JPH08305412A - プログラマブルコントローラ用オプションユニットケース - Google Patents

プログラマブルコントローラ用オプションユニットケース

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JPH08305412A
JPH08305412A JP11273195A JP11273195A JPH08305412A JP H08305412 A JPH08305412 A JP H08305412A JP 11273195 A JP11273195 A JP 11273195A JP 11273195 A JP11273195 A JP 11273195A JP H08305412 A JPH08305412 A JP H08305412A
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JP
Japan
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programmable controller
wall
side plate
case
circuit board
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JP11273195A
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Inventor
Yasuyuki Koho
保幸 幸保
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プログラマブルコントローラ(PC)の本体に
装着されてPCの機能を強化する機能を有するオプショ
ンユニットのケースを少数の部品で構成でき、着脱が容
易でしかもPC本体に確実に固定されるものにする。 【構成】板バネ状の、左側壁基底部LBに固定した板バネ
状の左側板LPと右側壁基底部RBに固定した右側板RPとを
有し、左側板LPと右側板RPの先端面は、前面壁PWの側面
と所定の空隙GPL,GPR を隔てた略、同一の面上にあり、
左側板LPと右側板RPはそれぞれ第1突起F1L ,F1Rと第2
突起F2L,F2R とを備え、オプションユニットケース20に
回路基板21A を挿入すると第2突起2FL,2FR が溝GL,GR
に係合してケース20と回路基板21A とが固定てオプショ
ンユニット2Aができ上がり、オプションユニット2AをP
C本体1に挿入すると第1突起1FL,1FR がPC本体に係
合して固定し、左側板LPと右側板RPを指で挟むと係合が
外れて引き抜くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプログラマブルコントロ
ーラの機能を強化する単位装置であるオプションユニッ
トを収納するケースに関する。
【0002】
【従来の技術】図6にオプションユニットを有するプロ
グラマブルコントローラ(Programmable Controller:以
下の説明ではPCと略記する)を示す。図において1は
PC本体、2はオプションユニット、3はカバーであ
る。PC本体1は、制御演算手段と制御演算手段によっ
て実行されるシーケンス制御プログラムなどを記憶する
記憶手段とを有し、PC本体1の記憶手段に格納されて
いるシーケンス制御プログラムを制御演算手段が実行す
ることによって、端子群11を構成する端子に接続された
図外の制御対象のシーケンス制御を行う。PC本体1の
制御演算手段、記憶手段等は信号母線と電源母線からな
る主回路に接続され、電力の供給を受け、信号の伝送を
行う。。オプションユニット2は、PC本体1のオプシ
ョンユニット装着口12(以下の説明では装着口12と略記
する)に挿入されると、オプションユニットの接続端子
CPが装着口12の内部にあるPC本体1の図では見えない
接続端子に装着され、PC本体1の主回路に接続され
る。カバー3は、PC本体1のケースに着脱自在に装着
され、オプションユニット2を装着した状態、または非
装着の状態で装着口12を覆う。オプションユニット2に
は、制御対象別のシーケンス制御プログラムを記憶する
記憶手段を搭載したものや、PC本体1の記憶素子の停
電時の電源を確保する電池を搭載したものなどがあり、
制御対象の様々な制御に適合したプログラムをオプショ
ンユニット2に用意することにより、同一のPC本体1
を様々な制御に使用することが可能である。また停電時
