JPH0830488A - プログラムのテスト方法およびテストカバレージ分析装置 - Google Patents

プログラムのテスト方法およびテストカバレージ分析装置

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JPH0830488A
JPH0830488A JP6161025A JP16102594A JPH0830488A JP H0830488 A JPH0830488 A JP H0830488A JP 6161025 A JP6161025 A JP 6161025A JP 16102594 A JP16102594 A JP 16102594A JP H0830488 A JPH0830488 A JP H0830488A
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JP6161025A
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Suketsugu Nagamatsu
祐嗣 永松
Hiroki Hashiguchi
博樹 橋口
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 C0メジャやC1メジャ以外のテスト網ら基
準に対してもテストの網ら度を計測できるプログラムの
テスト方法および装置を提供する。 【構成】 制御フローグラフで表示された被テストプロ
グラム(301)に対して領域(312,313,31
4)を設定し、各領域(312,313,314)に対
してテスト網ら基準(302,303,304)を設定
する。また、領域(312,313,314)中のルー
プ繰返し部分に対して許容最大繰返し数を設定する(3
08)。許容最大繰返し数をループ繰返し条件として被
テストプログラムをテスト実行し、その結果により前記
領域ごとに設定されたテスト網ら基準に対するテストの
網ら度を計測する。 【効果】 テスト作業を効率化でき、プログラムの信頼
性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムのテスト方
法およびテストカバレージ分析装置に関し、さらに詳し
くは、全文網ら基準(C0メジャ)や全分岐網ら基準
(C1メジャ)だけでなく,他のテスト網ら基準に対し
てもテストの網ら度(カバレージ)を計測することが出
来るプログラムのテスト方法およびテストカバレージ分
析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】「ソフトウェアのテスト技法5 テステ
ィング・ツール(2);bit,Vol.18,No.10」におい
て、テスト網ら基準がどの程度達成されたかを示す指標
であるテストの網ら度(テストカバレージ)を計測する
テストカバレージ分析ツールおよびその計測結果を出力
するテストカバレージレポータが記載されている。上記
テストカバレージ分析ツールは、特別な命令コードを被
テストプログラムに挿入し、いくつかのテストデータを
用いて被テストプログラムをテスト実行し、例えば各ス
テートメントの実行回数をカウントし、被テストプログ
ラムの全ステートメントの何%が実行されたかを計測す
る(これは、テスト網ら基準として知られている全文網
ら基準(C0メジャ)がどの程度達成されたかを示す指
標であるため、C0カバレージと言われる)。また、例
えば各パスの実行回数をカウントし、被テストプログラ
ムの全パスの何%が実行されたかを計測する(これは、
テスト網ら基準として知られている全分岐網ら基準(C
1メジャ)がどの程度達成されたかを示す指標であるた
め、C1カバレージと言われる)。上記テストカバレー
ジレポータは、各テストデータに対する計測結果を集計
し、テストカバレージのレポートを編集して出力する。
また、テストの網ら度(カバレージ)が低すぎる場合に
は、テストデータを作成し直すのを支援するレポートを
出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】テスト網ら基準につい
ては、例えば「ソフトウェアのテスト技法;情報処理,
Vol.24,No.7(pp.842-852)」に記載されており、上記
全文網ら基準(C0メジャ)や全分岐網ら基準(C1メ
