JPH0830694A - 資源要求をスケジュールするための方法 - Google Patents
資源要求をスケジュールするための方法Info
- Publication number
- JPH0830694A JPH0830694A JP5268695A JP5268695A JPH0830694A JP H0830694 A JPH0830694 A JP H0830694A JP 5268695 A JP5268695 A JP 5268695A JP 5268695 A JP5268695 A JP 5268695A JP H0830694 A JPH0830694 A JP H0830694A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resource
- time
- execution time
- call
- schedule
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 59
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 121
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 30
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 6
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 10
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 6
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 5
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 5
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 238000013473 artificial intelligence Methods 0.000 description 1
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005457 optimization Methods 0.000 description 1
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 238000011867 re-evaluation Methods 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/06—Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/06—Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
- G06Q10/063—Operations research, analysis or management
- G06Q10/0631—Resource planning, allocation, distributing or scheduling for enterprises or organisations
- G06Q10/06311—Scheduling, planning or task assignment for a person or group
- G06Q10/063118—Staff planning in a project environment
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/06—Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
- G06Q10/063—Operations research, analysis or management
- G06Q10/0631—Resource planning, allocation, distributing or scheduling for enterprises or organisations
- G06Q10/06312—Adjustment or analysis of established resource schedule, e.g. resource or task levelling, or dynamic rescheduling
Landscapes
- Business, Economics & Management (AREA)
- Human Resources & Organizations (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Strategic Management (AREA)
- Entrepreneurship & Innovation (AREA)
- Economics (AREA)
- Operations Research (AREA)
- Game Theory and Decision Science (AREA)
- Development Economics (AREA)
- Marketing (AREA)
- Educational Administration (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Tourism & Hospitality (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 資源要求に対応するための信頼性の高いスケ
ジュールをつくることができる手法を得ることを目的と
する。 【構成】 資源提供者に対する資源要求をスケジュール
するシステム10は、各資源要求の所期の実行時間に基
づく第1のスケジュールをつくる一方、各資源要求の悲
観的な実行時間に基づく第2のスケジュールをつくる。
ユーザーインターフェース16は、システムユーザーに
対する第1及び第2のスケジュールを同時にディスプレ
イ表示する。第1のスケジュールは、システムユーザー
が資源提供の良好な総括管理を行うことを可能にする。
第2のスケジュールは、システムユーザーが大きな信頼
度でもって顧客と時間約束を行うことを可能にする。か
くして、資源要求に対応しうる信頼性の高いスケジュー
ルをつくることができる。
ジュールをつくることができる手法を得ることを目的と
する。 【構成】 資源提供者に対する資源要求をスケジュール
するシステム10は、各資源要求の所期の実行時間に基
づく第1のスケジュールをつくる一方、各資源要求の悲
観的な実行時間に基づく第2のスケジュールをつくる。
ユーザーインターフェース16は、システムユーザーに
対する第1及び第2のスケジュールを同時にディスプレ
イ表示する。第1のスケジュールは、システムユーザー
が資源提供の良好な総括管理を行うことを可能にする。
第2のスケジュールは、システムユーザーが大きな信頼
度でもって顧客と時間約束を行うことを可能にする。か
くして、資源要求に対応しうる信頼性の高いスケジュー
ルをつくることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は資源管理に関するもので
あり、より詳しくは資源提供者に対して割り当てられた
資源要求をスケジュールするための技術手法に関するも
のである。
あり、より詳しくは資源提供者に対して割り当てられた
資源要求をスケジュールするための技術手法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】資源スケジューリング問題は、複数の資
源要求が個々の資源提供者に割り当てられる多数の組織
における1つの重要問題である。もし個々の資源提供者
が同時にすべての資源要求を取り扱うことができなけれ
ば、スケジュール(予定表)がつくられなければならな
い。スケジュールは、個々の資源提供者に対して割り当
てられた資源要求の時系列的なシーケンス(順列)を定義
しなければならず、そして資源提供者が各資源要求を処
理することになっている特定の時間を指定しなければな
らない。スケジュールをつくるための技術手法は、資源
要求の優先度及び実行時間などといった時間に関係づけ
られる因子と、連続的にスケジュールされた資源要求間
の過渡時間とを考慮する。
源要求が個々の資源提供者に割り当てられる多数の組織
における1つの重要問題である。もし個々の資源提供者
が同時にすべての資源要求を取り扱うことができなけれ
ば、スケジュール(予定表)がつくられなければならな
い。スケジュールは、個々の資源提供者に対して割り当
てられた資源要求の時系列的なシーケンス(順列)を定義
しなければならず、そして資源提供者が各資源要求を処
理することになっている特定の時間を指定しなければな
らない。スケジュールをつくるための技術手法は、資源
要求の優先度及び実行時間などといった時間に関係づけ
られる因子と、連続的にスケジュールされた資源要求間
の過渡時間とを考慮する。
【0003】資源要求の実行時間は、とくに、資源を要
求している実体に対する時間約束を行うための能力のほ
か、将来の資源要求の有効なスケジューリング(予定編
成)に大いに影響する。資源要求の実行時間とは、資源
提供者が要求を処理することを必要とする量の時間を意
味し、そして時間約束とは、資源提供者が要求を処理し
始めることになっている約束された時間(時刻)を意味す
る。完全なスケジュールにおいては、資源要求は、先の
(先行する)資源要求の所期の(期待された)実行時間と過
渡時間とに基づく、指定された各開始時刻及び各終了時
刻である。しかしながら、資源要求の実行時間は、資源
要求のタイプ(型)に応じて必然的に変化し、そして同じ
タイプの資源を含む資源要求に対してさえも変化する。
資源要求の実行時間の偏差(ばらつき)は、その終了時刻
に変動性をもたらすであろうし、そして該変動性は後に
続く資源要求の開始時刻に波及するであろう。この偏差
は信頼性の高いスケジューリングを非常に困難にする。
求している実体に対する時間約束を行うための能力のほ
か、将来の資源要求の有効なスケジューリング(予定編
成)に大いに影響する。資源要求の実行時間とは、資源
提供者が要求を処理することを必要とする量の時間を意
味し、そして時間約束とは、資源提供者が要求を処理し
始めることになっている約束された時間(時刻)を意味す
る。完全なスケジュールにおいては、資源要求は、先の
(先行する)資源要求の所期の(期待された)実行時間と過
渡時間とに基づく、指定された各開始時刻及び各終了時
刻である。しかしながら、資源要求の実行時間は、資源
要求のタイプ(型)に応じて必然的に変化し、そして同じ
タイプの資源を含む資源要求に対してさえも変化する。
資源要求の実行時間の偏差(ばらつき)は、その終了時刻
に変動性をもたらすであろうし、そして該変動性は後に
続く資源要求の開始時刻に波及するであろう。この偏差
は信頼性の高いスケジューリングを非常に困難にする。
【0004】現実に存在するスケジューリングシステム
(予定編成システム)は、不確定性の問題に対して2つの
基本的な取り組み手法を採用する。第1の取り組み手法
は、単純に、過去の経験に基づく、同じタイプの資源を
含んでいる資源要求に対する固定された実行時間を仮定
する。この取り組み手法は、異なるタイプの資源を含ん
でいる資源要求の実行時間中の偏差には注意を注ぐもの
の、同じタイプの資源要求の実行時間中に存在しうる不
確定性は無視する。かくして、時間約束を行うための能
力の信頼性は低いままである。第2の取り組み手法は、
特定のタイプの資源要求の実行時間に対する予測された
最大値に基づくスケジュール中に余裕度を導入すること
によって、不確定性に適応させることを試みる。この誤
差についての余裕はより信頼性の高い時間約束を可能に
するが、資源提供者の時間の非能率的な使用を招く。
(予定編成システム)は、不確定性の問題に対して2つの
基本的な取り組み手法を採用する。第1の取り組み手法
は、単純に、過去の経験に基づく、同じタイプの資源を
含んでいる資源要求に対する固定された実行時間を仮定
する。この取り組み手法は、異なるタイプの資源を含ん
でいる資源要求の実行時間中の偏差には注意を注ぐもの
の、同じタイプの資源要求の実行時間中に存在しうる不
確定性は無視する。かくして、時間約束を行うための能
力の信頼性は低いままである。第2の取り組み手法は、
特定のタイプの資源要求の実行時間に対する予測された
最大値に基づくスケジュール中に余裕度を導入すること
によって、不確定性に適応させることを試みる。この誤
差についての余裕はより信頼性の高い時間約束を可能に
するが、資源提供者の時間の非能率的な使用を招く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のスケジューリン
グ問題の一例は、現地サービス環境に関連してあらわれ
る。現地サービス環境は、種々の工業用機器、事務用機
器等の修理及びメンテナンスにたずさわる現地サービス
技術者のグループによって特徴づけられる多数の組織の
中に存在する。現地サービス技術者は、顧客の機器の定
例メンテナンスを実施するとともに、サービスコール
(サービス依頼)の発注者によってスケジュールされた顧
客のサービスコールに準拠する修理サービスを提供する
ために顧客のいる位置(場所)に移動する。かくして、現
地サービス環境においては、技術者は、定例メンテナン
ス契約形式及び顧客のサービスコール形式の資源要求に
対応して、メンテナンスサービス及び修理サービスを実
施しつつ、資源提供者として活動する。
グ問題の一例は、現地サービス環境に関連してあらわれ
る。現地サービス環境は、種々の工業用機器、事務用機
器等の修理及びメンテナンスにたずさわる現地サービス
技術者のグループによって特徴づけられる多数の組織の
中に存在する。現地サービス技術者は、顧客の機器の定
例メンテナンスを実施するとともに、サービスコール
(サービス依頼)の発注者によってスケジュールされた顧
客のサービスコールに準拠する修理サービスを提供する
ために顧客のいる位置(場所)に移動する。かくして、現
地サービス環境においては、技術者は、定例メンテナン
ス契約形式及び顧客のサービスコール形式の資源要求に
対応して、メンテナンスサービス及び修理サービスを実
施しつつ、資源提供者として活動する。
【0006】サービスコールの実行時間は、含まれるサ
ービスのタイプによって変化するかもしれない。例え
ば、重要な修理を要求するサービスコールは、定例メン
テナンスを要求するサービスコールよりも多くの時間を
必要とするかもしれない。さらに、同じタイプの修理を
要求する2つのサービスコールは、それにもかかわら
ず、例えば顧客による問題の誤判断、到着した技術者に
よって気付かれた付加的な修理の必要性の存在、顧客の
位置における予期されていなかった機器への接近の遅
れ、さらには技術者の仕事のペースの変化などといった
予知されない因子の組み合わせに起因して、その実行時
間が変化するかもしれない。もしサービスコールの発注
者が、あるタイプのサービスコールに対する固定された
実行時間の仮定に基づくスケジュールをつくったとすれ
ば、顧客に対して時間約束を行う能力は明らかに損なわ
れる。選択的に、もしサービスコールの発注者がサービ
スコールの各々に対して不確定性に対する余裕をみるこ
とによってスケジュール中にゆるみを入れていれば、顧
客に対する時間約束はより高い確実性でもってつくられ
ることができる。しかしながら、スケジュールは、サー
ビス技術者に対する無駄時間を増加させかつ顧客に対す
る悲観的な請負を過度に増加させるといった、かなりの
量の不必要な余裕を含み、一般的な非能率性を招くであ
ろう。
ービスのタイプによって変化するかもしれない。例え
ば、重要な修理を要求するサービスコールは、定例メン
テナンスを要求するサービスコールよりも多くの時間を
必要とするかもしれない。さらに、同じタイプの修理を
要求する2つのサービスコールは、それにもかかわら
ず、例えば顧客による問題の誤判断、到着した技術者に
よって気付かれた付加的な修理の必要性の存在、顧客の
位置における予期されていなかった機器への接近の遅
れ、さらには技術者の仕事のペースの変化などといった
予知されない因子の組み合わせに起因して、その実行時
間が変化するかもしれない。もしサービスコールの発注
者が、あるタイプのサービスコールに対する固定された
実行時間の仮定に基づくスケジュールをつくったとすれ
ば、顧客に対して時間約束を行う能力は明らかに損なわ
れる。選択的に、もしサービスコールの発注者がサービ
スコールの各々に対して不確定性に対する余裕をみるこ
とによってスケジュール中にゆるみを入れていれば、顧
客に対する時間約束はより高い確実性でもってつくられ
ることができる。しかしながら、スケジュールは、サー
ビス技術者に対する無駄時間を増加させかつ顧客に対す
る悲観的な請負を過度に増加させるといった、かなりの
量の不必要な余裕を含み、一般的な非能率性を招くであ
ろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】現実に存在する資源のス
ケジューリング手法の欠点にかんがみ、本発明は一定で
ない実行時間を有する資源要求を、高い信頼性でもって
スケジュールするためのシステム及び方法に向けられた
ものである。本発明の付加的な特徴及び利点は、部分的
には以下の記述中に記述されており、そして部分的には
該記述から明らかなものであるか、または本発明の実践
によって学習されることができるものであろう。本発明
の利点は、添付された図面のほか、記載された記述及び
この中の特許請求の範囲の中でとくに指摘されたシステ
ムあるいは方法によって認識され、かつ達成されるでろ
う。
ケジューリング手法の欠点にかんがみ、本発明は一定で
ない実行時間を有する資源要求を、高い信頼性でもって
スケジュールするためのシステム及び方法に向けられた
ものである。本発明の付加的な特徴及び利点は、部分的
には以下の記述中に記述されており、そして部分的には
該記述から明らかなものであるか、または本発明の実践
によって学習されることができるものであろう。本発明
の利点は、添付された図面のほか、記載された記述及び
この中の特許請求の範囲の中でとくに指摘されたシステ
ムあるいは方法によって認識され、かつ達成されるでろ
う。
【0008】前記の利点を達成するために、ここに広く
記載されかつ具体化されているように、本発明は、1つ
の態様において、各々が一定でない実行時間を有してい
る、資源提供者に対する複数の資源要求をスケジュール
するためのシステム及び方法を提供する。該資源要求を
スケジュールするために、これらのシステム及び方法
は、資源要求に対する第1の可能な実行時間を決定し、
該資源要求に対する第2の可能な実行時間を決定し、該
資源要求のシーケンスをつくり、該シーケンス中の先の
資源要求に対して決定された第1の可能な実行時間の合
計に基づく該シーケンス中の資源要求の最初の1つに続
く該資源要求の各々に対する第1の開始時刻を指定する
ことによって該資源要求の第1のスケジュールをつく
り、そして該シーケンス中の先の資源要求に対して決定
された第2の可能な実行時間の合計に基づく該シーケン
ス中の該資源要求の最初の1つに続く該資源要求の各々
に対する第2の開始時刻を指定することによって、該資
源要求の第2のスケジュールをつくる。
記載されかつ具体化されているように、本発明は、1つ
の態様において、各々が一定でない実行時間を有してい
る、資源提供者に対する複数の資源要求をスケジュール
するためのシステム及び方法を提供する。該資源要求を
スケジュールするために、これらのシステム及び方法
は、資源要求に対する第1の可能な実行時間を決定し、
該資源要求に対する第2の可能な実行時間を決定し、該
資源要求のシーケンスをつくり、該シーケンス中の先の
資源要求に対して決定された第1の可能な実行時間の合
計に基づく該シーケンス中の資源要求の最初の1つに続
く該資源要求の各々に対する第1の開始時刻を指定する
ことによって該資源要求の第1のスケジュールをつく
り、そして該シーケンス中の先の資源要求に対して決定
された第2の可能な実行時間の合計に基づく該シーケン
ス中の該資源要求の最初の1つに続く該資源要求の各々
に対する第2の開始時刻を指定することによって、該資
源要求の第2のスケジュールをつくる。
【0009】もう1つの態様においては、本発明は、資
源提供者に対する複数の資源要求をスケジュールするた
めのシステム及び方法であって、該資源要求の各々が一
定ではない実行時間を有し、かつ該資源要求の各々が複
数の異なるタイプの活動の1つに関連づけられているも
のを提供する。該資源要求をスケジュールするために、
これらのシステム及び方法は、該資源要求の各々を、各
資源要求に関連づけられたタイプの活動に基づく各資源
要求の可能な実行時間に対する複数の確率分布の1つと
整合させ、該資源要求のシーケンスをつくり、該シーケ
ンス中の先の資源要求の各々と整合させられた確率分布
を組み合わせている、該資源要求の各々に対する第1の
組み合わせられた確率分布をつくり、確率レベルを選択
し、該資源要求の各々に対して該確率レベルに基づく各
資源要求に対する第1の組み合わせられた確率分布中の
実行時間を計算し、そして各資源要求に対して計算され
た第1の組み合わせられた確率分布中の実行時間に基づ
く該シーケンス中の資源要求の最初の1つに続く該資源
要求の各々に対する開始時刻を指定することによって該
資源要求のスケジュールをつくる。
源提供者に対する複数の資源要求をスケジュールするた
めのシステム及び方法であって、該資源要求の各々が一
定ではない実行時間を有し、かつ該資源要求の各々が複
数の異なるタイプの活動の1つに関連づけられているも
のを提供する。該資源要求をスケジュールするために、
これらのシステム及び方法は、該資源要求の各々を、各
資源要求に関連づけられたタイプの活動に基づく各資源
要求の可能な実行時間に対する複数の確率分布の1つと
整合させ、該資源要求のシーケンスをつくり、該シーケ
ンス中の先の資源要求の各々と整合させられた確率分布
を組み合わせている、該資源要求の各々に対する第1の
組み合わせられた確率分布をつくり、確率レベルを選択
し、該資源要求の各々に対して該確率レベルに基づく各
資源要求に対する第1の組み合わせられた確率分布中の
実行時間を計算し、そして各資源要求に対して計算され
た第1の組み合わせられた確率分布中の実行時間に基づ
く該シーケンス中の資源要求の最初の1つに続く該資源
要求の各々に対する開始時刻を指定することによって該
資源要求のスケジュールをつくる。
【0010】前記の一般的な記述及び後記の詳細な記述
は、両方とも模範的かつ注釈的なものにすぎず、特許請
求の範囲に記載された本発明を限定するものではないと
いうことが理解されるべきである。添付の図面は、本発
明のさらに深い理解を促すために添付・導入され、かつ
この明細書の一部をなすものである。該図面は、本発明
の模範的な実施例を示すとともに、記述と相まって本発
明の理論の説明に奉仕するものである。
は、両方とも模範的かつ注釈的なものにすぎず、特許請
求の範囲に記載された本発明を限定するものではないと
いうことが理解されるべきである。添付の図面は、本発