の電源の保証をする電池を内蔵するオプションユニット
2を装備する場合は、電池の電力が低下した場合に、単
にオプションユニット2を交換するのみで停電時の電源
を保証することができる。図7にオプションユニット2
をPC本体1に装着した後、カバー3を装着した場合の
PC本体1の俯瞰図を示す。図7において図6と同符号
で示すものは、図6に示したものと同一のものである。
【0003】図8にオプションユニット2の構成を示
す。図8の(a) はオプションユニット2の全体を示した
図であり、図示のとおりオプションユニット2は回路基
板21、ユニット上カバー22、ユニット下カバー23からな
る。図8の(b) は、オプションユニット2を構成する要
素を分解して示した図であり、図8の(b) に示す図8の
(a) と同符号のものは、図8の(a) に示したものと同一
のものである。図8の(b) に示すとおり、回路基板21は
回路部品を搭載し部品間の配線からなるプリント配線基
板PBと、プリント配線基板PB上の配線に接続し、外部回
路に接続する接続端子CPからなり、配線基板PBの左側面
には左溝GLが、右側面には溝GRが形成されている。ユニ
ット上カバー22は左側面に左係合孔FHL を、右側面に右
係合孔FHRを有する。ユニット下カバー23は、左側面の
前部に、軸孔HLが、左側面に左フックFLが形成されてお
り、右側面の前部にには、軸孔HRが、右側面には右フッ
クFRか形成されている。さらにユニット下カバー23の軸
孔HL,HR には、引手131 が回転自在に取り付けられてい
る。回路基板21の溝GLを左フックFLに沿わせ、溝GRを右
フックFRに沿わせて回路基板21をユニット下カバーの底
面上に置き、ユニット上カバー22をユニット下カバー23
に装着すると、ユニット上カバー22の右係合孔FHL がユ
ニット下カバー23の左フックFLに係合し、ユニット上カ
バー22の左係合孔FHR がユニット下カバー23の右フック
FRに係合して、ユニット下カバー23とユニット上カバー
22とが一体に固定されて図8の(a) に示したオプション
ユニット2となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のとおり、オプシ
ョンユニットをプログラマブルコントローラに装備でき
るようにすると、オプションユニットを交換するのみで
同一のプログラマブルコントローラに異なる種類の制御
を行わせることができ、また、オプションユニットとし
て電池を内蔵するものを使用すると停電保障用の電池の
保守が容易に行えるなど様々な便益があるので、オプシ
ョンユニットを装備したプログラマブルコントローラが
多数、広範囲に使用されるようになっており、使用され
るオプションユニットの数も膨大な数に達している。従
って、オプションユニットを低価格で供給することが要
請され、特にオプションユニット用のケースは直接プロ
グラマブルコントローラの機能を左右するものではない
ので、特に低価格で供給することが要求されている。こ
のオプションユニットケースの低価格を実現するために
は、ケースの構成部品の点数を削減することが最も効果
が大きい。また、プログラマブルコントローラは、制御
対象の近くに設備されることが多く、制御対象の振動の
影響を受ける場合が多いので、オプションユニットケー
スは振動によって外れないように確実にプログラマブル
コントローラ本体に固定される必要がある。
【0005】上述の事情があることに鑑み、本発明は、
少数の部品から構成が可能であり、着脱が容易でしかも
装着された場合は確実にプログラマブルコントローラの
本体に固定される、プログラマブルコントローラ用のオ
プションユニットケースを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明によれば、プログラマブルコントローラ用オ
プションユニットケースは、プログラマブルコントロー
ラの本体に装着され、接続端子で接続されてプログラマ
ブルコントローラの機能を増強する装置であるプログラ
マブルコントローラ用オプションユニットの回路基板を
格納するオプションユニットの直方体状のケースであっ
て、矩形の前面壁と、この前面壁の上の長辺に直交する
上面壁と、前面壁の下の長辺に直交する下面壁とを有
し、前面壁の裏面が対向するケースの背面は開放してお
り、この背面と上面壁と下面壁とに直交する左側壁の基
底部と、背面と上面壁と下面壁とに直交する右側壁の基
底部とを有し、左側壁基底部に一端が固定した板バネ状
