JPH0830437A - 可変長データの演算処理を行う計算機 - Google Patents

可変長データの演算処理を行う計算機

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JPH0830437A
JPH0830437A JP16256094A JP16256094A JPH0830437A JP H0830437 A JPH0830437 A JP H0830437A JP 16256094 A JP16256094 A JP 16256094A JP 16256094 A JP16256094 A JP 16256094A JP H0830437 A JPH0830437 A JP H0830437A
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JP
Japan
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arithmetic processing
length data
arithmetic
data
variable length
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Pending
Application number
JP16256094A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Kamikawa
知哲 神川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Facom Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】可変長データを最適な固定長データに分割し、
複数の演算処理装置で並列演算処理を行う。 【構成】複数の演算処理装置21〜2nと共に、可変長デー
タA,Bの演算処理を高速に行う計算機を構成する演算
処理分配装置1において、該当可変長データA,Bを各
演算処理装置2が一時に処理可能な最適な固定長データ
に分割し、各演算処理装置2の負荷状態と優先処理状態
(s11〜s15)とを認識した上で、固定長化したデータ(a1
〜b3) を最適な演算処理装置(2h 〜2j) に割り付け、該
当演算処理装置(2h 〜2j) に所定の演算を命令し、各演
算処理装置(2h 〜2j) からの演算結果を受け、この演算
結果データ(c1 〜c3) を処理し、整合処理をして総合演
算結果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機の演算処理装置
に関し、特に、複数の演算処理装置を持つ計算機におい
て、可変長データの演算処理をより高速かつ最適に実現
することを可能とする可変長データの演算処理を行う計
算機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の可変長データの演算処理は、
複数の演算処理装置を持つ計算機においても、1台の演
算処理装置が可変長データの演算処理を分担し、その処
理方法は、該当可変長データを該当演算処理装置にとっ
て最適なデータ長に分割し、複数の固定長データとし、
該当固定長データの数だけ演算処理を繰り返す方法が一
般的に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
複数の演算処理装置を備える計算機であっても、可変長
データの演算処理は、単一かつ同一の演算処理装置が、
該当可変長データを最適なデータ長に分割し、複数の固
定長データとし、該当固定長データの数だけ繰り返し演
算処理を行っている。このため、他の演算処理装置は、
可変長データの演算処理を実行している該当演算処理装
置の繰返し演算の完了を待たなければならない場合があ
り、該当計算機が、複数の演算処理装置を持っていると
いう利点を有効に活用できなかった。
【0004】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
のであり、その目的は前記した課題を解決して、複数の
演算処理装置が分割された固定長データを命令された演
算処理で並行処理し、これらの演算結果データを整合処
理し、可変長データの演算処理をより高速かつ最適に実
現することを可能とする演算処理分配装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、複数の演算処理装置と、演算処
理分配装置と、を備え、可変長データの演算処理を高速
に行う計算機において、演算処理分配装置は、該当可変
長データを各演算処理装置が一時に処理可能な最適な固
定長データに分割する分割手段と、各演算処理装置の負
荷状態と優先処理状態とを認識した上で固定長化したデ
ータを最適な演算処理装置に割り付ける割付手段と、該
当演算処理装置に所定の演算を命令し、各演算処理装置
からの演算結果を受け、本来の可変長データの演算処理
データに整合する整合手段と、を備えるものとする。
【0006】
【作用】上記構成手段により、可変長データの演算処理
時にも、演算処理分配装置は、該当可変長データを最適
な固定長データに分割し、各演算処理装置の負荷状態と
優先処理状態に応じて、直ちに演算処理実行可能な演算
処理装置にこの固定長化したデータを割り付け、該当演
算処理装置に所定の演算処理を実行させ、各演算処理装
置からの演算結果を受け、この演算結果データを整合処
理して、総合演算結果を得る。
【0007】
【実施例】図1は本発明による一実施例の演算処理分配
装置と複数の演算処理装置との位置づけを示す説明図、
図2は可変長データの演算処理を説明するフロー図、図
