JPH08303411A - 電磁波を用いた油圧シリンダのピストン位置検知装置 - Google Patents
電磁波を用いた油圧シリンダのピストン位置検知装置Info
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- JPH08303411A JPH08303411A JP8114692A JP11469296A JPH08303411A JP H08303411 A JPH08303411 A JP H08303411A JP 8114692 A JP8114692 A JP 8114692A JP 11469296 A JP11469296 A JP 11469296A JP H08303411 A JPH08303411 A JP H08303411A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/20—Other details, e.g. assembly with regulating devices
- F15B15/28—Means for indicating the position, e.g. end of stroke
- F15B15/2815—Position sensing, i.e. means for continuous measurement of position, e.g. LVDT
- F15B15/2869—Position sensing, i.e. means for continuous measurement of position, e.g. LVDT using electromagnetic radiation, e.g. radar or microwaves
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- F15B15/28—Means for indicating the position, e.g. end of stroke
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/48—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using wave or particle radiation means
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧シリンダにおける流体内で電磁波を使用
してピストン位置を検知するシステムにおいて、ピスト
ン位置に関連する選択された共振周波数の検出性能を改
良する。 【解決手段】 電気信号入力プローブと出力プローブ
を、シリンダの周りに90度離して配置することによっ
て、特定の共振周波数信号の検出性能を減じさせる望ま
しくないモードへの結合を抑制する。同軸の検知システ
ムにおいて、互いに90度離れ、また入力および出力プ
ローブに対しても90度離れた“ダミー”プローブが、
対称性および共振形状を改良し、望ましくないモードへ
の結合を抑止する。
してピストン位置を検知するシステムにおいて、ピスト
ン位置に関連する選択された共振周波数の検出性能を改
良する。 【解決手段】 電気信号入力プローブと出力プローブ
を、シリンダの周りに90度離して配置することによっ
て、特定の共振周波数信号の検出性能を減じさせる望ま
しくないモードへの結合を抑制する。同軸の検知システ
ムにおいて、互いに90度離れ、また入力および出力プ
ローブに対しても90度離れた“ダミー”プローブが、
対称性および共振形状を改良し、望ましくないモードへ
の結合を抑止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダにおいて
電磁波を使用して油圧シリンダのピストン位置を検出す
ることに関し、特に、その特性からピストン位置が求め
られる、より検出可能な特定の電磁波を生成することに
関する。
電磁波を使用して油圧シリンダのピストン位置を検出す
ることに関し、特に、その特性からピストン位置が求め
られる、より検出可能な特定の電磁波を生成することに
関する。
【0002】
【従来の技術】油圧シリンダ、ピストンおよびロッドの
組合せが、材料および対象物の移動および位置決めを含
む分野でますます使用されてきている。油圧シリンダ、
ピストンおよびロッドの組合せについての種々の用途が
発達してくるにつれて、より厳しい動作基準が要求され
てきており、ピストン位置と、それに関連する速度およ
び加速度の変位パラメータを精密に、確実に、しかも常
に検知する必要性が生じてきた。技術的に発展している
有望な方法は、シリンダおよびピストンで形成される空
洞における電磁波の共振周波数と空洞の寸法との相関関
係を用いるものである。この方法の一つの態様において
は、波の性質が、両端を短絡した伝送線におけるような
ものであり、電磁定常波の共振周波数が、空洞長さの逆
数に相関する。ピストン位置の検知のために電磁波を使
用する一つの応用が、米国特許第 4,588,953号に示され
ており、シリンダの閉端とピストンの間のシリンダ内部
に導かれる電磁波の周波数が、2つの限界値の間で変化
させられ、検出された共振ピークの周波数がピストン位
置を示すものとなる。
組合せが、材料および対象物の移動および位置決めを含
む分野でますます使用されてきている。油圧シリンダ、
ピストンおよびロッドの組合せについての種々の用途が
発達してくるにつれて、より厳しい動作基準が要求され
てきており、ピストン位置と、それに関連する速度およ
び加速度の変位パラメータを精密に、確実に、しかも常
に検知する必要性が生じてきた。技術的に発展している
有望な方法は、シリンダおよびピストンで形成される空
洞における電磁波の共振周波数と空洞の寸法との相関関
係を用いるものである。この方法の一つの態様において
は、波の性質が、両端を短絡した伝送線におけるような
ものであり、電磁定常波の共振周波数が、空洞長さの逆
数に相関する。ピストン位置の検知のために電磁波を使
用する一つの応用が、米国特許第 4,588,953号に示され
ており、シリンダの閉端とピストンの間のシリンダ内部
に導かれる電磁波の周波数が、2つの限界値の間で変化
させられ、検出された共振ピークの周波数がピストン位
置を示すものとなる。
【0003】米国特許第 4,737,705号において、電磁波
が、中央コアを有する同軸共振空洞にTEM波モードと
して呼ばれるモードで射出され、伝播されるようにする
ことにより改良がなされる。ピストンのロッド側のシリ
ンダは、同軸空洞の1つのタイプである。欧州特許庁で
86年10月29日に公開された欧州特許出願番号 0 199 224
において、シリンダの閉端の中心に波を導き、閉端およ
びピストンの間の油圧シリンダの空洞における電磁波の
共振の検出が、直角に曲げたアンテナをシリンダの周囲
から軸方向に延びるように配置し受信機として利用し
て、射出され伝播される電磁波エネルギをTM円筒形モ
ードとして呼ばれるモードに閉じ込めることによって、
シリンダ閉端とピストンの間の油圧シリンダの空洞にお
ける電磁波の共振の検出が、改良される。米国特許第
5,182,979号において、シリンダ内においてピストンお
よびロッドが直線的に延びるときに生じる挿入損失の差
が補償される。米国特許第 5,325,063号において、共振
信号の低周波数側の正のスロープと高周波数側の負のス
ロープと基準レベルとの間の交点を利用することによっ
て、基本共振周波数の識別が向上する。技術の進歩が続
くにつれて、優れた精度が、共振周波数の検出に求めら
れており、特定の共振周波数信号をより精密に識別する
必要性が生じている。
が、中央コアを有する同軸共振空洞にTEM波モードと
して呼ばれるモードで射出され、伝播されるようにする
ことにより改良がなされる。ピストンのロッド側のシリ
ンダは、同軸空洞の1つのタイプである。欧州特許庁で
86年10月29日に公開された欧州特許出願番号 0 199 224
において、シリンダの閉端の中心に波を導き、閉端およ
びピストンの間の油圧シリンダの空洞における電磁波の
共振の検出が、直角に曲げたアンテナをシリンダの周囲
から軸方向に延びるように配置し受信機として利用し
て、射出され伝播される電磁波エネルギをTM円筒形モ
ードとして呼ばれるモードに閉じ込めることによって、
シリンダ閉端とピストンの間の油圧シリンダの空洞にお
ける電磁波の共振の検出が、改良される。米国特許第
5,182,979号において、シリンダ内においてピストンお
よびロッドが直線的に延びるときに生じる挿入損失の差
が補償される。米国特許第 5,325,063号において、共振
信号の低周波数側の正のスロープと高周波数側の負のス
ロープと基準レベルとの間の交点を利用することによっ
て、基本共振周波数の識別が向上する。技術の進歩が続
くにつれて、優れた精度が、共振周波数の検出に求めら
れており、特定の共振周波数信号をより精密に識別する
必要性が生じている。
【0004】
【発明の概要】油圧シリンダの流体内の定常電磁波の共
振周波数を示す信号が改良され、ここで、電磁波用の入
力および出力カプラが、油圧シリンダの周上で、90度
だけ離されている。90度の分離は、所望のモードの信
号がより検出されにくくしかも検出可能なピストンの行
程の範囲を減じさせる干渉モードに、電磁波エネルギが
結合するのを抑制する。
振周波数を示す信号が改良され、ここで、電磁波用の入
力および出力カプラが、油圧シリンダの周上で、90度
だけ離されている。90度の分離は、所望のモードの信
号がより検出されにくくしかも検出可能なピストンの行
程の範囲を減じさせる干渉モードに、電磁波エネルギが
結合するのを抑制する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明によると、通常マイクロ波
もしくはラジオ周波数(RF)の範囲である電磁波エネ
ルギの入力カプラおよび受信カプラが、シリンダの周上
で90度離れて配置される。90度の分離は、空洞の長
さ、従ってピストン位置に相関する共振周波数信号を検
出する能力に干渉する定常波モードへの結合を抑制す
る。所望のモード以外のモードへの結合は、技術用語で
“クロストーク”と呼ばれることもあり、適切な信号検
出をより困難なものとする。本発明の90度のカプラ分
離は、“クロストーク”を生じる信号をキャンセルする
ように作用するが、従来技術で使用されていた180度
のカプラ分離は、“クロストーク”を強める傾向があ
る。図1を参照すると、本発明による送信および受信カ