の左側板と、右側壁基底部に一端が固定した板バネ状の
右側板とを備え、左側板の先端面と右側板の先端面とは
前面壁の前面と略同一の面にあり、左側板の側面と右側
板の側面とは、所定の空隙を隔てて前面壁の側面に対向
し、左側板と右側板とはケースの外部に向く第1突起と
ケースの内部に向く第2突起とを有し、左側板と右側板
とは所定空隙以上の撓みに対して弾性的に復元するバネ
特性を有するものであり、第1突起と第2突起とは前面
壁の裏面に対向して略平行する面である係合面と、背面
に向かう斜面とを有し、第2突起は、ケースに回路基板
を挿入すると、この第2突起の斜面が、回路基板の側面
上を滑動し、この回路基板の側面に作られた溝に、第2
突起の係合面で係合するものであり、第1突起は、第1
突起の斜面を、プログラマブルコントローラ本体の内面
上を滑らせてケースをプログラマブルコントローラ本体
に装着すると、第1突起の係合面でプログラマブルコン
トローラ本体に係合し、左側板と右側板とを所定間隙が
無くなるまで撓めるとプログラマブルコントローラ本体
への第1突起の係合が外れるものであることを特徴とす
る。
【0007】また、本発明のプログラマブルコントロー
ラ用オプションユニットケースにおいて、回路基板に搭
載された記憶内容の紫外線消去が可能なプログラム可能
な読み出し専用の記憶素子を紫外線で照射するための窓
を、上面壁に備えると好適である。さらに本発明のプロ
グラマブルコントローラ用オプションユニットケースに
おいて、上面壁に着脱可能な可能な蓋を設け、蓋を上面
壁から外すことによって回路基板をケースから抜き去る
ことなく回路基板に搭載された部品の交換を可能とする
と好適である。
【0008】
【作用】本発明のプログラマブルコントローラ用オプシ
ョンユニットケースにおいては、回路基板をケースに挿
入すると、第2突起の斜面が回路基板の側面上を滑 動
し、回路基板の側面に作られた溝に係合する。第2突起
は回路基板をケースに挿入する方向に対しては斜面が対
するので滑動するが、抜き取る方向に対しては係合面が
回路基板の溝に係合して抜き取る方向の運動を阻止し、
回路基板がケース内に固定される。ケースに回路基板を
挿入して組み立てられたオプションユニットをプログラ
マブルコントローラ本体に挿入すると、オプションユニ
ットの第1突起の斜面がプログラマブルコントローラ本
体の内面上を活動してプログラマブルコントローラ本体
に進入し、プログラマブルコントローラ本体に装着され
た位置で第1突起の係合面でプログラマブルコントロー
ラ本体に係合し、プログラマブルコントローラ本体に固
定される。左側板と右側板の先端部を2本の指で鋏み、
所定空隙を無くした状態にすると第1突起のプログラマ
ブルコントローラ本体への係合が外れ、オプションユニ
ットをプログラマブルコントローラ本体の外部に抜き取
ることができ、左側板と右側板とは先端部が挟まれる力
が除かれるとバネ作用によって原形に復元する。
【0009】また、請求項2に記載のプログラマブルコ
ントローラ用オプションユニットケースにおいては、ケ
ースに回路基板を搭載したままの状態で上面壁に設けら
れた窓から紫外線を回路基板上の記憶内容の消去が可能
なプログラム可能な読み出し専用記憶素子に照射するこ
とによって、この素子の記憶内容が消去され、再使用す
ることが可能になる。
【0010】さらに、請求項2に記載のプログラマブル
コントローラ用オプションユニットケースにおいては、
上面壁に備えられた着脱可能な可能な蓋を外すと、回路
基板に装着された部品が露出し、この部品の交換を行う
ことができる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)図1に本発明のプログラマブルコントロー
ラ用オプションユニットケース(以下の説明ではオプシ
ョンユニットケースと略記する)の一実施例を示す。図
1の(a) は、オプションユニットケース20と、ケース20
に格納される回路基板21A とを示した図であり、ケース
20に回路基板21A を装着したものがオプションユニット
2Aである。
【0012】図1の(a) に示すとおり、オプションユニ
ットケース20は、矩形の前面壁FWと、前面壁FWの上の長
辺に直交する上面壁UWと、前面壁FWの下の長辺に直交す
る下面壁DWとを有し、前面壁FWの裏面が対向する背面BF
は開放している。また、背面BFと上面壁PWと下面壁DWと
に直交する左側壁の基底部LBと、背面BWと上面壁UWと下
面壁DWとに直交する右側壁の基底部RBとを有し、左側壁