ジャ)の外に、ループ繰返し数を含む基準などのテスト
網ら基準が知られている。しかし、前記「ソフトウェア
のテスト技法5 テスティング・ツール(2);bit,V
ol.18,No.10」にも記載されているが、従来、実用化さ
れているテストカバレージ分析ツールは、全文網ら基準
(C0メジャ)に対応するC0カバレージおよび全分岐
網ら基準(C1メジャ)に対応するC1カバレージを計
測するだけであり、他のテスト網ら基準に対応するテス
トの網ら度(カバレージ)は計測できない問題点があ
る。また、被テストプログラムがループ繰返しを含む場
合は、実行可能なパスが膨大になり、テスト網ら基準に
よっては、合理的な時間内でテスト実行できない問題点
がある。そこで、本発明の第1の目的は、全文網ら基準
(C0メジャ)や全分岐網ら基準(C1メジャ)だけで
なく、他のテスト網ら基準に対してもテストの網ら度
(カバレージ)を計測できるプログラムのテスト方法お
よびテストカバレージ分析装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、被テストプログラムがル
ープ繰返しを含む場合でも、合理的な時間内で被テスト
プログラムをテスト実行できるプログラムのテスト方法
およびテストカバレージ分析装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、選定されたテスト網ら基準がどの程度達成されたか
を示す指標であるテストの網ら度(テストカバレージ)
を計測するプログラムのテスト方法において、被テスト
プログラムの部分または全体からなる1つ又は複数の領
域および各領域に対するテスト網ら基準を設定するテス
ト網ら基準設定ステップと、所定のテストデータを用い
て被テストプログラムをテスト実行するテスト実行ステ
ップと、前記テスト実行の結果により前記領域ごとに設
定されたテスト網ら基準に対するテストの網ら度を計測
する計測ステップとを有することを特徴とするプログラ
ムのテスト方法を提供する。
【0005】第2の観点では、本発明は、上記構成のプ
ログラムのテスト方法において、前記テスト網ら基準設
定ステップが、被テストプログラムを図形式で表示し、
その図形式の表示上で領域を利用者が指定するのを受け
付け、利用者の指定に基づいて領域を設定することを特
徴とするプログラムのテスト方法を提供する。
【0006】第3の観点では、本発明は、上記構成のプ
ログラムのテスト方法において、前記テスト網ら基準設
定ステップが、領域中のループ繰返し部分を抽出し、抽
出したループ繰返し部分に対して一律の又は個別の許容
最大繰返し数を利用者が指定するのを受け付けて登録
し、前記テスト実行ステップが、登録した許容最大繰返
し数をループ繰返し条件として被テストプログラムをテ
スト実行することを特徴とするプログラムのテスト方法
を提供する。
【0007】第4の観点では、本発明は、選定されたテ
スト網ら基準がどの程度達成されたかを示す指標である
テストの網ら度(テストカバレージ)を計測するテスト
カバレージ分析装置において、被テストプログラムの部
分または全体からなる1つ又は複数の領域および各領域
に対するテスト網ら基準を設定するテスト網ら基準設定
手段と、所定のテストデータを用いて被テストプログラ
ムをテスト実行するテスト実行手段と、前記テスト実行
の結果により前記領域ごとに設定されたテスト網ら基準
に対するテストの網ら度を計測する計測手段とを有する
ことを特徴とするテストカバレージ分析装置を提供す
る。
【0008】第5の観点では、本発明は、上記構成のテ
ストカバレージ分析装置において、前記テスト網ら基準
設定手段は、被テストプログラムを図形式で表示し、そ
の図形式の表示上で領域を利用者が指定するのを受け付
け、利用者の指定に基づいて領域を設定することを特徴
とするテストカバレージ分析装置を提供する。
【0009】第6の観点では、本発明は、上記構成のテ
ストカバレージ分析装置において、前記テスト網ら基準
設定手段が、領域中のループ繰返し部分を抽出し、抽出
したループ繰返し部分に対して一律の又は個別の許容最
大繰返し数を利用者が指定するのを受け付けて登録し、
前記テスト実行手段は、登録した許容最大繰返し数をル
ープ繰返し条件として被テストプログラムをテスト実行
することを特徴とするテストカバレージ分析装置を提供
する。