プラの関係位置を示す斜視図が示されている。図1にお
いて、油圧シリンダ1の上で、入力カプラ2および出力
カプラ3が、シリンダ1の周上のおよそ90度離れた位
置に配置される。入力カプラ2および出力カプラ3は、
図示していないが、ピストンの行程を越えるシリンダの
端部のほぼ近くに位置される。
もしくはラジオ周波数(RF)の範囲である電磁波エネ
ルギの入力カプラおよび受信カプラが、シリンダの周上
で90度離れて配置される。90度の分離は、空洞の長
さ、従ってピストン位置に相関する共振周波数信号を検
出する能力に干渉する定常波モードへの結合を抑制す
る。所望のモード以外のモードへの結合は、技術用語で
“クロストーク”と呼ばれることもあり、適切な信号検
出をより困難なものとする。本発明の90度のカプラ分
離は、“クロストーク”を生じる信号をキャンセルする
ように作用するが、従来技術で使用されていた180度
のカプラ分離は、“クロストーク”を強める傾向があ
る。図1を参照すると、本発明による送信および受信カ
プラの関係位置を示す斜視図が示されている。図1にお
いて、油圧シリンダ1の上で、入力カプラ2および出力
カプラ3が、シリンダ1の周上のおよそ90度離れた位
置に配置される。入力カプラ2および出力カプラ3は、
図示していないが、ピストンの行程を越えるシリンダの
端部のほぼ近くに位置される。
【0006】図2を参照すると、入力および出力カプラ
の相対的な配置の角度が図式的に示されており、図1と
同じ符号が用いられている。図2において、カプラ2お
よび3がシリンダの円周上で、シリンダの周りに近い方
でおよそ90度離れていること、またそれとは反対方向
におよそ270度離れていることが、干渉モードへの結
合を抑制する作用をする。従来のように、カプラが18
0度離れていると、シリンダ周りのカプラ間の経路が等
しくなり、干渉モードを強める効果が生じる。対照的
に、本発明の90度分離では、干渉モードを減じる効果
が生じる。本発明の原理に従うと、理論的な90度の配
置が、好ましい。しかしながら、図2に示されるよう
に、近い方の直接的分離と、シリンダの円周周りの反対
側の経路における該直接的分離の奇数倍の分離が実質的
に維持できる位の小さい角度の変動は許容される。図3
を参照すると、本発明の好ましい実施例が示されてお
り、同軸空洞が、シリンダのピストンのロッド側に関連
して用いられている。図3のシリンダ10において、ピ
ストン11がロッド12に取りつけられ、ロッド12
は、両矢印の方向の運動を、負荷(図示せず)に伝達す
る。シリンダ10の端部に設けられるヘッド部13は、
シリンダ10の端部を閉じ、ロッド12の周りを囲む。
ロッド12が取り付けられるピストン11の面14、お
よびヘッド部13の内部表面が、同軸伝送線空洞16の
短絡端として機能し、この空洞では、ロッド12がコア
部材として機能し、TEM横波モードが伝播する。絶縁
された入力カプラ17、およびこの図で示されていない
絶縁された出力カプラ18は、本発明に従って、シリン
ダ10の円周周りに90度離れて配置され、ピストン1
1の行程を越えてヘッド部13の内部あるいはその近く
に配置され、シリンダ10内の空洞16における油圧流
体に曝される。入力カプラ17および図示されていない
出力カプラ18は、ループ磁気カプラである。
の相対的な配置の角度が図式的に示されており、図1と
同じ符号が用いられている。図2において、カプラ2お
よび3がシリンダの円周上で、シリンダの周りに近い方
でおよそ90度離れていること、またそれとは反対方向
におよそ270度離れていることが、干渉モードへの結
合を抑制する作用をする。従来のように、カプラが18
0度離れていると、シリンダ周りのカプラ間の経路が等
しくなり、干渉モードを強める効果が生じる。対照的
に、本発明の90度分離では、干渉モードを減じる効果
が生じる。本発明の原理に従うと、理論的な90度の配
置が、好ましい。しかしながら、図2に示されるよう
に、近い方の直接的分離と、シリンダの円周周りの反対
側の経路における該直接的分離の奇数倍の分離が実質的
に維持できる位の小さい角度の変動は許容される。図3
を参照すると、本発明の好ましい実施例が示されてお
り、同軸空洞が、シリンダのピストンのロッド側に関連
して用いられている。図3のシリンダ10において、ピ
ストン11がロッド12に取りつけられ、ロッド12
は、両矢印の方向の運動を、負荷(図示せず)に伝達す
る。シリンダ10の端部に設けられるヘッド部13は、
シリンダ10の端部を閉じ、ロッド12の周りを囲む。
ロッド12が取り付けられるピストン11の面14、お
よびヘッド部13の内部表面が、同軸伝送線空洞16の
短絡端として機能し、この空洞では、ロッド12がコア
部材として機能し、TEM横波モードが伝播する。絶縁
された入力カプラ17、およびこの図で示されていない
絶縁された出力カプラ18は、本発明に従って、シリン
ダ10の円周周りに90度離れて配置され、ピストン1
1の行程を越えてヘッド部13の内部あるいはその近く
に配置され、シリンダ10内の空洞16における油圧流
体に曝される。入力カプラ17および図示されていない
出力カプラ18は、ループ磁気カプラである。
【0007】コア12周りの4分割の対称性および改良
された共振形状を提供するために、“ダミー”カプラ1
9および20が、シリンダ10の円周周りに更に90度
離れて配置されており、図ではカプラ19のみが示され
ている。シリンダ10の流体が、バルブポート21を通
して維持される。図4は、図3のラインIV--IVに沿った
ヘッド部13のカプラ部分と、入力カプラ17、出力カ
プラ18、“ダミー”カプラ19、20の位置が示され
ている。入力カプラ17および出力カプラ18が、ヘッ
ド部13の周を貫通して延びる。“ダミー”カプラ1
9、20は、ワイヤに接続せず、これらは異なる長さを
有するものでもよい。個々の長さが、共振の形状を選択
的に適合するように用いられる。位置20での長さを短
くすることにより選択的な形状決定を行うことが図3に
例として示されており、この場合には、反共振に形状修
正がされ、それによって望ましくないモードからの信号
を抑制することができる。ヘッド部13の面15の部分
が、ピストン行程に対して制限を与える。シーリング構
造は、図示していないが、ピストン11およびヘッド部
13に通常設けられ、シリンダ10との接触およびロッ
ド12との接触を改良し、空洞16の端部短絡を助長す
る。
された共振形状を提供するために、“ダミー”カプラ1
9および20が、シリンダ10の円周周りに更に90度
離れて配置されており、図ではカプラ19のみが示され
ている。シリンダ10の流体が、バルブポート21を通
して維持される。図4は、図3のラインIV--IVに沿った
ヘッド部13のカプラ部分と、入力カプラ17、出力カ
プラ18、“ダミー”カプラ19、20の位置が示され
ている。入力カプラ17および出力カプラ18が、ヘッ
ド部13の周を貫通して延びる。“ダミー”カプラ1
9、20は、ワイヤに接続せず、これらは異なる長さを
有するものでもよい。個々の長さが、共振の形状を選択
的に適合するように用いられる。位置20での長さを短
くすることにより選択的な形状決定を行うことが図3に
例として示されており、この場合には、反共振に形状修
正がされ、それによって望ましくないモードからの信号
を抑制することができる。ヘッド部13の面15の部分
が、ピストン行程に対して制限を与える。シーリング構
造は、図示していないが、ピストン11およびヘッド部
13に通常設けられ、シリンダ10との接触およびロッ
ド12との接触を改良し、空洞16の端部短絡を助長す
る。
【0008】シリンダ3において、ピストン1が、空洞
16内で矢印で示されるような運動を行う。空洞16内
で基本共振を生じる周波数の範囲にわたって変化する周
波数信号が、送信部31によりカプラ17を介して空洞
16内の油圧流体に送信される。カプラ18で受信され
る周波数信号は、受信部33で処理され、共振信号の存
在が、スレッショルドレベルとの比較によって識別され
る。コントローラ部35が、受信部33および送信部3
1と、それぞれチャネル36および37を通じて連絡す
る。受信部33のゲインは、ピストン行程に等しくさ
れ、基準処理レベルを与える。コントローラ部35にお
いて、各共振信号で識別される情報が、送信部31から
の送信周波数の分割されたサンプルを用いて、情報をカ
ウントするために変換される。分割されたサンプルは、
カウンタにおいて正確な発振信号を選びだすために用い
られ、そのカウントは移動したピストン距離に比例す
る。カウント情報と移動したピストン距離の相関関係
は、使用前に、静的なシリンダの動作特性において表に
される。入力カプラ17を通じて送られ、出力カプラ1
8を通じて受信される信号は、図4の点線で囲った処理
部30で処理される。処理部30は、例えば50MHz
から1.6GHzの所定の最小および最大周波数間で変
化する信号を導体32を介してカプラ17に送る送信部
31;カプラ18および導体34を介して空洞16の長
さに相関する共振周波数で電磁波信号を検出する受信部
33;およびピストン位置、速度および加速度の関連パ
ラメータの決定をする制御部35により構成される。
16内で矢印で示されるような運動を行う。空洞16内
で基本共振を生じる周波数の範囲にわたって変化する周
波数信号が、送信部31によりカプラ17を介して空洞
16内の油圧流体に送信される。カプラ18で受信され
る周波数信号は、受信部33で処理され、共振信号の存
在が、スレッショルドレベルとの比較によって識別され
る。コントローラ部35が、受信部33および送信部3
1と、それぞれチャネル36および37を通じて連絡す
る。受信部33のゲインは、ピストン行程に等しくさ
れ、基準処理レベルを与える。コントローラ部35にお
いて、各共振信号で識別される情報が、送信部31から
の送信周波数の分割されたサンプルを用いて、情報をカ
ウントするために変換される。分割されたサンプルは、
カウンタにおいて正確な発振信号を選びだすために用い
られ、そのカウントは移動したピストン距離に比例す
る。カウント情報と移動したピストン距離の相関関係
は、使用前に、静的なシリンダの動作特性において表に
される。入力カプラ17を通じて送られ、出力カプラ1
8を通じて受信される信号は、図4の点線で囲った処理
部30で処理される。処理部30は、例えば50MHz
から1.6GHzの所定の最小および最大周波数間で変
化する信号を導体32を介してカプラ17に送る送信部
31;カプラ18および導体34を介して空洞16の長