3は演算処理装置の負荷状態と優先処理状態による割付
け方法を説明する説明図、図4は本発明を利用した可変
長データ演算の例題を説明する説明図である。
【0008】図1において、演算処理分配装置1は、演
算処理装置21から演算処理装置2nまでのn個の演算処理
装置の上位に配置され、全演算処理装置(21〜2n)を管
理するように位置付けられる。図2は本発明の可変長デ
ータ演算処理の内部的処理の流れを示し、図1と併用し
て説明する。図2において、演算処理分配装置1は、St
ep11で可変長データを各演算処理装置(21〜2n)が一時
に処理可能な最適な固定長データに分割する。例えば、
演算処理装置(21〜2n)が32ビットマシンであれば32ビ
ットの固定長データとか、桁上げ演算処理などが必要で
あれば、それらを加味したビット長が選択される。次
に、Step12で演算処理分配装置1は、各演算処理装置
(21〜2n)の負荷状態と優先処理状態とを認識する。
今、或る演算処理装置2kが処理しているプログラムの優
先レベルが、ここで可変長データ演算処理しようとする
プログラムの優先レベルより高いときは、この演算処理
装置2kは直ちに可変長データ演算処理に移行することは
できない。従って、これらの演算処理装置2kには分割さ
れた固定長データを割り付けることはできない。Step13
で演算処理分配装置1は、分割された固定長データを直
ちに演算処理できる演算処理装置(2h〜2j)に割り付け
る。
【0009】固定長データを割り付けられた演算処理装
置(2h〜2j)は、演算処理分配装置1によって命令され
た演算処理を、それぞれの演算処理可能なStep2h〜2jで
割り付けられた固定長データの演算処理を行い、演算処
理装置(2h〜2j)からの演算結果を演算処理分配装置1
に渡す。演算処理分配装置1はStep14でこれらの演算結
果データの整合処理を行い、総合演算結果を得る。
【0010】図3は本発明における各演算処理装置(21
〜2n)の負荷状態および優先処理状態による演算割付け
方法の例を示す。図3において、各演算処理装置(21〜
2n)の処理状態が(s11〜s15)で示されている。処理
状態s11は、演算処理装置2kが実施中のプログラム処理
の優先レベルが、これから割り付けようとする固定長デ
ータ演算処理の優先レベルよりも高いときを示し、この
演算処理装置2kには固定長データ演算を割り付けること
ができない。処理状態s12、s13は、優先レベルが同等
の処理を演算処理装置2が実施中のときを示し、このと
きはシステムの定義により、割り付けることができない
場合 (処理状態s12) と、割り付けれる場合 (処理状態
s13) とがある。優先レベルの低い処理を演算処理装置
(2h〜2j)が実施中の場合 (処理状態s14) には、固定
長データ演算を割り付ける。また、演算処理装置(2h〜
2j)が処理依頼を待機中の場合 (処理状態s15) も、固
定長データ演算を割り付ける。
【0011】図4は、本発明の理解を助けるために、可
変長データ演算の例題を示す。図4において、1は演算
処理分配装置であり、演算処理装置(21〜23)を管理す
るように位置付けられる。まず、演算処理分配装置1
が、12バイトの可変長データ(A)と、同じく12バイト
の可変長データ(B)と、のデータを受け、両可変長デ
ータ(A、B)間の同値判定演算する場合を説明する。今、
演算処理装置(21〜23)の固定長データ演算の最適なデ
ータ長が4バイトであるとする。12バイトの可変長デー
タ(A)と12バイトの可変長データ(B)をそれぞれ4
バイトずつに3分割し、先頭の固定長データa1と固定長
データb1を演算処理装置21に割り付け、中間の固定長デ
ータa2と固定長データb2を演算処理装置22に割り付け、
最後の固定長データa3と固定長データb3を演算処理装置
23に割り付ける。各演算処理装置(21〜23)は上位であ
る演算処理分配装置1からの命令に従って同値判定演算
処理を実行し、演算結果データ(c1〜c3)を演算処理分
配装置1に渡す。演算処理分配装置1は、これらの演算
処理装置(21〜23)の演算結果データ(c1〜c3)を整合
処理し、最終的に総合演算結果を導出する。このとき、
整合処理は、各演算処理装置(21〜23)から各演算結果
を受け取りながら、結果を判定し、総合演算結果を得
る。
【0012】上記例題では、可変長データの同値判定演
算を示したが、同様に図4を用いて可変長データの代入
演算も可能である。12バイトの可変長データ(A)と12
バイトの可変長データ(B)をそれぞれ最適化して4バ
イトずつに3分割し、先頭の固定長データa1と固定長デ
ータb1を演算処理装置21に割り付け、中間の固定長デー
タa2と固定長データb2を演算処理装置22に割り付け、最
後の固定長データa3と固定長データb3を演算処理装置23
に割り付ける。そして演算処理分配装置1は、各演算処
理装置(21〜23)の演算結果(c1〜c3)を整合処理し、
最終的に総合演算結果を導出することができる。このと
き、整合処理は、各演算処理装置(21〜23)からの各演
算結果を、分割前の状態に桁合わせし、可変長の総合演
算結果を得る。
【0013】また、図4を用いて可変長データの加減乗
除演算を示すと、12バイトの可変長データ(A)と12バ
イトの可変長データ(B)をそれぞれ最適化して4バイ
トずつに3分割し、先頭の固定長データa1と固定長デー
タb1を演算処理装置21に割り付け、中間の固定長データ
a2と固定長データb2を演算処理装置22に割り付け、最後
の固定長データa3と固定長データb3を演算処理装置23に
割り付ける。そして演算処理分配装置1は、各演算処理
装置(21〜23)の演算結果(c1〜c3)を整合処理し、最
終的に総合演算結果を導出することができる。このと