【0010】
【作用】上記第1の観点によるプログラムのテスト方法
および上記第4の観点によるテストカバレージ分析装置
では、被テストプログラムの所望の部分に領域を設定
し、その限られた領域においてテストの網ら度を計測す
る。このため、計測と網ら度の計算量が軽減され、全文
網ら基準(C0メジャ)や全分岐網ら基準(C1メジ
ャ)以外の複雑で厳密なテスト網ら基準を採用できるよ
うになる。
【0011】上記第2の観点によるプログラムのテスト
方法および上記第5の観点によるテストカバレージ分析
装置では、被テストプログラムを図形式で表示し、その
図形式の表示上で領域を利用者が指定するのを受け付け
る。このため、利用者は、被テストプログラムの構造を
容易に視認でき、的確に領域を指定できるようになる。
なお、上記図形式として、被テストプログラムの制御構
造を示す有向グラフである制御フローグラフの図形式で
被テストプログラムを表現すると、被テストプログラム
の制御構造を容易に視認できるので、好ましい。また、
上記図形式として、被テストプログラムの階層構造を示
すツリーの図形式で被テストプログラムを表現すると、
被テストプログラムの階層構造を容易に視認できるの
で、好ましい。
【0012】上記第3の観点によるプログラムのテスト
方法および上記第6の観点によるテストカバレージ分析
装置では、ループ繰返し部分に対して許容最大繰返し数
を利用者が指定するのを受け付け、その許容最大繰返し
数をループ繰返し条件として被テストプログラムをテス
ト実行する。このため、被テストプログラムがループ繰
返しを含む場合でも、合理的な時間内で被テストプログ
ラムをテスト実行できるようになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。なお、これにより本発明が限定されるもの
ではない。図1は、本発明の一実施例のテストカバレー
ジ分析装置の構成図である。このテストカバレージ分析
装置100は、処理装置101と、入出力装置102
と、被テストプログラムを記憶する被テストプログラム
記憶装置103と、テストデータを記憶するテストデー
タ記憶装置104と、計測したテストの網ら度などを記
憶する計測結果記憶装置105とを具備している。処理
装置101は、テスト網ら基準設定部107と、テスト
実行部108と、計測部109と、計測結果表示部11
0と、これら各部および前記入出力装置102および前
記記憶装置103,104,105を統合管理する全体
制御部106とを有している。
【0014】図2は、上記テストカバレージ分析装置1
00の動作の流れを示す概念図である。テスト網ら基準
設定部107は、被テストプログラム記憶装置103か
ら被テストプログラムを読み込み、その被テストプログ
ラムの制御構造を示す有向グラフである制御フローグラ
フの図形式で被テストプログラムを表現し、入出力装置
102に表示する。図3に、制御フローグラフの図形式
で表示された被テストプログラム301を示す。
【0015】利用者は、入出力装置102を用いて、表
示された図形式上で、被テストプログラムの所望部分に
領域を指定し、その領域に対してテスト網ら基準を指定
する。例えば、 (1)C0メジャ (2)C1メジャ (3)ループ条件n回 (4)ループ条件n回の全パス (5)個別ループ条件 (6)個別ループ条件付きの全パス などを指定する。上記(3)(4)の場合、利用者は、入出
力装置102を用いて、領域に含まれる全ループに対し
て一律の許容最大繰返し数nを指定する。上記(5)(6)
の場合、利用者は、入出力装置102を用いて、領域に
含まれる各ループに対して個々に許容最大繰返し数を指
定する。利用者は、同一の部分に複数の領域を重複指定
してもよいし、一つの領域に複数のテスト網ら基準を指
定してもよい。
【0016】図4に、被テストプログラム301に対し
て設定された領域A312,領域B313,領域C31
4を例示する。また、各領域312,313,314に
対して設定されたテスト網ら基準302,303,30
4を例示する。領域B313では、“ループ条件2回の
全パス”および“個別ループ条件”が指定されているの
で、一律の許容最大繰返し数n=2および個々のループ
(loop#1,loop#2,loop#3)のそれぞれの許容最大繰返
し数(ウインドウ308)が指定されている。なお、許