さに相関する共振周波数で電磁波信号を検出する受信部
33;およびピストン位置、速度および加速度の関連パ
ラメータの決定をする制御部35により構成される。
【0009】本発明の90度離れて入力カプラ17と出
力カプラ18を配置することにより改良された信号の利
点が、図5に、従前の技術で実践された180度離れた
カプラと比較してグラフで示されている。図5を参照す
ると、ゲインのピークがモードの共振と同時に生じる。
共振は、用いられてきたモード番号基準TEMNOに従
って識別され、ここで、“m”は、周モード番号であ
り、“n”は、半径モード番号であり、且つ“o”は、
軸モード番号である。180度分離では、ピークを区別
するのにかなりの注意が必要とされる。本発明の90度
分離は、望ましくない近くの TE101モードへの結合を抑
制し、望ましいTEM1モードを容易に識別しやすくする。
TE201モードのようにより離れたところの望ましくない
共振は、近くの望ましくない共振と比較すると悪影響を
及ぼさず、所望のモードの明確な特定(definition)から
みれば、十分に離れている。図5に示されるように、本
発明の利点は、空洞が短い場合に最大のものとなり、9
0度分離が、望ましいモードと望ましくないモードの間
の信号偏差を、より顕著なものし、従って検出可能と
し、構成要素および処理仕様を融通性あるものにする。
ロッド12が大きく延ばされ、空洞16が、ほとんどつ
ぶされて、空洞の長さに対する径の比である空洞のアス
ペクト比がほぼ等しくなる状況の下でさえも、本発明
は、第1の共振TEM1が最も近い共振からはっきりと区別
することができるという特別な利点を有する。従来技術
における180度分離を用いると、 TE101共振が、TEM1
共振と合わさって、TEM1共振をはっきりと区別できな
い。次の高次の共振(TEM2 またはTE201)は、問題が生じ
ない程、TEM1共振から十分に離れている。
力カプラ18を配置することにより改良された信号の利
点が、図5に、従前の技術で実践された180度離れた
カプラと比較してグラフで示されている。図5を参照す
ると、ゲインのピークがモードの共振と同時に生じる。
共振は、用いられてきたモード番号基準TEMNOに従
って識別され、ここで、“m”は、周モード番号であ
り、“n”は、半径モード番号であり、且つ“o”は、
軸モード番号である。180度分離では、ピークを区別
するのにかなりの注意が必要とされる。本発明の90度
分離は、望ましくない近くの TE101モードへの結合を抑
制し、望ましいTEM1モードを容易に識別しやすくする。
TE201モードのようにより離れたところの望ましくない
共振は、近くの望ましくない共振と比較すると悪影響を
及ぼさず、所望のモードの明確な特定(definition)から
みれば、十分に離れている。図5に示されるように、本
発明の利点は、空洞が短い場合に最大のものとなり、9
0度分離が、望ましいモードと望ましくないモードの間
の信号偏差を、より顕著なものし、従って検出可能と
し、構成要素および処理仕様を融通性あるものにする。
ロッド12が大きく延ばされ、空洞16が、ほとんどつ
ぶされて、空洞の長さに対する径の比である空洞のアス
ペクト比がほぼ等しくなる状況の下でさえも、本発明
は、第1の共振TEM1が最も近い共振からはっきりと区別
することができるという特別な利点を有する。従来技術
における180度分離を用いると、 TE101共振が、TEM1
共振と合わさって、TEM1共振をはっきりと区別できな
い。次の高次の共振(TEM2 またはTE201)は、問題が生じ
ない程、TEM1共振から十分に離れている。
【0010】本発明の改良された信号が、例えば、米国
特許第 4,737,705号および第 5,182,979号で教示される
技術において用いる標準処理方法で処理される。この技
術において、一般に、処理方法は以下のようなものであ
る。送信部において、周波数信号が、ピストン、シリン
ダおよびその端部を境界とする空洞に導かれる。導かれ
た周波数は、ピストン行程に関連する全ての空洞長のTE
M1共振周波数を含む範囲にわたって変化する。受信部に
おいて、共振が、ピストン行程の各段階にわたり、また
比較回路を通して検出され、個々の共振が識別される。
計算により、TEM1共振が、空洞長、従ってピストン位置
に相関される。個々の処理技術が、シリンダ内にノイズ
が存在する環境における共振識別および信号処理の機能
を含む。90度だけ間隔をもたせる本発明により教示さ
れる改良された信号は、ノイズ制御に対する要求を減ら
し、共振の識別を単純化し、構成要素の性能基準に融通
性をもたせる。ピストン位置を検知するシステムが、シ
リンダ内の油圧流体に送信される周波数信号が変化する
形態の、油圧シリンダの流体内での電磁波を利用する。
変化する信号は、周波数の範囲をカバーし、その周波数
で、シリンダ、ピストンおよびシリンダ端から構成され
る空洞の共振が、ピストン行程の範囲にわたって生じ
る。周波数信号が、油圧流体において検知され、ピスト
ンの位置および動作パラメータの確認を可能にする検知
された周波数信号から情報が取り出される信号受信器に
送られる。
特許第 4,737,705号および第 5,182,979号で教示される
技術において用いる標準処理方法で処理される。この技
術において、一般に、処理方法は以下のようなものであ
る。送信部において、周波数信号が、ピストン、シリン
ダおよびその端部を境界とする空洞に導かれる。導かれ
た周波数は、ピストン行程に関連する全ての空洞長のTE
M1共振周波数を含む範囲にわたって変化する。受信部に
おいて、共振が、ピストン行程の各段階にわたり、また
比較回路を通して検出され、個々の共振が識別される。
計算により、TEM1共振が、空洞長、従ってピストン位置
に相関される。個々の処理技術が、シリンダ内にノイズ
が存在する環境における共振識別および信号処理の機能
を含む。90度だけ間隔をもたせる本発明により教示さ
れる改良された信号は、ノイズ制御に対する要求を減ら
し、共振の識別を単純化し、構成要素の性能基準に融通
性をもたせる。ピストン位置を検知するシステムが、シ
リンダ内の油圧流体に送信される周波数信号が変化する
形態の、油圧シリンダの流体内での電磁波を利用する。
変化する信号は、周波数の範囲をカバーし、その周波数
で、シリンダ、ピストンおよびシリンダ端から構成され
る空洞の共振が、ピストン行程の範囲にわたって生じ
る。周波数信号が、油圧流体において検知され、ピスト
ンの位置および動作パラメータの確認を可能にする検知
された周波数信号から情報が取り出される信号受信器に
送られる。
【0011】油圧シリンダの空洞において、共振周波数
以外では伝送信号に大きな損失が生じ、その共振周波数
は、あるピストン位置すなわち空洞長によるものであっ
て、エネルギが特定のモードの定常波に結合して、それ
によって大きな信号を生成する。技術的に、位置検知シ
ステムにおける変更は、ロッド上またはピストンのヘッ
ド側で空洞を有すること;特定のモードの定常波を励起
すること;および基本のTEM1以外の TEM調波の検知をす
ることである。説明を単純に且つ明確にするために、ピ
ストンのロッド側の空洞、 TEMモードでの励起、および
特定のピストン位置または空洞長に対する特定の共振周
波数の基本波の検知について説明する。図6−14は、
本発明を利用する電磁波ピストン位置検知システムにつ
いて開示する。基本共振周波数を検出する技術には多く
の方法があるが、米国特許第 5,325,063号に記載されて
いるように、共振包絡線の正及び負のスロープの基準レ
ベルとの交点を検出する技術が、共振信号の周波数の極
値を識別する際に非常に有効である。共振周波数信号包
絡線の正および負の部分の“ロックオン”ポイントを検
出しトラックするための“周波数ロックループ”回路を
使用し、それとともに、それらの“ロックオン”ポイン
トの位置レベルを、最大振幅dBおよびその位置レベル
での包絡線幅を参照して選択することが、検知システム
における装置およびサービス性能の相違を調節して、か
なり正確な共振周波数値を生成する計算を許容する。計
算が、共振に対する効果的な位置を定めるために利用さ
れる。
以外では伝送信号に大きな損失が生じ、その共振周波数
は、あるピストン位置すなわち空洞長によるものであっ
て、エネルギが特定のモードの定常波に結合して、それ
によって大きな信号を生成する。技術的に、位置検知シ
ステムにおける変更は、ロッド上またはピストンのヘッ
ド側で空洞を有すること;特定のモードの定常波を励起
すること;および基本のTEM1以外の TEM調波の検知をす
ることである。説明を単純に且つ明確にするために、ピ
ストンのロッド側の空洞、 TEMモードでの励起、および
特定のピストン位置または空洞長に対する特定の共振周
波数の基本波の検知について説明する。図6−14は、
本発明を利用する電磁波ピストン位置検知システムにつ
いて開示する。基本共振周波数を検出する技術には多く
の方法があるが、米国特許第 5,325,063号に記載されて
いるように、共振包絡線の正及び負のスロープの基準レ
ベルとの交点を検出する技術が、共振信号の周波数の極
値を識別する際に非常に有効である。共振周波数信号包
絡線の正および負の部分の“ロックオン”ポイントを検
出しトラックするための“周波数ロックループ”回路を
使用し、それとともに、それらの“ロックオン”ポイン
トの位置レベルを、最大振幅dBおよびその位置レベル
での包絡線幅を参照して選択することが、検知システム
における装置およびサービス性能の相違を調節して、か
なり正確な共振周波数値を生成する計算を許容する。計
算が、共振に対する効果的な位置を定めるために利用さ
れる。
【0012】図5を参照すると、 TE101の共振がTEM1の
共振に近い場合には、TE101 の共振が本発明の90度カ
プラ分離によって抑制されるときにのみ、共振信号の負
の部分にロックすることが可能なことが示される。図6
を参照すると、油圧シリンダの共振周波数のピークとピ
ストン位置との寸法的な相関関係が示される。図6にお
いて、図3の11のようなピストンが、シリンダ10の
中で両方向の矢印で示されるように、空洞16の延びき
った端部である限界40と、空洞16がつぶれると考え
られる閉端すなわちヘッド端部42に近接する限界41
の間のシリンダ10内で動く。さらに、共振周波数ピー
クと振幅の相関関係を表す図6のグラフにおいて、ピス
トンが、延びきった空洞の限界40から、つぶれた空洞
の限界41まで動いて、空洞長が短くなるにつれて、基
本共振振幅および周波数が非直線的に増加することをカ