明のさらに深い理解を促すために添付・導入され、かつ
この明細書の一部をなすものである。該図面は、本発明
の模範的な実施例を示すとともに、記述と相まって本発
明の理論の説明に奉仕するものである。
【0011】より具体的には、本発明の第1の態様は、
コンピュータによって実行される、各々が一定ではない
実行時間を有している、資源提供者に対する複数の資源
要求をスケジュールするための方法であって、上記資源
要求に対する第1の可能な実行時間を決定するステップ
と、上記資源要求に対する第2の可能な実行時間を決定
するステップと、上記資源要求のシーケンスをつくるス
テップと、上記シーケンス中の先の資源要求に対して決
定された第1の可能な実行時間の合計に基づく上記シー
ケンス中の上記資源要求の最初の1つに続く上記資源要
求の各々に対する第1の開始時刻を指定することによっ
て、上記資源要求の第1のスケジュールをつくるステッ
プと、上記シーケンス中の先の資源要求に対して決定さ
れた第2の可能な実行時間の合計に基づく上記シーケン
ス中の上記資源要求の最初の1つに続く上記資源要求の
各々に対する第2の開始時刻を指定することによって、
上記資源要求の第2のスケジュールをつくるステップと
を含んでいることを特徴とするものである。
コンピュータによって実行される、各々が一定ではない
実行時間を有している、資源提供者に対する複数の資源
要求をスケジュールするための方法であって、上記資源
要求に対する第1の可能な実行時間を決定するステップ
と、上記資源要求に対する第2の可能な実行時間を決定
するステップと、上記資源要求のシーケンスをつくるス
テップと、上記シーケンス中の先の資源要求に対して決
定された第1の可能な実行時間の合計に基づく上記シー
ケンス中の上記資源要求の最初の1つに続く上記資源要
求の各々に対する第1の開始時刻を指定することによっ
て、上記資源要求の第1のスケジュールをつくるステッ
プと、上記シーケンス中の先の資源要求に対して決定さ
れた第2の可能な実行時間の合計に基づく上記シーケン
ス中の上記資源要求の最初の1つに続く上記資源要求の
各々に対する第2の開始時刻を指定することによって、
上記資源要求の第2のスケジュールをつくるステップと
を含んでいることを特徴とするものである。
【0012】本発明の第2の態様は、本発明の第1の態
様にかかる方法において、上記第1のスケジュールをつ
くる上記ステップが、上記シーケンス中の上記資源要求
の上記最初の1つに対して決定された上記第1の可能な
実行時間に基づく上記シーケンス中の上記資源要求の上
記最初の1つに対する第1の終了時刻の指定と、上記シ
ーケンス中の上記の先の資源要求に対して決定された上
記の第1の可能な実行時間の合計に基づく上記シーケン
ス中の上記資源要求の上記の最初の1つに続く上記資源
要求の各々に対する第1の終了時刻、及び上記第1の終
了時刻が指定された各資源要求に対して決定された第1
の可能な実行時間の指定とを含み、上記第2のスケジュ
ールをつくるステップが、上記シーケンス中の上記資源
要求の最初の1つに対して決定された第2の可能な実行
時間に基づく上記シーケンス中の上記資源要求の最初の
1つに対する第2の終了時刻の指定と、上記シーケンス
中の先の資源要求に対して決定された上記第2の可能な
実行時間の合計に基づく上記シーケンス中の上記資源要
求の上記の最初の1つに続く上記資源要求の各々に対す
る第2の終了時刻、及び上記第2の終了時刻が指定され
た各資源要求に対する第2の可能な実行時間の指定とを
含み、かつ、上記資源要求の各々に対する上記の第1の
可能な実行時間が各資源要求の所期の実行時間であり、
そして上記資源要求の各々に対する上記の第2の可能な
実行時間が各資源要求の悲観的な実行時間であって、上
記の悲観的な実行時間が、上記の所期の実行時間よりも
大きく、かつ該方法がさらに表示装置上に上記第1のス
ケジュールと上記第2のスケジュールとを同時に表示す
るステップを含んでいることを特徴とするものである。
様にかかる方法において、上記第1のスケジュールをつ
くる上記ステップが、上記シーケンス中の上記資源要求
の上記最初の1つに対して決定された上記第1の可能な
実行時間に基づく上記シーケンス中の上記資源要求の上
記最初の1つに対する第1の終了時刻の指定と、上記シ
ーケンス中の上記の先の資源要求に対して決定された上
記の第1の可能な実行時間の合計に基づく上記シーケン
ス中の上記資源要求の上記の最初の1つに続く上記資源
要求の各々に対する第1の終了時刻、及び上記第1の終
了時刻が指定された各資源要求に対して決定された第1
の可能な実行時間の指定とを含み、上記第2のスケジュ
ールをつくるステップが、上記シーケンス中の上記資源
要求の最初の1つに対して決定された第2の可能な実行
時間に基づく上記シーケンス中の上記資源要求の最初の
1つに対する第2の終了時刻の指定と、上記シーケンス
中の先の資源要求に対して決定された上記第2の可能な
実行時間の合計に基づく上記シーケンス中の上記資源要
求の上記の最初の1つに続く上記資源要求の各々に対す
る第2の終了時刻、及び上記第2の終了時刻が指定され
た各資源要求に対する第2の可能な実行時間の指定とを
含み、かつ、上記資源要求の各々に対する上記の第1の
可能な実行時間が各資源要求の所期の実行時間であり、
そして上記資源要求の各々に対する上記の第2の可能な
実行時間が各資源要求の悲観的な実行時間であって、上
記の悲観的な実行時間が、上記の所期の実行時間よりも
大きく、かつ該方法がさらに表示装置上に上記第1のス
ケジュールと上記第2のスケジュールとを同時に表示す
るステップを含んでいることを特徴とするものである。
【0013】本発明の第3の態様は、本発明の第1の態
様にかかる方法において、上記資源要求の各々が、複数
の異なるタイプの活動の1つと関連づけられ、該方法
が、さらに、上記資源要求の各々を、上記各資源要求に
関連づけられたタイプの活動に基づく各資源要求の可能
な実行時間に対する複数の確率分布の1つと整合させる
ステップと、第1の確率レベルを選択し、上記資源要求
の各々に対する上記第1の可能な実行時間を決定するス
テップが、上記第1の確率レベルに基づく各資源要求と
整合させられた確率分布中の実行時間を計算することを
含み、上記第1の確率レベルに基づいて計算された実行
時間が各資源要求のための第1の可能な実行時間とされ
るステップと、第2の確率レベルを選択し、上記資源要
求の各々に対する上記第2の可能な実行時間を決定する
上記ステップが、上記第2の確率レベルに基づく各資源
要求と整合させられた確率分布中の実行時間を計算する
ことを含み、上記第2の確率レベルに基づいて計算され
た実行時間が各資源要求のための第2の可能な実行時間
とされるステップとを含むことを特徴とするものであ
る。
様にかかる方法において、上記資源要求の各々が、複数
の異なるタイプの活動の1つと関連づけられ、該方法
が、さらに、上記資源要求の各々を、上記各資源要求に
関連づけられたタイプの活動に基づく各資源要求の可能
な実行時間に対する複数の確率分布の1つと整合させる
ステップと、第1の確率レベルを選択し、上記資源要求
の各々に対する上記第1の可能な実行時間を決定するス
テップが、上記第1の確率レベルに基づく各資源要求と
整合させられた確率分布中の実行時間を計算することを
含み、上記第1の確率レベルに基づいて計算された実行
時間が各資源要求のための第1の可能な実行時間とされ
るステップと、第2の確率レベルを選択し、上記資源要
求の各々に対する上記第2の可能な実行時間を決定する
上記ステップが、上記第2の確率レベルに基づく各資源
要求と整合させられた確率分布中の実行時間を計算する
ことを含み、上記第2の確率レベルに基づいて計算され
た実行時間が各資源要求のための第2の可能な実行時間
とされるステップとを含むことを特徴とするものであ
る。
【0014】本発明の第4の態様は、本発明の第1の態
様にかかる方法において、上記資源要求の各々が、複数
の異なるタイプの活動の1つに関連づけられ、該方法
が、さらに、上記資源要求の各々を、上記各資源要求に
関連づけられたタイプの活動に基づく各資源要求の可能
な実行時間に対する複数の確率分布の1つと整合させる
ステップを含んでいて、上記第1の可能な実行時間を決
定する上記ステップが、上記資源要求の各々に対して、
各資源要求と整合させられた確率分布中の平均実行時間
を決定するステップを含み、該平均実行時間が各資源要
求に対する第1の可能な実行時間とされ、かつ該方法
が、確率レベルを選択し、上記資源要求の各々に対する
上記第2の可能な実行時間を決定する上記ステップが、
上記確率レベルに基づく各資源要求と整合させられた確
率分布中の実行時間を計算することを含み、上記確率レ
ベルに基づいて計算された実行時間が各資源要求のため
の第2の可能な実行時間とされるステップを含むことを
特徴とするものである。
様にかかる方法において、上記資源要求の各々が、複数
の異なるタイプの活動の1つに関連づけられ、該方法
が、さらに、上記資源要求の各々を、上記各資源要求に
関連づけられたタイプの活動に基づく各資源要求の可能
な実行時間に対する複数の確率分布の1つと整合させる
ステップを含んでいて、上記第1の可能な実行時間を決
定する上記ステップが、上記資源要求の各々に対して、
各資源要求と整合させられた確率分布中の平均実行時間
を決定するステップを含み、該平均実行時間が各資源要
求に対する第1の可能な実行時間とされ、かつ該方法
が、確率レベルを選択し、上記資源要求の各々に対する
上記第2の可能な実行時間を決定する上記ステップが、
上記確率レベルに基づく各資源要求と整合させられた確
率分布中の実行時間を計算することを含み、上記確率レ
ベルに基づいて計算された実行時間が各資源要求のため
の第2の可能な実行時間とされるステップを含むことを
特徴とするものである。
【0015】本発明の第5の態様は、コンピュータによ
って実行される、各々が一定ではない実行時間を有して
いる、資源提供者に対する複数の資源要求をスケジュー
ルするための方法であって、上記資源要求の各々が複数
の異なるタイプの活動の1つに関連づけられていて、上
記資源要求の各々を、上記の各資源要求と関連づけられ
たタイプの活動に基づく各資源要求の可能な実行時間に
対する複数の確率分布の1つと整合させるステップと、
上記資源要求のシーケンスをつくるステップと、上記資
源要求の各々に対して、第1の組み合わせられた確率分
布をつくり、該第1の組み合わせられた確率分布が、上
記シーケンス中の先の資源要求の各々と整合させられた
確率分布を組み合わせているステップと、確率レベルを
選択するステップと、上記資源要求の各々に対して、上
記確率レベルに基づく各資源要求に対する第1の組み合
わせられた確率分布中の実行時間を計算するステップ
と、上記確率レベルに基づく各資源要求に対して計算さ
れた上記第1の組み合わせられた確率分布中の実行時間
に基づく上記シーケンス中の上記資源要求の最初の1つ
に続く上記資源要求の各々に対する開始時刻を指定する
ことによって、上記資源要求のスケジュールをつくるス
テップとを含むことを特徴とするものである。
って実行される、各々が一定ではない実行時間を有して
いる、資源提供者に対する複数の資源要求をスケジュー
ルするための方法であって、上記資源要求の各々が複数
の異なるタイプの活動の1つに関連づけられていて、上
記資源要求の各々を、上記の各資源要求と関連づけられ
たタイプの活動に基づく各資源要求の可能な実行時間に
対する複数の確率分布の1つと整合させるステップと、
上記資源要求のシーケンスをつくるステップと、上記資
源要求の各々に対して、第1の組み合わせられた確率分
布をつくり、該第1の組み合わせられた確率分布が、上
記シーケンス中の先の資源要求の各々と整合させられた
確率分布を組み合わせているステップと、確率レベルを
選択するステップと、上記資源要求の各々に対して、上
記確率レベルに基づく各資源要求に対する第1の組み合
わせられた確率分布中の実行時間を計算するステップ
と、上記確率レベルに基づく各資源要求に対して計算さ
れた上記第1の組み合わせられた確率分布中の実行時間
に基づく上記シーケンス中の上記資源要求の最初の1つ
に続く上記資源要求の各々に対する開始時刻を指定する
ことによって、上記資源要求のスケジュールをつくるス
テップとを含むことを特徴とするものである。
【0016】本発明の第6の態様は、本発明の第5の態
様にかかる方法において、さらに、上記資源要求の各々
に対して、各資源要求と整合させられた確率分布と、上
記シーケンス中の先の資源要求の各々と整合させられた
確率分布とを組み合わせている第2の組み合わせられた
確率分布をつくるステップと、上記確率レベルに基づく
各資源要求に対する第2の組み合わせられた確率分布中
の実行時間を計算するステップとを含み、上記スケジュ
ールをつくる上記ステップが、上記確率レベルに基づく
各資源要求に対して計算された上記第2の組み合わせら
れた確率分布中の実行時間に基づく上記シーケンス中の
上記資源要求の上記の最初の1つに続く上記資源要求の
各々に対する終了時刻を指定することを含んでいること
を特徴とするものである。
様にかかる方法において、さらに、上記資源要求の各々
に対して、各資源要求と整合させられた確率分布と、上
記シーケンス中の先の資源要求の各々と整合させられた
確率分布とを組み合わせている第2の組み合わせられた
確率分布をつくるステップと、上記確率レベルに基づく
各資源要求に対する第2の組み合わせられた確率分布中
の実行時間を計算するステップとを含み、上記スケジュ
ールをつくる上記ステップが、上記確率レベルに基づく
各資源要求に対して計算された上記第2の組み合わせら
れた確率分布中の実行時間に基づく上記シーケンス中の
上記資源要求の上記の最初の1つに続く上記資源要求の
各々に対する終了時刻を指定することを含んでいること
を特徴とするものである。
【0017】本発明の第7の態様は、本発明の第5の態
様にかかる方法において、さらに、上記資源提供者によ
って終了された上記の先の資源要求の各々の実際の実行
時間を監視するステップと、上記資源提供者によって活
動的に処理されている上記の先の資源要求の実際に実行
中の実行時間を監視するステップと、上記資源提供者に
よって終了されずかつ活動的に処理されていない上記資
源要求の各々に対して、上記資源提供者によって終了さ
れずかつ活動的に処理されていない上記シーケンス中の
先の資源要求の各々と整合させられた確率分布を組み合
わせている、新たな第1の組み合わせられた確率分布を
つくるステップと、上記資源提供者によって終了されず
かつ活動的に処理されていない上記資源要求野各々に対
して、上記確率レベルに基づく各資源要求に対する上記
の新たな第1の組み合わせられた確率分布中の実行時間
を計算するステップと、上記確率レベルに基づく各資源
要求に対して計算された上記の新たな第1の組み合わせ
られた確率分布に基づく上記資源提供者によって終了さ
れずかつ活動的に処理されていない上記資源要求の各々
に対する開始時刻を指定することによって、上記スケジ
ュールを修正するステップとを含むことを特徴とするも
のである。
様にかかる方法において、さらに、上記資源提供者によ
って終了された上記の先の資源要求の各々の実際の実行
時間を監視するステップと、上記資源提供者によって活
動的に処理されている上記の先の資源要求の実際に実行
中の実行時間を監視するステップと、上記資源提供者に
よって終了されずかつ活動的に処理されていない上記資
源要求の各々に対して、上記資源提供者によって終了さ
れずかつ活動的に処理されていない上記シーケンス中の
先の資源要求の各々と整合させられた確率分布を組み合
わせている、新たな第1の組み合わせられた確率分布を
つくるステップと、上記資源提供者によって終了されず
かつ活動的に処理されていない上記資源要求野各々に対
して、上記確率レベルに基づく各資源要求に対する上記
の新たな第1の組み合わせられた確率分布中の実行時間
を計算するステップと、上記確率レベルに基づく各資源
要求に対して計算された上記の新たな第1の組み合わせ
られた確率分布に基づく上記資源提供者によって終了さ
れずかつ活動的に処理されていない上記資源要求の各々
に対する開始時刻を指定することによって、上記スケジ
ュールを修正するステップとを含むことを特徴とするも
のである。
【0018】本発明の第8の態様は、本発明の第5の態
様にかかる方法において、さらに、第2の確率レベルを
選択するステップと、上記資源要求の各々に対して、上
記第2の確率レベルに基づく各資源要求と整合させられ
た確率分布中の第2の実行時間を計算するステップと、
上記シーケンス中の先の資源要求に対して計算された第
2の実行時間の合計に基づく上記シーケンス中の上記資
源要求の最初の1つに続く上記資源要求の各々に対する
開始時刻を指定することによって、上記資源要求の第2
のスケジュールをつくるステップとを含むことを特徴と
するものである。
様にかかる方法において、さらに、第2の確率レベルを
選択するステップと、上記資源要求の各々に対して、上
記第2の確率レベルに基づく各資源要求と整合させられ
た確率分布中の第2の実行時間を計算するステップと、
上記シーケンス中の先の資源要求に対して計算された第
2の実行時間の合計に基づく上記シーケンス中の上記資
源要求の最初の1つに続く上記資源要求の各々に対する
開始時刻を指定することによって、上記資源要求の第2
のスケジュールをつくるステップとを含むことを特徴と
するものである。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
当業者は、ここにおける記述により、スケジューリング
問題が存在する変化に富んだ種々の資源環境における、
本発明にかかるシステム及び方法の有用性を認識するで
あろう。例えば、本発明にかかるシステム及び方法が、
遠隔通信システム、輸送派遣組織及び緊急サービス派遣
組織の中に存在する指定問題及びスケジューリング問題
に対して採用されることができることが想像しうる。し
かしながら、具体例とするとともに記述を容易にするた
め、本発明は現地サービス環境に関連して記述されるで
あろう。本発明にかかるシステム及び方法は、該システ
ムによって実行される一連の動作として遂行されるよう
に意図(考慮)された方法についてもまた一緒にここで記
述されるであろう。
当業者は、ここにおける記述により、スケジューリング
問題が存在する変化に富んだ種々の資源環境における、
本発明にかかるシステム及び方法の有用性を認識するで
あろう。例えば、本発明にかかるシステム及び方法が、
遠隔通信システム、輸送派遣組織及び緊急サービス派遣
組織の中に存在する指定問題及びスケジューリング問題
に対して採用されることができることが想像しうる。し
かしながら、具体例とするとともに記述を容易にするた
め、本発明は現地サービス環境に関連して記述されるで
あろう。本発明にかかるシステム及び方法は、該システ
ムによって実行される一連の動作として遂行されるよう
に意図(考慮)された方法についてもまた一緒にここで記
述されるであろう。
【0020】図1は、現地サービス環境で適用できるよ
うに組み立てられたコンピュータで実行されるソフトウ
ェアプロセス構造10のブロック図である。ソフトウェ
アプロセス構造10は、サービスコールを指定してスケ
ジュールするためのシステム12と、サービス管理シス
テム(SMS)インターフェース14と、少なくとも1つ
の相互に作用するユーザーインターフェース16とを備
えている。指定及びスケジューリング(A/S)を行うシ
ステム12は、例えば、標準UnixTMワークステーシ
ョンで実行されるソフトウェアプロセスによって認識さ
れるソフトウェアシステムである。A/Sシステム12
は、最適化と、人工知能と、近似的に最適な指定及びス
ケジューリングの解に到達するための制限プロセス技術
とを組み合わせている。
うに組み立てられたコンピュータで実行されるソフトウ
ェアプロセス構造10のブロック図である。ソフトウェ
アプロセス構造10は、サービスコールを指定してスケ
ジュールするためのシステム12と、サービス管理シス
テム(SMS)インターフェース14と、少なくとも1つ
の相互に作用するユーザーインターフェース16とを備
えている。指定及びスケジューリング(A/S)を行うシ
ステム12は、例えば、標準UnixTMワークステーシ
ョンで実行されるソフトウェアプロセスによって認識さ
れるソフトウェアシステムである。A/Sシステム12
は、最適化と、人工知能と、近似的に最適な指定及びス
ケジューリングの解に到達するための制限プロセス技術
とを組み合わせている。
【0021】SMSインターフェース16は、A/Sシ
ステム12とサービス管理システム(SMS)(図示せず)
との間の通信を行い、これは新たなサービスコールの記
録を保持するとともに、顧客から受け取られた保留中の
サービスコールの属性に対して変化する。ユーザーイン
ターフェース16は、サービスコール発注者のようなシ
ステムユーザーがA/Sシステム12と通信することを
可能にし、そしてA/Sシステム12によってつくられ
た推薦される指定及びスケジューリングの解のグラフィ
ック表示を提供する。ユーザーインターフェース16を
経由して、システムユーザーは、保留中のサービスコー
ルの属性及び現地サービス環境中で働く技術者の属性の
両方に対する変化をとり入れることができ、そしてA/
Sシステム12によって推薦された前の指定及びスケジ
ューリングの再評価を要求することができる。
ステム12とサービス管理システム(SMS)(図示せず)
との間の通信を行い、これは新たなサービスコールの記
録を保持するとともに、顧客から受け取られた保留中の
サービスコールの属性に対して変化する。ユーザーイン
ターフェース16は、サービスコール発注者のようなシ
ステムユーザーがA/Sシステム12と通信することを
可能にし、そしてA/Sシステム12によってつくられ
た推薦される指定及びスケジューリングの解のグラフィ
ック表示を提供する。ユーザーインターフェース16を
経由して、システムユーザーは、保留中のサービスコー
ルの属性及び現地サービス環境中で働く技術者の属性の
両方に対する変化をとり入れることができ、そしてA/
Sシステム12によって推薦された前の指定及びスケジ
ューリングの再評価を要求することができる。
【0022】SMSインターフェース14又はユーザー
インターフェース16から受け入れられた、新たなサー
ビスコール、コールの取り消し、コール属性の変更、技
術者の属性の変更及び再評価の要求に応答して、A/S
システム12は、指定及びスケジューリングの解に到達
するために共同してはたらく2つのソフトウェアプロセ
スを活動させる。とくに、図1に示されているように、
A/Sシステム12は、技術者間で新たな及び保留中の
サービスコールの指定に応答しうるアサイナモジュール
20(指定モジュール)と、各個の技術者に対して割り当
てられたコールのスケジュールをつくるためにアサイナ
モジュール20によって求められるスケジューラモジュ
ール22とを含む。本発明にかかるシステム及び方法
は、とくに、スケジューラモジュール22のスケジュー
ル動作と、ユーザーインターフェース16のグラフィッ
ク表示動作とに向けられている。
インターフェース16から受け入れられた、新たなサー
ビスコール、コールの取り消し、コール属性の変更、技
術者の属性の変更及び再評価の要求に応答して、A/S
システム12は、指定及びスケジューリングの解に到達
するために共同してはたらく2つのソフトウェアプロセ