容最大繰返し数“0”は、全くループしないことを意味
する。
【0017】テスト網ら基準設定部107は、利用者の
指定を受け付け、それに応じて領域とテスト網ら基準と
を設定すると共に、ループ条件に関連するテスト網ら基
準についてはループと許容最大繰返し数とを登録する。
【0018】上記テスト網ら基準に対するテストの網ら
度(テストカバレージ)は次のものである。 [1]“C0メジャ”に対するテストの網ら度 被テストプログラムの全ステートメントの何%が実行さ
れたか(C0カバレージ)。 [2]“C1メジャ”に対するテストの網ら度 被テストプログラムの全パスの何%が実行されたか(C
1カバレージ)。 [3]“ループ条件n回”に対するテストの網ら度 被テストプログラムのループ繰返し部分において0回か
らn回までの繰返しを許す場合に、実行可能なループ繰
返しのうち何%が実行されたか。 [4]“ループ条件n回の全パス”に対するテストの網
ら度 被テストプログラムのループ繰返し部分において0回か
らn回までの繰返しを許す場合に、実行可能なパスのう
ち何%が実行されたか。 [5]“個別ループ条件”に対するテストの網ら度 被テストプログラムの各ループ繰返し部分において0回
からそれぞれに指定された繰返し数までの繰返しを許す
場合に、実行可能なループ繰返しのうち何%が実行され
たか。 [6]“個別ループ条件付きの全パス”に対するテスト
の網ら度 被テストプログラムの各ループ繰返し部分において0回
からそれぞれに指定された繰返し数までの繰返しを許す
場合に、実行可能なパスのうち何%が実行されたか。
【0019】上記[3]と[4]とを具体的に説明す
る。例えば、図5に示すような被テストプログラムに対
しテスト実行を行なった結果、 a→b→d→e→g a→b→c→b→d→e→f→e→g の2つのパスが実行されたとする。また、ループ繰返し
部分において0回から1回までの繰返しを許すとする
(n=1)。上記[3]のテストの網ら度は、loop#1
(401)とloop#2(402)でそれぞれ実行可能な0
回と1回のループ繰返しを全て実行している(のパス
で0回のループ繰返し,のパスで1回のループ繰返
し)から、100%となる。上記[4]のテストの網ら
度は、のパスの外に、 a→b→c→b→d→e→g a→b→d→e→f→e→g の2つのパスがあり、これらは実行されていないから、
50%となる。上記[5]と[6]とのテストの網ら度
も同様である。
【0020】図2に戻り、テスト網ら基準設定部107
により、領域とテスト網ら基準が設定され、ループと許
容最大繰返し数が登録され終わると、テスト実行部10
8および計測部109が起動される。図6は、テスト実
行部108および計測部109によるテスト実行および
計測処理を示すフローチャートである。ステップ501
では、被テストプログラムに設定された領域およびそれ
ら領域に設定されたテスト網ら基準を読み込む。また、
各テスト網ら基準に従ったカウンタの設定などを行う。
ステップ502では、実行可能な全パスを知る必要があ
るテスト網ら基準の場合(例えば、上記[3]〜[6]
の場合)、それを計算する。なお、上限パス数を予め設
定しておき、その上限パス数を超えたら計算を止めて、
その旨を利用者に通知する。これは、全てのループ繰返
しを有限回に限定しても合理的な時間内で全パスの計算
が終わらない場合があるので、これに対処するためであ
る。
【0021】ステップ503では、テストデータ記憶装
置104から1組のテストデータ204を読み込む。ス
テップ504では、テストデータ記憶装置104からテ
ストデータを読み込んで、通常のデバッガやシミュレー
タにより、被テストプログラムをテスト実行する。そし
て、テスト実行パスを計測する。ステップ505では、
計測したテスト実行パスを基に、設定されたテスト網ら
基準に応じた分析データを取得する。分析データは次の
ものである。 {1}“C0メジャ”の場合の分析データ 領域中のステートメントごとの実行回数。 {2}“C1メジャ”の場合の分析データ 領域中のパスごとの実行回数。 {3}“ループ条件n回”の場合の分析データ 領域中の各ループ繰返しの実行回数(0回からn回まで
に限る)。 {4}“ループ条件n回の全パス”の場合の分析データ 領域中の各ループ繰返しの実行回数を0回からn回まで
