JPH08303489A - オーバーランニングクラッチ - Google Patents

オーバーランニングクラッチ

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JPH08303489A
JPH08303489A JP8124790A JP12479096A JPH08303489A JP H08303489 A JPH08303489 A JP H08303489A JP 8124790 A JP8124790 A JP 8124790A JP 12479096 A JP12479096 A JP 12479096A JP H08303489 A JPH08303489 A JP H08303489A
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JP
Japan
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clutch
state
base oil
lubricant
coefficient
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JP8124790A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Seki
嘉徳 関
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 初期結合に必要な潤滑剤の摩擦係数を確保
し、しかも初期スリップを生じ難く、オーバーランによ
り昇温しても潤滑剤が流失したり劣化したりしない。 【解決手段】 本実施例は約290℃まで正常な稠度を
保つとともに、約300℃まで摩擦係数が0.2を保っ
ている。摩擦係数0.2であることは、初期結合に必要
な摩擦係数を失っておらず、しかもオーバーランニング
状態やスリップ状態における早期摩耗を防止するのに必
要な潤滑性(減摩作用)を維持している状態である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーバーランニング
クラッチに係り、特に、オーバーランニングクラッチの
初期結合作動に必要な摩擦係数を高温度(200℃以
上)まで保持し、しかも高温度(200℃以上)におい
ても摺動部の摩耗を防止し得るように改良したものに関
する。
【0002】
【従来の技術】公報等で知られるオーバーランニングク
ラッチは、例えばセルモータによる内燃機関の始動機構
の伝動系統内に配置して使用される。この場合、セルモ
ータの回転方向及び内燃機関の回転方向は、一定であっ
て、 a.セルモータが内燃機関に回転力を与えてクランキン
グする状態と、 b.内燃機関が自立回転を開始して、セルモータが無負
荷になるオーバーラン状態とがある。
【0003】オーバーランニングクラッチは、上記クラ
ンキング状態(クラッチ接の状態)と、オーバーラン状
態(クラッチ断の状態)とが自動的に切り変わる機能を
有している。上記自動切換作動の過渡的状態としてスリ
ップ状態が発生するが、これについては後述する。
【0004】図3及び図4は内燃機関の始動装置に用い
られているオーバーランニングクラッチの1例を示し、
図3は部分縦断面図、図4は部分横断面図である。
【0005】図においては、クラッチアウタ1が駆動
側、クラッチインナ2が被動側である。
【0006】図3に示す如くクラッチアウタ1は、セル
モータ(図示せず)によって駆動される入力軸1aと、
クラッチ作動部材である筒状部1bとが同心に一体成形
されている。
【0007】一方、クラッチインナ2はクラッチアウタ
1と同心的に配置されている。このクラッチインナ2に
は、前記筒状部1bの中に位置する円柱面2aと、内燃
機関のリングギヤ(図示せず)に噛合する歯車2bとが
設けられている。前記筒状部1bと円柱面2aとの間に
複数個のローラ3が配列されている。
【0008】図4に示す如く、上記のローラ3は、円周
方向にテーパ状をなす空隙内に収納され、ローラ押しバ
ネ4によって空隙の狭い方(天井の低い方、図において
左回り方向)に付勢されている。
【0009】セルモータ(図示せず)が回転して筒状部
1bが矢印a方向に回されると、ローラ3はローラ押し
バネ4に押されつつ転動し、筒状部1bに対して相対的
に図の左回り方向(天井の低い方)に移動し、円柱面2