基底部LBに一端が固定した板バネ状の左側板LPと、右側
壁基底部RBに一端が固定した板バネ状の右側板RPを備え
る。左側板LPの先端面と右側面板RPの先端面とは前面壁
FWの前面と略同一の面なっており、また、左側板LPの側
面と右側板RPの側面とは、所定の空隙GPL,GPR (図では
空隙GPR が符号を付加して示されている)を隔てて前面
壁FWの側面に対向している。また、左側板LPと右側板RP
とはそれぞれ、ケース20の外部に向く第1突起F1L とF1
R (図では右側板RBの第1突起F1R のみが示されてい
る)、ケース20の内部に向く第2突起F2L とF2R (図で
は右側板RPの第2突起F2R のみが示されている)を備え
る。左側板LPと右側板RPとは所定空隙GP以上の撓みに対
して弾性的に復元するバネ特性を有するものであり、第
1突起F1L,F1R と前記第2突起F2L,F2R とは前面壁FWの
裏面に対向して略平行する面である係合面と、斜面とを
備える。
【0013】図1の(b) は、図1の(a) に示したオプシ
ョンユニット20に回路基板21A を装着して構成されたオ
プションユニット2Aをプログラマブルコントローラ本体
1に装着した場合の状態を、上面壁UW、左側壁基底部L
B、右側壁基底部RBを左側板LBと右側板RBの上面に接す
る面で切断除外して示した図であり、図1の(c) はプロ
グラマブルコントローラ本体1に装着されたオプション
ユニット2Aを抜き取る場合を示した図であり、これらの
図において図1の(a) と同一の符号で示されたたもの
は、図1の(a) の同符号のものと同一のものである。な
お、図では前面壁FWに向かって矢印に示す方向から左右
を表している。図示のとおりオプションユニットケース
20に回路基板21A をオプションユニットケース20の背面
BF(図1の(a) を参照)から挿入すると、左側板LPの第
2突起F2L と右側板の第2突起F2R との斜面に沿って回
路基板2Aの側面が滑るようにして進入し、回路基板21A
の前面端がオプションユニットケース20の前面壁FWの裏
面に衝突する位置で、回路基板21A の溝GLとGRとがそれ
ぞれ、第2突起F2L とF2R とに係合し、回路基板21A を
オプションユニットケース20から抜き去る方向に対して
は、第2突起F2L,F2R の係合面が衝突し、抜き去る運動
が阻止され、回路基板21A がケース20内に固定される。
オプションユニット2Aをプログラマブルコントローラ本
体に装着すると、左側板LPの第1突起F1L と右側板F1R
との斜面をプログラマブルコントローラ本体1の内壁面
を滑らせてオプションユニット2Aがプログラマブルコン
トローラ本体1内部に進入し、回路基板21A の接続端子
CPがプログラマブルコントローラ本体1の内部に固定さ
れている図外の接続端子に装着され、この装着された位
置で第1突起F1L,F1R の係合面が前記プログラマブルコ
ントローラ本体1の内壁の肩の部分に係合し、オプショ
ンユニット2Aを抜き去る方向に対しては、第1突起F1L,
F1R の係合面が衝突し、抜き去る運動が阻止されて、オ
プションユニット2Aがプログラマブルコントローラ本体
1に固定される。
【0014】オプションユニット2Aをプログラマブルコ
ントローラ本体から抜き取る場合には、図1の(c) に示
すとおりに、左側板LPと右側板RPとの先端部を2本の指
で鋏み、左側板LPと前面壁FWとの間の空隙GPL と、右側
板RPと前面壁FWとの間の空隙GPR とが無くなるまで左側
板LPと右側板RPとを撓ませると、第1突起F1L,F1R の係
合面がプログラマブルコントローラ本体1の内壁面から
外れ、オプションユニット2Aをプログラマブルコントロ
ーラ本体1から抜き取ることができる。オプションユニ
ット2Aを挟む力が無くなると、左側板LPと右側板RPとは
元の形状に復元し、空隙GPL,GPR が所定の間隔に戻る。
【0015】図2は、本実施例のプログラマブルコント
ローラ本体1とオプションユニット2Aとカバー3Aとの俯
瞰図である。図において、図1と同符号のものは、図1
に示したものと同一のものである。オプションユニット
2Aはプログラマブルコントローラ本体1の開口部12の内
部に、第1突起F1L,F1R の斜面をプログラマブルコント
ローラ本体1の内壁を滑らせるようにして挿入され、オ
プションユニット2Aの接続端子CPが、プログラマブルコ
ントローラ本体1の内部の図外の接続端子に装着された
位置で、第1突起F1L,F1R の係合面がプログラマブルコ