スを活動させる。とくに、図1に示されているように、
A/Sシステム12は、技術者間で新たな及び保留中の
サービスコールの指定に応答しうるアサイナモジュール
20(指定モジュール)と、各個の技術者に対して割り当
てられたコールのスケジュールをつくるためにアサイナ
モジュール20によって求められるスケジューラモジュ
ール22とを含む。本発明にかかるシステム及び方法
は、とくに、スケジューラモジュール22のスケジュー
ル動作と、ユーザーインターフェース16のグラフィッ
ク表示動作とに向けられている。
【0023】アサイナモジュール20は、サービス技術
者間でのサービスコールの可能な割り当てを検索し、コ
ール及び技術者の特定の組み合わせの望ましさに関係す
る目的関数の一部を評価する。アサイナモジュール20
は、スケジューラモジュール22に、特定の技術者に対
して割り当てられたコールの可能なスケジュールを検索
し、さらに時間に関係する目的関数の一部を評価するこ
とを求める。スケジューラモジュール22によって検索
された可能なスケジュールの各々は、有限の時間間隔内
でのサービスコールのシーケンス(順列)をあらわす。か
くして、サービスコールの完全な割り当ては、アサイナ
モジュール20によって決定されるような、技術者につ
いてのコール割り当てと、スケジューラモジュール22
によって決定されるような、特定の時間でのコールのス
ケジューリングの両方を含む。
者間でのサービスコールの可能な割り当てを検索し、コ
ール及び技術者の特定の組み合わせの望ましさに関係す
る目的関数の一部を評価する。アサイナモジュール20
は、スケジューラモジュール22に、特定の技術者に対
して割り当てられたコールの可能なスケジュールを検索
し、さらに時間に関係する目的関数の一部を評価するこ
とを求める。スケジューラモジュール22によって検索
された可能なスケジュールの各々は、有限の時間間隔内
でのサービスコールのシーケンス(順列)をあらわす。か
くして、サービスコールの完全な割り当ては、アサイナ
モジュール20によって決定されるような、技術者につ
いてのコール割り当てと、スケジューラモジュール22
によって決定されるような、特定の時間でのコールのス
ケジューリングの両方を含む。
【0024】スケジューラモジュール22の各呼び出し
に対して、アサイナモジュール20は、コールの各々に
関連づけられたサービス活動のタイプを確認する1式の
コール属性のほかに、特定の技術者に割り当てられた1
式のサービスコールを、スケジューラモジュール22に
通す。これに応答して、スケジューラモジュール22
は、最も有効なスケジュールを決定するために技術者に
対して割り当てられたサービスコールの可能なスケジュ
ールを捜し出す回帰的(反復的)な第1深度の検索を実行
する。スケジューラモジュール22は、技術者に1時1
コール方式で割り当てられたサービスコールのシーケン
スを構築することによって各々の可能なスケジュールを
回帰的につくり、そして時間の関係する因子の多様性に
基づく各スケジュールの効率又は強度値を決定する。
に対して、アサイナモジュール20は、コールの各々に
関連づけられたサービス活動のタイプを確認する1式の
コール属性のほかに、特定の技術者に割り当てられた1
式のサービスコールを、スケジューラモジュール22に
通す。これに応答して、スケジューラモジュール22
は、最も有効なスケジュールを決定するために技術者に
対して割り当てられたサービスコールの可能なスケジュ
ールを捜し出す回帰的(反復的)な第1深度の検索を実行
する。スケジューラモジュール22は、技術者に1時1
コール方式で割り当てられたサービスコールのシーケン
スを構築することによって各々の可能なスケジュールを
回帰的につくり、そして時間の関係する因子の多様性に
基づく各スケジュールの効率又は強度値を決定する。
【0025】スケジューラモジュール22は、典型的に
は、仕事日の始まりに技術者の出発位置からの初期移動
時間を足したものに基づくシーケンス中の第1のコール
に対する開始時刻を指定する。しかしながら、サービス
コールの実際の実行時間は一定ではないので、スケジュ
ーラモジュール22は、該コールの推算された実行時間
に基づく第1のコールに対する終了時刻を指定する。コ
ールの推算された実行時間は、システムユーザーによっ
て明確化されることができ、そしてスケジューラモジュ
ール22によって参照されるコール実行時間ファイル
(図示せず)中に格納されることができる。例えば、シス
テムユーザーは、同一のサービス活動を含む過去のコー
ルの実行時間の平均に基づくいくつかのタイプのコール
に対する実行時間を推算することができる。
は、仕事日の始まりに技術者の出発位置からの初期移動
時間を足したものに基づくシーケンス中の第1のコール
に対する開始時刻を指定する。しかしながら、サービス
コールの実際の実行時間は一定ではないので、スケジュ
ーラモジュール22は、該コールの推算された実行時間
に基づく第1のコールに対する終了時刻を指定する。コ
ールの推算された実行時間は、システムユーザーによっ
て明確化されることができ、そしてスケジューラモジュ
ール22によって参照されるコール実行時間ファイル
(図示せず)中に格納されることができる。例えば、シス
テムユーザーは、同一のサービス活動を含む過去のコー
ルの実行時間の平均に基づくいくつかのタイプのコール
に対する実行時間を推算することができる。
【0026】スケジューラモジュール22は、推算され
た移動時間をシーケンス中の先のコールの終了時刻に足
すことによって次のコールに対する開始時刻を指定す
る。推算された移動時間は、技術者が先のコールに関連
づけられた顧客の位置と次のコールのそれとの間を移動
するのに必要とする時間をあらわしている。かくして、
スケジューラモジュール22は、先のコールの推算され
た実行時間と、先のコールと次のコールとの間の推算さ
れた移動時間の両方に基づく次のコールに対する開始時
刻を決定する。移動時間は、コールに関連づけられた位
置間での過去の移動時間の平均に基づくことができ、又
は位置間の実際の距離に基づいて推算されることができ
る。例えば、スケジューラモジュール22は、郵便番号
中心情報を参照することによって特定のサービスコール
に関連づけられた位置を確定することができる。スケジ
ューラモジュール22は、該開始時刻に次のコールの推
算された実行時間を足すことによって、次のコールに対
する終了時刻を指定する。このようにして、スケジュー
ラモジュール22は、先のコールの推算された実行時間
に基づく次のコールに対する終了時刻と、先行するコー
ルと次のコールとの間での推算された移動時間と、次の
コールの推算された実行時間とを決定する。スケジュー
ラモジュール22は、スケジュールされずに残っている
コールがなくなるまで、シーケンス中の残っているコー
ルの1つを次に置き続けることによって同様にシーケン
ス中の残りのものを回帰的に構築する。
た移動時間をシーケンス中の先のコールの終了時刻に足
すことによって次のコールに対する開始時刻を指定す
る。推算された移動時間は、技術者が先のコールに関連
づけられた顧客の位置と次のコールのそれとの間を移動
するのに必要とする時間をあらわしている。かくして、
スケジューラモジュール22は、先のコールの推算され
た実行時間と、先のコールと次のコールとの間の推算さ
れた移動時間の両方に基づく次のコールに対する開始時
刻を決定する。移動時間は、コールに関連づけられた位
置間での過去の移動時間の平均に基づくことができ、又
は位置間の実際の距離に基づいて推算されることができ
る。例えば、スケジューラモジュール22は、郵便番号
中心情報を参照することによって特定のサービスコール
に関連づけられた位置を確定することができる。スケジ
ューラモジュール22は、該開始時刻に次のコールの推
算された実行時間を足すことによって、次のコールに対
する終了時刻を指定する。このようにして、スケジュー
ラモジュール22は、先のコールの推算された実行時間
に基づく次のコールに対する終了時刻と、先行するコー
ルと次のコールとの間での推算された移動時間と、次の
コールの推算された実行時間とを決定する。スケジュー
ラモジュール22は、スケジュールされずに残っている
コールがなくなるまで、シーケンス中の残っているコー
ルの1つを次に置き続けることによって同様にシーケン
ス中の残りのものを回帰的に構築する。
【0027】図2は、ユーザーインターフェース16に
表示されているような、スケジューラモジュール22に
よってつくられた一式のスケジュールのグラフィック表
示の一例である。ユーザーインターフェース16は、例
えばX−ウィンドを用いて実行され、そして選択された
技術者に対するスケジュールの表示を含んでいる相互作
用のあるスケジューラウィンド30を表示する。スケジ
ューラウィンド30は、システムユーザーによる評価の
下での特定のグループの技術者の表示を含んでいる技術
者フィールド32と、技術者の各々とコールがスケジュ
ールされる特定の期間とに対して指定されたコールの表
示を含んでいるスケジュールフィールド34と、標準的
なウィンドの制御コマンドの表示を含んでいるコマンド
バー36とを含んでいる。
表示されているような、スケジューラモジュール22に
よってつくられた一式のスケジュールのグラフィック表
示の一例である。ユーザーインターフェース16は、例
えばX−ウィンドを用いて実行され、そして選択された
技術者に対するスケジュールの表示を含んでいる相互作
用のあるスケジューラウィンド30を表示する。スケジ
ューラウィンド30は、システムユーザーによる評価の
下での特定のグループの技術者の表示を含んでいる技術
者フィールド32と、技術者の各々とコールがスケジュ
ールされる特定の期間とに対して指定されたコールの表
示を含んでいるスケジュールフィールド34と、標準的
なウィンドの制御コマンドの表示を含んでいるコマンド
バー36とを含んでいる。
【0028】図2中で、技術者フィールド32は、現地
サービス環境で一群の技術者A、B、C、D及びEが働
いていることを表示している。スケジュールフィールド
34は、スケジューラモジュール22によってつくら
れ、システムユーザーによって承認又は修正された、技
術者の現に受け持っているスケジュールを表示してい
る。図2中のスケジュールフィールド34は、技術者A
が、コールブロック38、40及び42によってあらわ
された第1番目、第2番目及び第3番目にスケジュール
されたコールが割り当てられていることを示している。
コールブロック38、40及び42は、5月17日、月
曜日の9:00から15:00までの間のコールのスケジ
ュールを表示している。とくに、コールブロック38、
40及び42は、第1番目、第2番目及び第3番目のコ
ールに対する開始時刻が、夫々、およそ9:00、11:
15及び13:15に指定されていることを表示してい
る。コールブロック38、40及び42によって示され
た終了時刻は、夫々、およそ10:45、12:45及び
14:45である。
サービス環境で一群の技術者A、B、C、D及びEが働
いていることを表示している。スケジュールフィールド
34は、スケジューラモジュール22によってつくら
れ、システムユーザーによって承認又は修正された、技
術者の現に受け持っているスケジュールを表示してい
る。図2中のスケジュールフィールド34は、技術者A
が、コールブロック38、40及び42によってあらわ
された第1番目、第2番目及び第3番目にスケジュール
されたコールが割り当てられていることを示している。
コールブロック38、40及び42は、5月17日、月
曜日の9:00から15:00までの間のコールのスケジ
ュールを表示している。とくに、コールブロック38、
40及び42は、第1番目、第2番目及び第3番目のコ
ールに対する開始時刻が、夫々、およそ9:00、11:
15及び13:15に指定されていることを表示してい
る。コールブロック38、40及び42によって示され
た終了時刻は、夫々、およそ10:45、12:45及び
14:45である。
【0029】スケジュールフィールド34はまた、移動
時間をあらわす時間ブロック44、46、48をも含ん
でいる。時間ブロック44は、その日の初めから、技術
者が本部又は別の無駄時間に関連づけられた位置から、
第1番目のコールに関連づけられた顧客の位置まで移動
するのに必要とされる最初の移動時間を示している。移
動時間46及び48は、夫々、コールブロック38及び
40と、コールブロック40及び42とによって指示さ
れた、連続してスケジュールされたコールの開始時刻と
終了時刻とを分離している。時間ブロック46、48
は、先のコールに関連づけられた顧客の位置から次のコ
ールに関連づけられた顧客の位置まで移動するために、
技術者によって必要とされる時間をあらわしている。
時間をあらわす時間ブロック44、46、48をも含ん
でいる。時間ブロック44は、その日の初めから、技術
者が本部又は別の無駄時間に関連づけられた位置から、
第1番目のコールに関連づけられた顧客の位置まで移動
するのに必要とされる最初の移動時間を示している。移
動時間46及び48は、夫々、コールブロック38及び
40と、コールブロック40及び42とによって指示さ
れた、連続してスケジュールされたコールの開始時刻と
終了時刻とを分離している。時間ブロック46、48
は、先のコールに関連づけられた顧客の位置から次のコ
ールに関連づけられた顧客の位置まで移動するために、
技術者によって必要とされる時間をあらわしている。
【0030】図2に示すように、スケジューラモジュー
ル22によってつくられたスケジュールは、技術者の仕
事を管理し及び予測するために役立つものの、各コール
の開始時刻及び終了時刻はそれでも不確定な実行時間の
推算のみを基礎としている。実行時間の不確定性は、将
来のサービスコールに対する信頼性の高いスケジューリ
ングを困難にし、そして顧客に対してなされる時間約束
における信頼度を疑わしくするといった結果を招く。
ル22によってつくられたスケジュールは、技術者の仕
事を管理し及び予測するために役立つものの、各コール
の開始時刻及び終了時刻はそれでも不確定な実行時間の
推算のみを基礎としている。実行時間の不確定性は、将
来のサービスコールに対する信頼性の高いスケジューリ
ングを困難にし、そして顧客に対してなされる時間約束
における信頼度を疑わしくするといった結果を招く。
【0031】本発明によれば、時間約束の信頼度を高め
るために、スケジューラモジュール22は、サービスコ
ールの所期の(期待された)実行時間に基づく第1のスケ
ジュールと、サービスコールの悲観的な実行時間に基づ
く第2のスケジュールの両方をつくるように組み立てら
れている。所期の実行時間は平均の実行時間をあらわ
し、他方悲観的な実行時間は平均の実行時間よりも長い
ものをあらわすであろう。平均の実行時間によるスケジ
ューリングによれば、第1の所期のスケジュールは、技
術者の仕事の良好な総括的管理を可能にする。より長い
実行時間によるスケジューリングによる第2の悲観的な
スケジュールは、ユーザーがより高い信頼度でもって顧
客と時間約束を行うことを可能にする。かくして、スケ
ジューラモジュール22が、可能なスケジュールのコー
ルシーケンス中で次に配置されるべきコールを選択した
後、スケジューラモジュール22は本発明にしたがっ
て、コールに対する所期の開始時刻及び悲観的な開始時
刻、並びに期待された終了時刻及び悲観的な終了時刻を
指定しなければならない。
るために、スケジューラモジュール22は、サービスコ
ールの所期の(期待された)実行時間に基づく第1のスケ
ジュールと、サービスコールの悲観的な実行時間に基づ
く第2のスケジュールの両方をつくるように組み立てら
れている。所期の実行時間は平均の実行時間をあらわ
し、他方悲観的な実行時間は平均の実行時間よりも長い
ものをあらわすであろう。平均の実行時間によるスケジ
ューリングによれば、第1の所期のスケジュールは、技
術者の仕事の良好な総括的管理を可能にする。より長い
実行時間によるスケジューリングによる第2の悲観的な
スケジュールは、ユーザーがより高い信頼度でもって顧
客と時間約束を行うことを可能にする。かくして、スケ
ジューラモジュール22が、可能なスケジュールのコー
ルシーケンス中で次に配置されるべきコールを選択した
後、スケジューラモジュール22は本発明にしたがっ
て、コールに対する所期の開始時刻及び悲観的な開始時
刻、並びに期待された終了時刻及び悲観的な終了時刻を
指定しなければならない。
【0032】もし主たるコールがシーケンス中の第1の
コールであれば、スケジューラモジュール22によって
指定された所期の開始時刻及び悲観的な開始時刻は、単
純に、仕事日の始まりに、技術者の本部の位置又は別の
無駄時間に関連づけられた位置と、第1番目のコールに
関連づけられた位置との間での最初の移動時間を足した
ものとなる。これに対して、もしコールがシーケンス中
の後のコールであれば、スケジューラモジュール22に
よって指定された所期の開始時刻及び悲観的な開始時刻
は、夫々、シーケンス中の先のコールの所期の実行時間
及び悲観的な実行時間と、最初の移動時間と、連続する
先のコールに関連づけられた位置間での移動時間との合
計に基づくことになる。スケジューラモジュール22
は、さらに、夫々、第1番目のコールの所期の実行時間
及び悲観的な実行時間と、最初の移動時間とにのみ基づ
くシーケンス中の第1番目のコールに対する期待された
終了時刻及び悲観的な終了時刻を指定する。しかしなが
ら、もしコールがシーケンス中の後のコールであれば、
スケジューラモジュール22によって指定される所期の
終了時刻及び悲観的な終了時刻は、夫々、シーケンス中
の先のコール及び終了時刻が割り当てられたコールの所
期の実行時間及び悲観的な実行時間と、最初の移動時間
と、連続する先のコールに関連づけられた位置間での移
動時間との合計に基づくことなる。
コールであれば、スケジューラモジュール22によって
指定された所期の開始時刻及び悲観的な開始時刻は、単
純に、仕事日の始まりに、技術者の本部の位置又は別の
無駄時間に関連づけられた位置と、第1番目のコールに
関連づけられた位置との間での最初の移動時間を足した
ものとなる。これに対して、もしコールがシーケンス中
の後のコールであれば、スケジューラモジュール22に
よって指定された所期の開始時刻及び悲観的な開始時刻
は、夫々、シーケンス中の先のコールの所期の実行時間
及び悲観的な実行時間と、最初の移動時間と、連続する
先のコールに関連づけられた位置間での移動時間との合
計に基づくことになる。スケジューラモジュール22
は、さらに、夫々、第1番目のコールの所期の実行時間
及び悲観的な実行時間と、最初の移動時間とにのみ基づ
くシーケンス中の第1番目のコールに対する期待された
終了時刻及び悲観的な終了時刻を指定する。しかしなが
ら、もしコールがシーケンス中の後のコールであれば、
スケジューラモジュール22によって指定される所期の
終了時刻及び悲観的な終了時刻は、夫々、シーケンス中
の先のコール及び終了時刻が割り当てられたコールの所
期の実行時間及び悲観的な実行時間と、最初の移動時間
と、連続する先のコールに関連づけられた位置間での移
動時間との合計に基づくことなる。
【0033】図3に示すフローチャートは、本発明にし
たがって、個々のコールに対する所期の開始時刻及び終
了時刻並びに悲観的な開始時刻及び終了時刻の指定にお
けるスケジューラモジュール22の動作を示している。
ブロック50に示されているように、スケジューラモジ
ュール22は、最初にアサイナモジュール20によって
通されたコール属性に基づくコールに関連づけられたサ
ービス活動のタイプを決定する。スケジューラモジュー
ル22は、この後、コール実行時間ファイル(図示せず)
を参照して、同じタイプの活動に関連づけられたサービ
スコールに対する所期の実行時間及び悲観的な実行時間
を決定する。コール実行時間ファイルは、各タイプの活
動に対して実行時間の変動性情報を提供する複数の統計
的確率分布を含むことができる。コール実行時間ファイ
ルは、システムユーザーによって入れられた特定のタイ
プの活動に対する固定的な所期の実行時間及び悲観的な
実行時間のペアを交互に含む。システムユーザーは、変
動性情報は特定の現地サービス環境に対して役立たない
かあるいはまだ発達していないものの中に固定的な実行
時間を入れることができる。もしコール実行時間ファイ
ルが主たる活動に対する変動性情報と固定的な実行時間
のいずれをも含んでいなければ、スケジューラモジュー
ル22は、単純に、所期の実行時間及び悲観的な実行時
間の両方を欠けている値で代用する。
たがって、個々のコールに対する所期の開始時刻及び終
了時刻並びに悲観的な開始時刻及び終了時刻の指定にお
けるスケジューラモジュール22の動作を示している。
ブロック50に示されているように、スケジューラモジ
ュール22は、最初にアサイナモジュール20によって
通されたコール属性に基づくコールに関連づけられたサ
ービス活動のタイプを決定する。スケジューラモジュー
ル22は、この後、コール実行時間ファイル(図示せず)
を参照して、同じタイプの活動に関連づけられたサービ
スコールに対する所期の実行時間及び悲観的な実行時間
を決定する。コール実行時間ファイルは、各タイプの活
動に対して実行時間の変動性情報を提供する複数の統計
的確率分布を含むことができる。コール実行時間ファイ
ルは、システムユーザーによって入れられた特定のタイ
プの活動に対する固定的な所期の実行時間及び悲観的な
実行時間のペアを交互に含む。システムユーザーは、変
動性情報は特定の現地サービス環境に対して役立たない
かあるいはまだ発達していないものの中に固定的な実行
時間を入れることができる。もしコール実行時間ファイ
ルが主たる活動に対する変動性情報と固定的な実行時間
のいずれをも含んでいなければ、スケジューラモジュー
ル22は、単純に、所期の実行時間及び悲観的な実行時
間の両方を欠けている値で代用する。
【0034】もしコール実行時間ファイルが固定的な所
期の実行時間及び悲観的な実行時間のペアを含んでいれ
ば、スケジューラモジュール22は、所期の開始時刻及
び終了時刻並びに悲観的な開始時刻及び終了時刻の指定
に用いるためにそれらを受け入れる。しかしながら、も
しコール実行時間ファイルが変動性情報を含んでいれ
ば、スケジューラモジュール22は、該コールを、図3
中のブロック52によって示されているように、該コー
ルに関連づけられた活動のタイプに基づく統計的確率分
布の1つと整合させる。実行時間ファイルは、サービス
活動のタイプと含まれる特定の技術者との両方によって
区別される確率分布を含むことができる。実行時間ファ
イルは、これにより個々の技術者に帰する異なる実行時
間を考慮する変動性情報を含む。この場合、スケジュー
ラモジュール22は、該コールを、コール属性によって
決定された、含まれるサービス活動のタイプに基づく適
当な確率分布と、特定の技術者の個性とに整合させる。
期の実行時間及び悲観的な実行時間のペアを含んでいれ
ば、スケジューラモジュール22は、所期の開始時刻及
び終了時刻並びに悲観的な開始時刻及び終了時刻の指定
に用いるためにそれらを受け入れる。しかしながら、も
しコール実行時間ファイルが変動性情報を含んでいれ
ば、スケジューラモジュール22は、該コールを、図3
中のブロック52によって示されているように、該コー
ルに関連づけられた活動のタイプに基づく統計的確率分
布の1つと整合させる。実行時間ファイルは、サービス