き、整合処理は、各演算処理装置(21〜23)からの各演
算結果の繰上げ/繰下げおよび符号調整をしながら、分
割前の状態に桁合わせし、可変長の総合演算結果を得
る。
【0014】このように、図4の構成は、一般的な可変
長データの種々な演算処理を実現することができる。ま
た演算によっては、データ(A)とデータ(B)の双方
が可変長である必要もない。
【0015】
【発明の効果】本発明は、複数の演算処理装置を持つ計
算機において、可変長データの演算をより高速化するた
めに、可変長データを各演算処理装置が一時に処理可能
な最適な固定長データ群に分割し、各演算処理装置の負
荷状態および優先処理状態を認識した上で、固定長化し
たデータ群を最適な演算処理装置に割り付けて該当演算
処理装置に所定の演算を命令し、各演算処理装置からの
演算結果を整合処理することにより、「従来は、複数の
演算処理装置を持つ計算機においても、可変長データの
データ長を最適なデータ長に等分割して複数の固定長デ
ータとしても、該当固定長データの数だけ繰り返し演算
処理を実行するのが単一かつ同一の演算処理装置である
ために、他の演算処理装置が該当演算処理装置の繰り返
し演算の完了を待っている場合があるために、計算機
が、複数の演算処理装置を持つという利点を有効に活用
できなかった」という課題を克服し、複数の演算処理装
置を持つ計算機の利点が有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の演算処理分配装置と複
数の演算処理装置との位置づけを示す説明図
【図2】可変長データの演算処理を説明するフロー図
【図3】演算処理装置の負荷状態と優先処理状態による
割付け方法を説明する説明図
【図4】本発明を利用した可変長データ演算の例題を説
明する説明図
【符号の説明】
1 演算処理分配装置 2,21,22,23 〜,2h,2j,2k,2n 演算処理装置 a1,a2,a3,b1,b2,b3 固定長データ c1,c2,c3 演算結果データ A,B 可変長データ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の演算処理装置と、演算処理分配装置
    と、を備え、可変長データの演算処理を高速に行う計算
    機において、 演算処理分配装置は、 該当可変長データを各演算処理装置が一時に処理可能な
    最適な固定長データに分割する分割手段と、 各演算処理装置の負荷状態と優先処理状態とを認識した
    上で、前記固定長化したデータを最適な演算処理装置に
    割り付ける割付手段と、 該当演算処理装置に所定の演算を命令し、各演算処理装
    置からの演算結果を受け、本来の可変長データの演算処
    理データに整合する整合手段と、を備える、 ことを特徴とする可変長データの演算処理を行う計算
    機。
JP16256094A 1994-07-15 1994-07-15 可変長データの演算処理を行う計算機 Pending JPH0830437A (ja)

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JP16256094A JPH0830437A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 可変長データの演算処理を行う計算機

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JP16256094A JPH0830437A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 可変長データの演算処理を行う計算機

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JPH0830437A true JPH0830437A (ja) 1996-02-02

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ID=15756914

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JP16256094A Pending JPH0830437A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 可変長データの演算処理を行う計算機

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JP (1) JPH0830437A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003084077A1 (fr) * 2002-03-25 2003-10-09 Allied-Telesis, K.K. Procede et dispositif de conversion de donnees de longueur variable/fixe
JP2013059439A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Nippon Koden Corp 生体信号測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003084077A1 (fr) * 2002-03-25 2003-10-09 Allied-Telesis, K.K. Procede et dispositif de conversion de donnees de longueur variable/fixe
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