aと筒状部1bとの間に挟まれて相対的に動けなくな
り、円柱面2aが筒状部1bと一緒に矢印b方向に回さ
れて、クラッチ接状態となる。この状態は前記のクラン
キング状態である。
【0010】上記のように、クラッチが自動的に「接」
状態となる過渡期において、筒状部1bの矢印a方向回
転速度よりも円柱面2aの矢印b方向回転速度が低い状
態(スリップ状態)が発生する。
【0011】このスリップ状態では、ローラ3が円柱面
2a及び筒状部1bの内面と激しく摺動するので、摩耗
を防止するためにグリース5が充填されている。
【0012】内燃機関が始動されて自立回転すると、円
柱面2aの矢印b方向回転速度の方が筒状部1bの矢印
a方向回転速度よりも速くなる。この状態ではローラ3
がローラ押しバネ4を圧縮して図の右回り方向に転動し
て空隙の広い(天井の高い)所に位置し、クラッチが
「断」の状態となって円柱面2aがオーバーランする。
この場合は、前記のスリップ状態に比して荷重は低いが
高速で摺動するので摩耗の問題があり、潤滑が必要で、
前記のグリース5によって潤滑が行われる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のような作用する
オーバーランニングクラッチの内部潤滑については、特
殊な潤滑機能が要求されるので、特開昭59−5199
8号公報で知られる従来一般に用いられているグリース
を充填しただけでは要求に応え得ない。
【0014】即ち、オーバーランニングクラッチ内にお
いては、 (イ)前記のスリップ状態を経てクランキング状態(ク
ラッチ接)となるためには、円周に沿ったテーパ状空隙
の中へのローラ3を噛み込んでロックされなければなら
ないので、比較的高い摩擦係数が必要である。
【0015】もし摩擦係数が低すぎると、ローラ3が空
転するばかりで、テーパ状空隙に噛み込まれない(即ち
ロックされない)ので、スリップ状態が長く続き、始動
が遅延するのみでなく、オーバーランニングクラッチが
発熱し、グリースを劣化させる。
【0016】一方、前記のスリップ状態、及びオーバー
ラン状態では、摩耗を防止するために潤滑剤による減摩
作用を必要とする。
【0017】しかも、前記のスリップ状態やオーバーラ
ン状態においては発熱するので、耐熱性も重要な課題と
なり、(イ)200℃以上を越えても、粘度が減少し過
ぎて流失してしまうことがなく、(ロ)200℃を越え
ても変質して潤滑性を失うことのない、性状が要求され
る。
【0018】ところが、従来のオーバーランニングクラ
ッチのグリース潤滑技術においては、一般に減摩作用が
重視されるあまり、適宜な摩擦係数を確保するという考
えは無かった。また200℃を越えても流失せず、20
0℃を越えても劣化しないというグリース潤滑技術は未
だ開発されていない。
【0019】従来技術においてはオーバーランニングク
ラッチに「合成油を基油とし、増稠剤としてリチウム石
鹸を混合したグリース」を充填していたが、この潤滑方
法では、スチールとスチールとの間の摩擦係数(以下、
スチール間の摩擦係数という)が0.12であり、オー
バーランニングクラッチで伝動し得るトルクが小さい。
このため、クラッチの初期結合(停止状態からセルモー
タを回し、クラッチを接状態にすること)の際にスリッ
プが著しい。
【0020】また、上記と異なる従来技術として「シリ
コーンオイルを基油とし、増稠剤としてリチウム石鹸を
混合したグリース」を充填する方法も公知であるが、こ
の種のグリースの耐熱性は170℃しか無いので、オー
バーラン作動に伴う昇温で劣化し易い。
【0021】他方、ボールベアリング等の高荷重回転用
として使用するための軸受グリースとして、合成油を基
油とし、増稠剤としてウレア系化合物を混合したグリー
スがある。このグリースは、耐熱耐久性の面ではオーバ
ーランニングクラッチ用としても好適であるが、このグ
リースの摩擦係数は0.12と低いので、オーバーラン
ニングクラッチの初期結合の際に必要な摩擦力が得られ
ないので、オーバーランニングクラッチ用としては適し
ない。
【0022】本発明の目的は、上述の事情に鑑みて為さ
れたもので、初期結合に必要な潤滑剤の摩擦係数を確保
し、しかも低温時においても初期スリップを生じ難く、
オーバーランして200℃を越える温度に昇温しても、
潤滑剤が流失したり、劣化,固化したりする虞が無く、
オーバーラン状態においても早期に摩耗が進行しない、