ーブ43は示す。図7を参照すると、基準レベル(図示
せず)との正の交点45と負の交点46の間の周波数の
包絡線である共振周波数信号44の、ピーク領域47を
有する一般的な形状を示す油圧シリンダの振幅特性のカ
ーブを示す。
共振に近い場合には、TE101 の共振が本発明の90度カ
プラ分離によって抑制されるときにのみ、共振信号の負
の部分にロックすることが可能なことが示される。図6
を参照すると、油圧シリンダの共振周波数のピークとピ
ストン位置との寸法的な相関関係が示される。図6にお
いて、図3の11のようなピストンが、シリンダ10の
中で両方向の矢印で示されるように、空洞16の延びき
った端部である限界40と、空洞16がつぶれると考え
られる閉端すなわちヘッド端部42に近接する限界41
の間のシリンダ10内で動く。さらに、共振周波数ピー
クと振幅の相関関係を表す図6のグラフにおいて、ピス
トンが、延びきった空洞の限界40から、つぶれた空洞
の限界41まで動いて、空洞長が短くなるにつれて、基
本共振振幅および周波数が非直線的に増加することをカ
ーブ43は示す。図7を参照すると、基準レベル(図示
せず)との正の交点45と負の交点46の間の周波数の
包絡線である共振周波数信号44の、ピーク領域47を
有する一般的な形状を示す油圧シリンダの振幅特性のカ
ーブを示す。
【0013】電磁波油圧シリンダピストン位置検知シス
テムにおいて、ピーク領域の形状と、ロットとロットの
間の製造差に関する変数およびサービスにおける使用に
関するアイテムが多数存在しているという事実が、共振
時の挿入損失の正確な予測を不可能なものとする。限定
的な意味ではないが、例えば、そのような変数には、シ
リンダの大きさの違いによる電気的および油圧の両方の
シール漏れ、また、動作が静的であるか動的であるか、
動作方向の違い、温度応答の相違、圧力構成および汚染
のオイルの差異、および装置の寿命にわたる性能の差異
が含まれる。これらの各々、およびこれらを組み合わせ
たものが、正確に共振周波数を定めるのに悪影響を及ぼ
す。それらの変数は、包括的に、装置およびサービスの
違いとして呼ばれる。多くの装置およびサービスの差
と、図7および8の共振信号44のピーク領域の形状
が、共振時の挿入損失を過剰に変化させるように影響す
る。図8に関連して、その状況が説明され、共振の周波
数の包絡線がピークから離れた基準レベルで正および負
の交点を有する電磁波の共振が示される。図8におい
て、共振信号44が、正45の交点P1で基準レベル4
8と交わり、丸いピーク領域である頂点47を通り、そ
れからP2で示される負の交点46で基準レベルと交わ
り、しばしば反共振49に続くようになる周波数の包絡
線として示される。基準48は、ゲインスケール上で数
dBだけピーク領域47から離れている。
テムにおいて、ピーク領域の形状と、ロットとロットの
間の製造差に関する変数およびサービスにおける使用に
関するアイテムが多数存在しているという事実が、共振
時の挿入損失の正確な予測を不可能なものとする。限定
的な意味ではないが、例えば、そのような変数には、シ
リンダの大きさの違いによる電気的および油圧の両方の
シール漏れ、また、動作が静的であるか動的であるか、
動作方向の違い、温度応答の相違、圧力構成および汚染
のオイルの差異、および装置の寿命にわたる性能の差異
が含まれる。これらの各々、およびこれらを組み合わせ
たものが、正確に共振周波数を定めるのに悪影響を及ぼ
す。それらの変数は、包括的に、装置およびサービスの
違いとして呼ばれる。多くの装置およびサービスの差
と、図7および8の共振信号44のピーク領域の形状
が、共振時の挿入損失を過剰に変化させるように影響す
る。図8に関連して、その状況が説明され、共振の周波
数の包絡線がピークから離れた基準レベルで正および負
の交点を有する電磁波の共振が示される。図8におい
て、共振信号44が、正45の交点P1で基準レベル4
8と交わり、丸いピーク領域である頂点47を通り、そ
れからP2で示される負の交点46で基準レベルと交わ
り、しばしば反共振49に続くようになる周波数の包絡
線として示される。基準48は、ゲインスケール上で数
dBだけピーク領域47から離れている。
【0014】共振信号44を特定のピストン位置に相関
させる際に、精度の要求がより厳しくなるにつれて、共
振信号に対して、正確な実効周波数および位置の値を得
る必要性が次第に大きくなる。正確な測定を妨害する要
因の調節は、ピーク領域47から離れたゲインレベルで
基準48を選択することによって達成される。様々な理
由により、スレッショルドレベル48が共振ピーク領域
47よりもおよそ5dB低く設定されるとき、最高の性
能が得られる。設定されたスレッショルドからの大きな
偏差は、周波数のロックの損失、すなわち誤って周波数
をロックする原因となりうる。スレッショルドレベルか
らの僅かな偏差でさえも、精度誤差を大きくしてしま
う。共振の周期(Peff)に対する正確な実効値が、F
(P1,P2)として表現されるP1およびP2の関数
となり、最も単純な例が、方程式1で表される。 方程式1 F(P1,P2)=(P1+P2)/2 交点P1とP2の差が、P2/P1として表される共振
幅パラメータを決定し、ロードされる“Q”のような共
振幅パラメータを示す別の方程式が用いられることもで
きる。
させる際に、精度の要求がより厳しくなるにつれて、共
振信号に対して、正確な実効周波数および位置の値を得
る必要性が次第に大きくなる。正確な測定を妨害する要
因の調節は、ピーク領域47から離れたゲインレベルで
基準48を選択することによって達成される。様々な理
由により、スレッショルドレベル48が共振ピーク領域
47よりもおよそ5dB低く設定されるとき、最高の性
能が得られる。設定されたスレッショルドからの大きな
偏差は、周波数のロックの損失、すなわち誤って周波数
をロックする原因となりうる。スレッショルドレベルか
らの僅かな偏差でさえも、精度誤差を大きくしてしま
う。共振の周期(Peff)に対する正確な実効値が、F
(P1,P2)として表現されるP1およびP2の関数
となり、最も単純な例が、方程式1で表される。 方程式1 F(P1,P2)=(P1+P2)/2 交点P1とP2の差が、P2/P1として表される共振
幅パラメータを決定し、ロードされる“Q”のような共
振幅パラメータを示す別の方程式が用いられることもで
きる。
【0015】“ロックオン”レベル及び測定パラメータ
の選定に含まれる基準が、図9、10及び11に関連し
て示され、ここで、図9において、レベルの選定に含ま
れる考慮すべき事柄が与えられ、図10において、ピス
トン行程と情報を相関する“周期”および“カウント”
の期間の測定の際の利点がグラフで示され、図11にお
いて、周波数、周期、カウント、カウントの周期および
ピストン行程距離の静特性におけるシリンダのデータ
が、表形式で相関関係の例として示される。ピーク領域
47よりもおよそ5dB低く、交点間のP2/P1値を
高い値で、レベル48のゲインレベルを設定した場合
に、共振幅パラメータP2/P1値およびPeff が、ピ
ストン位置に相関されて、動作特性における表形式で表
され、Peff 値を通してインデックスされるテーブルに
記憶される。ピーク領域よりも任意の分(dB)低いと
ころのP2/P1値が、空洞のロードされる“Q”に独
自に関係する。図10において、グラフが、“周波数”
(Hz);1/周波数である“周期”;及び“カウン
ト”の変動を示す。“カウント”が、ピストン行程距離
に関連して、周波数の分割されたサンプルのカウンタ出
力として定義される。図10において、周波数曲線は、
直線的でなく、一方、“周期”および“周期”に比例す
る“カウント”曲線の両方が、直線的であり、従って、
ピストン行程に直接的に相関している。直線性は、“周
期”および“カウント”の期間における測定情報を得る
際に役立つ。
の選定に含まれる基準が、図9、10及び11に関連し
て示され、ここで、図9において、レベルの選定に含ま
れる考慮すべき事柄が与えられ、図10において、ピス
トン行程と情報を相関する“周期”および“カウント”
の期間の測定の際の利点がグラフで示され、図11にお
いて、周波数、周期、カウント、カウントの周期および
ピストン行程距離の静特性におけるシリンダのデータ
が、表形式で相関関係の例として示される。ピーク領域
47よりもおよそ5dB低く、交点間のP2/P1値を
高い値で、レベル48のゲインレベルを設定した場合
に、共振幅パラメータP2/P1値およびPeff が、ピ
ストン位置に相関されて、動作特性における表形式で表
され、Peff 値を通してインデックスされるテーブルに
記憶される。ピーク領域よりも任意の分(dB)低いと
ころのP2/P1値が、空洞のロードされる“Q”に独
自に関係する。図10において、グラフが、“周波数”
(Hz);1/周波数である“周期”;及び“カウン
ト”の変動を示す。“カウント”が、ピストン行程距離
に関連して、周波数の分割されたサンプルのカウンタ出
力として定義される。図10において、周波数曲線は、
直線的でなく、一方、“周期”および“周期”に比例す
る“カウント”曲線の両方が、直線的であり、従って、
ピストン行程に直接的に相関している。直線性は、“周
期”および“カウント”の期間における測定情報を得る
際に役立つ。
【0016】図9において、ゲイン値を増加し、挿入損
失値を減少する、4つの共振曲線の例A−Dが、ピーク
より例えば5dB低いところにある固定した測定レベル
に関連して示される。基準ラインEは、共振ピークより
も5dB低い一定の選択されたスレッショルドレベルで
ある。P2/P1が、基準レベルEと特定曲線との交点
での帯域幅によって分割されるPeff 中心周期となる。
曲線Aの場合、基準レベルEとの交点がないために、
“ロックオン”が検出されない。5dBの辺りの大きな
ゲインの増加が示される。曲線Bの場合、ポイント50
および51で交点が存在するが、それらの交点の間の帯
域幅を有するP2/P1値が、ピークより5dB低いと
ころのP2/P1値よりも小さい。およそ1dBのゲイ
ンの穏やかな増加が示される。曲線Dの場合、ポイント
52および53で交点が存在するが、それらの交点の間
の帯域幅を有するP2/P1値が、ピークより5dB低
いところのP2/P1値よりも大きく、ゲインの穏やか
な減少が示される。曲線Cの場合、交点間の帯域幅に対
するP2/P1値が、5dB低いピークレベルに対する
P2/P1値と等しく、ポイントP1およびP2で選定
され、各々45と46と示される。図4の送信部31か