活動のタイプと含まれる特定の技術者との両方によって
区別される確率分布を含むことができる。実行時間ファ
イルは、これにより個々の技術者に帰する異なる実行時
間を考慮する変動性情報を含む。この場合、スケジュー
ラモジュール22は、該コールを、コール属性によって
決定された、含まれるサービス活動のタイプに基づく適
当な確率分布と、特定の技術者の個性とに整合させる。
【0035】統計的確率分布の一例は図4のグラフに示
されており、ここで曲線80は、特定のコールが、単位
が分である実行時間xを有するであろう確率ρをあらわ
す確率密度関数である。該確率分布は、ある一区切りの
時間にわたって完了された同じタイプのコールについて
の実際の実行時間を監視(モニタ)することによって構築
されることができる。もし個々の技術者の仕事のばらつ
きを考慮するならば、確率分布は同じ技術者を含む同じ
タイプのコールの実行時間を監視することによって構築
されることができる。
されており、ここで曲線80は、特定のコールが、単位
が分である実行時間xを有するであろう確率ρをあらわ
す確率密度関数である。該確率分布は、ある一区切りの
時間にわたって完了された同じタイプのコールについて
の実際の実行時間を監視(モニタ)することによって構築
されることができる。もし個々の技術者の仕事のばらつ
きを考慮するならば、確率分布は同じ技術者を含む同じ
タイプのコールの実行時間を監視することによって構築
されることができる。
【0036】かつて、コールが適当な確率分布と整合さ
せられていれば、スケジューラモジュール22は、夫
々、ブロック54及び56によって示されているよう
に、所期のスケジュールに対する第1の確率レベルと、
悲観的なスケジュールに対する第2の確率レベルとを選
択する。確率のレベルは、各スケジュール中のコールの
実行時間における確実性あるいは信頼性の相対的な度合
をあらわす。例えば、0.5の確率レベルは、50%の
所期のスケジュール中の信頼性の度合をもたらし、これ
は技術者の仕事の管理に対して十分なものであろう。
0.5の確率レベルは、分布のメジアンに対応し、コー
ルの実際の実行時間が所期の実行時間以下となる率が5
0%であることを意味する。さらに高い度合の信頼性
は、顧客に対して約束された時間約束の大半が満足させ
られることを保証するための悲観的なスケジュールに対
して要求されるかもしれない。かくして、もし0.9の
確率レベルが選択されれば、システムのユーザーは、コ
ールの実際の実行時間がスケジューラモジュール22に
よって決定された悲観的な実行時間以下となることに9
0%の信頼性をもたせることができる。0.9の確率レ
ベルでもって、システムのユーザーは、顧客に対する時
間約束が破られないことに90%の確実性をもたせるこ
とができる。
せられていれば、スケジューラモジュール22は、夫
々、ブロック54及び56によって示されているよう
に、所期のスケジュールに対する第1の確率レベルと、
悲観的なスケジュールに対する第2の確率レベルとを選
択する。確率のレベルは、各スケジュール中のコールの
実行時間における確実性あるいは信頼性の相対的な度合
をあらわす。例えば、0.5の確率レベルは、50%の
所期のスケジュール中の信頼性の度合をもたらし、これ
は技術者の仕事の管理に対して十分なものであろう。
0.5の確率レベルは、分布のメジアンに対応し、コー
ルの実際の実行時間が所期の実行時間以下となる率が5
0%であることを意味する。さらに高い度合の信頼性
は、顧客に対して約束された時間約束の大半が満足させ
られることを保証するための悲観的なスケジュールに対
して要求されるかもしれない。かくして、もし0.9の
確率レベルが選択されれば、システムのユーザーは、コ
ールの実際の実行時間がスケジューラモジュール22に
よって決定された悲観的な実行時間以下となることに9
0%の信頼性をもたせることができる。0.9の確率レ
ベルでもって、システムのユーザーは、顧客に対する時
間約束が破られないことに90%の確実性をもたせるこ
とができる。
【0037】夫々、ブロック58及び60に示されてい
るように、スケジューラモジュール22は、所期の実行
時間及び悲観的な実行時間を決定するために、所期の確
率レベル及び悲観的な確率レベルに基づく各コールと整
合する確率分布中の実行時間を計算する。図4中に示さ
れたグラフを参照しつつ、実行時間は、密度曲線80に
沿って積分を行うことにより、確率レベルに基づいて計
算されることができる。例えば、0.9の確率レベルに
対する実行時間Tは、次の式(1)により確定される。式
(1)において、δ(x)は、図4中の曲線80によってあ
らわされた密度関数である。
るように、スケジューラモジュール22は、所期の実行
時間及び悲観的な実行時間を決定するために、所期の確
率レベル及び悲観的な確率レベルに基づく各コールと整
合する確率分布中の実行時間を計算する。図4中に示さ
れたグラフを参照しつつ、実行時間は、密度曲線80に
沿って積分を行うことにより、確率レベルに基づいて計
算されることができる。例えば、0.9の確率レベルに
対する実行時間Tは、次の式(1)により確定される。式
(1)において、δ(x)は、図4中の曲線80によってあ
らわされた密度関数である。
【0038】
【数1】
【0039】スケジューリングに対して、所期の確率レ
ベルに基づいて計算された実行時間は、この後コールの
所期の実行時間として機能し、そして悲観的な確率レベ
ルに基づいて計算された実行時間は、コールの悲観的な
実行時間として機能する。所期の終了時刻は、所期の実
行時間に基づくシーケンス中に置かれたときに、コール
の各々に対して決定される。その結果として、スケジュ
ーラモジュール22は、直前のコールに対する所期の終
了時刻に、推算された移動時間を加えることによって、
新たなコールに対する所期の開始時刻を指定することが
できる。ブロック62に示されているように、新たなコ
ールの所期の開始時刻は、かくしてシーケンス中の先の
コールに対して計算された所期の実行時間に移動時間を
足したものに基づくことになる。スケジューラモジュー
ル22は、新たなコールに対する所期の実行時間を、新
たなコールに対する所期の開始時刻に加えることによ
り、新たなコールに対する所期の終了時刻を指定する。
かくして、ブロック64に示されているように、所期の
終了時刻は、先のコールに対して計算された所期の実行
時間と、終了時刻が指定された新たなコールに対して計
算された所期の実行時間と、移動時間とに基づくことに
なる。
ベルに基づいて計算された実行時間は、この後コールの
所期の実行時間として機能し、そして悲観的な確率レベ
ルに基づいて計算された実行時間は、コールの悲観的な
実行時間として機能する。所期の終了時刻は、所期の実
行時間に基づくシーケンス中に置かれたときに、コール
の各々に対して決定される。その結果として、スケジュ
ーラモジュール22は、直前のコールに対する所期の終
了時刻に、推算された移動時間を加えることによって、
新たなコールに対する所期の開始時刻を指定することが
できる。ブロック62に示されているように、新たなコ
ールの所期の開始時刻は、かくしてシーケンス中の先の
コールに対して計算された所期の実行時間に移動時間を
足したものに基づくことになる。スケジューラモジュー
ル22は、新たなコールに対する所期の実行時間を、新
たなコールに対する所期の開始時刻に加えることによ
り、新たなコールに対する所期の終了時刻を指定する。
かくして、ブロック64に示されているように、所期の
終了時刻は、先のコールに対して計算された所期の実行
時間と、終了時刻が指定された新たなコールに対して計
算された所期の実行時間と、移動時間とに基づくことに
なる。
【0040】同様に、スケジューラモジュール22は、
直前のコールに対する悲観的な終了時刻に、推算された
移動時間を加えることによって、新たなコールに対する
悲観的な開始時刻を指定する。このようにして、ブロッ
ク66に示されているように、新たなコールに対する悲
観的な開始時刻は、シーケンス中の先のコールに対して
計算された悲観的な実行時間に移動時間を足したものに
基づくことになる。ブロック68に示されているよう
に、スケジューラモジュール22は、新たなコールに対
する悲観的な開始時刻に、新たなコールに対する悲観的
な実行時間を加えることによって、新たなコールに対す
る悲観的な終了時刻を指定し、該悲観的な終了時刻は、
この後先のコールに対して計算された悲観的な実行時間
と、終了時刻が指定されたコールに対して計算された悲
観的な実行時間と、移動時間とに基づくことになる。も
ちろん、シーケンス中の最初のコールに対して、所期の
開始時刻及び悲観的な開始時刻は両方とも、スケジュー
ル上の最初の役に立つ時間に最初の移動時間を足したも
のに対応し、そして所期の終了時刻及び悲観的な終了時
刻は、夫々、この後最初のコールに対して計算された所
期の実行時間及び悲観的な実行時間のみに基づくことに
なる。
直前のコールに対する悲観的な終了時刻に、推算された
移動時間を加えることによって、新たなコールに対する
悲観的な開始時刻を指定する。このようにして、ブロッ
ク66に示されているように、新たなコールに対する悲
観的な開始時刻は、シーケンス中の先のコールに対して
計算された悲観的な実行時間に移動時間を足したものに
基づくことになる。ブロック68に示されているよう
に、スケジューラモジュール22は、新たなコールに対
する悲観的な開始時刻に、新たなコールに対する悲観的
な実行時間を加えることによって、新たなコールに対す
る悲観的な終了時刻を指定し、該悲観的な終了時刻は、
この後先のコールに対して計算された悲観的な実行時間
と、終了時刻が指定されたコールに対して計算された悲
観的な実行時間と、移動時間とに基づくことになる。も
ちろん、シーケンス中の最初のコールに対して、所期の
開始時刻及び悲観的な開始時刻は両方とも、スケジュー
ル上の最初の役に立つ時間に最初の移動時間を足したも
のに対応し、そして所期の終了時刻及び悲観的な終了時
刻は、夫々、この後最初のコールに対して計算された所
期の実行時間及び悲観的な実行時間のみに基づくことに
なる。
【0041】連続してスケジュールされたコールに関連
づけられた位置間での移動時間もまた変化するかもしれ
ない。したがって、スケジューラモジュール22もま
た、スケジュールが0である中に移動時間を組み込むと
きに、コール実行時間ファイルと同様の移動時間ファイ
ル(図示せず)を参照するかもしれない。移動時間ファイ
ルは、例えば、同じ2つの位置間での移動に対する所期
の移動時間及び悲観的な移動時間を提供する。コール実
行時間ファイルの場合のように、所期の移動時間及び悲
観的な移動時間は、移動時間又は固定的な所期の及び悲
観的な移動時間のペアに対する統計的確率分布の形式で
提供されることができる。かくして、アサイナモジュー
ル20によって通されたコール属性に基づく連続してス
ケジュールされたコールに関連づけられた位置を決定す
ることによって、スケジューラモジュール22は、特定
の移動間隔を、移動時間ファイル中の1組の所期の移動
時間及び悲観的な移動時間に整合させることができる。
づけられた位置間での移動時間もまた変化するかもしれ
ない。したがって、スケジューラモジュール22もま
た、スケジュールが0である中に移動時間を組み込むと
きに、コール実行時間ファイルと同様の移動時間ファイ
ル(図示せず)を参照するかもしれない。移動時間ファイ
ルは、例えば、同じ2つの位置間での移動に対する所期
の移動時間及び悲観的な移動時間を提供する。コール実
行時間ファイルの場合のように、所期の移動時間及び悲
観的な移動時間は、移動時間又は固定的な所期の及び悲
観的な移動時間のペアに対する統計的確率分布の形式で
提供されることができる。かくして、アサイナモジュー
ル20によって通されたコール属性に基づく連続してス
ケジュールされたコールに関連づけられた位置を決定す
ることによって、スケジューラモジュール22は、特定
の移動間隔を、移動時間ファイル中の1組の所期の移動
時間及び悲観的な移動時間に整合させることができる。
【0042】所期のスケジュールに対する第1の確率レ
ベルを選択することの代案として、スケジューラモジュ
ール22は、単純に該コールと整合させられた確率分布
中の平均の実行時間を決定してもよい。スケジューラモ
ジュール22は、この後該平均の実行時間を該コールの
所期の実行時間として受け入れる。大半の現実の世界の
確率分布においては、平均の実行時間は、0.5の確率
レベルには対応しないが、スケジュールに対する最良の
総括的な推算を与えるので選択されてもよい。平均の実
行時間に基づく所期のスケジュールと、確率レベルに基
づく悲観的なスケジュールとをつくる上におけるスケジ
ューラモジュール22の動作は、図5中に示されたフロ
ーチャート中に図示されている。
ベルを選択することの代案として、スケジューラモジュ
ール22は、単純に該コールと整合させられた確率分布
中の平均の実行時間を決定してもよい。スケジューラモ
ジュール22は、この後該平均の実行時間を該コールの
所期の実行時間として受け入れる。大半の現実の世界の
確率分布においては、平均の実行時間は、0.5の確率
レベルには対応しないが、スケジュールに対する最良の
総括的な推算を与えるので選択されてもよい。平均の実
行時間に基づく所期のスケジュールと、確率レベルに基
づく悲観的なスケジュールとをつくる上におけるスケジ
ューラモジュール22の動作は、図5中に示されたフロ
ーチャート中に図示されている。
【0043】スケジューラモジュール22は、ブロック
82に示されているように、最初にサービスコールの各
々に関連づけられたサービス活動のタイプを決定し、そ
してブロック84に示されているように、各コールを対
応している確率分布に整合させる。再び、確率分布は、
該コールを処理する特定の技術者によりさらに分化させ
られてもよい。ブロック86に示されているように、所
期のスケジュールに対して、スケジューラモジュール2
2は、確率分布中の実行時間に対する平均値を計算す
る。該平均値は、各コールに対する所期の実行時間とし
て機能する。ブロック88に示されているように、スケ
ジューラモジュール22は、この後予め設定された値又
はユーザーの入力に基づく悲観的な確率レベルを選択す
る。ブロック90に示されているように、スケジューラ
モジュール22は、悲観的な実行時間を決定するため
に、悲観的な確率レベルに基づく各コールに整合させら
れた確率分布中の実行時間を計算する。
82に示されているように、最初にサービスコールの各
々に関連づけられたサービス活動のタイプを決定し、そ
してブロック84に示されているように、各コールを対
応している確率分布に整合させる。再び、確率分布は、
該コールを処理する特定の技術者によりさらに分化させ
られてもよい。ブロック86に示されているように、所
期のスケジュールに対して、スケジューラモジュール2
2は、確率分布中の実行時間に対する平均値を計算す
る。該平均値は、各コールに対する所期の実行時間とし
て機能する。ブロック88に示されているように、スケ
ジューラモジュール22は、この後予め設定された値又
はユーザーの入力に基づく悲観的な確率レベルを選択す
る。ブロック90に示されているように、スケジューラ
モジュール22は、悲観的な実行時間を決定するため
に、悲観的な確率レベルに基づく各コールに整合させら
れた確率分布中の実行時間を計算する。
【0044】ブロック92に示されているように、所期
の開始時刻は、この後、先のコールの所期の終了時刻
に、推算された移動時間を加えることによって指定さ
れ、所期の開始時刻は、シーケンス中の先のコールに対
して計算された平均の実行時間に移動時間を足したもの
に基づくことになる。スケジューラモジュール22は、
該コールに対する所期の開始時刻に、該コールに対して
計算された平均の実行時間を加えることによって、所期
の終了時刻を指定する。その結果、ブロック94に示さ
れているように、所期の終了時刻は、シーケンス中の先
のコールに対して計算された平均実行時間と、所期の終
了時刻が指定されているコールの平均の実行時間に移動
時間を足したものとの両方に基づいていることになる。
スケジューラモジュール22は、この後、ブロック96
に示されているように、直前のコールの悲観的な終了時
刻に、推算された移動時間を加えることによって、シー
ケンス中の先のコールに対して計算された実行時間に基
づく悲観的な開始時刻を指定する。ブロック98に示さ
れているように、悲観的な開始時刻にコールの悲観的な
実行時間を加えたものをあらわしている、スケジューラ
モジュール22によって指定された悲観的な終了時刻
は、かくして、先行するコールに対して計算された悲観
的な実行時間と、終了時刻が指定されているコールにに
対して計算された悲観的な実行時間と、移動時間とに基
づくものとなる。
の開始時刻は、この後、先のコールの所期の終了時刻
に、推算された移動時間を加えることによって指定さ
れ、所期の開始時刻は、シーケンス中の先のコールに対
して計算された平均の実行時間に移動時間を足したもの
に基づくことになる。スケジューラモジュール22は、
該コールに対する所期の開始時刻に、該コールに対して
計算された平均の実行時間を加えることによって、所期
の終了時刻を指定する。その結果、ブロック94に示さ
れているように、所期の終了時刻は、シーケンス中の先
のコールに対して計算された平均実行時間と、所期の終
了時刻が指定されているコールの平均の実行時間に移動
時間を足したものとの両方に基づいていることになる。
スケジューラモジュール22は、この後、ブロック96
に示されているように、直前のコールの悲観的な終了時
刻に、推算された移動時間を加えることによって、シー
ケンス中の先のコールに対して計算された実行時間に基
づく悲観的な開始時刻を指定する。ブロック98に示さ
れているように、悲観的な開始時刻にコールの悲観的な
実行時間を加えたものをあらわしている、スケジューラ
モジュール22によって指定された悲観的な終了時刻
は、かくして、先行するコールに対して計算された悲観
的な実行時間と、終了時刻が指定されているコールにに
対して計算された悲観的な実行時間と、移動時間とに基
づくものとなる。
【0045】要するに、スケジューラモジュール22
は、平均値に基づく所期の実行時間を決定して、所期の
及び悲観的な確率レベルの両方に対するユーザーインタ
ーフェース16を経由して、システムユーザーをただす
ために組み立てられることができ、システムユーザーに
よって以前に設定された所期の及び悲観的な確率レベル
を参照することができ、又は悲観的な確率レベルのみに
対してユーザーをただすことができる。しかしながら、
すべての場合、システムユーザーは、付加的な柔軟性を
もたせつつ、個々の仕事についての技術者の仕事及び時
間約束、あるいは組織的な方針を管理するための能力を
備えている。
は、平均値に基づく所期の実行時間を決定して、所期の
及び悲観的な確率レベルの両方に対するユーザーインタ
ーフェース16を経由して、システムユーザーをただす
ために組み立てられることができ、システムユーザーに
よって以前に設定された所期の及び悲観的な確率レベル
を参照することができ、又は悲観的な確率レベルのみに
対してユーザーをただすことができる。しかしながら、
すべての場合、システムユーザーは、付加的な柔軟性を
もたせつつ、個々の仕事についての技術者の仕事及び時
間約束、あるいは組織的な方針を管理するための能力を
備えている。
【0046】図3中のブロック70及び図5中のブロッ
ク100に示されているように、スケジューラモジュー
ル22が、回帰的につくられたシーケンス中の各コール
に対する所期の開始時刻及び終了時刻並びに悲観的な開
始時刻及び終了時刻の両方を指定した後、ユーザーイン
ターフェース16が、結果として生じるスケジューラウ
ィンド30のスケジュールフィールド34中の所期のス
ケジュール及び悲観的なスケジュールを同時に表示す
る。例えば、図6に示されているように、技術者Aに対
する所期のスケジュールが、コールブロック38、40
及び42での表示によって示されている。コールブロッ
ク38、40、42は、夫々、技術者Aに対して指定さ
れた第1番目、第2番目及び第3番目のコールに関連づ
けられたサービス活動の所期の実行時間をあらわしてい
る。ユーザーインターフェース16は、所期のスケジュ
ールの下にタイムバー100、102及び104を表示
することによって、技術者Aに対する悲観的なスケジュ
ールの表示を提供する。タイムバー100、102、1
04は、夫々、技術者Aに割り当てられた第1番目、第
2番目及び第3番目のコールの悲観的な実行時間をあら
わしている。悲観的なスケジュールの表示はまた、所期
のスケジュール中の時間ブロック44、46及び48に
よって指示された移動時間に対応する時間ブロック10
6、108及び110をも含んでいる。択一的に、悲観
的な移動時間が、移動時間ファイルを参照することによ
って決定されて表示されることができる。ユーザーイン
ターフェース16は、悲観的なスケジュールの表示のオ
ン・オフを切り替えるために、システムユーザーのため
のトグルスイッチを備えることができる。多くの場合、
システムユーザーは、特定のコールブロック38、4
0、42に対応するをタイムバー100、102、10
4を水平に並べて確認することができるかもしれない
が、悲観的なスケジュールを通しての悲観的な実行時間
の普及は水平方向に重大な歪みを招く結果となるかもし
れない。それゆえ、ユーザーインターフェース16は、
対応しているコールブロック38、40及び42とタイ
ムバー100、102及び104とを、確認を助けるた
めに色を整合させて表示することができる。
ク100に示されているように、スケジューラモジュー
ル22が、回帰的につくられたシーケンス中の各コール
に対する所期の開始時刻及び終了時刻並びに悲観的な開
始時刻及び終了時刻の両方を指定した後、ユーザーイン
ターフェース16が、結果として生じるスケジューラウ
ィンド30のスケジュールフィールド34中の所期のス
ケジュール及び悲観的なスケジュールを同時に表示す
る。例えば、図6に示されているように、技術者Aに対
する所期のスケジュールが、コールブロック38、40
及び42での表示によって示されている。コールブロッ
ク38、40、42は、夫々、技術者Aに対して指定さ
れた第1番目、第2番目及び第3番目のコールに関連づ
けられたサービス活動の所期の実行時間をあらわしてい
る。ユーザーインターフェース16は、所期のスケジュ
ールの下にタイムバー100、102及び104を表示
することによって、技術者Aに対する悲観的なスケジュ
ールの表示を提供する。タイムバー100、102、1
04は、夫々、技術者Aに割り当てられた第1番目、第
2番目及び第3番目のコールの悲観的な実行時間をあら
わしている。悲観的なスケジュールの表示はまた、所期
のスケジュール中の時間ブロック44、46及び48に
よって指示された移動時間に対応する時間ブロック10
6、108及び110をも含んでいる。択一的に、悲観
的な移動時間が、移動時間ファイルを参照することによ
って決定されて表示されることができる。ユーザーイン
ターフェース16は、悲観的なスケジュールの表示のオ
ン・オフを切り替えるために、システムユーザーのため
のトグルスイッチを備えることができる。多くの場合、
システムユーザーは、特定のコールブロック38、4
0、42に対応するをタイムバー100、102、10
4を水平に並べて確認することができるかもしれない
