JPH08304389A - 小型自動血球計数装置 - Google Patents
小型自動血球計数装置Info
- Publication number
- JPH08304389A JPH08304389A JP7137252A JP13725295A JPH08304389A JP H08304389 A JPH08304389 A JP H08304389A JP 7137252 A JP7137252 A JP 7137252A JP 13725295 A JP13725295 A JP 13725295A JP H08304389 A JPH08304389 A JP H08304389A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- sample
- sample suction
- test tube
- backward
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 試験管を挿入するときのサンプル吸引プロー
ブの視認性がよく良好な操作性の得られるコンパクトな
小型自動血球計数装置を提供する。 【構成】 サンプル吸引プローブ2を後方に傾斜させて
上下に動作させるように構成し、かつ装置の前面部Fを
そのサンプル吸引プローブ2に沿うように後方に傾斜さ
せ、装置の高さを低く設定している。
ブの視認性がよく良好な操作性の得られるコンパクトな
小型自動血球計数装置を提供する。 【構成】 サンプル吸引プローブ2を後方に傾斜させて
上下に動作させるように構成し、かつ装置の前面部Fを
そのサンプル吸引プローブ2に沿うように後方に傾斜さ
せ、装置の高さを低く設定している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特にコンパクト化を図っ
た小型自動血球計数装置に関する。
た小型自動血球計数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テーブル上に載置されて使用される小型
自動血球計数装置では、例えば図5に示すように、サン
プル吸引プローブaは、血液サンプルの入った試験管b
と装置内部に設けたサンプルセルcとの間を垂直上下、
横、垂直上下に移動するように構成される。
自動血球計数装置では、例えば図5に示すように、サン
プル吸引プローブaは、血液サンプルの入った試験管b
と装置内部に設けたサンプルセルcとの間を垂直上下、
横、垂直上下に移動するように構成される。
【0003】試験管bは、装置前面のサンプル吸引部d
に降下した状態のサンプル吸引プローブaに対して傾斜
させて斜め下方から挿入し、そのサンプル吸引部dに垂
直に立て置くようにセットされる。なお、図5にて、符
号eは試験管検知スイッチである。
に降下した状態のサンプル吸引プローブaに対して傾斜
させて斜め下方から挿入し、そのサンプル吸引部dに垂
直に立て置くようにセットされる。なお、図5にて、符
号eは試験管検知スイッチである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、小型自動血
球計数装置は、通常、テーブルfや机の上に載せて使用
されるために、サンプル吸引部dは作業者の目の高さ位
置よりもかなり下方の位置にあり、かつサンプル吸引プ
ローブaが垂直に降下しているため、試験管bの挿入時
に、視認性がよくなく操作性に難点があった。
球計数装置は、通常、テーブルfや机の上に載せて使用
されるために、サンプル吸引部dは作業者の目の高さ位
置よりもかなり下方の位置にあり、かつサンプル吸引プ
ローブaが垂直に降下しているため、試験管bの挿入時
に、視認性がよくなく操作性に難点があった。
【0005】また、そのサンプル吸引プローブaは、そ
れ自体の長さ(100mm)と、その上下動のストロー
ク(100mm)と、試験管bを挿入するための上下方
向の間隔(100mm)とを合わせて300mm以上の
高さが必要とされ、それ以上のコンパクト化が困難であ
った。
れ自体の長さ(100mm)と、その上下動のストロー
ク(100mm)と、試験管bを挿入するための上下方
向の間隔(100mm)とを合わせて300mm以上の
高さが必要とされ、それ以上のコンパクト化が困難であ
った。
【0006】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
試験管を挿入するときのサンプル吸引プローブの視認性
がよく良好な操作性が得られるコンパクトな小型自動血
球計数装置を提供することを目的としている。
試験管を挿入するときのサンプル吸引プローブの視認性
がよく良好な操作性が得られるコンパクトな小型自動血
球計数装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、サンプル吸引プローブを後方に傾斜させて上下に動