らの周波数が増加し、特定の共振の“ロックオン”がP
1で生じると、一時的周波数を段階的に加え、周波数
を、P2の近くで、それよりも僅かに大きくなるまで動
かし、その結果、周波数ロック回路が、P2で負の交点
をサーチし、それにロックする。
失値を減少する、4つの共振曲線の例A−Dが、ピーク
より例えば5dB低いところにある固定した測定レベル
に関連して示される。基準ラインEは、共振ピークより
も5dB低い一定の選択されたスレッショルドレベルで
ある。P2/P1が、基準レベルEと特定曲線との交点
での帯域幅によって分割されるPeff 中心周期となる。
曲線Aの場合、基準レベルEとの交点がないために、
“ロックオン”が検出されない。5dBの辺りの大きな
ゲインの増加が示される。曲線Bの場合、ポイント50
および51で交点が存在するが、それらの交点の間の帯
域幅を有するP2/P1値が、ピークより5dB低いと
ころのP2/P1値よりも小さい。およそ1dBのゲイ
ンの穏やかな増加が示される。曲線Dの場合、ポイント
52および53で交点が存在するが、それらの交点の間
の帯域幅を有するP2/P1値が、ピークより5dB低
いところのP2/P1値よりも大きく、ゲインの穏やか
な減少が示される。曲線Cの場合、交点間の帯域幅に対
するP2/P1値が、5dB低いピークレベルに対する
P2/P1値と等しく、ポイントP1およびP2で選定
され、各々45と46と示される。図4の送信部31か
らの周波数が増加し、特定の共振の“ロックオン”がP
1で生じると、一時的周波数を段階的に加え、周波数
を、P2の近くで、それよりも僅かに大きくなるまで動
かし、その結果、周波数ロック回路が、P2で負の交点
をサーチし、それにロックする。
【0017】各シリンダピストン位置検知システムが、
個々に特徴を有する。このことは、検知システムが解像
できる程度に小さい位置の量で、ピストンを、空洞すな
わち(図6における40と41の間の)ストローク長の
範囲で増分的に(段階的に)移動させることによって成
され、一方で、P1およびP2での“周期”の値が、そ
れぞれ測定され、Peff およびP2/P1が計算され、
全てが各位置に対して記憶される。その増分は等しい必
要はない。通常、増分間の差は、より低い周波数ほど大
きくなる。更に、例えば16MHzでの各共振における
“カウント”数、及び16MHzのカウントの周期、送
信された周波数および送信された周波数の周期が、全て
ピストン行程距離に関係し、表形式で記憶される。記憶
された情報が、ストローク長の全体にわたって、各ピス
トン位置で共振周波数の静的に測定された情報を提供す
る。例えば図11に示されるようなルックアップテーブ
ルが、Peff (図示せず)のような適当なインデックス
を用いて、特徴情報を使用して構成され、そしてそれ
は、カウンタにおけるカウントを計算して、それをピス
トン行程に相関する際に利用される。ルックアップテー
ブルにある記憶された情報値が、使用の形態をとっても
よく、使用の度に、計算が、測定された値に基づいて行
われてもよい。
個々に特徴を有する。このことは、検知システムが解像
できる程度に小さい位置の量で、ピストンを、空洞すな
わち(図6における40と41の間の)ストローク長の
範囲で増分的に(段階的に)移動させることによって成
され、一方で、P1およびP2での“周期”の値が、そ
れぞれ測定され、Peff およびP2/P1が計算され、
全てが各位置に対して記憶される。その増分は等しい必
要はない。通常、増分間の差は、より低い周波数ほど大
きくなる。更に、例えば16MHzでの各共振における
“カウント”数、及び16MHzのカウントの周期、送
信された周波数および送信された周波数の周期が、全て
ピストン行程距離に関係し、表形式で記憶される。記憶
された情報が、ストローク長の全体にわたって、各ピス
トン位置で共振周波数の静的に測定された情報を提供す
る。例えば図11に示されるようなルックアップテーブ
ルが、Peff (図示せず)のような適当なインデックス
を用いて、特徴情報を使用して構成され、そしてそれ
は、カウンタにおけるカウントを計算して、それをピス
トン行程に相関する際に利用される。ルックアップテー
ブルにある記憶された情報値が、使用の形態をとっても
よく、使用の度に、計算が、測定された値に基づいて行
われてもよい。
【0018】図12において全体サイクルのイベント時
間チャートが与えられる。そのチャートにおいて、リセ
ット信号間の1サイクルで、T1からT5の5つの時間
セグメントがある。サイクル周期が、上昇および下降す
る“ロックオン”ポイントの各々に対する“サーチ“お
よび“ロック”周期を含み、また、周期、Peff 、およ
びP2/P1値が特定される計算および送信周期を含
み、その周期の後で、次のサイクルで使用される値が送
信される。図12において、T1での正の交点P1に対
するサーチおよびロックに続いて、カウントおよびリー
ド周期T2となる。T3での負の交点P2に対するサー
チおよびロックに続いて、カウントおよびリード周期T
4となる。周期T5において、Peff およびP2/P1
値が計算され、ルックアップテーブル値を有する比較演
算に送信されて、そこからピストン位置が決定される。
図12のチャートのイベントが、各サイクル、例えば2
0ミリ秒で実行される。実際は、必要とされる場合にの
み決定される。図13を参照すると、ピストン行程位置
での共振周波数ピークの振幅の差を補償する等化の調整
の範囲がグラフ的に示されている。図13において、曲
線54が、図6の曲線43に対応し、曲線55が、米国
特許第 5,182,979号に開示されているように、曲線54
の正反対のイコライザ信号曲線である。各ポイントでの
2つのゲイン値の組合せは、0dBのスロープを有する
エレメント56、すなわちゲイン基準レベルとなる。
間チャートが与えられる。そのチャートにおいて、リセ
ット信号間の1サイクルで、T1からT5の5つの時間
セグメントがある。サイクル周期が、上昇および下降す
る“ロックオン”ポイントの各々に対する“サーチ“お
よび“ロック”周期を含み、また、周期、Peff 、およ
びP2/P1値が特定される計算および送信周期を含
み、その周期の後で、次のサイクルで使用される値が送
信される。図12において、T1での正の交点P1に対
するサーチおよびロックに続いて、カウントおよびリー
ド周期T2となる。T3での負の交点P2に対するサー
チおよびロックに続いて、カウントおよびリード周期T
4となる。周期T5において、Peff およびP2/P1
値が計算され、ルックアップテーブル値を有する比較演
算に送信されて、そこからピストン位置が決定される。
図12のチャートのイベントが、各サイクル、例えば2
0ミリ秒で実行される。実際は、必要とされる場合にの
み決定される。図13を参照すると、ピストン行程位置
での共振周波数ピークの振幅の差を補償する等化の調整
の範囲がグラフ的に示されている。図13において、曲
線54が、図6の曲線43に対応し、曲線55が、米国
特許第 5,182,979号に開示されているように、曲線54
の正反対のイコライザ信号曲線である。各ポイントでの
2つのゲイン値の組合せは、0dBのスロープを有する
エレメント56、すなわちゲイン基準レベルとなる。
【0019】図14において、本発明の電磁波ピストン
位置検知システムのブロック線図が示される。図14に
おいて、図1−5に関連して示されるように、シリンダ
結合は、カプラの直接的分離の奇数倍が、シリンダの周
りの反対側の経路におけるカプラの分離となるものであ
る。シリンダ60において、ピストン61がロッド62
の先に点線で示される。送信カプラ63および受信カプ
ラ64が、シリンダ60の周上に90度離れて取りつけ
られ、さらに、送信カプラ63又は受信カプラ64から
90度離れたシリンダ60の周上のそれぞれに、長さを
選択された2つのダミーカプラ(図示せず)が備えられ
る。油圧流体が入る空洞65が、4分割の対称と同軸で
あり、定常波の伝搬が、TEMモードであり、近くのモ
ードが抑制される。強くはっきりした信号が、シリンダ
60におけるピストン62の行程全体にわたり各共振で
生成される。ピストン検知信号処理の送信部の一般的な
動作において、周波数信号が空洞65に導かれ、ピスト
ン行程全体に対応する全ての空洞長の全ての共振周波数
を含む範囲にわたって周波数を変化させる。受信部にお
いて、ピストン行程の各増分で受信される基本共振の周
波数信号が、スレッショルドレベルと比較され、比較回
路および計算により、特定の共振が、ピストン位置およ
び関係する状態の速度および加速度に相関される。
位置検知システムのブロック線図が示される。図14に
おいて、図1−5に関連して示されるように、シリンダ
結合は、カプラの直接的分離の奇数倍が、シリンダの周
りの反対側の経路におけるカプラの分離となるものであ
る。シリンダ60において、ピストン61がロッド62
の先に点線で示される。送信カプラ63および受信カプ
ラ64が、シリンダ60の周上に90度離れて取りつけ
られ、さらに、送信カプラ63又は受信カプラ64から
90度離れたシリンダ60の周上のそれぞれに、長さを
選択された2つのダミーカプラ(図示せず)が備えられ
る。油圧流体が入る空洞65が、4分割の対称と同軸で
あり、定常波の伝搬が、TEMモードであり、近くのモ
ードが抑制される。強くはっきりした信号が、シリンダ
60におけるピストン62の行程全体にわたり各共振で
生成される。ピストン検知信号処理の送信部の一般的な
動作において、周波数信号が空洞65に導かれ、ピスト
ン行程全体に対応する全ての空洞長の全ての共振周波数
を含む範囲にわたって周波数を変化させる。受信部にお
いて、ピストン行程の各増分で受信される基本共振の周
波数信号が、スレッショルドレベルと比較され、比較回
路および計算により、特定の共振が、ピストン位置およ
び関係する状態の速度および加速度に相関される。
【0020】図14において、図4で点線で囲われる送
信部31が、入力周波数信号を導体66を通じて入力カ
プラ63に送る構成要素66−71を含む。2つの電圧
制御された発振器67および68が、端子69で電圧信
号の存在の下で使用され、ピストン行程で遭遇されるべ
き共振周波数の例えば50MHzから1800MHzま
での範囲にわたるビート信号を生成する。およそ50M
Hzの低い周波数では、両方の発振器67および68が
およそ5000MHzとなり、一方で、およそ1800
MHzの高い周波数では、一つの発振器がおよそ500
0MHzで、もう一方の発振器がおよそ3200MHz
となる。発振器67および68の出力が、平衡形ミクサ