が、悲観的なスケジュールを通しての悲観的な実行時間
の普及は水平方向に重大な歪みを招く結果となるかもし
れない。それゆえ、ユーザーインターフェース16は、
対応しているコールブロック38、40及び42とタイ
ムバー100、102及び104とを、確認を助けるた
めに色を整合させて表示することができる。
【0047】特定のコールに対する所期の開始時刻と悲
観的な開始時刻との間の差が予め設定された閾値よりも
大きいときには、所期のスケジュール及び悲観的なスケ
ジュールの表示に加えて、ユーザーインターフェース1
6は、可能ならば音声信号を伴った警告表示を表示して
もよい。図7中のブロック114によって示されている
ように、スケジューラモジュール22は、シーケンス中
の各コールに対する所期の開始時刻と悲観的な開始時刻
との間の差を計算する。ブロック116に示されている
ように、スケジューラモジュール22は、該差を閾値と
比較し、もし該差が閾値よりも大きければ、ブロック1
18に示されているように警告指示を表示するためにユ
ーザーインターフェース16に向けて警告信号を発す
る。警告表示は、システムユーザーに、該コールの所期
の開始時刻と悲観的な開始時刻との間の過度な偏差のた
めに、時間約束が特定のコールに対し行われるべきでは
ないとの助言を行うのに役立つ。警告表示の一例は、コ
ールブロック及び対応するタイムバーを点滅方式で表示
することである。
観的な開始時刻との間の差が予め設定された閾値よりも
大きいときには、所期のスケジュール及び悲観的なスケ
ジュールの表示に加えて、ユーザーインターフェース1
6は、可能ならば音声信号を伴った警告表示を表示して
もよい。図7中のブロック114によって示されている
ように、スケジューラモジュール22は、シーケンス中
の各コールに対する所期の開始時刻と悲観的な開始時刻
との間の差を計算する。ブロック116に示されている
ように、スケジューラモジュール22は、該差を閾値と
比較し、もし該差が閾値よりも大きければ、ブロック1
18に示されているように警告指示を表示するためにユ
ーザーインターフェース16に向けて警告信号を発す
る。警告表示は、システムユーザーに、該コールの所期
の開始時刻と悲観的な開始時刻との間の過度な偏差のた
めに、時間約束が特定のコールに対し行われるべきでは
ないとの助言を行うのに役立つ。警告表示の一例は、コ
ールブロック及び対応するタイムバーを点滅方式で表示
することである。
【0048】図8中のフローチャートに示されているよ
うに、スケジューラモジュール22はまた、サービス技
術者に対して割り当てられたコールの楽観的なスケジュ
ールをもつくる。所期のスケジュールは技術者の仕事の
良好な総括的管理を可能にし、そして悲観的なスケジュ
ールはユーザーにより大きい信頼度でもって顧客に対す
る時間約束を行うことを可能する一方、楽観的なスケジ
ュールは、おそらく、所期のものよりも良好なスケジュ
ールにこだわる技術者を活動的にさせるためのペースを
高めるツールとして用いられることができる。ブロック
120に示されているように、楽観的なスケジュールを
つくるために、スケジューラモジュール22はまず楽観
的な確率レベルを選択する。楽観的なスケジューラは所
期の実行時間よりも良好な実行時間をあらわすように図
られているので、システムユーザーは、所期の確率レベ
ルよりも低い楽観的な確率レベルを設定すべきである。
ブロック122に示されているように、楽観的な確率レ
ベルに基づいて、スケジューラモジュール22は、この
後所期のスケジュール及び悲観的なスケジュールをつく
っている間に、以前にコールに整合させられた同じ確率
レベル中の実行時間を計算する。ブロック124に示さ
れているように、スケジューラモジュール22は、直前
のコールの楽観的な終了時刻に対して、推算された移動
時間を加えることによって、シーケンス中の先のコール
に対して計算された楽観的な開始時刻と、先行するコー
ル間の移動時間とに基づいて、コールに対する楽観的な
開始時刻を指定する。ブロック126に示されているよ
うに、スケジューラモジュール22によってコールに対
して指定された楽観的な終了時刻は、かくして、先のコ
ールに対して計算された楽観的な実行時間と、終了時刻
が指定されたコールに対して計算された楽観的な実行時
間と、先の移動時間とに基づいていることになる。
うに、スケジューラモジュール22はまた、サービス技
術者に対して割り当てられたコールの楽観的なスケジュ
ールをもつくる。所期のスケジュールは技術者の仕事の
良好な総括的管理を可能にし、そして悲観的なスケジュ
ールはユーザーにより大きい信頼度でもって顧客に対す
る時間約束を行うことを可能する一方、楽観的なスケジ
ュールは、おそらく、所期のものよりも良好なスケジュ
ールにこだわる技術者を活動的にさせるためのペースを
高めるツールとして用いられることができる。ブロック
120に示されているように、楽観的なスケジュールを
つくるために、スケジューラモジュール22はまず楽観
的な確率レベルを選択する。楽観的なスケジューラは所
期の実行時間よりも良好な実行時間をあらわすように図
られているので、システムユーザーは、所期の確率レベ
ルよりも低い楽観的な確率レベルを設定すべきである。
ブロック122に示されているように、楽観的な確率レ
ベルに基づいて、スケジューラモジュール22は、この
後所期のスケジュール及び悲観的なスケジュールをつく
っている間に、以前にコールに整合させられた同じ確率
レベル中の実行時間を計算する。ブロック124に示さ
れているように、スケジューラモジュール22は、直前
のコールの楽観的な終了時刻に対して、推算された移動
時間を加えることによって、シーケンス中の先のコール
に対して計算された楽観的な開始時刻と、先行するコー
ル間の移動時間とに基づいて、コールに対する楽観的な
開始時刻を指定する。ブロック126に示されているよ
うに、スケジューラモジュール22によってコールに対
して指定された楽観的な終了時刻は、かくして、先のコ
ールに対して計算された楽観的な実行時間と、終了時刻
が指定されたコールに対して計算された楽観的な実行時
間と、先の移動時間とに基づいていることになる。
【0049】図8中のブロック128に示されているよ
うに、スケジューラモジュール22が、シーケンス中の
全てのコールに対して楽観的な開始時刻及び終了時刻を
指定した後、ユーザーインターフェース16は、システ
ムユーザーに対して、スケジューラウィンド30のスケ
ジュールフィールド34中に、所期のスケジュール、悲
観的なスケジュール及び楽観的なスケジュールを同時に
表示する。例えば、図9に示されているように、ユーザ
ーインターフェース16は、所期のスケジュール及び悲
観的なスケジュールの下にタイムバー130、132及
び134の形式で、技術者Aに対して割り当てられたコ
ールの楽観的なスケジュールを表示する。タイムバー1
30、132及び134は、夫々、コールブロック3
8、40及び42によってあらわされた第1番目、第2
番目及び第3番目のコールに対して計算された楽観的な
実行時間をあらわしている。楽観的なスケジュールの表
示はまた、所期のスケジュール中の時間ブロック44、
46及び48によって示された移動時間に対応する時間
ブロック136、138及び140を含んでいる。悲観
的なスケジュールの場合のように、ユーザーインターフ
ェース16は、楽観的なスケジュールのオン・オフの表
示を切り替えるために、システムユーザーのためのトグ
ルボタンを備えていてもよく、そして確認を助けるため
に、対応しているコールブロック38、40及び42
と、タイムバー100、102及び104と、タイムバ
ー130、132及び134とを、色を合わせて表示し
てもよい。
うに、スケジューラモジュール22が、シーケンス中の
全てのコールに対して楽観的な開始時刻及び終了時刻を
指定した後、ユーザーインターフェース16は、システ
ムユーザーに対して、スケジューラウィンド30のスケ
ジュールフィールド34中に、所期のスケジュール、悲
観的なスケジュール及び楽観的なスケジュールを同時に
表示する。例えば、図9に示されているように、ユーザ
ーインターフェース16は、所期のスケジュール及び悲
観的なスケジュールの下にタイムバー130、132及
び134の形式で、技術者Aに対して割り当てられたコ
ールの楽観的なスケジュールを表示する。タイムバー1
30、132及び134は、夫々、コールブロック3
8、40及び42によってあらわされた第1番目、第2
番目及び第3番目のコールに対して計算された楽観的な
実行時間をあらわしている。楽観的なスケジュールの表
示はまた、所期のスケジュール中の時間ブロック44、
46及び48によって示された移動時間に対応する時間
ブロック136、138及び140を含んでいる。悲観
的なスケジュールの場合のように、ユーザーインターフ
ェース16は、楽観的なスケジュールのオン・オフの表
示を切り替えるために、システムユーザーのためのトグ
ルボタンを備えていてもよく、そして確認を助けるため
に、対応しているコールブロック38、40及び42
と、タイムバー100、102及び104と、タイムバ
ー130、132及び134とを、色を合わせて表示し
てもよい。
【0050】本発明によれば、スケジューラモジュール
22は、システム中のサービスコールの実行時間に対す
る組み合わせられた確率分布に基づく悲観的なスケジュ
ールをつくるために、択一的に組み立てられることがで
きる。後で記述されるように、組み合わせられた確率分
布の使用は、同等の信頼度でもってシステムユーザーが
より早い時間約束を行うことを可能にしつつ、悲観的な
スケジュールの効率を高める。組み合わせられた確率分
布に基づく悲観的なスケジュールをつくる上におけるス
ケジューラモジュール22の動作は、図10中のフロー
チャートに示されている。
22は、システム中のサービスコールの実行時間に対す
る組み合わせられた確率分布に基づく悲観的なスケジュ
ールをつくるために、択一的に組み立てられることがで
きる。後で記述されるように、組み合わせられた確率分
布の使用は、同等の信頼度でもってシステムユーザーが
より早い時間約束を行うことを可能にしつつ、悲観的な
スケジュールの効率を高める。組み合わせられた確率分
布に基づく悲観的なスケジュールをつくる上におけるス
ケジューラモジュール22の動作は、図10中のフロー
チャートに示されている。
【0051】ブロック142に示されているように、ス
ケジューラモジュール22は、特定の技術者に割り当て
られたサービスコールの各々を、各コールに関連づけら
れたサービス活動のタイプに基づく、場合によってはコ
ールを処理する特定の技術者に基づく、コール実行時間
ファイル中に格納されている複数の統計的確率分布の1
つに整合させる。スケジューラモジュール22は、直前
のコールの悲観的な終了時刻に、推算された移動時間を
加えることによって、特定のコールに対する悲観的な開
始時刻を指定する。しかしながら、ブロック144に示
されているように、スケジューラモジュール22による
悲観的な開始時刻の決定は、シーケンス中の先のコール
の確率分布を組み合わせた第1の組み合わせられた確率
分布の生成に直接的に依存する。とくに、スケジューラ
モジュール22は、ブロック146に示されているよう
に、システムユーザーによって入れられ又は予め設定さ
れた悲観的な確率レベルを選択し、そしてブロック14
8に示されているように、確率レベルに基づく第1の組
み合わせられた確率分布を計算する。
ケジューラモジュール22は、特定の技術者に割り当て
られたサービスコールの各々を、各コールに関連づけら
れたサービス活動のタイプに基づく、場合によってはコ
ールを処理する特定の技術者に基づく、コール実行時間
ファイル中に格納されている複数の統計的確率分布の1
つに整合させる。スケジューラモジュール22は、直前
のコールの悲観的な終了時刻に、推算された移動時間を
加えることによって、特定のコールに対する悲観的な開
始時刻を指定する。しかしながら、ブロック144に示
されているように、スケジューラモジュール22による
悲観的な開始時刻の決定は、シーケンス中の先のコール
の確率分布を組み合わせた第1の組み合わせられた確率
分布の生成に直接的に依存する。とくに、スケジューラ
モジュール22は、ブロック146に示されているよう
に、システムユーザーによって入れられ又は予め設定さ
れた悲観的な確率レベルを選択し、そしてブロック14
8に示されているように、確率レベルに基づく第1の組
み合わせられた確率分布を計算する。
【0052】直前のコールの悲観的な終了時刻は、スケ
ジュールの開始に対して相対的な、計算された実行時間
に移動時間を足したものである。かくして、ブロック1
50に示されているように、次のコールの悲観的な開始
時刻は、第1の組み合わせられた確率分布中の不正な実
行時間と、介入する移動時間とを足したものに基づくこ
とになる。ブロック152に示されているように、次の
コールに対する悲観的な終了時刻を決定するために、ス
ケジューラモジュール22は、特定のコールと整合させ
られた確率分布を、先のコールに対してつくられた第1
の組み合わせられた確率分布と組み合わせて、第2の組
み合わせられた確率分布をつくる。ブロック154に示
されているように、スケジューラモジュール22は、選
択された確率レベルに基づく第2の組み合わせられた確
率分布中の実行時間を計算する。ブロック156に示さ
れているように、スケジューラモジュール22は、この
後、計算された実行時間と介入する移動時間とに基づく
次のコールに対する悲観的な終了時刻を指定する。計算
された実行時間は先のサービスコールと次のコールとの
総合の実行時間をあらわしているので、スケジューラモ
ジュール22は、移動時間が含まれた、スケジュールの
開始に対する相対的な悲観的な終了時刻を指定する。
ジュールの開始に対して相対的な、計算された実行時間
に移動時間を足したものである。かくして、ブロック1
50に示されているように、次のコールの悲観的な開始
時刻は、第1の組み合わせられた確率分布中の不正な実
行時間と、介入する移動時間とを足したものに基づくこ
とになる。ブロック152に示されているように、次の
コールに対する悲観的な終了時刻を決定するために、ス
ケジューラモジュール22は、特定のコールと整合させ
られた確率分布を、先のコールに対してつくられた第1
の組み合わせられた確率分布と組み合わせて、第2の組
み合わせられた確率分布をつくる。ブロック154に示
されているように、スケジューラモジュール22は、選
択された確率レベルに基づく第2の組み合わせられた確
率分布中の実行時間を計算する。ブロック156に示さ
れているように、スケジューラモジュール22は、この
後、計算された実行時間と介入する移動時間とに基づく
次のコールに対する悲観的な終了時刻を指定する。計算
された実行時間は先のサービスコールと次のコールとの
総合の実行時間をあらわしているので、スケジューラモ
ジュール22は、移動時間が含まれた、スケジュールの
開始に対する相対的な悲観的な終了時刻を指定する。
【0053】スケジューラモジュール22は、確率分布
を、それらを有効に重ね合わせている畳み込みによって
組み合わせ、かくして組み合わせられた確率分布は、先
のコールに整合させられた確率分布と、終了時刻が指定
されることになっているコールに整合させられた確率分
布とからつくられたものである。組み合わせられた確率
分布は、シーケンス中の先の各コールに対する悲観的な
終了時刻を決定するためにつくられる。それゆえ、後の
コールに対する確率分布は、個々の基礎の上のすべての
確率分布を組み合わせ直すことなく、先の組み合わせら
れた確率分布と組み合わせられることができる。スケジ
ューラモジュール22による組み合わせられた確率分布
の計算は、正確であるかあるいは近似的である。シーケ
ンス中の指数変数とは独立なkに対して、例えば、確率
分布の組み合わせはkアーラン変数によってあらわされ
る。かくして、スケジューラモジュール22によって決
定される、順序づけられた指数的な分布をもつサービス
コールkの組み合わせられた実行時間に対する確率分布
ρ(x)は、次の式(2)によって与えられる。
を、それらを有効に重ね合わせている畳み込みによって
組み合わせ、かくして組み合わせられた確率分布は、先
のコールに整合させられた確率分布と、終了時刻が指定
されることになっているコールに整合させられた確率分
布とからつくられたものである。組み合わせられた確率
分布は、シーケンス中の先の各コールに対する悲観的な
終了時刻を決定するためにつくられる。それゆえ、後の
コールに対する確率分布は、個々の基礎の上のすべての
確率分布を組み合わせ直すことなく、先の組み合わせら
れた確率分布と組み合わせられることができる。スケジ
ューラモジュール22による組み合わせられた確率分布
の計算は、正確であるかあるいは近似的である。シーケ
ンス中の指数変数とは独立なkに対して、例えば、確率
分布の組み合わせはkアーラン変数によってあらわされ
る。かくして、スケジューラモジュール22によって決
定される、順序づけられた指数的な分布をもつサービス
コールkの組み合わせられた実行時間に対する確率分布
ρ(x)は、次の式(2)によって与えられる。
【0054】
【数2】
【0055】ここで、xはサービスコールの実行時間で
あり、ρはr/kに等しいスケールパラメータであり、r
は確率分布中の平均の実行時間である。シーケンス中の
コールm+1の開始時刻に対して、スケジューラモジュ
ール22は、先行する1からmまでのコール組み合わせ
られた実行時間を計算する。ここで、1からmまでのコ
ールの組み合わせられた密度関数は、次の式(3)であら
わされる繰り返し関数でのニュートン法によるkに関す
る変数である。
あり、ρはr/kに等しいスケールパラメータであり、r
は確率分布中の平均の実行時間である。シーケンス中の
コールm+1の開始時刻に対して、スケジューラモジュ
ール22は、先行する1からmまでのコール組み合わせ
られた実行時間を計算する。ここで、1からmまでのコ
ールの組み合わせられた密度関数は、次の式(3)であら
わされる繰り返し関数でのニュートン法によるkに関す
る変数である。
【0056】
【数3】
【0057】スケジューラモジュール22は、組み合わ
せられた確率分布から誘導された全実行時間によるサー
ビスコールをスケジュールすることによって、将来にお
いてさらにスケジュールされるサービスコールの変動性
を有効に低減する。とくに、スケジュール上のサービス
コールの数が増加するのに伴って、全部のサービスコー
ルの全実行時間は、該コールの平均実行時間の合計に接
近する。それゆえ、もし同一の確率レベルが、シーケン
ス中の全部のコールに対する組み合わせられた確率分布
と、孤立した各個の確率分布との両方に適用されれば、
組み合わせられた確率分布から誘導される悲観的な全実
行時間は、明らかに個々の確率分布から誘導された悲観
的な実行時間の合計よりも少なくなるであろう。
せられた確率分布から誘導された全実行時間によるサー
ビスコールをスケジュールすることによって、将来にお
いてさらにスケジュールされるサービスコールの変動性
を有効に低減する。とくに、スケジュール上のサービス
コールの数が増加するのに伴って、全部のサービスコー
ルの全実行時間は、該コールの平均実行時間の合計に接
近する。それゆえ、もし同一の確率レベルが、シーケン
ス中の全部のコールに対する組み合わせられた確率分布
と、孤立した各個の確率分布との両方に適用されれば、
組み合わせられた確率分布から誘導される悲観的な全実
行時間は、明らかに個々の確率分布から誘導された悲観
的な実行時間の合計よりも少なくなるであろう。
【0058】図11は、個々のコールの実行時間に対す
る確率分布をあらわす密度曲線80、及び連続してスケ
ジュールされた2つのコールの実行時間に対する組み合
わせられた確率分布をあらわす密度曲線160の一例で
ある。図11に示された例に対しては、連続してスケジ
ュールされたコールが同一のサービス活動に関連づけら
れ、かつそれゆえ同一の確率分布に整合させられている
と仮定されている。密度曲線80は、シーケンス中のコ
ールの各々の実行時間に対する2−アーランの確率分布
あらわしている。2−アーランの確率密度は、現地サー
ビス環境に対する典型的なものであることが見出だされ
ている。密度曲線160は、畳み込みによる2つの同等
の2−アーランの確率分布の組み合わせをあらわし、か
くして4−アーランの確率分布をあらわしている。
る確率分布をあらわす密度曲線80、及び連続してスケ
ジュールされた2つのコールの実行時間に対する組み合
わせられた確率分布をあらわす密度曲線160の一例で
ある。図11に示された例に対しては、連続してスケジ
ュールされたコールが同一のサービス活動に関連づけら
れ、かつそれゆえ同一の確率分布に整合させられている
と仮定されている。密度曲線80は、シーケンス中のコ
ールの各々の実行時間に対する2−アーランの確率分布
あらわしている。2−アーランの確率密度は、現地サー
ビス環境に対する典型的なものであることが見出だされ
ている。密度曲線160は、畳み込みによる2つの同等
の2−アーランの確率分布の組み合わせをあらわし、か
くして4−アーランの確率分布をあらわしている。
【0059】曲線80は、個々のサービスコールに対す
る実行時間の最大値まで延びるテール部82を有してお
り、他方曲線160のテール部162は連続してスケジ
ュールされた2つのコールの総合実行時間の最大値まで
延びている。図11に示された例においては、個々の曲
線80は、0の確率レベルに漸近的に接近している。組
み合わせられた曲線160は、理論的には、個々の曲線
80の実行時間の最大値の正確に2倍のところで、対応
する0の確率レベルに接近するであろう。しかしなが
ら、組み合わせられた曲線160のテール部162は、
テール部82よりもずっと急速に確率レベルを、長い総
合実行時間が長い個々の実行時間よりも低確率となるの
を前方にもってゆく傾向がある。
る実行時間の最大値まで延びるテール部82を有してお
り、他方曲線160のテール部162は連続してスケジ
ュールされた2つのコールの総合実行時間の最大値まで
延びている。図11に示された例においては、個々の曲
線80は、0の確率レベルに漸近的に接近している。組
み合わせられた曲線160は、理論的には、個々の曲線
80の実行時間の最大値の正確に2倍のところで、対応
する0の確率レベルに接近するであろう。しかしなが
ら、組み合わせられた曲線160のテール部162は、
テール部82よりもずっと急速に確率レベルを、長い総
合実行時間が長い個々の実行時間よりも低確率となるの
を前方にもってゆく傾向がある。
【0060】システムユーザーが0.9の確率レベルを
選択し、かつシーケンス中に2つの連続するサービスコ
ールがあると仮定すれば、個々の確率分布から誘導され
る悲観的な実行時間は各々0.9のレベルの信頼性をも
たらす。個々の悲観的な実行時間の合計は、同様に0.
9のレベルの信頼性をもたらす。しかしながら、もし個
々の確率分布が組み合わせられれば、悲観的な総合実行
時間は次の式(4)であらわされる組み合わせられた確率
分布中の確率レベルに対応する。 ρc=1.0−[(1−ρ1)×(1−ρ2)] (4)
選択し、かつシーケンス中に2つの連続するサービスコ
ールがあると仮定すれば、個々の確率分布から誘導され
る悲観的な実行時間は各々0.9のレベルの信頼性をも
たらす。個々の悲観的な実行時間の合計は、同様に0.