オーバーランニングクラッチを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明においては、オー
バーランニングクラッチの初期結合に必要な潤滑剤の摩
擦係数を確保するため、標準状態におけるスチール間の
摩擦係数、即ち、オーバーランニングクラッチを組み付
けたときの状態であるスチール(硬鋼−硬鋼)間の静止
摩擦係数が0.18以上の油を基油とし、200℃を越
える温度での稠度を維持するため、基油に樹脂または石
鹸からなる増稠剤を混合して滴点が260℃以上となる
混合潤滑剤を形成する。
【0024】その場合、摩擦係数が0.18以上のオイ
ルであれば、潤滑剤の基油として用い得るが、摩擦係数
0.18以上のオイルの例としては、摩擦係数0.2の
シリコンオイルが挙げられる。
【0025】また、潤滑剤の滴点を260℃以上にする
ため増稠剤として、樹脂の例ではウレア系化合物が挙げ
られる。
【0026】本発明者の実験によれば、樹脂又は石鹸の
混合割合2〜35%(重量比)の範囲内とすると好結果
が得られる。2%未満では稠度が不足し、35%を越え
ると潤滑性が不十分になるからである。
【0027】従って、本発明のオーバーランニングクラ
ッチは、クラッチアウタと、該クラッチアウタと同心的
に配置されるクラッチインナと、該クラッチインナ及び
クラッチアウタ間の空隙内に円周方向に沿って配列され
た複数個のローラと、クラッチインナ及びクラッチアウ
タ間の空隙内に充填され、かつ標準状態におけるスチー
ル間の摩擦係数がほぼ0.18以上の基油に、樹脂又は
石鹸からなる増稠剤を混合して滴点が260℃以上の温
度とした潤滑剤とから構成されることを特徴とするもの
である。
【0028】本発明では、上述の如く、クラッチアウタ
とクラッチインナと複数個のローラと潤滑剤とを有し、
該潤滑剤では標準状態における基油の摩擦係数(スチー
ル間)が0.18であるから、オーバーランニングクラ
ッチの初期結合に際して、約0.18の摩擦係数がロー
ラ3(図4参照)に作用し、該ローラ3が過渡にスリッ
プすることなく比較的迅速に空隙間に噛み込まれてクラ
ッチ接の状態(クランキング状態)に移行し得る。さら
に、樹脂又は石鹸からなる増稠剤を混合することによっ
て潤滑剤の滴点が260℃以上であるから、高耐熱性を
得ることができ、少なくとも200℃を越えるまで潤滑
剤が流失してしまうといった事態を生じる虞が無い。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るオーバーラン
ニングクラッチの一実施例を図1及び図2により説明す
る。実施例のオーバーランニングクラッチは、クラッチ
アウタ1と、このクラッチアウタ1と同心的に配置され
たクラッチインナ2と、このクラッチインナ2及びクラ
ッチアウタ1間の空隙内に円周方向に沿って配列された
複数個のローラ3と、クラッチインナ2及びクラッチア
ウタ1間の空隙内に充填された潤滑剤(グリース)5と
を有して構成されている(図3,図4参照)。
【0030】そして、潤滑剤5は、標準状態におけるス
チール間の摩擦係数が0.18以上の基油として、本例
では摩擦係数0.2のシリコン油を用いた。ただし、本
実施例シリコン油の摩擦係数には±0.02のバラツキ
があり、詳しくは摩擦係数の0.2±0.02である。
【0031】シリコン油は高温における耐酸化性にも優
れているので、基油として好適である。
【0032】また本実施例は、潤滑剤5が滴点260℃
以上の温度を得るようにするため、樹脂又は石鹸からな
る増稠剤として、アルキルジウレアを用い、前記の基油
内に20%(wt%)混合した。このアルキルジウレア
は脂肪族アミンとイソシアネートとを反応させて得たも
ので、耐熱性300℃である。
【0033】上記のように調合した潤滑剤5を、図3,
図4に示したクラッチアウタ1とクラッチインナ2間の
空隙に充填してテストを行ったところ、エンジンの雰囲
気温度−25℃から+100℃までの間で初期結合に伴
うスリップが認められなかった。
【0034】さらに、大気温20℃の雰囲気内で30分
間の連続オーバーランニングテストを行ったが、ローラ
3、及びこれに摺触する部材(クラッチアウタ1,クラ
ッチインナ2)に別段の摩耗が認められなかった。内燃
機関の始動に際してオーバーランニングクラッチがオー
バーラン状態となるのは秒単位の短時間であるから、3