70に組み合わされ、ミクサ70は、ローパスフィルタ
71に順次出力する。点線で囲まれた図4の受信部33
が、構成要素82−89を含み、カプラ64から、タイ
ミングチャートの各サイクルで処理された共振周波数信
号が導体80を通じて送られる。受信部33において、
信号が、図13の機能を果たす増幅イコライザ回路8
2、検出要素83を通って、スレッショルド比較器84
に送られる。増幅イコライザ回路82が、図13の曲線
54が曲線55に適合するように、シリンダ60のイン
ピーダンスの逆数に実質的に等しくなるインピーダンス
を提供し、それによって、基本的なゼロスロープ基準5
6を作る。検出要素83が、スレッショルド比較器要素
84で一定のスレッショルド電圧と比較する際に使用す
る振幅を示す信号を提供する。
信部31が、入力周波数信号を導体66を通じて入力カ
プラ63に送る構成要素66−71を含む。2つの電圧
制御された発振器67および68が、端子69で電圧信
号の存在の下で使用され、ピストン行程で遭遇されるべ
き共振周波数の例えば50MHzから1800MHzま
での範囲にわたるビート信号を生成する。およそ50M
Hzの低い周波数では、両方の発振器67および68が
およそ5000MHzとなり、一方で、およそ1800
MHzの高い周波数では、一つの発振器がおよそ500
0MHzで、もう一方の発振器がおよそ3200MHz
となる。発振器67および68の出力が、平衡形ミクサ
70に組み合わされ、ミクサ70は、ローパスフィルタ
71に順次出力する。点線で囲まれた図4の受信部33
が、構成要素82−89を含み、カプラ64から、タイ
ミングチャートの各サイクルで処理された共振周波数信
号が導体80を通じて送られる。受信部33において、
信号が、図13の機能を果たす増幅イコライザ回路8
2、検出要素83を通って、スレッショルド比較器84
に送られる。増幅イコライザ回路82が、図13の曲線
54が曲線55に適合するように、シリンダ60のイン
ピーダンスの逆数に実質的に等しくなるインピーダンス
を提供し、それによって、基本的なゼロスロープ基準5
6を作る。検出要素83が、スレッショルド比較器要素
84で一定のスレッショルド電圧と比較する際に使用す
る振幅を示す信号を提供する。
【0021】“ロックオン”を示す信号すなわち要素8
4の比較信号が生じるとき、図8の交点P1に達する。
要素84からの信号が、逆転−非逆転増幅器85および
選択スイッチ86に入り、導体88を通じて電圧制御さ
れた発振器67にフィードバックする出力を有した積分
器87に送られる。逆転−非逆転増幅器85および選択
スイッチ86が、要素84からの信号を逆転する。コン
デンサ89が、ライン126および積分器87の入力の
間に接続される。ライン126上の電圧が、選択スイッ
チ86の位置を制御し、コンデンサ89からの電荷スパ
イクを作る。電圧が変化する間、コンデンサ89からの
電荷スパイクが、共振包絡線の下降する部分の近くであ
ってそれを越えないように、発振器67の周波数を一時
的に十分に増加させ、その結果、周波数をロックされた
ループ回路が、図8の交点P2にロックして、特定す
る。その動作は反転可能である。その回路は、交点P2
から交点P1に周波数をロックされたループを移す。点
線で囲まれた構成要素90−131を含む図4の制御部
35が、コントローラ90、コントローラ90への出力
をもつ“ルックアップ”記憶要素91、および前計数要
素92を備え、その前計数要素92は、イネーブル機能
を有し、送信部31の要素71の出力に接続される入力
と、ロック検出要素93に接続されるイネーブリング入
力を備え、その入力は、スレッショルド比較器84の出
力に接続される。前計数要素の出力は、回路逆止ダイオ
ード94を通って、点線で囲まれた、位置情報を解明す
るカウント手段95に入力される。カウント手段は、第
1“D”形フリップフロップ96;第2“D”形フリッ
プフロップ97;第1カウンタ98;第2カウンタ9
9;第3カウンタ100;“アンド”要素101および
精密発振器102から構成され、前記第1フリップフロ
ップ96は、“セット”入力、“応答”入力、“正”お
よび“逆転”出力を有し、前記精密発振器102は、コ
ントローラ90内に位置し、前縁部分および後縁部分で
別に検知されるのに十分明確な16MHzの方形パルス
を送出する。
4の比較信号が生じるとき、図8の交点P1に達する。
要素84からの信号が、逆転−非逆転増幅器85および
選択スイッチ86に入り、導体88を通じて電圧制御さ
れた発振器67にフィードバックする出力を有した積分
器87に送られる。逆転−非逆転増幅器85および選択
スイッチ86が、要素84からの信号を逆転する。コン
デンサ89が、ライン126および積分器87の入力の
間に接続される。ライン126上の電圧が、選択スイッ
チ86の位置を制御し、コンデンサ89からの電荷スパ
イクを作る。電圧が変化する間、コンデンサ89からの
電荷スパイクが、共振包絡線の下降する部分の近くであ
ってそれを越えないように、発振器67の周波数を一時
的に十分に増加させ、その結果、周波数をロックされた
ループ回路が、図8の交点P2にロックして、特定す
る。その動作は反転可能である。その回路は、交点P2
から交点P1に周波数をロックされたループを移す。点
線で囲まれた構成要素90−131を含む図4の制御部
35が、コントローラ90、コントローラ90への出力
をもつ“ルックアップ”記憶要素91、および前計数要
素92を備え、その前計数要素92は、イネーブル機能
を有し、送信部31の要素71の出力に接続される入力
と、ロック検出要素93に接続されるイネーブリング入
力を備え、その入力は、スレッショルド比較器84の出
力に接続される。前計数要素の出力は、回路逆止ダイオ
ード94を通って、点線で囲まれた、位置情報を解明す
るカウント手段95に入力される。カウント手段は、第
1“D”形フリップフロップ96;第2“D”形フリッ
プフロップ97;第1カウンタ98;第2カウンタ9
9;第3カウンタ100;“アンド”要素101および
精密発振器102から構成され、前記第1フリップフロ
ップ96は、“セット”入力、“応答”入力、“正”お
よび“逆転”出力を有し、前記精密発振器102は、コ
ントローラ90内に位置し、前縁部分および後縁部分で
別に検知されるのに十分明確な16MHzの方形パルス
を送出する。
【0022】要素94の出力が、フリップフロップ96
の入力103および“アンド”要素101の入力104
に接続される。カウンタ98の出力が、フリップフロッ
プ97の入力106に接続され、また、回路逆止ダイオ
ード107を通り、“アンド”要素101の残りの入力
108として用いられ、また、コントローラ90への入
力109としても用いられる。フリップフロップ96の
逆転出力110が、カウンタ98の入力111に接続さ
れ、カウンタ100の一つの入力112に接続される。
精密発振器102の出力113が、カウンタ99の入力
114およびフリップフロップ97の入力115に接続
される。カウンタ100の出力116が、コントローラ
90の入力117に接続される。フリップフロップ96
の正の出力118が、カウンタ99の入力119に接続
され、カウンタ99のオーバフローをカウンタ100に
運ぶ。フリップフロップ97の出力120が、カウンタ
99の入力121に接続される。カウンタ99の出力1
22が、カウンタ100の入力123に接続される。コ
ントローラ90が、端子124および125で、リセッ
ト信号を各々フリップフロップ96および積分器87に
与え、選択信号を導体126でスイッチ要素86に与え
る。
の入力103および“アンド”要素101の入力104
に接続される。カウンタ98の出力が、フリップフロッ
プ97の入力106に接続され、また、回路逆止ダイオ
ード107を通り、“アンド”要素101の残りの入力
108として用いられ、また、コントローラ90への入
力109としても用いられる。フリップフロップ96の
逆転出力110が、カウンタ98の入力111に接続さ
れ、カウンタ100の一つの入力112に接続される。
精密発振器102の出力113が、カウンタ99の入力
114およびフリップフロップ97の入力115に接続
される。カウンタ100の出力116が、コントローラ
90の入力117に接続される。フリップフロップ96
の正の出力118が、カウンタ99の入力119に接続
され、カウンタ99のオーバフローをカウンタ100に
運ぶ。フリップフロップ97の出力120が、カウンタ
99の入力121に接続される。カウンタ99の出力1
22が、カウンタ100の入力123に接続される。コ
ントローラ90が、端子124および125で、リセッ
ト信号を各々フリップフロップ96および積分器87に
与え、選択信号を導体126でスイッチ要素86に与え
る。
【0023】位置に関する計算を行うことに加えて、コ
ントローラ90は、要素91からの“ルックアップ”デ
ータを使用して比較演算を行い、ここで要素91は、全
ての記憶された値を含み、カウント手段95からの情報
を各処理サイクルで位置情報に送出する。コントローラ
90はまた、ピストン位置と、関連する速度及び加速度
情報を利用するために外部に送出する外部利用出力13
1を有する。本発明を実践する際の出発点を提供するた
めに、以下においてカウント例および説明を示す。構成
要素は標準的なものである。特定(definition)のため
に、カウンタが“クリア”にされると、それは作動せ
ず、全ての出力がゼロとなり、フリップフロップが“ク
リア”にされると、それは作動可能で、“セット”端子
がハイとなり、正の出力がゼロで、逆転出力が1とな
る。動作中、カウンタが、以下の状況の下で同期され
る。コントローラ90が、フリップフロップ96の“リ
セット”端子をローに保持し、フリップフロップをクリ
アされた状態に保つ。この状況において、正の出力11
8がローであり、入力119でもそれは保持され、その
結果、カウンタ99が、クリアされた状態であり、一方
で、フリップフロップ96の逆転される出力110がハ
イであり、カウンタ98および100をリセット状態に
保つ。ローであるカウンタ98の出力が、端子106を
通じてフリップフロップ97をクリアされた状態に保持
し、その逆転される出力120をハイにし、カウンタ9
9がフリップフロップ96の状態によりクリアされた状
態に保たれているとしても、端子121でカウンタ99
をイネーブルする。端子108のハイである状態は、
“アンド”要素101をイネーブルする。256で分割
される送信部の周波数が、端子103および104で伝
