JPH08303957A - 高周波乾燥装置 - Google Patents

高周波乾燥装置

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JPH08303957A
JPH08303957A JP11312095A JP11312095A JPH08303957A JP H08303957 A JPH08303957 A JP H08303957A JP 11312095 A JP11312095 A JP 11312095A JP 11312095 A JP11312095 A JP 11312095A JP H08303957 A JPH08303957 A JP H08303957A
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康二 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘電加熱を利用した高周波乾燥装置におい
て、電極板間に複数段に積み重ねた被乾燥体を均一に乾
燥できるようにする。 【構成】 金属製の乾燥室1内に、第一の電極板2と、
この第一の電極板2と対向配置され、かつ、接地電位と
される第二の電極板3とを配置し、この第一の電極板2
と第二の電極板3との間に高周波電圧を印加するように
し、接地電位とされる第二の電極板3にのみ加熱手段を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高周波乾燥装置に関
し、更に詳しくは高周波による誘電加熱を利用したもの
であって、板状の木材等の被乾燥体の乾燥を均一に行う
ことのできる高周波乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板状の木材等の被乾燥体を乾燥す
るための高周波乾燥装置はその概略を示す図5のように
構成されている。すなわち、接地された金属製の乾燥室
31内に、上部に位置する第一の電極板32と、所定の
間隔をおいて対向配置された下部に位置する第二の電極
板33とが設けられている。この第二の電極板33は乾
燥室31に電気的に接続され、乾燥室31と同じ接地電
位とされている。第二の電極板33が接地電位とされて
いるのは、後述する高周波電圧が印加されたときの高周
波エネルギーの供給効率を高めるため等の理由による。
【0003】乾燥室31の外部には高周波電源装置34
が設けられており、この高周波電源装置34から第一の
電極板32と第二の電極板33との間に高周波電圧が印
加されるようになっている。又、乾燥室31の外部には
真空ポンプ35が設けられており、乾燥室31内を所定
の真空度に減圧するようになっている。
【0004】乾燥室31の上部には、下端に第一の電極
板32を取り付けた一対の昇降軸36、37が乾燥室内
外を貫通して配置されており、この昇降軸36、37に
より第一の電極板32が上下動されるようになってい
る。
【0005】上記のように構成された高周波乾燥装置に
おいて、複数段に積み重ねられた板状の被乾燥体38
は、第一の電極板32と第二の電極板33との間に配置
され、第一の電極板32がその自重で又はそれよりも大
きい一定の圧力で最上段の被乾燥体38に圧接されるこ
とにより両電極板32、33間において押圧される。乾
燥室31内は真空ポンプ35により所定の真空度にまで
減圧され、この状態で両電極板32、33間に高周波電
源装置34から高周波電圧が印加される。これにより、
被乾燥体38は誘電加熱され、所定の乾燥が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
高周波乾燥装置においては、被乾燥体の電極板間の上下
方向の位置によって乾燥状態に偏りが生じ、大部分の被
乾燥体は乾燥が十分に行われているにもかかわらず、一
部の被乾燥体は乾燥不足の状態にあるため、すべての被
乾燥体を均一に乾燥するためには更に時間を要するとい
う問題があった。
【0007】図6は、上記従来の高周波乾燥装置におけ
る被乾燥体の乾燥状態の偏りを確認するために行った実
験結果を示したものである。すなわち、上記高周波乾燥
装置の両電極板32、33間に、長さ1850mm、幅
350mm、厚み13mmの板状の木材(以下、板材と
いう。)を上下方向に13段積み重ね、所定の条件で乾
燥したときの各段ごとの板材の含水率を示したものであ
る。この図において、縦軸は含水率を、横軸は積み重ね
た板材の上下方向の位置をそれぞれ示している。板材
は、番号1が第一の電極板32に接したもの、番号13
が第二の電極板33に接したものであり、若い順に第一
の電極板32から第二の電極板33に向かって配置した
ものである。
【0008】この図から明らかなように、第二の電極板
33に近いものほど含水率の値が大きくなっている。す
なわち、番号1から番号10までの板材については所定
の乾燥が行われているが、番号11から番号13の板材
については乾燥不足の状態となっている。従って、すべ