ントローラ本体1の内壁の肩の部分IFに係合し、固定さ
れる。この状態では、オプションユニット2Aの左側板LP
と右側板RPの先端部の指で挟まれる部分はプログラマブ
ルコントローラ本体1の外部に露出した状態であるが、
カバー3Aをプログラマブルコントローラ本体1に装着す
ることによって、この露出部分も完全に覆われる。図3
に図2に示したプログラマブルコントローラ本体1にオ
プションユニット2Aを挿入し、カバー3を装着した場合
の俯瞰図を示す。 (実施例2)図4に本発明の他の実施例であるプログラ
マブルコントローラ用オプションユニットケース20A
(以下の説明ではケース20A と略記する)と、回路基板
21B とを示す。オプションユニット2Bはケース20A に回
路基板21B を収納したものである。回路基板21B は、紫
外線によって記憶内容を消去して再使用が可能な読み出
し専用の記憶素子MRを搭載しており、回路基板21A の搭
載部品と搭載部品が異なる以外は回路基板21A と同一の
構成要素からなり、同一の外形を有する回路基板であ
る。ケース20A は図1に示したケース20と同一の外形
と、同一の機能を有するものであるが、回路基板21B を
プログラマブルコントローラ本体1に装着した場合に、
記憶素子MRの記憶を消去するための紫外線を受光するた
めの窓WDを真下にする上面壁UWの場所に、紫外線照射用
の孔HLが明けられている点が異なる。記憶素子MRを再利
用する場合は、回路基板21B をケース20A の外に取り出
すことなく(回路基板21B は左側板LPと右側板RPとをケ
ース20A の外方向に撓めると第2突起F2L,F2R の回路基
板21B への係合が外れ、取り出すことができる)ケース
20A の上方から紫外線を回路基板21B 上の記憶素子に照
射し記憶を消去することができる。 (実施例3)図5に本発明の他の実施例であるプログラ
マブルコントローラ用オプションユニットケース20B
(以下の説明ではケース20B と略記する)と、回路基板
21C とを示す。オプションユニット2Cは、ケース20B に
回路基板21C を収納したものである。回路基板21C は、
停電時にRAM(Random Access Memory)の記憶を喪失さ
せないためにRAMに電力を供給するための電池BTを搭
載している点以外は、図1に示した回路基板21A と同一
の外形を有し、同一の構成要素からなるものである。電
池BTは、接続端子を有する小基板に搭載されており、回
路基板21C 上の接続端子に装着され固定されるととも
に、回路基板21C の回路に接続されている。ケース20B
は図1に示したケース20と同一の外形であって、同一の
機能を有するものであるが、回路基板21C をケース20B
に装着した場合に、電池BTが装着されている場所をを真
下にする上面壁UFの箇所に点検口SHが明いている。常時
は点検口SHは蓋SCで閉じられている。蓋SCの四隅には脚
LGが設けられており、蓋SCを蓋SCの上面がケース20B の
上面壁UWの表面に一致するまで押し込むと、脚LGが点検
口SHの内壁に嵌合して固定される。蓋SCを外す場合は、
蓋SCの一辺に設けられている逃げ部ESに指を掛けて引っ
張ると、脚LGの点検口SH内壁への嵌合が外れ、蓋SCをケ
ース20B から外すことができる。蓋SCが外されると、点
検口SHから電池BTを取り出したり、新しい電池と交換す
ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したとおり、プログラマブル
コントローラの本体に装着され、接続端子で接続されて
プログラマブルコントローラの機能を増強する装置であ
るプログラマブルコントローラ用オプションユニットの
回路基板を格納するオプションユニットの直方体状のケ
ースであって、矩形の前面壁と、この前面壁の上の長辺
に直交する上面壁と、前面壁の下の長辺に直交する下面
壁とを有し、前面壁の裏面が対向するケースの背面は開
放しており、この背面と上面壁と下面壁とに直交する左
側壁の基底部と、背面と上面壁と下面壁とに直交する右
側壁の基底部とを有し、左側壁基底部に一端が固定した
板バネ状の左側板と、右側壁基底部に一端が固定した板
バネ状の右側板とを備え、左側板の先端面と右側板の先
端面とは前面壁の前面と略同一の面にあり、左側板の側
面と右側板の側面とは、所定の空隙を隔てて前面壁の側
面に対向し、左側板と右側板とはケースの外部に向く第
1突起とケースの内部に向く第2突起とを有し、左側板