に限定したときの実行可能なパスごとの実行回数。 {5}“個別ループ条件”の場合の分析データ 領域中の各ループ繰返しの実行回数(0回から登録され
た最大許容繰返し数回までに限る)。 {6}“個別ループ条件付きの全パス”の場合の分析デ
ータ 領域中の各ループ繰返しの実行回数を0回から登録され
た最大許容繰返し数回までに限定したときの実行可能な
パスごとの実行回数。ステップ506では、テストデー
タが無くなるまで、上記ステップ503〜ステップ50
5を繰り返す。
【0022】ステップ507では、各テストデータごと
に取得した分析データを基に、次のようにテストの網ら
度(カバレージ)を算出する。 〔1〕“C0メジャ”に対するテストの網ら度 (領域中のステートメントで実行回数が“0”でないも
のの数)×100÷(領域中の全ステートメント数) 〔2〕“C1メジャ”に対するテストの網ら度 (領域中のパスで実行回数が“0”でないものの数)×
100÷(領域中の全パス数) 〔3〕“ループ条件n回”に対するテストの網ら度 (領域中の一つのループ繰返しの実行回数が“0”から
“n”まで全て揃っていれば(n+1)とし,そのうち
m個欠けていれば(n−m)とし、これを領域中の全ル
ープ繰返しについて計算し、それらを合計した数)×1
00÷{(n+1)×領域中の全ループ繰返しの数} 〔4〕“ループ条件n回の全パス”に対するテストの網
ら度 (領域中の実行可能なパスで実行回数が“0”でないも
のの数)×100÷(領域中の実行可能な全パス数) 〔5〕“個別ループ条件”に対するテストの網ら度 (領域中のあるループ繰返しの実行回数が“0”から
“登録された許容最大繰返し数”まで全て揃っていれば
(“登録された許容最大繰返し数”+1)とし,そのう
ちm個欠けていれば(“登録された許容最大繰返し数”
−m)とし、これを領域中の全ループ繰返しについて計
算し、それらを合計した数)×100÷{領域中の全ル
ープ繰返しについての(“登録された許容最大繰返し
数”+1)を総和した値} 〔6〕“個別ループ条件付きの全パス”に対するテスト
の網ら度 (領域中の実行可能なパスで実行回数が“0”でないも
のの数)×100÷(領域中の実行可能な全パス数) 前記分析データおよび前記テストの網ら度(カバレー
ジ)は、計測結果記憶装置105に記憶する。
【0023】図7に、計測結果を例示する。テストの網
ら度610は、領域欄611と,テスト網ら基準欄61
2と,網ら度(カバレージ)欄613とからなる。ルー
プ繰返しに関係したテスト網ら基準に対しては、ループ
繰返し情報620が作成される。ループ繰返し情報62
0は、ループ繰返し欄621と,テストデータ番号欄6
13とからなる。例えば、“loop#1の1回繰返し”は、
テストデータ番号“1”,“6”,“9”のテストデー
タから生じたことが判る。
【0024】図2に戻り、テスト実行部108および計
測部109により、テスト実行とテストの網ら度の計測
が終わると、計測結果表示部110が起動される。計測
結果表示部110は、上述の図7のような計測結果を入
出力装置102で表示する。
【0025】図8は、領域およびテスト網ら基準の別の
指定方法を示す説明図である。テスト網ら基準設定部1
07は、被テストプログラムをソースリスト形式で表示
する。そこで、利用者は、ソースリストの行番号により
領域を指定し、その領域に対してテスト網ら基準を指定
する。テスト実行部108および計測部109の処理は
変わらない。計測結果表示部110は、図9のような形
態でテストの網ら度910を表示する。このテストの網
ら度910は、行番号欄911と,テスト網ら基準欄9
12と,網ら度(カバレージ)欄913からなってい
る。ループ繰返しに関係したテスト網ら基準に対して
は、ループ繰返し情報(図示省略)が作成される。
【0026】図10は、領域およびテスト網ら基準のさ
らに別の指定方法を示す説明図である。テスト網ら基準
設定部107は、被テストプログラムをツリーの図形式
で表示する。このツリーは、プログラムモジュールまた
は機能ブロックまたは関数(手続き)などを表わす矩形
を階層的に接続した構造図である。そこで、利用者は、
各矩形ごとに領域を指定し、その領域に対してテスト網
ら基準を指定する。テスト実行部108および計測部1
09の処理は変わらない。計測結果表示部110は、図
11のような形態でテストの網ら度1110を表示す