ての板材について十分な乾燥を行うには更に時間を要す
ることになる。
【0009】従って、この発明は、板状の木材等の複数
段に積み重ねた被乾燥体の電極板間の上下方向における
乾燥状態の偏りを小さくし、各段の被乾燥体を均一に乾
燥することのできる高周波乾燥装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、この発明の請求項1に係る高周波乾燥装置
は、金属製の乾燥室内に、第一の電極板と、この第一の
電極板と対向配置され、かつ、接地電位とされる第二の
電極板とを配置し、この第一の電極板と第二の電極板と
の間に高周波電圧を印加するようにしたものにおいて、
前記接地電位とされる第二の電極板にのみ加熱手段を設
けたことを特徴としている。
【0011】又、請求項2に係る高周波乾燥装置は、請
求項1に係るものにおいて、第一の電極板は、接地電位
とされる一対の第二の電極板の間に位置するように配置
されていることを特徴としている。
【0012】又、請求項3に係る高周波乾燥装置は、請
求項1又は2に係るものにおいて、接地電位とされる第
二の電極板に設けられている加熱手段は蒸気によるもの
であることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1に係る高周波乾燥装置では、接地電位
とされる第二の電極板に加熱手段を設けたことによって
第二の電極板が加熱され、それにより第二の電極板側の
被乾燥体が補助的に加熱される。
【0014】請求項2に係る高周波乾燥装置では、第一
の電極板が接地電位とされる一対の第二の電極板の間に
位置するように配置されているため、誘電加熱効率を低
下させることなく電極板間の被乾燥体の配置容積が増大
される。
【0015】請求項3に係る高周波乾燥装置では、第二
の電極板に設けられている加熱手段が蒸気によるもので
あるため、簡単な構成で効率のよい加熱手段が実現され
る。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0017】図1はこの発明の高周波乾燥装置の概略を
示す断面図である。この図において、高周波乾燥装置は
接地された金属製の乾燥室1を有している。この乾燥室
1は図略の扉を有し、この扉を開閉することで被乾燥体
の出し入れが行われるようにされている。この乾燥室1
内には、上部に位置する第一の電極板2と、この第一の
電極板2との間に所定の間隔をおいて対向配置された下
部に位置する第二の電極板3とが設けられている。この
第一の電極板2及び第二の電極板3の大きさは、電極板
2、3間に配置される被乾燥体と同等かそれよりも大き
な面積とされている。又、第二の電極板3は、肉厚内に
蒸気の通路となる複数の貫通孔4(図では、一個のみ示
している。)が板面に沿って並列的に設けられて構成さ
れており、乾燥室1内の底部から所定の高さに位置固定
されると共に、乾燥室1に電気的に接続されて乾燥室1
と同じ接地電位とされている。この第二の電極板3の貫
通孔4には、その一端に蒸気の送入管5が接続され、そ
の他端に蒸気の排出管6が接続されている。この送入管
5及び排出管6は、例えば、金属製のものが用いられ
る。
【0018】乾燥室1の外部には高周波電源装置7が設
けられており、この高周波電源装置7から第一の電極板
2と第二の電極板3との間に高周波電圧が印加されるよ
うになっている。又、乾燥室1の外部には真空ポンプ8
が設けられており、その室内を所定の真空圧に減圧する
ようになっている。
【0019】乾燥室1の上部には、下端に第一の電極板
2を取り付けた一対の昇降軸9、10が配置されてお
り、この昇降軸9、10は乾燥室1の外部に設置された
ネジジャッキ、ウォームギヤ等からなる昇降機構(図示
していない。)により第一の電極板2を上下動するよう
になっている。
【0020】上記のように構成されたこの発明の高周波
乾燥装置は第二の電極板3の構成を除いては従来のもの
と同様の構成とされており、複数段に積み重ねられた板
状の被乾燥体11は、第一の電極板2と第二の電極板3
との間に配置され、昇降軸9、10の降下動作によって
第一の電極板2が最上段の板材11に圧接されることに
より両電極板2、3間において押圧される。第二の電極
板3は、その貫通孔4に送入管5及び排出管6を介して
高温の蒸気が送り込まれ、所定の温度に加熱される。乾
燥室1内は真空ポンプ8により所定の真空度にまで減圧
され、この状態で両電極板2、3間に高周波電源装置8
から高周波電圧が印加される。
【0021】これにより、被乾燥体11は誘電加熱され
ると共に、加熱されている第二の電極板3によってその
近傍の被乾燥体11が補助的に加熱されることにより乾
燥が行われる。被乾燥体11が板状の木材(以下、板材
という。)の場合、乾燥が進むにつれて板材が収縮し、
その厚みが若干薄くなるため、電極板2、3間に隙間が
できる。この隙間の発生を放置すると板材に反りが発生
するため、昇降軸9、10を制御する昇降機構は、その
