号
端子IOと第1のP型MOSトランジスタの間に逆流防
止回路を設ける構成としたが、これに限らず、入出力信
号端子IOと第1のN型MOSトランジスタの間に逆流
防止回路を設ける構成であってもよい。この構成を採用
すれば、入出力信号端子IOに負の電位が印加されたと
きに、グランド端子VSS側にリーク電流が流れてしま
うことを防ぐことができる。
【0053】図4は、入出力信号端子IOと第1のN型
MOSトランジスタの間に逆流防止回路を設けた場合の
構成を示す実施例である。図4の構成では、第2の実施
例である図3の構成と同様機能の逆流防止回路103を
入出力信号端子IOと第1のN型MOSトランジスタ1
12の間に設けている。逆流防止回路103以外の構成
については図3と同じであるので説明を省略する。
【0054】逆流防止回路103を図4に基づいて説明
する。232はN型MOSトランジスタ(第3のN型M
OSトランジスタ)であって、両端をN型MOSトラン
ジスタ112および入出力信号端子IOに接続してい
る。233はP型MOSトランジスタ(第6のP型MO
Sトランジスタ)であって、両端をN型MOSトランジ
スタ232の基板およびN型MOSトランジスタ232
のゲートに接続している。234はP型MOSトランジ
スタ(第7のP型MOSトランジスタ)であって、両端
をN型MOSトランジスタ232のゲートおよび電源端
子VDDに接続している。また、P型MOSトランジス
タ233およびP型MOSトランジスタ234のゲート
はグランド端子VSSに接続している。
【0055】また、N型MOSトランジスタ232の基
板とグランド端子VSSの間に、N型MOSトランジス
タ235(第4のN型MOSトランジスタ)を挿入し、
さらにN型MOSトランジスタ232の基板と入出力信
号端子IOの間に、N型MOSトランジスタ236(第
5のN型MOSトランジスタ)を挿入している構成であ
る。N型MOSトランジスタ235のゲートはN型MO
Sトランジスタ232のゲートに、基板はN型MOSト
ランジスタ232の基板に接続している。また、N型M
OSトランジスタ236のゲートはグランド端子VS
S、基板はN型MOSトランジスタ232の基板に接続
している。
【0056】以上の構成によれば、入出力信号端子IO
が負電位になったときにグランド端子VSSへ流れよう
とするリーク電流を確実に遮断でき、また図3に示した
逆流防止回路と同等の機能を有する回路を実現できる。
【0057】なお、この図4の回路では、図3の逆流防
止回路と同等機能のものを入出力信号端子IOと第1の
N型MOSトランジスタの間に設けた場合を示したが、
同様の考え方で図1の逆流防止回路と同等機能のものを
入出力信号端子IOと第1のN型MOSトランジスタの
間に設けることもできる。この場合は、図4におけるN
型MOSトランジスタ235とN型MOSトランジスタ
236を取り除いた構成となる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の出力回路
によれば、オンチップ電源がオフの時に出力信号端子に
電圧を印加した場合でも、出力信号端子からオンチップ
電源にリーク電流が発生することはないので、システム
全体の電源オンのままでも不要な回路の電源のみオフに
できる。さらに、”H”出力信号がオンチップ電源電圧
であるため信号振幅が大きく、プルアップにN型MOS
トランジスタやNPN型バイポーラトランジスタを使っ
た出力回路のようにノイズマージンが小さくなるという
弊害がない。
【0059】また、第4のP型MOSトランジスタを設
けることにより、第2のP型MOSトランジスタの閾値
電圧の絶対値が小さい場合や、LSI製造上の誤差があ
る場合でも、確実に第2のP型MOSトランジスタをオ
フすることができる。従って、より確実にリーク電流の
発生を防止できる。
【0060】さらに、第5のP型MOSトランジスタを
設けることにより、すぐに第2のP型MOSトランジス
タの基板電位を電源電位に等しくすることができるの
で、出力回路の出力電位をすぐに安定にすることができ
る。
【0061】また、逆流防止回路を出力信号端子と第1
のN型MOSトランジスタの間に設ければ、出力信号端
子に負電位が印加された場合でも、グランド端子側にリ
ーク電流が流れ込まない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における出力回路を用い
たシステム構成を示す図
【図2】従来の出力回路を用いたシステム構成を示す図
【図3】本発明の第2の実施例における出力回路を用い
たシステム構成を示す図
【図4】さらに他の実施例における出力回路を用いたシ
ステム構成を示す図
【符号の説明】
10 従来の出力回路を内蔵したLSI 20 LSI10、11、12、13と信号のやりとり
を行うLSI 30 LSI10、11、12、13と信号のやりとり
を行うLSI 100 従来の出力回路 301 信号バス 111 P型MOSトランジスタ 112 N型MOSトランジスタ 121 入力回路 VDD 電源端子 VSS グランド端子 IO 入出力信号端子 VDD2 LSI20における電源端子 VSS2 LSI20におけるグランド端子 IO2 LSI20における入出力信号端子 VDD3 LSI30における電源端子 VSS3 LSI30におけるグランド端子 IO3 LSI30における入出力信号端子 nIN 入力信号端子 IN 入力信号端子 OUT 入力回路121の出力信号端子 11 本発明の第1の実施例における出力回路を内蔵し