9のレベルの信頼性をもたらす。しかしながら、もし個
々の確率分布が組み合わせられれば、悲観的な総合実行
時間は次の式(4)であらわされる組み合わせられた確率
分布中の確率レベルに対応する。 ρc=1.0−[(1−ρ1)×(1−ρ2)] (4)
【0061】ここで、ρcは組み合わせられた確率レベ
ルであり、ρ1は第1番目のコールに対する確率レベル
であり、ρ2は第2番目のコールに対する確率レベルで
ある。もしρ1とρ2とが、両方とも0.9に等しけれ
ば、組み合わせられた確率レベルρcは式(4)に従って
次のようになる。 1.0−[(1.0−0.9)×(1.0−0.9)]=0.99 この高い確率レベルは、組み合わせられた確率分布中の
偏差を低減するといった結果をもたらす。スケジューラ
モジュール22は、個々の確率分布ではなく、総括的な
組み合わせられた確率分布でもって、システムユーザー
によって特定された確率レベルの使用によって偏差が低
減されるといった利点を生じさせる。その結果、シーケ
ンス中のコールに対する悲観的な総合実行時間は個々の
悲観的な実行時間の合計よりも少なくなり、システムユ
ーザーが同一レベルの信頼性でもってより早い時間約束
を行うことを可能にする。
ルであり、ρ1は第1番目のコールに対する確率レベル
であり、ρ2は第2番目のコールに対する確率レベルで
ある。もしρ1とρ2とが、両方とも0.9に等しけれ
ば、組み合わせられた確率レベルρcは式(4)に従って
次のようになる。 1.0−[(1.0−0.9)×(1.0−0.9)]=0.99 この高い確率レベルは、組み合わせられた確率分布中の
偏差を低減するといった結果をもたらす。スケジューラ
モジュール22は、個々の確率分布ではなく、総括的な
組み合わせられた確率分布でもって、システムユーザー
によって特定された確率レベルの使用によって偏差が低
減されるといった利点を生じさせる。その結果、シーケ
ンス中のコールに対する悲観的な総合実行時間は個々の
悲観的な実行時間の合計よりも少なくなり、システムユ
ーザーが同一レベルの信頼性でもってより早い時間約束
を行うことを可能にする。
【0062】本発明によれば、スケジューラモジュール
22はまた、サービスコールが技術者によって終了され
たときに、または活動的なサービスコールで実際に進行
している実行時間が進んだときに、スケジュールを修正
するといった修正機能を備えるように組み立てられても
よい。もし技術者が現にコールを処理していれば、該サ
ービスは活動的であるということである。SMSインタ
ーフェース14及びユーザーインターフェース16は、
スケジューラモジュール22が、所期の、悲観的な及び
楽観的なスケジュールを修正するために、サービスコー
ルの実際の実行時間を監視することを可能にする。とく
に、アサイナモジュール20は、SMSインターフェー
ス14を経由してSMSから、又はユーザーインターフ
ェース16を経由してシステムユーザーから、先のサー
ビスコールの開始時刻及び終了時刻の通知を受け入れ
る。アサイナモジュール20は、コールに対する開始時
刻及び終了時刻を決定して該コールをタイムスタンプ
(時刻刻印)するために、かかる通知の受け入れにおいて
リアルタイムクロック(図示せず)を参照する。さらに、
活動的なコールの実行中の実行時間が終了時刻通知なし
に進行するので、アサイナモジュール20は周期的にコ
ールに現在の時刻をタイムスタンプする。かくして、実
行中の実行時間はコールに対して可能な終了時刻の最小
値となる。コールの活動的な実行時間中の周期間隔で、
そしてコールの終了時刻において、アサイナモジュール
20は、タイムスタンプされたコールと、スケジュール
の修正のためのスケジューラモジュール22に対する同
じ技術者に対して割り当てられたその他のコールとを通
す。
22はまた、サービスコールが技術者によって終了され
たときに、または活動的なサービスコールで実際に進行
している実行時間が進んだときに、スケジュールを修正
するといった修正機能を備えるように組み立てられても
よい。もし技術者が現にコールを処理していれば、該サ
ービスは活動的であるということである。SMSインタ
ーフェース14及びユーザーインターフェース16は、
スケジューラモジュール22が、所期の、悲観的な及び
楽観的なスケジュールを修正するために、サービスコー
ルの実際の実行時間を監視することを可能にする。とく
に、アサイナモジュール20は、SMSインターフェー
ス14を経由してSMSから、又はユーザーインターフ
ェース16を経由してシステムユーザーから、先のサー
ビスコールの開始時刻及び終了時刻の通知を受け入れ
る。アサイナモジュール20は、コールに対する開始時
刻及び終了時刻を決定して該コールをタイムスタンプ
(時刻刻印)するために、かかる通知の受け入れにおいて
リアルタイムクロック(図示せず)を参照する。さらに、
活動的なコールの実行中の実行時間が終了時刻通知なし
に進行するので、アサイナモジュール20は周期的にコ
ールに現在の時刻をタイムスタンプする。かくして、実
行中の実行時間はコールに対して可能な終了時刻の最小
値となる。コールの活動的な実行時間中の周期間隔で、
そしてコールの終了時刻において、アサイナモジュール
20は、タイムスタンプされたコールと、スケジュール
の修正のためのスケジューラモジュール22に対する同
じ技術者に対して割り当てられたその他のコールとを通
す。
【0063】もし先のコールがそのスケジュールされた
終了時刻の前に終了していれば、所期のスケジュール及
び楽観的なスケジュールに関して、スケジューラモジュ
ール22は、スケジュール上に残っているサービスコー
ルに対するより早い開始時刻及び終了時刻を指定する。
もし先のコールの実際の終了時刻がそのスケジュールさ
れた終了時刻よりも遅いか、あるいは活動的なコールの
実際に実行中の実行時間が、スケジュールされた終了時
刻を超えているかのいずれかであれば、スケジューラモ
ジュール22は残っているコールに対してより遅い開始
時刻及び終了時刻を指定する。かくして、スケジューラ
モジュール22は、スケジュール上でコールを前送りに
するか又は後送りにすることにより、スケジュールを修
正して、現地での実際の状況を反映させる。所期のスケ
ジュール上及び楽観的なスケジュール上でコールに対し
て指定された新しい開始時刻及び終了時刻は、基本的に
は、先のコールのスケジュールされた終了時刻と実際の
終了時刻との間の差をあらわす。
終了時刻の前に終了していれば、所期のスケジュール及
び楽観的なスケジュールに関して、スケジューラモジュ
ール22は、スケジュール上に残っているサービスコー
ルに対するより早い開始時刻及び終了時刻を指定する。
もし先のコールの実際の終了時刻がそのスケジュールさ
れた終了時刻よりも遅いか、あるいは活動的なコールの
実際に実行中の実行時間が、スケジュールされた終了時
刻を超えているかのいずれかであれば、スケジューラモ
ジュール22は残っているコールに対してより遅い開始
時刻及び終了時刻を指定する。かくして、スケジューラ
モジュール22は、スケジュール上でコールを前送りに
するか又は後送りにすることにより、スケジュールを修
正して、現地での実際の状況を反映させる。所期のスケ
ジュール上及び楽観的なスケジュール上でコールに対し
て指定された新しい開始時刻及び終了時刻は、基本的に
は、先のコールのスケジュールされた終了時刻と実際の
終了時刻との間の差をあらわす。
【0064】スケジューラモジュール22は、悲観的な
スケジュールを別に修正する。スケジューラモジュール
22は、直前のコールの悲観的な終了時刻に、推算され
た移動時間を加えることによって、後のコールに対する
悲観的な開始時刻を指定する。しかしながら、サービス
コールが技術者によって終了されるに伴って、又は活動
的なサービスコールの実行時間が進行するに伴って、ス
ケジューラモジュール22は、残っているスケジュール
中での偏差を低減するために、残っているコールに対す
る総合実行時間を再計算する。終了されたコールは、既
知の固定された実行時間を備えているので、その特定の
コールに起因する総括的なスケジュール中のどの偏差も
除去される。同様に、活動的なコールの実行中の実行時
間は、有効に、終了状態にあるコールに対する実際の実
行時間の最小値を提供する。かくして、先の終了された
コールの実際の実行時間と、活動的な先のコールの実際
に実行中の実行時間とによって指令されて、シーケンス
中の残っているコールに対する組み合わせられた確率分
布は、前のあるいは後の開始時刻及び終了時刻をつくる
ために再計算されることができる。
スケジュールを別に修正する。スケジューラモジュール
22は、直前のコールの悲観的な終了時刻に、推算され
た移動時間を加えることによって、後のコールに対する
悲観的な開始時刻を指定する。しかしながら、サービス
コールが技術者によって終了されるに伴って、又は活動
的なサービスコールの実行時間が進行するに伴って、ス
ケジューラモジュール22は、残っているスケジュール
中での偏差を低減するために、残っているコールに対す
る総合実行時間を再計算する。終了されたコールは、既
知の固定された実行時間を備えているので、その特定の
コールに起因する総括的なスケジュール中のどの偏差も
除去される。同様に、活動的なコールの実行中の実行時
間は、有効に、終了状態にあるコールに対する実際の実
行時間の最小値を提供する。かくして、先の終了された
コールの実際の実行時間と、活動的な先のコールの実際
に実行中の実行時間とによって指令されて、シーケンス
中の残っているコールに対する組み合わせられた確率分
布は、前のあるいは後の開始時刻及び終了時刻をつくる
ために再計算されることができる。
【0065】終了されていないサービスコールの各々に
ついて総合実行時間を再計算する上におけるスケジュー
ラモジュール22の動作は、図12に示されている。ブ
ロック170に示されているように、スケジューラモジ
ュール22は、アサイナモジュール20との通信によっ
て、サービスコールの実際の実行時間を監視することが
できる。アサイナモジュール20によって通されタイム
スタンプされた情報の基づく活動的なコールの実際に実
行中の実行時間、又は終了されたコールの実際の実行時
間を決定した後、スケジューラモジュール22は、終了
されておらずかつ活動的でもないシーケンス中の残って
いるサービスコールの各々に対する組み合わせられた確
率分布をつくる。ブロック172に示されているよう
に、サービスコールに対する第1番目の新しい組み合わ
せられた確率分布は、終了されておらずかつ活動的でも
ないシーケンス中の先行するコールの各々と整合させら
れた確率分布を組み合わせる。
ついて総合実行時間を再計算する上におけるスケジュー
ラモジュール22の動作は、図12に示されている。ブ
ロック170に示されているように、スケジューラモジ
ュール22は、アサイナモジュール20との通信によっ
て、サービスコールの実際の実行時間を監視することが
できる。アサイナモジュール20によって通されタイム
スタンプされた情報の基づく活動的なコールの実際に実
行中の実行時間、又は終了されたコールの実際の実行時
間を決定した後、スケジューラモジュール22は、終了
されておらずかつ活動的でもないシーケンス中の残って
いるサービスコールの各々に対する組み合わせられた確
率分布をつくる。ブロック172に示されているよう
に、サービスコールに対する第1番目の新しい組み合わ
せられた確率分布は、終了されておらずかつ活動的でも
ないシーケンス中の先行するコールの各々と整合させら
れた確率分布を組み合わせる。
【0066】図12中のブロック174に示されている
ように、スケジューラモジュール22は、悲観的な確率
レベルに基づく各サービスコールに対する新しい第1番
目の組み合わせられた確率分布中の実行時間を計算す
る。既知の先行する終了されたコールび実際の実行時間
でもって、スケジューラモジュール22は、先のコール
の既知の終了時刻に対応するスケジュール上のポイント
(時点)に対して後のコールに対する悲観的な終了時刻を
指定する。同様に、既知の先行する活動的なコールの実
行中の実行時間でもって、スケジューラモジュール22
は、実行中の実行時間によって示されているような、先
のコールの可能な終了時刻の最小値に対応するスケジュ
ール上のポイントに対して後のコールに対する悲観的な
終了時刻を指定する。あるコールに対する悲観的な終了
時刻は、それゆえ、この既知のスケジュール上のポイン
トに、計算された総合実行時間に移動時間を足したもの
を加えることによって指定されることができる。スケジ
ューラモジュール22は、先のコールの悲観的な終了時
刻に、推算された移動時間を加えることによって、次の
コールに対する悲観的な開始時刻を指定する。かくし
て、ブロック176に示されているように、次のコール
に対する悲観的な開始時刻は、スケジュール上の既知の
ポイントに対して相対的な、新しい第1番目の確率分布
の計算された実行時間に、介入する移動時間を足したも
のに基づくことになる。
ように、スケジューラモジュール22は、悲観的な確率
レベルに基づく各サービスコールに対する新しい第1番
目の組み合わせられた確率分布中の実行時間を計算す
る。既知の先行する終了されたコールび実際の実行時間
でもって、スケジューラモジュール22は、先のコール
の既知の終了時刻に対応するスケジュール上のポイント
(時点)に対して後のコールに対する悲観的な終了時刻を
指定する。同様に、既知の先行する活動的なコールの実
行中の実行時間でもって、スケジューラモジュール22
は、実行中の実行時間によって示されているような、先
のコールの可能な終了時刻の最小値に対応するスケジュ
ール上のポイントに対して後のコールに対する悲観的な
終了時刻を指定する。あるコールに対する悲観的な終了
時刻は、それゆえ、この既知のスケジュール上のポイン
トに、計算された総合実行時間に移動時間を足したもの
を加えることによって指定されることができる。スケジ
ューラモジュール22は、先のコールの悲観的な終了時
刻に、推算された移動時間を加えることによって、次の
コールに対する悲観的な開始時刻を指定する。かくし
て、ブロック176に示されているように、次のコール
に対する悲観的な開始時刻は、スケジュール上の既知の
ポイントに対して相対的な、新しい第1番目の確率分布
の計算された実行時間に、介入する移動時間を足したも
のに基づくことになる。
【0067】ブロック178に示されているように、次
のコールに対する悲観的な終了時刻を決定するために、
スケジューラモジュール22は、次のコールに対する確
率分布を、直前のコールに対してつくられた新しい第1
番目の組み合わせられた確率分布と組み合わせて、新し
い第2番目の組み合わせられた確率分布をつくりだす。
スケジューラモジュール22は、この後、ブロック18
0に示されているように、確率レベルに基づく新しい第
2番目の確率分布中の実行時間を計算し、そしてブロッ
ク182に示されているように、計算された実行時間と
割り込みの移動時間とに基づく次のコールに対する悲観
的な終了時刻を指定する。計算された実行時間は、終了
されておらず活動的ではない先行するサービスコール及
び次のコールの総合実行時間をあらわしている。その結
果、スケジューラモジュール22はまた、移動時間が含
まれている、スケジュール上の既知のポイントに対する
相対的な悲観的な終了時刻をも指定する。
のコールに対する悲観的な終了時刻を決定するために、
スケジューラモジュール22は、次のコールに対する確
率分布を、直前のコールに対してつくられた新しい第1
番目の組み合わせられた確率分布と組み合わせて、新し
い第2番目の組み合わせられた確率分布をつくりだす。
スケジューラモジュール22は、この後、ブロック18
0に示されているように、確率レベルに基づく新しい第
2番目の確率分布中の実行時間を計算し、そしてブロッ
ク182に示されているように、計算された実行時間と
割り込みの移動時間とに基づく次のコールに対する悲観
的な終了時刻を指定する。計算された実行時間は、終了
されておらず活動的ではない先行するサービスコール及
び次のコールの総合実行時間をあらわしている。その結
果、スケジューラモジュール22はまた、移動時間が含
まれている、スケジュール上の既知のポイントに対する
相対的な悲観的な終了時刻をも指定する。
【0068】図2中のスケジューラウィンド30によっ
て最も良くあらわされているように、サービス技術者に
対して割り当てられたサービスコールのスケジュールは
連続的ではないが、そのかわり複数の離散的なセグメン
ト(分節)に分割されている。図2において、時間セグメ
ントは仕事日の全長さに対応している。例えば、スケジ
ュールフィールド34は、5月17日、月曜日の仕事日
に対応している時間セグメントと、これに続く5月18
日、火曜日の仕事日に対応する時間セグメントとを含ん
でいる。もし時間セグメントが、あるサービスコールの
所期の実行時間及び悲観的な実行時間の両方を収容でき
るほど十分に大きければ、システムユーザーは、確信を
もって、セグメントの境界内におさまる時間約束を行う
ことができる。しかしながら、あるサービスコールに対
する悲観的な終了時刻が時間セグメントの1つの一端を
超えて延びているときは、サービス技術者が時間超過に
至らないように、該コールを分布させるのが好ましい。
て最も良くあらわされているように、サービス技術者に
対して割り当てられたサービスコールのスケジュールは
連続的ではないが、そのかわり複数の離散的なセグメン
ト(分節)に分割されている。図2において、時間セグメ
ントは仕事日の全長さに対応している。例えば、スケジ
ュールフィールド34は、5月17日、月曜日の仕事日
に対応している時間セグメントと、これに続く5月18
日、火曜日の仕事日に対応する時間セグメントとを含ん
でいる。もし時間セグメントが、あるサービスコールの
所期の実行時間及び悲観的な実行時間の両方を収容でき
るほど十分に大きければ、システムユーザーは、確信を
もって、セグメントの境界内におさまる時間約束を行う
ことができる。しかしながら、あるサービスコールに対
する悲観的な終了時刻が時間セグメントの1つの一端を
超えて延びているときは、サービス技術者が時間超過に
至らないように、該コールを分布させるのが好ましい。
【0069】あるサービスコールの悲観的な実行時間が
セグメントの境界を超えて延びている状況は図13に示
されている。図13中に示されている所期のスケジュー
ルは、コールブロック190であらわされた所期の実行
時間を伴った第1番目のコールと、ブロック194であ
らわされた期待された実行時間を伴った第2番目のコー
ルとを有している時間セグメント188を含んでいる。
悲観的なスケジュールは、同様に、コールブロック20
0によってあらわされた悲観的な実行時間を伴った第1
番目のコールと、ブロック204であらわされた悲観的
な実行時間を伴った第2番目のコールとを含んでいる。
ブロック192及び202は、第1番目のコールと第2
番目のコールとの間での移動時間をあらわしている。コ
ールブロック194であらわされているように、第2番
目のコールの所期の終了時刻は、セグメント末端が仕事
日の末端と同様の17:00であらわされている時間セ
グメント188のほぼ16:30のところに枠組みされ
ている。しかしながら、コールブロック204であらわ
されているように、第2番目のコールの悲観的な終了時
刻は、時間セグメント188の末端を超えたところにあ
る。
セグメントの境界を超えて延びている状況は図13に示
されている。図13中に示されている所期のスケジュー
ルは、コールブロック190であらわされた所期の実行
時間を伴った第1番目のコールと、ブロック194であ
らわされた期待された実行時間を伴った第2番目のコー
ルとを有している時間セグメント188を含んでいる。
悲観的なスケジュールは、同様に、コールブロック20
0によってあらわされた悲観的な実行時間を伴った第1
番目のコールと、ブロック204であらわされた悲観的
な実行時間を伴った第2番目のコールとを含んでいる。
ブロック192及び202は、第1番目のコールと第2
番目のコールとの間での移動時間をあらわしている。コ
ールブロック194であらわされているように、第2番
目のコールの所期の終了時刻は、セグメント末端が仕事
日の末端と同様の17:00であらわされている時間セ
グメント188のほぼ16:30のところに枠組みされ
ている。しかしながら、コールブロック204であらわ
されているように、第2番目のコールの悲観的な終了時
刻は、時間セグメント188の末端を超えたところにあ
る。
【0070】あるサービスコールの悲観的な終了時刻が
ある時間セグメントの末端を超えてしまったときには、
スケジューラモジュール22は、以前に指定された悲観
的な終了時刻を有効に無視する。スケジューラモジュー
ル22は、特定のシステムユーザー又はサービス組織の
方針に従った2つの方法中の1つでサービスコールを分
散させる。まず、図14に示されているように、スケジ
ューラモジュールは、コールの実行時間を第1部分21
2と第2部分214とに分割してもよい。第1部分21
2は時間セグメント188内におさまるが、第2部分2
14はそうではない。かくして、スケジューラモジュー
ル22は、単純に、第1部分212に対しては本来の悲
観的な開始時刻を維持し、次の時刻セグメント210の
始まりに第2部分214に対する新しい悲観的な開始時
刻を指定する。この第1の手法は、時間の有効利用を達
成するものの、多くの現地サービス技術者が、セグメン
トの境界を横切って活動を分裂させるといった不具合を
招く。換言すれば、技術者は一般に、もし可能であれば
1回の訪問で全仕事を終えることを望む。それゆえ、図
15に示されているように、スケジューラモジュール2
2は、選択的に、次の時間セグメント210の始まりに
全サービスコールに対する新たな悲観的な開始時刻を指
定してもよい。この第2の手法は、全コールブロック2
04を次の仕事日に移動させる効果を有する。
ある時間セグメントの末端を超えてしまったときには、
スケジューラモジュール22は、以前に指定された悲観
的な終了時刻を有効に無視する。スケジューラモジュー
ル22は、特定のシステムユーザー又はサービス組織の
方針に従った2つの方法中の1つでサービスコールを分
散させる。まず、図14に示されているように、スケジ
ューラモジュールは、コールの実行時間を第1部分21
2と第2部分214とに分割してもよい。第1部分21
2は時間セグメント188内におさまるが、第2部分2
14はそうではない。かくして、スケジューラモジュー
ル22は、単純に、第1部分212に対しては本来の悲
観的な開始時刻を維持し、次の時刻セグメント210の
始まりに第2部分214に対する新しい悲観的な開始時
刻を指定する。この第1の手法は、時間の有効利用を達
成するものの、多くの現地サービス技術者が、セグメン
トの境界を横切って活動を分裂させるといった不具合を
招く。換言すれば、技術者は一般に、もし可能であれば
1回の訪問で全仕事を終えることを望む。それゆえ、図
15に示されているように、スケジューラモジュール2
2は、選択的に、次の時間セグメント210の始まりに
全サービスコールに対する新たな悲観的な開始時刻を指
定してもよい。この第2の手法は、全コールブロック2
04を次の仕事日に移動させる効果を有する。
【0071】本発明は以上のように説明されてきたが、
ここに開示されている発明の明細書及び実例を考察する
ことから、当業者は、さらなる利点及び修正を容易に見
出だすことができるであろう。それゆえ、本明細書及び
実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明の真の射
程及び精神に照らして、単なる例示的なものとして考慮
されるべきである。
ここに開示されている発明の明細書及び実例を考察する
ことから、当業者は、さらなる利点及び修正を容易に見
出だすことができるであろう。それゆえ、本明細書及び
実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明の真の射
程及び精神に照らして、単なる例示的なものとして考慮
されるべきである。
【0072】
【発明の作用・効果】本発明の第1〜第8の態様によれ
ば、いずれにおいても、資源要求に対応するための信頼
性の高いスケジュールがつくられるので、能率的な資源
管理を行うことができる。
ば、いずれにおいても、資源要求に対応するための信頼
性の高いスケジュールがつくられるので、能率的な資源
管理を行うことができる。
【図1】 本発明にかかる、資源要求をスケジュールす
るためのシステム及び方法を具体化するための、コンピ
ュータで実行されるソフトウェアプロセス構造を示すブ
ロック図である。
るためのシステム及び方法を具体化するための、コンピ
ュータで実行されるソフトウェアプロセス構造を示すブ
ロック図である。
【図2】 本発明にかかる1組のスケジュールをディス
プレイ上に表示しているユーザーインターフェースの一
例を示す図である。
プレイ上に表示しているユーザーインターフェースの一
例を示す図である。
【図3】 本発明にかかる、資源要求についての所期の
スケジュール及び悲観的なスケジュールをつくるための
手法を示すフローチャートである。
スケジュール及び悲観的なスケジュールをつくるための
手法を示すフローチャートである。
【図4】 可能な資源要求の実行時間に対する確率分布
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図5】 本発明にかかる、資源要求についての所期の
スケジュール及び悲観的なスケジュールをつくるための
もう1つの手法を示すフローチャートである。
スケジュール及び悲観的なスケジュールをつくるための
もう1つの手法を示すフローチャートである。
【図6】 図3又は図5に示すような手法でつくられた
資源要求についての所期のスケジュール及び悲観的なス
ケジュールを同時に表示しているユーザーインターフェ
ースの一例を示す図である。
資源要求についての所期のスケジュール及び悲観的なス
ケジュールを同時に表示しているユーザーインターフェ
ースの一例を示す図である。
【図7】 本発明にかかる、所期のスケジュール及び悲
観的なスケジュール中の過度の偏差に応答する警告表示
の実施手法を示すフローチャートである。
観的なスケジュール中の過度の偏差に応答する警告表示
の実施手法を示すフローチャートである。
【図8】 本発明にかかる、資源要求についての楽観的
なスケジュールをつくるための手法をあらわすフローチ
ャートである。
なスケジュールをつくるための手法をあらわすフローチ
ャートである。
【図9】 図3又は図5、及び図8に示す手法でつくら
れた、資源要求についての所期のスケジュールと、悲観
的なスケジュールと、楽観的なスケジュールとを同時に
表示しているユーザーインターフェースの一例を示す図
である。
れた、資源要求についての所期のスケジュールと、悲観
的なスケジュールと、楽観的なスケジュールとを同時に
表示しているユーザーインターフェースの一例を示す図
である。
【図10】 本発明にかかる、連続的にスケジュールさ
れた資源要求の実行時間に対する確率分布の組み合わせ
に基づく、資源要求の悲観的なスケジュールをつくるた
めのもう1つの手法をあらわすフローチャートである。
れた資源要求の実行時間に対する確率分布の組み合わせ
に基づく、資源要求の悲観的なスケジュールをつくるた
めのもう1つの手法をあらわすフローチャートである。
【図11】 連続的にスケジュールされた資源要求の実
行時間に対する、組み合わせられた確率分布の一例を示
す図である。
行時間に対する、組み合わせられた確率分布の一例を示
す図である。
【図12】 本発明にかかる、活動的な資源要求の実際
に実行中の実行時間、又は終了した資源要求の実際の実
行時間に対応する、組み合わせられた確率分布の再計算
手法をあらわすフローチャートである。
に実行中の実行時間、又は終了した資源要求の実際の実
行時間に対応する、組み合わせられた確率分布の再計算
手法をあらわすフローチャートである。
【図13】 スケジュールする上における境界を超えて
延びている実行時間を伴った資源要求を有しているスケ
ジュールの一例を示す図である。
延びている実行時間を伴った資源要求を有しているスケ
ジュールの一例を示す図である。
【図14】 本発明にかかる、スケジュールする上にお
ける境界を超えて延びている資源要求の部分を収容する
ために、図13に示されたスケジュールを修正するため
の手法の一例を示す図である。
ける境界を超えて延びている資源要求の部分を収容する
ために、図13に示されたスケジュールを修正するため
の手法の一例を示す図である。
【図15】 本発明にかかる、スケジュールする上にお
ける境界を超えて延びている資源要求の部分を収容する
ために、図13に示されたスケジュールを修正するため
の第2の手法の一例を示す図である。
ける境界を超えて延びている資源要求の部分を収容する
ために、図13に示されたスケジュールを修正するため
の第2の手法の一例を示す図である。
10…ソフトウェアプロセス構造 12…A/Sシステム 14…SMSインターフェース 16…ユーザーインターフェース 20…アサイナモジュール 22…スケジューラモジュール 30…スケジューラウィンド 32…技術者フィールド 34…スケジュールフィールド 36…コマンドバー 38,40,42…コールブロック 44,46,48…時間ブロック
フロントページの続き (72)発明者 エリザベス・マリー・シスリー アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)
Claims (8)
- 【請求項1】 コンピュータによって実行される、各々
が一定ではない実行時間を有している、資源提供者に対
する複数の資源要求をスケジュールするための方法であ
って、 上記資源要求に対する第1の可能な実行時間を決定する
ステップと、 上記資源要求に対する第2の可能な実行時間を決定する
ステップと、 上記資源要求のシーケンスをつくるステップと、 上記シーケンス中の先の資源要求に対して決定された第
1の可能な実行時間の合計に基づく上記シーケンス中の
上記資源要求の最初の1つに続く上記資源要求の各々に
対する第1の開始時刻を指定することによって、上記資
源要求の第1のスケジュールをつくるステップと、 上記シーケンス中の先の資源要求に対して決定された第
2の可能な実行時間の合計に基づく上記シーケンス中の
上記資源要求の最初の1つに続く上記資源要求の各々に
対する第2の開始時刻を指定することによって、上記資
源要求の第2のスケジュールをつくるステップとを含ん
でいることを特徴とする、資源要求をスケジュールする
ための方法。 - 【請求項2】 上記第1のスケジュールをつくる上記ス
テップが、上記シーケンス中の上記資源要求の上記最初
の1つに対して決定された上記第1の可能な実行時間に
基づく上記シーケンス中の上記資源要求の上記最初の1
つに対する第1の終了時刻の指定と、 上記シーケンス中の上記の先の資源要求に対して決定さ
れた上記の第1の可能な実行時間の合計に基づく上記シ
ーケンス中の上記資源要求の上記の最初の1つに続く上
記資源要求の各々に対する第1の終了時刻、及び上記第
1の終了時刻が指定された各資源要求に対して決定され
た第1の可能な実行時間の指定とを含み、 上記第2のスケジュールをつくるステップが、上記シー
ケンス中の上記資源要求の最初の1つに対して決定され
た第2の可能な実行時間に基づく上記シーケンス中の上
記資源要求の最初の1つに対する第2の終了時刻の指定
と、 上記シーケンス中の先の資源要求に対して決定された上
記第2の可能な実行時間の合計に基づく上記シーケンス
中の上記資源要求の上記の最初の1つに続く上記資源要
求の各々に対する第2の終了時刻、及び上記第2の終了
時刻が指定された各資源要求に対する第2の可能な実行
時間の指定とを含み、 かつ、上記資源要求の各々に対する上記の第1の可能な
実行時間が各資源要求の所期の実行時間であり、そして
上記資源要求の各々に対する上記の第2の可能な実行時
間が各資源要求の悲観的な実行時間であって、 上記の悲観的な実行時間が、上記の所期の実行時間より
も大きく、かつ該方法がさらに表示装置上に上記第1の
スケジュールと上記第2のスケジュールとを同時に表示
するステップを含んでいることを特徴とする、請求項1
に記載された資源要求をスケジュールするための方法。 - 【請求項3】 上記資源要求の各々が、複数の異なるタ
イプの活動の1つと関連づけられ、 該方法が、さらに、上記資源要求の各々を、上記各資源
要求に関連づけられたタイプの活動に基づく各資源要求
の可能な実行時間に対する複数の確率分布の1つと整合
させるステップと、 第1の確率レベルを選択し、上記資源要求の各々に対す
る上記第1の可能な実行時間を決定するステップが、上
記第1の確率レベルに基づく各資源要求と整合させられ
た確率分布中の実行時間を計算することを含み、上記第
1の確率レベルに基づいて計算された実行時間が各資源
要求のための第1の可能な実行時間とされるステップ
と、 第2の確率レベルを選択し、上記資源要求の各々に対す
る上記第2の可能な実行時間を決定する上記ステップ
が、上記第2の確率レベルに基づく各資源要求と整合さ
せられた確率分布中の実行時間を計算することを含み、
上記第2の確率レベルに基づいて計算された実行時間が
各資源要求のための第2の可能な実行時間とされるステ
ップとを含むことを特徴とする、請求項1に記載された
資源要求をスケジュールするための方法。 - 【請求項4】 上記資源要求の各々が、複数の異なるタ
イプの活動の1つに関連づけられ、 該方法が、さらに、上記資源要求の各々を、上記各資源
要求に関連づけられたタイプの活動に基づく各資源要求
の可能な実行時間に対する複数の確率分布の1つと整合
させるステップを含んでいて、 上記第1の可能な実行時間を決定する上記ステップが、
上記資源要求の各々に対して、各資源要求と整合させら
れた確率分布中の平均実行時間を決定するステップを含
み、該平均実行時間が各資源要求に対する第1の可能な
実行時間とされ、 かつ該方法が、確率レベルを選択し、上記資源要求の各
々に対する上記第2の可能な実行時間を決定する上記ス
テップが、上記確率レベルに基づく各資源要求と整合さ
せられた確率分布中の実行時間を計算することを含み、
上記確率レベルに基づいて計算された実行時間が各資源
要求のための第2の可能な実行時間とされるステップを
含むことを特徴とする、請求項1に記載された資源要求
をスケジュールするための方法。 - 【請求項5】 コンピュータによって実行される、各々
が一定ではない実行時間を有している、資源提供者に対
する複数の資源要求をスケジュールするための方法であ
って、上記資源要求の各々が複数の異なるタイプの活動
の1つに関連づけられていて、 上記資源要求の各々を、上記の各資源要求と関連づけら
れたタイプの活動に基づく各資源要求の可能な実行時間
に対する複数の確率分布の1つと整合させるステップ
と、 上記資源要求のシーケンスをつくるステップと、 上記資源要求の各々に対して、第1の組み合わせられた
確率分布をつくり、該第1の組み合わせられた確率分布
が、上記シーケンス中の先の資源要求の各々と整合させ
られた確率分布を組み合わせているステップと、 確率レベルを選択するステップと、 上記資源要求の各々に対して、上記確率レベルに基づく
各資源要求に対する第1の組み合わせられた確率分布中
の実行時間を計算するステップと、 上記確率レベルに基づく各資源要求に対して計算された
上記第1の組み合わせられた確率分布中の実行時間に基
づく上記シーケンス中の上記資源要求の最初の1つに続
く上記資源要求の各々に対する開始時刻を指定すること
によって、上記資源要求のスケジュールをつくるステッ
プとを含むことを特徴とする、資源要求をスケジュール
するための方法。 - 【請求項6】 さらに、上記資源要求の各々に対して、