隙間の発生を検知して第一の電極板2を降下させ、電極
板間に隙間が発生しないように作動する。これにより、
板材は反りを生じることなく乾燥されることになる。
【0022】尚、第一の電極板2が重い場合は、上記の
ような昇降機構によらなくてもその自重による自然降下
により電極板間の隙間の発生を防止するようにすること
もできる。
【0023】図2は、この発明の高周波乾燥装置におけ
る被乾燥体の乾燥状態の偏りを確認するために行った実
験結果を示したものである。すなわち、両電極板2、3
間に、上記従来の実験例と同様の板材を上下方向に13
段積み重ね、第二の電極板3を加熱することを除いては
すべて上記従来の実験例と同じ条件で乾燥したときの各
段ごとの板材の含水率を従来と同様の方法で示したもの
である。
【0024】この図から明らかなように、この発明の高
周波乾燥装置においては、各段の板材はすべて略同様の
乾燥状態となっており、従来の高周波乾燥装置において
乾燥不足となっていた接地電位とされる第二の電極板3
近傍の板材について大幅な改善がなされている。従っ
て、この発明の高周波乾燥装置においては、板材等の被
乾燥体の電極板間の上下方向における乾燥状態の偏りが
小さくできるため、均一な乾燥を行うことができること
になる。
【0025】尚、上記の実施例においては、一個の第一
の電極板2と一個の第二の電極板3との間に被乾燥体1
1を配置する構成としているが、この電極板の配置構成
は、電極板部分のみを示す図3のように、第一の電極板
2が接地電位とされる一対の第二の電極板3、3の間に
位置するような配置構成とし、第一の電極板2と一方の
第二の電極板3との間、及び第一の電極板2と他方の第
二の電極板3との間の両方に被乾燥体11を配置するよ
うな構成としてもよい。この場合、一対の第二の電極板
3、3は図1に示す第二の電極板3と同様の加熱手段を
設けたものを用い、乾燥時には両方の第二の電極板3、
3を加熱する。単に第一の電極板2と第二の電極板3と
の間隔を広くしただけでは乾燥状態のバラツキが拡大さ
れることになるが、上記のような構成とすることによ
り、そのような不都合を生じさせることなく被乾燥体1
1の積み重ね段数を倍増することができ、倍増した各段
の被乾燥体を略同様の均一な乾燥状態とすることができ
る。
【0026】又、図1に示す実施例の場合、第一の電極
板2は、図4に示すように、厚みの薄い電極板2aと合
成樹脂等の絶縁材料からなる厚みの厚いプレス板2bと
の組み合わせで構成するようにしてもよい。このように
すると、高電圧の印加される第一の電極板2と乾燥室1
との絶縁を簡単な構成で実現することができる。図3に
示す実施例の場合には、第一の電極板2は電界を形成す
るだけでよいため、厚みの薄い電極板のみで構成でき
る。
【0027】又、いずれの実施例の場合でも第二の電極
板3については、蒸気を加熱手段としている関係でその
厚みが必然的に厚くなるが、加熱手段としてシート状の
絶縁体面に抵抗体を印刷形成する等して構成したシート
状のヒータを用い、そのヒータを電極板に貼付るように
した場合は電極板の厚みを薄くすることができる。電極
板の厚みを薄くした場合は、必要とあれば図4に示すも
のと同様なプレス板と組み合わせるようにすればよい。
【0028】又、上記実施例における真空ポンプ8は必
ずしも必要とするものではない。乾燥室内を減圧すれば
低い温度で乾燥が促進できるため、乾燥効率は高くなる
が、減圧しない場合には高い温度で乾燥を行えばよく、
その場合でも上記実施例と同様に均一な乾燥を行うこと
ができる。
【0029】更に、この発明の高周波乾燥装置は、その
乾燥室1内に図略の扉を介して台車を搬入できるように
し、その台車の上に第二の電極板3と板材等の被乾燥体
11を載置するようにしてもよい。この場合は、台車の
材質によっては熱容量が大きいために誘電加熱による被
乾燥体11の熱が奪われることになるが、第二の電極板
3の加熱温度をその分高めるようにするだけで各段の均
一な乾燥が維持できる。
【0030】尚、この発明の高周波乾燥装置は、上記の
ように接地電位とされる第二の電極板にのみ加熱手段を
設けたことを構成上の大きな特徴とするもので、誘電加
熱された被乾燥体の熱が電極板に吸収されて外部に放熱
されるのを防止するために電極板を加熱するという公知
の技術を採用したものではない。
【0031】すなわち、図5に示す従来の高周波乾燥装
置において、乾燥状態に偏りが生じる原因につき種々の
確認を行った結果、第二の電極板33が乾燥室31と共
に接地電位となっているため、第一の電極板32側の方
が第二の電極板33側に比べて電束密度が大きくなって
おり、第二の電極板33側の方が第一の電極板32側に
比べて電束密度が小さくなっているためであることが明
らかとなったことに基づくものである。すなわち、当初
は乾燥室内の温度分布による影響や電極板からの放熱に
よる影響ではないかと推測されたが、乾燥室31の上部
の電極板が接地電位となるようにし、下部の電極板が高