えられ、“アンド”ゲート101が、イネーブルされる
ため、それは、端子132でカウンタ98に伝えられ
る。そのカウンティングは、端子124でローからハイ
にリセット信号を変更するコントローラによってイネー
ブルされ、ライン133を介してフリップフロップ96
の“リセット”端子に伝えられる。ライン134および
135は変化しない。
ントローラ90は、要素91からの“ルックアップ”デ
ータを使用して比較演算を行い、ここで要素91は、全
ての記憶された値を含み、カウント手段95からの情報
を各処理サイクルで位置情報に送出する。コントローラ
90はまた、ピストン位置と、関連する速度及び加速度
情報を利用するために外部に送出する外部利用出力13
1を有する。本発明を実践する際の出発点を提供するた
めに、以下においてカウント例および説明を示す。構成
要素は標準的なものである。特定(definition)のため
に、カウンタが“クリア”にされると、それは作動せ
ず、全ての出力がゼロとなり、フリップフロップが“ク
リア”にされると、それは作動可能で、“セット”端子
がハイとなり、正の出力がゼロで、逆転出力が1とな
る。動作中、カウンタが、以下の状況の下で同期され
る。コントローラ90が、フリップフロップ96の“リ
セット”端子をローに保持し、フリップフロップをクリ
アされた状態に保つ。この状況において、正の出力11
8がローであり、入力119でもそれは保持され、その
結果、カウンタ99が、クリアされた状態であり、一方
で、フリップフロップ96の逆転される出力110がハ
イであり、カウンタ98および100をリセット状態に
保つ。ローであるカウンタ98の出力が、端子106を
通じてフリップフロップ97をクリアされた状態に保持
し、その逆転される出力120をハイにし、カウンタ9
9がフリップフロップ96の状態によりクリアされた状
態に保たれているとしても、端子121でカウンタ99
をイネーブルする。端子108のハイである状態は、
“アンド”要素101をイネーブルする。256で分割
される送信部の周波数が、端子103および104で伝
えられ、“アンド”ゲート101が、イネーブルされる
ため、それは、端子132でカウンタ98に伝えられ
る。そのカウンティングは、端子124でローからハイ
にリセット信号を変更するコントローラによってイネー
ブルされ、ライン133を介してフリップフロップ96
の“リセット”端子に伝えられる。ライン134および
135は変化しない。
【0024】カウンタ98と、カウンタ99−100の
組合せの同期するカウントは、ロック検出要素93が、
送信周波数の分割されたソースを与える要素92をイネ
ーブルするとき、ローからハイに代わるライン136か
ら始める。ライン134は、ローからハイに変化し、ラ
イン137を介して伝えられる16MHzのパルスの立
ち上がりエッジをカウントするカウンタ99をイネーブ
ルする。ライン134とライン137は非同期であるた
め、時間が重なることはない。ライン135は、ハイか
らローに変化し、カウンタ98および100をイネーブ
ルする。カウンタ98が、“アンド”101を通過して
入力132で伝えられるパルスの後縁をカウントする。
カウンタ98が、ライン136の前縁でイネーブルさ
れ、一方でカウントがパルスの後縁に基づくため、カウ
ンタ98の起動時に時間は重ならない。カウンタ98お
よびカウンタ99−100の組合せの同期するカウント
は、カウンタ98が共振の測定された周期の有効等量ま
でカウントするときに停止する。例えば、周期が130944
サイクルである場合、要素92で256で割ると51
1.5となる。例えば511.5のカウントで、その
0.5は最後のカウントの後縁であり、ライン138の
ローからハイへの変化が、フリップフロップ98をクリ
アされた状態から変更し、その結果、ライン137にお
ける次のローからハイへの遷移(16MHzのパルスの
次の前縁)が、ライン139をローとし、カウンタ99
−100の組合せにおけるカウントを停止する。カウン
ト処理が、ローとなるライン139によりディスエーブ
ルされる前に、カウンタ99−100の組合せが工程に
おける全ての遷移が完了する時間を有するであろうこと
を、フリップフロップ97の移送遅延が保証するため
に、カウントの停止の際に時間が重なることはない。ラ
イン140は、ハイからローに変化し、その信号は、コ
ントローラ90に対してカウントが終了したことを示す
ものである。ライン140は、カウンタ98を停止する
“アンド”101もディスエーブルする。カウンタにお
ける全ての“工程中の”遷移が、カウントが停止する前
に完了するため、時間が重なることがない。コントロー
ラは、タイミングサイクルのT2およびT4で、ライン
141を介してカウンタを読み取る。コントローラ90
が再びリセットライン133をローからハイに変更する
とき、カウントサイクルは繰り返す。
組合せの同期するカウントは、ロック検出要素93が、
送信周波数の分割されたソースを与える要素92をイネ
ーブルするとき、ローからハイに代わるライン136か
ら始める。ライン134は、ローからハイに変化し、ラ
イン137を介して伝えられる16MHzのパルスの立
ち上がりエッジをカウントするカウンタ99をイネーブ
ルする。ライン134とライン137は非同期であるた
め、時間が重なることはない。ライン135は、ハイか
らローに変化し、カウンタ98および100をイネーブ
ルする。カウンタ98が、“アンド”101を通過して
入力132で伝えられるパルスの後縁をカウントする。
カウンタ98が、ライン136の前縁でイネーブルさ
れ、一方でカウントがパルスの後縁に基づくため、カウ
ンタ98の起動時に時間は重ならない。カウンタ98お
よびカウンタ99−100の組合せの同期するカウント
は、カウンタ98が共振の測定された周期の有効等量ま
でカウントするときに停止する。例えば、周期が130944
サイクルである場合、要素92で256で割ると51
1.5となる。例えば511.5のカウントで、その
0.5は最後のカウントの後縁であり、ライン138の
ローからハイへの変化が、フリップフロップ98をクリ
アされた状態から変更し、その結果、ライン137にお
ける次のローからハイへの遷移(16MHzのパルスの
次の前縁)が、ライン139をローとし、カウンタ99
−100の組合せにおけるカウントを停止する。カウン
ト処理が、ローとなるライン139によりディスエーブ
ルされる前に、カウンタ99−100の組合せが工程に
おける全ての遷移が完了する時間を有するであろうこと
を、フリップフロップ97の移送遅延が保証するため
に、カウントの停止の際に時間が重なることはない。ラ
イン140は、ハイからローに変化し、その信号は、コ
ントローラ90に対してカウントが終了したことを示す
ものである。ライン140は、カウンタ98を停止する
“アンド”101もディスエーブルする。カウンタにお
ける全ての“工程中の”遷移が、カウントが停止する前
に完了するため、時間が重なることがない。コントロー
ラは、タイミングサイクルのT2およびT4で、ライン
141を介してカウンタを読み取る。コントローラ90
が再びリセットライン133をローからハイに変更する
とき、カウントサイクルは繰り返す。
【0025】十分な作動電圧は、およそ+24V、直流
である。導体66でカプラ63に伝送される信号が、お
よそ50MHzからおよそ1.6GHzに変化する。満
足な前計数要素92は、富士通により製造されるモデル
MB506であり、256で除するように設定される。
ロック検出器要素93は、並列接続された比較器により
構成される技術の、標準ウィンドウ比較器である。“ル
ックアップ”テーブル記憶要素91は、標準プログラマ
ブルリードオンリーメモリ要素であって、それらのいく
つかのモデルが、PROMSと呼ばれている。満足なP
ROMモデルは、テキサスインストルメンツ(TI)に
より製造されるTMS27PC512モデルである。コントローラ
要素は、標準的なマイクロプロセッサである。好ましい
マイクロプロセッサは、米国イリノイ州ロセル(Rosell
e) のモトローラにより製造されるMC68HC11モデルであ
る。カウンタ要素98および100は、標準的な集積回
路である。好ましい集積回路モデルは、TIにより製造
される 74HC 4040である。
である。導体66でカプラ63に伝送される信号が、お
よそ50MHzからおよそ1.6GHzに変化する。満
足な前計数要素92は、富士通により製造されるモデル
MB506であり、256で除するように設定される。
ロック検出器要素93は、並列接続された比較器により
構成される技術の、標準ウィンドウ比較器である。“ル
ックアップ”テーブル記憶要素91は、標準プログラマ
ブルリードオンリーメモリ要素であって、それらのいく
つかのモデルが、PROMSと呼ばれている。満足なP
ROMモデルは、テキサスインストルメンツ(TI)に
より製造されるTMS27PC512モデルである。コントローラ
要素は、標準的なマイクロプロセッサである。好ましい
マイクロプロセッサは、米国イリノイ州ロセル(Rosell
e) のモトローラにより製造されるMC68HC11モデルであ
る。カウンタ要素98および100は、標準的な集積回
路である。好ましい集積回路モデルは、TIにより製造
される 74HC 4040である。
【0026】カウンタ要素99は、別の標準的な集積回
路である。好ましいモデルは、モトローラにより製造さ
れる74HC161 である。“D”形フリップフロップが、モ
トローラにより製造されるモデル74HC74である。要素8
9は、200ピコファラドのコンデンサである。カウン
ト手段95の要素が、分かりやすく別個の組立体として
示されるが、それらの要素および機能が、中に容積を設
けることによってコントローラ内で容易に組み立てられ
ることは明らかであろう。油圧シリンダにおいて電磁波
を用いるピストン位置検知システムが、良好な信号に大
きく依存し、本発明がそのようなシステムを大きく改良
するものであることが、処理例より明らかである。これ
まで説明されてきたことは、油圧シリンダにおけるピス
トンの位置、速度および加速度の電磁波を検出する信号
を改良するものであり、それは、信号の検出能力を減少
させる望ましくないモードへの結合を抑止するように、
シリンダの周上で90だけ離した位置で、シリンダに入
力プローブおよび出力プローブを配置することによって
達成される。
路である。好ましいモデルは、モトローラにより製造さ
れる74HC161 である。“D”形フリップフロップが、モ
トローラにより製造されるモデル74HC74である。要素8