各資源要求と整合させられた確率分布と、上記シーケン
ス中の先の資源要求の各々と整合させられた確率分布と
を組み合わせている第2の組み合わせられた確率分布を
つくるステップと、 上記確率レベルに基づく各資源要求に対する第2の組み
合わせられた確率分布中の実行時間を計算するステップ
とを含み、 上記スケジュールをつくる上記ステップが、上記確率レ
ベルに基づく各資源要求に対して計算された上記第2の
組み合わせられた確率分布中の実行時間に基づく上記シ
ーケンス中の上記資源要求の上記の最初の1つに続く上
記資源要求の各々に対する終了時刻を指定することを含
んでいることを特徴とする、請求項5に記載された資源
要求をスケジュールするための方法。 - 【請求項7】 さらに、上記資源提供者によって終了さ
れた上記の先の資源要求の各々の実際の実行時間を監視
するステップと、 上記資源提供者によって活動的に処理されている上記の
先の資源要求の実際に実行中の実行時間を監視するステ
ップと、 上記資源提供者によって終了されずかつ活動的に処理さ
れていない上記資源要求の各々に対して、上記資源提供
者によって終了されずかつ活動的に処理されていない上
記シーケンス中の先の資源要求の各々と整合させられた
確率分布を組み合わせている、新たな第1の組み合わせ
られた確率分布をつくるステップと、 上記資源提供者によって終了されずかつ活動的に処理さ
れていない上記資源要求野各々に対して、上記確率レベ
ルに基づく各資源要求に対する上記の新たな第1の組み
合わせられた確率分布中の実行時間を計算するステップ
と、 上記確率レベルに基づく各資源要求に対して計算された
上記の新たな第1の組み合わせられた確率分布に基づく
上記資源提供者によって終了されずかつ活動的に処理さ
れていない上記資源要求の各々に対する開始時刻を指定
することによって、上記スケジュールを修正するステッ
プとを含むことを特徴とする、請求項5に記載された資
源要求をスケジュールするための方法。 - 【請求項8】 さらに、第2の確率レベルを選択するス
テップと、 上記資源要求の各々に対して、上記第2の確率レベルに
基づく各資源要求と整合させられた確率分布中の第2の
実行時間を計算するステップと、 上記シーケンス中の先の資源要求に対して計算された第
2の実行時間の合計に基づく上記シーケンス中の上記資
源要求の最初の1つに続く上記資源要求の各々に対する
開始時刻を指定することによって、上記資源要求の第2
のスケジュールをつくるステップとを含むことを特徴と
する、請求項5に記載された資源要求をスケジュールす
るための方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/210,678 US5623404A (en) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | System and method for producing schedules of resource requests having uncertain durations |
US210678 | 1994-03-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0830694A true JPH0830694A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=22783829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5268695A Pending JPH0830694A (ja) | 1994-03-18 | 1995-03-13 | 資源要求をスケジュールするための方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5623404A (ja) |
EP (1) | EP0672990A3 (ja) |
JP (1) | JPH0830694A (ja) |
CA (1) | CA2142501A1 (ja) |
IL (1) | IL112552A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002007598A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-11 | Nec Corp | 製品修理管理システムと方法 |
Families Citing this family (165)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2206896C (en) | 1994-12-01 | 2013-03-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Schedule setting and processing system |
CN1137455C (zh) * | 1995-08-09 | 2004-02-04 | 丰田自动车株式会社 | 旅行计划制定设备 |
JPH09198439A (ja) * | 1996-01-22 | 1997-07-31 | Toyota Motor Corp | 旅行計画作成システム |
GB9606194D0 (en) * | 1996-03-23 | 1996-05-29 | Int Computers Ltd | Appointment booking and scheduling system |
US6996402B2 (en) * | 2000-08-29 | 2006-02-07 | Logan James D | Rules based methods and apparatus for generating notification messages based on the proximity of electronic devices to one another |
US6631271B1 (en) * | 2000-08-29 | 2003-10-07 | James D. Logan | Rules based methods and apparatus |
US5995997A (en) * | 1997-05-02 | 1999-11-30 | Microsoft Corporation | Apparatus and methods for optimally allocating currently available computer resources to future task instances versus continued execution of current task instances |
US6032123A (en) * | 1997-05-12 | 2000-02-29 | Jameson; Joel | Method and apparatus for allocating, costing, and pricing organizational resources |
US6047260A (en) * | 1997-06-05 | 2000-04-04 | Attention Control Systems, Inc. | Intelligent planning and calendaring system with cueing feature and floating tasks |
CA2228574A1 (en) * | 1997-06-05 | 1999-08-02 | Attention Control Systems, Inc. | An automatic planning and cueing system and method |
US6990458B2 (en) * | 1997-08-28 | 2006-01-24 | Csg Systems, Inc. | System and method for computer-aided technician dispatch and communication |
US6965867B1 (en) | 1998-04-29 | 2005-11-15 | Joel Jameson | Methods and apparatus for allocating, costing, and pricing organizational resources |
GB2342194A (en) * | 1998-09-28 | 2000-04-05 | Kpmg Management Consulting | Monitoring and controlling a process |
US6370231B1 (en) | 1998-11-24 | 2002-04-09 | Bellsouth Intellectual Property Corporation | Method and system for calculating the estimated time of arrival of a service technician |
US7127499B1 (en) * | 1998-11-25 | 2006-10-24 | General Electric Company | Medical diagnostic system service method and apparatus |
US6438704B1 (en) * | 1999-03-25 | 2002-08-20 | International Business Machines Corporation | System and method for scheduling use of system resources among a plurality of limited users |
US7127412B2 (en) * | 1999-06-07 | 2006-10-24 | Pointserve, Inc. | Method and system for allocating specific appointment time windows in a service industry |
US7783507B2 (en) * | 1999-08-23 | 2010-08-24 | General Electric Company | System and method for managing a fleet of remote assets |
US8788308B1 (en) * | 2004-03-29 | 2014-07-22 | West Corporation | Employee scheduling and schedule modification method and apparatus |
GB2356325B (en) * | 1999-11-11 | 2003-01-08 | Motorola Israel Ltd | Optimized random access scheme for a shared resource |
US7117160B1 (en) * | 1999-12-29 | 2006-10-03 | Bellsouth Intellectual Property Corporation | System and method for eliminating an unnecessary dispatch of a service technician |
US6581040B1 (en) * | 2000-02-18 | 2003-06-17 | Daniel B. Wright | Project specific communications system and method |
AU2001248164A1 (en) * | 2000-03-31 | 2001-10-15 | Mdsi Mobile Data Solutions, Inc. | Enterprise scheduling system for scheduling mobile service representatives |
CA2378342A1 (en) * | 2000-04-20 | 2001-11-01 | General Electric Company | Method and system for graphically identifying replacement parts for generally complex equipment |
DE10035869A1 (de) * | 2000-07-14 | 2002-01-24 | Deutsche Telekom Ag | Verfahren zur Vereinfachung der Diaglogführung in Sprachdialog-Systemen |
TW535080B (en) * | 2000-07-24 | 2003-06-01 | Ten Square Co Ltd | Method and apparatus for optimal fitting activities into customer idle time |
CA2386080A1 (en) * | 2000-08-07 | 2002-02-14 | General Electric Company | Computerized method and system for guiding service personnel to select a preferred work site for servicing transportation equipment |
US6810406B2 (en) * | 2000-08-23 | 2004-10-26 | General Electric Company | Method and system for servicing a selected piece of equipment having unique system configurations and servicing requirements |
US7249145B1 (en) | 2000-10-13 | 2007-07-24 | General Electric Company | Methods and apparatus for selecting candidates to interview |
US6857567B2 (en) | 2000-10-17 | 2005-02-22 | Psc Scanning, Inc. | System and method for training and monitoring data reader operators |
US20040260790A1 (en) * | 2000-12-21 | 2004-12-23 | Ge Medical System Global Technology Company, Llc | Method and apparatus for remote or collaborative control of an imaging system |
US7660754B1 (en) | 2000-12-26 | 2010-02-09 | At&T Delaware Intellectual Property Inc. | Technician communications system with automated claims processing |
US7286994B1 (en) | 2000-12-26 | 2007-10-23 | At&T Bls Intellectual Property, Inc. | System for facilitating technician sales referrals |
US6820215B2 (en) | 2000-12-28 | 2004-11-16 | International Business Machines Corporation | System and method for performing automatic rejuvenation at the optimal time based on work load history in a distributed data processing environment |
AU2001255568A1 (en) | 2000-12-29 | 2002-07-16 | General Electric Company | Method and system for identifying repeatedly malfunctioning equipment |
US7174305B2 (en) * | 2001-01-23 | 2007-02-06 | Opentv, Inc. | Method and system for scheduling online targeted content delivery |
JP3857530B2 (ja) * | 2001-03-09 | 2006-12-13 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | ジョブ実行制御装置、方法、及びプログラム |
US7313530B2 (en) * | 2001-04-10 | 2007-12-25 | General Electric Company | Methods and systems for generating and displaying the capacity of a delivery management system |
US20020156692A1 (en) * | 2001-04-20 | 2002-10-24 | Squeglia Mark R. | Method and system for managing supply of replacement parts of a piece of equipment |
US20030076816A1 (en) * | 2001-04-26 | 2003-04-24 | At Comm Corporation | Automatic route selection |
US6904421B2 (en) | 2001-04-26 | 2005-06-07 | Honeywell International Inc. | Methods for solving the traveling salesman problem |
US7222086B2 (en) * | 2001-05-02 | 2007-05-22 | Ncr Corp. | Systems and methods for providing performance feedback to a cashier at a point-of-sale terminal |
US7349863B1 (en) | 2001-06-14 | 2008-03-25 | Massachusetts Institute Of Technology | Dynamic planning method and system |
US7415393B1 (en) | 2001-06-14 | 2008-08-19 | Massachusetts Institute Of Technology | Reliability buffering technique applied to a project planning model |
US7219137B1 (en) | 2001-06-28 | 2007-05-15 | Bellsouth Intellectual Property Corp | Technician wireline and wireless intranet access via systems interface to legacy systems |
US8831949B1 (en) | 2001-06-28 | 2014-09-09 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Voice recognition for performing authentication and completing transactions in a systems interface to legacy systems |
US7401144B1 (en) | 2001-06-28 | 2008-07-15 | At&T Delaware Intellectual Property, Inc. | Technician intranet access via systems interface to legacy systems |
US7606712B1 (en) | 2001-06-28 | 2009-10-20 | At&T Intellectual Property Ii, L.P. | Speech recognition interface for voice actuation of legacy systems |
US20030130887A1 (en) * | 2001-10-03 | 2003-07-10 | Thurston Nathaniel | Non-deterministic method and system for the optimization of a targeted content delivery |
US20040260584A1 (en) * | 2001-11-07 | 2004-12-23 | Takafumi Terasawa | Schedule data distribution evaluating method |
US7149702B1 (en) * | 2001-12-31 | 2006-12-12 | Bellsouth Intellectual Property Corp. | System and method for document delays associated with a project |
US7555440B2 (en) * | 2002-04-29 | 2009-06-30 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Immediate next task dispatch system and method |
JP4033291B2 (ja) * | 2002-05-29 | 2008-01-16 | 株式会社日立製作所 | プロジェクトリスク管理システム |
US8046787B2 (en) * | 2002-05-31 | 2011-10-25 | Opentv, Inc. | Method and system for the storage, viewing management, and delivery of targeted advertising |
US6898435B2 (en) * | 2002-07-16 | 2005-05-24 | David A Milman | Method of processing and billing work orders |
US20040158762A1 (en) * | 2002-09-23 | 2004-08-12 | Abraham Richard J. | Processes for determining nondiscriminatory access to a telecommunication network |
EP1614067A2 (de) * | 2003-04-09 | 2006-01-11 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren und system zur versorgung von mehreren service-dienstleistern mit technischen servicegeräten |
US20060252016A1 (en) * | 2003-05-07 | 2006-11-09 | Takafumi Terasawa | Schedule creation method, schedule creation system, unexperienced schedule prediction method, and learning schedule evaluation display method |
US7831457B2 (en) * | 2003-06-17 | 2010-11-09 | Satyam Computer Services Limited Of Mayfair Center | System and method for maximizing software package license utilization |
US7870134B2 (en) * | 2003-08-28 | 2011-01-11 | Newvectors Llc | Agent-based clustering of abstract similar documents |
US20050086098A1 (en) * | 2003-10-15 | 2005-04-21 | Fulton David T. | Task-based methods, systems and computer program products for evaluating performance of service technicians |
US7904192B2 (en) * | 2004-01-14 | 2011-03-08 | Agency For Science, Technology And Research | Finite capacity scheduling using job prioritization and machine selection |
US7472373B2 (en) * | 2004-02-20 | 2008-12-30 | International Business Machines Corporation | Method and system to gauge and control project churn |
US20050267803A1 (en) * | 2004-05-25 | 2005-12-01 | Arvin Patel | Advertising management structure and method for correlating campaigns with consumer interest |
US8175920B2 (en) * | 2004-05-25 | 2012-05-08 | Sales Portal, Inc. | System and method for exchanging sales leads |
US20060095326A1 (en) * | 2004-05-25 | 2006-05-04 | Karandeep Sandhu | Sales tool using demographic content to improve customer service |
JP2005352742A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Hitachi Ltd | シミュレーションプログラム、およびシミュレーション装置 |
US20050288948A1 (en) * | 2004-06-23 | 2005-12-29 | Bellsouth Intellectual Property Corporation | Systems, methods and computer readable media for measuring the performance and travel efficiency of a technician |
US20060009993A1 (en) * | 2004-07-09 | 2006-01-12 | International Business Machines Corporation | Method and structure for evaluation of long-term lease contracts under demand uncertainty |
US7630955B2 (en) * | 2004-08-10 | 2009-12-08 | International Business Machines Corporation | Apparatus, system, and method for analyzing the association of a resource to a business process |
US7661135B2 (en) * | 2004-08-10 | 2010-02-09 | International Business Machines Corporation | Apparatus, system, and method for gathering trace data indicative of resource activity |
US7266417B2 (en) * | 2004-09-03 | 2007-09-04 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. | System and method for semiconductor manufacturing automation |
US8117073B1 (en) * | 2004-09-17 | 2012-02-14 | Rearden Commerce, Inc. | Method and system for delegation of travel arrangements by a temporary agent |
US7925540B1 (en) | 2004-10-15 | 2011-04-12 | Rearden Commerce, Inc. | Method and system for an automated trip planner |
US7693735B2 (en) * | 2004-11-23 | 2010-04-06 | Etadirect Holdings, Inc. | Dynamic schedule mediation |
US7970666B1 (en) | 2004-12-30 | 2011-06-28 | Rearden Commerce, Inc. | Aggregate collection of travel data |
US20080147450A1 (en) * | 2006-10-16 | 2008-06-19 | William Charles Mortimore | System and method for contextualized, interactive maps for finding and booking services |
US20060195845A1 (en) * | 2005-02-28 | 2006-08-31 | Rhine Scott A | System and method for scheduling executables |
US8548838B1 (en) * | 2005-09-28 | 2013-10-01 | Kyyba, Inc. | Method, software and/or process for optimizing the distribution of labor in a manufacturing environment |
US9117223B1 (en) | 2005-12-28 | 2015-08-25 | Deem, Inc. | Method and system for resource planning for service provider |
US20070150349A1 (en) * | 2005-12-28 | 2007-06-28 | Rearden Commerce, Inc. | Method and system for culling star performers, trendsetters and connectors from a pool of users |
US7735101B2 (en) | 2006-03-28 | 2010-06-08 | Cisco Technology, Inc. | System allowing users to embed comments at specific points in time into media presentation |
US20070288279A1 (en) * | 2006-06-07 | 2007-12-13 | Microsoft Corporation | Entering And Using Time Ranges |
US7941374B2 (en) | 2006-06-30 | 2011-05-10 | Rearden Commerce, Inc. | System and method for changing a personal profile or context during a transaction |
US20080004917A1 (en) * | 2006-06-30 | 2008-01-03 | Rearden Commerce, Inc. | System and method for automatically rebooking reservations |
US8185422B2 (en) * | 2006-07-31 | 2012-05-22 | Accenture Global Services Limited | Work allocation model |
US20080177609A1 (en) * | 2007-01-23 | 2008-07-24 | Microsoft Corporation | Electronic calendar associating tasks and appointments |
US20080175104A1 (en) * | 2007-01-23 | 2008-07-24 | Microsoft Corporation | Flexible electronic calendar integrating tasks and appointments |
US7685140B2 (en) * | 2007-01-30 | 2010-03-23 | International Business Machines Corporation | Dynamic information systems |
US7844616B2 (en) * | 2007-01-30 | 2010-11-30 | International Business Machines Corporation | Method, system, and program product for discovering relevant information in a dynamic information system |
US20080183733A1 (en) * | 2007-01-30 | 2008-07-31 | International Business Machines Corporation | Method, system, and program product for the creation and use of a unified dynamic information system |
US8522258B1 (en) | 2007-06-15 | 2013-08-27 | At&T Mobility Ii Llc | Event handling system |