圧電位となるようにしても上部の接地電位側の被乾燥体
の方が乾燥が不十分となることが明らかとなったのであ
る。
【0032】このようなことから、更に確認実験をすす
めた結果、第二の電極板33は乾燥室31と共に接地電
位となっているため、第一の電極板32と第二の電極板
33との間における電気力線は第一の電極板32と乾燥
室31との間、及び第一の電極板32と第二の電極板3
3との間に生成され、その結果、第一の電極板32側の
方が電束密度が大きく、第二の電極板33側の方が電束
密度が小さくなっていることから、電束密度の大きい第
一の電極板32側の被乾燥体は誘電加熱効率が高いため
に十分な乾燥が行われるが、電束密度の小さい第二の電
極板33側の被乾燥体は誘電加熱効率が低いために乾燥
が不十分となることが明らかとなったのである。
【0033】従って、この発明は、誘電加熱効率の低い
側である接地電位とされる第二の電極板にのみ加熱手段
を設け、第二の電極板近傍の被乾燥体を補助的に加熱す
ることによって各段の被乾燥体が略均一に加熱されるよ
うにし、それによって各段の被乾燥体の乾燥状態が略均
一になるようにしたものである。そのため、すべての電
極板に加熱手段を設ける必要がない分、構造が単純とな
り、コストダウンを図ることが可能となる。
【0034】又、接地電位とされる第二の電極板にのみ
加熱手段を設ける構成であるため、上記実施例のように
その加熱手段として蒸気を用いた場合の送入管5及び排
出管6は金属製の乾燥室1との間の絶縁を配慮する必要
がない。そのため、送入管5及び排出管6は、耐熱性を
有する高価な絶縁材料で形成したものを用いる必要がな
く、金属製のもので十分である。従って、金属製のもの
を用いた場合は、その分コストダウンを図ることが可能
となる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至3の発明に
よれば、接地電位とされる第二の電極板にのみ加熱手段
を設けて第二の電極板を積極的に加熱する構成としたの
で、誘電加熱効率の低い第二の電極板側の被乾燥体を補
助的に加熱して各段の被乾燥体を均一に乾燥することが
できる。
【0036】又、請求項2の発明によれば、第一の電極
板が接地電位とされる一対の第二の電極板の間に位置す
るように配置されているため、誘電加熱効率を低下させ
ることなく電極板間の被乾燥体の配置容積を増大するこ
とができる。
【0037】又、請求項3の発明によれば、第二の電極
板に設けられている加熱手段が蒸気によるものであるた
め、簡単な構成で効率のよい加熱手段を達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る高周波乾燥装置の要部
断面図である。
【図2】図1の高周波乾燥装置の各段の板材の含水率を
示す図である。
【図3】この発明の高周波乾燥装置の電極板の配置構成
の変形例を示す要部断面図である。
【図4】この発明の高周波乾燥装置の第一の電極板の変
形例を示す断面図である。
【図5】従来例の高周波乾燥装置の要部断面図である。
【図6】図5の高周波乾燥装置の各段の板材の含水率を
示す図である。
【符号の説明】
1 乾燥室 2 第一の電極板 3 第二の電極板 4 貫通孔 5 送入管 6 排出管 7 高周波電源装置 8 真空ポンプ 9 昇降軸 10 昇降軸 11 被乾燥体 2a 厚みの薄い電極板 2b プレス板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の乾燥室内に、第一の電極板と、
    この第一の電極板と対向配置され、かつ、接地電位とさ
    れる第二の電極板とを配置し、この第一の電極板と第二
    の電極板との間に高周波電圧を印加するようにした高周
    波乾燥装置において、前記接地電位とされる第二の電極
    板にのみ加熱手段を設けたことを特徴とする高周波乾燥
    装置。
  2. 【請求項2】 第一の電極板は、接地電位とされる一対
    の第二の電極板の間に位置するように配置されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の高周波乾燥装置。
  3. 【請求項3】 接地電位とされる第二の電極板に設けら
    れている加熱手段は蒸気によるものであることを特徴と
    する請求項1又は2記載の高周波乾燥装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106839751A (zh) * 2017-03-29 2017-06-13 江南大学 一种基于介电特性动态变化的微波干燥控制系统
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KR101961607B1 (ko) * 2019-01-09 2019-03-22 이창진 진공프레스 고주파가열 목재건조장치

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