る。このテストの網ら度1110は、プログラムモジュ
ール欄1111と,テスト網ら基準欄1112と,網ら
度(カバレージ)欄1113からなっている。ループ繰
返しに関係したテスト網ら基準に対しては、ループ繰返
し情報(図示省略)が作成される。
【0027】以上のテストカバレージ分析装置100に
よれば、限定された領域においてテスト網ら基準に対応
したテストの網ら度を計測するから、計算量が軽減さ
れ、多様なテスト網ら基準に従ったテストを実施できる
ようになる。また、制御フローグラフなどの図形式を使
って被テストプログラムを表示した上で利用者に領域と
テスト基準とを指定させるから、利用者は被テストプロ
グラムの構造を容易に視認でき、的確に領域とテスト網
ら基準とを設定できるようになる。さらに、ループ繰返
し部分に対して許容最大繰返し数を限定できるから、合
理的な時間内で被テストプログラムをテスト実行できる
ようになる。
【0028】
【発明の効果】本発明のプログラムのテスト方法および
テストカバレージ分析装置によれば、限られた領域にお
いてテストの網ら度を計測するため、計算量が軽減さ
れ、全文網ら基準(C0メジャ)や全分岐網ら基準(C
1メジャ)以外の複雑で厳密なテスト網ら基準を採用で
きるようになる。これにより、テスト作業を効率化でき
ると共に、プログラムの信頼性を向上することが出来
る。また、被テストプログラムを図形式で表示して、そ
の図形式の表示上で領域を利用者が指定するのを受け付
けるため、利用者は、被テストプログラムの構造を容易
に視認でき、的確に領域を指定することが出来る。さら
に、ループ繰返し部分に対して許容最大繰返し数を利用
者が指定するのを受け付け、その許容最大繰返し数をル
ープ繰返し条件として被テストプログラムをテスト実行
するため、被テストプログラムがループ繰返しを含む場
合でも、合理的な時間内で被テストプログラムをテスト
実行できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のテストカバレージ分析装置
の構成図である。
【図2】図1のテストカバレージ分析装置の動作の流れ
を示す概念図である。
【図3】被テストプログラムの制御フローグラフによる
図形式表示の例示図である。
【図4】制御フローグラフによる図形式表示上での領域
およびテスト網ら基準の指定の説明図である。
【図5】“ループ条件n回”および“ループ条件n回の
全パス”の具体例の説明図である。
【図6】テスト実行および計測処理のフローチャートで
ある。
【図7】図4の被テストプログラムに対する計測結果の
例示図である。
【図8】ソースリスト表示上での領域およびテスト網ら
基準の指定の説明図である。
【図9】図8の被テストプログラムに対する計測結果の
例示図である。
【図10】ツリーによる図形式表示上での領域およびテ
スト網ら基準の指定の説明図である。
【図11】図10の被テストプログラムに対する計測結
果の例示図である。
【符号の説明】
100 テストカバレージ分析装置 101 処理装置 102 入出力装置 103 被テストプログラム記憶装置 104 テストデータ記憶装置 105 計測結果記憶装置 106 全体制御部 107 テスト網ら基準設定部 108 テスト実行部 109 計測部 110 計測結果表示部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選定されたテスト網ら基準がどの程度達
    成されたかを示す指標であるテストの網ら度(テストカ
    バレージ)を計測するプログラムのテスト方法におい
    て、 被テストプログラムの部分または全体からなる1つ又は
    複数の領域および各領域に対するテスト網ら基準を設定
    するテスト網ら基準設定ステップと、 所定のテストデータを用いて被テストプログラムをテス
    ト実行するテスト実行ステップと、 前記テスト実行の結果により前記領域ごとに設定された
    テスト網ら基準に対するテストの網ら度を計測する計測
    ステップとを有することを特徴とするプログラムのテス
    ト方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプログラムのテスト方
    法において、前記テスト網ら基準設定ステップは、被テ