US20090006143A1 (en) * | 2007-06-26 | 2009-01-01 | Rearden Commerce, Inc. | System and Method for Interactive Natural Language Rebooking or Rescheduling of Calendar Activities |
EP2019367A1 (en) * | 2007-06-28 | 2009-01-28 | Siemens Aktiengesellschaft | A method to improve the performance of a distributed scheduler |
ATE460322T1 (de) * | 2007-07-05 | 2010-03-15 | Magneti Marelli Spa | Verfahren zur steuerung eines mit einer mechanischen servogetriebe ausgerüsteten fahrzeugs |
US20090024435A1 (en) * | 2007-07-17 | 2009-01-22 | Robert Ingman | Methods, Systems, and Computer-Readable Media for Providing Notification of a Last Job Dispatch |
US8249905B2 (en) | 2007-07-17 | 2012-08-21 | At&T Intellectual Property I, Lp | Methods, systems, and computer-readable media for providing future job information |
US8352302B2 (en) | 2007-07-17 | 2013-01-08 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Methods, systems, and computer-readable media for determining a plurality of turfs from where to reallocate a workforce to a given turf |
US8239232B2 (en) | 2007-07-17 | 2012-08-07 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Methods, systems, and computer-readable media for providing commitments information relative to a turf |
US8341547B2 (en) * | 2007-07-17 | 2012-12-25 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Methods, systems, and computer-readable media for providing contact information at turf level |
US8069072B2 (en) | 2007-07-17 | 2011-11-29 | At&T Intellectual Property I, Lp | Methods, systems, and computer-readable media for providing an indication of hightime |
US8380744B2 (en) | 2007-07-17 | 2013-02-19 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Methods, systems, and computer-readable media for generating a report indicating job availability |
US8060401B2 (en) | 2007-07-17 | 2011-11-15 | At&T Intellectual Property I, Lp | Methods, systems, and computer-readable media for providing an indication of a schedule conflict |
US20090023431A1 (en) * | 2007-07-19 | 2009-01-22 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Systems and Methods for Communicating with a Network Switch |
US20090112618A1 (en) * | 2007-10-01 | 2009-04-30 | Johnson Christopher D | Systems and methods for viewing biometrical information and dynamically adapting schedule and process interdependencies with clinical process decisioning |
KR100948597B1 (ko) * | 2007-12-17 | 2010-03-24 | 한국전자통신연구원 | 다중 복호기 시스템에서의 리소스 공유 스케줄 제어 장치및 그 장치에서의 리소스 공유 스케줄 제어 방법 |
US20090210261A1 (en) * | 2008-02-20 | 2009-08-20 | Rearden Commerce, Inc. | System and Method for Multi-Modal Travel Shopping |
US20090248457A1 (en) * | 2008-03-31 | 2009-10-01 | Rearden Commerce, Inc. | System and Method for Providing Travel Schedule of Contacts |
US8010382B2 (en) * | 2008-09-16 | 2011-08-30 | General Electric Company | Systems and methods for self-updating intelligent procedure duration estimation for patient scheduling |
US8526460B2 (en) * | 2008-10-01 | 2013-09-03 | Harris Corporation | Systems and methods for scheduling asynchronous tasks to residual channel space |
US20100211419A1 (en) * | 2009-02-13 | 2010-08-19 | Rearden Commerce, Inc. | Systems and Methods to Present Travel Options |
EP2224384A1 (en) * | 2009-02-25 | 2010-09-01 | Siemens Aktiengesellschaft | Method and system for scheduling a manufacturing process |
US10552849B2 (en) * | 2009-04-30 | 2020-02-04 | Deem, Inc. | System and method for offering, tracking and promoting loyalty rewards |
US9378511B2 (en) * | 2009-07-15 | 2016-06-28 | International Business Machines Corporation | Real-time appointment of enterprise mobile agents in response to customer requests |
US9009592B2 (en) | 2010-06-22 | 2015-04-14 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Population of lists and tasks from captured voice and audio content |
US20120271601A1 (en) * | 2011-04-19 | 2012-10-25 | International Business Machines Corporation | Systems and methods for forecasting process event dates |
US9449288B2 (en) | 2011-05-20 | 2016-09-20 | Deem, Inc. | Travel services search |
US10192176B2 (en) | 2011-10-11 | 2019-01-29 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Motivation of task completion and personalization of tasks and lists |
EP2893407A4 (en) * | 2012-09-05 | 2016-03-16 | Siemens Corp | METHOD FOR MANAGING ENERGY NEEDS IN A LINE OF PRODUCTION FLOW |
US9239991B2 (en) | 2013-09-05 | 2016-01-19 | General Electric Company | Services support system and method |
JP6341729B2 (ja) * | 2014-04-04 | 2018-06-13 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 運用計画作成評価装置及び運用計画作成評価方法 |
US9405810B2 (en) | 2014-11-24 | 2016-08-02 | Asana, Inc. | Server side system and method for search backed calendar user interface |
US10853746B2 (en) | 2015-05-14 | 2020-12-01 | Atlassian Pty Ltd. | Systems and methods for scheduling work items |
US10083412B2 (en) | 2015-05-14 | 2018-09-25 | Atlassian Pty Ltd | Systems and methods for scheduling work items |
US20170011312A1 (en) * | 2015-07-07 | 2017-01-12 | Tyco Fire & Security Gmbh | Predicting Work Orders For Scheduling Service Tasks On Intrusion And Fire Monitoring |
GB201515317D0 (en) | 2015-08-28 | 2015-10-14 | Servicepower Business Solutions Ltd | Encoding of a schedule into a structure |
US9690627B2 (en) | 2015-09-01 | 2017-06-27 | International Business Machines Corporation | Redeployable resource forecasting |
US10977434B2 (en) | 2017-07-11 | 2021-04-13 | Asana, Inc. | Database model which provides management of custom fields and methods and apparatus therfor |
US10623359B1 (en) | 2018-02-28 | 2020-04-14 | Asana, Inc. | Systems and methods for generating tasks based on chat sessions between users of a collaboration environment |
US11138021B1 (en) | 2018-04-02 | 2021-10-05 | Asana, Inc. | Systems and methods to facilitate task-specific workspaces for a collaboration work management platform |
US10613735B1 (en) | 2018-04-04 | 2020-04-07 | Asana, Inc. | Systems and methods for preloading an amount of content based on user scrolling |
US10785046B1 (en) | 2018-06-08 | 2020-09-22 | Asana, Inc. | Systems and methods for providing a collaboration work management platform that facilitates differentiation between users in an overarching group and one or more subsets of individual users |
US10616151B1 (en) | 2018-10-17 | 2020-04-07 | Asana, Inc. | Systems and methods for generating and presenting graphical user interfaces |
US10956845B1 (en) | 2018-12-06 | 2021-03-23 | Asana, Inc. | Systems and methods for generating prioritization models and predicting workflow prioritizations |
US11113667B1 (en) | 2018-12-18 | 2021-09-07 | Asana, Inc. | Systems and methods for providing a dashboard for a collaboration work management platform |
US11568366B1 (en) | 2018-12-18 | 2023-01-31 | Asana, Inc. | Systems and methods for generating status requests for units of work |
US11782737B2 (en) | 2019-01-08 | 2023-10-10 | Asana, Inc. | Systems and methods for determining and presenting a graphical user interface including template metrics |
US20200226305A1 (en) * | 2019-01-08 | 2020-07-16 | RTConfidence, Inc. | System and method for performing simulations of uncertain future events |
US10684870B1 (en) | 2019-01-08 | 2020-06-16 | Asana, Inc. | Systems and methods for determining and presenting a graphical user interface including template metrics |
US11204683B1 (en) | 2019-01-09 | 2021-12-21 | Asana, Inc. | Systems and methods for generating and tracking hardcoded communications in a collaboration management platform |
US11341445B1 (en) | 2019-11-14 | 2022-05-24 | Asana, Inc. | Systems and methods to measure and visualize threshold of user workload |
US11783253B1 (en) | 2020-02-11 | 2023-10-10 | Asana, Inc. | Systems and methods to effectuate sets of automated actions outside and/or within a collaboration environment based on trigger events occurring outside and/or within the collaboration environment |
US11599855B1 (en) | 2020-02-14 | 2023-03-07 | Asana, Inc. | Systems and methods to attribute automated actions within a collaboration environment |
JP7456298B2 (ja) * | 2020-06-04 | 2024-03-27 | 富士通株式会社 | 最適化装置、最適化方法、及び最適化プログラム |
US11455601B1 (en) | 2020-06-29 | 2022-09-27 | Asana, Inc. | Systems and methods to measure and visualize workload for completing individual units of work |
US11449836B1 (en) | 2020-07-21 | 2022-09-20 | Asana, Inc. | Systems and methods to facilitate user engagement with units of work assigned within a collaboration environment |
US11568339B2 (en) | 2020-08-18 | 2023-01-31 | Asana, Inc. | Systems and methods to characterize units of work based on business objectives |
US11769115B1 (en) | 2020-11-23 | 2023-09-26 | Asana, Inc. | Systems and methods to provide measures of user workload when generating units of work based on chat sessions between users of a collaboration environment |
US11405435B1 (en) | 2020-12-02 | 2022-08-02 | Asana, Inc. | Systems and methods to present views of records in chat sessions between users of a collaboration environment |
US11694162B1 (en) | 2021-04-01 | 2023-07-04 | Asana, Inc. | Systems and methods to recommend templates for project-level graphical user interfaces within a collaboration environment |
US11676107B1 (en) | 2021-04-14 | 2023-06-13 | Asana, Inc. | Systems and methods to facilitate interaction with a collaboration environment based on assignment of project-level roles |
US11553045B1 (en) | 2021-04-29 | 2023-01-10 | Asana, Inc. | Systems and methods to automatically update status of projects within a collaboration environment |
US11803814B1 (en) | 2021-05-07 | 2023-10-31 | Asana, Inc. | Systems and methods to facilitate nesting of portfolios within a collaboration environment |
US11792028B1 (en) | 2021-05-13 | 2023-10-17 | Asana, Inc. | Systems and methods to link meetings with units of work of a collaboration environment |
US11809222B1 (en) | 2021-05-24 | 2023-11-07 | Asana, Inc. | Systems and methods to generate units of work within a collaboration environment based on selection of text |
US12093859B1 (en) | 2021-06-02 | 2024-09-17 | Asana, Inc. | Systems and methods to measure and visualize workload for individual users |
US11756000B2 (en) | 2021-09-08 | 2023-09-12 | Asana, Inc. | Systems and methods to effectuate sets of automated actions within a collaboration environment including embedded third-party content based on trigger events |
US11635884B1 (en) | 2021-10-11 | 2023-04-25 | Asana, Inc. | Systems and methods to provide personalized graphical user interfaces within a collaboration environment |
US12093896B1 (en) | 2022-01-10 | 2024-09-17 | Asana, Inc. | Systems and methods to prioritize resources of projects within a collaboration environment |
US11997425B1 (en) | 2022-02-17 | 2024-05-28 | Asana, Inc. | Systems and methods to generate correspondences between portions of recorded audio content and records of a collaboration environment |
US12118514B1 (en) | 2022-02-17 | 2024-10-15 | Asana, Inc. | Systems and methods to generate records within a collaboration environment based on a machine learning model trained from a text corpus |
US11836681B1 (en) | 2022-02-17 | 2023-12-05 | Asana, Inc. | Systems and methods to generate records within a collaboration environment |
US12051045B1 (en) | 2022-04-28 | 2024-07-30 | Asana, Inc. | Systems and methods to characterize work unit records of a collaboration environment based on stages within a workflow |
US20230410011A1 (en) * | 2022-06-09 | 2023-12-21 | Abductive Services LLC | Systems, Devices, and/or Methods for Managing Projects |
US11863601B1 (en) | 2022-11-18 | 2024-01-02 | Asana, Inc. | Systems and methods to execute branching automation schemes in a collaboration environment |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4092718A (en) * | 1974-03-21 | 1978-05-30 | Wendt Hans J | Computerized dispatching system |
US4212069A (en) * | 1976-08-31 | 1980-07-08 | Baumann Dwight M | Paratransit fare computation and dispatching method |
EP0219859B1 (en) * | 1985-10-25 | 1993-10-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Route bus service controlling system |
US4937743A (en) * | 1987-09-10 | 1990-06-26 | Intellimed Corporation | Method and system for scheduling, monitoring and dynamically managing resources |
US5122959A (en) * | 1988-10-28 | 1992-06-16 | Automated Dispatch Services, Inc. | Transportation dispatch and delivery tracking system |
US5148365A (en) * | 1989-08-15 | 1992-09-15 | Dembo Ron S | Scenario optimization |
US5093794A (en) * | 1989-08-22 | 1992-03-03 | United Technologies Corporation | Job scheduling system |
US5111391A (en) * | 1989-10-05 | 1992-05-05 | Mrs. Fields, Inc. | System and method for making staff schedules as a function of available resources as well as employee skill level, availability and priority |
US5009431A (en) * | 1990-02-09 | 1991-04-23 | Adolph E. Goldfarb | Surprise action game |
JP2870117B2 (ja) * | 1990-04-27 | 1999-03-10 | 株式会社日立製作所 | 最適計画作成方法 |
US5325292A (en) * | 1990-10-12 | 1994-06-28 | Crockett Gary B | Tour/schedule generation for a force management system |
US5406476A (en) * | 1991-04-11 | 1995-04-11 | Sun Microsystems, Inc. | Method and apparatus for resource constraint scheduling |
-
1994
- 1994-03-18 US US08/210,678 patent/US5623404A/en not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-02-06 IL IL112552A patent/IL112552A/en active IP Right Grant
- 1995-02-14 CA CA002142501A patent/CA2142501A1/en not_active Abandoned
- 1995-03-13 JP JP5268695A patent/JPH0830694A/ja active Pending
- 1995-03-16 EP EP95103848A patent/EP0672990A3/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002007598A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-11 | Nec Corp | 製品修理管理システムと方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0672990A2 (en) | 1995-09-20 |
CA2142501A1 (en) | 1995-09-19 |
EP0672990A3 (en) | 1996-05-22 |
US5623404A (en) | 1997-04-22 |
IL112552A0 (en) | 1995-05-26 |
IL112552A (en) | 1998-01-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0830694A (ja) | 資源要求をスケジュールするための方法 | |
US8571912B2 (en) | Method and system for allocating specific appointment time windows in a service industry | |
EP0669586B1 (en) | Methods for resource assignment and scheduling | |
US6233493B1 (en) | Computer-implemented product development planning method | |
US7487105B2 (en) | Assigning customer orders to schedule openings utilizing overlapping time windows | |
US5615121A (en) | System and method for scheduling service providers to perform customer service requests | |
US7539627B2 (en) | System and method for forecasting workload and resource requirements in a call center/help desk | |
US7840434B2 (en) | Methods and systems for assigning multiple tasks | |
US7984441B2 (en) | Method and system for tuning a taskscheduling process | |
US7082605B2 (en) | Contingency planning in a scheduling process | |
EP0752136B1 (en) | Resource allocation | |
JPH07295779A (ja) | 混合イニシアチブユーザーインターフェースの更新をもたらす資源割り当てシステム | |
US8867728B2 (en) | Managing reserve agents in a contact center | |
CN115239216B (zh) | 生产资源的预防性计划保养方法、装置、设备及存储介质 | |
JPH08221477A (ja) | スケジュール管理システム | |
EP1139246A1 (en) | Contingency planning in a scheduling process | |
JP2000099334A (ja) | 共同作業支援システム | |
US20140310029A1 (en) | System and method for intelligent management of appointment waiting list | |
JPH1153337A (ja) | オブジェクト指向遺伝的アルゴリズムを用いた最適化方法及び装置 | |
Adjallah et al. | Minimizing maintenance cost involving flow-time and tardiness penalty with unequal release dates | |
CN112101900A (zh) | 表单获取方法和装置、存储介质和电子装置 | |
Galvin | Automated scheduling by families. Part II: Job shop and flow shop scheduling | |
KR20190100664A (ko) | 국내외 이벤트의 유연 인적자원 근무 배치 최적화 방법 및 시스템 | |
XIANG et al. | AUTOMATED FOOD ORDERING SYSTEM BY PROCESS SCHEDULING SJF, SRTF, PRIORITY | |
JP2000155787A (ja) | ワークフロー制御方法及びシステム及びワークフロー制御プログラムを格納した記憶媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040727 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041221 |