作させるように構成し、かつ装置の前面部をそのサンプ
ル吸引プローブに沿うように後方に傾斜させ、装置の高
さを低く設定してなることを特徴としている。
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、サンプル吸引プローブを後方に傾斜させて上下に動
作させるように構成し、かつ装置の前面部をそのサンプ
ル吸引プローブに沿うように後方に傾斜させ、装置の高
さを低く設定してなることを特徴としている。
【0008】
【作用】サンプル吸引プローブを後方に傾斜させて上下
に動作させることにより、そのサンプル吸引プローブ自
体の長さとそのストロークおよび試験管を挿入するため
の上下間隔を合わせた垂直方向の高さをより低く設定す
ることができ、コンパクト化を達成できる。
に動作させることにより、そのサンプル吸引プローブ自
体の長さとそのストロークおよび試験管を挿入するため
の上下間隔を合わせた垂直方向の高さをより低く設定す
ることができ、コンパクト化を達成できる。
【0009】また、サンプル吸引プローブがサンプル吸
引部で後方に傾斜していることから、試験管をセットす
る際に、そのサンプル吸引プローブに対する視認性が良
好となり操作性が向上する。
引部で後方に傾斜していることから、試験管をセットす
る際に、そのサンプル吸引プローブに対する視認性が良
好となり操作性が向上する。
【0010】
【実施例】以下に本発明の小型自動血球計数装置の実施
例を図面に基づいて詳細に説明する。図1ないし図3は
小型自動血球計数装置を示し、これらの図において、符
号1はサンプル吸引部、2は後方に傾斜させて設けられ
るサンプル吸引プローブ、3はそのサンプル吸引プロー
ブ2を駆動させるプローブユニット、4は血液サンプル
を入れるための試験管、5は血液吸引・測定開始スイッ
チ、6は装置本体の内部に設けられるサンプルセル、7
は試薬セル、8は試薬セル確認用の窓であり、装置本体
の前面部Fは、サンプル吸引プローブ2と同方向に後方
に向けて傾斜させてある。
例を図面に基づいて詳細に説明する。図1ないし図3は
小型自動血球計数装置を示し、これらの図において、符
号1はサンプル吸引部、2は後方に傾斜させて設けられ
るサンプル吸引プローブ、3はそのサンプル吸引プロー
ブ2を駆動させるプローブユニット、4は血液サンプル
を入れるための試験管、5は血液吸引・測定開始スイッ
チ、6は装置本体の内部に設けられるサンプルセル、7
は試薬セル、8は試薬セル確認用の窓であり、装置本体
の前面部Fは、サンプル吸引プローブ2と同方向に後方
に向けて傾斜させてある。
【0011】上述のサンプル吸引プローブ2はサンプル
吸引部1で斜め後方に約60度傾斜した角度で上下に動
作し、かつその角度で後方に向けて平行に移動し、サン
プルセル6に対しても約60度後方に傾斜した角度で上
下に動作する。
吸引部1で斜め後方に約60度傾斜した角度で上下に動
作し、かつその角度で後方に向けて平行に移動し、サン
プルセル6に対しても約60度後方に傾斜した角度で上
下に動作する。
【0012】従って、そのサンプル吸引プローブ2自体
の長さ(10cm)と、そのストローク(10cm)お
よび試験管4を挿入するための上下間隔(10cm)を
合わせた垂直方向の高さをより低く設定することがで
き、その分だけ、装置本体のコンパクト化を図ることが
可能となる。ちなみに、従来30cmの高さを必要とし
ていたものを、26cm以下にすることができる。
の長さ(10cm)と、そのストローク(10cm)お
よび試験管4を挿入するための上下間隔(10cm)を
合わせた垂直方向の高さをより低く設定することがで
き、その分だけ、装置本体のコンパクト化を図ることが
可能となる。ちなみに、従来30cmの高さを必要とし
ていたものを、26cm以下にすることができる。
【0013】また、サンプル吸引部1で、降下した状態
にあるサンプル吸引プローブ2が後方に傾斜しているた
め、試験管4の挿入時に、そのサンプル吸引プローブ2
を視認しやすく、操作性が向上し、不用意にサンプル吸
引プローブ2に手を触れたり、サンプル吸引プローブ2
に血液サンプルを挿入しすぎてそのサンプル吸引プロー
ブ2が汚れることもなくなる。
にあるサンプル吸引プローブ2が後方に傾斜しているた
め、試験管4の挿入時に、そのサンプル吸引プローブ2
を視認しやすく、操作性が向上し、不用意にサンプル吸
引プローブ2に手を触れたり、サンプル吸引プローブ2
に血液サンプルを挿入しすぎてそのサンプル吸引プロー
ブ2が汚れることもなくなる。
【0014】さらに、サンプルセル6に血液サンプルを
注入する際には、サンプル吸引プローブ2がサンプルセ
ル6に対して斜めに対応するので、血液サンプルがサン
プルセル6内で旋回流となり、試薬との間に良好な撹拌
効果が得られる利点もある(図4参照)。