と右側板とは所定空隙以上の撓みに対して弾性的に復元
するバネ特性を有するものであり、第1突起と第2突起
とは前面壁の裏面に対向して略平行する面である係合面
と、背面に向かう斜面とを有し、第2突起は、ケースに
回路基板を挿入すると、この第2突起の斜面が、回路基
板の側面上を滑動し、この回路基板の側面に作られた溝
に、第2突起の係合面で係合するものであり、第1突起
は、第1突起の斜面を、プログラマブルコントローラ本
体の内面上を滑らせてケースを前記プログラマブルコン
トローラ本体に装着すると、第1突起の係合面で前記プ
ログラマブルコントローラ本体に係合し、左側板と右側
板とを所定間隙が無くなるまで撓めるとプログラマブル
コントローラ本体への第1突起の係合が外れるもので
あ。
【0017】従って、本発明のプログラマブルコントロ
ーラ用オプションユニットケースは、前面壁、上面壁、
下面壁、左側基底部、右側基底部、左側板、右側板は一
体のものとして作られ、1つの部品として扱えるので、
オプションユニットを作成したり、オプションユニット
を構成部品の単位で在庫するなどの管理をする上で便利
であり、経済的な効果が大きい。しかも、オプションユ
ニットはプログラマブルコントローラ本体に第1突起で
係合され、固定されるので振動がある場所にプログラマ
ブルコントローラ本体が設置されても、オプションユニ
ットの脱落が防止される。さらに、左右の側板の前部を
2本の指で挟むと第1突起のプログラマブルコントロー
ラ本体への係合が外れ容易にオプションユニットをプロ
グラマブルコントローラ本体の外部に引き出すことがで
きオプションユニットのプログラマブルコントローラ本
体への着脱が容易である。
【0018】また、請求項2に記載の本発明のプログラ
マブルコントローラ用オプションユニットケースは、回
路基板に搭載された紫外線消去が可能なプログラム可能
な読み出し専用の記憶素子を紫外線で照射するための窓
を、上面壁に備えるので、オプションユニットケースを
プログラマブルコントローラ本体から引き出したままの
状態で、オプションユニットに搭載されている記憶素子
の記憶内容を消去し、この記憶素子を再使用することが
できる。
【0019】さらに、請求項3に記載の本発明のプログ
ラマブルコントローラ用オプションユニットケースは、
上面壁に着脱可能な可能な蓋を設け、蓋を上面壁から外
すことによって回路基板をケースから抜き去ることなく
回路基板に搭載された部品の交換が可能とされている。
従って、停電時に記憶素子の電源として作用する電池な
どの回路基板に着脱可能な状態で取り付けられた部品の
交換が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した発明によるプログラマブル
コントローラ用オプションユニットケースの一実施例を
示した図であり、(a) はプログラマブルコントローラ用
オプションユニットケースと、このケースに納入される
回路基板の俯瞰図、(b)はプログラマブルコントローラ
本体にオプションユニットを装着した状態を示した図、
(c) はプログラマブルコントローラ本体に装着されたオ
プションユニットを引き出す場合の操作を示した図
【図2】図1に示したプログラマブルコントローラ用オ
プションユニットケースを有するオプションユニットと
プログラマブルコントローラ本体とカバーとの関係を示
した俯瞰図
【図3】図2に示したプログラマブルコントローラ用オ
プションユニットケースをプログラマブルコントローラ
本体に装着し、カバーを装着した状態におけるプログラ
マブルコントローラ本体の俯瞰図
【図4】請求項2に記載のプログラマブルコントローラ
用オプションユニットケースと、このケースに収納され
る回路基板の俯瞰図
【図5】請求項3に記載のプログラマブルコントローラ
用オプションユニットケースと、このケースに収納され
る回路基板の俯瞰図
【図6】従来のプログラマブルコントローラ用オプショ
ンユニットケースを有するオプションユニットとプログ
ラマブルコントローラ本体とカバーとの関係を示した俯
瞰図
【図7】図6に示したプログラマブルコントローラ用オ
プションユニットをプログラマブルコントローラ本体に
装着し、カバーを装着した状態におけるプログラマブル
コントローラ本体の俯瞰図
【図8】図6に示したプログラマブルコントローラ用オ
プションユニットケースを示した図であり、(a) はプロ
グラマブルコントローラ用オプションユニットケースを
使用したオプションユニットの俯瞰図、(b) はプログラ