たLSI 101 本発明の第1の実施例の出力回路 201 逆流防止回路 202 P型MOSトランジスタ 203 P型MOSトランジスタ 204 N型MOSトランジスタ 205 P型MOSトランジスタ 206 P型MOSトランジスタ 210 逆流防止回路 211 逆流防止回路 232 N型MOSトランジスタ 233 P型MOSトランジスタ 234 P型MOSトランジスタ 235 N型MOSトランジスタ 236 N型MOSトランジスタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部信号線が接続される出力信号端子と、
    制御信号に基づいて電源端子と前記出力信号端子の間の
    オンオフを切り換える第1のP型MOSトランジスタ
    と、グランド端子と前記出力信号端子の間のオンオフを
    切り換える第1のN型MOSトランジスタとを有し、前
    記出力信号端子の電位状態をハイレベル、ロウレベル、
    ハイインピーダンスに切り換える出力回路において、前
    記出力信号端子と前記第1のP型MOSトランジスタと
    の間に前記出力信号端子側から前記電源端子側へ流れる
    電流を抑える逆流防止回路を設けたことを特徴とする出
    力回路。
  2. 【請求項2】逆流防止回路は、前記出力信号端子と前記
    第1のP型MOSトランジスタとの間に接続した第2の
    P型MOSトランジスタを有し、前記電源端子に接続さ
    れた電源がオフすると前記第2のP型MOSトランジス
    タがオフすることを特徴とする請求項1記載の出力回
    路。
  3. 【請求項3】逆流防止回路は、第2のP型MOSトラン
    ジスタおよび第3のP型MOSトランジスタと第2のN
    型MOSトランジスタとを有し、前記第2のP型MOS
    トランジスタは前記第1のP型MOSトランジスタと前
    記出力信号端子の間に接続し、前記第2のP型MOSト
    ランジスタの基板は前記第3のP型MOSトランジスタ
    を介して前記第2のP型MOSトランジスタの制御端子
    に接続し、前記第3のP型MOSトランジスタの基板は
    前記第2のP型MOSトランジスタの基板に接続し、ま
    た前記第2のP型MOSトランジスタの制御端子は前記
    第2のN型MOSトランジスタを介してグランド電圧に
    も接続し、前記第3のP型MOSトランジスタの制御端
    子及び前記第2のN型MOSトランジスタの制御端子は
    電源端子に接続したことを特徴とする請求項1記載の出
    力回路。
  4. 【請求項4】請求項2記載の出力回路において、さらに
    逆流防止回路は、前記第2のP型MOSトランジスタの
    基板と前記出力信号端子の間に第4のP型MOSトラン
    ジスタを設けて接続し、前記電源端子に接続された電源
    がオフすると前記第4のP型MOSトランジスタがオン
    することにより、前記第2のP型MOSトランジスタの
    基板電位と前記出力信号端子の電位を等しくすることを
    特徴とする出力回路。
  5. 【請求項5】制御端子を前記電源端子に接続し、一端を
    前記出力信号端子に接続し、他端及び基板を前記第2の
    P型MOSトランジスタの基板に接続した第4のP型M
    OSトランジスタを備えたことを特徴とする請求項3記
    載の出力回路。
  6. 【請求項6】請求項2または4記載の出力回路におい
    て、さらに逆流防止回路は、前記電源端子と前記第2の
    P型MOSトランジスタの基板の間に第5のP型MOS
    トランジスタを設けて接続し、前記電源端子に接続され
    た電源がオンすると前記第5のP型MOSトランジスタ
    がオンすることにより、前記第2のP型MOSトランジ
    スタの基板電位と前記電源端子の電位を等しくすること
    を特徴とする出力回路。
  7. 【請求項7】制御端子を前記第2のP型MOSトランジ
    スタの制御端子に接続し、一端を前記電源端子に接続
    し、他端及び基板を前記第2のP型MOSトランジスタ
    の基板に接続した第5のP型MOSトランジスタを備え
    たことを特徴とする請求項3または5記載の出力回路。
  8. 【請求項8】外部信号線が接続される出力信号端子と、
    制御信号に基づいて電源端子と前記出力信号端子の間の
    オンオフを切り換える第1のP型MOSトランジスタ
    と、グランド端子と前記出力信号端子の間のオンオフを
    切り換える第1のN型MOSトランジスタとを有し、前
    記出力信号端子の電位状態をハイレベル、ロウレベル、
    ハイインピーダンスに切り換える出力回路において、前
    記出力信号端子と前記第1のN型MOSトランジスタと
    の間に前記出力信号端子側から前記グランド端子側へ流
    れる電流を抑える逆流防止回路を設けたことを特徴とす
    る出力回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100374247B1 (ko) * 1997-03-31 2003-05-17 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 입력회로와출력회로및입출력회로
CN107957963A (zh) * 2016-10-18 2018-04-24 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 Io输出端口扩展电路和家用电器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100374247B1 (ko) * 1997-03-31 2003-05-17 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 입력회로와출력회로및입출력회로
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