注入する際には、サンプル吸引プローブ2がサンプルセ
ル6に対して斜めに対応するので、血液サンプルがサン
プルセル6内で旋回流となり、試薬との間に良好な撹拌
効果が得られる利点もある(図4参照)。
【0015】なお、図示は省略するが、プローブユニッ
ト3を本体装置内に横方向に向けて設け、サンプル吸引
プローブ2を横方向に移動させるようにした場合にも同
様の効果が得られる。
ト3を本体装置内に横方向に向けて設け、サンプル吸引
プローブ2を横方向に移動させるようにした場合にも同
様の効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の小型自動
血球計数装置によれば、サンプル吸引プローブを後方に
傾斜させて上下に動作させるように構成し、かつ装置の
前面部をそのサンプル吸引プローブに沿うように後方に
傾斜させ、装置の高さを低く設定しているので、試験管
をセットする際に、そのサンプル吸引プローブを視認し
やすく、操作性が向上し誤操作が少なくなる。また、コ
ンパクト化も実現できる。
血球計数装置によれば、サンプル吸引プローブを後方に
傾斜させて上下に動作させるように構成し、かつ装置の
前面部をそのサンプル吸引プローブに沿うように後方に
傾斜させ、装置の高さを低く設定しているので、試験管
をセットする際に、そのサンプル吸引プローブを視認し
やすく、操作性が向上し誤操作が少なくなる。また、コ
ンパクト化も実現できる。
【図1】本発明の小型自動血球計数装置の一実施例にお
ける斜視図である。
ける斜視図である。
【図2】同小型自動血球計数装置の右側部分の縦断面図
である。
である。
【図3】同左側部分の縦断面図である。
【図4】同サンプルセル内での血液サンプルと試薬との
撹拌混合状態の説明図である。
撹拌混合状態の説明図である。
【図5】従来の小型自動血球計数装置の縦断面図であ
る。
る。
2…サンプル吸引プローブ、F…前面部。
Claims (1)
- 【請求項1】 サンプル吸引プローブを後方に傾斜させ
て上下に動作させるように構成し、かつ装置の前面部を
そのサンプル吸引プローブに沿うように後方に傾斜さ
せ、装置の高さを低く設定してなることを特徴とする小
型自動血球計数装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7137252A JPH08304389A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 小型自動血球計数装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7137252A JPH08304389A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 小型自動血球計数装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08304389A true JPH08304389A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=15194322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7137252A Pending JPH08304389A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 小型自動血球計数装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08304389A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015012390A1 (ja) * | 2013-07-26 | 2015-01-29 | 積水メディカル株式会社 | 検体調製用容器 |
-
1995
- 1995-05-10 JP JP7137252A patent/JPH08304389A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015012390A1 (ja) * | 2013-07-26 | 2015-01-29 | 積水メディカル株式会社 | 検体調製用容器 |
JPWO2015012390A1 (ja) * | 2013-07-26 | 2017-03-02 | 積水メディカル株式会社 | 検体調製用容器 |
US10386277B2 (en) | 2013-07-26 | 2019-08-20 | Sekisui Medical Co., Ltd. | Container for specimen preparation |
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