9は、200ピコファラドのコンデンサである。カウン
ト手段95の要素が、分かりやすく別個の組立体として
示されるが、それらの要素および機能が、中に容積を設
けることによってコントローラ内で容易に組み立てられ
ることは明らかであろう。油圧シリンダにおいて電磁波
を用いるピストン位置検知システムが、良好な信号に大
きく依存し、本発明がそのようなシステムを大きく改良
するものであることが、処理例より明らかである。これ
まで説明されてきたことは、油圧シリンダにおけるピス
トンの位置、速度および加速度の電磁波を検出する信号
を改良するものであり、それは、信号の検出能力を減少
させる望ましくないモードへの結合を抑止するように、
シリンダの周上で90だけ離した位置で、シリンダに入
力プローブおよび出力プローブを配置することによって
達成される。
【0027】本発明の別の態様、目的および利点は、図
面、発明の詳細な説明および特許請求の範囲を検討する
ことによって得られる。
面、発明の詳細な説明および特許請求の範囲を検討する
ことによって得られる。
【図1】油圧シリンダ上の送信カプラと受信カプラの相
対的な配置を示した斜視図である。
対的な配置を示した斜視図である。
【図2】送信カプラおよび受信カプラの相対的な配置の
角度を図式的に示したものである。
角度を図式的に示したものである。
【図3】本発明の好ましい同軸の実施例におけるカプラ
位置の図式的な横断面図である。
位置の図式的な横断面図である。
【図4】図3のラインIV−IVに沿った横断面図であり、
本発明の好ましい実施例における入力、出力およびダミ
ーカプラの配置および接続を示す。
本発明の好ましい実施例における入力、出力およびダミ
ーカプラの配置および接続を示す。
【図5】カプラ位置に関連して、共振信号特性の比較を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図6】油圧シリンダの共振周波数ピークと、ピストン
行程の延びきった限界とつぶれた限界の間のピストン位
置との相関関係を示す。
行程の延びきった限界とつぶれた限界の間のピストン位
置との相関関係を示す。
【図7】共振周波数ピークでの油圧シリンダの増幅特性
曲線の一部である。
曲線の一部である。
【図8】ゲインと、基準レベルと正および負のスロープ
との交点を持つ電磁波共振の時間および周期を示すグラ
フであり、有効な共振位置を示す。
との交点を持つ電磁波共振の時間および周期を示すグラ
フであり、有効な共振位置を示す。
【図9】特定のゲインレベルで共振の正および負のスロ
ープ上の点を選択し、それにロックするのに考慮すべき
事項を示す。
ープ上の点を選択し、それにロックするのに考慮すべき
事項を示す。
【図10】ピストン行程に相関される周波数、周期およ
びカウントの変動を示すグラフである。
びカウントの変動を示すグラフである。
【図11】シリンダの静特性の間に作られるピストン位
置に相関する共振情報を表形式にした一例である。
置に相関する共振情報を表形式にした一例である。
【図12】実行される計算を示すサイクルイベント時間
チャートである。
チャートである。
【図13】処理における等価の効果の範囲をグラフで示
したものである。
したものである。
【図14】電磁波ピストン位置検知における信号処理の
機能的なブロック線図である。
機能的なブロック線図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デニー モーガン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92122 サン ディエゴ シュタインベッ ク アベニュー 7264 (72)発明者 ジェームズ アール ターバ アメリカ合衆国 イリノイ州 60447 ミ ヌーカ バッファロー ドライヴ 706
Claims (19)
- 【請求項1】 電磁波の共振周波数を示す信号が、シリ
ンダの外部に延びる入力および出力プローブを通じて、
シリンダの流体に導かれ、検知される形式のピストン位
置検知システムを備える、油圧シリンダ、ピストン及び
ロッドの組合せにおいて、 前記シリンダ内部の前記入力および出力プローブが、前
記シリンダの周面上で90度離れて位置していることを
特徴とする組合せ。 - 【請求項2】 前記プローブが、前記シリンダの端部の
近くに位置することを特徴とする請求項1に記載の組合
せ。 - 【請求項3】 前記プローブが、前記ロッドを取り囲む
前記シリンダ部に位置することを特徴とする請求項1に
記載の組合せ。 - 【請求項4】 前記プローブが、前記シリンダの端部の
近くに位置することを特徴とする請求項3に記載の組合
せ。 - 【請求項5】 ピストン位置を検知する油圧シリンダ、
ピストン及びロッド組合せ構造であって、 油圧シリンダと、 電気信号入力プローブと、 電気信号出力プローブを備え、 前記油圧シリンダは、第1の端部に第1閉端部材と、残
りの端部に第2ロッド受け入れ閉端部材を有し、 更に前記油圧シリンダは、前記閉端間で流体圧力に指向
される移動を行うようになったピストンを有し、 前記ピストンには、前記ロッド受け入れ閉端部を通り、
前記シリンダの外部に伸長するロッドが取りつけられ、 前記入力プローブおよび前記出力プローブの各々が、前
記シリンダ内部に伸長して、前記シリンダ内の油圧流体
と接触し、 前記入力プローブおよび前記出力プローブが、前記シリ
ンダの周上で90度離れて位置することを特徴とする構
造。 - 【請求項6】 前記入力プローブおよび前記出力プロー
ブが、前記第1閉端部材近くの前記シリンダ上に位置す
ることを特徴とする請求項5に記載の構造。 - 【請求項7】 前記入力プローブおよび前記出力プロー
ブが、前記第2ロッド受け入れ閉端部材近くの前記シリ
ンダ上に位置することを特徴とする請求項5に記載の構
造。 - 【請求項8】 第1ダミープローブおよび第2ダミープ
ローブを含み、 前記第1ダミープローブが、前記出力プローブから離れ
る方向に、前記油圧シリンダの周回りに前記入力プロー
ブから90度離れて位置しており、 前記第2ダミープローブが、前記入力プローブから離れ
る方向に、前記油圧シリンダの周回りに前記出力プロー
ブから90度離れて位置することを特徴とする請求項5
に記載の構造。 - 【請求項9】 前記入力プローブおよび前記出力プロー
ブが、ループ磁気カプラであることを特徴とする請求項
5に記載の構造。 - 【請求項10】 第1ダミープローブおよび第2ダミー
プローブを含み、前記第1ダミープローブが、前記出力
プローブから離れる方向に、前記油圧シリンダの周回り
に前記入力プローブから90度離れて位置しており、前
記第2ダミープローブが、前記入力プローブから離れる
方向に、前記油圧シリンダの周回りに前記出力プローブ
から90度離れて位置することを特徴とする請求項9に
記載の構造。 - 【請求項11】 少なくとも1つの前記ダミープローブ
が、選択される共振信号特性に関連する長さを有するこ
とを特徴とする請求項10に記載の構造。 - 【請求項12】 シリンダ内のピストン位置に相関する
油圧シリンダの流体における電磁波の共振周波数を示す
信号を検知する装置において、前記共振周波数電磁波信
号の改良された信号形成を与える手段が、 電磁波信号を前記油圧流体内に導くために前記シリンダ
壁を通って延び、前記シリンダの周上の第1位置に位置
する入力プローブと、 前記油圧流体内の電磁波を検知するために前記シリンダ
壁を通って延び、前記シリンダの周上の第2位置に位置
する出力プローブとを備え、 前記第1位置および前記第2位置が、前記周上で、前記
周回りの第1の方向に前記周上の分離距離だけ離され、
前記第1の方向と反対の周回りの方向に前記分離距離の
奇数倍だけ離されていることを特徴とする信号形成手
段。 - 【請求項13】 前記入力プローブおよび前記出力プロ
ーブが、前記シリンダの閉端部材の近くで、前記シリン
ダ上に配置されることを特徴とする請求項12に記載の
信号形成手段。 - 【請求項14】 前記入力プローブおよび前記出力プロ
ーブが、前記シリンダのロッド受け入れ閉端部材の近く
で、前記シリンダ上に配置されることを特徴とする請求
項12に記載の信号形成手段。 - 【請求項15】 前記分離距離が、前記周上の90度の
弧によって定義されることを特徴とする請求項13に記
載の信号形成手段。 - 【請求項16】 前記分離距離が、前記周上の90度の
弧によって定義されることを特徴とする請求項14に記
載の信号形成手段。 - 【請求項17】 第1ダミープローブおよび第2ダミー
プローブを含み、前記第1ダミープローブが、前記出力
プローブから離れる方向に、前記油圧シリンダの周回り
に前記入力プローブから90度離れて位置しており、前
記第2ダミープローブが、前記入力プローブから離れる
方向に、前記油圧シリンダの周回りに前記出力プローブ
から90度離れて位置することを特徴とする請求項16
に記載の信号形成手段。 - 【請求項18】 前記入力プローブおよび前記出力プロ
ーブが、ループ磁気カプラであることを特徴とする請求
項17に記載の信号形成手段。 - 【請求項19】 少なくとも1つの前記ダミープローブ
が、選択された共振信号特性に関連する長さを有するこ
とを特徴とする請求項18に記載の信号形成手段。
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US08/437735 | 1995-05-09 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JPH08303411A (ja) |
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-
1995
- 1995-05-09 US US08/437,735 patent/US5617034A/en not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-04-01 GB GB9606890A patent/GB2300715B/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-05-09 DE DE19618710A patent/DE19618710A1/de not_active Withdrawn
- 1996-05-09 JP JP8114692A patent/JPH08303411A/ja active Pending
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