    ストプログラムを図形式で表示し、その図形式の表示上
    で領域を利用者が指定するのを受け付け、利用者の指定
    に基づいて領域を設定することを特徴とするプログラム
    のテスト方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のプログラムのテスト方
    法において、被テストプログラムの制御構造を示す有向
    グラフである制御フローグラフの図形式で被テストプロ
    グラムを表現することを特徴とするプログラムのテスト
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のプログラムのテスト方
    法において、被テストプログラムの階層構造を示すツリ
    ーの図形式で被テストプログラムを表現することを特徴
    とするプログラムのテスト方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のプログラムのテスト方法において、前記テスト網ら基
    準設定ステップは、領域中のループ繰返し部分を抽出
    し、抽出したループ繰返し部分に対して一律の又は個別
    の許容最大繰返し数を利用者が指定するのを受け付けて
    登録し、前記テスト実行ステップは、登録した許容最大
    繰返し数をループ繰返し条件として被テストプログラム
    をテスト実行することを特徴とするプログラムのテスト
    方法。
  6. 【請求項6】 選定されたテスト網ら基準がどの程度達
    成されたかを示す指標であるテストの網ら度(テストカ
    バレージ)を計測するテストカバレージ分析装置におい
    て、 被テストプログラムの部分または全体からなる1つ又は
    複数の領域および各領域に対するテスト網ら基準を設定
    するテスト網ら基準設定手段と、 所定のテストデータを用いて被テストプログラムをテス
    ト実行するテスト実行手段と、 前記テスト実行の結果により前記領域ごとに設定された
    テスト網ら基準に対するテストの網ら度を計測する計測
    手段とを有することを特徴とするテストカバレージ分析
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のテストカバレージ分析
    装置において、前記テスト網ら基準設定手段は、被テス
    トプログラムを図形式で表示し、その図形式の表示上で
    領域を利用者が指定するのを受け付け、利用者の指定に
    基づいて領域を設定することを特徴とするテストカバレ
    ージ分析装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のテストカバレージ分析
    装置において、被テストプログラムの制御構造を示す有
    向グラフである制御フローグラフの図形式で被テストプ
    ログラムを表現することを特徴とするテストカバレージ
    分析装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のテストカバレージ分析
    装置において、被テストプログラムの階層構造を示すツ
    リーの図形式で被テストプログラムを表現することを特
    徴とするテストカバレージ分析装置。
  10. 【請求項10】 請求項6から請求項9のいずれかに記
    載のテストカバレージ分析装置において、前記テスト網
    ら基準設定手段は、領域中のループ繰返し部分を抽出
    し、抽出したループ繰返し部分に対して一律の又は個別
    の許容最大繰返し数を利用者が指定するのを受け付けて
    登録し、前記テスト実行手段は、登録した許容最大繰返
    し数をループ繰返し条件として被テストプログラムをテ
    スト実行することを特徴とするテストカバレージ分析装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009237654A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Hitachi Software Eng Co Ltd テストプログラム管理システム
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