0分間の連続テストは十分にシビアーである。
【0035】比較例Aとして、摩擦係数0.2のシリコ
ンオイルを基油とし、増稠剤としてのリチウム石鹸を混
合して形成された滴点210℃のグリースを用い、比較
例Bとして、摩擦係数0.12のジエステル系合成油を
基油とし、増稠剤としてのリチウム石鹸を混合して形成
された滴点207℃のグリースを用い、各温度における
稠度の変化状態を図1に、同じく摩擦係数の変化状態を
図2に、それぞれ示す。測定は、試料を各温度に24時
間保持した後、JISに基づいて行った。
【0036】図1及び図2に現れているように、比較例
Bは約150℃で、比較例Aは約180℃で、それぞれ
急速に稠度が低下している。これに伴って、比較例Bは
約150℃で、比較例Aは約200℃で、それぞれ摩擦
係数が急激に上昇し、高温潤滑性を失っている。
【0037】本実施例は約290℃まで正常な稠度を保
つとともに、約300℃まで摩擦係数が0.2(ただ
し、前述の如く、詳しくは0.2±0.02)を保って
いる。
【0038】摩擦係数0.2±0.02であることは、
初期結合に必要な摩擦係数を失っておらず、しかもオー
バーラン状態やスリップ状態における早期摩耗を防止す
るのに必要な潤滑性(減摩作用)を維持している状態で
ある。この実験結果から、本発明が目的を達成するため
に必要とされる基油の摩擦係数は0.18以上であるこ
とが判る。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、標準状態
におけるスチール間の摩擦係数がほぼ0.18以上の基
油に、樹脂又は石鹸からなる増稠剤を混合して滴点が2
60℃以上の温度とした潤滑剤を有して構成したので、
広い温度範囲で、著しいスリップ状態を生じることがな
く迅速にオーバーランニングクラッチの初期結合を行わ
せることが出来、しかも、オーバーランによって200
℃を越える温度に昇温しても潤滑剤が劣化,固化したり
流失したりする虞がない。その上、オーバーラン状態や
スリップ状態において早期に摩耗が進行する虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオーバーランニングクラッチの作
用効果を説明するための温度と稠度との関係を示す説明
図。
【図2】同じくオーバーランニングクラッチの作用効果
を説明するための温度と摩擦係数との関係を示す説明
図。
【図3】オーバーランニングクラッチを示す部分縦断面
図。
【図4】オーバーランニングクラッチを示す部分横断面
図。
【符号の説明】
1…クラッチアウタ、1a…入力軸、1b…筒状部、2
…クラッチインナ、2a…円柱面、2b…歯車、3…ロ
ーラ、4…ローラ押しバネ、5…グリース(潤滑剤)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 20:00 20:02 40:10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッチアウタと、該クラッチアウタと
    同心的に配置されるクラッチインナと、該クラッチイン
    ナ及びクラッチアウタ間の空隙内に円周方向に沿って配
    列された複数個のローラと、クラッチインナ及びクラッ
    チアウタ間の空隙内に充填され、かつ標準状態における
    スチール間の摩擦係数がほぼ0.18以上の基油に、樹
    脂又は石鹸からなる増稠剤を混合して滴点が260℃以
    上の温度とした潤滑剤とから構成されることを特徴とす
    るオーバーランニングクラッチ。
JP8124790A 1996-05-20 1996-05-20 オーバーランニングクラッチ Pending JPH08303489A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003067128A1 (fr) * 2002-01-21 2003-08-14 Nsk Ltd. Dispositif de transmission de rotation de type a roue libre et demarreur
JP2015005270A (ja) * 2013-06-18 2015-01-08 太瀚科技股▲ふん▼有限公司 電子ペンの傾斜角の検出方法

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