マブルコントローラ用オプションユニットケースの構成
部品を示した図
【符号の説明】
1 プログラマブルコントローラ本体 20 プログラマブルコントローラ用オプション
ユニットケース FW 前面壁 UW 上面壁 DW 下面壁 LB 左側壁基底部 RB 右側壁基底部 LP 左側板 RP 右側板 F1L,F1R 第1突起 F2L,F2R 第2突起 21A 回路基板 GL,GR 溝 CP 接続端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラマブルコントローラの本体に装着
    され、接続端子で接続されてプログラマブルコントロー
    ラの機能を増強する装置であるプログラマブルコントロ
    ーラ用オプションユニットの回路基板を格納する前記オ
    プションユニットの直方体状のケースであって、 矩形の前面壁と、この前面壁の上の長辺に直交する上面
    壁と、前記前面壁の下の長辺に直交する下面壁とを有
    し、前記前面壁の裏面が対向する前記ケースの背面は開
    放しており、この背面と前記上面壁と前記下面壁とに直
    交する左側壁の基底部と、前記背面と前記上面壁と前記
    下面壁とに直交する右側壁の基底部とを有し、前記左側
    壁基底部に一端が固定した板バネ状の左側板と、前記右
    側壁基底部に一端が固定した板バネ状の右側板とを備
    え、前記左側板の先端面と前記右側板の先端面とは前記
    前面壁の前面と略同一の面にあり、前記左側板の側面と
    前記右側板の側面とは、所定の空隙を隔てて前記前面壁
    の側面に対向し、前記左側板と前記右側板とは前記ケー
    スの外部に向く第1突起と前記ケースの内部に向く第2
    突起とを有し、前記左側板と前記右側板とは前記所定空
    隙以上の撓みに対して弾性的に復元するバネ特性を有す
    るものであり、前記第1突起と前記第2突起とは前記前
    面壁の裏面に対向して略平行する面である係合面と、前
    記背面に向かう斜面とを有し、前記第2突起は、前記ケ
    ースに前記回路基板を挿入すると、この第2突起の斜面
    が、前記回路基板の側面上を滑動し、この回路基板の側
    面に作られた溝に、前記第2突起の係合面で係合するも
    のであり、前記第1突起は、前記第1突起の斜面を、前
    記プログラマブルコントローラ本体の内面上を滑らせて
    前記ケースを前記プログラマブルコントローラ本体に装
    着すると、前記第1突起の係合面で前記プログラマブル
    コントローラ本体に係合し、前記左側板と前記右側板と
    を前記所定間隙が無くなるまで撓めると前記プログラマ
    ブルコントローラ本体への前記第1突起の係合が外れる
    ものであることを特徴とするプログラマブルコントロー
    ラ用オプションユニットケース。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のプログラマブルコントロ
    ーラ用オプションユニットケースにおいて、回路基板に
    搭載された記憶内容の紫外線消去が可能なプログラム可
    能な読み出し専用の記憶素子を紫外線で照射するための
    窓を、上面壁に備えたことを特徴とするプログラマブル
    コントローラ用オプションユニットケース。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のプログラマブルコントロ
    ーラ用オプションユニットケースにおいて、上面壁に着
    脱可能な可能な蓋を設け、前記蓋を前記上面壁から外す
    ことによって回路基板を前記ケースから抜き去ることな
    く前記回路板に搭載された部品の交換を可能としたこと
    を特徴とするプログラマブルコントローラ用オプション
    ユニットケース。
JP11273195A 1995-05-11 1995-05-11 プログラマブルコントローラ用オプションユニットケース Pending JPH08305412A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010067041A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Denso Wave Inc プログラマブルコントローラ
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